JP3053379U - セラミック製小型燻製器 - Google Patents

セラミック製小型燻製器

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JP3053379U
JP3053379U JP1998002319U JP231998U JP3053379U JP 3053379 U JP3053379 U JP 3053379U JP 1998002319 U JP1998002319 U JP 1998002319U JP 231998 U JP231998 U JP 231998U JP 3053379 U JP3053379 U JP 3053379U
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JP
Japan
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smoke
chip
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ceramic
heat
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JP1998002319U
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Inventor
修身 池谷
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修身 池谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭の台所で使用できる、煙を出さないで薫
製の製造ができる小型の燻製器を提供する。 【解決手段】 セラミックででき、逆ドームの形状をし
た薫煙室本体は、その上部開口部に排煙をコントロール
するレギュレイターを備えたフタが乗っており、その下
部開口部は上部開口部の数分の一の大きさであり、そこ
に置かれチップを加熱する加熱板の上に置かれる構造を
した物。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、家庭等で簡便に燻製品の製造を楽しむ事ができる装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来の燻製器は金属製がほとんどであり、また簡易なものとしてはダンボール 製の物が在る。しかしいずれも薫煙するためのチップを加熱する熱源が薫煙室に 内蔵された物が大半であり温薫(70度c以下)するためには温度のコントロー ルが難しく、それを実現するためには温度上昇を避けるため薫煙室を大きくする 必要が在った。また燻製するものによっては、たとえば鳥肉、肝臓等は一旦70 度c程度の温度でボイルする必要が在った。また、薫煙時には煙が大量に発生し 家庭の台所で手軽に薫製を楽しむには程遠い状態であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
食味の良い燻製品は温薫された物である。そのため薫煙温度が70度c以上に 上がらないように温度調整できる必要が在ること、低温殺菌牛乳で知られている ように、60度c近辺の温度が薫煙物の内部まで達して、薫煙物を殺菌できるこ と、家庭の台所で薫煙できるためには煙が大量に発生しないことが必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、薫煙チップの加熱部分の熱が薫煙室にこもってそこ の温度が必要以上に上昇しない様に、薫煙室と、チップ加熱部分を分離し、また 薫煙室に温度計をセット、適温を保ようにチップ加熱温度をコントロールする。 チップが燃えて煙を発生させないで、チップのエッセンスで薫煙するために、直 接チップに火をつけないで間接加熱で酸欠状態で薫煙するとともに薫煙が薫煙室 より外部に散逸しないようにレギュレイターにより煙の排出をコントロールでき るようにする。薫煙室を遠赤外線放射体であるセラミックにすることによって、 あったまったセラミックの放射する遠赤外線が薫煙物の内部にまで浸透しそれを 加熱殺菌する。
【0005】
【考案の実施の形態】
上記の様に構成された燻製器で薫煙すると、台所のガス台(9)等で熱せられ た加熱板(5)はその上に置かれたチップ(4)を熱して、まずチップ(4)の エッセンスが揮発しはじめる。そして加熱温度をコントロールすることによって チップ(4)に着火しないで、チップ(4)が酸欠状態で炭化するていどに加熱 することによって煙の発生を押さえながら薫煙でき、またレギュレーター(3) を調整することによって排煙を押さえることができる。また薫煙室本体(1)は 、加熱板(5)よりの輻射熱、熱伝導によりあっためられるが、それはセラミッ クでできておりその放射する遠赤外線は薫煙物(8)の内部に浸透、効率よく加 熱殺菌する。
【0006】
【実施例】
実施例について図面を参照にして説明すると、 [1]図1において、一般家庭で使われているガス台(9)に置かれた加熱板(5) (ナベ、フライパン等)にフタ(2)が乗る上部開口部とその数分の一の大きさ の下部開口部を持った逆ドームの形状をしたセラミック製の薫煙室本体(1)を 置き、その下部開口部をチップ(4)おきばとする。 [2]下部開口部のチップ(4)おきばに、1〜2にぎりのチップ(4)を投入す る [3]薫煙室本体(1)にスノコ(7)をセットしその上に薫煙物(8)を置き フタ(2)をする。 [4] ガス台(9)に点火して加熱板(5)を介してチップ(4)を加熱する。 [5] 中火以下でゆっくり加熱して、レギュレイター(3)の排気口から少し煙 がでだしたら、排気口の開度を調整して煙の出を抑える [6] 温度計(6)を見て薫煙室の温度が60〜70度cを保ようにガス台(9 )の火力を調整する [7] ガス台(9)に点火して1〜1.5時間でチップ(4)は炭化して薫煙は終 了する。 [8] 1回のチップ投入量で薫煙が不足と思われたら、炭化した1回目のチップ を取り除き2回目のチップを投入する。
【0007】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているもので、以下に記載されるよう な効果がある。加熱板(5)に接する薫煙室本体(1)はその下部開口部のチッ プ(4)おきばだけであり、その面積は小さく、加熱板(5)より流入する熱の 影響を最低限に抑えることができる。そして逆ドームの形状をしているので、そ の放熱効果が薫煙室の温度上昇を抑え、また薫煙室の大きさを確保できるので温 薫用薫製器として従来品の数分の1大きさにすることができた。また、チップ( 4)は薫煙室本体(1)の小面積の下部開口部にかためられており、加熱されて も酸欠状態なので着火できず、炭化するだけであり、チップ(4)のもつエッセ ンスを放出するが、燃えて煙を出すことがなく、レギュレイター(3)を調整す ることにより、放出される薫煙(エッセンス)を薫煙室に閉じ込めて有効利用で きるとともに、薫製づくりに宿命の煙から開放され、薫製づくりをアウトドアか ら台所での薫製づくりへとすることができた。そして美味しい薫製品は70度c 以下でする温薫であるが、温度が低すぎると(60度c以下)殺菌効果がうすれ 、薫煙物(鳥肉、肝臓等)によってはボイルする必要がある。しかし薫煙室本体 (1)を遠赤外線を放射するセラミックにすることによって、あたためられた薫 煙室本体(1)から放射する遠赤外線が薫煙物(8)の内部からも加熱するので 薫煙室の温度を70度c程度に保てば薫煙物(8)を殺菌するに足る熱を加える ことができ、ボイルの工程が省け、そしてボイルすることによって失われる旨味 、栄養等の損失を防ぐことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の断面図 この図は考案品の断面を示し構造と使用方法を説明する
図である。
【符号の説明】
1 薫煙室本体 2 フタ 3 レギュレイター 4 チップ 5 加熱板 6 温度計 7 スノコ 8 薫煙物 9 ガス台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックでつくられ、逆ドームの形状
    をした薫煙室本体(1)は、その上部の開口部には、排
    煙を調整するレギュレイター(3)を備えたフタ(2)
    が乗っており、またその下部も開口部になっていて、そ
    の大きさは上部開口部の数分の一であって、下部開口部
    に置かれる薫煙チップ(4)を加熱する加熱板(5)の
    上に置かれる構造をした燻製器。
JP1998002319U 1998-03-25 1998-03-25 セラミック製小型燻製器 Expired - Lifetime JP3053379U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8727430B2 (en) 2011-03-14 2014-05-20 Webasto SE Roof arrangement and method for producing a roof arrangement
JP2014230535A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 東京瓦斯株式会社 燻製製造用缶詰
JP2019035525A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 株式会社ハーマン 調理容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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