JP3053236B2 - 塑性材料成形プレスの原点出し方法 - Google Patents

塑性材料成形プレスの原点出し方法

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JP3053236B2
JP3053236B2 JP5083891A JP5083891A JP3053236B2 JP 3053236 B2 JP3053236 B2 JP 3053236B2 JP 5083891 A JP5083891 A JP 5083891A JP 5083891 A JP5083891 A JP 5083891A JP 3053236 B2 JP3053236 B2 JP 3053236B2
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JP
Japan
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press
mold
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plastic material
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喜久雄 内田
良明 寺嶋
義和 西
行伸 河野
健一 村井
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SMCやFRP等の塑
性材料成形プレスの原点出し方法に関し、特に金型交換
や続行に際して、誤りなくプレス成形することができる
塑性材料成形プレスの原点出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレス成形に際しては、生産スケ
ジュ−ルに合わせて成形プレスの金型交換を行い、プレ
ス作業の始めに金型を閉塞して原点出しを行っている。
そして、各装置の位置設定を行ってプレス成形を開始し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、成形プレスの
電源を切ると、電源を再投入する度に上記した金型の原
点出しを行う必要があった。また、操作者が金型の原点
出しを行うと、常に同一になるとは限らず、さらに原点
処理を以前にした金型と誤って判断して異なる金型を取
り付けて原点処理を行った場合、前回のプレス作業と異
なる値となるが、その正しいか否かの判別ができず、プ
レス作業が開始して気がつくという事態もあった。
【0004】また、実負荷をかけずに原点出しを行う場
合の大型のプレス成形にあっては、その実負荷によるフ
レームの歪みが発生し、精度よくプレス成形できないも
のであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、成形
プレスに設置した金型を原点出しするときに、実負荷を
かけたときの原点を成形プレスのプログラム操作用のメ
モリ部に呼び出し自在に登録して記憶しておき、成形プ
レスに金型を交換する場合または継続して使用する場合
上記金型の実負荷をかけたときの原点設定を、上記し
たメモリ部に登録した実負荷をかけたときの原点と自動
的に照合し、使用にあたっての原点設定と上記の予め登
録した原点とが同一でなければ警報等を発するように形
成したことを特徴とする塑性材料成形プレスの原点出し
方法を提供するにある。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて説明す
る。図1以下は、本発明の一実施例である。SMCやF
RP等の塑性材料の成形プレス1は、図1のようにクラ
ウン部2に加圧シリンダ−3を配設し、アップライト4
間にスライド5をベッド6に対向して昇降自在に配設し
ている。また、ベッド6の4隅部に油圧サ−ボシリンダ
−の平衡支持装置7を垂設し、この平衡支持装置7でス
ライド5を平衡に支持して、スライド5、ベッド6に固
着した金型8の下金型9に搭載するシ−ト状の塑性材料
10を下金型9と上金型11で精度よくプレス成形でき
るようにしている。上記した成形プレス1には、図のよ
うに側部に制御装置12を配設し、この制御装置12に
よってプログラム制御できるようにしている。
【0007】上記金型8の原点出しは、金型8を成形状
態として閉塞し、平衡支持装置7でスライド5を支持
し、加圧シリンダ−3でスライド5に所定の実負荷をか
けてスライド5の側部にそって配設したリ−ニアスケ−
ルのような位置検出器13でスライド5の位置を検出し
て行うようにしている。そして、この原点位置を制御装
置12のプログラムのメモリ部(図示せず)に送信し、
その金型番号に対応して原点を登録し、呼び出し自在に
記憶するようにしている。
【0008】そして、プレス成形にあたっては、制御装
置12による所定の操作で、実負荷をかけたときの金型
8の原点設定を制御装置12の表示部13に表示する一
方、上記のようにして予め登録した原点位置を表示部1
3に表示させて比較し、一致すればプレス成形を開始で
きるようにしている。原点が一致しなければ、やり直し
たり、金型番号などのデ−タ−を調べて確認していく。
これらのことは、次に説明するように金型原点監視プロ
グラムで管理するようにしている。
【0009】図2、図3は、上記した金型原点監視のフ
ロ−チャ−トの一例である。プログラムスケジュ−ルに
したがって金型を選択して成形プレスに装着すると、図
2のように金型原点処理済か否かが表示され、いずれか
を選択する。原点処理を行うのであれば、上記したよう
にして行い、すでに行われているのであれば、念のため
新規の金型でない確認ができるようにしている。
【0010】金型の原点処理をする場合、制御装置のプ
ログラムメモリから登録した実負荷をかけたときの原点
に関するデ−タが送信される。スペ−サ−を使用する
か、しないか選択し、スライド、平衡支持装置の出力、
スペ−サ−の厚みを設定していく。そして、金型原点処
理して、制御装置から送信される登録した原点デ−タ−
と比較し、設定した実負荷をかけた原点と登録した原点
とが一致していれば、金型原点処理正常であることを表
示部に送信して終了する。上記した原点が相違していれ
ば、やり直す。このようにして、新原点であれば、プロ
グラムのメモリ部に登録していき、プレス用のパラメ−
タ−設定へ移行してプレス成形していくものである。
【0011】したがって、金型の原点出しを誤りなく、
実行することができ、誤ってプレス成形するのを防止で
きる。なお、続けて金型を使用する場合には、原点出し
作業を省略して、メモリ部に登録した金型原点を呼び出
してプレス成形を開始してもよい。
【0012】上記では、特に、金型の原点出しをプレス
成形状態のように実負荷をかけて行うので、2000〜
3000トンといった大型の成形プレスでの負荷による
フレ−ムの歪みの補正がはかれ、精度よくプレス成形で
きて好ましい。
【0013】なお、実施例では、平衡支持装置を配置し
たものについて説明したが、平衡支持装置なしの成形プ
レスにも適用できるものである。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、金型を
原点出しするときに、プログラム操作用のメモリ部に登
録して記憶した実負荷をかけたときの金型の原点を自在
に呼び出すことができ、負荷によるフレームの歪みの補
正がはかれ、精度よくプレス成形できる。また、前に使
用した金型を交換したり、続けて金型を使用する場合、
原点位置をプログラムメモリに登録して記憶したデ−タ
−と照合して確認することができる。そのため、作業の
能率化がはかれるとともに、誤ってプレス成形するのを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の成形プレスの概要図、
【図2】同上の金型原点出し方法のフロ−チャ−ト、
【図3】同上のフロ−チャ−トのつづき部。
【符号の説明】 1…成形プレス 8…金型 12…
制御装置 13…表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 義和 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工 株式会社明石工場内 (72)発明者 河野 行伸 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工 株式会社明石工場内 (72)発明者 村井 健一 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工 株式会社明石工場内 (56)参考文献 特開 昭59−153600(JP,A) 特開 昭62−156919(JP,A) 実開 昭63−192807(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 43/36 - 43/42 B29C 43/58 B29C 33/20 - 33/30 B29C 45/64 - 45/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形プレスに設置した金型を原点出しす
    るときに、実負荷をかけたときの原点を成形プレスのプ
    ログラム操作用のメモリ部に呼び出し自在に登録して記
    憶しておき、 成形プレスに金型を交換する場合または継続して使用す
    る場合の上記金型の実負荷をかけたときの原点設定を、
    上記したメモリ部に登録した実負荷をかけたときの原点
    と自動的に照合し、使用にあたっての原点設定と上記の
    予め登録した原点とが同一でなければ警報等を発するよ
    うに形成したことを特徴とする塑性材料成形プレスの原
    点出し方法。
JP5083891A 1991-02-21 1991-02-21 塑性材料成形プレスの原点出し方法 Expired - Lifetime JP3053236B2 (ja)

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JPH05185451A JPH05185451A (ja) 1993-07-27
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