JP3052545B2 - カード型データベース処理装置 - Google Patents

カード型データベース処理装置

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JP3052545B2
JP3052545B2 JP4054019A JP5401992A JP3052545B2 JP 3052545 B2 JP3052545 B2 JP 3052545B2 JP 4054019 A JP4054019 A JP 4054019A JP 5401992 A JP5401992 A JP 5401992A JP 3052545 B2 JP3052545 B2 JP 3052545B2
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隆弘 紀伊
均 松本
ひとみ 馬場
文雄 本田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】パーソナルコンピュータや, ワー
クステーションで、テキスト情報やイメージ情報などを
素材情報とし、一つの作品をつくるようなシステムをオ
ーサリングツールと呼ぶが、本発明は、このオーサリン
グツールのうち、作品がある一纏まりの単位(カード)
の複数枚の集合から成るようなカード群 (データベー
ス) を処理するカード型データベース処理装置に関す
る。
【0002】カードにはボタン (リンク先指示ボタン)
が存在する場合もあり、これは他のカードを表示する機
能(リンク機能)である。又、1つのカードは複数のボ
タンを持つ(複数のリンクを張る)ことができる。
【0003】大量のカードを編集する際には、作成した
作品全体を見渡したい場合がある。又、カードの枚数が
数百、数千に及ぶと、複数枚の関連性のあるカードをグ
ループ化し、作品全体が階層的な構造になることもあ
る。
【0004】従って、これらのカード群の内容や、リン
ク状態や、グループの状態を効果的に認識することがで
きるように表示する処理装置が必要とされる。
【0005】
【従来の技術】図10〜図12は、従来のカード型デー
タベース処理装置を説明する図であり、図10は、該カ
ード型データベース処理装置の構成例を示し、図11
は、カードの例を示し、図12は、従来のカードの一覧
表の表示例を示している。
【0006】従来のカード型データベース処理装置は、
例えば、図10に示した構成をとっている。即ち、画面
上に表示するテキスト情報やイメージ情報を一纏まりと
したカードを複数枚作成、編集、表示するようなカード
型データベース処理装置であって、全体の動きを監視す
る主制御装置 01,キーボード、マウスなどの入力装置 0
3 と, そのイベントを監視する入力制御装置 02,カード
の編集・作成を管理するカード編集装置 04,テキストや
イメージなどの素材データを保存する素材データ格納装
置 06,編集したカードの情報、例えば、参照している素
材データやカードの番号を保存する編集データ格納装置
07,データの読み出し、書き込みを行なうデータ読み出
し書き込み装置 05,カードを表示するための表示装置
(ディスプレイ)09とその制御を行なう表示制御装置 08,
カードの縮小イメージ (小) を管理する縮小イメージ
(小) 管理装置(13)、縮小イメージを保存する縮小イメ
ージ (小)格納装置(14)からなる。 先ず、カードは図
11で示されるように、テキスト(例1,2,3)やイ
メージを、上記素材データ格納装置 06 から読み出し、
主制御装置 01 上で編集して、カード上の任意の場所に
配置して作成し、所定の大きさの縮小イメージ(小)に
縮小して、縮小イメージ (小) 格納装置 14 に格納す
る。
【0007】該作成したカードを一覧表にして見る{こ
の縮小イメージ (小) の一覧表によりカード群の全体を
表示する装置については、本願出願人が先願している特
願平3−4213号「カード型データ処理装置」に開示
している}場合、従来の方法では、図12に見られるよ
うに、各カードの縮小イメージ (小) を、該縮小イメー
ジ (小) 格納装置 14 から読み出し、画面上に複数個表
示し、その縮小イメージ (小) から得る直観的な記憶
(色や、面積、配置など)によってカードの内容を推定
していた。
【0008】これによって、参照したい任意のページを
捜し出したり、編集作業がどの程度進んでいるかを認識
することができる。又、一覧表示機能の拡張として、内
容的に纏まったカード同士をグループ化し、カード全体
を階層的に構造化することができた。これによってカー
ドデータベースの管理をより効率的に行なえる。
【0009】該グループ化したカード群について、図1
2の「G1」に示したように、単独カードとは異なる表示
形式で表示することについて、本願出願人は先願してい
る特平願4−015956号に開示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記に述べた従来の方
法では、(1) カードがテキスト情報だけから成っている
場合、その縮小イメージ(小)では、文字情報が失われ
てしまっているので、内容を判別することが難しい。
(2) あるカードがどのカードに対してリンクを張ってい
るかが分かり難い。(3) グループ化したカードを含む場
合の一覧表示機能において、操作性が十分ではない。例
えば、複数のグループのカードを同時に見ることはでき
ない。などの問題点があった。
【0011】本発明は上記従来の欠点に鑑み、画面上に
表示するテキスト情報や,イメージ情報を一纏めにした
カードを複数枚作成,編集し、縮小イメージ(小)で表
示するカード型データベース処理装置において、該縮小
イメージ(小)で表示されているカードに対する操作性
を向上させることができるカード型データベース処理装
置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明においては、以下のような機能を新たに
設ける。即ち、 1) カードの縮小イメージ(小)を表示した画面上で、
例えば、マウス等により、任意のカードを指定すること
によって、カードの内容が確認できる程度の比較的大き
い縮小イメージ (大) を表示する。
【0013】2) カード間のリンクを一括管理する機
構、具体的には、リンク情報格納装置と、リンク情報管
理装置を設け、リンク元のカードであることを示すマー
クが表示されているカードについて、該マウスで選択指
示すると、該リンクが張ってあるカード (リンク先のカ
ード) を検索・提示する。
【0014】3) カードのグループ化, 又は、上記 1),
2)の機能の使い勝手 (操作性) をより上げるために、ウ
ィンドウ制御装置を設けて、マルチウインドウ方式を採
用する。
【0015】図10に示した、従来のカード型データベ
ース処理装置に、これらの改善を施し、上記縮小イメー
ジ(小)を用いたカード型データベースの管理をより容
易にする。図1に本発明の原理構成図を示す。本発明を
実現するカード型データベース処理装置は、ツール全体
の動きを監視する主制御装置 01 、キーボード、マウス
などの入力装置 03 とそのイベントを監視する入力制御
装置 02 、カードの編集・作成を管理するカード編集装
置 04 、テキストやイメージなどの素材データを保存す
る素材データ格納装置 06 、編集したカードの情報、例
えば、参照している素材データやカードの番号を保存す
る編集データ格納装置 07 、データの読み出し、書き込
みを行なうデータ読み出し書き込み装置 05 、カードを
表示するための表示装置 09 とその制御を行なう表示制
御装置 08 、カードのグループ情報を管理するグループ
情報管理装置 11 、グループ情報格納装置 12 、カード
の縮小イメージ(小)を管理する縮小イメージ (小) 管
理装置 13 、該縮小イメージ(小)を保存する縮小イメ
ージ (小) 格納装置 14 を備え、そして本発明の特徴と
なる以下の装置がある。
【0016】それらは、カードの内容が確認できる程度
の大きさの縮小イメージ (大) を管理する縮小イメージ
(大) 管理装置 15 、その縮小イメージ (大) を保存す
る縮小イメージ (大) 格納装置 16 、カード間のリンク
情報を一括管理するリンク情報管理装置 17 、すべての
リンク情報を格納するリンク情報格納装置 18 、様々な
縮小イメージ(小)の一覧表示において、各ウィンドウ
ごとに独立して制御できるようにウィンドウの表示を管
理するウィンドウ制御装置 10 である。
【0017】
【作用】上記のような構成のカード型データベース処理
装置において、カードを一覧して見るときは、先ず、縮
小イメージ (小) 管理装置 13 が縮小イメージ (小) を
縮小イメージ (小) 格納装置 14 から読み出し、表示制
御装置 08 にデータを渡して表示装置 (ディスプレイ)
09上に表示する。
【0018】そして、あるカードについて、詳しく見た
い場合は、利用者が、上記マウス等を操作して、選択指
定することによって、縮小イメージ (大) 管理装置 15
が縮小イメージ (大) 格納装置 16 から、そのカードの
縮小イメージ (大) を検索して表示装置 (ディスプレ
イ) 09上のある領域に表示する。これによって、カード
の内容を把握することが可能となる。
【0019】さらに、あるカード (リンク元のカード)
からリンクを張っているカード (リンク先カード) を参
照したい場合は、該リンク元カードに、リンク元カード
であることを示すマークを表示するようにしておき、利
用者の指定によって、該マークの表示されているカード
(リンク元のカード) が選択されたとき、リンク情報管
理装置 17 がそのカードのリンク関係をリンク情報格納
装置 18 から調べ、表示装置 09 上のある領域に、該リ
ンク先のカードの、例えば、縮小イメージ (小) を表示
する。
【0020】又、カード, 又は、グループの縮小イメー
ジ (小) の一覧表の表示において、あるグループ「G1」
に属するカードを参照する場合は、あるグループ「G1」
を、上記マウスによる操作により選択することによっ
て、グループ情報管理装置 11がグループ情報格納装置
12 より、該選択されたグループ「G1」に属するカード
(例えば、C1〜C9) を選択し、それぞれのカードに対応
する縮小イメージ (小)を縮小イメージ (小) 管理装置
13 と縮小イメージ (小) 格納装置 14 から取り出す。
【0021】このとき、本発明においては、該縮小イメ
ージ (小) のデータを、ウインドウ制御装置 10 が受け
とり、新しいウィンドウを生成 (開設) して、該開設さ
れたウィンドウのなかに、該縮小イメージ (小) のカー
ド群を表示する。
【0022】このように作用するので、カードの全体を
見ながら、各カードの内容も、簡単に確認できるし、カ
ード間のリンク関係, グループ関係の認識も容易とな
る。又、オーバラップ可能なウィンドウによる表示を採
用することにより、上記カード間のリンク関係, グルー
プ関係の認識に対して、より使用し易い環境を提供する
ことができるようになる。従って、任意のカードを検索
する作業を、効率的に行うことができる。
【0023】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1は、本発明の原理構成図であり、図2,
図3は本発明の縮小イメージ(大)を利用した一覧表の
表示例図であり、図4, 図5は、本発明のリンク情報を
表示する一覧表の表示例図であって、図4(a) はリンク
情報の格納形式を示し、図4(b),図5はリンク先カード
の表示例を示し、図6は、本発明の縮小イメージ(大)
とリンク情報の表示例図であり、図7は、グループを含
む一覧表の表示例図であり、図8,図9は本発明のマル
チウィンドウを利用した一覧表の表示例図である。尚、
上記の各表示例において、右側の 20 は、所謂、スクロ
ールバーであって、該スクロールバー上のカーソルの位
置により、スクロール表示の有無を知り、スクロール表
示を行うことができる。
【0024】本発明においては、画面上に表示するテキ
スト情報や,イメージ情報を一纏めにしたカードを複数
枚作成,編集,表示するカード型データベース処理装置
において、カードの縮小イメージ(小)で表示した画面
(ディスプレイ) 09上で、任意のカードを指定すること
により、カードの内容が確認できる比較的大きい縮小イ
メージ(大)を表示する手段{縮小イメージ (大) 格納
装置 16 と, 縮小イメージ (大) 管理装置 15 }と,
又、カード間でリンクが張られている場合、カード間の
リンクを一括管理する機構{リンク情報格納装置 18,リ
ンク情報管理装置17 }と, リンク元のカードであるこ
とを示すマーク表示手段を設けて、該マーク 21 が表示
されている上記縮小イメージ(小)のカードを指定する
ことで、リンクの張られているカード(リンク先カー
ド)を検索・表示する手段, 又、上記リンクの張られて
いるカード(リンク先カード)群,及び、グループ化さ
れているカード群の表示について、マルチウィンドウ機
構{ウィンドウ制御装置 10 }により、ウィンドウを開
設して、該リンクで結合されているリード先カード,グ
ループ内カードを縮小イメージ(小)で表示する手段が
本発明を実施するのに必要な手段である。尚、全図を通
して同じ符号は同じ対象物を示している。
【0025】以下、図1を参照しながら、図2〜図9に
よって、本発明のカード型データベース処理装置の構成
と動作を説明する。 (1) 図2は、縮小イメージ(大)を利用した表示の一実
施例である。本例においては、表示装置 (ディスプレ
イ) 09の上領域には、縮小イメージ (小) を表示し、そ
の下領域には、縮小イメージ (大) を表示する。
【0026】例えば、利用者が入力装置{ポインティン
グデバイス (マウスなど) }03で縮小イメージ (小) を
選択指示すると、それに対応するカードの縮小イメージ
(大) を、主制御装置 01 が、縮小イメージ (大) 管理
装置 15 をアクセスして、縮小イメージ (大) 格納装置
16 から、対応するカードの縮小イメージ (大) の情報
を読み出し、表示装置 09 の、例えば、下領域に表示す
る。
【0027】(2) 図3は、上記(1) で説明した表示例に
おいて、縮小イメージ (大) の前後のカードの縮小イメ
ージ (大) を表示する例である。該縮小イメージ (大)
の切替えは、例えば、マウスに左右のボタンがある場合
は、右クリックで次のカード(C2)を、左クリックで前の
カードを表示するように設定する。
【0028】(3) 元々編集データ格納装置 07 には、各
カードの情報が保存してある。本発明においては、その
うちカード間のリンクをリンク情報管理装置 17 と, リ
ンク情報格納装置 18 で一括管理する。これによって、
リンクの検索が素早く行なえる。図4(a) はリンク情
報、即ち、リンク管理レコードの格納形式であり、各カ
ード間に張られているリンクに、リンク識別子 (リンク
ID) が付与されており、該リンク管理レコードは、上記
各リンク識別子 (リンクID) 毎に、リンク元のカード識
別子 (カードID) と、リンク先のカード識別子 (カード
ID) を持つように構成する。
【0029】(4) リンク情報管理装置 17 とリンク情報
格納装置 18 を利用することによって、カードの縮小イ
メージ (小) の一覧表で、リンク元であることを示すマ
ーク21 の表示されているカードについて、リンクを張
っているカード (リンク先カード) を参照することがで
きる。
【0030】図4(b) は、上記リンク情報の表示する一
覧表の表示例である。即ち、現在注目しているカード(C
1) (リンク元カード) とは別の枠で、リンク先のカード
の縮小イメージ (小)(C3とC8とC12)を囲むようにして、
該リンク先のカードを表示する。この作業は、主制御装
置 01 からの指示で、リンク先のカードの縮小イメージ
(小) の情報を元に、表示制御装置 08 が行なう。
【0031】(5) 上記の(4) で述べたことと同じ目的で
あるが、ここでは、図5に示すように、画面上の下領域
に、該リンクが張ってあるカード(リンク先のカード)
の縮小イメージ(小)を表示する。
【0032】(6) 図6は、上記(2) と(5) で説明した表
示の機能を組み合わせた場合の実施例である。例えば、
表示装置 09 の下領域の左領域に、該リンクが張ってあ
るカード (リンク先カード) の縮小イメージ (小) を表
示し、リンク元のカードの縮小イメージ (大) を、例え
ば、右下領域に表示する。これにより任意のカードにつ
いて多くの情報を得ることができる。
【0033】(7) 前述の図12において、例えば、カー
ドC1、カードC2、カードC3、カードC4、カードC5、カー
ドC6、カードC7、カードC8、カードC9が、グループG1の
メンバーだとすると、縮小イメージ (小) の一覧表の表
示は、図7のようになる。
【0034】このときに、該グループG1に属するカード
の縮小イメージ(小)を参照するには、例えば、利用者
がマウス 03 をグループG1の縮小イメージ (小) 上に持
ってきてダブルクリックする。するとグループ情報管理
装置 11 がグループ情報格納装置 12 から、G1のメンバ
ーとなるカードを検索する。
【0035】次に、検索したカードの縮小イメージ
(小) を縮小イメージ (小) 管理装置 13 が縮小イメー
ジ (小) 格納装置 14 から取り出し、ウィンドウ制御装
置 10 に送出する。
【0036】縮小イメージ (小) のデータを受けとった
ウィンドウ制御装置 10 は、表示装置 (ディスプレイ)
09上に、新たに、オバーラップ可能なウィンドウを生成
し、そこに、該グループ G1 を構成しているメンバーの
カードの縮小イメージ (小)を表示する。図8にその表
示例を示す。
【0037】(8) 上記(6) で示す機能を、上記オバーラ
ップ可能なウィンドウで実現する。即ち、リンク元のカ
ードの縮小イメージ (大) は、縮小イメージ (大) 管理
装置15 が縮小イメージ (大) 格納装置 16 から読み出
し、リンクが張ってあるカード (リンク先カード) の縮
小イメージ (小) は、リンク情報管理装置 17 とリンク
情報格納装置 18 、縮小イメージ (小) 管理装置 13 の
制御の基に、縮小イメージ (小) 格納装置 14 からデー
タが取り出され、それぞれの情報が、ウィンドウ制御装
置 10 に送られる。
【0038】ウィンドウ制御装置 10 は、それぞれ別の
ウィンドウを作成し、それらのデータを書き込むことに
より、図9に示したように、リンク元のカード(C1)は、
縮小イメージ(大)で、リンク先のカード(C3,C8,C12)
は、縮小イメージ(小)の形式で、それぞれ、別々に開
設されかウィンドウ上に表示される。
【0039】このように、本発明は、画面上に表示する
テキスト情報や,イメージ情報を一纏めにしたカードを
複数枚作成,編集し、縮小イメージ (小) に縮小して表
示するカード型データベース処理装置において、カード
の縮小イメージ(小)で表示した画面上で、任意のカー
ドを指定することにより、カードの内容が確認できる比
較的大きい縮小イメージ(大)を表示する。又、カード
間でリンクが張られている場合、カード間のリンクを一
括管理する機構と、リンク元のカードであることを示す
マーク表示手段を設けて、該マーク 21 が表示されてい
る上記縮小イメージ(小)のカードを指定することで、
リンクの張られているカード(リンク先カード)を検索
・表示する。又、上記リンクの張られているカード群,
及び、グループ化されているカード群の表示について、
マルチウィンドウ機構により、ウィンドウを開設して、
該リンクで結合されているカード群,グループ内のカー
ド群を、それぞれ、別のウィンドウで縮小イメージ
(小)で表示するようにしたところに特徴がある。
【0040】
【発明の効果】以上述べてきたようにカード型データベ
ース処理装置を構成すると、縮小イメージ (小) で 表
示装置上に表示されている各カードの内容も簡単に確認
できるし、カード間のリンク関係も分かり易い。又、オ
バーラップ可能なウィンドウの採用は、該カード間のリ
ンク関係とか、グループ関係の認識する際に、利用者に
より使い易い環境を提供する。これらは任意のカードを
検索する作業を効率的に行なうのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図
【図2】本発明の縮小イメージ(大)を利用した一覧表
の表示例図(その1)
【図3】本発明の縮小イメージ(大)を利用した一覧表
の表示例図(その2)
【図4】本発明のリンク情報を表示する一覧表の表示例
図(その1)
【図5】本発明のリンク情報を表示する一覧表の表示例
図(その2)
【図6】本発明の縮小イメージ(大)とリンク情報の表
示例図
【図7】グループを含む一覧表の表示例図
【図8】本発明のマルチウィンドウを利用した一覧表の
表示例図(その1)
【図9】本発明のマルチウィンドウを利用した一覧表の
表示例図(その2)
【図10】従来のカード型データベース処理装置を説明
する図(その1)
【図11】従来のカード型データベース処理装置を説明
する図(その2)
【図12】従来のカード型データベース処理装置を説明
する図(その3)
【符号の説明】
01 主制御装置 02 入力制御装
置 03 入力装置 04 カード編集
装置 05 データ読出書込装置 06 素材データ
格納装置 07 編集データ格納装置 08 表示制御装
置 09 表示装置 (ディスプレイ) 10 ウィンドウ
制御装置 11 グループ情報管理装置 12 グループ情
報格納装置 13 縮小イメージ (小) 管理装置 14 縮小イメージ (小) 格納装置 15 縮小イメージ (大) 管理装置 16 縮小イメージ (大) 格納装置 17 リンク情報管理装置 18 リンク情報
格納装置 C1〜 カード G1 グループ 20 スクロールバー 21 リンク元カードであることを示すマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06T 1/00 G06F 15/403 360A 15/419 320 15/403 380F (72)発明者 本田 文雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 柴田 清己 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−147670(JP,A) 特開 平2−202766(JP,A) 特開 平1−273173(JP,A) 特開 平3−240847(JP,A) 情報処理学会第42回(平成3年前期) 全国大会講演論文集(3)(平3.3. 12〜14)情報処理学会p.269−270 情報処理学会第44回(平成4年前期) 全国大会講演論文集(3)(平4.3. 17〜20)情報処理学会p.345−348 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 G06F 3/00 G06F 17/30 G06T 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面上に表示するテキスト情報やイメ−ジ
    情報を一纏まりとしたカードを複数枚作成し、編集し、
    該編集したカードの縮小イメ−ジ(小)を表示するカー
    ド型データべース処理装置であって、 主制御装置と、入力装置と、該入力装置のイベントを監
    視する入力制御装置と、カード編集装置と、テキストや
    イメ−ジなどの素材データを保存する素材データ格納装
    置と、編集データ格納装置と、データ読み出し書き込み
    装置と、カードを表示する表示装置とその表示制御を行
    う表示制御装置と、カードの縮小イメ−ジ(小)を管理
    する縮小イメ−ジ(小)管理装置と、該縮小イメ−ジ
    (小)を保存する縮小イメ−ジ(小)格納装置とを有
    し、 少なくとも、カード間のリンク情報を一括管理するリン
    ク情報管理装置と、すべてのリンク情報を格納するリン
    ク情報格納装置とを備え、 前記カードの縮小イメ−ジ(小)を一覧表にして表示
    し、リンクを張ってあるカードのリンク元のカードに対
    して、所定のマークを表示し、前記リンク元のマークの
    表示されているカードを選択指示したときに、前記リン
    ク情報管理装置と、前記リンク情報格納装置からの情報
    に基づいて、前記リンク先のカードの縮小イメ−ジ
    (小)を、他のカードと区別して表示する制御手段を備
    えたことを特徴とするカード型データべース処理装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の制御手段を備えたカ
    ード型データべース処理装置であって、 前記カードの縮小イメ−ジ(小)を一覧表にして表示
    し、リンクを張ってあるカードのリンク元のカードに対
    して、所定のマークを表示し、前記リンク元のマークの
    表示されているカードを選択指示したときに、前記リン
    ク情報管理装置と、前記リンク情報格納装置からの情報
    に基づいて、前記リンク先のカードの縮小イメ−ジ
    (小)を前記表示装置上の、所定の領域に表示する第1
    の表示手段を備えたことを特徴とするカード型データべ
    ース処理装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1に記載の制御手段と、請求項
    2に記載の第1の表示手段を備えたカード型データべー
    ス処理装置であって、 前記カードの縮小イメ−ジ(小)に対応して該カードの
    内容が確認できる大きさの縮小イメ−ジ(大)を管理す
    る縮小イメ−ジ(大)管理装置と、その縮小イメ−ジ
    (大)を保存する縮小イメ−ジ(大)格納装置とを備
    え、 前記カードの縮小イメ−ジ(小)を一覧表にして表示
    し、リンクを張ってあるカードのリンク元のカードに対
    して、所定のマークを表示し、前記リンク元のマークの
    表示されているカードを選択指示したときに、前記リン
    ク情報管理装置と、前記リンク情報格納装置からの情報
    に基づいて、該リンク元の縮小イメ−ジ(大)と、該リ
    ンク先のカードの縮小イメ−ジ(小)を、前記表示装置
    上の所定の領域に表示する第2の表示手段を備えたこと
    を特徴とするカード型データべース処理装置。
  4. 【請求項4】前記請求項1に記載の制御手段と、請求項
    2に記載の第1の表示手段を備えたカード型データべー
    ス処理装置であって、 前記カードの相互に関連性があるカードをグループ化
    し、該グループ化したグループ情報を管理するグループ
    情報管理装置と、該グループ情報を保存するグループ情
    報格納装置と、オ−バラップを許すウインドウの表示を
    管理するウインドウ制御装置とを備え、 前記カード、又は該カードのグループの縮小イメ−ジ
    (小)を一覧表にして表示し、該表示されているグルー
    プを選択指示したとき、前記グループに属するカード
    は、前記ウインドウ制御装置により、新たにウインドウ
    を開いて、該カードの縮小イメ−ジ(小)を表示するこ
    とを特徴とするカード型データべース処理装置。
  5. 【請求項5】前記請求項1に記載の制御手段と、請求項
    2に記載の第1の表示手段と、請求項3に記載の第2の
    表示手段と、請求項4に記載のウインドウ制御装置を備
    えたカード型データべース処理装置であって、 前記カード、又は該カードのグループの縮小イメ−ジ
    (小)を一覧表にして表 示し、該カード、又は該カード
    のグループの縮小イメ−ジ(小)を選択指示したとき、
    該選択されたカード、又は該カードのグループに属する
    カードの縮小イメ−ジ(小)、又は該選択指示されたカ
    ード、又は該カードのグループに属するカードの縮小イ
    メ−ジ(大)、又は該選択指示されたカードがリンク元
    のカードであるとき、該リンク先のカードの縮小イメ−
    ジ(小)を、前記第1の表示手段と、前記第2の表示手
    段と、前記ウインドウ制御装置とにより、新たにウイン
    ドウを開いて、表示することを特徴とするカード型デー
    タべース処理装置。
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