JP3052307B2 - コンクリート製張出道構造物 - Google Patents

コンクリート製張出道構造物

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JP3052307B2
JP3052307B2 JP9118286A JP11828697A JP3052307B2 JP 3052307 B2 JP3052307 B2 JP 3052307B2 JP 9118286 A JP9118286 A JP 9118286A JP 11828697 A JP11828697 A JP 11828697A JP 3052307 B2 JP3052307 B2 JP 3052307B2
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

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  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歩道や自転車道とし
て用いられる張出道構造物に係り、特に道路の端部から
片持ち状に張出したコンクリート製張出道構造物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、河川に沿った道路あるいは盛土等
による一段高い道路などにおいて、道路の幅員の拡大が
困難な箇所に歩道あるいは自転車道を設ける場合、道路
端部から張出した張出道の施工を行う。このような張出
道として本願出願人は、図9に示すように、道路aの下
部に埋設される基礎版部1と、この基礎版部1の上端か
ら屈曲して道路aの端部から外側に張出した片持ち状の
道路版部2と、この道路版部2と基礎版部1とを一体的
に連結する路肩版部3とを有する断面Z型のプレキャス
トコンクリートから成るブロック本体4を形成し、この
ブロック本体4を連接して張出道を構築するコンクリー
ト製張出道構造物を特開平6−136705号公報で提
案している。この張出道構造物は、道路版部2の両側に
上,下段部6,7を形成し、ブロック本体4を連接する
際、上,下段部6,7の重ね合せ部を調整することによ
り、道路aの曲り箇所への施工も容易である。つまり、
図10に示すように、外側に湾曲したカーブに沿って張
出道を施工する場合、道路版部2の先端側を相互に離間
させ、逆に内側に湾曲したカーブに沿って張出道を施工
する場合には、図11に示すように、道路版部2の基端
側を相互に離間させるよう上,下段部6,7の重ね合せ
部を調整すれば道路aのカーブに沿って張出道を施工す
ることが可能である。しかし、道路版部2が方形状に形
成され、かつ、道路版部2に両側に形成する上,下段部
6,7も一定の幅で形成されていることから、内側に湾
曲したカーブに沿って張出道を施工する場合、隣接する
ブロック本体4が相互に離れてしまう。このため、敷設
する道路aに対するブロック本体4の寸法管理が困難と
なる。すなわち、張出道は所要数のブロック本体4を連
接して構築することから、単純にカーブの距離に基づい
てブロック本体4の個数を求めることができず、設計
上、極めて不便である。
【0003】また、ブロック本体4は基礎版部1、道路
版部2、路肩版部3を一体化した断面Z型に形成され、
道路aに据え付けるために基礎版部1上にコンクリート
を現場打ちして基礎コンクリート8を形成する必要があ
る。このため、施工現場において基礎コンクリート8の
型枠を設置し、この基礎コンクリート8の養生後、型枠
を解体して撤去する必要があり、施工性に劣るという問
題も有していた。
【0004】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、内側に湾曲したカーブに沿わせてブロッ
クを隙間なく連接させて張出道を構築することができる
コンクリート製張出道構造物を提供することを第1の目
的とする。また、本発明は施工時に基礎コンクリートの
型枠の設置や型枠の解体作業を省略することができるコ
ンクリート製張出道構造物を提供することを第2の目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るコ
ンクリート製張出道構造物は、道路の下部に埋設される
基礎部と、この基礎部の上端から屈曲して前記道路の端
部から外側に張出した片持ち状の道路版部と、この道路
版部の長さ方向端面に形成する上,下段部とを具備した
ブロック本体を形成し、前記上,下段部を相互に重ね合
わせるようにして前記ブロック本体を連接し、前記道路
版部で張出道を構築するコンクリート製張出道構造物に
おいて、前記上,下段部を基端部から外端側に向かって
次第に拡張させて形成するとともに、上,下段部の内端
縁の傾斜角を上,下段部の外端縁の傾斜角より大きく形
成したものである。
【0006】道路の路肩に沿ってブロック本体を連接さ
せる際、道路の端部から道路版部を張り出させて片持ち
状に支持し、この道路版部によって張出道を構築する。
このとき、隣接するブロック本体の上,下段部を重ね合
わせると、上,下段部の内端縁と外端縁の傾斜角の相違
によって隣接するブロック本体の上,下段部の間に隙間
が形成され、この隙間の範囲内でブロック本体を左右方
向に回動させることができる。このため、道路のカーブ
に沿って張出道を施工することが可能である。しかも、
内側に湾曲したカーブにブロック本体を敷設する際、隣
接するブロック本体を密着させた状態で連接することが
できる。
【0007】請求項2の発明に係るコンクリート製張出
道構造物は、前記請求項1のコンクリート製張出道構造
物において、前記上,下段部の基端部に相互に嵌合する
溝部と突起部を形成し、前記ブロック本体の連接時に前
記溝部と突起部を嵌合させて隣接するブロック本体を相
互に回動可能に連結したものである。
【0008】ブロック本体を連接する際、隣接するブロ
ック本体を相互に位置決めして、ブロック本体の角度を
簡単に調整することができる。
【0009】請求項3の発明に係るコンクリート製張出
道構造物は、前記請求項2のコンクリート製張出道構造
物において、前記基礎部は前記道路版部とほぼ平行する
底版と、この底版と前記道路版部とを一体的に連結する
前面版と、この前面版と対向する背面版と、前記前面版
と背面版とを一体的に連結する隔壁とを備え、隣接する
ブロック本体の隔壁の間に基礎コンクリートを充填する
空間部を形成したものである。
【0010】基礎コンクリートを形成する際、ブロック
本体の底版、前面版、背面版及び隔壁で囲まれた空間部
に現場打ちコンクリートを打設することができ、基礎コ
ンクリートの型枠の設置、解体といった現場作業を削減
することができる。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施例を添付図面を
参照して説明する。図1ないし図8は本発明の一実施例
を示し、同図において、10はプレキャストコンクリート
によって成形されるブロック本体であり、河川に沿って
あるいは盛土を施して一段高く形成された道路aに埋設
される基礎部11と、この基礎部11の上端から屈曲して前
記道路aの端部から外側に張出した片持ち状の道路版部
12とを有し、前記ブロック本体10を連接して道路版部12
で道路aの路肩bに沿って張出道13を構築する。
【0012】前記基礎部11は、前記道路版部12とほぼ平
行する底版14と、この底版14の前部寄りに立設されて底
版14と道路版部12とを一体的に連結する前面版15と、前
記底版14の後端縁から立設して前記前面版15と対向する
背面版16と、これら底版14、前面版15、背面版16を一体
的に連結する隔壁17とで構成され、この底版14、前面版
15、背面版16で囲まれた内部空間を隔壁17で横方向に仕
切るようにしている。そして、ブロック本体10を連接さ
せて張出道13を構築する際、隣接するブロック本体10に
跨がって底版14、前面版15、背面版16及び隔壁17で囲ま
れた升型の空間部18が形成され、この空間部18の内側に
基礎コンクリート19を形成している。
【0013】前記道路版部12の長さ方向端面には上,下
段部20,20aが形成され、ブロック本体10を連結する
際、隣接するブロック本体10,10の上,下段部20,20a
を重ね合わせ、これら上,下段部20,20aの重ね代を調
整することにより、隣り合うブロック本体10の角度が調
整できるようになっている。なお、道路版部12の両側縁
となる上,下段部20,20aの外端縁は、図2に示すよう
に略1.5度外側に向かって傾斜するとともに、上,下
段部20,20aの内端縁は略3度内側に向かって傾斜して
いる。すなわち、上,下段部20,20aは、道路版部12の
基端部から先端部に向かって概ね4.5度で角度でV字
に広がるように形成され、上,下段部20,20aを含む道
路版部12の両側縁は僅か1.5度ではあるが傾斜した斜
辺となり、道路版部12が全体として台形型に成形され
る。そして、上,下段部20,20aの内端縁と外端縁の傾
斜角度の差よって隣接するブロック本体10,10の上,下
段部20,20aの間に隙間に形成され、その隙間の範囲内
でブロック本体10,10を左右方向に回動することが可能
となる。また、上,下段部20,20aの基端部に位置する
前面版15の両側縁には断面半円状の凹溝21と、この凹溝
21と嵌合する突起部22とが前記道路版部12と直交して縦
設され、この凹溝21と突起部22とを嵌合させて隣接する
ブロック本体10,10を相互に回動可能に連結している。
なお、図中符号23は道路版部12の外端縁に設置する手
摺、24は上,下段部20,20aの目地に充填するモルタ
ル、25は底版14、前面版15、道路版部12に架けて一体的
に形成される補強用の支柱部である。
【0014】以上のように構成される本実施例の張出道
13の施工方法について説明する。まず、道路aの路肩b
に沿ってブロック本体10を長さ方向に連接させ、道路a
の端部から道路版部12を張り出させて片持ち状に支持
し、この道路版部12によって張出道13を構築する。ま
た、ブロック本体10を連接する際、隣接するブロック本
体10,10の凹溝21と突起部22を嵌め合わせ、かつ、道路
版部12の上,下段部20,20aを重ね合わる。このとき、
上,下段部20,20aは外側に略1.5度、内側に略3度
傾斜してV字型に形成されているため、隣接するブロッ
ク本体10は、相互に嵌合させた凹溝21と突起部22を回動
中心として3度の範囲内で左右方向に回動させることが
可能となる。すなわち、図4に示すように、道路aの直
線部分にブロック本体10を敷設する際、隣接するブロッ
ク本体10,10の上,下段部20,20aとの間には相互に
1.5度の隙間が形成される。このため、図5に示すよ
うに、内側に湾曲したカーブに沿って張出道13を施工す
る場合には、隣接するブロック本体10,10の上,下段部
20,20aを隙間なく嵌め合わせれば、隣接するブロック
本体10,10を3度内側に傾斜させて敷設することがで
き、逆に図6に示すように、外側に湾曲したカーブに沿
って張出道13を施工する場合には、隣接するブロック本
体10,10を3度外側に傾斜させて敷設することができ
る。したがって、上,下段部20,20aの重ね合せ部を調
整することによって、図7に示すように、直線部と内側
に湾曲したカーブ及び外側に湾曲したカーブが連続した
道路aにおいて、道路aに沿って張出道13を施工するこ
とが可能である。なお、上,下段部20,20aの重ね合せ
部を調整することによってブロック本体10の角度を調整
できるが、内側に湾曲したカーブにおいて、ブロック本
体10の密着できる道路aのカーブの曲率は半径25m以
内である。つまり、内側に湾曲したカーブにブロック本
体10を敷設する場合、半径25mの範囲内であれば隣接
するブロック本体10を相互に密着させた状態で連接させ
ることができ、設置するカーブの距離に基づいて必要な
ブロック本体10の個数を簡単に求めることが可能とな
る。このようにして、道路aにブロック本体10を敷設し
た後、上,下段部20,20a間にモルタル24を充填すると
ともに、隣接するブロック本体10,10の基礎部11にコン
パネ26を架け渡して基礎部11に現場打ちコンクリート27
を打設して基礎コンクリート19を形成する。この場合、
隣接するブロック本体10,10の基礎部11には底版14、前
面版15、背面版16及び隔壁17で囲まれた升型の空間部18
が形成され、この空間部18に現場打ちコンクリート27を
打設することから、基礎コンクリート19の型枠の設置、
解体といった現場での作業を削減することができる。
【0015】以上のように、本実施例においてはブロッ
ク本体10を連接する際、上,下段部20,20aを道路版部
12の基端部から先端部に向かって概ね4.5度で角度で
V字に広がるように形成することによって、隣接するブ
ロック本体10を相互に左右方向に回動させることが可能
となり、ブロック本体10の道路版部12を道路aのカーブ
に合わせて施工することもできる。さらに、内側に湾曲
したカーブにブロック本体10を敷設する際、隣接するブ
ロック本体10,10を相互に密着させた状態で連接するこ
とができるため、カーブの距離に基づいて必要なブロッ
ク本体10の個数を簡単に求めることが可能となり、設計
上、張出道13の施工も容易である。
【0016】しかも、上,下段部20,20aの基端部に相
互に嵌合する凹溝21と突起部22を形成し、ブロック本体
10の連接時に溝部20と突起部22を嵌合させて隣接するブ
ロック本体10を相互に回動可能に連結したことにより、
ブロック本体10の道路版部12を道路aのカーブに合わせ
て施工する際、隣接するブロック本体10,10が相互に位
置決めされ、ブロック本体10の角度調整も容易である。
【0017】また、ブロック本体10,10の基礎部11を底
版14、前面版15、背面版16及び隔壁17で構成し、隣接す
るブロック本体10,10の基礎部11の間に基礎コンクリー
ト19を打設する空間部18を形成することによって、基礎
コンクリート19の型枠の設置、解体といった現場での作
業を削減して施工作業の省力化を図ることができる。ま
た、基礎コンクリート19を隣接するブロック本体10,10
に跨がって形成できるため、隣接するブロック本体10,
10を相互に一体化できるとともに、基礎コンクリート19
により張出道13を安定して設置することができる。
【0018】以上、本発明の実施例について詳述したが
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
例えば張出道の大きさ、寸法等は適宜選定可能である。
また、上,下段部の角度や道路版部の形状などは適宜選
定すればよい。また、基礎部をアンカーで固定して地盤
と一体化させてもよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明に係るコンクリート製張
出道構造物は、道路の下部に埋設される基礎部と、この
基礎部の上端から屈曲して前記道路の端部から外側に張
出した片持ち状の道路版部と、この道路版部の長さ方向
端面に形成する上,下段部とを具備したブロック本体を
形成し、前記上,下段部を相互に重ね合わせるようにし
て前記ブロック本体を連接し、前記道路版部で張出道を
構築するコンクリート製張出道構造物において、前記
上,下段部を基端部から外端側に向かって次第に拡張さ
せて形成するとともに、上,下段部の内端縁の傾斜角を
上,下段部の外端縁の傾斜角より大きく形成したもので
あるから、ブロック本体の道路版部を道路のカーブに合
わせて施工することができるとともに、内側に湾曲した
カーブにブロック本体を敷設する際、隣接するブロック
本体を相互に密着させた状態で連接することができる。
【0020】請求項2の発明に係るコンクリート製張出
道構造物は、前記請求項1のコンクリート製張出道構造
物において、前記上,下段部の基端部に相互に嵌合する
溝部と突起部を形成し、前記ブロック本体の連接時に前
記溝部と突起部を嵌合させて隣接するブロック本体を相
互に回動可能に連結したものであるから、ブロック本体
を相互に位置決めした状態でブロック本体の角度を簡単
に調整することができる。
【0021】請求項3の発明に係るコンクリート製張出
道構造物は、前記請求項2のコンクリート製張出道構造
物において、前記基礎部は前記道路版部とほぼ平行する
底版と、この底版と前記道路版部とを一体的に連結する
前面版と、この前面版と対向する背面版と、前記前面版
と背面版とを一体的に連結する隔壁とを備え、隣接する
ブロック本体の隔壁の間に基礎コンクリートを充填する
空間部を形成したものであるから、基礎コンクリートの
型枠が不要となり、施工作業を省力化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す張出道構造物の斜視図
である。
【図2】同上張出道構造物の平面図である。
【図3】同上張出道構造物の断面図である。
【図4】同上直線的な道路に張出道を構築した状態を示
す平面図である。
【図5】同上内側にカーブした道路に張出道を構築した
状態を示す平面図である。
【図6】同上外側にカーブした道路に張出道を構築した
状態を示す平面図である。
【図7】同上道路に構築した張出道を示す平面図であ
る。
【図8】同上図7のA−A線断面図である。
【図9】従来例を示す張出道の断面図である。
【図10】同上外側にカーブした道路に張出道を構築し
た状態を示す平面図である。
【図11】同上内側にカーブした道路に張出道を構築し
た状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 ブロック本体 11 基礎部 12 道路版部 13 張出道 14 底版 15 前面版 16 背面版 17 隔壁 18 空間部 19 基礎コンクリート 20 上段部 20a 下段部 21 凹溝 22 突起部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路の下部に埋設される基礎部と、この
    基礎部の上端から屈曲して前記道路の端部から外側に張
    出した片持ち状の道路版部と、この道路版部の長さ方向
    端面に形成する上,下段部とを具備したブロック本体を
    形成し、前記上,下段部を相互に重ね合わせるようにし
    て前記ブロック本体を連接し、前記道路版部で張出道を
    構築するコンクリート製張出道構造物において、前記
    上,下段部を基端部から外端側に向かって次第に拡張さ
    せて形成するとともに、上,下段部の内端縁の傾斜角を
    上,下段部の外端縁の傾斜角より大きく成形したことを
    特徴とするコンクリート製張出道構造物。
  2. 【請求項2】 前記上,下段部の基端部に相互に嵌合す
    る溝部と突起部を形成し、前記ブロック本体の連接時に
    前記溝部と突起部を嵌合させて隣接するブロック本体を
    相互に回動可能に連結したことを特徴とする請求項1記
    載のコンクリート製張出道構造物。
  3. 【請求項3】 前記基礎部は前記道路版部とほぼ平行す
    る底版と、この底版と前記道路版部とを一体的に連結す
    る前面版と、この前面版と対向する背面版と、前記前面
    版と背面版とを一体的に連結する隔壁とを備え、隣接す
    るブロック本体の隔壁の間に基礎コンクリートを充填す
    る空間部を形成したことを特徴とする請求項2記載のコ
    ンクリート製張出道構造物。
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