JP2606448B2 - コンクリート製張出道構造物 - Google Patents

コンクリート製張出道構造物

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JP2606448B2
JP2606448B2 JP4290561A JP29056192A JP2606448B2 JP 2606448 B2 JP2606448 B2 JP 2606448B2 JP 4290561 A JP4290561 A JP 4290561A JP 29056192 A JP29056192 A JP 29056192A JP 2606448 B2 JP2606448 B2 JP 2606448B2
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康夫 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歩道あるいは自転車道と
して用いられる張出道に係わり、特に道路版部を道路端
部から張出して設けるコンクリート製張出道構造物に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、河川に沿った道路あるいは盛土等
による一段高い道路などにおいて、道路の幅員の拡大が
困難な箇所に歩道あるいは自転車道を設ける場合、道路
端部から張出した張出道の施工が行われている。例え
ば、実公昭57−9444号公報には鋼材等を使用した
組立式の張出道が提案され、また、コンクリート製で組
立式のものとしては、図5に示すように、道路Aの端部
と路肩Bの下部とにそれぞれ基礎コンクリート1,2を
打設し、前記道路Aの端部の基礎コンクリート1に床版
3の基端を固定して外側に片持ち状に張出し、かつ下部
の基礎コンクリート2に立設した支柱4により前記床版
3の先端側を支持するようにしている。
【0003】一方、現場打ちコンクリートにより施工す
るものとしては、特開平2−178422号公報に、基
礎部端縁より内方傾斜せしめた斜壁部を連続形成し、該
斜壁部の頂部を外方に突設せしめて平坦部となした擁壁
が提案され、この擁壁の前記平坦部を歩道とすることも
可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の組立式
の歩道や前記擁壁では、鋼製,コンクリート製に限らず
現場にて道路Aの端部と路肩Bの下部とにそれぞれコン
クリートを打設して基礎を構築し、この基礎コンクリー
ト1,2に支柱4と床版3とを取り付けるというように
現場での作業が主となるため施工性に劣る面があった。
また、例えば河川に沿った道路に施工する場合では、河
川に接する下部の基礎コンクリート2や前記基礎部を施
工することが困難な場合もある。そこで公知ではない
が、前記床版3と上部の基礎コンクリート1とを一体化
したプレキャストコンクリート製品を用いることが考え
られるが、このように床版3を片持ち状に支持する構造
では、前記基礎コンクリート1部分を大型化するかある
いはこの基礎コンクリート1を杭等により地盤に強固に
固定するなどしなければならず、工事費が増大するとい
う問題があり、基礎を大型化したり地盤に固定できない
場所では、床版3に加わる荷重によって基礎コンクリー
ト1部分ごと転倒し易いものとなり、構造上不安定にな
ってしまうという問題があった。
【0005】一方、上記擁壁は断面略Z型であるため転
倒し難い形状ではあるが、この擁壁をプレキャスト製と
した場合、製品誤差や施工誤差などがあると、施工が煩
雑になることが予想され、また、道路の曲り箇所などに
は対応が難しいという問題があり、また、前記平坦部を
歩道等に用い、その幅員を広げるために、前記平坦部
幅を広げると、安定性が損なわれることが予想される。
【0006】そこで本発明は現場での施工性に優れ、道
路の下部に埋設される基礎版部の幅より張出道となる基
礎版部の幅を広げても安定性を得ることができ、仮に
出道構造物本体に製品誤差や施工誤差があっても、現場
で容易に対応することができ、道路の曲り箇所への施工
も容易なコンクリート製張出道構造を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は道路の端部か
幅方向外側に張出され、通行荷重が加わる道路版部
と、この道路版部の下方に略平行に設けられ、前記道路
の下部に埋設される基礎版部と、前記道路版部の内端側
から前記基礎版部の外端側に斜め外側向きに形成され、
それら道路版部と基礎版部とを一体に連結する路肩版部
と、前記道路版部の長さ方向端面に形成され、相互に重
ね合わされる上,下段部とを備えたプレキャストコンク
リート製の張出道構造物本体を形成し、前記道路版部は
前記基礎版部より大きな幅を有し、現場打ちコンクリー
トにより前記基礎版部上にコンクリートブロックを形成
し、このコンクリートブロックの荷重により、前記通行
荷重が加わった状態の前記張出道構造物本体の重心位置
を、前記基礎版部の幅方向中央位置の内外側それぞれ基
礎版部幅の6分の1の範囲に設けるように構成したもの
である。
【0008】
【作用】基礎版部上に現場打ちコンクリートによりコン
クリートブロックを形成し、このコンクリートブロック
の荷重を基礎版部に加ことによって、基礎版部とこれ
より幅広な道路版部との釣り合いを保って張出道を安定
的に構築することができる。また、歩道あるいは自転車
道などになる道路版部の長さ方向端面に、上,下段部を
形成したことにより、張出道構造物に成形誤差があって
も段部の重ね合わせ部分を調節して吸収することができ
ると共に、施工において構造物本体相互の間隔調整や、
道路の曲りに合わせた施工が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1ないし図4は本発明の一実施例を示し、
同図において、Aは河川に沿ってあるいは盛土を施して
一段高く形成された道路であり、この道路Aの路肩Bに
沿って張出道構造物が施工される。この張出道構造物
構成する張出道構造物本体11はプレキャストコンクリー
ト製であって、上部に前記道路Aの端部から幅方向外側
張出す平板状の道路版部12を設け、この道路版部12の
下方には、この道路版部12と平行な平板状の基礎版部13
が道路Aの下部に埋設され、前記道路版部12の内端と基
礎版部13の外端とが、路肩Bに沿って斜めに設けられた
平板状の路肩版部14により連結され、各版部12,13,14
が一体形成されて図1に示すように縦断面略Z型をな
し、前記基礎版部13の上面により荷重載置面15が構成さ
れ、この荷重載置面15上には、施工現場にてコンクリー
ト等が打設されると共に、この打設されたコンクリート
ブロック16が載置されてその荷重が加えられる。また、
前記張出道構造物本体11の長さ方向端面には上,下段部
17,17Aが形成され、隣り合う張出道構造物本体11,11
の上,下段部17,17Aが重ね合わされるようになってお
り、これら上,下段部17,17Aの重ね代を調整すること
により、隣り合う張出道構造物本体11,11の間隔を調整
したり、道路Aの曲りに合わせて施工できるようになっ
ている。また、図中18は前記道路Aと道路版部12との境
目となる縁石、19はコンクリート製からなるブロック状
の支柱取付部、20は手摺、21は現場打ちコンクリートに
よる捨てコンクリート21である。さらに前記張出道構造
本体11の寸法の一例について説明すると、張出道構造
本体11の長さNは1500ミリ、高さHは1500ミ
リ、道路版部12の幅h1は2550ミリ、基礎版部13の
幅h2は1500ミリ、路肩版部14の傾斜は1:0.4 す
なわち垂直に対して角度θ=21.8度に設けられ、また前
記路肩版部14と基礎版部13は厚さ300ミリ、道路版部
12は厚さが内側から外側に向かって略200ミリから1
50ミリのテーパー状に形成されている。なお、図中23
は現場打ちによる調整用捨てコンクリート部分であり、
張出道構造物本体11を設置後、前記基礎版部13に添って
打設して該基礎版部13の長さ調整に用いたり、あるいは
前記コンクリートブロック16の打設時に同時に打設して
該コンクリートブロック16と一体に成型することもでき
る。
【0010】また本発明の前記張出道構造物本体11と、
この張出道構造物本体11の荷重載置面15に載置される前
記コンクリートブロック16とは次ぎなる構成を有し、前
記基礎版部13の内端位置をモーメントの基準点Kとして
説明すると、図4の説明図に示すように、同図において
W1は前記道路版部12を通行する歩行者あるいは自転車
による通行荷重であって、該道路版部12の幅方向中央位
置に作用して前記基準点Kから間隔L1に位置し、W2
は前記張出道構造物本体11の重量である構造物本体荷重
であって、その重心位置は前記基準点Kから間隔L2に
位置し、W3は前記コンクリートブロック16の重量であ
る載置荷重であって、その重心位置は前記基準点Kから
間隔L3に位置し、このような荷重条件において、前記
張出道構造物本体11の安定した設置を図るため、前記各
荷重W1,W2,W3を合わせた全体荷重Wの重心位置
を、前記基礎版部13の幅方向中央位置Cの内外側にそれ
ぞれ前記基礎版部13の幅h2の6分の1の範囲の重心荷
重範囲Gに働くように、好ましくは前記中央位置Cに働
くように構成し、この中央位置Cと前記基準点Kとの間
隔をLとしている。なお、この場合間隔Lは前記幅h2
の2分の1である。
【0011】すなわちモーメント基準点Kに対する各荷
重W1,W2,W3によるモーメントの釣り合いにおい
て、前記全体荷重Wは基礎版部13に働く図4に示す反力
Wと等しく、その全体荷重Wが前記幅方向中央位置Cに
働く場合、下記の数式1が得られる。
【0012】
【数1】 W1・L1+W2・L2+W3・L3=W・L
【0013】各荷重W1,W2,W3の合計に等しい全
体荷重Wが前記幅方向中央位置Cの前後にそれぞれ幅h
2の6分の1の範囲で働くように構成するため、下記の
数2の条件を備えている。
【0014】
【数2】
【0015】次に前記張出道構造物の施工方法につき説
明する。工場にて一体成型した複数の張出道構造物本体
11を製作する。現場において捨てコンクリート21を打設
し、この捨てコンクリート21の上部に複数の張出道構造
本体11を長さ方向に並べ、左右の突き合わせ箇所にお
いては、上,下段部17,17Aを重ね合わせて間隔を調整
し、その上,下段部17,17Aの目地に図3のようにモル
タルコンクリート22を充填する。一方コンクリートブロ
ック16は上記数1及び数2の条件に当てはまる載置荷重
W3と重心位置を有するように荷重載置面15上に施工さ
れ、現場にて型枠(図示せず)を組んでこの型枠にコン
クリートを打設して製作し、この後道路Aを埋め戻すと
ともに、手摺20及び縁石19を取り付けて施工を完了し、
また、路肩版部14は路肩Bの擁壁としての役割を果た
す。なお、張出道構造物本体11を長さ方向に並べる場合
には、上,下段部17,17Aの重なり部分を調整すること
により、複数の道路版部12を道路Aの曲りに合わせて施
工することもできる。
【0016】さらに前記構成の作用について説明する
と、張出道構造物本体11とコンクリートブロック16とを
合わせた全体荷重Wを、基礎版部13のほぼ幅方向中央位
置Cに働くように構成したため、基礎版部13の下面が基
礎に均等に作用し、張出道構造物本体11を安定して設置
することができ、さらに、下記の数3を参照して説明す
ると、この数3は前記数1を変形したものである。
【0017】
【数3】 W1・L1=W・L−W2・L2−W3・L3
【0018】上記数3の右側項を一定として考えると、
通行荷重W1と間隔L1とは反比例の関係にあり、図4
に示すように、張出道構造物本体11を断面略Z型に形成
することにより、前記間隔L1を比較的小さくすること
ができ、すなわち仮に路肩版部14を垂直にした場合に比
べてその荷重位置が図示右側に近寄り、これにより通行
荷重W1を比較的大きくすることができ、このように通
行荷重W1が大きい場合でも張出道構造物本体11を安定
して設置することができると共に、道路版部12部分の幅
員も比較的大きくできることが解る。また、下記の数4
も前記数1を変形したものである。
【0019】
【数4】 W3・L3=W・L−W1・L1−W2・L2
【0020】上記数4の右側項を一定として考えると、
コンクリートブロック16による載置荷重W3と間隔L3
とは反比例の関係にあり、図4に示すように、張出道構
造物本体11を断面略Z型に形成することにより、前記間
隔L3を比較的大きくすることができ、すなわち仮に路
肩版部14が垂直な場合に比べてその荷重位置が図示左側
に離れ、これにより積載荷重W3が比較的小さくして
も、張出道構造物本体11を安定して設置することができ
ることが解る。
【0021】このように本実施例においては、道路Aの
端部から幅方向外側に張出され、通行荷重W1が加わる
道路版部12と、この道路版部12の下方に略平行に設けら
れ道路Aの下部に埋設される基礎版部13と、道路版部12
の内端側から基礎版部13の外端側に斜め外側向きに形成
され、それら道路版部12と基礎版部13とを一体に連結す
る路肩版部14と、道路版部12の長さ方向端面に形成さ
れ、相互に重ね合わされる上,下段部17,17Aとを備え
たプレキャストコンクリート製の張出道構造物本体11を
形成し、道路版部12は基礎版部13より大きな幅を有し、
現場打ちコンクリートにより基礎版部13上にコンクリー
トブロック16を形成し、このコンクリートブロック16の
荷重により、張出道構造物本体11の重心位置を、通行荷
重W1が加わった状態の基礎版部13の幅方向中央位置C
の内外側それぞれ基礎版部13幅の6分の1の範囲Gに設
けるように構成したから、道路版部12と基礎版部13と路
肩版部14とが一体となったプレキャストコンクリート製
の張出道構造物本体11を布設すると共に、その基礎版部
13上にコンクリートブロック16を形成して歩道あるいは
自転車道を施工することができ、従来の組立て式のもの
に比べて、大幅に工期を短縮することができると共に、
工事費の削減を図ることが可能となり、しかも、張出道
構造物本体11は工場製作によるプレキャスト製品を用い
るため、品質の安定したコンクリート構造物が得られ
る。また、道路版部12と基礎版部13と路肩版部14とを略
Z型に構成したことにより、構造物本体11を転倒する方
向に働く通行荷重W1に対して安定した構造が得られ、
道路版部12の幅員も大きく取ることができると共に、載
置荷重W3を比較的小さくしても安定した設置を行うこ
とができ、さらに土中に埋設する基礎版部13も比較的小
さくすることができる。しかも、施工後は路肩版部14が
路肩Bの擁壁となるため、擁壁を構築するための別個の
施工が不要となる。さらに、コンクリートブロック16の
荷重により、張出道構造物本体11の重心位置を、基礎版
部13の幅方向中央位置Cの内外側それぞれ基礎版部13幅
の6分の1の範囲Gに設けるように構成したから、基礎
版部13が下部の基礎に均等に作用し、基礎版部13と道路
版部12との釣り合いを保って張出道を安定的に構築する
ことができる。またプレキャスト製の張出道構造物11に
おいて、歩道あるいは自転車道となる道路版部12の長さ
方向端面に上,下段部17,17Aを形成したことにより、
構造物11の成型誤差があっても段部17,17Aの重ね合わ
せ部分を調節して吸収することができると共に、構造物
本体11,11相互の間隔調整、さらには道路版部12を道路
Aの曲りに合わせて施工することもでき、さらにまた、
その段部17,17A間のモルタルコンクリート22による間
詰施工も簡便に行うことができる。
【0022】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば張出道構造物本体の大きさ、寸
法、あるいは路肩版部の角度等は適宜選定可能である。
また、支柱取付部19を予め構造物11に工場製作で一体に
設けることもできる。また道路版部12と基礎版部13は、
ほぼ平行であればよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は道路の端部から幅方向外側に
張出され、通行荷重が加わる道路版部と、この道路版部
の下方に略平行に設けられ、前記道路の下部に埋設され
る基礎版部と、前記道路版部の内端側から前記基礎版部
の外端側に斜め外側向きに形成され、それら道路版部と
基礎版部とを一体に連結する路肩版部と、前記道路版部
の長さ方向端面に形成され、相互に重ね合わされる上,
下段部とを備えたプレキャストコンクリート製の張出道
構造物本体を形成し、前記道路版部は前記基礎版部より
大きな幅を有し、現場打ちコンクリートにより前記基礎
版部上にコンクリートブロックを形成し、このコンクリ
ートブロックの荷重により、前記通行荷重が加わった状
態の前記張出道構造物本体の重心位置を、前記基礎版部
の幅方向中央位置の内外側それぞれ基礎版部幅の6分の
1の範囲に設けるように構成したものであり、現場での
施工性に優れ、道路の下部に埋設される基礎版部の幅よ
り張出道となる基礎版部の幅を広げても安定性を得るこ
とができ、仮に張出道構造物本体に製品誤差や施工誤差
があっても、現場で容易に対応することができ、道路の
曲り箇所への施工も容易なコンクリート製張出道構造を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す要部の斜視図である。
【図4】本発明の一実施例を示す荷重の状態を説明する
断面説明図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 張出道構造物本体 12 道路版部 13 基礎版部 14 路肩版 17 上段部 17A 下段部 A 道路C 幅方向中央位置 G 範囲 W1 通行荷重

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路の端部から幅方向外側に張出され
    通行荷重が加わる道路版部と、 この道路版部の下方に略平行に設けられ、前記道路の下
    部に埋設される基礎版部と、 前記道路版部の内端側から前記基礎版部の外端側に斜め
    外側向きに形成され、それら道路版部と基礎版部とを一
    体に連結する路肩版部と、 前記道路版部の長さ方向端面に形成され、相互に重ね合
    わされる上,下段部とを備えたプレキャストコンクリー
    ト製の張出道構造物本体を形成し、 前記道路版部は前記基礎版部より大きな幅を有し、 現場打ちコンクリートにより前記基礎版部上にコンクリ
    ートブロックを形成し、 このコンクリートブロックの荷重により、前記通行荷重
    が加わった状態の前記張出道構造物本体の重心位置を、
    前記基礎版部の幅方向中央位置の内外側それぞれ基礎版
    部幅の6分の1の範囲に設けるように構成した ことを特
    徴とするコンクリート製張出道構造物。
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