JP3052182U - 塗液収容容器 - Google Patents

塗液収容容器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶剤不溶性成分を含む塗液の収容容器におい
て、この容器を振盪するという簡単な操作で容易にかつ
確実に、容器内底部に沈降した顔料等の溶剤不溶性成分
を溶剤中に分散させて均一な懸濁液とすることができる
とともに、容易に製造することができる塗液収容容器を
提供する。 【解決手段】 溶剤不溶性成分を含む塗液の収容容器で
あり、容器本体が周壁部と底部からなり、容器本体内部
には球形の攪拌子を収納させた塗液収容容器において、
周壁部の内面から底部の内面にかけて曲面部が形成され
ており、周壁部の内面と曲面部とにそれぞれ攪拌子が接
してそれらの間に空間を形成し、当該空間を二接点、攪
拌子の中心点を含む面によって切断する断面の面積が
0.3mm2 以下であり、底部の外面には少なくとも塗
液収容容器が自立可能な平面部を形成することを特徴と
する塗液収容容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、自動車等の塗装面に付けられた傷痕を補修するための補修液や誤 記等の上に正しい文字等を重書きする際にこの誤記部分を修正するための修正液 等の塗液を収容する、例えばエアゾール容器、筆付き容器、カートリッジ容器等 の塗液収容容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の塗液収容容器としては、例えば、容器本体上部に噴射ノズルを 有すると共に容器本体内部には上記噴射ノズルから塗液を噴射させる噴射手段を 有するいわゆるエアゾール容器や、キャップに筆が取り付けられている筆付き容 器等が知られている。
【0003】 そして、このような塗液収容容器に収容される塗液は、それが例えば自動車等 の塗装面に生じた傷痕や塗装剥がれ等を補修するための補修液であったり、ある いは、誤記等の際にその上に正しい文字等を重ね書きするための修正液である場 合があるが、かかる場合には、これらの塗液は、通常、比較的揮発性に富む溶剤 中にこの溶剤には不溶な有機あるいは無機の溶剤不溶性成分、例えば顔料等を懸 濁させた比較的粘稠な懸濁液であり、長時間放置するとこの顔料等の溶剤不溶性 成分が分離して沈降するため、使用時にその都度全体を良く振盪して均一な懸濁 液にしてから使用するようになっている。
【0004】 そこで、このような塗液を収容する塗液収容容器には、使用時の塗液の攪拌性 を向上させるために、容器本体内部に球形の攪拌子を収納しておき、振盪した際 にこの攪拌子により塗液が効率良く攪拌されて均一な懸濁液となるように工夫さ れている。
【0005】 しかしながら、従来のこの種の塗液収容容器は、通常その本体底部の内面が平 らに形成されているか、あるいは、例えばエアゾール容器等の場合にはその底部 が容器本体内部側に突出する断面凹曲面状に形成されており、たとえ容器本体内 部に攪拌子を収納させておいても、振盪して塗液を攪拌する際にこの攪拌子が容 器本体の底部の内面、特に周壁部の内面と底部の内面とにより形成される隅角部 に沈降した溶剤不溶性成分に接触せず、比較的長時間振盪しても容易には均一な 懸濁液にならないという問題があった。
【0006】 一方、容器本体の底部の内面、特に周壁部の内面と底部の内面とにより形成さ れる隅角部を完全になめらかな曲面として製造することは困難である。エアゾー ル容器等の容器本体の底部周辺の形状は、例えば円盤状の金属材料をある曲率を 有する金型によって押し出して成形する押出加工法によって製造することが考え られる。図8は、押出加工法による容器本体の底部周辺の成形方法を示すもので ある。図8に示すような金型を使用して底部周辺の形成が可能であれば周壁部の 内面と底部の内面とをすべて曲面により形成でき、攪拌子がその曲面にくまなく 接触するため容器内の溶剤、溶剤不溶性成分が均一な懸濁液となり望ましい。し かし、実際にはこのような金型で押出加工を行うと特に図8のAからB(A’か らB’)にかけて金属材料の偏肉、胴厚のばらつき、延びむら、割れなどが生じ 、安定して成形することが困難であるという問題があった。
【0007】 さらに、従来のこの種の塗液収容容器が通常は不透明な材料でできており、容 器の内部を透視できないために塗液が完全に均一な懸濁液になったかどうかを確 認することができず、不十分な混合状態のまま塗液を使用して塗布むらや塗装面 の色むらを引き起こすこともしばしば発生していた。このような問題は、特に自 動車等の塗装面の傷痕を補修するための塗装面の補修液、特にメタリック塗液と 称される比重の高いアルミナや金属等の顔料が含まれている補修液を収容する塗 液収容容器において顕著に発生する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案者は、自動車等の塗装面の傷痕を補修するための補修液や誤記 等の際に誤記部分を修正するための修正液等のように、顔料等の溶剤不溶性成分 を含む懸濁液からなる塗液を収容する塗液収容容器において、その容器本体内部 に収容される塗液を容易にかつ確実に均一な懸濁液にすることができ、さらにそ の容器を容易に製造することができる手段について鋭意検討した結果、本考案を 完成した。
【0009】 従って、本考案の目的は、溶剤不溶性成分を含む塗液の収容容器において、こ の容器を振盪するという簡単な操作で容易にかつ確実に、容器内底部に沈降した 顔料等の溶剤不溶性成分を溶剤中に分散させて均一な懸濁液とすることができる とともに、容易に製造することができる塗液収容容器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案は、溶剤不溶性成分を含む塗液の収容容器であり、容器本体 が周壁部と底部からなり、容器本体内部には球形の攪拌子を収納させた塗液収容 容器において、周壁部の内面から底部の内面にかけて曲面部が形成されており、 周壁部の内面と曲面部とにそれぞれ攪拌子が接してそれらの間に空間を形成し、 当該空間を二接点、攪拌子の中心点を含む面によって切断する断面の面積が0. 3mm2 以下であり、底部の外面には少なくとも塗液収容容器が自立可能な平面 部を形成するものである。
【0011】 本考案において、容器本体は、容器本体内部には球形の攪拌子を収納させた塗 液収容容器において、周壁部の内面から底部の内面にかけて前記球状攪拌子が1 点で接して転動する曲面部を形成するものであればよいが、より好ましくは容器 本体内部に収容された塗液の懸濁状態を観察できるように透明な透視窓を容器本 体のすくなくとも底部に形成するものである。また、攪拌の容器本体の底部の内 面は外側に突出する断面凸面形状または略半球状に形成すれば、球状攪拌子と顔 料等が同じ容器本体底部の内面最深部に位置するため、その沈澱した顔料等の溶 剤不溶性成分を溶剤中に分散させやすく、さらに好ましい。また、底部の外面に は少なくとも塗液収容容器が自立可能な平面部を形成するものであるが、これは 当該容器の製造時等において自立させる必要があるためであり、その面積は製造 時等において求められる安定度や当該容器の形状等によって決定するものである 。
【0012】 また、本考案において、容器本体を形成するための材質については、特に制限 されるものではないが、この容器本体の底部の内面と周壁部の内面とが接合する 部分において曲面部を形成する必要から、好ましくはスチール、アルミニウム又 はアルミニウム合金、耐圧ガラス、若しくは合成樹脂であり、更にこの容器本体 の底部を透明な透視窓に形成するためには好ましくは透明な耐圧ガラス又は合成 樹脂である。
【0013】 そして、本考案において、上記容器本体内部に収納する攪拌子は、使用時に塗 液収容容器を振盪した際に、この攪拌子が容器本体の内面、特に顔料等が沈澱堆 積しやすい容器本体の底部の内面や底部の内面から周壁部の内面にかけて形成さ れる曲面部に沿って円滑にかつ隅々まで転動する必要がある。このように攪拌子 が底部内面に沿って転動することにより、この底部内面に沈降して堆積した塗液 の顔料等の溶剤不溶性成分を攪拌して効率良く溶剤内に分散させる働きをする。
【0014】 このように攪拌子が容器本体の内面に沿って円滑にかつ隅々まで転動するため には、周壁部の内面から底部の内面にかけて曲面部が形成され、前記球状攪拌子 がこれら、周壁部の内面、底部の内面、曲面部と1点で接して転動することが理 想的である。しかし、実際にはこのような曲面部を有する容器本体を製造するこ とは困難となる。そこで、本考案では攪拌子による懸濁性と容器本体の製造容易 性とを両立させることができる条件として、周壁部の内面と曲面部とがそれぞれ 攪拌子と接して、つまり攪拌子は周壁部の内面と曲面部との境を挟んで2点で接 してそれらの間に空間を形成し、当該空間を二接点、攪拌子の中心点を含む面に よって切断する断面の面積が0.3mm2 以下、より好ましくは0.1mm2 以 下であることを提案するものである。この条件を満たせば、容器本体底部の内面 、容器本体の周壁部の内面、底部と周壁部が接合する曲面部の各面の最小曲率半 径が容器本体内部に収容する球状攪拌子の半径よりも小さいものであって、例え ば容器本体の周壁部の形状が円筒形でなく一部に握りやすくするための凹凸を設 けても、容器本体の内部を球状攪拌子が円滑にかつ隅々まで転動することができ 、効率良く顔料等を攪拌することができると共に、その容器本体の製造も容易に 行うことができる。
【0015】 この攪拌子については、上記の条件を満たせばその大きさや容器本体内部に収 納させる個数については特に制限はなく、この容器本体内に収納される塗液の粘 度等を考慮して決定すればよい。また、球状攪拌子については、若干の楕円形に 変形していても、また、表面に若干の凹凸が存在していてもよい。容器を振盪し た際に球形の攪拌子が容器本体の底部内面に沿って転動し、これによって容器本 体の底部に堆積した塗液中の溶剤不要成分を効率良く攪拌することができる。ま た、この攪拌子の材質についても例えば鋼製であっても、また、ガラス製であっ てもよい。
【0016】 本考案の塗液収容容器は、それが溶剤不溶性成分を含む塗液を収容するもので あればその用途については特に制限はないが、本考案の作用効果が顕著に発揮さ れるという観点から、第一には、容器本体上部に噴射ノズルを有すると共に容器 本体内部には上記噴射ノズルから塗液を噴射させる噴射手段を有し、かつ、上記 噴射ノズルを保護する保護キャップを備えたエアゾール容器であるのがよい。
【0017】 また、本考案の塗液収容容器は、第二には、容器本体上部に密閉用のキャップ を有し、例えば自動車等の塗装面に生じた擦り傷や掻き傷等の傷痕を補修するた めの補修液を収容し、必要に応じて塗装面補修具にこの補修液を補充したり、あ るいは、誤記等の上に正しい文字等を重ね書きする際に用いる修正液を収容し、 必要に応じて誤記修正具にこの補修液を補充するためのカートリッジ容器である のがよい。
【0018】
【考案の実施の形態】 以下、実施例に基づいて、本考案の塗液収容容器の好適な実施の形態を具体的 に説明する。
【0019】 実施例1 図1に、本考案の実施例1に係る自動車用補修液が収容されるエアゾール容器 からなる塗液収容容器が示されている。 この塗液収容容器は、全体がアルミニウム又はアルミニウム合金で形成され、 容器本体1は周壁部1cと底部1aとから成り、周壁部1cの内面から底部1a の内面とにかけて曲面部1bを形成されている。また底部1aの外面は平面部1 dとなっている。この容器本体1内部に収納された鋼球からなる1個の攪拌子2 と、この容器本体1の上部に取り付けられた噴射ノズル3と、容器本体内部に設 けられて噴射ノズル3から補修液を噴射させる噴射手段4と、不使用時に上記噴 射ノズル3を保護する保護キャップ5とを備えている。
【0020】 図2(a)は、本実施例にかかる塗液収容容器の底部1a周辺を示した図であ る。周壁部1cの内面から底部1aの内面とにかけて曲面部1bを形成している が、この曲面部1bの曲率半径Rは、図2(a)のAからBにかけて16mm, 30mm,11mmと変化している。なお、周壁部1cの内面と曲面部1bとの 境であるA点における曲率半径Rは、非常に小さな値である。一方、球形の攪拌 子の半径rは6.75mmである。したがって、本実施例にかかる塗液収容容器 の容器本体1の内面と攪拌子2とはA点近傍以外の部分では一点で接し、点A近 傍の部分では二点で接することとなる。言い換えれば、容器本体1が有する曲率 半径Rと球形の攪拌子半径rとが、A点の近傍ではR<r、A点の近傍以外では R>rの関係にある。
【0021】 図2(b)は、本実施例にかかる塗液収容容器の曲面部1bと攪拌子2との二 接点、球状攪拌子2の中心点を含む面による断面を示したものである。球状攪拌 子2と容器本体1の内面、曲面部1bとはそれぞれ点P1,点P2において接し ており、点P1,P2における接線は30°の角度をなしている。ここで、実際 には点Aから接点P2にかけては曲面部1bの断面となるため曲線を形成してい るのであるが、これを直線であると近似して、直線AP1,AP2,弧P1P2 によって囲まれる面積S、すなわち、周壁部1cの内面と曲面部1bとがそれぞ れ球状攪拌子2と接してそれらの間に空間が形成され、当該空間を二接点P1, P2、球状攪拌子2の中心点Oを含む面によって切断する断面の面積Sを近似計 算する。点P1,P2におけるそれぞれの接線のなす角が30°、球状攪拌子の 半径rが6.75mmであることからこの面積Sは約0.28mm2 と計算され る。
【0022】 この実施例1の塗液収容容器によれば、容器本体1内部に収容された自動車用 補修液が例えばメタリック車ようの補修液であって、静置すると直ぐに沈降する ようなアルミナ等の無機顔料からなる溶剤不溶性成分を含むものであっても、使 用時に容器を振盪すれば、容器本体1内部に収納された球形の攪拌子2が容器本 体1の底部1aの内面に沿って転動し、これによってこの底部1aに沈降した補 修液のアルミナ等の溶剤不溶性成分は良く攪拌されて溶剤中に分散し、容易に均 一な懸濁液になる。また、図2(a)の点A近傍においては球状攪拌子2が接し ない部分が存在するが、上記の条件を満たせば、すなわち、周壁部1cの内面と 曲面部1bとがそれぞれ球状攪拌子2と接してそれらの間に空間が形成され、当 該空間を二接点P1,P2、球状攪拌子2の中心点Oを含む面によって切断する 断面の面積Sが0.3mm2 以下であれば球状攪拌子2による懸濁効果は十分に 発揮され、実用上問題の生じないことが確認された。さらに、上記の条件を満た す容器本体1を製造することは比較的容易であり、その製造コストの削減にも資 する。
【0023】 なお、このような容器本体1は、従来のものと同様に押出加工によって製造す ることができる。すなわち、図3に示すように円盤状の金属材料をある曲率を有 する金型によって押し出して成形する押出加工法によって製造することができる 。この金型の曲面形状AからBまでの部分を比較的小さくすることで、容器本体 1の曲面部1bのなめらかさと製造の容易さとを両立することができる。
【0024】 また、本発明にかかる塗液収容容器の底部周辺の形状は図2に示したものに限 定されるものではない。例えば、図2(a)のBからAへ至るまでの曲率を一定 に構成するものであってもよい。また、BからAへ至るまでの曲率を徐々に大き くするもの、徐々に小さくするものであってもよい。
【0025】 さらに、その製造が可能であれば図4(a)に示すように、底部1a内面を外 側に向けて突出する断面凸曲面形状に形成するものであっても、図4(b)に示 すように、底部1a内面を外側に向けて突出する略半球状に形成するものであっ てもよい。これらのように、底部1a内面を外側に向けて突出する断面凸曲面形 状や略半球状に形成することで、静的状態では球状攪拌子2と沈澱した顔料等が 同じ底部1a内面の最深部分に位置するため、この容器を振盪するという簡単な 操作で一層容易にかつ確実に、容器内底部に沈降した顔料等の溶剤不溶性成分を 溶剤中に分散させて均一な懸濁液とすることができる。なお、容器本体1の底部 1aの外側の形状は図4(a)(b)に示すように角形であってもよい。
【0026】 なお、これら図4(a)、図4(b)の何れの場合にも容器本体底部1aの内 面、容器本体の周壁部1cの内面、底部1aから周壁部cにかけて形成される曲 面部1bのA,A’部分を除く各面の内の最小曲率半径Rが容器本体内部に収容 する球状攪拌子2の半径rよりも大きいため、容器本体内部に収納する球状攪拌 子2は、使用時に塗液収容容器を振盪した際に、この攪拌子2が容器本体1の内 面、特に顔料等が沈澱堆積しやすい容器本体の底部1aの内面や底部の内面から 周壁部の内面にかけて形成される曲面部1bに沿って円滑にかつ隅々まで転動し 、この底部内面に沈降して堆積した塗液の顔料等の溶剤不溶性成分を攪拌して効 率良く溶剤内に分散させる働きをする。また、点A,A’近傍においては球状攪 拌子2は二点で内面に接するが、上記の条件を満足すれば十分に懸濁の効果を発 揮することができると共に、容器本体1の製造も容易となる。
【0027】 実施例2 図5には、上記実施例1と同様に自動車用補修液が収容されるエアゾール容器 に係るものであって、その要部が示されている。 この実施例2の塗液収容容器においては、上記実施例1の場合とは異なり、容 器本体1が不透明な合成樹脂で成形された周壁部1cと透明な合成樹脂で成形さ れた底部1aとからなり、底部1aが透明な透視窓7として露出している。
【0028】 そして、この容器本体1内には、比較的大きな鋼球からなる1個の攪拌子2a と比較的小さな鋼球からなる2個の攪拌子2bとが収納されている。なお、この 場合においても何れの球状攪拌子の半径rは容器本体底部1aの内面、容器本体 周壁部1cの内面、底部から周壁部にかけて形成される曲面部1bのA,A’部 分を除く各面の最小曲率半径よりも小さいものである。
【0029】 従って、この実施例2の塗液収容容器によれば、容器本体1を垂直にして保管 している場合この容器本体1内の補修液中の溶剤不要成分は底部1aが形成する 透視窓7内面に沈降して堆積することになり、また、この容器を振盪して容器本 体1内部の補修液を振盪する際には、底部1aが透視窓7となり、この容器本体 1内部の補修液の懸濁状態を観察することができるので、容器本体1内部の補修 液が確実に均一な懸濁液になったか否かを確認しながら補修液、すなわち容器の 振盪を行うことができる。
【0030】 実施例3 図6には、自動車用補修液を小分けして販売するためのカートリッジ容器から なる塗液収容容器が示されており、透明な耐圧ガラス製の容器本体1の底部1a は外側に突出する略半球状に形成されていると共に、上部にはこの容器本体1を 密閉するためのキャップ8が設けられている。
【0031】 この実施例3の塗液収容容器には、その容器本体1内部に2個の鋼球からなる 攪拌子2が収納されており、使用時にこの容器を振盪した際に、これらの攪拌子 2が略半球状に突出した底部1a内面に沿って転動し、この底部1a内面に堆積 した補修液中の溶剤不溶性成分を溶剤中に分散せしめる。
【0032】 この実施例3の塗液収容容器内に収納された補修液は、使用時に別に用意され た塗筆等を用いて自動車の塗装面の傷痕の上に塗布されたり、あるいは、自動車 用の塗装面補修具の塗液収容部内に充填して使用される。
【0033】 実施例4 図7には、自動車用補修液が収容された筆付き容器からなる塗液収容容器が示 されており、実施例3の場合と同様に、透明な耐圧ガラス製の容器本体1の底部 1aは外側に突出する略半球状に形成されていると共に、上部にはこの容器本体 1を密閉するキャップ8が設けられており、また、このキャップ8には使用時に 用いる塗筆9が取り付けられている。
【0034】 この実施例4の塗液収容容器には、その容器本体1内部に1個のガラス玉から なる攪拌子2が収納されており、使用時にこの容器を振盪した際に、この攪拌子 2が略半球状に突出した底部1a内面に沿って転動し、この底部1a内面に堆積 した補修液中の溶剤不溶性成分を溶剤中に分散せしめる。
【考案の効果】
本考案の塗液収容容器によれば、確実な懸濁性と製造の容易性とを両立するこ とができる条件を兼ね備えているため、容器を振盪するという簡単な操作で容易 にかつ確実に、この容器内底部に沈降した顔料等の溶剤不溶性成分を溶剤中に分 散させて均一な懸濁液とすることができるとともに、その塗液収容容器の製造も 容易であり製造コストの低減にも資することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本考案の実施例1に係るエアゾール
容器からなる塗液収容容器を示す部分断面説明図であ
る。
【図2】 図2は、図1の部分拡大図である。
【図3】 図3は、実施例1に係るエアゾール容器の製
造過程の一部を示したものである。
【図4】 図4は、実施例1の変形例を示したものであ
る。
【図5】 図5は、本考案の実施例2に係るエアゾール
容器からなる塗液収容容器の要部を示す部分断面説明図
である。
【図6】 図6は、本考案の実施例3に係るカートリッ
ジ容器からなる塗液収容容器を示す部分断面説明図であ
る。
【図7】 図7は、本考案の実施例4に係る筆付き容器
からなる塗液収容容器を示す部分断面説明図である。
【図8】 図8は、押出加工によるエアゾール容器の製
造過程の一部を示したものである。
【符号の説明】
1…容器本体、1a…底部、1b…曲面部、1c…周壁
部、1d…平面部、2,2a,2b…球状攪拌子、3…
噴射ノズル、4…噴射手段、5…保護キャップ、7…透
視窓、8…キャップ、9…塗筆。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶剤不溶性成分を含む塗液の収容容器で
    あり、容器本体が周壁部と底部からなり、容器本体内部
    には球形の攪拌子を収納させた塗液収容容器において、 周壁部の内面から底部の内面にかけて曲面部が形成され
    ており、 周壁部の内面と曲面部とにそれぞれ攪拌子が接してそれ
    らの間に空間を形成し、当該空間を二接点、攪拌子の中
    心点を含む面によって切断する断面の面積が0.3mm
    2 以下であり、 底部の外面には少なくとも塗液収容容器が自立可能な平
    面部を形成することを特徴とする塗液収容容器。
  2. 【請求項2】 上記断面の面積が0.1mm2 以下であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の塗液収容容器。
  3. 【請求項3】 容器本体を押出加工によって製造するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の塗液収容容器。
  4. 【請求項4】 容器本体の底部の内面が外側に向けて突
    出する断面凸面形状に形成されていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の塗液収容容器。
  5. 【請求項5】 容器本体の底部の内面が外側に向けて突
    出する略半球状に形成されていることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の塗液収容容器。
  6. 【請求項6】 収容容器が、容器本体上部に設けられた
    噴射ノズルと、容器本体内部に設けられて上記噴射ノズ
    ルから塗液を噴射させる噴射手段と、上記噴射ノズルを
    保護する保護キャップとを有するエアゾール容器である
    請求項1〜5のいずれかに記載の塗液収容容器。
  7. 【請求項7】 収容容器が、容器本体上部に密閉用のキ
    ャップを有するカートリッジ容器である請求項1〜5の
    いずれかに記載の塗液収容容器。
  8. 【請求項8】 容器本体が、スチール、アルミニウム又
    はアルミニウム合金、耐圧ガラス、若しくは合成樹脂で
    形成されている請求項1〜7のいずれかに記載の塗液収
    容容器。
  9. 【請求項9】 容器本体の少なくとも底部が透明な耐圧
    ガラス又は合成樹脂で形成されており、この底部が容器
    本体内部の塗液を透視する透視窓になっている請求項1
    〜8のいずれかに記載の塗液収容容器。
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