JP3044800U - 塗液収容容器 - Google Patents

塗液収容容器

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JP3044800U JP1997001829U JP182997U JP3044800U JP 3044800 U JP3044800 U JP 3044800U JP 1997001829 U JP1997001829 U JP 1997001829U JP 182997 U JP182997 U JP 182997U JP 3044800 U JP3044800 U JP 3044800U
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由紀 福島
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株式会社ウイルソン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶剤不溶性成分を含む塗液の収容容器におい
て、この容器を振盪するという簡単な操作で容易にかつ
確実に、容器内底部に沈降した顔料等の溶剤不溶性成分
を溶剤中に分散させて均一な懸濁液とすることができる
塗液収容容器を提供する。 【解決手段】 溶剤不溶性成分を含む塗液の収容容器で
あり、容器本体が周壁部と底部からなり、容器本体内部
には球形の攪拌子を収納させた塗液収容容器において、
周壁部の内面から底部の内面にかけて前記球状の攪拌子
が1点で接して転動する曲面部を形成し、底部の外面に
は少なくとも塗液収容容器が自立可能な平面部を形成し
た塗液収容容器であって、例えば、自動車等の塗装面を
補修するための補修液や誤記等を修正するための修正液
等の塗液を収容するエアゾール容器、筆付き容器、カー
トリッジ容器等として使用される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、自動車等の塗装面に付けられた傷痕を補修するための補修液や誤 記等の上に正しい文字等を重書きする際にこの誤記部分を修正するための修正液 等の塗液を収容する、例えばエアゾール容器、筆付き容器、カートリッジ容器等 の塗液収容容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の塗液収容容器としては、例えば、容器本体上部に噴射ノズルを 有すると共に容器本体内部には上記噴射ノズルから塗液を噴射させる噴射手段を 有するいわゆるエアゾール容器や、キャップに筆が取り付けられている筆付き容 器等が知られている。
【0003】 そして、このような塗液収容容器に収容される塗液は、それが例えば自動車等 の塗装面に生じた傷痕や塗装剥がれ等を補修するための補修液であったり、ある いは、誤記等の際にその上に正しい文字等を重ね書きするための修正液である場 合があるが、かかる場合には、これらの塗液は、通常、比較的揮発性に富む溶剤 中にこの溶剤には不溶な有機あるいは無機の溶剤不溶性成分、例えば顔料等を懸 濁させた比較的粘稠な懸濁液であり、長時間放置するとこの顔料等の溶剤不溶性 成分が分離して沈降するため、使用時にその都度全体を良く振盪して均一な懸濁 液にしてから使用するようになっている。
【0004】 そこで、このような塗液を収容する塗液収容容器には、使用時の塗液の攪拌性 を向上させるために、容器本体内部に球形の攪拌子を収納しておき、振盪した際 にこの攪拌子により塗液が効率良く攪拌されて均一な懸濁液となるように工夫さ れている。
【0005】 しかしながら、従来のこの種の塗液収容容器は、通常その本体底部の内面が平 らに形成されているか、あるいは、例えばエアゾール容器等の場合にはその底部 が容器本体内部側に突出する断面凹曲面状に形成されており、たとえ容器本体内 部に攪拌子を収納させておいても、振盪して塗液を攪拌する際にこの攪拌子が容 器本体の底部の内面、特に周壁部の内面と底部の内面とにより形成される隅角部 に沈降した溶剤不溶性成分に接触せず、比較的長時間振盪して容易には均一な懸 濁液にならないという問題があった。
【0006】 しかも、従来のこの種の塗液収容容器が通常は不透明な材料でできており、容 器の内部を透視できないために塗液が完全に均一な懸濁液になったかどうかを確 認することができず、不十分な混合状態のまま塗液を使用して塗布むらや塗装面 の色むらを引き起こすこともしばしば発生していた。 このような問題は、特に自動車等の塗装面の傷痕を補修するための塗装面の補 修液、特にメタリック塗液と称される比重の高いアルミナや金属等の顔料が含ま れている補修液を収容する塗液収容容器において顕著に発生する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案者は、自動車等の塗装面の傷痕を補修するための補修液や誤記 等の際に誤記部分を修正するための修正液等のように、顔料等の溶剤不溶性成分 を含む懸濁液からなる塗液を収容する塗液収容容器において、その容器本体内部 に収容される塗液を容易にかつ確実に均一な懸濁液にすることができる手段につ いて鋭意検討した結果、本考案を完成した。
【0008】 従って、本考案の目的は、溶剤不溶性成分を含む塗液の収容容器において、こ の容器を振盪するという簡単な操作で容易にかつ確実に、容器内底部に沈降した 顔料等の溶剤不溶性成分を溶剤中に分散させて均一な懸濁液とすることができる 塗液収容容器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案は、溶剤不溶性成分を含む塗液の収容容器であり、容器本体 が周壁部と底部からなり、容器本体内部には球形の攪拌子を収納させた塗液収容 容器において、周壁部の内面から底部の内面にかけて前記球状の攪拌子が1点で 接して転動する曲面部を形成し、底部の外面には少なくとも塗液収容容器が自立 可能な平面部を形成する塗液収容容器である。
【0010】 本考案において、容器本体は、容器本体内部には球形の攪拌子を収納させた塗 液収容容器において、周壁部の内面から底部の内面にかけて前記球状の攪拌子が 1点で接して転動する曲面部を形成するものであればよいが、より好ましくは容 器本体内部に収容された塗液の懸濁状態を観察できるように透明な透視窓を容器 本体のすくなくとも底部に形成するものである。また、攪拌の容器本体の底部の 内面は外側に突出する断面凸面形状または略半球状に形成すれば、球状の攪拌子 と顔料等が同じ容器本体底部の内面最深部に位置するため、その沈殿した顔料等 の溶剤不溶性成分を溶剤中に分散させやすく、さらに好ましい。また、底部の外 面には少なくとも塗液収容容器が自立可能な平面部を形成するものであるが、こ れは当該容器の製造時等において自立させる必要があるためであり、その面積は 製造時等において求められる安定度や当該容器の形状等によって決定するもので ある。
【0011】 また、本考案において、容器本体を形成するための材質については、特に制限 されるものではないが、この容器本体容器本体の底部の内面と周壁部の内面とが 接合する部分において曲面部を形成する必要から、好ましくはスチール、アルミ ニウム又はアルミニウム合金、耐圧ガラス、若しくは合成樹脂であり、更にこの 容器本体の底部を透明な透視窓に形成するためには好ましくは透明な耐圧ガラス 又は合成樹脂である。
【0012】 そして、本考案において、上記容器本体内部に収納する攪拌子は、使用時に塗 液収容容器を振盪した際に、この攪拌子が容器本体の内面、特に顔料等が沈殿堆 積しやすい容器本体の底部の内面や底部の内面から周壁部の内面にかけて形成さ れる曲面部に沿って円滑にかつ隅々まで転動する必要がある。このように攪拌子 が底部内面に沿って転動することにより、この底部内面に沈降して堆積した塗液 の顔料等の溶剤不溶性成分を攪拌して効率良く溶剤内に分散させる働きをする。
【0013】 このように攪拌子が容器本体の内面に沿って円滑にかつ隅々まで転動するため の条件としては、周壁部の内面から底部の内面にかけて曲面部が形成され、前記 球状の攪拌子がこの曲面部と1点で接して転動することが条件となる。さらに好 ましくは、容器本体底部の内面、容器本体の周壁部の内面、底部と周壁部が接合 する曲面部の各面の最小曲率半径が容器本体内部に収容する球状の攪拌子の半径 よりも大きいものである。この条件を満たせば、例えば容器本体の周壁部の形状 が円筒形でなく一部に握りやすくするための凹凸を設けても、容器本体の内部を 球状の攪拌子が円滑にかつ隅々まで転動することができ、効率良く顔料等を攪拌 することができる。
【0014】 この攪拌子については、上記の条件を満たせばその大きさや容器本体内部に収 納させる個数については特に制限はなく、この容器本体内に収納される塗液の粘 度等を考慮して決定すればよい。また、球状の攪拌子については、若干の楕円形 に変形していても、また、表面に若干の凹凸が存在していてもよい。容器を振盪 した際に球形の攪拌子が容器本体の底部内面に沿って転動し、これによって容器 本体の底部に堆積した塗液中の溶剤不要成分を効率良く攪拌することができる。 また、この攪拌子の材質についても例えば鋼製であっても、また、ガラス製であ ってもよい。
【0015】 本考案の塗液収容容器は、それが溶剤不溶性成分を含む塗液を収容するもので あればその用途については特に制限はないが、本考案の作用効果が顕著に発揮さ れるという観点から、第一には、容器本体上部に噴射ノズルを有すると共に容器 本体内部には上記噴射ノズルから塗液を噴射させる噴射手段を有し、かつ、上記 噴射ノズルを保護する保護キャップを備えたエアゾール容器であるのがよい。
【0016】 また、本考案の塗液収容容器は、第二には、容器本体上部に密閉用のキャップ を有し、例えば自動車等の塗装面に生じた擦り傷や掻き傷等の傷痕を補修するた めの補修液を収容し、必要に応じて塗装面補修具にこの補修液を補充したり、あ るいは、誤記等の上に正しい文字等を重書きする際に用いる修正液を収容し、必 要に応じて誤記修正具にこの補修液を補充するためのカートリッジ容器であるの がよい。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、実施例に基づいて、本考案の塗液収容容器の好適な実施の形態を具体的 に説明する。
【0018】 実施例1 図1に、本考案の実施例1に係る自動車用補修液が収容されるエアゾール容器 からなる塗液収容容器が示されている。 この塗液収容容器は、全体がアルミニウム又はアルミニウム合金で形成され、 容器本体1は周壁部1cと底部1aとから成り、周壁部1cの内面から底部1a の内面とにかけて曲面部1bを形成されている。また底部1aの外面は平面部1 dとなっている。この容器本体1内部に収納された鋼球からなる1個の攪拌子2 と、この容器本体1の上部に取り付けられた噴射ノズル3と、容器本体内部に設 けられて噴射ノズル3から補修液を噴射させる噴射手段4と、不使用時に上記噴 射ノズル3を保護する保護キャップ5とを備えており、また、容器本体1の底部 1aにはこの容器本体1を垂直に起立した状態で保持すると共にこの容器本体1 の底部1aを保護する合成樹脂製の底部カバー6が設けられている。
【0019】 図2は、本実施例にかかる塗液収納容器の底部周辺を拡大した図である。周壁 部1cの内面から底部1aの内面とにかけて曲面部1bを形成しているが、この 曲面部1bの曲率半径は一定である。また、この曲率半径10bが容器本体底部 1aの内面、容器本体周壁部1cの内面、曲面部1bの各面の最小曲率半径(R )となる。ここで、球状の攪拌子20の半径を半径(r)とすれば、r<Rの関 係にある。例えば、最小曲率半径が6.5mmで、球状の攪拌子20の半径が6 .25mmであればこの条件を満たす。
【0020】 この実施例1の塗液収容容器によれば、容器本体1内部に収容された自動車用 補修液が例えばメタリック車ようの補修液であって、静置すると直ぐに沈降する ようなアルミナ等の無機顔料からなる溶剤不溶性成分を含むものであっても、使 用時に容器を振盪すれば、容器本体1内部に収納された球形の攪拌子2が容器本 体1の底部1aの内面に沿って転動し、これによってこの底部1aに沈降した補 修液のアルミナ等の溶剤不溶性成分は良く攪拌されて溶剤中に分散し、容易に均 一な懸濁液になる。
【0021】 また、本発明にかかる塗液収納容器の底部周辺の形状は図2に示したものに限 定されるものではない。例えば、図3(a)や図3(b)のように底部1a外面 に形成される平面部1dを図2に示したものに比べて小さく形成してもよい。但 し、塗液収納容器は製造時、販売時等において立たせる必要があるため、平面部 1dはそれに足る面積を有するものである。また、図3(a)に示すように曲面 部1bの曲率半径が周壁部1cから底部1aに掛けて徐々に大きくなるものであ ってもよい。この場合には最小曲率半径(R)は図3(a)に示すように周壁部 1c側の曲面部の始点におけるものとなる。一方、図3(b)に示すように曲面 部1bの曲率半径が周壁部1cから底部1aに掛けて徐々に小さくなるものであ ってもよい。この場合には最小曲率半径(R)は図3(b)に示すように底部1 a側の曲面部の始点におけるものとなる。
【0022】 さらに、図4(a)に示すように、底部1a内面を外側に向けて突出する断面 凸曲面形状に形成するものであってもよい。図4(a)に示すように曲面部1b の曲率半径が周壁部1cから底部1aに掛けて徐々に小さくなるものであるので 、この場合には最小曲率半径(R)10bは図4(a)に示すように底部1a側 の曲面部の始点におけるものとなる。また、図4(b)に示すように、底部1a 内面を外側に向けて突出する略半球状に形成するものであってもよい。この場合 、曲面部1bの曲率半径は一定であり、これが最小曲率半径(R)10bとなる 。これらのように、底部1a内面を外側に向けて突出する断面凸曲面形状や略半 球状に形成することで、静的状態では球状の攪拌子と沈殿した顔料等が同じ底部 1a内面の最深部分に位置するため、この容器を振盪するという簡単な操作で一 層容易にかつ確実に、容器内底部に沈降した顔料等の溶剤不溶性成分を溶剤中に 分散させて均一な懸濁液とすることができる。
【0023】 なお、これら図3(a)、図3(b)、図4(a)、図4(b)の何れの場合 にも容器本体底部1aの内面、容器本体の周壁部1cの内面、底部1aから周壁 部cにかけて形成される曲面部1bの各面の内の最小曲率半径(R)10bが容 器本体内部に収容する球状の攪拌子の半径(r)20よりも大きいため、容器本 体内部に収納する球状の攪拌子2は、使用時に塗液収容容器を振盪した際に、こ の攪拌子2が容器本体1の内面、特に顔料等が沈殿堆積しやすい容器本体の底部 1aの内面や底部の内面から周壁部の内面にかけて形成される曲面部1bに沿っ て円滑にかつ隅々まで転動し、この底部内面に沈降して堆積した塗液の顔料等の 溶剤不溶性成分を攪拌して効率良く溶剤内に分散させる働きをする。
【0024】 実施例2 図5には、上記実施例1と同様に自動車用補修液が収容されるエアゾール容器 に係るものであって、その要部が示されている。 この実施例2の塗液収容容器においては、上記実施例1の場合とは異なり、容 器本体1が不透明な合成樹脂で成形された周壁部1cと透明な合成樹脂で成形さ れた底部1aとからなり、底部1aが透明な透視窓7として露出している。
【0025】 そして、この容器本体1内には、比較的大きな鋼球からなる1個の攪拌子2a と比較的小さな鋼球からなる2個の攪拌子2bとが収納されている。なお、この 場合においても何れの球状の攪拌子の半径(r)は容器本体底部1aの内面、容 器本体周壁部1cの内面、底部から周壁部にかけて形成される曲面部1bの各面 の最小曲率半径よりも小さいものである。
【0026】 従って、この実施例2の塗液収容容器によれば、容器本体1を垂直にして保管 している場合この容器本体1内の補修液中の溶剤不要成分は底部1aが形成する 透視窓7内面に沈降して堆積することになり、また、この容器を振盪して容器本 体1内部の補修液を振盪する際には、底部1aが透視窓7となり、この容器本体 1内部の補修液の懸濁状態を観察することができるので、容器本体1内部の補修 液が確実に均一な懸濁液になったか否かを確認しながら補修液、すなわち容器の 振盪を行うことができる。
【0027】 実施例3 図6には、自動車用補修液を小分けして販売するためのカートリッジ容器から なる塗液収容容器が示されており、透明な耐圧ガラス製の容器本体1の底部1a は外側に突出する略半球状に形成されていると共に、上部にはこの容器本体1を 密閉するためのキャップ8が設けられている。
【0028】 この実施例3の塗液収容容器には、その容器本体1内部に2個の鋼球からなる 攪拌子2が収納されており、使用時にこの容器を振盪した際に、これらの攪拌子 2が略半球状に突出した底部1a内面に沿って転動し、この底部1a内面に堆積 した補修液中の溶剤不溶性成分を溶剤中に分散せしめる。
【0029】 この実施例3の塗液収容容器内に収納された補修液は、使用時に別に用意され た塗筆等を用いて自動車の塗装面の傷痕の上に塗布されたり、あるいは、自動車 用の塗装面補修具の塗液収容部内に充填して使用される。
【0030】 実施例4 図7には、自動車用補修液が収容された筆付き容器からなる塗液収容容器が示 されており、実施例3の場合と同様に、透明な耐圧ガラス製の容器本体1の底部 1aは外側に突出する略半球状に形成されていると共に、上部にはこの容器本体 1を密閉するキャップ8が設けられており、また、このキャップ8には使用時に 用いる塗筆9が取り付けられている。
【0031】 この実施例4の塗液収容容器には、その容器本体1内部に1個のガラス玉から なる攪拌子2が収納されており、使用時にこの容器を振盪した際に、この攪拌子 2が略半球状に突出した底部1a内面に沿って転動し、この底部1a内面に堆積 した補修液中の溶剤不溶性成分を溶剤中に分散せしめる。
【考案の効果】
本考案の塗液収容容器によれば、容器を振盪するという簡単な操作で容易にか つ確実に、この容器内底部に沈降した顔料等の溶剤不溶性成分を溶剤中に分散さ せて均一な懸濁液とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本考案の実施例1に係るエアゾール
容器からなる塗液収容容器を示す部分断面説明図であ
る。
【図2】 図2は、図1の部分拡大図である。
【図3】 図3は、実施例1の変形例を示したものであ
る。
【図4】 図4は、実施例1の変形例を示したものであ
る。
【図5】 図5は、本考案の実施例2に係るエアゾール
容器からなる塗液収容容器の要部を示す部分断面説明図
である。
【図6】 図6は、本考案の実施例3に係るカートリッ
ジ容器からなる塗液収容容器を示す部分断面説明図であ
る。
【図7】 図7は、本考案の実施例4に係る筆付き容器
からなる塗液収容容器を示す部分断面説明図である。
【符号の説明】
1…容器本体、1a…底部、1b…曲面部、1c…周壁
部、1d…平面部、2,2a,2b…球状攪拌子、3…
噴射ノズル、4…噴射手段、5…保護キャップ、7…透
視窓、8…キャップ、9…塗筆。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶剤不溶性成分を含む塗液の収容容器で
    あり、容器本体が周壁部と底部からなり、容器本体内部
    には球形の攪拌子を収納させた塗液収容容器において、 周壁部の内面から底部の内面にかけて前記球状の攪拌子
    が1点で接して転動する曲面部を形成し、 底部の外面には少なくとも塗液収容容器が自立可能な平
    面部を形成することを特徴とする塗液収容容器。
  2. 【請求項2】 容器本体の底部の内面が外側に向けて突
    出する断面凸面形状に形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の塗液収容容器。
  3. 【請求項3】 容器本体の底部の内面が外側に向けて突
    出する略半球状に形成されていることを特徴とする請求
    項又は2に記載の塗液収容容器。
  4. 【請求項4】 容器本体底部の内面、容器本体の周壁部
    の内面、底部と周壁部が接合する曲面部の各面の最小曲
    率半径が容器本体内部に収容する球状の攪拌子の半径よ
    りも大きいことを特徴とする請求項1〜5に記載の塗液
    収容容器。
  5. 【請求項5】 収容容器が、容器本体上部に設けられた
    噴射ノズルと、容器本体内部に設けられて上記噴射ノズ
    ルから塗液を噴射させる噴射手段と、上記噴射ノズルを
    保護する保護キャップとを有するエアゾール容器である
    請求項1〜6のいずれかに記載の塗液収容容器。
  6. 【請求項6】 収容容器が、容器本体上部に密閉用のキ
    ャップを有するカートリッジ容器である請求項1〜6の
    いずれかに記載の塗液収容容器。
  7. 【請求項7】 容器本体が、スチール、アルミニウム又
    はアルミニウム合金、耐圧ガラス、若しくは合成樹脂で
    形成されている請求項1〜8のいずれかに記載の塗液収
    容容器。
  8. 【請求項8】 容器本体の少なくとも底部が透明な耐圧
    ガラス又は合成樹脂で形成されており、この底部が容器
    本体内部の塗液を透視する透視窓になっている請求項1
    〜8のいずれかに記載の塗液収容容器。
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