JPH07289963A - 浸漬塗装装置 - Google Patents

浸漬塗装装置

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JPH07289963A
JPH07289963A JP9248194A JP9248194A JPH07289963A JP H07289963 A JPH07289963 A JP H07289963A JP 9248194 A JP9248194 A JP 9248194A JP 9248194 A JP9248194 A JP 9248194A JP H07289963 A JPH07289963 A JP H07289963A
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JP
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paint
tank
coating
blades
agitating
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JP9248194A
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Masayuki Suguro
正行 勝呂
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Trinity Industrial Corp
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Trinity Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】槽内塗料を均一に撹拌することができ、通常塗
装時はもとより塗料を補給する場合でも被塗物に気泡を
付着させることなく塗装を高品質に行えるようにする。 【構成】塗料槽1の底部2に、塗料を撹拌可能な2つの
撹拌部10を当該槽中央部を挟んで並設し、各撹拌部1
0を、回転軸11と,この回転軸11に固定された複数
の固定羽根12と,各固定羽根12の先端部に回動可能
に設けられた可動羽根13と,回転軸11回転時に塗料
から押圧力を受ける可動羽根15が設定角度を越えて回
動するのを阻止し固定羽根14に対して所定角度傾斜し
た位置に係止可能なストッパ16とから形成し、塗料槽
1の外部に両撹拌部10の回転軸11を通常時には内回
り方向にかつ塗料補給時には外回り方向に動力伝達機構
30を介して回転駆動可能な駆動装置20を設けた構成
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料(例えば、顔料が
亜鉛である亜鉛末塗料)を収容した塗料槽に被塗物を浸
漬して塗装する浸漬塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、高い防食性が要求される部品
(車両の車体懸架用の板ばね等)は、金属末塗料の一種
である亜鉛末塗料(ジンクリッチペイント)を用いて浸
漬塗装されることが多い。図7に、防食塗装に使用され
る浸漬塗装装置の従来構成を示す。図において、1は塗
料槽である。塗料槽1内は、金属亜鉛を主成分とする亜
鉛末塗料50で満たされている。この塗料槽1に図示し
ない搬送手段を用いて搬送されてくる被塗物(板ばね)
Wを昇降装置55に積み替え、当該昇降装置55で被塗
物(板ばね)Wを塗料槽内に浸漬して塗装している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した塗
料槽1内の亜鉛末塗料50は、その亜鉛成分51が比重
差で溶剤分と分離して槽底に沈殿する。この槽底に沈澱
した亜鉛成分51は固まって堆積し塗装に支障を与える
ようになるため、適時、塗料槽1内の亜鉛末塗料50を
全部抜いて固形化した亜鉛成分51を除去する作業を行
っている。
【0004】そこで、上記事態が生じないように、図7
中2点鎖線で示す如く、塗料槽1に亜鉛末塗料50を撹
拌するアジテータ60が設置されることがあるが、かか
るアジテータ60では羽根部61の近傍の塗料分だけし
か撹拌することができないため、多数設置せざるを得ず
装置が大型化するとともに設備経済上問題がある。ま
た、槽中央部は昇降装置55と干渉してしまうためアジ
テータ60を設置できず、当該槽中央部の底面3に固化
亜鉛成分51が堆積するのを解消するのが困難である。
【0005】また、塗料槽1内の亜鉛末塗料50の収容
高さを低くし、被塗物Wを亜鉛末塗料50に出入りさせ
る際の液撹拌作用を利用して亜鉛末塗料50の撹拌を行
うことが考えられるが、これでは背高の被塗物を良好に
塗装することができずに適応性が低くなってしまうとと
もに、頻繁に亜鉛末塗料50の補給をしなければならな
くなる。
【0006】また、塗料槽1内の亜鉛末塗料50は使用
に伴い減少してくるので、適時、亜鉛末塗料を補給する
必要があるが、当該塗料補給は顔料としての亜鉛とその
他の溶剤成分等とを別々に所定の割合で塗料槽1内に投
入することにより行っている。
【0007】そのため、亜鉛等が投入された塗料槽1内
の亜鉛末塗料がアジテータ60等によって撹拌されて液
組成が均一化されるまでの時間(通常、5〜10分
間)、被塗物を塗料槽1に浸漬して塗装を行うことがで
きず、生産能率が低下する。例えば、被塗物Wが塗料槽
1に1分間に12個の割合で搬送されてくる場合には、
上記亜鉛末塗料補給に伴う塗装中断により、60〜12
0個の被塗物が塗装を待たされることになる。
【0008】さらに、通常、上記亜鉛末塗料補給時に槽
内亜鉛末塗料に空気が持ち込まれ気泡が生じるが、かか
る気泡は例えば上記アジテータ60を通常塗装時よりも
高速で回転しても除去することは困難であり、特にアジ
テータ60が設置できない槽中央部で発生した気泡を除
去するのは至難である。そのため、亜鉛末塗料補給後に
再開された浸積塗装では、被塗物表面に気泡を含有した
亜鉛末塗料が塗布され、肌荒れおよびブツ等が発生し塗
装品質が低下してしまう事態が生じることがある。
【0009】なお、上記問題は、他の塗料を収容した塗
料槽内を撹拌する場合にも、程度の差はあっても生じ
る。
【0010】本発明の目的は、上記事情に鑑み、槽内塗
料全体を均一に撹拌することができ、通常塗装時はもと
より塗料を補給する場合でも被塗物に気泡を付着させる
ことなく高品質に塗装することができる浸漬塗装装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る浸漬塗装装
置は、塗料を収容した塗料槽に被塗物を浸漬して塗装す
る浸漬塗装装置において、前記塗料槽の底部に、塗料を
撹拌可能な2つの撹拌部を当該槽中央部を挟んで並設
し、該各撹拌部を、前記塗料槽の底面に沿って伸延しか
つ回転可能に設けられた回転軸と,この回転軸に固定さ
れた複数の固定羽根と,各固定羽根の先端部に回動可能
に設けられた可動羽根と,回転軸回転時に塗料から押圧
力を受ける可動羽根が設定角度を越えて回動するのを阻
止し固定羽根に対して所定角度傾斜した位置に係止可能
なストッパとから形成し、前記塗料槽の外部に両撹拌部
の回転軸を動力伝達機構を介して適時に内回り方向又は
外回り方向に回転駆動可能な駆動装置を設けたこと特徴
とする。
【0012】
【作用】上記構成による本発明の場合、通常塗装時に
は、塗料槽の底部に並設された両撹拌部の回転軸が、駆
動装置によって内回り方向に回転される。
【0013】これにより、塗料槽内の塗料(例えば亜鉛
末塗料)は、各回転軸を中心として当該槽内を液循環す
るが、両回転軸間部分では共に上から下へ流動するの
で、比重の大きな顔料成分(例えば亜鉛)が沈殿しやす
い槽中央底部も十分に撹拌されることになる。
【0014】ここにおいて、上記回転軸の回転に伴い、
可動羽根は塗料から押圧力を受けてストッパによって係
止される位置まで回動し,固定羽根に対して所定角度だ
け傾斜した状態を維持する。
【0015】そのため、各固定羽根および各可動羽根の
回転に伴い撹拌される塗料は、当該可動羽根に沿って回
転軸より離隔する方向へ積極的に流動されることにな
り、一段と広範囲にわたって塗料を十分に撹拌すること
ができる。また、両撹拌部は槽底部に設けられているの
で、塗料槽の上方から槽内塗料中に浸漬される被塗物が
背高であったとしても干渉するようなことはない。
【0016】その結果、槽内塗料全体を均一に撹拌する
ことができ、被塗物を背丈に関係なく円滑かつ確実に塗
装することができる。
【0017】また、塗料補給を行う場合には、両撹拌部
の回転軸を外回り方向に回転させる。これにより、各回
転軸より上方部分では、塗料は槽中央部より槽側壁に向
かって流動することになり、当該塗料中に発生した気泡
は直ちに槽側壁側へ押しやられることになる。その結
果、例えば亜鉛末塗料を補給する場合でも、中断するこ
となく被塗物に気泡を含まず均一に撹拌された亜鉛末塗
料を付着させて塗装することができる。
【0018】なお、通常塗装時でも、両撹拌部の回転軸
を外回り方向に適宜回転させることにより、槽内塗料中
に発生した気泡を槽側壁側へ押しやることができ、高品
質塗装を確保できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本浸漬塗装装置は、図1〜図6に示す如く、被塗
物(この実施例では車両用板ばね)を浸漬塗装して重金
属末塗料としての亜鉛末塗料(ジンクリッチペイント)
50を塗布可能な装置であり、塗料槽1と2つの撹拌部
10と駆動装置20と動力伝達機構30とを備え、槽内
亜鉛末塗料50全体を均一に撹拌可能で,通常塗装時は
もとより塗料補給をする場合でも被塗物を気泡を付着さ
せることなく高品質に塗装できるように構成されてい
る。なお、従来例(図7)と共通する構成要素について
は同一の符号を付し、その説明を簡略または省略する。
【0020】本装置の特徴部である各撹拌部10は、図
1に示す如く、回転軸11,羽根13およびストッパ1
6を含み、塗料槽1の底部2に当該槽中央部を挟んで並
設されている。
【0021】各回転軸11は、図3に示す如く,それぞ
れ軸受11aを介して塗料槽1の底面3に沿って伸延し
かつ軸心12を中心として回転可能に設けられている。
また、羽根部13は、回転軸11に固定された複数の固
定羽根14と,各固定羽根14の先端部に回動可能に設
けられた可動羽根15とから構成されている。また、ス
トッパ16は、回転軸11回転時に重金属末塗料(亜鉛
塗料50)から押圧力を受ける可動羽根15が設定角度
(θ1+θ2)を越えて回動するのを阻止し,固定羽根
14に対して所定角度(θ1,θ2)だけ傾斜した位置
(P1,P2)に係止可能に構成されている。
【0022】本実施例の場合、固定羽根14は、図2お
よび図4に示す如く、回転軸11の軸心12方向に離隔
配設され,かつ軸心12を中心とする円周方向に所定角
度(ここでは90℃)ずつ位置ずれして配設されてい
る。
【0023】また、可動羽根15は、固定羽根14の先
端部に回転連結部17(連結軸18,通し穴付き部材1
9)を介して回動可能に取り付けられている。ストッパ
16は、固定羽根12の先端部に固着されており、可動
羽根15を固定羽根14に対して所定角度(θ1,θ
2)傾斜した第1傾斜位置P1,第2傾斜位置P2に係
止可能に形成されている。本実施例では、上記所定角度
θ1,θ2を、それぞれ30゜としている。
【0024】上記両撹拌部10の回転軸11は、図3に
示す如く、動力伝達機構30を介して槽外の駆動装置2
0によって、通常時には内回り方向(図1中矢印U方
向)に,かつ重金属末塗料補給時には外回り方向(図中
矢印S方向)に回転駆動される。具体的には,駆動装置
20は、正速2方向に回転可能な減速機付きモータ21
より形成されている。また、動力伝達機構30は、モー
タ21の回転軸22に装着されたチェーンホイル31,
中間軸33に装着されたチェーンホイル35,36,撹
拌部10の回転軸11に装着された従動側チェーンホイ
ル37,各対応するチェーンホイル(31と35,36
と37)間に掛け渡されたチェーン(38,39)とか
ら構成されている。
【0025】なお、本実施例においては、動力伝達機構
30の可動部に亜鉛末塗料50が付着・固化して動力伝
達に支障を来たさないように、塗料除去手段40が設け
られている。本実施例では、塗料除去手段40は、塗料
槽1の上部でチェーン39に付着した亜鉛末塗料50を
掻き取るスクレーパ41と,中間軸33とそれを支持す
る軸受部34との間に亜鉛末塗料50が侵入するのを防
止する鍔部材45とから構成されている。
【0026】具体的には、スクレーパ41は、図5
(A),(B)に示す如く、塗料槽1の上縁4にチェー
ン39に対応して設けられており、チェーン39に付着
した亜鉛末塗料50を掻き取りつつ当該チェーン39の
移動を許容する溝部42を有している。
【0027】また、鍔部材45は、図6に示す如く、皿
状に形成されており、中間軸33の図中右端部にチェン
ーホイル36と軸受部34とを隔離可能に装着されてい
る。鍔部材45は、チェーンホイル36側に若干反り返
った傾斜面46を有している。かかる鍔部材45の傾斜
面46にチェーンホイル36側から亜鉛末塗料が付着し
ても、中間軸33と共に回転する傾斜面46に沿って外
方へ払い落されるので、亜鉛末塗料が軸受部34側へ侵
入するようなことはない。
【0028】次に、この実施例の作用について説明す
る。通常塗装時には、塗料槽1の底部2に並設された両
撹拌部10の回転軸11が、駆動装置20によって内回
り方向(矢印U方向)に回転される。
【0029】これにより、塗料槽1内の亜鉛末塗料50
は、各回転軸11を中心として当該槽内を液循環する
が、両回転軸11間部分では共に上から下へ流動するの
で、比重の大きな顔料成分(亜鉛)が沈殿しやすい槽中
央底部も十分に撹拌されることになる。
【0030】ここにおいて、上記回転軸11の回転に伴
い、可動羽根15は亜鉛末塗料から押圧力を受けストッ
パ16によって係止される第1傾斜位置P1まで回動
し,固定羽根14に対して所定角度θ1(=30゜)だ
け傾斜した状態を維持する。
【0031】そのため、各固定羽根14および各可動羽
根15の回転に伴い撹拌される亜鉛末塗料は当該可動羽
根15に沿って回転軸11より離隔する方向へ積極的に
流動されることになり、一段と広範囲にわたって亜鉛末
塗料を十分に撹拌することができる。また、各撹拌部1
0は槽底部2に設けられているので、塗料槽1の上方か
ら槽内亜鉛末塗料50中に浸漬される被塗物が背高であ
ったとしても干渉するようなことはない。
【0032】その結果、槽底に亜鉛末塗料の亜鉛成分が
沈殿するのを防止して、被塗物を背丈に関係なく円滑か
つ確実に塗装することができる。
【0033】また、亜鉛と他の溶剤分等とを塗料槽1内
に別々に投入して亜鉛末塗料を補給する場合には、両撹
拌部10の回転軸11を外回り方向(S方向)に回動す
る。これにより、各回転軸11より上方部分では、亜鉛
末塗料は槽中央部より槽側壁1wに向かって流動するこ
ととなり、当該塗料中に発生した気泡は直ちに槽側壁1
w側へ押しやられることになる。その結果、亜鉛末塗料
を補給する場合でも、被塗物に気泡を含まずかつ均一に
撹拌された亜鉛末塗料を付着させて塗装することができ
る。
【0034】なお、通常塗装時でも、両撹拌部10の回
転軸11を外回り方向(S方向)に適宜回転させること
により、槽内塗料中に発生した気泡を槽側壁1w側へ押
しやることができ、高品質塗装を確保できる。
【0035】しかして、この実施例によれば、塗料槽1
の底部2に、亜鉛末塗料を撹拌可能な2つの撹拌部10
を当該槽中央部を挟んで並設し、各撹拌部10を、塗料
槽1の底面3に沿って伸延しかつ回転可能に設けられた
回転軸11と,この回転軸11に固定された複数の固定
羽根14と,各固定羽根14の先端部に回動可能に設け
られた可動羽根15と,回転軸11回転時に亜鉛末塗料
50から押圧力を受ける可動羽根15が設定角度(θ1
+θ2)を越えて回動するのを阻止し、固定羽根14に
対して所定角度(θ1,θ2)傾斜した第1および第2
傾斜位置(P1,P2)に係止可能なストッパ16とか
ら形成し、塗料槽1の外部に両撹拌部10の回転軸11
を動力伝達機構30を介して適時内回り方向(矢印U方
向)又は外回り方向(矢印S方向)に回転駆動可能な駆
動装置20を設けた構成としたので、槽内亜鉛末塗料5
0全体を均一に撹拌することができ、通常塗装時はもと
より亜鉛末塗料を補給する場合でも、被塗物に気泡を付
着させることなく高品質に浸漬塗装することができる。
【0036】なお、上記実施例では、ストッパ16を各
固定羽根14の先端部に固着したが、可動羽根15を第
1および第2傾斜位置(P1,P2)に係止しておくこ
とができれば、どのように構成してもよい。例えば、ス
トッパ16を各固定羽根14の先端部に一体形成しても
よい。また、可動羽根15側にストッパ(16)を設け
てもよい。この場合も、可動羽根15とは別体のストッ
パ(16)を、当該可動羽根15にねじ等を用いて固着
して設置してもよく、またストッパ(16)を可動羽根
15と一体形成してもよい。
【0037】また、第1および第2傾斜位置(P1,P
2)の固定ガイド12に対する傾斜角度(θ1,θ2)
をそれぞれ30゜としたが、角度はこれに限定されな
い。
【0038】また、本実施例では、塗料として亜鉛末塗
料を選定したが、これに限定されず、例えば自動車車体
の塗装等に使用される一般的な塗料(メタリック塗料
等)でもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、塗料槽の底部に、塗料
を撹拌可能な2つの撹拌部を当該槽中央部を挟んで並設
し、各撹拌部を、塗料槽の底面に沿って伸延しかつ回転
可能に設けられた回転軸と,この回転軸に固定された複
数の固定羽根と,各固定羽根の先端部に回動可能に設け
られた可動羽根と,回転軸回転時に塗料から押圧力を受
ける可動羽根が設定角度を越えて回動するのを阻止し固
定羽根に対して所定角度傾斜した位置に係止可能なスト
ッパとから形成し、塗料槽の外部に両撹拌部の回転軸を
動力伝達機構を介して適時に内回り方向又は外回り方向
に回転駆動可能な駆動装置を設けた構成としたので、槽
内塗料を均一に撹拌することができ、通常塗装時はもと
より塗料を補給する場合でも被塗物に気泡を付着させる
ことなく塗装を高品質に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための横断面図であ
る。
【図2】同じく、撹拌部の構成を説明するための図であ
る。
【図3】同じく、塗料槽と撹拌部と動力伝達機構と駆動
装置との位置関係を説明するための図である。
【図4】同じく、塗料槽の平面図である。
【図5】同じく、塗料除去装置を構成するスクレーパを
説明するための図である。
【図6】同じく、塗料除去装置を構成する鍔部材を説明
するための図である。
【図7】浸漬塗装装置の従来構成を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 塗料槽 2 塗料槽の底部 10 撹拌部 11 回転軸 13 羽根部 14 固定羽根 15 可動羽根 16 ストッパ 20 駆動装置 30 動力伝達機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料を収容した塗料槽に被塗物を浸漬し
    て塗装する浸漬塗装装置において、 前記塗料槽の底部に、塗料を撹拌可能な2つの撹拌部を
    当該槽中央部を挟んで並設し、該各撹拌部を、前記塗料
    槽の底面に沿って伸延しかつ回転可能に設けられた回転
    軸と,この回転軸に固定された複数の固定羽根と,各固
    定羽根の先端部に回動可能に設けられた可動羽根と,回
    転軸回転時に塗料から押圧力を受ける可動羽根が設定角
    度を越えて回動するのを阻止し固定羽根に対して所定角
    度傾斜した位置に係止可能なストッパとから形成し、前
    記塗料槽の外部に両撹拌部の回転軸を動力伝達機構を介
    して適時に内回り方向又は外回り方向に回転駆動可能な
    駆動装置を設けたこと特徴とする浸漬塗装装置。
JP9248194A 1994-04-28 1994-04-28 浸漬塗装装置 Pending JPH07289963A (ja)

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