JP3051955B2 - 電気プラグ用カバー - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、電気プラグ用カ
バー、特に、プラグ本体とその所定平面から突出して対
向状態に並ぶ一対の端子板とを有する電気プラグに装着
される電気プラグ用カバーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図７は、温水暖房装置(1000)の構成の概
要を示す図であり、図８は、図７の電気プラグ(7) の斜
視図である。図７に示す温水暖房装置(1000)は、室外に
て温水を加熱する室外機(6a)と、前記加熱された温水の
熱を室内に放出する室内機(6b)と、を具備する構成であ
る。そして、室外機(6a)から延びて壁孔(90)に挿通され
る一対のパイプ(61)と、室内機(6b)から延びる一対のパ
イプ(62)とは、壁(9) の室内側の壁面(91)に設けられた
壁面ユニット(8) にて着脱自在に接続される。この接続
状態で、室外機(6a)と室内機(6b)との間で温水が循環す
る。

【０００３】又、室外機(6a)から延びる電気コード(63)
が壁孔(90)に挿通されて壁面ユニット(8) の電気接続具
(630) に達しており、この電気接続具(630) に対して電
気コード(64)が着脱自在に接続される。この電気コード
(64)に於ける電気接続具(630) とは反対側の端部に設け
た電気プラグ(7) が室内の電源コンセント(92)に着脱自
在に接続される。この接続状態で、室外機(6a)に電力が
供給される。

【０００４】更に、室内機(6b)から延びる電気コード(6
5)の先端に設けた電気プラグ(7) も電源コンセント(92)
に着脱自在に接続される。この接続状態で室内機(6b)に
も電力が供給される。尚、電気プラグ(7) は、図８に示
すように、プラグ本体(71)と、その所定平面から突出し
て対向状態に並ぶ一対の端子板(72)(73)と、を有する構
成となっている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところが、温水暖房装
置(1000)の施工に際して、電気プラグ(7) の端子板(72)
(73)がむき出しになっており、これら端子板(72)(73)が
損傷し易い。特に、端子板(72)(73)が並ぶ方向に大きな
力が加わった場合には、これら端子板(72)(73)が曲がり
易い。

【０００６】又、室外機(6a)や室内機(6b)への電気コー
ドの結線などの配線作業が終了するまでに電気プラグ
(7) が電源コンセントに不用意に接続されてしまう可能
性がある。請求項１の発明は、電気プラグの端子板の損
傷を抑え且つ電源コンセントへの不用意な接続を抑えた
電気プラグ用カバーを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明の課題解
決手段は、『電気コードが接続されたプラグ本体とその
所定平面から突出して対向状態に並ぶ一対の端子板とを
有する電気プラグに装着される電気プラグ用カバーであ
って、帯状のシート部材よりなり、前記端子板の先端の
各々を包囲し、その一端が前記プラグ本体又は前記電気
コードの前記プラグ本体近傍の部分に着脱自在に係合
し、且つ、その他端には前記端子板の前記プラグ本体側
の部分の各々が貫通状態に係合する』ことを特徴とす
る。

【０００８】この電気プラグ用カバーは、帯状のシート
部材よりなり、端子板の先端の各々を包囲する構成とな
っている。そして、この電気プラグ用カバーの一端がプ
ラグ本体又は前記電気コードの前記プラグ本体近傍の部
分に係合し且つ他端が端子板のプラグ本体側の部分の各
々に係合する。従って、この電気プラグ用カバーによっ
て、端子板の各々が略全体的に包囲された状態となる。

【０００９】又、前記一端及び前記他端での係合によっ
て、この電気プラグ用カバーが電気プラグに対して脱落
阻止状態に取付けられたものとなる。ここで、請求項２
の発明のように、『前記プラグ本体の電気コードとの接
続部を嵌め込む為の嵌込部を有する第１片部と、前記第
１片部の一端から前記プラグ本体に沿って前記端子板の
先端近傍まで延びる第２片部と、前記第２片部の先端か
ら延びて前記端子板の先端の各々を包囲する第３片部
と、前記第３片部の先端から前記所定平面の近傍まで延
びる第４片部と、前記第４片部の先端から延びて前記所
定平面に対向し且つ前記端子板が各々差し込まれる一対
の長孔を有する第５片部と、からなり、前記第１〜第５
片部の各境界部が折り曲げ自在である』ものでもよい。

【００１０】このものでは、第１片部とプラグ本体との
係合、及び、第５片部と端子板の各々との係合によっ
て、この電気プラグ用カバーが電気プラグに対して脱落
阻止状態に取り付けられたものとなる。又、前記係合さ
れた状態で、第２片部、第３片部及び第４片部によっ
て、端子板の各々が略全体的に包囲されたものとなる。

【００１１】請求項３の発明のように、『前記電気プラ
グ用カバーの幅方向は、前記端子板の各々が並ぶ方向に
一致し、前記電気プラグ用カバーの幅は、前記端子板の
各々が並ぶ方向の前記プラグ本体の幅よりも大きい』も
のでもよい。この電気プラグ用カバーは、その幅方向が
端子板の各々が並ぶ方向に一致しているから、端子板の
各々が並ぶ方向に加わる外力に対する剛性が比較的大き
いものとなる。

【００１２】そして、電気プラグ用カバーの幅が端子板
の各々が並ぶ方向のプラグ本体の幅よりも大きく、端子
板の各々及びプラグ本体に物が直接当たりにくい。請求
項４の発明のように、『前記第２片部には、前記電気プ
ラグの使用に関する警告内容が表示される』ものでもよ
い。

【００１３】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明で
は、この電気プラグ用カバーによって、電気プラグの端
子板の各々が略全体的に包囲された状態となるから、端
子板の各々の損傷が抑えられる。又、端子板の各々が前
記包囲された状態となるから、電気プラグを電源コンセ
ントに接続しようとしてもこの電気プラグ用カバーによ
って前記接続が阻止される。つまり、電源コンセントへ
の電気プラグの不用意な接続が抑えられる。

【００１４】請求項３の発明では、端子板の各々が並ぶ
方向に加わる外力に対してこの電気プラグ用カバーの剛
性が比較的大きいものとなる。又、プラグ本体及び端子
板の各々に対して物が直接当たりにくい。従って、前記
外力により端子板の各々が湾曲変形してしまう不都合が
抑えられ、端子板の各々の損傷抑制の効果が更に大きく
なる。

【００１５】請求項４の発明では、この電気プラグ用カ
バーに表示された警告内容によって、電気プラグの誤使
用が抑えられる。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面に基づいて説明する。図１は、本願発明の実施の形
態に於ける電気プラグ用のカバー(4) の平面図であり、
図２は、図１のカバー(4) が取り付けられる電気プラグ
(100) の斜視図であり、図３は、図２の電気プラグ(10
0) へのカバー(4) の取付説明図であり、図４は、図３
のカバー(4) のＩＶーＩＶ断面図であり、図５は、図３
のカバー(4)及び電気プラグ(100) の正面図である。
尚、図４では、電気プラグ(100) を断面図でなく側面図
で示している。

【００１７】尚、電気プラグ(100) は、図７の温水暖房
装置(1000)に於いて電気プラグ(7)の代わりに用いられ
るものである。 ［電気プラグ(100) について］図２に示すように、電気
プラグ(100) は、合成樹脂製のプラグ本体(1) と、一対
の矩形状の金属製の端子板(2a)(2b)と、からなる。

【００１８】プラグ本体(1) の主体部(10)は、直方体状
のブロック体を長手方向の中程にてＬ字状に屈曲させた
形状である。そして、この主体部(10)に於ける前記長手
方向の一方端面(10a) は平面状に形成され、この一方端
面(10a) から前記の端子板(2a)(2b)が突出して対向状態
に並んでいる。尚、一方端面(10a) が既述請求項１、２
に記載の「所定平面」に相当する。

【００１９】又、主体部(10)に於ける前記長手方向の他
方端面から主体部(10)に対して電気コード(3) が入り込
んでおり、この電気コード(3) を密着状態にて保持する
保持部(11)が前記他方端面から延びている。 ［カバー(4) について］図１に示すように、カバー(4)
は、一定幅の帯状に形成された厚紙よりなり、このカバ
ー(4) は、その長手方向に於いて矩形状の第１〜第５片
部(4a)(4b)(4c)(4d)(4e)の各々がこの順序にて並んだ構
成となっている。

【００２０】カバー(4) の前記長手方向の一方端部の第
１片部(4a)には、上記の保持部(11)が丁度嵌め込まれる
大きさの孔部(41)が形成されている。そして、カバー
(4) の前記長手方向の一方端縁から切り込まれて孔部(4
1)に達する切り目(42)が形成されている。これら孔部(4
1)及び切り目(42)が既述請求項２に記載の「嵌込部」に
相当する。

【００２１】カバー(4) の前記長手方向の他方端部の第
５片部(4e)には、前記長手方向に延び且つ上記の端子板
(2a)(2b)が丁度貫通する大きさの長孔(43a)(43b)が形成
されている。又、これら長孔(43a)(43b)どうしのピッチ
は、端子板(2a)(2b)どうしのピッチと同一に設定されて
いる。そして、第１片部(4a)に続く第２片部(4b)の表面
には、電気プラグ(100) の使用に関する警告内容が表示
されている。このものでは、前記警告内容として、温水
暖房装置(1000)の全ての配線工事が完了するまで電気プ
ラグ(100) を電源コンセントに差し込まないように警告
する旨の内容が表示されている。

【００２２】尚、このカバー(4) には、第１〜第５片部
(4a)(4b)(4c)(4d)(4e)の各境界線に一致する折り目(40)
が点線にて表示されている。又、第２片部(4b)の上記長
手方向の中程にも同様の折り目(40)が表示されている。 ［電気プラグ(100) へのカバー(4) の取付について］前
記のカバー(4) を電気プラグ(100) に取り付ける際に
は、図３ーａに示すように、カバー(4) の一部を表面に
対して山折りとなるように折り曲げる。つまり、第２片
部(4b)に対して第３片部(4c)を折り曲げ、第３片部(4c)
に対して第４片部(4d)を折り曲げ、第４片部(4d)に対し
て第５片部(4e)を折り曲げる。これによって、第５片部
(4e)の先端が第２片部(4b)の裏面に当接したものとな
る。尚、前記折曲げに際しては、折り目(40)を目印とす
る。

【００２３】この状態で、図３ーｂに示すように、電気
プラグ(100) の端子板(2a)(2b)を第５片部(4e)の長孔(4
3a)(43b)に対して各々挿入させる。これによって、端子
板(2a)(2b)のプラグ本体(1) 側の部分の各々が第５片部
(4e)に対して貫通状態に係合したものとなる。そして、
第２片部(4b)に対して第１片部(4a)を前記山折りとなる
ように折り曲げる。更に、図３ーｃに示すように、第２
片部(4b)を上記長手方向の中程にて折り目(40)を目印と
して折り曲げる。このとき、第１片部(4a)の切り目(42)
に保持部(11)を通すようにして保持部(11)を孔部(41)に
嵌め込む。これによって、第１片部(4a)が保持部(11)に
対して着脱自在に係合したものとなる。このものでは、
保持部(11)が既述請求項２に記載の「接続部」に相当す
る。

【００２４】この状態では、プラグ本体(1) に対する第
１片部(4a)の係合と、端子板(2a)(2b)に対する第５片部
(4e)の係合によって、カバー(4) がプラグ本体(1) に対
して脱落阻止状態に取り付けられたものとなる。又、こ
の状態では、図４及び図５に示すように、第１片部(4a)
の一端から第２片部(4b)が主体部(10)に沿って端子板(2
a)(2b)の先端近傍まで延び、第２片部(4b)の先端から第
３片部(4c)が延びて端子板(2a)(2b)の先端の各々を包囲
し、第３片部(4c)の先端から第４片部(4d)が一方端面(1
0a) の近傍まで延び、第４片部(4d)の先端から第５片部
(4e)が延びて一方端面(10a) に対向した状態となる。つ
まり、カバー(4) によって端子板(2a)(2b)の各々が略全
体的に包囲されたものとなる。

【００２５】この状態となるように、第１〜第５片部(4
a)(4b)(4c)(4d)(4e)の上記長手方向の長さが設定されて
いる。更に、この状態では、カバー(4) の幅方向は、端
子板(2a)(2b)の各々が並ぶ方向に一致している。そし
て、カバー(4) の幅(B) は、端子板(2a)(2b)の各々が並
ぶ方向の主体部(10)の幅(A) よりも大きく設定されてい
る。

【００２６】このものでは、以下のような効果を奏す
る。 ．カバー(4) によって端子板(2a)(2b)の各々が略全体
的に包囲されるから、温水暖房装置(1000)の施工等に際
して、端子板(2a)(2b)に対して直接物が当たりくく、端
子板(2a)(2b)の各々の損傷が抑えられる。 ．カバー(4) の幅方向が端子板(2a)(2b)の各々が並ぶ
方向に一致しているから、カバー(4) は、端子板(2a)(2
b)の各々が並ぶ方向に加わる外力に対して剛性が比較的
大きいものとなる。又、カバー(4) の幅が端子板(2a)(2
b)の各々が並ぶ方向のプラグ本体(1) の幅よりも大き
く、主体部(10)及び端子板(2a)(2b)の各々に対して物が
直接当たりくい。従って、前記外力による端子板(2a)(2
b)の各々の湾曲変形が抑えられ、端子板(2a)(2b)の損傷
抑制の効果が更に大きくなる。

【００２７】．電気プラグ(100) を電源コンセントに
接続しようとしても、カバー(4) によって前記接続が阻
止され、前記電源コンセントへの電気プラグ(100) の不
用意な接続が抑えられる。特に、温水暖房装置(1000)の
施工に際して、電気コード(3) の結線などの配線作業が
終了するまでの前記不用意な接続が抑えられ、前記施工
の安全性が向上する。

【００２８】．第２片部(4b)の表面には、上記したよ
うに、前記配線作業の終了まで前記接続しないように警
告する警告内容が表示されているから、前記不用意な接
続が抑えられ、前記施工の安全性が更に向上する。尚、
前記警告内容としては、電気プラグ(100) の使用に関す
る警告内容であるかぎり、他の内容でもよい。 ［他の実施の形態］ Ａ．図６は、本願発明に於ける他の実施の形態のカバー
(4) の取付状態での説明図である。

【００２９】上記の実施の形態では、カバー(4) の幅方
向が端子板(2a)(2b)の並ぶ方向に一致するようにカバー
(4) をプラグ本体(1) に装着したが、これを、図６のよ
うに、カバー(4) の長手方向の一方端部が端子板(2a)(2
b)の並ぶ方向に延びるようにカバー(4) をプラグ本体
(1) に装着してもよい。同図のものでも、カバー(4) の
前記長手方向の一方端部には端子板(2a)(2b)のプラグ本
体(1) 側の部分の各々が貫通状態に係合し、他方端部が
プラグ本体(1) に着脱自在に係合している。

【００３０】このものでも、上記のと同様の効果を
奏する。 Ｂ．上記の実施の形態では、既述請求項２の嵌込部を孔
部(41)とこれに達する切り目(42)とから構成したが、こ
れを、孔部(41)とこれに達する切除部とから構成しても
よい。 Ｃ．上記の実施の形態では、カバー(4) を一定幅に形成
したが、これを、前記幅が一定でない構成としてもよ
い。又、カバー(4) を厚紙製としたが、合成樹脂製とし
てもよい。この場合、第１〜第５片部(4a)(4b)(4c)(4d)
(4e)をその境界部にて折り曲げ自在とする為に、前記境
界部をその他の部分よりも薄肉としたものが採用でき
る。

【００３１】Ｄ．上記の実施の形態では、プラグ本体
(1) （主体部(10)）を上記Ｌ字状に屈曲形成したが、こ
れを、図８のプラグ本体(71)のように真っ直ぐな構成と
してもよい。 Ｅ．上記の実施の形態では、電気プラグ(100) を温水暖
房装置(1000)に用いられるものとしたが、これを、他の
電気機器に用いられるものとしてもよい。

【００３２】Ｆ．上記の実施の形態では、カバー(4) の
一端をプラグ本体(1) の保持部(11)に係合させたが、こ
れを、プラグ本体(1) を保持部(11)のない主体部(10)の
みの構成とし、電気コード(3) のプラグ本体(1) 近傍の
部分にカバー(4) の一端を係合させた構成としてもよ
い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本願発明の実施の形態に於ける電気プラグ用の
カバー(4) の平面図

【図２】図１のカバー(4) が取り付けられる電気プラグ
(100) の斜視図

【図３】図２の電気プラグ(100) へのカバー(4) の取付
説明図

【図４】図３のカバー(4) のＩＶーＩＶ断面図

【図５】図３のカバー(4) 及び電気プラグ(100) の正面
図

【図６】本願発明に於ける他の実施の形態のカバー(4)
の取付状態での説明図

【図７】温水暖房装置(1000)の構成の概要を示す図

【図８】図７の電気プラグ(7) の斜視図

【符号の説明】

(100) ・・・電気プラグ (1) ・・・プラグ本体 (10)・・・主体部 (10a) ・・・一方端面 (2a)(2b)・・・端子板 (4) ・・・カバー (4a)・・・第１片部 (4b)・・・第２片部 (4c)・・・第３片部 (4d)・・・第４片部 (4e)・・・第５片部 (41)・・・孔部 (42)・・・切り目 (43a)(43b)・・・長孔

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉城 康年 京都市南区上鳥羽花名18番地の１ 株式 会社藤井合金製作所内 (56)参考文献 特開 昭53−32400（ＪＰ，Ａ) 実開 昭49−49492（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−41071（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭49−14390（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) H01R 13/46 301 H01R 13/52

Claims (4)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電気コードが接続されたプラグ本体とそ
   の所定平面から突出して対向状態に並ぶ一対の端子板と
   を有する電気プラグに装着される電気プラグ用カバーで
   あって、 帯状のシート部材よりなり、前記端子板の先端の各々を
   包囲し、その一端が前記プラグ本体又は前記電気コード
   の前記プラグ本体近傍の部分に着脱自在に係合し、且
   つ、その他端には前記端子板の前記プラグ本体側の部分
   の各々が貫通状態に係合する電気プラグ用カバー。
2. 【請求項２】 前記プラグ本体の電気コードとの接続部
   を嵌め込む為の嵌込部を有する第１片部と、 前記第１片部の一端から前記プラグ本体に沿って前記端
   子板の先端近傍まで延びる第２片部と、 前記第２片部の先端から延びて前記端子板の先端の各々
   を包囲する第３片部と、 前記第３片部の先端から前記所定平面の近傍まで延びる
   第４片部と、 前記第４片部の先端から延びて前記所定平面に対向し且
   つ前記端子板が各々差し込まれる一対の長孔を有する第
   ５片部と、からなり、 前記第１〜第５片部の各境界部が折り曲げ自在である請
   求項１に記載の電気プラグ用カバー。
3. 【請求項３】 前記電気プラグ用カバーの幅方向は、前
   記端子板の各々が並ぶ方向に一致し、前記電気プラグ用
   カバーの幅は、前記端子板の各々が並ぶ方向の前記プラ
   グ本体の幅よりも大きい請求項２に記載の電気プラグ用
   カバー。
4. 【請求項４】 前記第２片部には、前記電気プラグの使
   用に関する警告内容が表示される請求項３に記載の電気
   プラグ用カバー。