JP3051891B2 - バーナ装置 - Google Patents

バーナ装置

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JP3051891B2
JP3051891B2 JP7023902A JP2390295A JP3051891B2 JP 3051891 B2 JP3051891 B2 JP 3051891B2 JP 7023902 A JP7023902 A JP 7023902A JP 2390295 A JP2390295 A JP 2390295A JP 3051891 B2 JP3051891 B2 JP 3051891B2
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JP
Japan
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burner
flame
flame hole
hole
plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7023902A
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JPH08219420A (ja
Inventor
博恭 河村
好文 尾崎
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Gas Burners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グリル用バーナ等に用
いるバーナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一対の金属板をその周縁部で接合してバ
ーナ本体を形成するものでは、例えば特開平3−137
03号公報で示される様に、一対のバーナプレートをそ
の一方のバーナプレートの周辺部に形成した折曲片によ
り他方のバーナプレートの周縁部を抱き込むことで、両
方のバーナプレートを接合し、かつどちらか一方のバー
ナプレートにガスを噴出して燃焼する炎孔を穿孔してい
る。
【0003】又、例えば特開平2−33510号公報に
て示されるガスバーナでは、炎口を形成する内側板と外
側板に凹凸を形成してスリット状の炎口を断続的に形成
し、かつこれらの炎口間に爪片を形成し、この爪片を折
り曲げることで内側板と外側板を固定して炎口を形成し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】その為に、前者では主
炎孔を穿孔により形成している為に、加工精度を必要と
し、後者では、加工工程を簡素化できるものの、爪片形
成部分の火移り性能が低下するという問題がある。
【0005】そこで本発明は、加工工程を簡素化しなが
ら燃焼性能を確保する事を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の板金製
バーナ板をその周縁部にて接合して、内部に混合管を形
成すると共に、周縁部の適所に混合管と連通する炎孔部
を形成したバーナ本体を形成し、かつ炎孔部に複数のス
リット状炎孔を間隔を置いて開口し、どちらか一方のバ
ーナ板の炎孔間に炎孔折曲片を形成し、この炎孔折曲片
により他方のバーナ板を抱き込んで固定するものにおい
て、炎孔折曲片の内側部分を切起こして火移り炎孔を形
成して成るものである。
【0007】
【作用】炎孔部のスリット状炎孔間に炎孔折曲片を形成
し、この炎孔折曲片によりバーナ板を互いに接合するも
のにおいて、炎孔折曲片の内側を切起こして火移り炎孔
を形成したことで、炎孔折曲片形成部分の火移りを確実
に行い、点火時等の火移り性能を向上する事が出来るも
のである。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を先ず図1及び図2に基づき
説明すると、(1)はバーナ本体で、左右一対の矩形状で
ステンレス鋼等の金属板製バーナ板(2)(3)を、一方の
バーナ板(2)の周縁部に形成した複数の折曲片(4)(4)
・・の折り曲げにより接合し、内部に、一端に図示しな
いガスノズルよりガス供給を行うガス供給口(5)を開口
した混合管(6)を形成している。
【0009】(7)は、上記バーナ本体(1)の一方の長片
の接合部分に形成した炎孔部で、図3にても示す様に複
数の略8の字型のスリット状炎孔(8)(8)・・を所定の
間隔を置いて開口していると共に、どちらか一方のバー
ナ板(2)の上記間隔部分に、図4にても示す様に炎孔折
曲片(9)(9)・・を形成して、この炎孔折曲片を他方の
バーナ板(3)側に折曲してこれを抱き込んで接合し、か
つ上記炎孔折曲片(9)(9)・・形成部分の少し内側に
は、該部を外側に切り起こして火移り炎孔(10)(10)・・
を形成している。
【0010】尚上記実施例では、上記一方のバーナ板
(2)のみに折曲片(4)(4)・・や炎孔折曲片(9)(9)・
・を形成しているが、これに限定されることなく、どち
らか一方のバーナ板に折曲片(4)(4)・・を形成し、他
方のバーナ板に炎孔折曲片(9)(9)・・を形成しても良
く、又、例えば両方のバーナ板に交互に折曲片(4)(4)
・・や炎孔折曲片(9)(9)・・を形成しても良い。
【0011】而して、バーナ本体(1)の組立てに際して
は、金属板をプレス加工等により加工してバーナ板(2)
(3)を形成し、次いでこれらバーナ板を治具等を用いて
位置合わせして対向した状態で折曲片(4)(4)・・及び
炎孔折曲片(9)(9)・・を折り曲げて互いに接合するこ
とで、比較的簡単に組立てられる。
【0012】又、図示しないガスノズルにより、ガス供
給口(5)から混合管(6)内にガス供給すれば、炎孔(8)
(8)・・及び火移り炎孔(10)(10)・・より混合ガスが噴
出するので、適当な手段によりこれに点火することで燃
焼を行う。
【0013】この時、炎孔折曲片(9)(9)・・の形成部
分には炎孔(8)(8)・・を形成していないが、火移り炎
孔(10)(10)・・により炎孔(8)(8)・・間の火移りを円
滑に行う事が出来る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、一対のバーナ板をその周縁部
にて互いに接合し、この接合部分に複数のスリット状の
炎孔を間隔を置いて形成すると共に、どちらか一方のバ
ーナ板のこれら間隔部分に炎孔折曲片を形成し、この折
曲片にて他方のバーナ板を抱き込むものにおいて、炎孔
折曲片の内側部分を切起こして火移り炎孔を形成したこ
とで、スポット溶接等を用いることなく、比較的簡単で
安価なプレス加工等によりバーナ本体を組立てる事が出
来ると共に、火移り炎孔により炎孔間の火移りを円滑に
行う事が出来、これにより点火時や部分的な失火時等の
火移り性能を向上する事が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例を示す平面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】図1中のA−A断面図である。
【図4】同じくB−B断面図である。
【符号の説明】
1 バーナ本体 2 バーナ板 3 バーナ板 4 折曲片 6 混合管 7 炎孔部 8 炎孔 9 炎孔折曲片 10 火移り炎孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−33510(JP,A) 特開 平3−13703(JP,A) 実開 昭59−163721(JP,U) 実開 平2−45323(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 14/02 F23D 14/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対の板金製バーナ板をその周縁部にて
    接合して、内部に混合管を形成すると共に、周縁部の適
    所に上記混合管と連通する炎孔部を形成したバーナ本体
    を形成し、かつ上記炎孔部に複数のスリット状炎孔を間
    隔を置いて開口し、上記どちらか一方のバーナ板の炎孔
    間に炎孔折曲片を形成し、この炎孔折曲片により他方の
    バーナ板を抱き込んで固定するものにおいて、上記炎孔
    折曲片の内側部分を切起こして火移り炎孔を形成した
    を特徴とするバーナ装置。
JP7023902A 1995-02-13 1995-02-13 バーナ装置 Expired - Lifetime JP3051891B2 (ja)

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JP4850221B2 (ja) * 2008-08-26 2012-01-11 リンナイ株式会社 グリル用バーナ
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