JP3051643B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP3051643B2
JP3051643B2 JP6266477A JP26647794A JP3051643B2 JP 3051643 B2 JP3051643 B2 JP 3051643B2 JP 6266477 A JP6266477 A JP 6266477A JP 26647794 A JP26647794 A JP 26647794A JP 3051643 B2 JP3051643 B2 JP 3051643B2
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和義 石黒
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は節度機構を有するスイッ
チ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車の車内の空気調
和に用いられる風量切換スイッチ装置においては、図8
に示すように操作レバー1が具えられ、この操作レバー
1により可動コンタクト2を図9に示すように移動させ
て、複数(図示例では4個)具えられた固定コンタクト
3,4,5,6に選択接触させ、それにより所望の風量
が得られるようになっている。
【0003】又、このものにおいては、上記固定コンタ
クト3〜6に対する可動コンタクト2の各接触位置に対
応して、複数の節度谷7,8,9,10が節度山11,
12,13,14と交互に設けられると共に、操作レバ
ー1に節度ピース15が圧縮スプリング16により弾性
付勢して設けられ、この節度ピース15が、上記可動コ
ンタクト2を移動させる操作レバー1の操作に応じて順
次節度山11〜14を越え各節度谷7〜10に係合し
て、可動コンタクト2及び操作レバー1を上記固定コン
タクト3〜6に対する可動コンタクト2の各接触位置に
保持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のものの場合、節
度ピース15は節度谷7〜10のそれぞれに係合したと
き安定するが、節度山11〜14に接してその各頂上部
付近に達したときにも力学的釣合いのため安定する。し
かして、この節度ピース15が節度山11〜14に接し
て安定する位置は、可動コンタクト2が接触を切換える
固定コンタクト3〜6の各間の位置と符合しており、こ
のため、図10に示すように、可動コンタクト2の接点
部17が隣り合う二つの固定コンタクト(図示例では
4,5)間に跨がってその双方に接触した位置で安定す
ることがあり、このようになった場合、機械的には安定
していても、そのいずれか一方のコンタクト、特には電
流が多く流れる方のコンタクトの接触度が不足する可能
性が考えられる。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、節度ピースが節度山に接し
て安定する位置で、可動コンタクトが隣り合う二つの固
定コンタクト間に跨がってその双方に接触するようにな
ることを回避し得るスイッチ装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスイッチ装置においては、操作レバーと、
この操作レバーにより移動される可動コンタクトと、こ
の可動コンタクトがその移動により選択接触する複数の
固定コンタクトと、この固定コンタクトに対する上記可
動コンタクトの各接触位置に対応して設けられた複数の
節度谷及びこの節度谷間に位置する節度山と、上記操作
レバーに弾性付勢して設けられ上記可動コンタクトを移
動させる上記操作レバーの操作に応じて順次上記節度山
を越え各節度谷に係合する節度ピースとを具備するもの
にあって、上記節度ピースが節度山に接して安定する位
置に対し、上記可動コンタクトが接触を切換える固定コ
ンタクト間の位置をずらせて設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記手段によれば、節度ピースが節度山に接し
て安定する位置に対し、可動コンタクトが接触を切換え
る固定コンタクト間の位置が符合せず、かくして、節度
ピースが節度山に接して安定する位置で、可動コンタク
トが隣り合う二つの固定コンタクト間に跨がってその双
方に接触するようになることが回避される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を自動車の車内の空気調和用風
量切換スイッチ装置に適用した実施例につき、図1ない
し図5を参照して説明する。まず図1にはスイッチケー
ス21を示しており、これの奥部に複数(図示例では5
個)の固定コンタクト22,23,24,25,26を
設けている。
【0009】又、スイッチケース21には操作レバー2
7を支軸28によって図中左右方向に回動可能に枢支し
ており、この操作レバー27に可動コンタクト29を一
体的に設けている。従って、可動コンタクト29は操作
レバー27の回動により図中左右方向に円弧状に移動す
るもので、その移動により、固定コンタクト22,23
に接触を続ける接点部30,31を有すると共に、固定
コンタクト23,24,25,26の順あるいはその逆
に接触を切換える接点部32を有している。
【0010】更に、操作レバー27には可動コンタクト
29より先方の部位に穴33を形成していて、これに収
納した弾性体としての圧縮スプリング34により球状の
節度ピース35を弾性付勢している。しかして、それに
対し、前記スイッチケース21の図示しない蓋には、上
記固定コンタクト23〜26に対する可動コンタクト2
9の各接触位置に対応して、複数の節度谷36,37,
38,39を節度山40,41,42,43と交互に設
けている。
【0011】従って、この構成で、操作レバー27をス
イッチケース21外から回動操作すれば、可動コンタク
ト29が移動して、接点部30,31を固定コンタクト
22,23に接触させつつ、接点部32を固定コンタク
ト23,24,25,26の順に、あるいはその逆に順
次接触(選択接触)させ、自動車の車内の空気調和をす
るについて所望の風量が例えば「切」,「弱」,
「中」,「強」の順に得られる。又、この場合、操作レ
バー27の操作に応じて、節度ピース35が順次節度山
40〜43を越え各節度谷36〜39に係合して、可動
コンタクト29及び操作レバー27を上記固定コンタク
ト23〜26に対する可動コンタクト29の各接触位置
に保持する(図2は可動コンタクト29が接点部32を
固定コンタクト25に接触させ、この接触を、節度ピー
ス35が節度谷38に係合して保持している状態を表わ
している)。
【0012】さて、節度ピース35が節度谷36〜39
のそれぞれに係合したときに安定すし、更に、節度山4
0〜43に接してその各頂上部付近に達したときにも安
定することは従来同様である。図3の(a)はこのこと
を表わしており、縦軸にとって示す操作レバー27の操
作荷重は、曲線Aで示すように、節度ピース35が一つ
の節度谷から隣接する節度山を上るときに順次大きくな
り、節度山の頂上部に達する直前の部分で最大となって
力学的釣合いのため安定する。しかし、節度山の頂上部
では節度山の斜面の傾きが緩やかになるため、操作レバ
ー27の操作荷重は減り、以後、節度ピース35が節度
山を下るときには急速に減じられ、節度谷の谷底部分に
達する直前の傾きが緩やかになった部分で増加して、谷
底部分で無となり、安定する。曲線Bは操作レバー27
を逆方向に進めたときの操作荷重の変化を示しており、
曲線Aに対し、ヒステリシス特性を有している。
【0013】そして、同図中C及びDは節度ピース35
が上述のように節度山40〜43に接してそれぞれ安定
する位置並びにその前後の位置からずれた領域を示して
おり、可動コンタクト29が接触を切換える位置(固定
コンタクト23〜26の各間の位置)は、同図の(b)
に示すように領域Cに、又は同図の(c)に示すように
領域Dに設定している。
【0014】図4はそのうちの可動コンタクト29が接
触を切換える位置を領域Cに設定したものの具体的構成
を固定コンタクト24,25間の関係で示しており、固
定コンタクト24に凹部24aを形成し、固定コンタク
ト25には凸部25aを形成して、これら固定コンタク
ト24,25間の位置(可動コンタクト29が接触を切
換える位置)を、節度ピース35が節度山42に接して
安定する位置からずらしている。
【0015】一方、図5は可動コンタクト29が接触を
切換える位置を領域Dに設定したものの具体的構成を同
じく固定コンタクト24,25間の関係で示しており、
固定コンタクト24に凸部24bを形成し、固定コンタ
クト25には凹部25bを形成して、これら固定コンタ
クト24,25間の位置(可動コンタクト29が接触を
切換える位置)を、節度ピース35が節度山42に接し
て安定する位置からずらしている。
【0016】本構成のものによれば、節度ピース35が
節度山40〜43に接してそれぞれ安定する位置に対
し、可動コンタクト29が接触を切換える固定コンタク
ト23〜26の各間の位置は符合せず、かくして、節度
ピース35が節度山40〜43に接してそれぞれ安定す
る位置で、可動コンタクト29は隣り合う二つの固定コ
ンタクト間に跨がってその双方に接触するようになるこ
とが回避されるもので、具体的には、先の図4に示す構
成では、図6に示すように可動コンタクト29は固定コ
ンタクト25(凸部25a)にのみ接触し、図5に示す
構成では、図7に示すように可動コンタクト29は固定
コンタクト24(凸部24b)にのみ接触する。よっ
て、特に電流が多く流れる方のコンタクトの接触度が不
足するというようなことはなくなる。
【0017】なお、本発明は自動車の車内の空気調和用
風量切換スイッチ装置に限られず、その他の機器のスイ
ッチ装置として広く適用して実施することができる。
【0018】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
スイッチ装置は、節度ピースが節度山に接して安定する
位置に対し、可動コンタクトが接触を切換える固定コン
タクト間の位置をずらせて設けたことを特徴とするもの
で、それにより、節度ピースが節度山に接して安定する
位置で、可動コンタクトが隣り合う二つの固定コンタク
ト間に跨がってその双方に接触するようになることを回
避し得、特に電流が多く流れる方のコンタクトの接触度
が不足するようなことをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体の正面図
【図2】状態の異なる全体の正面図
【図3】特性説明図
【図4】一部の固定コンタクト部分の正面図
【図5】一部の固定コンタクト部分の異なる形態を示す
正面図
【図6】作用説明用の部分正面図
【図7】異なる形態における作用説明用の部分正面図
【図8】従来例を示す図1相当図
【図9】図2相当図
【図10】図6,7相当図
【符号の説明】
23〜26は固定コンタクト、24aは凹部、24bは
凸部、25aは凸部、25bは凹部、27は操作レバ
ー、29は可動コンタクト、32は接点部、34は圧縮
スプリング、35は節度ピース、36〜39は節度谷、
40〜43は節度山を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 1/36 H01H 1/06 H01H 19/10 H01H 19/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーと、この操作レバーにより移
    動される可動コンタクトと、この可動コンタクトがその
    移動により選択接触する複数の固定コンタクトと、この
    固定コンタクトに対する前記可動コンタクトの各接触位
    置に対応して設けられた複数の節度谷及びこの節度谷間
    に位置する節度山と、前記操作レバーに弾性付勢して設
    けられ前記可動コンタクトを移動させる前記操作レバー
    の操作に応じて順次前記節度山を越え各節度谷に係合す
    る節度ピースとを具備するものにおいて、前記節度ピー
    スが節度山に接して安定する位置に対し、前記可動コン
    タクトが接触を切換える固定コンタクト間の位置をずら
    せて設けたことを特徴とするスイッチ装置。
JP6266477A 1994-10-31 1994-10-31 スイッチ装置 Expired - Lifetime JP3051643B2 (ja)

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