JP3051589B2 - 垂直同期修正装置 - Google Patents
垂直同期修正装置Info
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Description
電子写真記録装置において、各色の位置合わせを行う垂
直同期修正装置に関する。
図において、1〜4はレーザービーム発生器であり、画
像信号5〜8により駆動される。発生したビームは、ポ
リゴンミラー9により水平方向に走査され、光学系10
を介して感光ドラム11上に静電潜像を形成する。形成
した潜像は、現像器12により現像され、紙13に記録
される。多色刷りの場合はこれを色の数だけ繰り返す。
り説明する。水平同期信号16は、走査開始位置に取り
つけた鏡14でレーザー光を反射し、光検出器15で検
出した電気信号により与えられる。垂直同期信号17
は、紙13の搬送もしくはドラム11の回転に同期して
発生させる。アドレスカウンター18は、同期信号1
6,17により、画像を収納したアドレスのカウントを
開始する。カウントは基準クロック19による。アドレ
スは各ビームに与える画像信号を記憶したメモリ20〜
23に与えられる。メモリ20〜23は与えられたアド
レスに対応した画像信号5〜8を出力する。
の図は感光ドラム上でのものである。画像信号5〜8は
各走査線24〜27に対応している。この例では4本ビ
ームなので1回の走査で4本分の画像28が形成され
る。これにより、ビーム1本と比べて4倍の速度が実現
できる。なお、この例では4本のビームの場合を示した
が、複数のビームであればすべて同様である。
のような問題点がある。多色刷りの場合、色の数だけ重
ね刷りを行うが、垂直同期信号17と水平同期信号16
の位相差は0でないのが一般的である。よって図6に示
すように同期信号間の時間差30は一定ではなく、最大
で水平同期信号16の一周期分発生する。これを感光ド
ラム上で見た場合、図5の(a)と(b)に示すように
画像に位置ズレ29が発生する。位置ズレ29は、最大
で1走査分28すなわちビーム巾×4、生じるため、重
ね刷りの場合、著しい画質の劣化を起こす。
を排除し、各色画像間の位置ズレを1ビーム巾以内に修
正するこのできる垂直同期修正装置を提供することを目
的とするものである。
信号の時間差を検出する時間差検出器と、レーザービー
ム発生器に対する画像信号をサイクリックにシフトさせ
る入れ替え回路と、画像信号を発生するメモリに与える
アドレスを補正するアドレス補正器とを設け、時間差検
出器の検出信号により入れ替え回路とアドレス補正器を
制御する。
垂直同期信号の時間差に基づき、入れ替え回路により、
画像信号をシフト(例えば5,6,7,8→7,8,
5,6)する。この時、入れ替え回路のみでは画像信号
にシフトによりズレを発生するので、アドレスカウンタ
ーからメモリに与えられるアドレスをアドレス補正器に
より補正して、画像信号のシフトによる影響を取り除
く。
に示す。この例ではビーム数を4本としており(マルチ
ビーム)、基本的に上述した従来の技術における説明及
びその際参照した図3に示す記録装置の光学走査系を用
いる場合を想定している。これら4本のビームは同時走
査されるものであり、当該4本に着目する限りこれらは
全て同色、つまり黄色なら黄色、マゼンタならマゼンタ
の画像を形成するものである。なお本実施例では、上記
光学走査系を各色毎に独立して設けるか、色の数だけ同
じ光学走査系を使用するかして「多色」刷りの印刷物を
得る。前者の場合に関していえば、例えば、色数が紅、
マゼンタ、墨、黄の4色、それに応じて光学走査系・感
光ドラム11等が前記各色に対応して4つずつ存在する
ということになる。時間差検出器31は水平同期信号1
6と垂直同期信号17との時間差30を測定する。測定
は(水平同期信号16の周期)/(ビーム数)を単位と
して行われる。これはつまり、今の場合、水平同期信号
16が、感光ドラム11上におけるビーム4本の同時走
査1回につき、1回発生するようになっているから、も
し垂直同期信号17の測定ないしモニタリングを前記水
平同期信号16の発生に応じてのみ行うという形態とす
ると、その4本分の走査中に垂直同期信号17が発生し
た場合にはその正確な発生時間を認識することができな
いことによるものである。したがって、時間差30の正
確な測定を行うためには、1回の水平同期信号16の周
期をビーム数で除した値、すなわち同周期を4分割した
長さの時間を一単位として、垂直同期信号17の発生の
有無を確認しなければならない。結局、本実施例におけ
る4本ビームでは、時間差30の測定値として0、1、
2、3のいずれかが得られることとなる。これを基に、
信号入れ替え回路36は画像信号5〜8をサイクリック
に入れ替える。時間差が0の場合は5→5、6→6、7
→7、8→8のままとなるが、時間差が1の場合(図2
(b))では5→8、6→5、7→6、8→7となる。
このようなサイクリックな入れ替え、ないしシフトと
は、メモリ20〜23又はこれらに記憶される画像信号
5〜8と、これら各々に対応して駆動されるレー ザビー
ム発生器1〜4との、当該対応関係が、サイクリックに
入れ替えられることを意味する。すなわち、時間差が0
の場合は、「メモリ20又は画像信号5に対するレーザ
ビーム発生器1、…、メモリ23又は画像信号8に対す
るレーザビーム発生器4」、という対応がなされるわけ
であるが、上記したように時間差が1の場合は、メモリ
20又は画像信号5に対するレーザビーム発生器として
符号4が付されたものが対応することとなり、以下、メ
モリ21又は画像信号6にはレーザビーム発生器1、
…、メモリ23又は画像信号8にはレーザビーム発生器
3という対応関係となるのである。
クリックにシフトされる」ということと同義な状態を得
ることとなり、走査線24〜27を駆動する信号、すな
わちレーザビーム発生器1〜4と、これらがその駆動に
際して基づくべき画像信号5〜8がサイクリックに変わ
り、正しい位置に画像が描かれることになるのである。
ただし走査線27については1走査分ずれが生じる、す
なわち1回目の走査では本来その使用が予定されていな
かった画像信号5’を当該1回目の走査において使用し
なければならない、という意味における「1走査分のず
れ」が生じるのでアドレス補正器32により画像メモリ
20に与えるアドレスを1走査分加算して、これに対応
する前記画像信号5’、つまり、図2(a)に示すよう
に次の走査時に使用されるものと予定されていた画像信
号5’を使用するようにする(図2(b))。同様に時
間差が2の場合が図2(c)である。この時、画像メモ
リ20、21に与えるアドレスがアドレス補正器32、
33により1走査分加算される。
時間差検出器31は、(水平同期信号16の周期)/
(ビーム数)を単位として測定し、0、1、…、N−1
を出力する。 (以降、削除)
にズレが生じることも同様で、アドレス補正器32〜3
5がメモリ20〜23に与えるアドレスを、上述したよ
う要領で補正し、これを防止する。 (以降、削除)
同期信号と垂直同期信号との測定時間差の検出結果に基
づき、入れ替え回路により画像信号とビーム発生器との
対応関係をサイクリックにシフトさせるとともに、前記
シフトによって生じるアドレスのずれをアドレス補正器
によって補正するような制御がなされるから、多色刷り
時の位置ずれをレーザー光1本分に抑えることができ
る。
図である。
揃えを示す図である。
を示す斜視図である。
る。
各色間の位置ズレを示す図である。
との間の時間差を示す線図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 各々に対応する画像信号によって変調を
加えた複数のビームを該複数のビームに一対一に対応す
る複数のビーム発生器から発生させ、これを記録媒体上
に水平走査するとともに前記記録媒体を垂直方向に動作
させて該記録媒体上に画像を形成し、該画像の形成を複
数色分につき繰り返す多色・マルチビームの電子写真記
録装置において、前記水平走査に応じて発生させる 水平同期信号と前記記
録媒体の所定の動作に応じて発生させる垂直同期信号の
時間差を検出する時間差検出器と、前記画像信号と前記
複数のビーム発生器との対応関係をサイクリックにシフ
トさせる入れ替え回路と、前記シフトによって生じるア
ドレスのずれを補正するアドレス補正器とを具え、 前記時間差検出器の検出信号に基づいて、前記入れ替え
回路による前記シフトを行うとともに、該シフトによっ
て生じるアドレスのずれを前記アドレス補正器にて補正
する制御を行うように構成したことを特徴とする垂直同
期修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132893A JP3051589B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 垂直同期修正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132893A JP3051589B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 垂直同期修正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06255171A JPH06255171A (ja) | 1994-09-13 |
JP3051589B2 true JP3051589B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=12605457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4132893A Expired - Fee Related JP3051589B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 垂直同期修正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3051589B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP4132893A patent/JP3051589B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06255171A (ja) | 1994-09-13 |
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