JP3051427U - シーリング用ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーリングが平面にして美観良く仕上げられ
るようにした。 【解決手段】 両側にガイド３を形成すると共に、孔部
２先端を切欠４したこと。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、付着部分に凹凸等を生じない平面にして且つ余分なはみ出しを防止 することの出来るシーリング用ノズルである。

【０００２】

【従来の技術】

現在、壁やタイル等の隙間を埋める材料として粘稠性のシーリング材が使用さ れている。

【０００３】 その具体的な使用例としては、図８に示すシーリング材の充填されている筒状 体ａの先端にノズルｂを取付け、これを図９のシーリングガンｃに装着図１０し 、しかる後にレバーｄを矢印方向に操作することで、ノズルｂ先端よりシーリン グ材が射出される。

【考案が解決しようとする課題】

【０００４】 しかし乍ら、上記した従来品では、シーリングガンのレバーの操作（強弱）に よりシーリング材の射出量が異なったり、またはノズル先端に格別の加工が施さ れていないため、シーリング材が余分に射出されて凹凸したり、或いは平面にで きないので、再度ヘラ材等を用いて平らにしているのが現状である。

【課題を解決するための手段】

【０００５】 本考案は、このような従来例の欠点をなくすべく改良されたものである。

【０００６】 即ち、本考案はノズルの両側にガイドを形成すると共に、前記ガイド間にして 孔部先端を切欠することにより、シーリング材の射出量を調整し、平面にして美 観性に優れたシーリングが出来るようにした。

【考案の実施の形態】

【０００７】 図１および図２は第１実施形態の一例であって、ノズル１は先端が細くなるテ ーパー状に形成されており、内部に充填のシーリング材の射出量の如何によって 適当な位置でカッターナイフ等によってカットする。

【０００８】 図３および図４は第２実施形態であって、ノズル１の孔２にシーリング材が充 填されるものであり、３は両側に形成されたガイドである。

【０００９】 尚、本考案ノズルはストレートに形成されているが、狭い隙間や角張った細長 い個所等へのシーリングが容易なるように、適当に曲成しても良い。

【００１０】 図５〜図７は第３実施形態であって、ノズル１の両側に形成されたガイド間に して孔部２先端を切欠４して成るもので、該切欠４によってシール材がノズルよ り余分に射出されないためのタメの役割をする。

【００１１】

【考案の効果】

以上説明したような本考案によると、構造簡単にして製作も容易であり、且つ ガイドと孔のガイド間を切欠したことで、シーリング材の余分なはみ出しを防止 できると共に、施工個所の付着部分に凹凸を生じなく平面にシーリングすること が出来、従って作業性が良くて施工のコスト減も可能なものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施形態例を示す正面図である。

【図２】第１実施形態例を示す背面図である。

【図３】第２実施形態例を示す図１の平面図である。

【図４】第２実施形態例を示す図２の平面図である。

【図５】第３実施形態例を示す断面図である。

【図６】第３実施形態例を示すノズル先端部分の斜視図
である。

【図７】第３実施形態例を示す一部切欠側面図である。

【図８】従来例を示すシーリング材容器にノズルを装着
した斜視図である。

【図９】シーリングガンの斜視図である。

【図１０】従来例の図８をシーリングガンに装着した斜
視図である。

【符号の説明】

１ ノズル ２ 孔 ３ ガイド ４ 切欠部

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【手続補正書】

【提出日】平成１０年３月１２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 両側にガイドを形成し、且つ前記ガイド
   間にして孔部先端を切欠して成るシーリング用ノズル。