JP2018143951A - 塗布ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、所望する特定の断面形状(塗布物を幅方向に切断した場合の断面形状)で塗布可能な、塗布用ノズルを提供することである。【解決手段】 先端の吐出部分から組成物を塗布するための筒状体からなるノズルであって、該先端の吐出部分が、筒状体の側面の上端の一部、又は筒状体の側面の上端の一部と接するように形成される、傾斜する接地部と、接地部を有する側面とは異なる筒状体の側面の一部に形成される面状部と、の間隙部に形成されていることを特徴とするノズル。【選択図】図2

Description

本発明は、シーリング材等の組成物を塗布する際に使用されるノズルに関する。
シーリング材等の組成物は、自動化した製造現場、土木、建築等各種分野で使用されているが、塗布装置を用いた工場での自動塗布や、手絞りやコーキングガンを用いた現場での手動塗布など、用途によって使用態様が様々である。そのため、組成物の吐出口に装着されるノズルはどのような用途にも対応できるよう、円錐形に加工した汎用的な樹脂ノズルを使用することが多い(特許文献1)。
このような円錐形の樹脂ノズルは汎用性がある反面、先端を鋏やカッター等で切断して塗布するため、吐出口の径を変更できるのみで、塗布場所に合わせた断面形状(幅や厚み等)や、意匠性を考慮した断面形状等、特定の形状で塗布することに適さない場合がある。そのため、単に塗布するだけでなく、特定の断面形状を有する組成物を塗布したい場合、所望の塗布形状で塗布可能なノズルが求められていた。
特開2013−056692号公報
よって本発明は、シーリング材等の組成物を、所望する特定の断面形状(塗布物を幅方向に切断した場合の断面形状)で塗布可能な、当該組成物の塗布用ノズルを提供することである。
上記課題を解決は下記によって達成された。
1. 先端の吐出部分から組成物を塗布するための筒状体からなるノズルであって、
該先端の吐出部分が、
筒状体の側面の上端の一部、又は筒状体の側面の上端の一部と接するように形成される傾斜する接地部と、
接地部を有する側面とは異なる筒状体の側面の一部に形成される面状部と、
の間隙部に形成されていることを特徴とするノズル。
2. 前記面状部を挟む両側にガイドを有する前記1記載のノズル。
本発明によれば、組成物を所望する特定の断面形状(塗布物を幅方向に切断した場合の断面形状)で塗布可能な、組成物の塗布用ノズルを提供することができる。
先行技術のノズルを示す図である。 本発明の実施態様1を示す斜図である。 本発明の実施態様1の断面図を示す図である。 本発明の実施態様1の断面を含む先端部の斜図である。 本発明の実施態様2を示す斜図である。 本発明の実施態様2の断面図を示す図である。 本発明の実施態様2の断面を含む先端部の斜図である。 本発明の実施態様3を示す斜図である。 本発明の実施態様の塗布時の断面概念図である。 本発明の実施態様を前面から見た開口形状を示す図である。 本発明の実施態様4を示す斜図である。 本発明の実施態様4の断面図を示す図である。 本発明の実施態様5(リブを有する)を示す斜図である。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、これらの実施の形態は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能である。
本発明のノズルは、筒状体であり、先端部に吐出部を有し、後端部には組成物の包装容器へ取り付けるための取り付け部を有している。筒状体としては、円錐形状、円柱形状、直方体形状といった形状や、途中で形状が変化する(太くなる/細くなる等)ような形状など、本発明の技術的特徴であるノズル先端形状が保持できる形状であれば、いかなる形状であっても使用することができる。
本発明のノズルの先端には、組成物の吐出部分が設けられている。吐出部は、筒状体の側面の上端の一部又は、筒状体の側面の上端の一部と接するように形成される、傾斜する接地部と、該接地部を有する側面とは異なる筒状体の側面の一部に形成される面状部との間隙部に形成されている。接地部の傾斜角度は、組成物の種類、粘度、使用する場所等種々の条件によって適宜選択することができる。接地部の傾斜角度は、手絞りやコーキングガンで塗布する現場施工に用いる場合の作業性の観点から、筒状体の底面に対して0〜80°であることが好ましく、0〜60°であることがより好ましい。接地部の形状は、直線のみならず凹凸のいずれの円弧状も選択することができる。
なお、接地部の端部の形状は特に限定されず、例えば、直線状や円弧状、トゲ状など作業性や用途に応じて適した形状に形成することができる。
本発明のノズルは、該接地部と、該接地部を有する側面とは異なる筒状体の側面の一部に、面状部を有することを特徴とする。この面状部は、組成物の塗布時に、吐出する組成物の厚さ方向を制限する機能を有している。また、吐出した組成物の上面を平滑に整える機能を有しており、従来のノズルで塗布する場合と比べ、意匠性に優れた塗布物を得ることができる。面状部は、用途に応じて適した形状に形成すればよく、四角形状や多角形状でもよく、先端や後端に向けて広がる扇状であってもよい。また、凹凸を有している曲面や、アーチ状であってもよい。
面状部は、該接地部を有する側面とは異なる筒状体の側面の一部に形成される。本発明のノズルにおいて、面状部と接地部とは、平行又は平行に近い角度で形成することが好ましい。
なお、面状部は、筒状体の側面の上端から筒状体の内部に向かって形成してもよく、筒状体の側面自体を面状部として形成してもよい。
本発明のノズルには、面状部の両端にガイドを形成してもよい。このガイドは、組成物の塗布時に吐出部よりも広い幅に広がろうとする横方向への流れ出しを抑制するという機能を有している。ガイド部の先端は、面状部の先端よりも先に張り出していてもよいし、逆に引込められていても良い。面状部がアーチ状である場合、全体としてガイドを兼ねる構造としてもよい。
本発明のノズルは、通常、接地部を被塗布物に接触させ、面状部を上方に位置させて使用される。本発明のノズルがガイドを有する場合、接地部と同様に被塗布物に接触させるようにガイドを形成することで、より安定した塗布性を得ることができる。接地部及びガイドは、被塗布物との接地を安定させ、被塗布物と接触しても被塗布物に傷をつけないような形状であることが望まれ、例えば平面状、曲面状等を適宜選択することができる。
また、さらに安定した塗布性を得るために、被塗布物への接触面の各転倒支点間の距離を長くすることが好ましい。各転倒支点間の距離を長くするために、ノズルの先端部に例えば図13で示すようなリブを設けてもよい。
本発明のノズルにおいて、後端部は組成物の包装容器へ取り付けるための取り付け部としては、従来公知の構造を用いることができる。
組成物は、ノズルの開口形状で吐出され、断面形状が、被塗布物表面から、高さ(H)×幅(W)が(0.1mm〜15mm)×(1mm〜30mm)の形状となるように塗布されることが好ましく、特に(0.5mm〜10mm)×(3mm〜30mm)で塗布されることが好ましい。
塗布された組成物の幅方向の断面形状は、特に限定されず、長方形状や、正方形状、楕円形状、頂部を山なりにした形状等、適宜選択することができる。
本発明のノズルは、被塗布物に接地部を接触させて組成物を塗布することで、組成物の上面を整えることができるため、特に手絞りやコーキングガンを用いて塗布する現場施工用として好適に用いることができる。
本発明のノズルは、組成物として、特にシーリング材や接着剤、粘着剤、ポッティング材、パテ材、補強材、コーティング剤、導電性や放熱性、制振性等の塗布によって機能を発揮するような機能を有する組成物、あるいはそれらに類する用途の組成物を塗布するために好適に用いることができる。
0 接地部
1 吐出部
2 面状部
3 ガイド
4 被塗布物
5 塗布方向
6 塗布(吐出)された組成物層

Claims (2)

  1. 先端の吐出部分から組成物を塗布するための筒状体からなるノズルであって、
    該先端の吐出部分が、
    筒状体の側面の上端の一部、又は筒状体の側面の上端の一部と接するように形成される、傾斜する接地部と、
    接地部を有する側面とは異なる筒状体の側面の一部に形成される面状部と、
    の間隙部に形成されていることを特徴とするノズル。
  2. 前記面状部を挟む両側にガイドを有する請求項1記載のノズル。
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