JP3051295B2 - 厨芥処理 - Google Patents
厨芥処理Info
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- JP3051295B2 JP3051295B2 JP6086766A JP8676694A JP3051295B2 JP 3051295 B2 JP3051295 B2 JP 3051295B2 JP 6086766 A JP6086766 A JP 6086766A JP 8676694 A JP8676694 A JP 8676694A JP 3051295 B2 JP3051295 B2 JP 3051295B2
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生ごみ等の厨芥を処理
するための厨芥処理機に関すものである。
するための厨芥処理機に関すものである。
【0002】
【従来の技術】従来の温風乾燥式厨芥処理機は、生ごみ
の収納容器の上部に加熱ヒータとファンを設け、ヒータ
によって加熱された空気がファンによって温風として収
納容器内に送りこまれ、収納容器内の撹拌刃によって撹
拌される生ごみを乾燥させていた。そして、生ごみから
発生する水蒸気を収納容器とその外側に設けた凝縮器の
間を通過させて凝縮し、再度水分として外部に取り除い
て処理していた。更に、収納容器の外側に乾燥終了検知
用温度検知手段を設け、この値がある一定値以下となる
ことにより乾燥終了と判断していた。
の収納容器の上部に加熱ヒータとファンを設け、ヒータ
によって加熱された空気がファンによって温風として収
納容器内に送りこまれ、収納容器内の撹拌刃によって撹
拌される生ごみを乾燥させていた。そして、生ごみから
発生する水蒸気を収納容器とその外側に設けた凝縮器の
間を通過させて凝縮し、再度水分として外部に取り除い
て処理していた。更に、収納容器の外側に乾燥終了検知
用温度検知手段を設け、この値がある一定値以下となる
ことにより乾燥終了と判断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の厨芥処
理機では、収納容器内を130℃の温風で一様に乾燥
し、乾燥したと判断したら収納容器を冷却する。すなわ
ち、生ごみの質や量によって乾燥具合が異なり、ごみの
量が少なかったり水分が少ない場合は過乾燥に、反対に
ごみの量が多かったり水分が多い場合では、未乾燥にな
るという課題があった。
理機では、収納容器内を130℃の温風で一様に乾燥
し、乾燥したと判断したら収納容器を冷却する。すなわ
ち、生ごみの質や量によって乾燥具合が異なり、ごみの
量が少なかったり水分が少ない場合は過乾燥に、反対に
ごみの量が多かったり水分が多い場合では、未乾燥にな
るという課題があった。
【0004】また、ごみ量が多い場合、ごみの水分が多
い間に加えられる熱量が総体的に少なくなり、乾燥処理
時間が長くなってしまっていた。
い間に加えられる熱量が総体的に少なくなり、乾燥処理
時間が長くなってしまっていた。
【0005】更に、終了検知を凝縮器の外部に設けた温
度検知手段で行っていたため、精度良くごみの乾燥終了
を検知できなかった。
度検知手段で行っていたため、精度良くごみの乾燥終了
を検知できなかった。
【0006】本発明は、この課題を解消し、ごみの仕上
がり具合を良くし、かつ乾燥処理時間の短縮化を図った
厨芥処理機を提供することを目的とする。
がり具合を良くし、かつ乾燥処理時間の短縮化を図った
厨芥処理機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の手段は、厨芥の収納容器と、厨芥の収
納容器内の厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、加熱手段
の温度を検知する第一の温度検知手段と、前記第一の温
度検知手段の検知温度が100度より高い温度になるよ
うに加熱手段を制御する制御手段と、厨芥収納容器の器
体内温度を検知するよう厨芥収納容器内に設けた第二の
温度検知手段と、この第二の温度検知手段の検知した値
と100度より高くかつ前記加熱手段の温調温度より低
いあらかじめ定めた値とを比較する比較手段と、この比
較手段の比較結果に基づいて乾燥処理の終了を判断する
終了判断手段とを備えたものである。
の本発明の第1の手段は、厨芥の収納容器と、厨芥の収
納容器内の厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、加熱手段
の温度を検知する第一の温度検知手段と、前記第一の温
度検知手段の検知温度が100度より高い温度になるよ
うに加熱手段を制御する制御手段と、厨芥収納容器の器
体内温度を検知するよう厨芥収納容器内に設けた第二の
温度検知手段と、この第二の温度検知手段の検知した値
と100度より高くかつ前記加熱手段の温調温度より低
いあらかじめ定めた値とを比較する比較手段と、この比
較手段の比較結果に基づいて乾燥処理の終了を判断する
終了判断手段とを備えたものである。
【0008】第2の手段は、厨芥の収納容器の側面と底
面に設けた側面加熱手段、底面加熱手段と、前記収納容
器の内部の側面と底面の温度をそれぞれ検知する側面温
度検知手段、底面温度検知手段を設けて、これら側面温
度検知手段、底面温度検知手段の検知する温度に応じて
側面加熱手段、底面加熱手段の入力制御をそれぞれ行う
ものである。
面に設けた側面加熱手段、底面加熱手段と、前記収納容
器の内部の側面と底面の温度をそれぞれ検知する側面温
度検知手段、底面温度検知手段を設けて、これら側面温
度検知手段、底面温度検知手段の検知する温度に応じて
側面加熱手段、底面加熱手段の入力制御をそれぞれ行う
ものである。
【0009】第3の手段は、収納容器内の厨芥量を撹拌
する撹拌手段と、撹拌手段の負荷電流から厨芥量を検知
する厨芥量検知手段を設け、この厨芥量検知手段の検知
する厨芥量に応じて加熱手段の入力制御を行うものであ
る。
する撹拌手段と、撹拌手段の負荷電流から厨芥量を検知
する厨芥量検知手段を設け、この厨芥量検知手段の検知
する厨芥量に応じて加熱手段の入力制御を行うものであ
る。
【0010】第4の手段は、温度検知手段の検知した温
度と予め定められた一定の温度とを比較する第二の比較
手段と、この第二の比較手段の出力に応じて時間をカウ
ントするタイマーと、このタイマー値からから収納容器
内の空検知を行う空検知手段とを設けてなるものであ
る。
度と予め定められた一定の温度とを比較する第二の比較
手段と、この第二の比較手段の出力に応じて時間をカウ
ントするタイマーと、このタイマー値からから収納容器
内の空検知を行う空検知手段とを設けてなるものであ
る。
【0011】
【作用】本発明の第1の手段によれば、収納容器内の温
度によって乾燥処理を行いかつ乾燥終了の判断を行って
いる。
度によって乾燥処理を行いかつ乾燥終了の判断を行って
いる。
【0012】また、第2の手段によれば、収納容器の側
面と低面の温度をそれぞれ検知して加熱できるのでさら
に効率のよい細かい加熱制御ができる。
面と低面の温度をそれぞれ検知して加熱できるのでさら
に効率のよい細かい加熱制御ができる。
【0013】また、第3の手段によれば、収納容器内の
厨芥量を検知できるので厨芥量に応じた加熱手段の制御
が行える。
厨芥量を検知できるので厨芥量に応じた加熱手段の制御
が行える。
【0014】また、第4の手段によれば、温度変化量か
ら空検知を行い、加熱手段の停止ができる。
ら空検知を行い、加熱手段の停止ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図1、図2お
よび図3を用いて説明する。図1、図2において、1は
断熱容器、2は断熱容器1内に設置した厨芥の収納容器
で、生ごみを主体とする厨芥を投入するものである。収
納容器2の内には回転自在に撹拌刃(撹拌手段)3が設
けられており、4は撹拌刃3を駆動する駆動手段である
モータである。5は収納容器2の内部の温度を検出する
よう収納容器2内に設けた第二の温度検知手段である。
上部には蓋6を設けており、蓋6の内面には加熱手段で
ある加熱ヒータ7を設置している。8は前記加熱ヒータ
7の温度を検知する第一の温度検知手段であり、9は第
一の温度検知手段8の検知した値をもとに加熱ヒータ7
の入力を制御する制御手段である。10は第二の温度検
知手段5の検知した値とあらかじめ定めた値とを比較す
る比較手段で、11はこの比較結果に基づいて乾燥処理
の終了を判断する終了判断手段である。
よび図3を用いて説明する。図1、図2において、1は
断熱容器、2は断熱容器1内に設置した厨芥の収納容器
で、生ごみを主体とする厨芥を投入するものである。収
納容器2の内には回転自在に撹拌刃(撹拌手段)3が設
けられており、4は撹拌刃3を駆動する駆動手段である
モータである。5は収納容器2の内部の温度を検出する
よう収納容器2内に設けた第二の温度検知手段である。
上部には蓋6を設けており、蓋6の内面には加熱手段で
ある加熱ヒータ7を設置している。8は前記加熱ヒータ
7の温度を検知する第一の温度検知手段であり、9は第
一の温度検知手段8の検知した値をもとに加熱ヒータ7
の入力を制御する制御手段である。10は第二の温度検
知手段5の検知した値とあらかじめ定めた値とを比較す
る比較手段で、11はこの比較結果に基づいて乾燥処理
の終了を判断する終了判断手段である。
【0016】以上の構成において動作を説明する。ま
ず、生ごみ等の厨芥を収納容器2内に投入し、蓋6を閉
めて電源(図示せず)を投入する。すると制御手段9に
よって加熱ヒータ7は、第一の温度検知手段8が検知す
る温度がある一定の値(例えば150度)となるよう自
動制御され、収納容器2と収納容器2内の厨芥が加熱さ
れる。通常、厨芥には水分が多く含まれており、第二の
温度検知手段5の検知温度は図3に示すように100度
付近で安定する。そして、厨芥の水分が水蒸気として収
納容器2外へ排出される。その後、厨芥の水分がほとん
どなくなるまで収納容器2内の温度は100度付近で安
定している。この間、撹拌刃3は厨芥がまんべんなく乾
燥するようモータ4によって回転している。厨芥の水分
がほとんどなくなる(厨芥の重量比で約70%の乾燥
率)と、収納容器2内の温度は100度付近から再び上
昇しはじめる。この温度上昇を利用して乾燥終了を判断
している。
ず、生ごみ等の厨芥を収納容器2内に投入し、蓋6を閉
めて電源(図示せず)を投入する。すると制御手段9に
よって加熱ヒータ7は、第一の温度検知手段8が検知す
る温度がある一定の値(例えば150度)となるよう自
動制御され、収納容器2と収納容器2内の厨芥が加熱さ
れる。通常、厨芥には水分が多く含まれており、第二の
温度検知手段5の検知温度は図3に示すように100度
付近で安定する。そして、厨芥の水分が水蒸気として収
納容器2外へ排出される。その後、厨芥の水分がほとん
どなくなるまで収納容器2内の温度は100度付近で安
定している。この間、撹拌刃3は厨芥がまんべんなく乾
燥するようモータ4によって回転している。厨芥の水分
がほとんどなくなる(厨芥の重量比で約70%の乾燥
率)と、収納容器2内の温度は100度付近から再び上
昇しはじめる。この温度上昇を利用して乾燥終了を判断
している。
【0017】即ち、第二の温度検知手段5の検知温度と
あらかじめ定めておいた値(例えば130度)とを比較
手段10が比較し、第二の温度検知手段5の検知温度が
130度を越えたらこのことを終了判断手段11へ知ら
せる。この結果に基づいて、乾燥終了を判断し、乾燥終
了と判断したらを加熱ヒータ7を切るよう制御手段9を
制御している。
あらかじめ定めておいた値(例えば130度)とを比較
手段10が比較し、第二の温度検知手段5の検知温度が
130度を越えたらこのことを終了判断手段11へ知ら
せる。この結果に基づいて、乾燥終了を判断し、乾燥終
了と判断したらを加熱ヒータ7を切るよう制御手段9を
制御している。
【0018】これによって、乾燥効率が上がり乾燥処理
時間を短縮するとともに消費電力を抑えることができ
る。
時間を短縮するとともに消費電力を抑えることができ
る。
【0019】また本発明の第二の実施例を図4、図5を
用いて説明する。図4において、21から25は収納容
器2の周囲に設けた加熱手段A〜Eであり、26は加熱
手段A〜Eまでをon/off制御する制御手段であ
る。
用いて説明する。図4において、21から25は収納容
器2の周囲に設けた加熱手段A〜Eであり、26は加熱
手段A〜Eまでをon/off制御する制御手段であ
る。
【0020】以上の構成において動作を説明する。ここ
で電源投入後から、第二の温度検知手段5の検知温度が
100度近傍で安定し始めるまでを加熱工程、100度
近傍で安定している間を乾燥工程、そして、再び温度が
上昇しはじめた後を第二の乾燥工程とする。まず加熱工
程時には、すべての加熱手段A21〜加熱手段E25を
onさせて最短の時間で100度に到達させ加熱時間を
短縮する。次に、乾燥工程では、収納容器2内の第二の
温度検知手段5の出力からそれぞれの加熱手段21〜2
5をon/off制御し、より乾燥効率を高める。
で電源投入後から、第二の温度検知手段5の検知温度が
100度近傍で安定し始めるまでを加熱工程、100度
近傍で安定している間を乾燥工程、そして、再び温度が
上昇しはじめた後を第二の乾燥工程とする。まず加熱工
程時には、すべての加熱手段A21〜加熱手段E25を
onさせて最短の時間で100度に到達させ加熱時間を
短縮する。次に、乾燥工程では、収納容器2内の第二の
温度検知手段5の出力からそれぞれの加熱手段21〜2
5をon/off制御し、より乾燥効率を高める。
【0021】具体的には、図5に示すように厨芥から最
も遠く第二の温度検知手段5から最も近い加熱手段A2
1,E25をまず第一にon/off制御する。次に加
熱手段B22,D24をon/off制御し、最後に厨
芥が常に近傍にある加熱手段C23を制御することによ
り、第二の温度検知手段5の検知温度がより厨芥の温度
に近づく。
も遠く第二の温度検知手段5から最も近い加熱手段A2
1,E25をまず第一にon/off制御する。次に加
熱手段B22,D24をon/off制御し、最後に厨
芥が常に近傍にある加熱手段C23を制御することによ
り、第二の温度検知手段5の検知温度がより厨芥の温度
に近づく。
【0022】次に本発明の第三の実施例を図6を用いて
説明する。図6において、31〜、33は収納容器2内
の側面および底面温度を検知する温度検知手段a〜cで
ある。
説明する。図6において、31〜、33は収納容器2内
の側面および底面温度を検知する温度検知手段a〜cで
ある。
【0023】以上の構成において動作を説明する。厨芥
は各加熱手段A21〜E25によって加熱されるが、厨
芥の質や量によって部分部分の温度上昇は異なる。これ
に対し収納容器2の側面に近接して設けた温度検知手段
a〜bと底面に近接して設けた温度検知手段cの出力結
果と連動して各加熱手段A21〜E25のon/off
制御を行い、収納容器2の各部分の温度が等しくなるよ
うにすることによって乾燥効率を高め、処理時間を短縮
する。
は各加熱手段A21〜E25によって加熱されるが、厨
芥の質や量によって部分部分の温度上昇は異なる。これ
に対し収納容器2の側面に近接して設けた温度検知手段
a〜bと底面に近接して設けた温度検知手段cの出力結
果と連動して各加熱手段A21〜E25のon/off
制御を行い、収納容器2の各部分の温度が等しくなるよ
うにすることによって乾燥効率を高め、処理時間を短縮
する。
【0024】次に、本発明の第四の実施例を図7を用い
て説明する。図7において、41は厨芥量検知手段であ
り、撹拌刃3の負荷電流を検知して厨芥量を判断するも
のである。
て説明する。図7において、41は厨芥量検知手段であ
り、撹拌刃3の負荷電流を検知して厨芥量を判断するも
のである。
【0025】以上の構成において動作を説明する。電源
投入後、乾燥処理のはじめに撹拌刃3を数回回転させ、
このときの駆動手段4の負荷電流を検知して収納容器2
内の厨芥量の多少の判断を行う。この結果から制御手段
8によって厨芥量が多いときには加熱ヒータ7の入力を
高く、ごみ量が少ないときには加熱ヒータ7の入力を低
めに設定して、乾燥効率を高める。
投入後、乾燥処理のはじめに撹拌刃3を数回回転させ、
このときの駆動手段4の負荷電流を検知して収納容器2
内の厨芥量の多少の判断を行う。この結果から制御手段
8によって厨芥量が多いときには加熱ヒータ7の入力を
高く、ごみ量が少ないときには加熱ヒータ7の入力を低
めに設定して、乾燥効率を高める。
【0026】なお、厨芥量の判断には蒸気発生量を検知
しても同様の結果が得られる。次に本発明の第五の実施
例を図8、図9を用いて説明する。構成は第一の実施例
と同じものについては同一の符号を付しここでの説明は
省略する。図8において、51は第二の温度検知手段5
の検知した温度と予め定められた一定の温度とを比較す
る第二の比較手段、52はこの比較手段51の出力に応
じて時間をカウントするタイマー、53はこのタイマー
値からから収納容器2内の空検知を行う空検知手段であ
る。
しても同様の結果が得られる。次に本発明の第五の実施
例を図8、図9を用いて説明する。構成は第一の実施例
と同じものについては同一の符号を付しここでの説明は
省略する。図8において、51は第二の温度検知手段5
の検知した温度と予め定められた一定の温度とを比較す
る第二の比較手段、52はこの比較手段51の出力に応
じて時間をカウントするタイマー、53はこのタイマー
値からから収納容器2内の空検知を行う空検知手段であ
る。
【0027】次に動作を説明する。収納容器2内に厨芥
が入っている場合と入っていない場合では温度上昇度が
図9に示すように異なる。厨芥が入っている場合は10
0度付近で水分が水蒸気として出ていく工程があるが、
厨芥が入っていなければ100度付近で温度上昇がとま
る理由が無いからである。そこで、第二の温度検知手段
5によって検知した値を入力した第二の比較手段51
は、予め定めておいた値(例えば95度〜105度)と
入力値とを比較する。そして、入力した値が95度〜1
05度の間にある間のみ時間をカウントするようタイマ
ー52へ信号を送る。タイマー52はこの信号を受けて
時間をカウントし、この値を空検知手段53へ送る。タ
イマー値を入力した空検知手段53はこの値がある一定
の値以下ならばごみ無しと判断し、直ちに加熱ヒータ7
の入力をoffするよう制御手段8へ信号を出力する。
が入っている場合と入っていない場合では温度上昇度が
図9に示すように異なる。厨芥が入っている場合は10
0度付近で水分が水蒸気として出ていく工程があるが、
厨芥が入っていなければ100度付近で温度上昇がとま
る理由が無いからである。そこで、第二の温度検知手段
5によって検知した値を入力した第二の比較手段51
は、予め定めておいた値(例えば95度〜105度)と
入力値とを比較する。そして、入力した値が95度〜1
05度の間にある間のみ時間をカウントするようタイマ
ー52へ信号を送る。タイマー52はこの信号を受けて
時間をカウントし、この値を空検知手段53へ送る。タ
イマー値を入力した空検知手段53はこの値がある一定
の値以下ならばごみ無しと判断し、直ちに加熱ヒータ7
の入力をoffするよう制御手段8へ信号を出力する。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の第1の手段によれば、乾燥効率が高くなり、乾燥処
理時間が短縮されるとともに、厨芥の仕上がり具合をよ
くすることができる。
明の第1の手段によれば、乾燥効率が高くなり、乾燥処
理時間が短縮されるとともに、厨芥の仕上がり具合をよ
くすることができる。
【0029】また、第2の手段によれば、各加熱手段の
細かな制御が可能となり、厨芥の量や質に対応した乾燥
効率を高め、乾燥処理時間を短縮できるとともに、より
厨芥の仕上がり具合の最適化が図れる。
細かな制御が可能となり、厨芥の量や質に対応した乾燥
効率を高め、乾燥処理時間を短縮できるとともに、より
厨芥の仕上がり具合の最適化が図れる。
【0030】また、第3の手段によれば、厨芥量の検出
が容易にでき、乾燥効率を高め乾燥処理時間の短縮がで
きる。
が容易にでき、乾燥効率を高め乾燥処理時間の短縮がで
きる。
【0031】また、第4の手段によれば、収納容器内の
空検知が確実にでき、安全性が高められる。
空検知が確実にでき、安全性が高められる。
【図1】本発明の第一の実施例を示す厨芥処理機の概略
断面構成図
断面構成図
【図2】同実施例における加熱ヒータの制御を示すブロ
ック図
ック図
【図3】同実施例における収納容器内温度の変化特性図
【図4】本発明の第二の実施例を示す厨芥処理機の概略
断面構成図
断面構成図
【図5】同実施例における撹拌手段のon/off制御
のタイミング図
のタイミング図
【図6】本発明の第三の実施例を示す厨芥処理機の概略
断面構成図
断面構成図
【図7】本発明の第四の実施例を示す厨芥処理機のブロ
ック図
ック図
【図8】本発明の第五の実施例を示す厨芥処理機の制御
構成のブロック図
構成のブロック図
【図9】同実施例における収納容器内温度とカウンター
との関係を示す図
との関係を示す図
2 収納容器 5 第二の温度検知手段 7 加熱ヒータ(加熱手段) 8 第一の温度検知手段 9 制御手段 10 比較手段 11 終了判断手段 21 加熱ヒータA(側面加熱手段) 22 加熱ヒータB(側面加熱手段) 23 加熱ヒータC(底面加熱手段) 24 加熱ヒータD(側面加熱手段) 25 加熱ヒータE(側面加熱手段) 26 制御手段 31 制御手段a 32 制御手段b 33 制御手段c 41 厨芥量検知手段 51 比較手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 正樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 上野 聖一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−26599(JP,A) 特開 平3−186186(JP,A) 特開 昭61−71099(JP,A) 特開 昭51−56583(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】 厨芥の収納容器と、厨芥の収納容器内の
厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、加熱手段の温度を検
知する第一の温度検知手段と、前記第一の温度検知手段
の検知温度が100度より高い温度になるように加熱手
段を制御する制御手段と、厨芥収納容器の器体内温度を
検知するよう厨芥収納容器内に設けた第二の温度検知手
段と、この第二の温度検知手段の検知した値と100度
より高くかつ前記加熱手段の温調温度より低いあらかじ
め定めた値とを比較する比較手段と、この比較手段の比
較結果に基づいて乾燥処理の終了を判断する終了判断手
段とを備えた厨芥処理機。 - 【請求項2】 厨芥の収納容器の側面と底面に設けた側
面加熱手段、底面加熱手段と、前記収納容器の内部の側
面と底面の温度をそれぞれ検知する側面温度検知手段、
底面温度検知手段を設けて、これら側面温度検知手段、
底面温度検知手段の検知する温度に応じて側面加熱手
段、底面加熱手段の入力制御をそれぞれ行う請求項1記
載の厨芥処理機。 - 【請求項3】 収納容器内の厨芥量を撹拌する撹拌手段
と、撹拌手段の負荷電流から厨芥量を検知する厨芥量検
知手段を設け、この厨芥量検知手段の検知する厨芥量に
応じて加熱手段の入力制御を行う請求項1記載の厨芥処
理機。 - 【請求項4】 温度検知手段の検知した温度と予め定め
られた一定の温度とを比較する第二の比較手段と、この
第二の比較手段の出力に応じて時間をカウントするタイ
マーと、このタイマー値からから収納容器内の空検知を
行う空検知手段とを設けてなる請求項1記載の厨芥処理
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6086766A JP3051295B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 厨芥処理 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6086766A JP3051295B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 厨芥処理 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07294141A JPH07294141A (ja) | 1995-11-10 |
JP3051295B2 true JP3051295B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=13895878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6086766A Expired - Fee Related JP3051295B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 厨芥処理 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3051295B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6171099A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-11 | 株式会社東芝 | 乾燥機の制御装置 |
JPH0226599A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Daikin Ind Ltd | 乾燥装置 |
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