JP3050707U - 光反射帽子 - Google Patents

光反射帽子

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JP3050707U
JP3050707U JP1997011342U JP1134297U JP3050707U JP 3050707 U JP3050707 U JP 3050707U JP 1997011342 U JP1997011342 U JP 1997011342U JP 1134297 U JP1134297 U JP 1134297U JP 3050707 U JP3050707 U JP 3050707U
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JP
Japan
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light
cloth
hat
retroreflective
sewn
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997011342U
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English (en)
Inventor
修平 守安
Original Assignee
株式会社守安製帽
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 とくに夕暮れ時から夜間における道路の歩行
者の交通安全を確保するべく、自動車からの視認性を高
めること。 【解決手段】 各種帽子において、帽体を構成する布地
の全部又は一部に再帰性光反射布を用いて縫製した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、夜間や夕暮れ、早朝における道路の歩行・作業時に着用する交通安 全用の光反射帽子に関する。
【0002】
【従来の技術】
夜間や夕暮れ時における歩行中の交通事故防止のため、主として高齢者を対象 として、表面に再帰性光反射シートを縫着した夜光タスキの着用が奨励されてい る。夜光タスキは、自動車や二輪車の前照灯の光を反射するため、自動車等の運 転者において歩行者の視認性が高まるわけである。
【0003】 また、近年、現代人の運動不足解消等のため、とくに中高年齢層の間でウォー キングと称される歩行運動が盛んに行われている。ウォーキングは、早朝に比べ て時間的余裕を生み出しやすく、また、2〜3人程度の小グループ内での時間調 整が可能なためか、夕暮れ時から夜間にかけて行われている例がよく見受けられ る。前述の夜光タスキは、こうしたウォーキング中の交通事故を防止するために も、よく着用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、夜光タスキのみでは十分な光反射効果、すなわち視認効果を期 待できない場合も多い。とりわけ、歩行者に対して側面方向から近づく自動車の 前照灯の光は夜光タスキでは全く反射することができない。夕暮れ時や夜間の道 路における歩行者の視認性は非常にわるいため、近づく自動車等からの歩行者の 視認性を夜光タスキに頼るだけでは十分ではなかったのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案者は、とくに夕暮れ時から夜間における道路の歩行者の交通安 全を確保するべく検討した結果、帽体を構成する布地の全部又は一部に再帰性光 反射布を用いて帽子を縫製することによって、所期の課題を解決した。
【0006】 すなわち、帽子の帽体を構成する布地として直接に再帰性光反射布を用いたの で、例えば、夜光タスキでは対応することのできなかった、側面方向から歩行者 に近づく自動車の前照灯の光をも反射することができるようになったのである。 従来より衣服や靴、手袋等においては再帰性光反射シート等を貼着ないし縫着し たものもよく見受けられたが、帽子において再帰性光反射シート等を使用したも のは見当たらない。また、本考案では、帽体を構成する布地に直接再帰性光反射 布を用いた結果、別途光反射シート材を貼着した場合のように光反射シート材が 脱落するおそれもなく、別途帽体に光反射シート材を縫着した場合のように二重 縫製となってコストの上昇を招くこともない。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る光反射帽子を図面に従って説明する。図1は本考案に係る 光反射帽子の一例を示す側面図、図2は本考案に係る光反射帽子の他の一例を示 す側面図である。
【0008】 帽子は、通常、クラウンと呼ばれる帽体部分と、鍔(つば)部分とから構成さ れている。本考案に係る光反射帽子では、帽体の全部又は一部を構成する布とし て再帰性光反射布を用い、帽子全体を縫製してなる。再帰性反射布としては、従 来より衣服の反射材として用いられているシート状に形成されたビーズタイプの 反射布やマイクロプリズムタイプの反射布、表面に光反射塗料を塗布した布など を用いる。なお、帽体の全部又は一部を再帰性光反射布を用いて縫製することに 加えて、帽子に成形した後の帽体や鍔の表面にさらに再帰性光反射布を縫着ない し貼着することとしてもよい。
【0009】 具体的には、図1に示される一般的なフェルト帽では、できるだけ広い反射面 積を確保する観点から、帽体1の側面全面に再帰性光反射布3を用いて縫製する のが最も望ましいが、デザインの都合等によっては、例えば、通常の生地と再帰 性光反射布3を適宜組み合わせて帽体1を縫製したり、通常の生地で縫製した帽 体1の任意箇所表面においてさらに縞模様状に再帰性光反射布3を縫着したり、 ワンポイント的に縫着するなどしてもよい。また、野球帽や図2に示されるゴブ ハット等では、略三角形の6枚の生地を縫い合わせて帽体1を形成するのが通例 であるから、例えば前面2枚と後面2枚の計4枚のみに再帰性光反射布を用いた り、あるいは左右側面に位置することとなる1枚ずつのみに再帰性光反射布3を 用いたりと、任意に選択した位置に再帰性光反射材3を用いて帽体1を縫製する ことも可能である。
【0010】 また、本考案に係る光反射帽子では、できるだけ広い光反射面を確保するよう に、帽体1に加えて鍔2にも再帰性光反射布3を縫着等してもよい。この際、例 えば図2のゴブハットにおいて鍔2の下面のみを再帰性光反射布3を取り付けた 反射面としておけば、夕暮れ時や夜間時には鍔2を上方に折り返して反射面を露 出させる一方、反射面の不要な昼間時には鍔2を下ろして反射面を隠すこともで き、着用者の好みに応じて光反射の有無を選択することができる帽子となる。
【0011】 さらにまた、例えば図3に示されるハンティングキャップ等の耳覆い4を備え た帽子においては、耳覆い4の内側ないし外側の一方のみに再帰性光反射布3を 縫着等することにより、反射面積を広くしたり狭くしたりすることが容易に行え る利点が得られる。なお、耳覆いの両面に再帰性反射布3を縫着等してもよいこ とは言うまでもない。
【0012】
【考案の効果】
本考案に係る光反射帽子では、例えば、従来の夜光タスキでは不可能であった 側面方向から近づく自動車の前照灯の光をも反射可能とし、夕暮れ時や夜間時に おいて道路を通行する歩行者に対する全方向からの視認性を確保することができ る。
【0013】 また、本考案に係る光反射帽子では、鍔や耳覆いに再帰性光反射布を取り付け ることによって、適宜必要に応じて反射面を露出させたり隠したりすることがで きる利便性が得られる。
【提出日】平成10年3月20日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案者は、とくに夕暮れ時から夜間における道路の歩行者の交通安 全を確保するべく検討した結果、帽体を構成する布地の全部又は一部に再帰性光 反射布を用いることによって、所期の課題を解決した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る光反射帽子の一例を示す側面図で
ある。
【図2】本考案に係る光反射帽子の他の一例を示す正面
図である。
【図3】ハンティングキャップ等の耳覆いに再帰性光反
射布を縫着した例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 帽体 2 鍔 3 再帰性光反射布 4 耳覆い
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帽体を構成する布地の全部又は一部に再
    帰性光反射布を用いて縫製してなる光反射帽子。
JP1997011342U 1997-12-26 1997-12-26 光反射帽子 Expired - Lifetime JP3050707U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233290A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Masamitsu Onishi ●光り帽子(t.803)●光りソックス(t.804)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012233290A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Masamitsu Onishi ●光り帽子(t.803)●光りソックス(t.804)

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