JP3050329B2 - 表示パターン制御装置 - Google Patents

表示パターン制御装置

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JP3050329B2 JP3011317A JP1131791A JP3050329B2 JP 3050329 B2 JP3050329 B2 JP 3050329B2 JP 3011317 A JP3011317 A JP 3011317A JP 1131791 A JP1131791 A JP 1131791A JP 3050329 B2 JP3050329 B2 JP 3050329B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示パターン制御装置
に係り、特にマルチビジョンシステムに好適な表示パタ
ーン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、スタジオ、劇場あるいは各種
デモンストレーション用の表示システムとしてマルチビ
ジョンシステムが知られている。マルチビジョンシステ
ムは、プロジェクションTV方式の表示ユニットを縦横
に組合せ、各表示ユニットによって形成される大画面上
に一つの映像を大きく映し出したり、表示ユニットをブ
ロック分けして複数の画面構成に展開したり、あるいは
個々の表示ユニットに全く異なる映像を映し出す等の種
々の表示パターンを展開可能とした大型の表示システム
である。
【0003】このような表示システムでの各種表示パタ
ーンの展開は、マルチビデオプロセッサと呼ばれる表示
パターン制御装置により制御される。表示パターンとし
ては、大別して、同じ映像を各表示ユニットから映し出
す単一画面と、特定の表示ユニットのいくつか、あるい
は全部を使用して大画面を展開する拡大画面とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示パターン制
御装置によれば、映像を拡大する場合、縦と横とを同じ
倍率で拡大するため、縦と横の比は同一であり、拡大さ
れた映像は元の映像と相似形となる。また、表示パター
ン制御装置への入力ビデオ信号は一系統のみであるた
め、画一的な表示パターンとなる。このように、従来技
術によれば、異なる態様(位置、大きさおよび組合せ)
の映像を多彩なパターンで表示することが困難であっ
た。
【0005】本発明の目的は、複数系統の入力ビデオ信
号を表示画面上の任意の位置に任意の大ききさで、か
つ、任意の組合せで表示することが可能な表示パターン
制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、図1に示すように、互
に独立した複数の表示ユニット400が例えば縦横に組
合わされて形成された表示手段300の表示画面上に、
複数の入力複合映像信号A〜Nに基づく一つまたは複数
の映像を任意の表示パターンで表示するよう制御する表
示パターン制御装置において、前記入力複合映像信号A
〜Nから抽出すべき表示領域に対応する映像信号を前記
各入力複合映像信号A〜Nごとに独立して抽出する抽出
手段100と、前記抽出された各映像信号ごとに、当該
抽出された映像信号を前記表示手段300の表示画面上
における拡大率に応じて水平方向および垂直方向に補間
処理を行い、拡大補間された映像信号を対応する前記表
示ユニット400のそれぞれに出力する拡大補間手段2
00と、前記複数の入力複合映像信号A〜Nの全てを前
記各抽出手段100のそれぞれに並列的に供給する共通
バス手段500と、を備えて構成される。
【0007】請求項2記載の発明は、抽出手段100
が、映像選択信号に基づいて複数の入力複合映像信号の
いずれかを選択して出力する映像選択手段と、選択され
た映像信号の1フィールドまたは1フレーム分を格納す
る画像メモリと、を含んで構成される。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、複合映像信号A
〜Nは共通バス手段500を介して複数の抽出手段10
0のそれぞれに並列的に与えられる。したがって各抽出
手段100は複合映像信号A〜Nのいずれかを選択的に
抽出することができる。各抽出手段100は複合映像信
号A〜Nのそれぞれから抽出すべき表示領域(すなわ
ち、表示パターンによって決まる表示手段300上の領
域)に対応させて必要な複合映像信号A〜Nの一部もし
くは全部を抽出する。抽出された映像信号(具体的に
は、実輝度信号YR 、補間された輝度信号YI 、色信号
R )は、複数の拡大補間手段200により、表示手段
300上における表示パターンの拡大率に応じて水平方
向および垂直方向に拡大補間される。この補間は、原信
号である複合映像信号A〜Nの所定領域を拡大した場合
に不足する走査線の本数および走査線の長さにそれぞれ
対応する画素を補充する作用である。このようにして補
間された映像信号は、それぞれ表示手段300上の対応
する表示ユニット400に与えられる。その結果、表示
手段300上の任意の位置に任意の大きさで複合映像信
号A〜Nを展開することが可能となる。
【0009】請求項2記載の発明によれば、抽出手段1
00において映像選択手段は映像選択信号c〜eによっ
て映像信号のいずれかを選択する。選択された映像信号
の1フィールド(または1フレーム)分がフィールドメ
モリ12に格納される。このようにして抽出手段100
は、複合映像信号A〜Nのいずれかを選択的に抽出す
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。 [i ]マルチビジョンシステムの概要 図2に本発明が適用されるマルチビジョンシステムの概
要ブロック図を示す。図2に示すように、複数の複合映
像信号A〜Nが表示パターン制御装置1に入力される。
表示パターン制御装置1は画面コントロール信号aで指
定される表示パターンに従って入力複合映像信号A〜N
を選択合成し、かつ、それらの映像信号の画像表示装置
2における表示位置、大きさを特定した複合映像信号を
画像表示装置2の各表示ユニットU1〜U16のそれぞ
れに出力する。画像表示装置2では与えられた複合映像
信号を各表示ユニットU1〜U16単位に表示し、結果
的に表示ユニットU1〜U16で形成される一つの画面
に画面コントロール信号aで指定される任意の表示パタ
ーンで映像を映し出す。
【0011】複合映像信号A〜Nは複数の入力ソース機
器から個別的に与えられる。入力ソース機器としては、
例えば、LVD(Laser Vision Disk )プレーヤ、BS
(Broadcasting Satellite)チューナ、TV(Televisi
on)チューナ、ビデオカメラ、キャラクタジェネレー
タ、文字多重チューナ等が接続可能である。なお、これ
らの入力ソース機器からの複合映像信号A〜Nは互に同
期がとれていないが、その同期化のための処理について
は後述する。
【0012】表示パターン制御装置1は、マイクロプロ
セッサを用いて構成されるが、その詳細は後述する。画
像表示装置2は表示ユニットU1〜U16を縦に4個、
横に4個の合計16個マトリクス状に組合わせて構成さ
れる。表示ユニットU1〜U16は、いわゆるプロジェ
クションTV方式の表示ユニットであり、内部に収納さ
れたR、G、Bの3原色のプロジェクタからの光をフレ
ネルレンズ等からなる投影スクリーン上に投射して映像
を映し出すようにしたものである。なお、必要に応じ
て、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイを
同様に組合せた画像表示装置2であっても本発明の適用
が可能である。
【0013】[ii]表示パターン制御装置 図3に本発明に係る表示パターン制御装置の一実施例を
示す。図3に示すように、表示パターン制御装置1は複
数(図3では、4つ)の複合映像信号A〜Dに一対一で
対応した入力処理回路3−A〜3−Dを有している。こ
の入力処理回路3−A〜3−Dはローカルバス7および
共通バス8を介して映像選択手段4−1〜4−nに接続
されている。映像選択手段4−1〜4nは画像表示装置
2の表示ユニットU1〜U16に一対一で対応して設け
られている。従って、このnは本実施例の場合に16と
なる。映像選択手段4−1〜4−nは同様に画像表示装
置2の表示ユニットU1〜U16に一対一で対応して設
けられた映像拡大補間手段5−1〜5−nに接続されて
いる。この映像拡大補間手段5−1〜5−nの出力端は
画像表示装置2の対応する添字の各表示ユニットU1〜
U16のそれぞれに接続される。コントローラ6は上記
各要素を画面コントロール信号aの指示によってコント
ロールするためのもので、同期信号Syncと画面コン
トロール信号aに基づいて生成した回路コントロール信
号bを各要素に出力する。
【0014】入力処理回路3−A〜3−Dは、全て同一
の構成を有しており、図示しないがそれぞれシンクロナ
イザ、Y/C分離回路および補間回路を有している。シ
ンクロナイザは、各複合映像信号A〜Dを互に同期化す
るためのものである。すなわち、前述したように、複合
映像信号A〜Dの各信号はそれぞれ別個独立の入力ソー
ス機器から与えられるため、互に同期がとれていないし
画面表示手段2とも同期がとれていない。そのまま映像
選択手段4−1〜4−nに入力したのでは良質な映像を
形成することができない。そこで、このシンクロナイザ
によって各複合映像信号A〜Dの同期をそれぞれ画面表
示手段2の同期に合わせてとり出すのである。
【0015】Y/C分離回路は、後述する補間回路によ
って補間する場合に、Y信号(輝度信号)、C信号(色
信号)に分離して処理するためのものである。補間回路
は、後述する映像選択手段4−1〜4−nおよび映像拡
大補間手段5−1〜5−nの処理によって複合映像信号
A〜Dの拡大処理を行うに際して拡大処理に伴う走査線
の本数および長さの減少によって画素密度が粗くなるこ
とを防ぐ目的で予め画素密度を高くしておくためのもの
である。したがって、入力処理回路3−A〜3−Dはそ
れぞれ補間されたデータをも出力する。データは、原信
号のY信号である実輝度信号YR と、補間された輝度信
号YI と、原信号の色信号CR である。このように、補
間された輝度信号YI が生成されているため、みかけ
上、走査線の本数は2倍となっている。
【0016】ローカルバス7は、各入力処理回路3−A
〜3−Dからの実輝度信号YR 、補間された輝度信号Y
I および色信号CR のディジタルデータを送出するため
のもので、各実輝度信号YR 、補間された輝度信号YI
および色信号CR のそれぞれに8ビットを割当てたとす
ると、合計8ビット×3=24本の配線数で構成され
る。各ローカルバス7は共通バス8に接続される。
【0017】共通バス8は各ローカルバス7からの実輝
度信号YR 、補間された輝度信号YI 、色信号CR につ
いての信号を並列的に映像選択手段4−1〜4−nに供
給するためのもので、実輝度信号YR については8ビッ
ト×4=32本、補間された輝度信号YI については同
様に32本、色信号CR についても32本、合計32×
3=96本の配線群からなる。このように、共通バス8
が各映像選択手段4−1〜4−nに並列的に接続されて
いるため、各映像選択手段4−1〜4−nでは複合映像
信号A〜Dを任意に選択することができる。その結果、
各映像選択手段4−1〜4−nが全て複合映像信号Aを
選択したり、あるいは複合映像信号A〜Dを適当な組合
せで選択したりするなど、自由な選択が可能となる。
【0018】次に、図4を参照して映像選択手段4−1
〜4−nおよび映像拡大補間手段5−1〜5−nの詳細
を説明する。なお、映像選択手段4−1〜4−nは全て
ハードウェア的に同じ構成をとるので、図4では映像選
択手段4−1を代表例にとって説明する。このことは、
映像拡大補間手段5−1〜5−nについても同様であ
る。
【0019】映像選択手段4−1は実輝度信号YR 、補
間された輝度信号YI 、色信号CRに対応する3つのセ
レクタ9、10、11と、各セレクタ9、10、11の
出力データをそれぞれ個別に格納するフィールドメモリ
12、13、14と、を有している。セレクタ9には複
合映像信号A〜Dについての各実輝度信号YR (それぞ
れ、8ビットデータ)が入力され、セレクタ9は映像選
択信号cに従って複合映像信号A〜Dのうちいずれか一
つの実輝度信号YR を選択する。セレクタ10には複合
映像信号A〜Dについてての各補間された輝度信号YI
(それぞれ8ビットデータ)が入力され、セレクタ10
は映像選択信号dに従って複合映像信号A〜Dのうちの
いずれか一つの補間された輝度信号YI を選択する。セ
レクタ11には複合映像信号A〜Dについての各色信号
R (それぞれ8ビットデータ)が入力され、セレクタ
11は映像選択信号eに従って複合映像信号A〜Dのう
ちのいずれか一つの色信号CR を選択する。フィールド
メモリ12はセレクタ9で選択された実輝度信号YR
リード/ライトイネーブル信号fに従って当該表示器に
表示すべき内容のデータに相当する分だけ格納する。同
様に、フィールドメモリ13はセレクタ10で選択され
た補間された輝度信号YI をリード/ライトイネーブル
信号gに従って当該表示器に表示すべき内容のデータに
相当する分だけ格納する。同様に、フィールドメモリ1
4はセレクタ11で選択された色信号CR をリード/ラ
イトイネーブル信号hに従って当該表示器に表示すべき
内容のデータに相当する分だけ格納する。なお、フィー
ルドメモリ12、13、14は容量的に許されるのであ
れば、フレームメモリとしてもよい。
【0020】ここで、図5にセレクタ9の機能説明図を
示す。セレクタ9は映像選択信号cにより複合映像信号
A〜Dのいずれかを選択して出力するが、リード/ライ
トイネーブル信号fに含まれる映像の切出しのための水
平方向切出しパルスHW および垂直方向切出しパルスV
W で特定される領域の切出し映像データD1 の部分のみ
がフィールドメモリ12へ送られることになる。したが
って、この水平方向切出しパルスHW および垂直方向切
出しパルスVW の時間幅およびタイミングを画面コント
ロール信号aによってコントローラ6で設定すること
で、任意の位置の映像データを任意の大きさで抽出する
ことが可能となる。なお、フィールドメモリ12からの
読み出しは切り出しの幅、すなわち書き込んだ画素の数
によらず1フィールドの時間をかけて読み出すよう制御
される。従って切り出しの幅が狭い、すなわち拡大率が
大きいほど離散的にデータが読み出されることになる。
【0021】映像拡大補間手段5−1は、大別して輝度
信号を補間する系と、色信号を補間する系と、それらの
補間された信号から出力輝度信号Y及び出力カラー信号
C又は出力複合映像信号Vを生成する系とを含んでい
る。輝度信号を補間する系において、フィールドメモリ
12から読出された実輝度信号YR は1H遅延回路15
により1H分だけ遅延され、その遅延輝度信号YRSは垂
直補間回路21に入力される。一方、フィールドメモリ
13から読出された補間された輝度信号YI は1H遅延
回路16により1H分だけ遅延され、その遅延輝度信号
ISは垂直補間回路21に入力される。垂直補間回路2
1は遅延輝度信号YRS、および遅延輝度信号YISに所定
の適切な係数を乗じて遅延輝度信号YRSと遅延輝度信号
ISとの間の走査線の輝度データを推定し、新たな補間
された走査線の垂直補間輝度信号YL を生成する。次い
で、垂直補間輝度信号YL は水平補間回路27に入力さ
れる。水平補間回路27は垂直補間輝度信号YL におけ
る隣接画素データに基づき色副搬送波の4倍の周波数で
ありサンプリング周波数であるシステムクロック(4f
sc)に同期して当該隣接画素データ相互間の画素データ
を推定し、新たな補間された画素データである水平補間
輝度信号YD を生成する。この水平補間輝度信号YD
は加算器30おいてブランキングレベル発生器29から
のブランキンク信号が加算されたのち、D/Aコンバー
タ33によりアナログ信号に変換される。アナログ信号
に変換された輝度信号には加算器36においてHsync
syncの同期信号が加算されてドライバ38に送られ
る。ドライバ38はこのようにして拡大補間された輝度
信号を増幅し、出力輝度信号Yとして出力する。
【0022】次に、色信号を補間する系においては、フ
ィールドメモリ14から読み出された色信号CR は、1
H遅延回路17、18、19、20により遅延色信号C
RSおよび遅延色信号CISとされ、垂直補間回路22に入
力される。垂直補間回路22は遅延色信号CRSと遅延色
信号CISに基づいて遅延色信号CRSと遅延色信号CIS
の間の走査線の垂直補間された色信号CL を生成する。
次いで、垂直補間された色信号CL は水平補間回路28
に入力される。水平補間回路28は垂直補間された色信
号CL における隣接画素データ相互間の間隔を所定の色
副搬送波の周波数形式に合致するよう再配列して水平補
間された色信号CD を生成する。この水平補間された色
信号CD には加算器32においてバースト発生器31か
らのカラーバースト信号が加算されたのちD/Aコンバ
ータ34によりアナログ信号に変換される。変換された
色信号はドライバ40に送られる。ドライバ40はこの
ようにして拡大補間された色信号を増幅し、出力カラー
信号Cとして出力する。
【0023】一方、加算器36の出力信号とD/Aコン
バータ34の出力信号は加算器37において加算され、
ドライバ39により増幅され、出力複合映像信号Vとし
て出力される。
【0024】かくして拡大補間された出力輝度信号Y及
び出力カラー信号C又は出力複合映像信号Vは表示ユニ
ットU1に与えられる。表示ユニットU1は与えられた
出力輝度信号Y及び出力カラー信号又は出力複合映像信
号Vによって形成される映像を映し出す。
【0025】[iii ]概要動作 次に、本発明の概要動作を説明する。いま、複合映像信
号A〜Cが入力処理回路3−A〜3−Cにより処理され
(図3)、複合映像信号A〜Cに関する実輝度信号YR
がセレクタ9に入力されたとする(図4、図6)。セレ
クタ9は映像選択信号cに基づき、複合映像信号Aを選
択し、リード/ライトイネーブル信号fに基き図5に示
す原理で図6のように対応する領域の実輝度信号YR
切出す。すなわち、複合映像信号Aに関しては図6
「A」のように水平方向切出しパルスHW 、垂直方向切
出しパルスVW を設定し、表示ユニットU1に相当する
部分を抽出してフィールドメモリ12へ書込む。また、
複合映像信号Bに関しては図6「B」のように全領域に
亘る水平方向切出しパルスHW 、垂直方向切出しパルス
W を設定し、表示ユニットU3に相当する部分を抽出
する。さらに、複合映像信号Cに関しては図6「C」の
ように水平方向切出しパルスHW 、垂直方向切出しパル
スVW を設定し、表示ユニットU15に相当する部分を
抽出する。以上は表示ユニットU1、U3、U15の部
分を抜粋したが他の表示ユニットについても同様に各々
の表示ユニット毎のセレクタ9によって対応する部分の
実輝度信号YR が切出されることになる。そしてまた、
色信号CR についても上記同様の作用により必要な領域
の色信号CR が抽出される。このようにして抽出された
各実輝度信号YR 、補間された輝度信号YI 、色信号C
R が映像拡大補間手段5−1により拡大補間され、図6
に示すような種々の異なった態様の映像を同時に表示す
ることが可能となる。
【0026】ここで、図7(a)〜(f)に、本発明に
より制御される表示パターンの例を示す。図7(a)は
複合映像信号Aを全表示ユニットU1〜U16を用いて
表示した例、図7(b)は表示ユニットU1〜U16を
4つのブロックに分け、各ブロックに複合映像信号A〜
Dを表示した例、図7(c)は複合映像信号Aのみ拡大
し、複合映像信号Bを原映像と同じ倍率で表示した例、
図7(d)は複合映像信号Aを拡大倍率を変えて多重表
示した例、図7(e)は複合映像信号Aを表示ユニット
を順次切り換えて画像がスパイラル状に移動して見える
効果を表現した例、図7(f)は本発明の効果が最も良
く表わされた例で、一つの映像(複合映像信号A)を異
なる縦横の倍率で拡大して多彩な表示パターンを形成し
た例である。
【0027】なお、前記実施例においては表示手段の表
示画面を16画面としたが、他の複数の画面で構成する
こともできる。また、入力処理回路において補間された
輝度信号YI を生成する構成としたが、これを生成しな
い構成とすることもでき、この場合にはバスが8×2×
4=64本とすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、複数の複
合映像信号を共通バス手段を介して複数の抽出手段に並
列的に与え、各抽出手段において必要な表示領域の映像
信号を入力された各複合映像信号ごとに独立して抽出
し、その抽出された映像信号を個々に拡大補間するよう
にしたので、任意の映像を表示手段の画面上の任意の位
置に任意の大きさで、かつ、任意の組合せで表示するこ
とが可能となり、多彩な表示パターンにコントロールす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明が適用されるマルチビジョンシステムの
概要ブロック図である。
【図3】本発明に係る表示パターン制御装置の実施例の
ブロック図である。
【図4】映像選択手段および映像拡大補間手段の詳細ブ
ロック図である。
【図5】セレクタの機能の説明図である。
【図6】本発明の概要動作説明図である。
【図7】本発明による表示パターン例の説明図である。
【符号の説明】
100…抽出手段 200…拡大補間手段 300…表示手段 400…表示ユニット 500…共通バス手段 1…表示パターン制御装置 2…画像表示装置 3−A〜3−D…入力処理回路 4−1〜4−n…映像選択手段 5−1〜5−n…映像拡大補間手段 6…コントローラ 7…ローカルバス 8…共通バス 9〜11…セレクタ 12〜14…フィールドメモリ 15〜20…1H遅延回路 20…加算器 21…垂直補間回路 22…垂直補間回路 27…水平補間回路 28…水平補間回路 29…ブランキングレベル発生器 30…加算器 31…バースト発生器 32…加算器 33…D/Aコンバータ 34…D/Aコンバータ 35…同期信号付加回路 36…加算器 37…加算器 38〜40…ドライバ A〜N…複合映像信号 a…画面コントロール信号 b…回路コントロール信号 c〜e…映像選択信号 f〜h…リード/ライトイネーブル信号 YR …実輝度信号 YI …補間された輝度信号 YRS、YIS…遅延輝度信号 YL …垂直補間輝度信号 YD …水平補間輝度信号 CR …色信号 CRS、CIS…遅延色信号 CL …垂直補間された色信号 CD …水平補間された色信号 Sync …同期信号 Y…出力輝度信号 V…出力複合映像信号 C…出力カラー信号 HW …水平方向切出しパルス VW …垂直方向切出しパルス D1 …切出し映像データ U1〜U16…表示ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/377 G09G 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互に独立した複数の表示ユニットが組合
    わされて形成された表示手段の表示画面上に、複数の入
    力複合映像信号に基づく一つまたは複数の映像を任意の
    表示パターンで表示するよう制御する表示パターン制御
    装置において、前記入力複合映像信号を輝度信号と色信号に分離し、補
    間輝度信号を生成し、輝度信号、補間輝度信号及び色信
    号からなる映像信号を前記各入力複合映像信号ごとに出
    力する入力処理回路と、 前記入力処理された映像信号 から抽出すべき表示領域に
    対応する映像信号を前記入力処理された映像信号ごとに
    独立して抽出する抽出手段と、 前記抽出された各映像信号ごとに、当該抽出された映像
    信号を前記表示手段の表示画面上における拡大率に応じ
    て水平方向および垂直方向に拡大補間処理を行い、拡大
    補間された映像信号を対応する前記表示ユニットのそれ
    ぞれに出力する拡大補間手段と、前記入力処理された映像信号 の全てを前記各抽出手段の
    それぞれに並列的に供給する共通バス手段と、 を備えたことを特徴とする表示パターン制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示パターン制御装置に
    おいて、前記抽出手段は、映像選択信号に基づいて複数
    の入力複合映像信号のいずれかを選択して出力するセレ
    クタと、選択された映像信号の1フィールドまたは1フ
    レーム分を格納する画像メモリと、を含むことを特徴と
    する表示パターン制御装置。
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