JP3050135U - マンホ―ル用泥受けパンの取付装置 - Google Patents
マンホ―ル用泥受けパンの取付装置Info
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- JP3050135U JP3050135U JP1997011683U JP1168397U JP3050135U JP 3050135 U JP3050135 U JP 3050135U JP 1997011683 U JP1997011683 U JP 1997011683U JP 1168397 U JP1168397 U JP 1168397U JP 3050135 U JP3050135 U JP 3050135U
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- JP
- Japan
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マンホール内の下方からの熱気を遮断してマ
ンホール蓋の上面等の温度変化をより積極的に小さくす
るとともに、土砂,雨水,粉塵等のマンホール底部への
落下を防止して、マンホールの劣化を防ぐマンホール用
泥受けパンの取付装置を提供する。 【解決手段】 泥受けパン5が合成樹脂製で平鍋に形成
され、該平鍋の外周に、下端を開口した溝を有する複数
の係止片6が設けられているとともに、該泥受けパン内
に断熱材8が配置され、該泥受けパン上部全周とマンホ
ール入口壁との間にパッキンリング9が配置され、マン
ホール入口壁3に複数の係止ボルト4が設けられ、該各
係止ボルトに前記各係止片が係止されて前記泥受けパン
が保持されるようになされたマンホール用泥受けパンの
取付装置。
ンホール蓋の上面等の温度変化をより積極的に小さくす
るとともに、土砂,雨水,粉塵等のマンホール底部への
落下を防止して、マンホールの劣化を防ぐマンホール用
泥受けパンの取付装置を提供する。 【解決手段】 泥受けパン5が合成樹脂製で平鍋に形成
され、該平鍋の外周に、下端を開口した溝を有する複数
の係止片6が設けられているとともに、該泥受けパン内
に断熱材8が配置され、該泥受けパン上部全周とマンホ
ール入口壁との間にパッキンリング9が配置され、マン
ホール入口壁3に複数の係止ボルト4が設けられ、該各
係止ボルトに前記各係止片が係止されて前記泥受けパン
が保持されるようになされたマンホール用泥受けパンの
取付装置。
Description
【0001】
この考案は、マンホール蓋を保持する受枠の下方に配置されるマンホール用泥 受けパンの取付装置に関するものである。
【0002】
この種、従来のマンホール用泥受けパンの取付装置は、例えば実公平3−43 2号公報に示すようにマンホールの開口部近傍に容器を配設し、複数のロック部 材により支持するものがある。
【0003】
ところで、前記公知のものでは、例えば大雪でマンホール蓋の上面に雪が積も った場合に、マンホール内の下方からの熱気でマンホール蓋の上面の雪を解かし 、地上面に凹部ができたりまたその部分が凍ったりして歩行,走行の際危険性を 伴うという問題がある。
【0004】 この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、泥受けパンを合成樹脂製で平鍋に形成し、該平鍋 内に断熱材を配置し、さらに泥受けパン上部全周とマンホール入口壁との間にパ ッキンリングを配置したことにより、マンホール内の下方からの熱気を遮断して マンホール蓋の上面等の温度変化をより積極的に小さくするとともに、土砂,雨 水,粉塵等のマンホール底部への落下を防止して、マンホールの劣化を防ぐマン ホール用泥受けパンの取付装置を提供しようとするものである。
【0005】
上記目的を達成するために、この考案におけるマンホール用泥受けパンの取付 装置は、泥受けパンを合成樹脂製で平鍋に形成し、該平鍋の外周に、下端を開口 した溝を有する複数の係止片を設けるとともに、該泥受けパン内に断熱材を配置 し、該泥受けパン上部全周とマンホール入口壁との間にパッキンリングを配置し 、マンホール入口壁に複数の係止ボルトを設け、該各係止ボルトに前記各係止片 を係止させて前記泥受けパンを保持させるようにしたことを特徴とするものであ る。
【0006】
図1乃至図4は本考案の一実施例に関するものであり、図1は本考案に係る泥 受けパンを設置したマンホール入口の側面断面図、図2は泥受けパンの分解説明 図、図3は泥受けパンの側面図、図4は受枠と泥受けパンとマンホール入口壁と の分解説明図である。
【0007】 図において、1はマンホール蓋2を保持する受枠であり、該受枠1の下方には 、マンホール入口壁3の内周に固着された係止ボルト4,4…が対向して配置さ れている。
【0008】 5は合成樹脂製で平鍋に形成された泥受けパンであり、該泥受けパン5の外周 上面には、前記係止ボルト4,4…と対向して係止片6,6…が設けられ、また 、係止片6,6の中間には握り部材7,7が設けられている。 そして前記泥受けパン5の内側底面にはポリウレタンフォーム等からなる断熱 材8が配置され、該泥受けパン5の上部外周と前記マンホール入口壁3との間に 環状のパッキンリング9が配置され、該パッキンリング9の下面は前記泥受けパ ン5の上面に接着固定されている。
【0009】 前記係止片6には下端が開放したU字状の溝10が形成されており、該溝10 に前記係止ボルト4が係止されるようになっている。
【0010】 以上のような構成からなるマンホール用泥受けパンの取付装置であるので、先 ず、泥受けパン5の外周の握り部材7,7握って、該泥受けパン5の外周の各係 止片6に形成したU字状の溝10を各係止ボルト4に係止させて、泥受けパン5 が固定される。 尚、溝10をL字状に形成し(図示せず)係止ボルト4を該L字状の溝10の 奥に位置させれば、泥受けパン5は上下方向の移動も拘束され確実に固定される 。 さらに、対向する係止片6,6と係止ボルト4,4の2カ所に施錠孔(図示せ ず)を設けることことにより、泥受けパン5をより確実に保持することが可能で ある。
【0011】 そして、泥受けパン5を合成樹脂製で平鍋に形成し、該平鍋の内側底面には断 熱材8が配置され、該泥受けパン5の上部外周と前記マンホール入口壁3との間 に環状のパッキンリング9を配置したので、マンホール内の下方からの熱気11 を遮断してマンホール蓋2の上面等の温度変化をより強制的に小さくすることが できる。例えば、豪雪地帯で大雪によりマンホール蓋2の上面に雪12が積もっ た場合に、マンホール内の下方からの熱気11でマンホール蓋2の上面の雪12 を解かし、地上面に凹部ができたりまたその部分が凍ったりするのを防止するこ とができるので、人や車両等は安全に歩行,走行をすることができる。
【0012】 さらに、雨天時に土砂,泥水,粉塵等がマンホール蓋2のすき間や開閉孔など から入り込んだ時に、土砂,泥水,粉塵等は泥受けパン5内に集められ、そして 、作業者が定期的にマンホール蓋2を開いて泥受けパン5内に集められた土砂, 泥水,粉塵等を取り除けば、マンホール底部への落下を防止して、マンホールの 劣化を防ぐことができる。また、大雨により泥受けパン5内が雨水でいっぱいに なってもマンホール蓋2のすき間や開閉孔などから逆流することにより、マンホ ール底部への落下を防止する。
【0013】
本考案によれば、泥受けパンを合成樹脂製で平鍋に形成し、該平鍋の外周に、 下端を開口した溝を有する複数の係止片を設けるとともに、該泥受けパン内に断 熱材を配置し、該泥受けパン上部全周とマンホール入口壁との間にパッキンリン グを配置し、マンホール入口壁に複数の係止ボルトを設け、該各係止ボルトに前 記各係止片を係止させて前記泥受けパンを保持させるようにしたので、マンホー ル内の下方からの熱気が遮断されてマンホール蓋の上面等の温度変化をより積極 的に小さくするとともに、土砂,雨水,粉塵等のマンホール底部への落下を防止 して、マンホールの劣化を防ぐことができるマンホール用泥受けパンの取付装置 となる。
【図1】図1は本考案に係る泥受けパンを設置したマン
ホール入口の側面断面図である。
ホール入口の側面断面図である。
【図2】図2は泥受けパンの分解説明図である。
【図3】図3は泥受けパンの側面図である。
【図4】図4は受枠と泥受けパンとマンホール入口壁と
の分解説明図である。
の分解説明図である。
1 受枠 2 蓋 3 マンホール入口壁 4 係止ボルト 5 泥受けパン 6 係止片 8 断熱材 9 パッキンリング 10 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 マンホール蓋を保持する受枠の下方に配
置される泥受けパンの取付装置において、泥受けパンを
合成樹脂製で平鍋に形成し、該平鍋の外周に、下端を開
口した溝を有する複数の係止片を設けるとともに、該泥
受けパン内に断熱材を配置し、該泥受けパン上部全周と
マンホール入口壁との間にパッキンリングを配置し、マ
ンホール入口壁に複数の係止ボルトを設け、該各係止ボ
ルトに前記各係止片を係止させて前記泥受けパンを保持
させるようにしたことを特徴とするマンホール用泥受け
パンの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011683U JP3050135U (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | マンホ―ル用泥受けパンの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011683U JP3050135U (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | マンホ―ル用泥受けパンの取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3050135U true JP3050135U (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=43184356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997011683U Expired - Lifetime JP3050135U (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | マンホ―ル用泥受けパンの取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050135U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017197839A (ja) * | 2017-03-31 | 2017-11-02 | 株式会社金杉商工 | 電気防食用流電陽極固定構造及び電気防食用流電陽極 |
JP2018204111A (ja) * | 2018-07-13 | 2018-12-27 | 株式会社金杉商工 | 電気防食用流電陽極 |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP1997011683U patent/JP3050135U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017197839A (ja) * | 2017-03-31 | 2017-11-02 | 株式会社金杉商工 | 電気防食用流電陽極固定構造及び電気防食用流電陽極 |
JP2018204111A (ja) * | 2018-07-13 | 2018-12-27 | 株式会社金杉商工 | 電気防食用流電陽極 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |