JP3050092U - 配管の封止具 - Google Patents
配管の封止具Info
- Publication number
- JP3050092U JP3050092U JP1997011243U JP1124397U JP3050092U JP 3050092 U JP3050092 U JP 3050092U JP 1997011243 U JP1997011243 U JP 1997011243U JP 1124397 U JP1124397 U JP 1124397U JP 3050092 U JP3050092 U JP 3050092U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insertion member
- union joint
- pipe
- sealed
- soft resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 配管の速やかな封止を可能とし、また、折り
曲げによる配管の劣化を防ぎ、さらに、配管を封止の際
のコストを低減でき、また、封止部分から容易に配管を
延長できるようにする。 【解決手段】 配管1に接続されるユニオン継手3と、
一端を密封され、ユニオン継手3の配管1に接続されて
いない側に挿入される軟質樹脂成形品からなる挿入部材
4と、この挿入部材4の周りに設けられユニオン継手3
と挿入部材4との密を高める軟質樹脂製の環5を備え
る。そして、ユニオン継手3に挿入部材4を挿入する
と、挿入部材4はユニオン継手3の内側の空間をを占め
る。また、挿入部材4の周りには軟質樹脂製の環5が設
けられているので、ユニオン継手3と挿入部材4との間
の密が得られる。よって、挿入部材4をユニオン継手3
に挿入してナット6により固定するだけで配管1を封止
できる。
曲げによる配管の劣化を防ぎ、さらに、配管を封止の際
のコストを低減でき、また、封止部分から容易に配管を
延長できるようにする。 【解決手段】 配管1に接続されるユニオン継手3と、
一端を密封され、ユニオン継手3の配管1に接続されて
いない側に挿入される軟質樹脂成形品からなる挿入部材
4と、この挿入部材4の周りに設けられユニオン継手3
と挿入部材4との密を高める軟質樹脂製の環5を備え
る。そして、ユニオン継手3に挿入部材4を挿入する
と、挿入部材4はユニオン継手3の内側の空間をを占め
る。また、挿入部材4の周りには軟質樹脂製の環5が設
けられているので、ユニオン継手3と挿入部材4との間
の密が得られる。よって、挿入部材4をユニオン継手3
に挿入してナット6により固定するだけで配管1を封止
できる。
Description
【0001】
本考案は、配管の封止具に関するものである。
【0002】
例えば、土木・建築現場において、水や油などの液体を通された配管を封止す るために、その端部に蓋を取り付け、さらにその周囲にビニールテープを巻き付 けるという方法がある。 また、それでも封止できない場合には配管を折り曲げた状態を保持してその周 囲にビニールテープを巻き付けて固定し、配管を封止する方法がある。
【0003】
しかし、上記従来の方法では封止に手間がかかり、また、配管を折り曲げたり するために配管の早期劣化をまねき、さらに、ビニールテープを大量に用いたり するためにコストが嵩んでしまうといった問題があった。
【0004】 そこで、本考案の目的は、土木・建築現場において配管の速やかな封止を可能 とし、また、折り曲げによる配管の劣化を防ぎ、さらに、従来のように配管を封 止する度に大量のビニールテープを消費することがないためコストを低減でき、 その他にも封止部分から容易に配管を延長できるといったメリットを有する配管 の封止具を提供することにある。
【0005】
以上の課題を解決すべく請求項1記載の考案は、 配管に接続されるユニオン継手と、 一端を密封され、ユニオン継手の配管に接続されていない側に挿入される軟質 樹脂成形品からなる挿入部材と、 この挿入部材の周りに設けられユニオン継手と挿入部材との密を高める軟質樹 脂製の環と、 からなる配管の封止具の構成、 を特徴としている。
【0006】 ここで、配管とは、樹脂製・金属製等何でもよい。そして、挿入部材としては 軟質樹脂製の配管を短く切ったものを用いる。そしてこの挿入部材の一端は、例 えば、加熱処理により変形させて密封したり、コーキング剤を注入して密封した りする。また、配管の密を保つために挿入部材をユニオン継手に固定する手段と しては袋ナットが挙げられるが、その他にも挿入部材をユニオン継手に固定でき るものならば何でもよい。さらに、配管中に通す物質としては、水や油などの液 体や、あるいはその他の流動体などが挙げられる。また、この軟質樹脂製の環と しては、例えば、挿入部材の周りに設ける円筒状のものが挙げられるが、その他 にも例えば、挿入部材の周りにOリングを設けたり、軟質樹脂製のテープを巻く 等の方法でもよい。
【0007】 以上のように、請求項1記載の考案によれば、ユニオン継手と、一端を密封さ れ、ユニオン継手の配管に接続されていない側に挿入される軟質樹脂成形品から なる挿入部材と、この挿入部材の周りに設けられユニオン継手と前記挿入部材と の間の密を高める軟質樹脂製の環と、からなる配管の封止具であるので、ユニオ ン継手に前記挿入部材を挿入すると、前記挿入部材がユニオン継手の配管に接続 されていない側の内側の空間を占めることになる。さらに、前記挿入部材の周り には前記軟質樹脂製の環が設けられているので、ユニオン継手と前記挿入部材と の間の密を得られる。 従って、この環と一体の挿入部材をユニオン継手に挿入してスパナ等を用いて 袋ナット等により固定するだけで速やかに配管を封止できる。また、封止の際に 配管を折り曲げたりする必要がないので封止による配管の劣化を防ぐことができ る。 さらに、配管を封止する度に大量のビニールテープ等を使用する必要がないた め配管封止の際のコストを低減できる。 そして、この配管の封止具は何度も繰り返し使用することができる。 また、その他にも封止部分から容易に配管を延長できるといったメリットや、 様々な土木・建築現場において簡単に挿入部材を用意できるといったメリットを 有する。
【0008】
以下に、本考案に係る配管の封止具の実施の形態例を図1に基づいて説明する 。
【0009】 図1は配管の封止具の実施の形態例を示す斜視図である。1は樹脂製のチュー ブであり通水されている。そして、樹脂製のチューブ1の一端は、スパナやトル クレンチ等を用いてナット2をユニオン継手3のネジ部3aへ締め付けることに よりユニオン継手3に接続されている。 4は挿入部材であり、樹脂製のチューブを短く切断したものである。また、挿 入部材4は、その一端を加熱処理により変形させて密封した封止端4aを有する 。従って、このような挿入部材4は様々な土木・建築現場で簡単に用意できる。 さらに、ユニオン継手3のネジ部3cの内側と挿入部材4との間の密を得るた めに、挿入部材4の周りには軟質樹脂製の円筒状の環5が設けられている。また 、6は挿入部材4をユニオン継手3に固定するための袋ナットである。
【0010】 封止手順としては先ず、挿入部材4をユニオン継手3の樹脂製のチューブ1を 接続されていない側、即ちネジ部3cの内側に挿入する。このとき、挿入部材4 の周りに設けられた軟質樹脂製の環5により、ユニオン継手3のネジ部3cの内 側と挿入部材4との間の密が得られる。そして、ユニオン継手3のフランジ部3 bにスパナ等をあてがいつつ、トルクレンチ等により袋ナット6をユニオン継手 3のネジ部3cに締めつけて挿入部材4をユニオン継手3に固定する。
【0011】 このようにして、樹脂製のチューブ1の一端を速やかに、かつ、確実に封止で きる。従って、例えば、循環式間隙水圧計による間隙水圧の測定等に際した配管 の封止作業を簡単に行える。
【0012】 また、配管を延長する必要が生じたときには、先ずスパナ等を用いてユニオン 継手3のネジ部3cから袋ナット6を取り外し、環5と一体の挿入部材4を取り 出す。そして、樹脂製のチューブ1のユニオン継手3のネジ部3aへの接続と同 様に、端部にナットを設けられた配管をユニオン継手3のネジ部3cに接続すれ ばよい。
【0013】 なお、本実施の形態例では、配管として材質が軟質樹脂製のものを用いたが、 この他にも金属製等何でもよい。また、配管は通水されているとしたが、水以外 にも例えば、油等が通されたものでもよい。 さらに、挿入部材の一端を加熱処理によって変形させて密封したが、このほか にも、例えば、コーキング剤を注入して密封してもよい。また、配管の密を高め るために、挿入部材の周りに軟質樹脂製で円筒状の環を設けたが、その他にも例 えば、挿入部材の周りにOリングを設けたり、軟質樹脂製のテープを巻く等の方 法でもよい。
【0014】
以上のように、請求項1記載の考案に係る配管の封止具によれば、ユニオン継 手に前記挿入部材を挿入すると、前記挿入部材がユニオン継手の配管に接続され ていない側の内側の空間を占めることになる。さらに、前記挿入部材の周りには 前記軟質樹脂製の環が設けられているので、ユニオン継手と前記挿入部材との間 の密を得られる。従って、挿入部材をユニオン継手に挿入してスパナ等を用いて 袋ナット等により固定するだけで、速やかに配管を封止することができる。 また、封止の際に配管を折り曲げたりしないので封止による配管の劣化を防げ る。 さらに、配管を封止する度に大量のビニールテープ等を使用する必要がないた め配管封止の際のコストを低減できる。 そして、この配管の封止具は何度も繰り返し使用することができる。 その他にも封止部分からの配管の延長を容易にできるといったメリットや、様 々な土木・建築現場において挿入部材を簡単に用意できるといったメリットが得 られる。
【図1】本考案を適用した実施の形態例としての配管の
封止具の構成を示す斜視図である。
封止具の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 樹脂製のチューブ 2 ナット 3 ユニオン継手 3a ネジ部 3b フランジ部 3c ネジ部 4 挿入部材 4a 封止端 5 環 6 袋ナット
Claims (1)
- 【請求項1】配管に接続されるユニオン継手と、 一端を密封され、ユニオン継手の配管に接続されていな
い側に挿入される軟質樹脂成形品からなる挿入部材と、 この挿入部材の周りに設けられユニオン継手と挿入部材
との間の密を高める軟質樹脂製の環と、 からなること、を特徴とする配管の封止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011243U JP3050092U (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 配管の封止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011243U JP3050092U (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 配管の封止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3050092U true JP3050092U (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=43184315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997011243U Expired - Lifetime JP3050092U (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 配管の封止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050092U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012241837A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Nasco Fitting Kk | 継ぎ手 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP1997011243U patent/JP3050092U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012241837A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Nasco Fitting Kk | 継ぎ手 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05280686A (ja) | 形状記憶合金による配管補修方法及び配管の補修用部材 | |
US20100019484A1 (en) | Compression fitting adjustment system | |
JP3050092U (ja) | 配管の封止具 | |
JP2003232473A (ja) | 配管用継手及びパイプ接続構造 | |
GB2442295A (en) | Pipe Sleeves | |
JPS6362995A (ja) | 給液管継手部等における漏液防止用のボツクス | |
JP2571278Y2 (ja) | 管継手 | |
JPH0234540Y2 (ja) | ||
JPH03223596A (ja) | 管用漏洩防止装置 | |
JPH0629579Y2 (ja) | コア内蔵形管端防食継手 | |
JP3734151B2 (ja) | 2パ−ツ型ゴム輪受口および該受口付のナット締付型支管 | |
JPH0244153Y2 (ja) | ||
JP4295854B2 (ja) | 管端閉塞装置 | |
JP3015865U (ja) | 管継手のシール構造 | |
CN209786758U (zh) | 一种水下电缆密封接头 | |
JP2555718Y2 (ja) | 樹脂管接続用弁 | |
JP3049481U (ja) | 鋼管を接続するさし込み管継手 | |
JPH0426776Y2 (ja) | ||
JPH0111797Y2 (ja) | ||
JPS5842922Y2 (ja) | 水圧試験の容易な継手構造 | |
JP3416182B2 (ja) | シール剤充填方法 | |
JPS5832068Y2 (ja) | 管継手 | |
JPS5940626Y2 (ja) | ダクト管継手 | |
JP3015864U (ja) | 管継手のシール構造 | |
JPH0755432Y2 (ja) | 金属円筒壁と可撓チューブとの連結構造 |