JP3049983U - ステッパモータ - Google Patents
ステッパモータInfo
- Publication number
- JP3049983U JP3049983U JP1997008044U JP804497U JP3049983U JP 3049983 U JP3049983 U JP 3049983U JP 1997008044 U JP1997008044 U JP 1997008044U JP 804497 U JP804497 U JP 804497U JP 3049983 U JP3049983 U JP 3049983U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- axis
- permanent magnet
- yoke
- stepper motor
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案は、ステッパモーターに於ける、回
転騒音の低減を目的とする。 【構成】 永久磁石ローターの軸芯とヨークの軸芯を偏
芯させ、ローターシャフトと軸受けが常に同一点で密着
する様に構成した。
転騒音の低減を目的とする。 【構成】 永久磁石ローターの軸芯とヨークの軸芯を偏
芯させ、ローターシャフトと軸受けが常に同一点で密着
する様に構成した。
Description
【0001】
この考案は、ステッパモータの低騒音化に関する。
【0002】
永久磁石ローター軸芯とヨーク軸芯は従来、同一の軸芯となるように設計され ていたが、部品精度・組立精度により完全な同一軸芯となることは困難であった 。軸芯の不安定性は軸受けクリアランスと関連して、ローター回転時に、軸受け とローターシャフト間で騒音の発生原因となった。
【0003】
この考案は、上記の問題点を解決せんとするもので、特に部品コストを上昇さ せることなく、騒音低減対策をしたステッパモータの提供を目的とする。
【0004】
この考案のステッパモータでは、以下の技術的手段を採用した。 永久磁石ローターとヨークのそれぞれの軸芯を偏芯させたこと。
【0005】
このように構成されているので、この考案のステッパモータは、従来に比して 、永久磁石ローターとヨークの軸芯が偏芯されている為、部品精度と組立精度に よる偏芯度の不安定性を、偏芯によって一方向に吸収し、ヨークが永久磁石ロー ターに及ぼす円周上の磁気吸引力を一方向に発生させることにより、軸受けとロ ーターシャフト間で発生する騒音を低減することができる。
【0006】
以下、この考案の実施例を図面に従って説明する。 図1は、この考案の実施例を示すもので、1,2,3,4はヨーク、5,6は コイルボビン、7,8は5,6のコイルボビンに巻回されたコイル、9,10は 1,2,3,4のヨークと密着した外ケース、11,12は9,10の外ケース に固定されている軸受け、13は11,12の軸受けに軸承されたローターシャ フト、14は13のローターシャフトに固定されたローター芯金、15は14の ローター芯金に固定された永久磁石ローター、16,17は14のローター芯金 が、11,12の軸受けに直接、接しない様に設けたワッシャーである。ここで 18は、13,14,15のローターシャフト,ローター芯金,永久磁石ロータ ーの軸芯を示す中心線、19は1,2,3,4のヨークの軸芯を示す中心線であ る。 図2は、この考案の実施例を示す回路図で、7,8はコイル、20は各コイル に接続された駆動素子群、21は駆動素子群を制御し、9の永久磁石ローターを 14,15の軸受けを中心として回転させる為の制御回路、22は21の制御回 路及び7,8のコイルに接続された電源である。 今、19のヨークの軸芯と、18の永久磁石ローターの軸芯に偏芯がある為、 9の永久磁石ローターは、1,2,3,4のヨークとの空間距離の最も近い方向 に強く引かれ、11のローターシャフトは14,15の軸受けに密着した状態と なる。21の制御回路が動作し、9の永久磁石ローターが回転を始めても14, 15の軸受けと11のローターシャフトの密着点は変化せず、常に同一点での接 触となる為、14,15の軸受け内での、11のローターシャフトの密着点の変 動がなくなり、密着点の変動によって発生する騒音が低減する。
【0007】
以上のようにこの考案によれば、軸受けとローターシャフトの密着点が一定と なる為、騒音の低減が可能となる。
【図1】本考案の実施例を示す側面図
【図2】本考案の実施例を示す回路図
1 ヨーク1 2 ヨーク2 3 ヨーク3 4 ヨーク4 5 コイルボビン1 6 コイルボビン2 7 コイル1 8 コイル2 9 外ケース1 10 外ケース2 11 軸受け1 12 軸受け2 13 ローターシャフト 14 ローター芯金 15 永久磁石ローター 16 ワッシャー1 17 ワッシャー2 18 13,14,15の中心線 19 1,2,3,4の中心線 20 駆動素子群 21 制御回路 22 電源
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】ステッパモータに於いて、その永久磁石ロ
ータ軸芯をヨークの軸芯に対して偏芯させたこと。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008044U JP3049983U (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | ステッパモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008044U JP3049983U (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | ステッパモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3049983U true JP3049983U (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=43184207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997008044U Expired - Lifetime JP3049983U (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | ステッパモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049983U (ja) |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP1997008044U patent/JP3049983U/ja not_active Expired - Lifetime
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