JP3049879B2 - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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JP3049879B2
JP3049879B2 JP3286823A JP28682391A JP3049879B2 JP 3049879 B2 JP3049879 B2 JP 3049879B2 JP 3286823 A JP3286823 A JP 3286823A JP 28682391 A JP28682391 A JP 28682391A JP 3049879 B2 JP3049879 B2 JP 3049879B2
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大電流を供給又は遮断す
るコンタクター等の電気部品を収納した収納ケースに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばフォークリフト等の産業車
両において、バッテリーの電源により種々のアクチュエ
ータを動作させるようになっている。そして、前記アク
チュエータを動作させるための電源の開閉は、図4に示
すように図示しないコントローラの制御に基づき開閉す
る収納ケース31内に配設されたコンタクター32によ
って行われる。又、前記コンタクター32はアクチュエ
ータに大電流を供給することから、図示しないコントロ
ーラによってコンタクター32を開閉制御するとき火花
が発生するため、収納ケース31内に収納されている。
【0003】そして、コンタクター32とアクチュエー
タとを接続する場合、外部ケーブル33を収納ケース3
1の絶縁体であるベーク板34に設けたスタットボルト
35に締付固定する。そして、内部ケーブル36の一端
をベーク板34の内側に設けたスタットボルト35に締
付固定し、他端をコンタクター32に接続することによ
って行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フォー
クリフトは年々多機能となり、アクチューエータが増え
る一方となっている。これにより、コントローラにより
開閉制御されるコンタクター32の数が増加してくるた
め、収納ケース31内におけるコンタクター32の集積
度が高くなってくる。従って、収納ケース31内の内部
ケーブル36の本数が多くなり、収納ケース31内が内
部ケーブル36によって煩雑となるため、メンテナンス
を行うことが面倒になるという問題がある。又、アクチ
ュエータとコンタクター32とを接続する際、スタット
ボルト35に対して内部ケーブル36及び外部ケーブル
33を接続しなければならず、接続作業が多くなるとい
う問題がある。更に、ベーク板34に設けられるスタッ
トボルト35の数が多くなり部品点数が増加するという
問題がある。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は接続作業を簡素化すると
ともに、部品点数の増加を防止し、メンテナンス性を向
上させる収納ケースを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明では、フレームによって囲ま
れた空間に電気部品を収納する収納ケースであって、前
記フレームに同フレームの内外を連通する連通部を形成
し、その連通部には前記電気部品に接続されるケーブル
を挿通する貫通孔を複数個形成した有弾性状の絶縁部材
を配設し、各貫通孔を一本のケーブルに対して一つ設け
ている。請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の
収納ケースにおいて、前記フレームを構成する一面を蓋
体として着脱可能に設け、その蓋体を外すことにより開
放される部分に形成した切欠き部を前記連通部とし、
記絶縁部材には、一端がフレーム外に開放され、且つ各
貫通孔間を連続的に連通するスリットを設けている。請
求項3に記載の発明では、フレームによって囲まれた空
間に電気部品を収納する収納ケースであって、前記フレ
ームに同フレームの内側からみて凹状の収容凹部を形成
し、その収容凹部にはフレームの内外を連通する連通部
を形成するとともにその連通部をフレームの内側から塞
ぐ有弾性状の絶縁部材を配設し、その絶縁部材には前記
電気部品に接続されるケーブルを挿通する貫通孔を形成
している。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明によると、フレーム内に
収納されている電気部品には、絶縁部材に形成された
通孔を挿通させたケーブルが直接接続される。このた
め、フレームに設けた接続部を介してフレーム内の電気
部品とフレーム外のケーブルとを接続する場合のよう
に、電気部品と接続部とを接続する内部ケーブルは必要
ない。それにより、電気部品とケーブルとの接続作業が
容易になる。又、フレームに設けられる接続部も必要な
くなるため、部品点数の増加も防止することができる。
更に、上記接続作業の簡素化及び部品点数の増加防止に
より、メンテナンス性も向上させることができる。更に
また、絶縁部材に形成される貫通孔は一本のケーブルに
対し一つ設けられているため、たとえケーブルに傷がつ
いた場合でもケーブル間の絶縁が確実に確保される。請
求項2に記載の発明によると、スリットに対し、フレー
ム外に開放された一端から貫通孔側へケーブルを押し付
けることにより同ケーブルは前記スリットの幅を広げな
がら貫通孔に押し込められる。さらにその貫通孔からス
リットによって連通されている他の貫通孔側へケーブル
を押し付けることにより、ケーブルが他の貫通孔へ押し
込められる。このため、フレーム内の電気部品にケーブ
ルを接続した後にそのケーブルを貫通孔に挿通させるこ
とができる等、電気部品に対するケーブルの接続作業を
より簡単に行うことができる。請求項3に記載の発明に
よると、フレーム内に収納されている電気部品には、絶
縁部材に形成された貫通孔を挿通させたケーブルが直接
接続される。このため、上記請求項1に記載された発明
と同様の作用を得ることができる。又、絶縁部材はフレ
ームの内側からみて凹状の収容凹部に配設されているた
め、絶縁部材がフレーム内面から突出することを抑える
ことができる。このため、フレーム内面と絶縁部材とを
面一にすることも可能となる。従って、絶縁部材がフレ
ーム内面から必要以上に突出することがなくなり、フレ
ーム内のスペースを広く有効に利用することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を産業車両用の電気部品を収納
する収納ケースに具体化した一実施例を図1,図2に基
づいて説明する。
【0009】図1,図2に示すように、支持フレーム1
の側部には四角箱形状に形成された収納ケース2がフラ
ンジ4を介して支持固定され、この側面には開放部3が
形成されている。前記フランジ4は収納ケース2の周囲
に配設され、ボルト4aによって支持フレーム1に対し
て締付固定されている。このフランジ4は断面L字状に
形成され、その一辺によって前記収納ケース2が挟持さ
れている。
【0010】前記収納ケース2の開放部3側には支持片
6が固着され、その支持片6には雌ねじ孔5が形成され
ている。又、前記収納ケース2の開放部3はケースカバ
ー7によって塞がれている。つまり、ケースカバー7に
は前記支持片6の雌ねじ孔5に対応するようにねじ孔8
が透設されている。そして、このねじ孔8に取付ボルト
9を挿通させ、該取付ボルト9を支持片6の雌ねじ孔5
に螺入することにより、ケースカバー7が収納ケース2
に対して取付固定されるとともに、開放部3を塞ぐよう
になっている。又、前記収納ケース2の背面内側(ケー
スカバー7と対向する面)には接続装置としてのコンタ
クターKが任意の数だけ(図1,図2においては便宜上
1個のみ示す)取り付けられている。
【0011】前記収納ケース2における底面の略中央に
は四角形状に形成され、開放部3側を開放するように開
口部10が形成されている。そして、その収納ケース2
の底面には、その外側から開口部10を覆う補助板11
が固着され、収容凹部20が形成されている。この補助
板11には開口部10より小さく形成された略四角形状
連通部としての透孔12が形成されている。前記開口
部10と補助板11との段差部13には絶縁部材として
の板状のゴム14が接着によって固定されている。尚、
前記ゴム14の上面は収納ケース2内部における底面と
面一となるようになっている。
【0012】又、ゴム14には複数の貫通孔15が形成
され、この貫通孔15には前記コンタクターKの接続端
子16に接続されるケーブル17が挿通されるようにな
っている。前記各貫通孔15はケーブル17の太さより
若干小さくなるように形成されている。従って、貫通孔
15に挿通されたケーブル17の外周面と貫通孔15の
内周面とが密着した状態で支持されるようになってい
る。
【0013】従って、収納ケース2の開放部3を開放し
た状態にて、収納ケース2の外部からゴム14の貫通孔
15に所定のケーブル17を所定量だけ押し込む。つま
り、ケーブル17がコンタクターKの接続端子16に接
続することができる分だけ押し込み、ケーブル17を接
続端子16に接続する。これにより、ゴム14の貫通孔
15を挿通したケーブル17はゴム14によって支持さ
れた状態となる。
【0014】上記の手順によりゴム14の各貫通孔15
を挿通させたケーブル17を各コンタクターKの接続端
子16に接続した後、ケースカバー7のねじ孔8に取付
ボルト9を挿通し、該取付ボルト9を支持片6の雌ねじ
孔5に螺入する。これにより、ケースカバー7が収納ケ
ース2に対して取付固定され、開放部3が塞がれる。
【0015】従って、コンタクターKの接続端子16に
接続されるケーブル17はゴム14の貫通孔15を介し
て直接接続されるため、従来とは異なり内部ケーブル3
6を無くすことができる。又、コンタクターKの接続端
子16に接続可能となる分だけケーブル17を押し込め
ばよいため、コンタクターKの数が増加して収納ケース
2内が集積度が上昇しても収納ケース2内がケーブル1
7によって煩雑になることを防止することができ、メン
テナンスを容易とすることができる。
【0016】更に、開口部10と補助板11とにより形
成された段差部13にゴム14を配設したので、ケーブ
ル17に引張力が加えられたとき、ゴム14が段差部1
3から容易に抜け落ちないようにすることができる。
【0017】又、弾性を有するゴム14を使用したこと
により、ケーブル17の被覆に傷を付けることを防止す
ることができる。そして、ケーブル17とゴム14との
密着性を確保することができるので、コンタクターKに
よって発生する火花が外部に出ることを防止することが
できる。更に、ケーブル17を貫通孔15に挿入しやす
くすることができる。
【0018】又、アクチュエータとコンタクターKとが
ケーブル17によって直接接続されるので、スタットボ
ルト35を無くして部品点数を減らすことができる。従
って、スタットボルト35に対するケーブル17の接続
作業を行う必要が無くなるので、組付作業を容易にして
作業性を向上させることができる。更に、ゴム14によ
ってケーブル17間の絶縁を確保することができる。
【0019】本実施例においては補助板11に透孔12
を形成したが、図3に示すように補助板11に開放部3
側が開放する切欠き部としての切欠凹部18を連通部と
して形成し、前記ゴム14には貫通孔15が一連に連結
され、開放部3側に開放されるスリット19を形成する
ように構成してもよい。この場合、スリット19によっ
てゴム14を押し広げられるので、開放部3側から横方
向にゴム14のスリット19に対してケーブル17を押
し込み、ケーブル17を所定の貫通孔15に対して貫通
させることができる。
【0020】又、本実施例においては、収納ケース2を
四角箱形状としたが、三角箱形状、六角箱形状等使用用
途に応じて変形させることも可能である。そして、本実
施例においては開口部10を収納ケース2の底面に形成
したが、使用用途に応じて側面、上面又はケースカバー
7に形成することも可能である。更に、ゴム14以外に
可撓性を有した板状の樹脂を使用することも可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1乃至3に記
載の発明によれば、フレーム内の電気部品とその電気部
品にフレーム外から接続されるケーブルとの接続作業を
簡素化するとともに、部品点数の増加を防止し、メンテ
ナンス性を向上させることができる。特に、請求項1に
記載の発明によれば、たとえケーブルに傷がついた場合
でもケーブル間の絶縁が確実に確保される。請求項2に
記載の発明によれば、フレーム内の電気部品にケーブル
を接続した後にそのケーブルを貫通孔に挿通させること
ができる等、電気部品に対するケーブルの接続作業をよ
り簡単に行うことができる。請求項3に記載の発明によ
れば、絶縁部材がフレーム内面から突出することを抑え
ることができるため、絶縁部材がフレーム内面から必要
以上に突出することがなくなり、フレーム内のスペース
を広く有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る収納ケースの斜視図である。
【図2】収納ケースの正面図である。
【図3】収納ケースの別例を示す斜視図である。
【図4】従来の収納ケースを示す側断面図である。
【符号の説明】
2…フレームとしての収納ケース、7…蓋体としてのケ
ースカバー、11…フレームとしての補助板、12…
通部としての透孔、14…絶縁部材としてのゴム、15
通孔、17…ケーブル、18…連通部又は切欠き部
としての切欠凹部、19…スリット、20…収容凹部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームによって囲まれた空間に電気部
    品を収納する収納ケースであって、前記フレームに同フ
    レームの内外を連通する連通部を形成し、その連通部
    は前記電気部品に接続されるケーブルを挿通する貫通孔
    を複数個形成した有弾性状の絶縁部材を配設し、各貫通
    を一本のケーブルに対して一つ設けた収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記フレームを構成する一面を蓋体とし
    て着脱可能に設け、その蓋体を外すことにより開放され
    る部分に形成した切欠き部を前記連通部とし、前記絶縁
    部材には、一端がフレーム外に開放され、且つ各貫通孔
    間を連続的に連通するスリットを設けた請求項1に記載
    の収納ケース。
  3. 【請求項3】 フレームによって囲まれた空間に電気部
    品を収納する収納ケースであって、前記フレームに同フ
    レームの内側からみて凹状の収容凹部を形成し、その収
    容凹部にはフレームの内外を連通する連通部を形成する
    とともにその連通部をフレームの内側から塞ぐ有弾性状
    の絶縁部材を配設し、その絶縁部材には前記電気部品に
    接続されるケーブルを挿通する貫通孔を形成した収納ケ
    ース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0315241B2 (ja) * 1986-11-12 1991-02-28 Hitachi Seisakusho Kk

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JP3015241U (ja) * 1995-02-28 1995-08-29 吉田金属工業株式会社 ウエディングケーキカット用ナイフの展示ケース

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