JP3049418U - 面ファスナ及び面ファスナ利用物品 - Google Patents

面ファスナ及び面ファスナ利用物品

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JP3049418U JP1997011052U JP1105297U JP3049418U JP 3049418 U JP3049418 U JP 3049418U JP 1997011052 U JP1997011052 U JP 1997011052U JP 1105297 U JP1105297 U JP 1105297U JP 3049418 U JP3049418 U JP 3049418U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面ファスナに意匠を付与する際、インク落ち
等の心配がなく、また充分な接合力が得られる面ファス
ナを提供する。 【解決手段】 互いに圧着する1組の面ファスナ部材の
うちの少なくとも一方を複合的な面ファスナ部材1とす
る。これはベースファスナ部3と、これに形成された空
所4に入れ込まれた意匠形成ファスナ部5とを備え、例
えばそれらが裏打ちシート6に固着されて一体的なもの
となる。ベースファスナ部3及び意匠形成ファスナ5
は、いずれもその表面にループ群やフック群等の接合作
用部を有し、かつベースファスナ部3に対して意匠形成
ファスナ部5は異色のものとされる。これによってキャ
ラクタの図形や文字、幾何学的図形その他の意匠を面フ
ァスナ部材に付与する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、いわゆるマジックファスナと称される面ファスナ及び面ファスナ利 用物品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、様々な分野で使用される面ファスナは、着脱自在に接合される第1 の面ファスナ部材と第2の面ファスナ部材とにより構成され、例えば一方の面フ ァスナ部材の表面にループ群が、他方の面ファスナ部材にフック群がそれぞれ形 成されていて、圧着によってこれらが係合し、引き離すことによってその係合が 解かれる。
【0003】 ところで、衣服や、手袋、時計その他各種の物品に貼り付けられたり縫付けら れたりして固着される面ファスナは、黒色をはじめ単一色で、その面ファスナを 開いた状態で、面ファスナ部材が衣服その他の物品の意匠上、見栄えを悪くする ものとなりやすい。
【0004】 これを回避し、面ファスナに意匠効果を与えるために、従来、面ファスナに例 えばインクジェットで印刷を施す提案がされている。しかし、面ファスナの圧着 ・剥離の繰返しによりインクがとれるおそれがある。また、黒色の面ファスナの 上に例えば白色のインクでの印刷はできにくく、さらに衣服の場合、ドライクリ ーニングに際してインクの溶融を防止するために、特殊なドライクリーニングが 必要となる場合もある。なお、面ファスナの一部に熱で型を押し付けて、所定の 意匠形態を焼き付けることも考えられるが、そうすると、その焼き付けられた部 分は接合に関与しえなくなり、接合力が低下する別の問題を生じる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案の課題は、耐久性が強く自由度のある意匠形態を創出でき、かつ充分 な圧着力も確保できる面ファスナ及び面ファスナ利用物品を提供することにある 。
【0006】
【課題を解決するための手段及び考案の効果】
この考案では、面ファスナにおいて、着脱自在に接合される第1の面ファスナ 部材と第2の面ファスナ部材のうちの少なくとも一方の面ファスナ部材が、自身 の表面に着脱自在な接合に関与する接合作用部を有し、所定の形状の嵌込み部を 有するベースファスナ部と、自身の表面に着脱自在な接合に関与する接合作用部 を有するとともに、ベースファスナ部とは色、明度、模様、風合その他の意匠要 素の少なくとも1が異なり、ベースファスナ部の嵌込み部に嵌め込まれてベース ファスナ部と一体的な状態で使用される意匠形成ファスナ部とを含み、相手方の 面ファスナ部材がベースファスナ部及び意匠形成ファスナ部にまたがって接合さ れることを特徴とする。
【0007】 このようにベースファスナ部と意匠形成ファスナ部をそれぞれ接合作用部を有 するものとして、これらを組合わせることにより、例えば自由な色の組合せによ り見栄えの良い意匠形態を付与することができる。また、インクによる場合と異 なりインクの脱落や色落ちの問題、さらには衣服の場合のドライクリーニングの 制約等もなく、さらに意匠形成ファスナ部そのものが着脱自在な接合に関与する 接合作用部を有するので、面ファスナ全体として接合に関与する面積が犠牲にな らず、好ましい接合力が得られる。
【0008】 さらに具体的な形態として、ベースファスナ部及び意匠形成ファスナ部の各裏 面にまたがって固着されてこれらを一体化する裏打ちシート部を設けることがで きる。そして、これらベースファスナ部、意匠形成ファスナ部及び裏打ちシート 部の複合かつ一体的な面ファスナを、衣服をはじめとする各種物品に固着して使 用することができる。裏打ちシート部に対してベースファスナ部や意匠形成ファ スナ部は、例えば接着剤あるいは熱溶着等によって強固に固着することにより、 相手方の面ファスナ部材との圧着・剥離を繰返しても、意匠形成ファスナ部がベ ースファスナ部から脱落するといった不都合が生じにくい。なお、裏打ちシート 部を省略する形態では、例えば衣服等をはじめとする面ファスナの固着対象に対 し、直接ベースファスナ部及び意匠形成ファスナ部を接着・縫いつけその他適宜 の手段により固着することができる。この場合は面ファスナの取付対象そのもの が裏打ちシート部として機能することができる。
【0009】 ベースファスナ部の嵌込み部は具体的な形態において、例えば所定の意匠形状 をなすように自身を厚さ方向に貫通する空所として形成され、意匠形成ファスナ 部はその貫通して形成された空所にほぼ隙間なく嵌まる輪郭と、ベースファスナ 部の厚みにほぼ等しい厚みとを有する。これにより、ベースファスナ部と意匠形 成ファスナ部があたかも1部材であるかのような印象を生じる。また、ベースフ ァスナ部と意匠形成ファスナ部とを例えば互いに異なる色とすることにより、簡 易に印象的な意匠形態を面ファスナに付与できる。例えば、ベースファスナ部を 第1の色の素材から形成し、意匠形成ファスナ部を第2の色の素材から形成して これらを組み合わせることができる。 上述のようなベースファスナ部及び意匠形成ファスナ部(必要に応じて裏打ち シート部も)を含む面ファスナ部材が固着された取付対象を含んで面ファスナ利 用物品が構成され、このような面ファスナ利用物品は被服、その他の身回り品を はじめ多岐にわたる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に示す実施例を参照しつつ説明する。 図1において、1は第1の面ファスナ部材、2は第2の面ファスナ部材で、例 えば前者が面ファスナ雌部材、後者が面ファスナ雄部材とされ、これらが着脱可 能な接合部材の各対象に固着されることとなる。面ファスナ部材1は、ベースフ ァスナ部3と、1又は2以上の意匠形成ファスナ部5及び裏打ちシート6を備え る。ベースファスナ部3には、自身を厚さ方向に貫通する貫通孔の形態で適数の 空所4が嵌込み部として形成され、空所4にはその形状に対応する適数の意匠形 成ファスナ部5が嵌め込まれている。すなわち、意匠形成ファスナ部5は空所4 にほぼ隙間なく嵌まる輪郭と、そのベースファスナ部3の厚みにほぼ等しい厚み を有している。このようなベースファスナ部3及び意匠形成ファスナ部5は、裏 打ちシート6に接着剤による接着、高周波加熱等による又は超音波発熱等による 熱溶着、その他適宜の固着手段により固着されている。
【0011】 図2に示すように、ベースファスナ部3の表面及び意匠形成ファスナ部5の表 面には、接合作用部として例えばループ群10、11が形成され、これらがほぼ 面一となって、あたかも1つの接合作用部(この場合は雌側)を形成している。 一方、面ファスナ部材2の表面(対向面)には接合作用部として例えばフック群 12が面全体にわたって形成されている。面ファスナ部材1及び2の圧着状態で は、これらのフック群12がベースファスナ部3のループ群10及び意匠形成フ ァスナ部5のループ群11に絡み合って接合状態が得られる。このような複合形 態の面ファスナ部材1を分解して示したのが図3である。ここで、ベースファス ナ3の色と意匠形成ファスナ部5の色とは互いに異なるものとされ、意匠形成フ ァスナ部5がベースファスナ部3に入込まれた状態で、例えば図1に概念的に示 すように、意匠形成ファスナ部5によってベースファスナ部3を背景としてそこ に描かれたような意匠が生ずる。
【0012】 このような複合的な面ファスナ部材1の製造に際しては、所定の色のベースフ ァスナ部3の素材をレーザー加工あるいは機械的な打抜き加工等して空所4を形 成する。他方、意匠形成ファスナ部5は、ベースファスナ部3とは例えば異なる 色の素材からレーザー加工又は機械的な打抜き加工等により形成する。そして、 裏打ちシート6に適宜接着剤14(図3)を介して、ベースファスナ部3及びそ の空所4に嵌め込まれた状態の意匠形成ファスナ部5の裏面を固着する。これに より、図1に示すような意匠が施された面ファスナ部材1が得られる。なお、以 上は理解を容易にするための概念的な製法の一例であり、実際の製造に際しては 量産化や工程効率の都合等により、種々の工程が考えられる。例えば、ベースフ ァスナ部3及び意匠形成ファスナ部5は、一般にはポリエステル、ポリアミド( ナイロン)等の合成樹脂製のものを採用できるが、例えばこれらと同じ材質又は 材質は異なるが接合の親和性がある材質の裏打ちシート6とベースファスナ部3 及び意匠形成ファスナ部5とを、高周波加熱又は超音波発熱等による熱溶着で互 いに固着することもできる。
【0013】 そして、このように意匠効果を生じる複合的な面ファスナ部材1は、例えば図 4に示すように、衣服W(スキーウェア等をはじめとするスポーツウェア等)等 に縫付けあるいは接着等により固着されて使用される。例えば前身頃の開放部や フードFとウェアWとの接合のために襟の部分等に取り付けられる。フードFが 付いていない状態では面ファスナ部材1が露出するが、従来のものと異なり、意 匠形成ファスナ部5により好ましい意匠が施されているので見栄えがよく、さら にはその面ファスナ部材1があたかもワンポイントのアクセントにもなり得る。
【0014】 図5は腕時計Cのバンドに適用した例で、バンドの一方の端部に面ファスナ部 材1が、他方の端部に面ファスナ部材2が固着され、それらが着脱可能に圧着で きるものである。
【0015】 さらに図6は、例えばゴルフ用手袋Gに適用した例である。この手袋Gの甲の 部分の表面にベースファスナ部23が設けられ、そのベースファスナ部23の適 数の空所24、24’に各空所に対応する意匠形成ファスナ部25、25’がほ ぼ面一になるように嵌め込まれて形成された面ファスナ部材21が、手袋Gの本 体に固着される。また、これに着脱可能に接合される他方の面ファスナ部材22 は、何ら意匠の施されない単純なものでもよいが、この例のようにベースファス ナ部26の空所27にこれに対応する意匠形成ファスナ部28を嵌め込んだ面フ ァスナ部材22を、ゴルフ用手袋Gの開閉部分に固着することができる。
【0016】 なお、意匠形成ファスナ部5の形態は、図1等に示したものに限らず、適宜の 意匠を構成するあらゆる形態を取りうる。例えば図7に示すような動物の形態を 象った意匠形成ファスナ部5、あるいは図8に示すようにアルファベットその他 適宜の文字を象った意匠形成ファスナ部5、5'、5''等をベースファスナ部3 の空所4、4'、4''に入れこむことができる。ここで、図7、図8に示すよう に、ベースファスナ部3の形態は方形に限らず、円形、楕円形等の輪郭とするこ ともできる。
【0017】 また、図9は面ファスナ部材31と、これに着脱可能に接合する面ファスナ部 材32とにそれぞれ同様の意匠を施したものである。つまり、一方のベースファ スナ部33の空所35には意匠形成ファスナ部34が嵌め込まれ、他方の面ファ スナ部材32のベースファスナ部36の空所37には、前者と同様もしくはこれ とは異なる意匠形成ファスナ部38が嵌め込まれ、図示はしないが前述の裏打ち シート6等によりこれらが一体化され、1組の面ファスナとして使用される。こ こで、ベースファスナ部33と意匠形成ファスナ部34、ならびにベースファス ナ部36と意匠形成ファスナ部38とは例えばそれぞれ異色とされて、特定の意 匠が目立つようにされることは前述のとおりである。
【0018】 図10は前述の裏打ちシート6が省略される例である。この例ではベースファ スナ部3の空所4に意匠形成ファスナ部5が埋め込まれ、かつ衣服の生地など、 ファスナ取付対象48にベースファスナ部3及び意匠形成ファスナ部5の各裏面 が直接固着されている。図11はその断面を示すもので、面ファスナ部材41に 対し面ファスナ部材42が圧着させられ、面ファスナ部材41は上述のようにこ れを構成するベースファスナ部3及び意匠形成ファスナ部5が取付対象48に縫 付け・接着もしくは貼着等の固定手段により取り付けられている。また、この例 で、他方の面ファスナ部材42は衣服の生地その他の取付対象49に固着されて いる。なお、図10に示すように、ベースファスナ部3の形状についても特定の 意匠(この場合はハート形状)を付与することができる。
【0019】 以上の説明では、ループ群を有する面ファスナ雌部材とフック群を有する面フ ァスナ雄部材とを例示して説明したが、図12の面ファスナ部材51、52に示 すように、例えばループとフックが混在した接合作用部60であってもよい。こ の場合、ベースファスナ部3の表面及びその空所4に入れ込まれた意匠形成ファ スナ部5の表面にほぼ連続するようにループ・フック混在型の接合作用部60が 形成されている。
【0020】 図13に示すように、ベースファスナ部3と意匠形成ファスナ部5とを、その 接合作用部の目が相当異なるものとし、この目(一種の模様)の違いによって意 匠形成ファスナ部5を意匠的に浮き上がらせることもできる。この場合は、ベー スファスナ部3と意匠形成ファスナ部5とが同じ色であっても差し支えない。
【0021】 さらに図14に示すように、前述の裏打ちシート6の代わりに、例えば加熱押 型62とを用いてベースファスナ部3と意匠形成ファスナ部5との境界に沿って 熱溶着部63を形成し、これによりベースファスナ部3と意匠形成ファスナ部5 とを一体化した面ファスナ部材61とすることもできる。その場合、ベースファ スナ部3及び意匠形成ファスナ部5の裏面にも、両者の境界にしたがって上述と 同様の熱溶着部64を形成すれば、一体性は一層強化できる。
【0022】 以上の説明では、互いに着脱自在に接合する双方の面ファスナ部材が互いに分 離された別体のものとなっていたが、図15に示すようにこれを一体のものとし 、折り曲げることにより互いに対向する圧着部を、それぞれ第1の面ファスナ部 材71及び第2の面ファスナ部材72とし、その少なくとも一方に、前述のよう な意匠形成ファスナ部5を埋め込むことができる。なお、図14及び15におい てループ群やフック群等の接合作用部は省略されている。
【0023】 さらに図16に示すように、ベースファスナ部73に、閉じた空所ではなく開 かれた空所74を嵌込み部として形成し、このような空所74にこれに対応する 形状部分を有する意匠形成ファスナ部75を嵌め込んで、所定の意匠を生じる面 ファスナ部材81とすることもできる。
【0024】 また、裏打ちシートを用いる場合、図17に示すように、意匠形成ファスナ部 5よりやや大きな相似形の裏打ちシート76を、ベースファスナ部3と意匠形成 ファスナ部5の境界にまたがるように、それらの裏面に固着してもよい。さらに 、図18に示すように、ベースファスナ部3と意匠形成ファスナ部5の境界に沿 ってリング帯状に延びる裏打ちシート86(一部途切れた不連続部があってもよ い)をその境界部に固着して両ファスナ部3及び5を一体化することもできる。
【0025】 さらに、図19に示すように、空所の形態ではなく、所定の形状に入りくんだ 嵌込み部94を有するベースファスナ部93に、これに対応する係合部96を有 する意匠形成ファスナ部95を嵌め込み、図示しない裏打ちシート等により一体 化して、又は取付対象に直接固着して、複合型の面ファスナ部材91を構成する こともできる。両ファスナ部93、95を互いに例えば異色のものとすることで 、全体として特定の意匠を付与できる。この例のように、同一形状のものを互い 違いに組み合わせる場合等は、95をベースファスナ部、93を意匠形成ファス ナ部とみることもできる。
【0026】 なお、図20に示すように、ベースファスナ部3とその空所4に嵌め込まれた 意匠形成ファスナ部5との境界部を縫合部材として、例えば糸100(合成樹脂 製又は金属製の細線材も含む)により縫合すること(糸100はベースファスナ 部3と意匠形成ファスナ部5とにまたがるように取り回される)により、両ファ スナ部3及び5を一体化することもできる。同様に、図21に示すように、ベー スファスナ部93の嵌込み部96と意匠形成ファスナ部95との境界を糸100 等の縫合部材で縫合し、両者を一体化することも可能である。これら縫合による 一体化は、前述の裏打ちシートや境界部の熱溶着の手法に代替され得るものであ るが、縫合と裏打ちシートや熱溶着とを併せ用いる複合一体化構造をとることも できる。
【0027】 以上の実施例は文字通り例示であって、本考案はこれに限定して解釈されるも のでなく、例えばベースファスナ部の空所等の嵌込み部と意匠形成ファスナ部と の間に所定の隙間をもたせる等、種々の変形が可能であることはもちろんである 。 (注)考案の詳細な説明中マジックファスナは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の面ファスナの一例を示す斜視図。
【図2】その断面図。
【図3】一方の面ファスナ部材の分解斜視図。
【図4】面ファスナ部材の衣服に対する適用例を示す正
面図。
【図5】同じく腕時計のバンドに対する適用例を示す斜
視図。
【図6】同じくゴルフ用手袋に対する適用例を示す斜視
図。
【図7】意匠形成ファスナ部のキャラクタ的な一例を示
す平面図。
【図8】意匠形成ファスナ部の文字を主体とする例を示
す平面図。
【図9】互いに圧着する双方の面ファスナ部材にそれぞ
れ意匠形成ファスナ部を設けた例を示す斜視図。
【図10】裏打ちシートを用いない場合の適用例を示す
斜視図。
【図11】その断面図。
【図12】接合作用部の別の例を示す断面図。
【図13】接合作用部の目をベースファスナ部と意匠形
成ファスナ部で異ならせた例を示す斜視図。
【図14】熱溶着によりベースファスナ部と意匠形成フ
ァスナ部を一体化させる例を示す断面図。
【図15】第1及び第2の面ファスナ部材がつながった
例を示す図。
【図16】ベースファスナ部の開かれた空所に意匠形成
ファスナ部が嵌め込まれる例を示す図。
【図17】裏打ちシートの別の例を示す図。
【図18】裏打ちシートの更に別の例を示す図。
【図19】空所形態でない嵌込み部を有するベースファ
スナ部及びこれに嵌め込まれた意匠形成ファスナ部を含
む面ファスナ部材の平面図。
【図20】ベースファスナ部と意匠形成ファスナ部とを
縫合により一体化する例を示す図。
【図21】同じく縫合による他の例を示す図。
【符号の説明】
1、21、31、41、51、61、71、81、91
第1の面ファスナ部材 2、22、32、42、52、72 第2の面ファスナ
部材 3、23、26、33、36、73、93 ベースファ
スナ部 4、4'、4''、24、24’、27、35、37、7
4 空所(嵌込み部) 5、5'、5''、25、25’、28、34、38、7
5、95 意匠形成ファスナ部 6、76、86 裏打ちシート 94 嵌込み部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱自在に接合される第1の面ファスナ
    部材と第2の面ファスナ部材により構成される面ファス
    ナにおいて前記第1の面ファスナ部材と第2の面ファス
    ナ部材のうちの少なくとも一方の面ファスナ部材が、 自身の表面に前記着脱自在な接合に関与する接合作用部
    を有し、所定の形状の嵌込み部を有するベースファスナ
    部と、 自身の表面に前記着脱自在な接合に関与する接合作用部
    を有するとともに、前記ベースファスナ部とは色、明
    度、模様、風合その他の意匠要素の少なくとも1が異な
    り、前記ベースファスナ部の前記嵌込み部に嵌め込まれ
    て前記ベースファスナ部と一体的な状態で使用される意
    匠形成ファスナ部と、 を含み、相手方の面ファスナ部材が前記ベースファスナ
    部及び意匠形成ファスナ部にまたがって接合されること
    を特徴とする面ファスナ。
  2. 【請求項2】 着脱自在に接合される第1の面ファスナ
    部材と第2の面ファスナ部材により構成される面ファス
    ナにおいて前記第1の面ファスナ部材と第2の面ファス
    ナ部材のうちの少なくとも一方の面ファスナ部材が、 自身の表面に前記着脱自在な接合に関与する接合作用部
    を有し、所定の形状の嵌込み部を有するベースファスナ
    部と、 自身の表面に前記着脱自在な接合に関与する接合作用部
    を有するとともに、前記ベースファスナ部とは色、明
    度、模様、風合その他の意匠要素の少なくとも1が異な
    り、前記ベースファスナ部の前記嵌込み部に嵌め込まれ
    て前記ベースファスナ部と一体的な状態で使用される意
    匠形成ファスナ部と、 前記ベースファスナ部及び意匠形成ファスナ部の各裏面
    にまたがって固着されてこれらを一体化する裏打ちシー
    ト部と、 を含み、相手方の面ファスナ部材が前記ベースファスナ
    部及び意匠形成ファスナ部にまたがって接合されること
    を特徴とする面ファスナ。
  3. 【請求項3】 前記ベースファスナ部の前記嵌込み部
    は、所定の意匠形状をなすように自身を厚さ方向に貫通
    する空所として形成され、前記意匠形成ファスナ部は、
    その貫通して形成された前記空所にほぼ隙間なく嵌まる
    輪郭と、前記ベースファスナ部の厚みにほぼ等しい厚み
    とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の面
    ファスナ。
  4. 【請求項4】 前記ベースファスナ部と前記意匠形成フ
    ァスナ部とが互いに異なる色とされている請求項1ない
    し3のいずれかに記載の面ファスナ。
  5. 【請求項5】 前記ベースファスナ部と前記意匠形成フ
    ァスナ部の境界部が縫合部材によって縫合されている請
    求項1ないし4のいずれかに記載の面ファスナ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の前
    記ベースファスナ部と前記意匠形成ファスナ部を含む面
    ファスナ部材が固着された取付対象を有する面ファスナ
    利用物品。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017136157A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 株式会社アートライン ワッペン

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