JP3049354B2 - 建築物構築用ワイヤーの支持構造 - Google Patents

建築物構築用ワイヤーの支持構造

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JP3049354B2 JP9286114A JP28611497A JP3049354B2 JP 3049354 B2 JP3049354 B2 JP 3049354B2 JP 9286114 A JP9286114 A JP 9286114A JP 28611497 A JP28611497 A JP 28611497A JP 3049354 B2 JP3049354 B2 JP 3049354B2
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保典 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用の建築物構
築用ワイヤーやロープ等(本明細書中単に建築物構築用
ワイヤーという。)に建築物に設けられる断面C字状の
チャンネル材を傾斜状態又は直交状態で支持出来る建築
物構築用ワイヤーの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来として、膜56を屋根材としたドー
ム形の建築物について説明すると、建築物の天井面にく
もの巣状に張った多数の建築物構築用ワイヤー57に膜
56を支持する支持構造を例に説明する。従来では、図
12に示すようにC字状のチャンネル材を用いた下端締
付金具52の上に膜56を介在させ、下端締付金具52
の上に膜56の上から上端締付金具51をボルト58で
連結する。膜56を支持した下端締付金具52の溝52
a内に挿入可能な矩形状のプレート53にUボルト54
のネジ部分の挿入孔を設け、Uボルト54を天井面に張
られた建築物構築用ワイヤー57の外周にはめ込み、そ
のはめ込んだUボルト54のネジ部分をプレート53の
挿入孔に挿入すると共にそのネジ部分にナット55を螺
着してUボルト54をプレート53に連結する。建築物
構築用ワイヤー57を支持したプレート53をC字状の
チャンネル材を用いた下端締付金具52の溝52a内に
嵌入し、膜56を天井面に張った建築物構築用ワイヤー
57に支持している。C字状のチャンネル材を用いた下
端締付金具52の溝52a内に挿入するプレート53は
矩形状であるので、下端締付金具52の溝52a内で回
転させることが出来ず、又プレート53には建築物構築
用ワイヤー57をUボルト54で連結しているので、建
築物構築用ワイヤー57に固定したプレート53の取付
方向を変えることは出来ない。このため、下端締付金具
52は建築物構築用ワイヤー57の延伸方向にしか設置
出来ないものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、建築物に
取付けられるC字状のチャンネル材を建築物構築用ワイ
ヤーに直交状態又は傾斜状態でも簡単に迅速且つ確実に
支持出来ることとなる建築物構築用ワイヤーの支持構造
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 建築物に取付けられる断面C字状のチャンネル材
の溝内に内プレートを挿入し、前記チャンネル材の溝側
の面の外側に前記内プレートと対向する外プレートを前
記内プレートに対して回転可能に連結し、円弧状のくぼ
み部を前記外プレートに対向させて設けたワイヤー支持
体を該くぼみ部内に建築物構築用ワイヤーを挿入させた
状態で前記外プレートに対して回転可能に連結し、前記
外プレート及び前記ワイヤー支持体をそれぞれ所定の角
度に回転させた状態で前記内プレートと前記外プレート
と前記ワイヤー支持体とを前記チャンネルに圧着固定
し、建築物構築用ワイヤーを建築物に支持することを特
徴とする建築物構築用ワイヤーの支持構造 2) 建築物に取付けられる断面C字状のチャンネル材
の溝内に内プレートを挿入し、前記チャンネル材の溝側
の面の外側に前記内プレートと対向する外プレートを前
記内プレートに対し回転しないように連結し、円弧状の
くぼみ部を前記外プレートに対向させて設けたワイヤー
支持体を該くぼみ部内に建築物構築用ワイヤーを挿入さ
せた状態で前記外プレートに対して回転可能に連結し、
前記ワイヤー支持体を所定の角度に回転させた状態で前
記内プレートと前記外プレートと前記ワイヤー支持体と
を前記チャンネルに圧着固定し、建築物構築用ワイヤー
を建築物に支持することを特徴とする建築物構築用ワイ
ヤーの支持構造 3) 建築物に取付けられる断面C字状のチャンネル材
の溝内に内プレートを挿入し、前記チャンネル材の溝側
の面の外側に前記内プレートと対向する外プレートを前
記内プレートに対して回転可能に連結し、円弧状のくぼ
み部を前記外プレートに対向させて設けたワイヤー支持
体を該くぼみ部内に建築物構築用ワイヤーを挿入させた
状態で前記外プレートに対し回転しないように連結し、
前記外プレートを前記ワイヤー支持体と共に所定の角度
に回転させた状態で前記内プレートと前記外プレートと
前記ワイヤー支持体とを前記チャンネルに圧着固定し、
建築物構築用ワイヤーを建築物に支持することを特徴と
する建築物構築用ワイヤーの支持構造 4) 内プレートと外プレートとワイヤー支持体とのそ
れぞれの中央部分にボルト挿入孔を設け、同ボルト挿入
孔にボルトを挿入すると共に該ボルトにナットを螺着し
て内プレートと外プレートとワイヤー支持体とを互いに
取付けた前記1)記載の建築物構築用ワイヤーの支持構
造 5) 建築物構築用ワイヤーを二条とし、ワイヤー支持
体のボルト挿入孔をはさんだ両側の位置にそれぞれくぼ
み部を設けた前記4)記載の建築物構築用ワイヤーの支
持構造 6) ワイヤー支持体として、中央にボルト挿入孔を設
けたプレートの両側部分を建築物構築用ワイヤーの外周
面の略半径円弧状に折曲してくぼみ部を形成し、且つボ
ルト挿入孔を設けた中央部を前記くぼみ部の内底面から
上方へくぼみ部の直径の長さ突出し、前記ボルト挿入孔
に挿入したボルトの長さを前記ワイヤー支持体の中央部
分を前記外プレートから前記くぼみ部の半径の長さ以上
に引き離し可能な長さとした前記4)又は5)記載の建
築物構築用ワイヤーの支持構造 7) 外プレートをチャンネル材の幅より大きな径の円
盤状とした前記1)〜6)いずれか記載の建築物構築用
ワイヤーの支持構造にある。
【0005】
【作用】本発明によれば、C字状のチャンネル材の溝内
に挿入した内プレートと、チャンネル材の溝側の面の外
側から内プレートに対向させた外プレートと、外プレー
トの内プレートと対向しない面に対向させ且つ建築物構
築用ワイヤーを外プレートに押圧するワイヤー支持体と
を互いに連結し、しかも外プレートと内プレート、又は
外プレートとワイヤー支持体、又は外プレートと内プレ
ートとワイヤー支持体とをそれぞれ回転可能に連結して
いる。このため、回転可能に連結した外プレート又はワ
イヤー支持体を回転させることで、建築物に取付けられ
るC字状のチャンネル材を建築物構築用ワイヤーに直交
状態又は傾斜状態で支持出来るものとなった。請求項6
記載の発明では、ワイヤー支持体をボルトから切り離れ
ない範囲内で外プレートから離すことで、ワイヤー支持
体と外プレートの間隔幅が引張した建築物構築用ワイヤ
ーの直径以上となり、ワイヤー支持体のくぼみ部内に建
築物構築用ワイヤーの側面を挿入出来るものとなる。ワ
イヤー支持体をボルトから切り離すことなく作業が行え
るので、ワイヤー支持体の紛失防止が図れ且つワイヤー
支持体の連結作業が早くなり、作業性が良い。
【0006】請求項7記載の発明では、外プレートをチ
ャンネル材の幅より大きな径の円盤状としているので、
チャンネル材を建築物構築用ワイヤーにいかなる傾斜状
態で支持しても外プレートがチャンネル材の溝内に入り
込むことがなく、支持力を高く維持出来るものとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明での外プレートは、内プレ
ートに回転可能に連結する場合と、回転可能に連結しな
い場合とがある。前者の回転可能に連結する場合は、ワ
イヤー支持体を外プレートに回転可能に設ける場合と、
回転出来ないように連結する場合とがある。後者での外
プレートを内プレートに回転出来ないように連結した場
合、ワイヤー支持体は外プレートに回転可能に連結す
る。望ましくは、外プレートを内プレートに回転可能に
連結し、外プレートにワイヤー支持体を回転可能に連結
することである。外プレートの形状は、円盤状が望まし
いが、矩形状・多角形状でもよい。外プレートの径は、
チャンネル材の幅より大きくすることが望ましい。内プ
レート・外プレート・ワイヤー支持体は一般的に鋼板を
加工して製作される。ワイヤー支持体のくぼみ部は2つ
とし、二条の建築物構築用ワイヤーに支持可能とするこ
とが一般的であるが、くぼみ部は1つの場合や、3以上
とする場合もある。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1〜10に示す実施例1は、C字状のチャンネル
材を用いた下端締付金具の溝内に挿入した内プレート
と、下端締付金具の外側で対向させた外プレートと、建
築物構築用ワイヤーを加圧するワイヤー支持体とをそれ
ぞれ独立的に回転可能に連結した例である。図11に示
す他の例1は、内プレートと外プレートとが回転出来
ず、ワイヤー支持体のみを回転可能とした例である。図
12に示す他の例2は、外プレートとワイヤー支持体と
が回転出来ず、内プレートのみを回転可能とした例であ
る。
【0009】図1は実施例1で下端締付金具を直交状態
で建築物構築用ワイヤーに支持した状態を示す斜視図、
図2は実施例1で下端締付金具を傾斜状態で建築物構築
用ワイヤーに支持した状態を示す斜視図、図3は実施例
1で下端締付金具を傾斜状態で建築物構築用ワイヤーに
支持した状態を示す平面図、図4は実施例1での支持具
の正面図、図5は実施例1での支持具の平面図、図6は
実施例1での支持具の右側面図、図7は図5でのA−A
断面図、図8は実施例1での膜の支持状態を示す縦断面
図、図9は実施例1で下端締付金具を建築物構築用ワイ
ヤーと平行に支持した状態を示す斜視図、図10は実施
例1での構築した屋根を示す説明図、図11は他の例1
を示す縦断面図、図12は他の例2を示す縦断面図であ
る。
【0010】;実施例1(図1〜10参照) 図中1はC字状のチャンネル材を用いた下端締付金具、
3は同下端締付具1の上面にボルト14で連結する上端
締付金具、4は下端締付金具1の溝、5は同溝4内に挿
入される鋼板製の内プレート、6は下端締付金具1の幅
より大きい直径約8cmの円盤状で且つ内プレート5に
対向させた鋼板製の外プレート、7は外プレート6に対
向させた鋼板製のワイヤー支持体、8は同ワイヤー支持
体7の両端部分それぞれに形成した曲率半径が約1cm
の円弧状のくぼみ部、9は上方へ約1cm程突出させた
ワイヤー支持体7の中央部、10は内・外プレート5,
6とワイヤー支持体7とを連結するボルト、11はナッ
ト、12は直径約2cmの建築物構築用ワイヤーであ
る。
【0011】図1〜10に示す実施例1は、C字状のチ
ャンネル材を用いた下端締付金具1の溝4内に内プレー
ト5を挿入し、下端締付金具1の溝4側の面から外プレ
ート6を内プレート5に対向し、更にその外プレート6
の外側の表面にワイヤー支持体7を対向させ、内・外プ
レート5,6及びワイヤー支持体7をボルト10とナッ
ト11で圧着させて連結している。内プレート5と外プ
レート6とワイヤー支持体7とはそれぞれ独立して回転
可能であり、外プレート6及びワイヤー支持体7をそれ
ぞれ所定の角度に回転させた後、ボルト10とナット1
1で互いを固着させ、下端締付金具1を建築物構築用ワ
イヤー12の引張方向と直交状態又は傾斜状態に状況に
応じて自由に支持出来るものとなる。このため、天井に
引張した建築物構築用ワイヤー12間に下端締付金具1
を延ばした状態に支持出来、下端締付金具1の設置強度
も向上し、強度の高い屋根を構築出来る。
【0012】ワイヤー支持体7はナット11を暖めるこ
とでボルト10から切り離さない範囲内で外プレート6
から外へ離すことが可能であり、又ボルト11から切り
離さない範囲内で外へ離したワイヤー支持体7と外プレ
ート6との間の間隔幅が建築物構築用ワイヤー12の直
径以上となるので、この建築物構築用ワイヤー12の直
径以上に広げた間隙から建築物構築用ワイヤー12の側
面をワイヤー支持体7のくぼみ部8内へ嵌入し、その後
ワイヤー支持体7を外プレート6に圧着させることで建
築物構築用ワイヤー12へ支持出来、下端締付金具1を
建築物構築用ワイヤー12に簡単に支持出来る。このよ
うに、建築物構築用ワイヤー12の支持作業において、
ワイヤー支持体7をボルト10から切り離さずに行うこ
とが出来るので、部品の紛失が無く又部品の組立て等で
手間がかかることがないので、作業が早く行え、作業性
に優れる。
【0013】下端締付金具1の上には屋根材となる膜1
3を介在させ、その膜13の上から下端締付金具1の上
に上端締付金具3を載置し、ボルト14で上端締付金具
3と下端締付金具1とを圧接状態で連結して膜13を建
築物構築用ワイヤー12に支持し、屋根材となる膜13
で天井面を覆った屋根を構築している。外プレート6は
円盤状であり、その直径は下端締付金具1の幅より長く
しているので、外プレート6の外周部分が常に下端締付
金具1より張り出した状態となり、下端締付金具1の建
築物構築用ワイヤー12への支持状態がいかなる方向へ
向けた傾斜状態であっても、内プレート5と外プレート
6とで下端締付金具1を高い支持力で支持出来る。ワイ
ヤー支持体7のくぼみ部8の曲率半径は建築物構築用ワ
イヤー12の曲率半径とほぼ同一としているので、建築
物構築用ワイヤー12の外周面の広い面積をワイヤー支
持体7で加圧出来るので、建築物構築用ワイヤー12の
傷付けを少なくし且つ建築物構築用ワイヤー12の支持
力は高い。
【0014】他の例1,2(図11,12参照) 図11に示す他の例1は、内プレート5の中央部の下面
を外プレート6の上面に嵌合させて内プレート5と外プ
レート6とを回転出来ないように連結し、ワイヤー支持
体7と外プレート6とは回転可能に連結した例である。
この他の例1では、外プレート6とワイヤー支持体7と
を回転させることで、下端締付金具1を建築物構築用ワ
イヤー12に直交状態又は傾斜状態に支持することが出
来る。図12に示す他の例2は、内プレート5に外プレ
ート6とを回転可能に連結し、ワイヤー支持体7の中央
部9の上面を外プレート6の下面に嵌合させて外プレー
ト6とワイヤー支持体7とを回転出来ないように連結し
た例である。この他の例2では、ワイヤー支持体7と外
プレート6とをワイヤー支持体7と共に回転させること
で、下端締付金具1を建築物構築用ワイヤー12に直交
状態又は傾斜状態に支持することが出来る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、建築物に取付けられる
C字状のチャンネル材を、建築物構築用ワイヤーに傾斜
状態又は直交状態に簡単に迅速且つ確実に支持出来るの
で、チャンネル材を状況に応じた正しい姿勢で確実に支
持出来るものとなった。請求項6記載の発明では、ワイ
ヤー支持体を外プレートから切り離すことなく建築物構
築用ワイヤーの支持が行えるので、ワイヤー支持体の紛
失防止が図れ、且つワイヤー支持体の連結作業が早くな
り、作業性に大変優れるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で下端締付金具を直交状態で建築物構
築用ワイヤーに支持した状態を示す平面図である。
【図2】実施例1で下端締付金具を傾斜状態で建築物構
築用ワイヤーに支持した状態を示す斜視図である。
【図3】実施例1で下端締付金具を傾斜状態で建築物構
築用ワイヤーに支持した状態を示す平面図である。
【図4】実施例1での支持具の正面図である。
【図5】実施例1での支持具の平面図である。
【図6】実施例1での支持具の右側面図である。
【図7】図5でのA−A断面図である。
【図8】実施例1での膜の支持状態を示す縦断面図であ
る。
【図9】実施例1で下端締付金具を建築物構築用ワイヤ
ーと平行に支持した状態を示す斜視図である。
【図10】実施例1での構築した屋根を示す説明図であ
る。
【図11】他の例1を示す縦断面図である。
【図12】他の例2を示す縦断面図である。
【図13】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 下端締付金具 2 欠番 3 上端締付金具 4 溝 5 内プレート 6 外プレート 7 ワイヤー支持体 8 くぼみ部 9 中央部 10 ボルト 11 ナット 12 建築物構築用ワイヤー 13 膜 14 ボルト 51 上端締付金具 52 下端締付金具 52a 溝 53 プレート 54 Uボルト 55 ナット 56 膜 57 建築物構築用ワイヤー 58 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/34 E04B 1/32 102 E04H 15/34

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物に取付けられる断面C字状のチャ
    ンネル材の溝内に内プレートを挿入し、前記チャンネル
    材の溝側の面の外側に前記内プレートと対向する外プレ
    ートを前記内プレートに対して回転可能に連結し、円弧
    状のくぼみ部を前記外プレートに対向させて設けたワイ
    ヤー支持体を該くぼみ部内に建築物構築用ワイヤーを挿
    入させた状態で前記外プレートに対して回転可能に連結
    し、前記外プレート及び前記ワイヤー支持体をそれぞれ
    所定の角度に回転させた状態で前記内プレートと前記外
    プレートと前記ワイヤー支持体とを前記チャンネルに圧
    着固定し、建築物構築用ワイヤーを建築物に支持するこ
    とを特徴とする建築物構築用ワイヤーの支持構造。
  2. 【請求項2】 建築物に取付けられる断面C字状のチャ
    ンネル材の溝内に内プレートを挿入し、前記チャンネル
    材の溝側の面の外側に前記内プレートと対向する外プレ
    ートを前記内プレートに対し回転しないように連結し、
    円弧状のくぼみ部を前記外プレートに対向させて設けた
    ワイヤー支持体を該くぼみ部内に建築物構築用ワイヤー
    を挿入させた状態で前記外プレートに対して回転可能に
    連結し、前記ワイヤー支持体を所定の角度に回転させた
    状態で前記内プレートと前記外プレートと前記ワイヤー
    支持体とを前記チャンネルに圧着固定し、建築物構築用
    ワイヤーを建築物に支持することを特徴とする建築物構
    築用ワイヤーの支持構造。
  3. 【請求項3】 建築物に取付けられる断面C字状のチャ
    ンネル材の溝内に内プレートを挿入し、前記チャンネル
    材の溝側の面の外側に前記内プレートと対向する外プレ
    ートを前記内プレートに対して回転可能に連結し、円弧
    状のくぼみ部を前記外プレートに対向させて設けたワイ
    ヤー支持体を該くぼみ部内に建築物構築用ワイヤーを挿
    入させた状態で前記外プレートに対し回転しないように
    連結し、前記外プレートを前記ワイヤー支持体と共に所
    定の角度に回転させた状態で前記内プレートと前記外プ
    レートと前記ワイヤー支持体とを前記チャンネルに圧着
    固定し、建築物構築用ワイヤーを建築物に支持すること
    を特徴とする建築物構築用ワイヤーの支持構造。
  4. 【請求項4】 内プレートと外プレートとワイヤー支持
    体とのそれぞれの中央部分にボルト挿入孔を設け、同ボ
    ルト挿入孔にボルトを挿入すると共に該ボルトにナット
    を螺着して内プレートと外プレートとワイヤー支持体と
    を互いに取付けた請求項1記載の建築物構築用ワイヤー
    の支持構造。
  5. 【請求項5】 建築物構築用ワイヤーを二条とし、ワイ
    ヤー支持体のボルト挿入孔をはさんだ両側の位置にそれ
    ぞれくぼみ部を設けた請求項4記載の建築物構築用ワイ
    ヤーの支持構造。
  6. 【請求項6】 ワイヤー支持体として、中央にボルト挿
    入孔を設けたプレートの両側部分を建築物構築用ワイヤ
    ーの外周面の略半径円弧状に折曲してくぼみ部を形成
    し、且つボルト挿入孔を設けた中央部を前記くぼみ部の
    内底面から上方へくぼみ部の直径の長さ突出し、前記ボ
    ルト挿入孔に挿入したボルトの長さを前記ワイヤー支持
    体の中央部分を前記外プレートから前記くぼみ部の半径
    の長さ以上に引き離し可能な長さとした請求項4又は5
    記載の建築物構築用ワイヤーの支持構造。
  7. 【請求項7】 外プレートをチャンネル材の幅より大き
    な径の円盤状とした請求項1〜6いずれか記載の建築物
    構築用ワイヤーの支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013217062A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Taisei Corp 張弦梁構造

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