JP3049062B1 - 回転式粉末圧縮成形機 - Google Patents

回転式粉末圧縮成形機

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JP3049062B1
JP3049062B1 JP11200578A JP20057899A JP3049062B1 JP 3049062 B1 JP3049062 B1 JP 3049062B1 JP 11200578 A JP11200578 A JP 11200578A JP 20057899 A JP20057899 A JP 20057899A JP 3049062 B1 JP3049062 B1 JP 3049062B1
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Abstract

【要約】 【課題】回転式粉末圧縮成形機において、点検や清掃時
の便を向上させる。 【解決手段】回転盤3を水平面から所定角度傾斜した傾
斜面に沿って回転させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末を圧縮して錠
剤等を成形するための回転式粉末圧縮成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の回転式粉末圧縮成形機
は、鉛直に起立するフレーム内に水平回転可能に回転盤
を設けるとともに、その回転盤に臼を設けるとともに、
臼の上下に上杵及び下杵に鉛直に上下動可能に保持して
おき、これら上杵及び下杵を互いに相寄る向きに移動さ
せ押圧することにより、臼孔内に充填した粉末を圧縮
し、製品を製造するものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転盤
が水平であると、点検時や清掃時等に回転盤面を上方か
らのぞき見るためには、フレームに設けられた扉から頭
を内部に入れる必要があり、その作業が大変なものとな
る。また洗浄後、水や洗浄液等が回転盤面に残留しやす
いため、製品に不純物が混入するおそれが大きくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点を
解決すべく、回転盤を水平面から所定角度傾斜させたも
のであって、点検や清掃時の便を向上させることを主た
る目的としている。
【0005】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明に係る回転式粉
末圧縮成形機は、鉛直に起立するフレーム内に回転盤を
シャフトを介して回転可能に配設し、その回転盤に臼孔
を有する臼を設けるとともに、臼の上下に上杵及び下杵
を回転盤面に直交する方向に沿って移動可能に保持させ
ておき、杵先を臼孔内に挿入した状態で上杵及び下杵を
互いに相寄る向きに移動させ押圧することにより、臼孔
内に充填した粉末を圧縮成形するようにしたものであっ
て、回転盤を水平面から所定角度傾斜した傾斜面に沿っ
て回転させるようにしていることを特徴とする。
【0006】このようなものであれば、回転盤が傾斜し
ているので、横からでも回転盤面を十分視認することが
でき、検査時や洗浄時等において、頭をフレーム内に入
れなければならないといった作業を省略できる。また洗
浄時の水はけがよくなり、回転盤面に洗浄液等が残留す
る可能性を低くすることができる。検査等に好適な具体
的態様としては、フレームに設けられている扉側が最も
低くなるように回転盤を傾斜させているものが挙げられ
る。
【0007】一方、粉末の飛散を有効に防止するととも
にリターン粉末の増加を図るには、回転盤上に粉末を供
給し臼内に粉末を充填するための粉末充填部が設けられ
ている部位またはその近傍が、最も低くなるように回転
盤を傾斜させているものが好ましい。また、製品の取り
出しをより円滑化するには、臼内において粉末が圧縮成
形されて形成された圧縮成形品を臼外に押し出し、回転
盤上から取り出すための成形品取出部が配置されている
部位またはその近傍が、最も低くなるように回転盤を傾
斜させているものが好ましい。
【0008】装置構造の簡単化やシャフト取り付けの容
易化を図るには、フレームを構成する支持枠と別体をな
し、この支持枠に対し鉛直方向に取り付け可能であっ
て、シャフトを鉛直方向から所定角度傾斜させて保持し
得る中間支持部材を設けているものが好適である。粉末
を圧縮すべく上杵及び下杵を互いに相寄る向きに移動さ
せ押圧する上下圧縮ローラには大きな力が作用するが、
それを支えるためのフレーム構造に無理がかからないよ
うにするには、この上下圧縮ローラを、それぞれ鉛直面
に沿って回転可能に設定するとともに、これら上下圧縮
ローラの各外周面の上下杵に対する押圧部分が、これら
上下杵の進退方向に対して直交するように該外周面を傾
斜させておくことが望ましい。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1は、本発明の回転式粉末圧縮成形機の全
体構成を示している。この回転式粉末圧縮成形機は、フ
レーム1内に回転盤3をシャフト2を介して回転可能に
配設し、その回転盤3に複数の臼4を所定のピッチで設
けるとともに、各臼4の上下に上杵5及び下杵6を回転
盤面3aに対し直交する方向に進退可能に保持させてあ
るもので、その前面には、開閉可能な扉DRが設けてあ
る。
【0010】詳述すれば、シャフト2は、後述する中間
支持部材11を介してフレーム1に回転可能に設けてあ
るものであって、このシャフト2の下端近傍に設けられ
たウォームホィール22、ウォーム23及びベルト24
を介してモータ25の回転駆動力が伝達されるようにな
っている。回転盤3は、このシャフト2に、その軸方向
に対して回転盤面3aが直交するように固定してあるも
ので、その上側部分に設けられて上杵5を上下摺動可能
に保持する上杵保持部32と、下側部分に設けられて下
杵6を上下摺動可能に保持する下杵保持部34と、これ
ら上杵保持部32及び下杵保持部34間に設けられ臼4
を保持する臼部33を一体的に構成してなる。上杵保持
部32及び下杵保持部34には、上杵5及び下杵6を前
記軸方向に沿って摺動移動可能に保持するための杵保持
孔32a、34aが、円周方向に沿って等間隔に複数設
けてある。臼部33には、臼4を着脱可能に嵌装するた
めの臼取付孔33aが円周方向に沿って複数設けてあ
り、臼取付孔33aには臼4が嵌装してある。しかし
て、杵保持孔32a、34aと臼取付孔33aとは、下
杵6と上杵5と臼4とが各中心軸線を一致させて上下に
配置されるように設けてある。
【0011】上杵5及び下杵6は、円柱状の軸部51、
61と、この軸部51、61の一端に一体に設けられた
杵先52、62と、この軸部51、61の他端に一体に
設けられた頭部53、63とからなる。軸部51、61
は杵保持孔32a、34aと略同径を有しこの杵保持孔
32a、34aに摺動可能に挿入される部分であり、杵
先52、62は臼4に貫通させて設けた臼孔4aに入る
部分である。また頭部53、63は後述する各カム等に
係合する部分であり、このカム等に案内させて上下杵
5、6が軸方向に沿って進退するように構成してある。
【0012】さらに、この回転式粉末圧縮成形機には、
図2〜図4に示すように、粉末充填部7と、粉末摺切部
8と、圧縮成形部9と、製品取出部10とが、前記回転
盤3の回転方向に沿ってこの順で設けてある。粉末充填
部7は、下杵6を低下器71により回転盤面3aに近づ
くように降下させて回転盤3上に供給された粉末をフィ
ードシュー72により臼4内に導入するようにしたもの
で、回転盤3上への粉末の供給は、粉末供給機構73に
より行われる。
【0013】粉末摺切部8は、分量レール82により下
杵6を所定位置まで回転盤面3aに近づくように上昇さ
せるとともに下杵6の上昇により臼4内から溢れ出た粉
末を摺切板83、84により臼4上から除去するように
したものである。圧縮成形部9は、粉末充填部8とは略
180度反対側に設けられたもので、上杵5を下り傾斜
面に沿わせて回転盤面3aに近づくように降下させその
杵先52を臼4内に挿入させるための上杵降下カム91
と、上杵5と下杵6とを上下から拘束して臼4内の粉末
を予備的に圧縮する上下予圧縮ローラ92、93と、前
記上杵5と下杵6とを上下から拘束して臼4内の粉末を
本格的に圧縮する上下本圧縮ローラ94、95とを具備
してなる。
【0014】製品取出部10は、上杵5を上り傾斜面に
沿わせて回転盤面3aから遠ざかるように上昇させその
杵先52を臼4から抜き取るための上杵上昇カム100
と、下杵6を回転盤面3aに近づくように上方に付勢し
て臼4内の製品Qを完全に臼4外に押出す押上レール1
06と、押出された製品Qを側方に案内してシュート1
04に導く案内板105とを具備してなる。
【0015】次いで、この圧縮成形機の作動を図3、図
4を参照して説明する。なお、同図中符号T0〜T4は
位相を示している。製品取出部10を通過した段階(T
0)での上杵5は回転盤面3aの上方であって該回転盤
面3aから最も離間した位置に、また下杵6は回転盤面
3aの下方であって該回転盤面3aに最も接近する位置
に保持されている。
【0016】次いで、この下杵6が回転盤3の回転によ
り粉末充填部7に移行する(T1)と、その下杵6がま
ず低下器71の前半部分の案内作用によって中段位置ま
で回転盤面3aから下方に遠ざかる向きに移動させら
れ、後半部分の案内作用によってさらに回転盤面3aか
ら離間した位置まで引き下げられる。その途上におい
て、粉末供給機構73から回転盤3上に供給された粉末
がフィードシュー72の粉末拡散作用によってまんべん
なく導入される。しかる後、下杵6が分量レール82に
乗り上げることによって、該下杵6が若干量回転盤面3
aに接近して回転盤面3aと所定距離離間した位置に達
し、臼4内に所定量の粉末が充填されることになる。こ
の状態(T2)で摺切板83、84を通過することによ
って、臼4上に溢れ出た粉末が摺り切られ、回転盤3の
中心寄りに集められる。この間、上杵5はガイドレール
102によって回転盤面3aから最も離間した位置に保
持されている。その後、上杵5は、上杵降下カム91の
案内作用により回転盤面3aに接近する向きに移動し、
その杵先52が臼4内に挿入される。そして、それら上
杵5と下杵6が上下予圧縮ローラ92、93間、及び、
上下本圧縮ローラ94、95間を通過することによっ
て、臼4内の粉末が圧縮成形される(T3)。成形後、
製品取出部10においてまず上杵5が上杵上昇カム10
0の案内作用により回転盤面3aから上方に離間させら
れてその杵先が臼4から抜き取られ、しかる後に下杵6
が押上レール106により押上げられて臼4内の製品Q
が回転盤3上に押し出される(T4)。そして、その製
品Qは、案内板105の案内作用よってシュート104
上に導かれ、該圧縮成形機Aの外部に導出される。そし
て、上杵5は上杵上昇カム100に案内されて、回転盤
面3aから遠ざかるようにさらに上昇し作動説明の当初
に述べたように、T0の状態となる。以上のようにし
て、繰り返し連続的に粉末を圧縮成形して所定の製品Q
を製造することができる。
【0017】しかして本実施例では、図1、図5に示す
ように、粉末充填部7が設けられている部位またはその
近傍(本実施例では前方すなわち扉DRの方向)が、最
も低くなるように回転盤3を所定角度(15度〜20度
程度)傾斜させている。この傾斜角度は、安息角と称さ
れる粉末の流れ出す角度よりは小さくなるように設定し
たものである。そしてこのように回転盤3を傾斜させる
ために以下のような構造的工夫が施してある。
【0018】まずシャフト2は、回転盤3を傾斜させる
ために、その上端が下端よりも前方に位置するように、
鉛直方向に対し前記所定角度傾斜させてある。そして、
このように傾斜させて起立させるために、フレーム1を
構成する水平支持枠1aとは別体をなす一対の中間支持
部材11を介して、このシャフト2をその上端部及び下
端部において該フレーム1に支持させるようにしてい
る。この中間支持部材11は、支持枠1aの水平壁に対
し鉛直方向に取り付け可能な水平フランジ部11aと、
この水平フランジ部11aと一体に形成されシャフト2
を前記所定角度で直接的に支持可能な略円筒形状をなす
シャフト支持部11bとからなるものである。このよう
な構成としているのは、組立解体の簡単化や、装置製造
にかかる行程の低コスト化や簡単化を図るとともに、既
存の装置に大幅な変更を加えることなく実現させるため
である。
【0019】また、上下予圧縮ローラ92、93及び上
下本圧縮ローラ94、95は、従来と同様、支持枠1a
に取り付けた水平軸周りに鉛直面内に沿って回転可能に
構成されているが、その外周面Gを傾斜させ、その傾斜
角度を上下杵5、6に対する押圧部分がこれら上下杵
5、6の進退方向に対して直交するように設定してい
る。このような構成としているのは、成形圧縮時に上下
杵5、6から上下予圧縮ローラ92、93または上下本
圧縮ローラ94、95を介してフレーム1に作用する反
力が鉛直方向に作用するようにし、上下予圧縮ローラ9
2、93及び上下本圧縮ローラ94、95の支持構造に
無理がかからないようにするとともに、従来の支持構造
をそのまま適用することもできるようにするためであ
る。またこのように構成することにより、回転盤3から
みれば、上予圧縮ローラ92及び上本圧縮ローラ94は
回転盤3の外周より外側に逃げるように配置されること
になり、上杵5を上予圧縮ローラ92にまで案内する上
杵降下カム91を、より上予圧縮ローラ92に近づける
ことができるようになる。この結果、従来に比べ上杵5
を上予圧縮ローラ92により薄い角度で接触させること
が可能となるため、上予圧縮ローラ92と上杵5が接触
する際の振動や音を減少させることができるようになる
という付随的な効果も得られる。
【0020】したがって、このように構成した本実施例
の回転式粉末圧縮成形機によれば、扉DR側が最も低く
なるように回転盤3を傾斜させているので、扉DRを開
けて横から回転盤面3aを十分視認することができる。
したがって、検査時や洗浄時等において、頭をフレーム
内に入れずにすみその作業性が向上する。また洗浄時の
水はけがよくなり、回転盤面3aに洗浄液等が残留する
可能性を低くすることができるようになる。
【0021】特に本実施例では、回転盤3の最も低い位
置がフィードシュー72の設けてある部位でもあるた
め、その次行程である粉末摺切部8では、回転盤面3a
は回転にしたがって上昇するような向きとなる。したが
って摺切板83、84により摺り切られきれずに回転盤
面3aに残留する粉末が重力により再び粉末摺切部8ま
たは粉末充填部7に戻りリターン粉末となるので、粉末
飛散量を抑制でき、製品に寄与しない無駄な粉末の減少
を図ることができる。
【0022】また、回転盤3の最も高い位置が上下予圧
縮ローラ92、93及び上下本圧縮ローラ94、95の
設けてある部位となるため、打錠時、臼孔4aから飛び
出る飛散粉末は、重力によりシャフト側により多く偏る
ことになる。したがって、この点においても、粉末の回
転盤3外周から飛び散る量を従来より減少させることが
できる。そして、シャフト2側にはガイドGDが設けて
あるため内方に飛び散った飛散粉末はこのガイドGDを
伝わって粉末充填部7に戻ることになる。
【0023】さらに、製品取出部10においては回転盤
面3aが回転方向に向かうに連れ低くなるように傾斜し
ていることから、製品に落下力が作用し、製品取り出し
がスムーズになるという作用を期待することができる。
加えて、粉末充填部7においては、傾斜による重力の影
響でフィードシュー72内での粉末流れがスムーズなも
のとなり粉末充填が円滑かつ確実に行えるという効果を
奏し得る。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限られないの
は言うまでもない。例えば、回転盤を製品取出部が最も
低くなるように傾斜させてもよいし、あるいは製品取出
部と粉末充填部との中間部位が最も低くなるように傾斜
させても、前記実施例とほぼ同様の効果を期待すること
ができる。その他、中間支持部材の形状等、各部分の形
状や配置位置等は、上記図示例に限られず、本発明の趣
旨を趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
回転盤が傾斜しているので、横からでも回転盤面を十分
視認することができ、検査時や洗浄時等において、頭を
フレーム内に入れなければならないといった作業を省略
できる。また洗浄時の水はけがよくなり、回転盤面に洗
浄液等が残留する可能性を低くすることができるように
なる。
【0026】具体的に、フレームに設けられている扉側
が最も低くなるように回転盤を傾斜させているものであ
れば、特に検査や洗浄に好適なものとなる。また、回転
盤上に粉末を供給し臼内に粉末を充填するための粉末充
填部が設けられている部位またはその近傍が、最も低く
なるように回転盤を傾斜させているものであれば、粉末
の飛散を有効に防止するとともにリターン粉末の増加を
図ることもできるようになる。
【0027】一方、臼内において粉末が圧縮成形されて
形成された圧縮成形品を臼外に押し出し、回転盤上から
取り出すための成形品取出部が配置されている部位また
はその近傍が、最も低くなるように回転盤を傾斜させて
いるものであれば、製品の取り出し円滑化に寄与するこ
とができる。フレームと別体をなす中間支持部材を設
け、この中間支持部材を介してフレームにシャフトを鉛
直方向から所定角度傾斜させて保持させておけば、装置
構造の簡単化やシャフト取り付けの容易化を図ることが
できる。
【0028】上杵及び下杵を互いに相寄る向きに移動さ
せ押圧する上下圧縮ローラを、それぞれ鉛直面に沿って
回転可能に設定するとともに、これら上下圧縮ローラの
各外周面の上下杵に対する押圧部分が、これら上下杵の
進退方向に対して直交するように該外周面を傾斜させて
おけば、それを支えるためのフレーム構造に無理がかか
らないようにすることができ、既存のフレーム構造に大
きな変更を加えないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回転式粉末圧縮成形機
の全体側断面図。
【図2】同実施例の回転盤上を示す模式的な平面図。
【図3】同実施例の回転盤を展開して示す作動説明図。
【図4】同実施例の回転盤を展開して示す作動説明図。
【図5】同実施例の回転盤を特に示す模式的斜視図。
【符号の説明】
1…フレーム 2…シャフト 3…回転盤 3b…外周面面 4…臼 5…上杵 6…下杵 7…粉末充填部 92、93、94、95…上下圧縮ローラ 10…成形品取出部 11…中間支持部材 DR…扉

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉛直に起立するフレーム内に回転盤をシャ
    フトを介して回転可能に配設し、その回転盤に臼孔を有
    する臼を設けるとともに、臼の上下に上杵及び下杵を回
    転盤面に直交する方向に沿って移動可能に保持させてお
    き、杵先を臼孔内に挿入した状態で上杵及び下杵を互い
    に相寄る向きに移動させ押圧することにより、臼孔内に
    充填した粉末を圧縮成形するようにしたものであって、 回転盤を水平面から所定角度傾斜した傾斜面に沿って回
    転させるようにしていることを特徴とする回転式粉末圧
    縮成形機。
  2. 【請求項2】フレームに設けられている扉側が最も低く
    なるように回転盤を傾斜させていることを特徴とする請
    求項1記載の回転式粉末圧縮成形機。
  3. 【請求項3】回転盤上に粉末を供給し臼内に粉末を充填
    するための粉末充填部が設けられている部位またはその
    近傍が、最も低くなるように回転盤を傾斜させているこ
    とを特徴とする請求項1記載の回転式粉末圧縮成形機。
  4. 【請求項4】臼内において粉末が圧縮成形されて形成さ
    れた圧縮成形品を臼外に押し出し、回転盤上から取り出
    すための成形品取出部が配置されている部位またはその
    近傍が、最も低くなるように回転盤を傾斜させているこ
    とを特徴とする請求項1記載の回転式粉末圧縮成形機。
  5. 【請求項5】フレームと別体をなす中間支持部材を設
    け、この中間支持部材を介してフレームにシャフトを鉛
    直方向から所定角度傾斜させて保持させていることを特
    徴とする請求項1、2、3または4記載の回転式粉末圧
    縮成形機。
  6. 【請求項6】上杵及び下杵を互いに相寄る向きに移動さ
    せ押圧する上下圧縮ローラを、それぞれ鉛直面に沿って
    回転可能に設定するとともに、これら上下圧縮ローラの
    各外周面の上下杵に対する押圧部分が、これら上下杵の
    進退方向に対して直交するように該外周面を傾斜させて
    いることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記
    載の回転式粉末圧縮成形機。
JP11200578A 1999-07-14 1999-07-14 回転式粉末圧縮成形機 Expired - Lifetime JP3049062B1 (ja)

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