JP3048173U - 直角方向に角度変更し得るホチキス - Google Patents

直角方向に角度変更し得るホチキス

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JP3048173U
JP3048173U JP1997010282U JP1028297U JP3048173U JP 3048173 U JP3048173 U JP 3048173U JP 1997010282 U JP1997010282 U JP 1997010282U JP 1028297 U JP1028297 U JP 1028297U JP 3048173 U JP3048173 U JP 3048173U
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pressing cap
stapler
cap
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Application number
JP1997010282U
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Inventor
宜功 弘田
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宜功 弘田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】押圧キヤップに対して外側押圧キヤップ部を9
0度方向に回動することにより縦方向にも横方向にも自
由に綴じることのできる直角方向に角度変更し得るホチ
キスを提供することである 【解決手段】多数個を連続的に設けてなるホチキス針を
長溝に収容し、該ホチキス針を前方方向に押動し得るよ
うにしたマガジン部と、内側前方に針押し突出板を下方
に突設して押圧キヤップとを後方軸支部にて縦方向に開
口自在に軸支すると共に、上記キヤップ部の前方外面部
において前記押圧キヤップの上に重合するようにした外
側押圧キヤップ部を水平方向に前記押圧キヤップに対し
て回動可能に軸支し、該外側押圧キヤップ部の後方部と
基台の後方部とを水平方向に開口自在に軸支せしめ、前
記基台の前方部内側に曲げ台に十字状の凹陥部を形成し
てなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ステープラー(以下、ホチキスという)のむし(以下、ホチキスの 針という)による止め位置を使用者の必要に応じて押圧キヤップに対して外側押 圧キヤップ部を直角方向に変更し、縦横いずれの方向にもホチキス止めを行い得 るホチキスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に市販されているホチキスは基台と押圧キヤップとが、垂直方向にの み開口自在とされているので、針止めの方向は−(マイナス)型の内溝の形に固 定されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来、基台と押圧キヤップとが、垂直方向にのみ開口自在にされているようなホ チキスの場合、ホチキス止められる方向は常に固定的であった。 例えば、喫茶店などに備付けの新聞等が順不同にならないように、見開きの端部 をホチキス止めする場合、綴じ代が5mm〜1cmが必要となる。このような綴 じ代をとれば当然にその綴じ代部分に記載されている記事は見ることができない 。
【0004】 又、十数ページのごく薄い雑誌、又は機関紙を綴じるのに綴じ代をとらずに折り 目に沿う線にホチキスを綴じることも、綴じ代を設けてホチキスで綴じることも できる小型ホチキスが望まれているが、小型ホチキスで縦型及び横型にも使用で きるものは開発されていない。
【0005】 そこで、この考案の目的とするところは、押圧キヤップに対して基台と一体とな った外側押圧キヤップ部を90度方向に回動することにより縦方向にも横方向に も自由に綴じることのできる直角方向に角度変更し得るホチキスを提供すること である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、多数個を連続的に設けてなるホチキス針を長溝に 収容し、該ホチキス針を前方方向に押動し得るようにしたマガジン部と、内側前 方に針押し突出板を下方に突設して押圧キヤップとを後方軸支部にて縦方向に開 口自在に軸支すると共に、上記キヤップ部の前方外面部において前記押圧キヤッ プの上に重合するようにした外側押圧キヤップ部を水平方向に前記押圧キヤップ に対して回動可能に軸支し、該外側押圧キヤップ部の後方部と基台の後方部とを 水平方向に開口自在に軸支せしめ、前記基台の前方部内側に曲げ台に十字状の凹 陥部を形成する。 押圧キヤップに対する外側押圧キヤップ部の位置決めをより確かなものにするた めに、押圧キヤップと外側押圧キヤップ部との接触面に位置決め係合部を設けて ある。
【0007】
【考案の実施の形態】
斜角度で形成される押圧キヤップ1と、マガジン部2とは、後方軸支部3を支点 として垂直方向に開口可能としてある。押圧キヤップ1の前方部下方に針押板4 及び押バネ5が設けられている。マガジン部2の内溝6に摺動自在に設けられた 針押片7が前方方向にコイルバネ8の反発力によって前方方向に付勢するように 設けられており、マガジン部2の内部に収容される一連のホチキス針14を前方 方向に押動を加えるようにしてある。マガジン部2の下部前端部には、針押板4 によって下方に押圧された最前端のホチキス針14の通過する針孔9が開口して ある。
【0008】 前記押圧キヤップ1の上に重合するように設けられた外側押圧キヤップ部11は 、押圧キヤップ1の前方の軸支部15を支点として水平方向に回動可能に設けて ある。更に、前記後方軸支部3より更に後方部にあって、外側押圧キヤップ部1 1と基台12と交差する位置で後方ヒンジピン13により垂直方向に回動するよ うに形成されている。なお、前記前方軸支部15は針押板4対応位置とするのが 便利である。
【0009】 前記基台12の内側前方部に曲げ台板10の外面には十字状の凹陥部16を形成 してある。この凹陥部16は、横凹陥部16aと縦凹陥部16bとからなってい る。
【0010】 押圧キヤップ1の外表面には凸円状の突出小片等よりなる係合部17を複数箇所 に設け、外側押圧キヤップ部11の位置決めが容易となるようにしてある。従っ て、当然のことながら、押圧キヤップ1の外表面には凸円状の突出小片等よりな る係合部17と、外側押圧キヤップ部11の摺動面の凹部18に嵌合して押圧キ ヤップ1と外側押圧キヤップ部11とが所定位置に位置決めされる。
【0011】 通常の状態にホチキス止めする場合即ち、押圧キヤップ1と外側押圧キヤップ部 11とが同方向で重合する場合には、マガジン部2と基台12との間に紙、その 他の適当な被綴じ用の複数枚のシート20を配置し、押圧キヤップ1と外側押圧 キヤップ部11とが重畳する状態、即ち押圧キヤップ1、外側押圧キヤップ部1 1及び基台12とが同列の状態で外側押圧キヤップ部11を外側から押圧すると シート20は、図5のAのようにホチキス止めされる。従って、この場合には横 凹陥部16aを使用することになる。
【0012】 数枚又は十数枚からなる紙のようなシートをホチキス止めする場合、従来のもの では数センチの綴じ代を必要とする。
【0013】 通常の針止め位置から90度方向に変位した位置にホチキス止めする場合、同様 にマガジン部2と基台12との間に紙、その他の適当な被綴じ用の複数枚のシー ト20を配置し、後方部で一体となった基台12と共に外側押圧キヤップ部11 を支軸15を支点として押圧キヤップ1から90度方向に回動することにより、 図2及び図7のように押圧キヤップ1と基台12と共に外側押圧キヤップ部11 との角度が直角となる。この状態において、支点となった外側押圧キヤップ部1 1の外側を押圧すると、通常状態のホチキス止め位置から直角に変位した位置、 即ち、図5のBのようにホチキス止めされる図5のAのようにホチキス止めされ る。この場合には、縦凹陥部16bを使用することとなる。
【0014】 上記のような、従来のものから直角方向に変位したホチキス止めが可能となるか ら、数枚又は十数枚からなる紙のようなシートをホチキス止めする場合、従来の ような綴じ代を必要としない。図5に示すように、従来の綴じ方(横綴じA)か ら直角方向に変位した縦綴じBが可能になる。従って、図8のように、例えば見 開きのページの折り目線19に従って縦綴じBが可能となる。
【0015】
【考案の効果】
請求項1の直角方向に角度移動し得るホチキスでは、長溝を有するマガジン部と 、内側前方に針押し突出板を内蔵してなる押圧キヤップとをキヤップ部の後方軸 支部にて縦方向に開口自在に軸支すると共に、上記キヤップ部の前方外面部にお いて前記押圧キヤップの上に重合するように外側押圧キヤップ部を回動可能に軸 支し、該外側押圧キヤップ部の後方部であって、前記軸支部より後方向に基台の 後方部で縦方向に開口するように軸支するようになし、前記基台の内側前方部に 曲げ台を十字状の凹陥部を形成してあるので、必要に応じて通常のホチキス止め (横綴)も、横綴から直角方向に変位した綴じ方(縦綴)可能になる。従って、 ホチキスは使用者の好みに応じてその適用範囲は飛躍的に広がるものである。 請求項1の直角方向に角度移動し得るホチキスでは、押圧キヤップと外側押圧キ ヤップ部との接触面に位置決め係合片を設けてあるので、押圧キヤップに対する 外側押圧キヤップ部の位置決めをより確かなものになるので、横綴り、縦綴り何 れでも正確にホチキス止めが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図
【図2】押圧キヤップに対して外側押圧キヤップ部を直
角方向に開口した状態の斜視図
【図3】押圧キヤップと外側押圧キヤップ部を重合した
状態の縦断面図
【図4】押圧キヤップに対して外側押圧キヤップ部を直
角方向に開口した状態の断面図
【図5】縦綴じ及び横綴を示す斜視図
【図6】通常状態での押圧キヤップ及び外側押圧キヤッ
プ部の状態を示す平面図
【図7】押圧キヤップと外側押圧キヤップ部とを直交さ
せた状態を示す平面図
【図8】見開きのページの折り目線に沿って縦綴じした
状態を示す斜視図
【図9】十字状の凹陥部を示す一部拡大平面図
【符号の説明】
1...押圧キヤップ 2...マガジン部 3...後方軸支部 4...針押板 5...押バネ 6...内溝 7...針押部 8...コイルバネ 9...針孔 10..曲げ台 11..外側押圧キヤップ部 12..基台 13..後方ヒンジピン 14..針 15..支軸 16..凹陥部 17..突出小片等のような係合部 18..凹部 19..折り目線 20..シート A .. 横綴ホチキス B .. 縦綴ホチキス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数個を連続的に設けてなるホチキス針を
    長溝に収容し、該ホチキス針を前方方向に押動し得るよ
    うにしたマガジン部と、内側前方に針押し突出板を下方
    に突設して押圧キヤップとを後方軸支部にて縦方向に開
    口自在に軸支すると共に、上記キヤップ部の前方外面部
    において前記押圧キヤップの上に重合するようにした外
    側押圧キヤップ部を水平方向に前記押圧キヤップに対し
    て回動可能に軸支し、該外側押圧キヤップ部の後方部と
    基台の後方部とを水平方向に開口自在に軸支せしめ、前
    記基台の前方部内側に曲げ台に十字状の凹陥部を形成し
    てなることを特徴とする直角方向に角度変更し得るホチ
    キス。
  2. 【請求項2】押圧キヤップと外側押圧キヤップ部との接
    触面に位置決め係合部を設けた請求項1記載の直角方向
    に角度変更し得るホチキス。
JP1997010282U 1997-10-14 1997-10-14 直角方向に角度変更し得るホチキス Expired - Lifetime JP3048173U (ja)

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