JP3047602B2 - 符号を備えたタイル - Google Patents

符号を備えたタイル

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JP3047602B2 JP4052353A JP5235392A JP3047602B2 JP 3047602 B2 JP3047602 B2 JP 3047602B2 JP 4052353 A JP4052353 A JP 4052353A JP 5235392 A JP5235392 A JP 5235392A JP 3047602 B2 JP3047602 B2 JP 3047602B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコード(一次元コ
ード(一次元符号))またはマトリクスコード(二次元
符号)を備えてなるタイルと、タイルへの符号(コー
ド)の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイルのコスト・品番等を識別し
生産管理または販売管理する手段としては、所定項目を
バーコード印刷したラベルをタイルに貼付する手段、ま
たはタイルを収納するパッケージにバーコードを印刷す
る手段等がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来方法に於いては必要に応じその都度印刷した
り、バーコードを貼付したりして備えるものである。ま
た、ラベル貼付に人手を要し時間とコストが掛るうえ、
ラベル貼付作業やバーコードの読み取りを機械化・自動
化するには大掛かりで投資金額がかさむ。さらに、タイ
ル取扱い過程においてバーコードが摩滅して消えたりラ
ベルが剥がれるといった課題を有していた。本発明は上
記問題に鑑み、長期の使用に耐えコード(符号)の摩滅
や剥離を防止するタイルと該タイルへのコード(符号)
形成方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のタイルは、バーコード(一次元コード)また
はマトリクスコード(二次元コード)をタイルの主平面
例えば表面または裏面、または側面などに一体成形など
して備えてなるものである。
【0005】
【作用】本発明は上記した構成によって、従来のタイル
の外観形状を若干変更するのみで流通過程で消えたり剥
離しないバーコードを付与できる。また、バーコードま
たはマトリクスコード付与作業の機械化を容易にし、据
置き型または手持ち式のバーコードリーダにより簡便に
前記バーコードを読み取れるので、低コストで機械的・
定量的な生産管理または販売管理の機械化などが可能と
なる。その結果、統計的な管理が行え経営情報として有
効活用が図れる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例について、バーコードを
具備してなるタイル1の例により図1および図2に示す
図面とともに説明する。図1は本発明の一実施例におけ
るタイルの平面図、図2は図1の側面からの断面図を示
す。
【0007】本発明はタイル1は、陶器または磁器等の
セラミックス部材またはバルクの樹脂部材または透明な
ガラス部材などからなり、タイルの裏面にバーコード3
を所定に配設してなるものである。詳しくは、タイルの
裏面に所定深さの矩形凹部2を配置し、この凹部底面4
にバーコード3を一体成形や印刷等の手段により配設し
てなる。以下、タイルの主平面にコードを形成する方法
について下記実施例にもとづき説明する。
【0008】(実施例1) タイル1の裏面の所定部位
に設けた凹部2の底面4に、バーコードを所定に印刷す
ることによりバーコード3を形成。この場合の印刷手段
としてはタンポ印刷(図示せず。)の手段を用いて実施
している。タンポ印刷とは一般的に用いられている印刷
手段で、軟質のシリコンゴム部材等で形成した凸面状の
版を用い、バーコード状に印刷されたインクを凹部底面
4に転写するものである。タンポ印刷を実施するための
設備コストは極めて小さく、随所で手軽に実施できる。
さらに、前記バーコード3に重ねて、耐磨耗または耐ス
クラッチまたは耐水を目的として、所定の透明樹脂部材
(図示せず。)を印刷または塗布している。
【0009】(実施例2) タイル1の裏面の所定部位
に設けた凹部底面4にバーコードを所定に印刷またはマ
ーキングする手段として、非接触型バーコードライタ手
段を用いて実施。非接触型バーコードライタ手段として
は、静電印刷,インクジェット,レーザマーキングを用
いた。該手段はインライン方式の生産に好適で生産能率
が高い。また、バーコードパターンの変更も容易であ
る。
【0010】(実施例3) タイル1の裏面の所定部位
に設けた凹部底面4に、凹凸状にバーコード3を一体成
形した。すなわち、タイル1を成型する際バーコード3
も同時に一体的に射出成型または圧縮成型してなるもの
である。この場合、バーコードとしてのコントラストを
明瞭に発揮するため必要に応じ、バーコードの突起表面
に所定の色たとえば黒または白などを任意に所定手段で
塗布している。図1と図2に示す実施例のコードでは、
凹部底面4より所定寸法高さを有する突起状バーコード
3を形成したが、勿論凹部底面4を凹ませる方向に押圧
成型してよいことは言うまでもない。この場合も必要に
応じ、凹部または凹部底面4に所定の色を塗布してよい
ことも同様である。さらに、上記実施例のごとく色を塗
布することに代え、凹部底面4とコード部との色を、二
色成型法により異ならせるようにしてもよい。二色成型
法は一般的に、2つのキャビティを有する金型と2つの
射出成型ノズル(すなわち異なる二色の樹脂またはセラ
ミックス)を用いて行われ、前記金型を回転させたりず
らせたりして実施する。該手段の場合、バーコード付与
設備を別途必要とせず、タイル成形金型にバーコード相
当形状パターンを、入れ子金型として配設すればよい。
入れ子金型とすることにより、バーコードパターンの変
更を容易にしている。入れ子金型へバーコード部を形成
する手段としては、放電加工やエッチング・刻印フライ
ス加工などの手段で実施すればよい。勿論、バーコード
形成金型部を入れ子形状とせず、直接、タイル成型金型
表面に凹または凸状に配設しても一向に差し支えない。
【0011】(実施例4) タイル1の主平面の所定部
位に設けた凹部底面4に、焼印または刻印の手段を用い
てバーコードを形成。必要に応じ前記バーコードを硬化
または焼成して形成。この場合、符号を付与する対象タ
イル材料としてはセラミックス部材や樹脂部材の他に、
革部材や木材部材に特に好適である。
【0012】(実施例5) タイル1の主平面の所定部
位に設けた凹部底面4に、紫外線またはハロゲンランプ
照射で消去可能なインクを用いて印刷等の手段によりコ
ードを形成。すなわち、コードの書き換え可能を目的と
するもので、可視光400nm〜800nmの波長域よ
り外の波長域にある光に反応し消滅するインクを用い、
所定にバーコードを印刷または塗布してなるものであ
る。
【0013】(実施例6) 黒色または白色など、任意
の色のインク材料を所定のバーコード状に印刷してなる
転写フィルムを用意し、ホットスタンプまたは加熱ロー
ル等の手段により、凹部底面4にバーコードを形成。こ
の場合も設備コストを掛けずに実施できるうえ量産性に
も優れる。勿論、タイルの射出成型時にインモールドの
手段でバーコードも同時に転写するようにしても良い。
【0014】(実施例7) タイル裏面に厚さ数十ミク
ロンメータの塗膜を、印刷または塗布または転写または
成型などの手段で配設しておき、該塗膜をサンドブラス
トまたはレーザまたはウォータージェットなどの手段で
除去し、バーコードを形成。この場合、量産性に優れる
と共にバーコードの変更が極めて容易で、極端な場合一
品一様対応も可能である。
【0015】(実施例8) 陶器または磁器等のセラミ
ックス部材からなるタイルの主平面に凹部2を配設し、
該凹部底面4にバーコード3を印刷または塗布または転
写等の手段により設け、乾燥・硬化または焼成してなる
ものである。タイル主平面に絵柄や文字等がプリントま
たは描画されている場合には、バーコードも絵柄と併せ
て同時プリントまたは描画される。タイルの表面に平滑
な光沢を設けかつ、耐磨耗または耐スクラッチを更に向
上させる場合、前記バーコード3に重ねて釉薬が所定に
塗布され焼成される。タイル1を、樹脂部材を成型して
構成している場合には、前記バーコード上に重ねてエポ
キシやアクリルなどの透明樹脂を印刷または塗布し、所
定温度で硬化させる。
【0016】上記実施例1〜8に述べたごとく、タイル
1の裏面に配設したバーコード3は非接触型バーコード
リーダ(図示せず。)を介しデータを送信できる。
【0017】なお当然のことながら、凹部底面4に配設
したバーコード3のトップ面はタイル1の裏面より所定
量だけ低くくなるよう構成している。この構成により、
タイル1の裏面が生産工程などの取扱い過程で擦れて
も、バーコード3が消えたりすることはない。さらに、
タイル1の所定に決められた凹部2寸法内にコードを配
設することにより、コードの向きや位置などが一定範囲
内に収まり、コード読み取りの機械化が容易となり、読
み取りの信頼性が向上する。バーコード3の入出力情報
としては、色・大きさ・形状・ロット番号・品番・製造
年月日・コストなどの任意の生産管理情報が可能で、管
理目的に応じて実施すればよい。
【0018】次に、上記構成のタイル1を用いたタイル
の識別管理方法について簡単に述べる。タイル1の生産
工程において、または店頭における販売準備時点におい
て、前記非接触型バーコードライタ(符号付与機/図示
せず。)手段等を用いタイル1の凹部に管理用コード
が、まず付与される。次に、バーコードリーダ(符号解
読機/図示せず。)により、タイル1の生産工程または
店頭販売時点で前記バーコードから目的とする必要デー
タを読み取ることにより、必要データの集計・管理・清
算等が的確に迅速に実施される。
【0019】上記の如く本発明のタイル1はバーコード
を一体的に備えることにより、機械的に識別管理でき、
かつ管理データを各種目的に有効活用できるものであ
る。勿論、バーコードがマトリクスコード(二次元コー
ド)であっても効果を得ることは言うまでもない。な
お、本発明実施例において、タイルを構成する部材につ
いては任意で、陶器や磁器などのセラミックス(いわゆ
る瀬戸物)またはガラスまたは樹脂部材等任意である。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明のタイルとタイルへ
の符号(コード)の形成方法は、スクラッチや剥離に強
く、符号を簡便に低コストでタイルの生産工程で自動的
に付与できる。また、生産管理または販売管理において
有益な情報を提供し経営に寄与するだけでなく、タイル
等の仕分け管理を自動化し能率の飛躍的向上と迅速な対
応および誤判定防止を可能にするなどの多くの効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるタイルの平面図
【図2】本発明の一実施例におけるタイルの断面図
【符号の説明】
1 タイル 2 凹部 3 バーコード 4 凹部底面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイルの主平面に凹部を設け、前記凹部
    の底面にバーコードまたはマトリクスコードのいずれか
    一方を印刷したことを特徴とするタイル
  2. 【請求項2】 バーコードまたはマトリクスコードのい
    ずれか一方に重ねて透明部材を配設したことを特徴とす
    る請求項1に記載のタイル
  3. 【請求項3】 バーコードまたはマトリクスコードのい
    ずれか一方に重ねて釉薬を塗布し焼成したことを特徴と
    する請求項1に記載のタイル
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