JP3047568U - 永久磁石ステップモーター - Google Patents

永久磁石ステップモーター

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JP3047568U JP1997009142U JP914297U JP3047568U JP 3047568 U JP3047568 U JP 3047568U JP 1997009142 U JP1997009142 U JP 1997009142U JP 914297 U JP914297 U JP 914297U JP 3047568 U JP3047568 U JP 3047568U
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Inventor
宗 暉 李
春 英 鄭
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名鐘機電工業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各構成部品を有効に固定することができる永
久磁石ステップモーターを提供する。 【解決手段】 永久磁石ステップモーターをモーター固
定子8、上蓋4、プラスチック材5、電機子6、軸蓋7
の軸受71で構成し、プラスチック材5をモーター固定
子8の間隙中に充満させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一種の永久磁石ステップモーターに関する。特に一種の永久磁石ス テップモーターの上蓋、及び軸蓋と対応する軸受けをプラスチック材注入により 一体に成型し、同時にプラスチック材をモーター固定子の間隙中にも充満させ、 有効に各部品を固定することができる永久磁石ステップモーターに係る。
【0002】
【従来の技術】
現在、既に、永久磁石ステップモーターは、各種オフィスオートメーション製 品、コンピューター周辺製品に広く使用されている。例えば、ファックス、スキ ャナー等の各種オフィスオートメーション器材に於けるその性格は、該オフィス オートメーション器材内の機構に小幅な動きの転動を起こさせるものである。こ のため、永久磁石ステップモーターはハイテク製品に運用されることが多い。 一方、従来の永久磁石ステップモーターはリール軸組上に磁場を発生するエナ メル線を巻き付け、巻き付けが完成したリール軸組を中間極片組、及び外殻体上 に固設し、該外殻上の複数孔を用いて、プラスチック材を複数孔から注入後、該 プラスチックはリール軸組を包覆し、リール軸組と中間極片組、及び外殻体を固 定するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の永久磁石ステップモーターは、注入するプラスチックの 温度が極めて高いため、しばしば該リール軸組上のエナメル線表面の絶縁エナメ ルが溶け、回路連絡不良の状況が発生し、完成した永久磁石ステップモーターが 使用できないと言う状況をまねく。しかも、前記永久磁石ステップモーターの上 蓋と軸蓋がそれぞれ対応した軸受けは、手作業で組み立てるため、軸受けの組み 立て時、該軸受けを標準範囲内に限定することができない。このため、電機子の 転動時、該電機子の軸桿と軸受け間には不適当な摩擦が生じ、永久磁石ステップ モーターは摩擦音を発生する。ひどい場合には、該電機子は転動不能となる。こ の他、該従来品のリール軸は上蓋、及び軸蓋に接合時、手作業によりハンダ付け するため、永久磁石ステップモーター全体の組み立て速度は当然遅くなり、かつ 製造にかかる時間、及び製造行程が長くなる。さらに、前記上蓋と軸蓋のハンダ 付け部分は時間の経過により酸化し、上蓋と軸蓋がモーターのリール軸と接合で きなくなり、モーターの損壊をまねく。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案はモーター固定子の上蓋、及び軸蓋と、それ ぞれ対応した軸受けを、プラスチック材射出によりいっしょに成型、一体とし、 同時にプラスチック材を中間極片、及び外殻体の複数の極歯の間隙中にも充満さ せ、確実に各部品を固定する。 またさらに、本考案は上蓋、及び軸蓋と、それぞれ対応した軸受けをプラスチ ック材射出によりいっしょに成型し一体とするため、該軸受けを正確にある標準 限定位置内に入れることができるため、該電機子の運転中、電機子の軸桿と該軸 受けが不適当な摩擦を生み摩擦音を発生することはない。 加えて、本考案は上蓋、及び軸蓋と、それぞれ対応した軸受けをプラスチック 材射出によりいっしょに成型し一体とするため、プラスチック材を中間極片、及 び外殻体の複数の極歯の間隙中に充満させる製造行程は、組み立ての上で従来品 と比較すれば非常に簡単である。しかも組み立て時の時間と、製造行程を節約す ることができる。 さらに、本考案は軸蓋の射出成型時、その上には複数個の定位孔を具え、該モ ーター固定子の複数の定位点上に定位し、超音波融接方式により固定、結合し、 組み立ての便利と接合の安定を達成することができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1乃至図5は、本考案の永久磁石ステップモーターの一実施例を示すもので 、この実施例の永久磁石ステップモーターは、図6に示すように、以下の製造工 程によって製造されるものである。 まず、製造工程の第一段階は、エナメル線11,11′をリール軸1,1′に 巻き付け、該リール軸1,1′を加工する。
【0006】 次に第二段階は、中間極片組2,2′の加工である。極片組2,2′はその上 にそれぞれ定位点25,24′、及び定位孔25′,24を具え、ハンダにより 固定し、中間極片組2,2′の定位を完成する。こうすることにより、上述のリ ール軸1,1′成型時の組み合わせに有利となる。
【0007】 第三段階は、モーター固定子8の射出成型加工である。上述の第一段階及び第 二段階加工後の組み合わせ部品を、さらに外殻体3,3′を用いて前述のリール 軸1,1′に於いて蓋をし、該中間極片組2,2′と接合する。しかも、中間極 片組2,2′の周縁上には接合片21,21′を突出設置し、該外殻体3,3′ と中間極片組2,2′に於いて接合する時、該外殻体3,3′周縁上の開口部3 1,31′を用いて該中間極片組2,2′の接合片21,21′上に接合する。 しかも、前述の中間極片組2,2′、及び外殻体3,3′の周縁上には、リール 軸1,1′の接線端台12,12′が中間極片組2,2′、及び外殻体3,3′ 外部まで達するために開口部22,22′,32,32′を開設する。さらに、 外殻体3,3′上には複数個の定位孔34,34′があり、該外殻体3上の複数 個の定位孔34を用い、上蓋4の定位点43に定位後、プラスチック型(図示な し)に入れ、或いは、ハンダ方式を用いて、先ず外殻体3を上蓋4と接合後、プ ラスチック型に入れる、続いて、軸受け41により上蓋4中央の中空部42の爪 部44中に定位する。プラスチック材5(図3参照)を型槽中に注入し、該上蓋 4中央の中空部42にプラスチック材を充満させ、包覆し、軸受け41を上蓋4 を一体に形成する。しかも、プラスチック材5は中間極片組2,2′、及び外殻 体3,3′の複数の極歯23,23′,33,33′の間隙中にも充満し、一体 のモーター固定子8を形成する。一方、プラスチック材5は上述のリール軸1, 1′のエナメル線11,11′を包覆しないため、エナメル線11,11′が高 温により異変する恐れはない。
【0008】 続いて第四段階は、電機子の組み立てである。磁石9を電機子軸桿等の相関部 品と結合し、電機子9を成型する。
【0009】 次に第五段階は、軸蓋の加工である。軸受け71をプラスチック材射出型槽( 図示なし)中に入れ、プラスチック材5を型槽中に注入し、該軸蓋7を成型後、 該軸受け71は包覆され、該軸蓋7中に於いて一体に成型される。しかも、該軸 蓋7は射出成型後、複数の定位孔72を具える。
【0010】 最後に第六段階は、軸蓋の組み立てである。該電機子6を第三段階で完成した モーター固定子8中に入れ、該軸蓋7の複数個の定位孔72によりモーター固定 子8のプラスチック材5により射出成型された複数個の定位点51上に定位し、 超音波融接方式により固定、結合する。続いて、プラスチック材射出により成型 された端子カバー13により接線端台12,12′に固定、設置後、回路板14 (図5参照)を接線端台12,12′にハンダ付けし、ガイドライン(図示なし )を用いて回路板14上にハンダ付けする。さらに、端子カバー13の蓋体13 1を閉じれば、永久磁石ステップモーターの組み立て製造工程は完了である。
【0011】 図3に示すように、該軸受け41を上蓋4中央の中空部42に載置し、プラス チック材5をプラスチック材射出型槽(図示なし)に注入し、該上蓋4中央の中 空部42にプラスチック材を充満させ、該プラスチック材で軸受け41を包覆し 、上蓋4と一体に形成する。こうして、軸受け41は標準位置上に制限され、該 電機子6の軸桿は該軸受け41中を的確に貫通、設置され、かつ、電機子6の転 動行程に影響を与えることはない。該プラスチック材5は上蓋4と軸受け41を 一体に成型する以外に、中間極片組2,2′及び外殻体3,3′の複数の極歯2 3,23′,33,33′の間隙中にも充満する。こうして、該プラスチック材 5は上蓋4と軸受け41を一体に成型する以外に、該モーターリール軸1,1′ と中間極片組2,2′、及び外殻体3,3′を一体に成型することができる。
【0012】 さらに、軸蓋7と軸受け71もまたプラスチック材5により射出成型され一体 となる。該軸蓋7の複数個の定位孔72によりモーター固定子8のプラスチック 材5により射出成型された複数個の定位点51上に定位し、超音波融接方式によ り固定、結合し、組み立ての便を達成する。
【0013】
【考案の効果】
本考案の永久磁石ステップモーターは、製造が比較的容易で、製造工程が単純 であるため、加工時間を節約でき、コストを低下させることができる。また、軸 受けを正確にある標準限定位置内に入れることができるため、電機子の運転中、 電機子の軸桿と該軸受けが不適当な摩擦を生み摩擦音を発生することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の永久磁石ステップモーターの一実施例
を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の永久磁石ステップモーターの斜視図で
ある。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2の軸蓋及び電機子を取りはずした状態を示
す斜視図である。
【図5】図2に端子カバーを取付けた状態を示す斜視図
である。
【図6】本考案の永久磁石ステップモーターの製造工程
を示すフロー説明図である。
【符号の説明】
1 リール軸 12 接線端台 13 端子カバー 131 蓋体 14 回路板 2 極片組 21 接合片 23 極歯 25 定位点 3 外殻体 31 開口部 33 極歯 34 定位孔 4 上蓋 41 軸受け 42 中空部 43 定位点 44 爪部 5 プラスチック材 51 定位点 6 電機子 7 軸蓋 71 軸受け 72 定位孔 8 モーター固定子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モーター固定子は外殻体、及び中間極片組
    により組成し、該外殻体及び中間極片組は、内部に相互
    に係合する複数の極歯を具え、外殻体及び中間極片組間
    の複数の極歯によりリール軸を固設し、前記中間極片組
    は周縁端面上にそれぞれ定位点及び定位孔を具え固設
    し、該中間極片組の周縁上には外殻体の開口部と接合す
    る接合片を具え、リール軸に於いてそれぞれ接線端台を
    具え、外殻体の周縁上に於いてもう一組の開口部に挟み
    設置し、外殻体の端面上に於いて複数個の定位孔を具
    え、 上蓋は、該上蓋の上に、前記外殻体上に定位するための
    複数の定位点を具え、中空部に於いて複数の爪部を延ば
    し、爪部中央に軸受けを固設し、 プラスチック材は前記モーター固定子、及び上蓋の間隙
    中に充填し、末端には複数の定位点を設置し、 電機子は前記モーター固定子中に配置し、 軸受けは前記モーター固定子底部に配置し、プラスチッ
    ク材末端の定位点と接合し、 電機子は運転中に於いて各構成部品が運転により緩み騒
    音を発生することを防止する、ことを特徴とする永久磁
    石ステップモーター。
  2. 【請求項2】前記接線端台に端子カバーを固設後、接線
    端台を回路板とハンダ付けし、ガイドラインを用いて回
    路板上にハンダ付けし、端子カバーの蓋体を閉じること
    を特徴とする請求項1記載の永久磁石ステップモータ
    ー。
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