JP3047370B2 - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JP3047370B2
JP3047370B2 JP7092986A JP9298695A JP3047370B2 JP 3047370 B2 JP3047370 B2 JP 3047370B2 JP 7092986 A JP7092986 A JP 7092986A JP 9298695 A JP9298695 A JP 9298695A JP 3047370 B2 JP3047370 B2 JP 3047370B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガントリの開口部に
挿入された被検体の周回方向からX線を曝射し、被検体
を透過した周回方向からの透過X線を検出して被検体の
所望の断層面の断層像を得るとともに、開口部に挿入さ
れた被検体の体軸方向にガントリを傾動させ、被検体の
体軸に対して傾斜した撮影面における断層像をも得るこ
とができるX線CT装置に係り、特には、上記ガントリ
の傾動動作において、ガントリの開口部内周面と天板と
の間に被検体が挟まれる事故を防止するための技術、さ
らに詳しくは、この事故防止に用いる接触検知手段の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のX線CT装置は、天板に搭載さ
れた被検体を挿抜する開口部が設けられたガントリを備
えている。ガントリには、例えば、開口部の中心軸周り
に回転される架台が内蔵され、この架台には、X線管と
X線検出器とが対向配置されて取り付けられている。被
検体が開口部に挿入された状態で、架台を回転させX線
管とX線検出器とを対向状態を維持しつつ被検体の周囲
で回転させ、この回転中に、X線管から被検体に向けて
X線を曝射し、被検体を透過したX線をX線検出器で検
出して、被検体の周回方向からの透過X線を検出し、こ
の検出データに基づき所望の断層面の断層像を得るよう
に構成されている。
【0003】また、近年は、被検体の体軸に対して傾斜
した撮影面における断層像を得るために、開口部に挿入
された被検体の体軸方向にガントリを傾動させる、いわ
ゆるチルト機構を備えている。
【0004】このチルト機構を有するX線CT装置によ
る撮影は、ガントリを所定角度に傾動させ、天板を移動
して断層面の位置決めを行い、架台を回転させるととも
にX線を曝射させ、透過X線を検出させることで行われ
る。そして、これら一連の動作を繰り返して所望の断層
面についての撮影を順次行う。
【0005】ところで、上記撮影時の操作のうち、ガン
トリの傾動と天板の移動(断層面の位置決め)とは、ガ
ントリに設けられた操作盤で行い、架台の回転や、X線
の曝射、透過X線の検出は、ガントリが設置された検査
室と別室の操作室に設けられた操作盤から行うように構
成されている。従って、複数枚の断層像を撮影する場合
には、これら一連の操作を行う術者は、検査室と操作室
とを往復しなければならず、術者の負担が大きくなる。
【0006】この術者の負担を軽減するために、全ての
操作を操作室の操作盤で行うように構成した場合、断層
面の位置決めの操作の際、傾動されるガントリの開口部
の内周面と、被検体を搭載する天板との間に被検体が挟
まれる事故が起きることが懸念される。
【0007】そこで、従来、撮影に関する全ての操作を
操作室の操作盤で行うとともに、上記事故を防止するよ
うに構成されたX線CT装置が、特開平4-183444号公報
に提案されている。
【0008】この従来装置は、ガントリの開口部のう
ち、被検体が挿入される傾斜面の上半分の形状に合わせ
た形状を有する面状検出手段(面状の検出部材を内蔵し
ている)を、被検体が挿入される傾斜面の上半分に装着
するとともに、被検体が挿入される傾斜面と反対側の傾
斜面の上半分の形状に合わせた形状を有する同様の面状
検出手段を、この傾斜面の上半分に装着するように構成
している。そして、断層面の位置決め操作の際、傾動さ
れるガントリの開口部のいずれかの傾斜面に被検体が接
触するのを検知すると、ガントリの傾動や天板の移動な
どを停止したり、あるいは、被検体に接触された傾斜面
が被検体から離れる方向にガントリを傾動させるなどの
制御を行い、上記事故を防止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、従来装置に係る公報第3図に示される
ように、従来装置に備えられた面状検出手段は、ガント
リの開口部の傾斜部の上半分の形状に合わせた形状に一
体物として構成されている。しかしながら、ガントリの
開口部の形状は、例えば、機種ごとに異なる形状を有す
るなど、その形状は種々存在する。従って、従来装置に
備えられた面状検出手段のような構成では、ガントリの
開口部の形状が異なる機種ごとに、それぞれの形状に合
わせて面状検出手段を製作しなければならず、型代など
を含めコスト高を招くし、大量生産の妨げとなり、さら
に、製造管理や在庫管理などその取扱いが煩雑であると
いう種々の問題がある。
【0010】また、従来例に係る公報の同第3図に示さ
れるように、面状検出手段からの検出信号の導出は一対
であり、例えば、従来装置の面状検出手段に内蔵される
面状検出部材を複数個に分割して構成している場合であ
っても、各面状検出部材は電気的に直列に接続されてい
るので、例えば、いずれかの面状検出部材が故障したと
しても、面状検出手段としては機能しなくなり、面状検
出手段そのものを交換しなければならないという問題も
ある。
【0011】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、上記不都合を解消した面状の接触検
知手段を備えたX線CT装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、天板に搭載された被検体
を挿抜する開口部が設けられ、前記開口部の中心軸周り
から前記開口部に挿入された被検体にX線を曝射すると
ともに前記被検体を透過した周回方向からの透過X線を
検出するX線撮影機器が内蔵されたガントリを備え、か
つ、前記開口部に挿入された被検体の体軸方向に前記ガ
ントリを傾動させる傾動機構を備えたX線CT装置にお
いて、前記ガントリの開口部のうち、少なくとも被検体
が挿入される開口部分付近(以下、挿入開口部分とい
う)と、それと反対側の開口部分付近(以下、対向開口
部分という)が、内側に膨らんだ3次元曲面を有し、か
つ、傾斜部分が内側に窪んだ曲線である台形形状または
扇状形状を有する面状の接触検知手段を複数枚、それぞ
れ曲線部分を隣接させて前記挿入開口部分の上方領域と
前記対向開口部分の上方領域とに装着させ、前記装着さ
れた各接触検知手段は、非接触のとき前記各接触検知手
段それぞれから導出されている検知信号出力線が導通状
態となり、接触を検知すると前記検知信号出力線が導通
されない状態となるよう構成し、前記装着された各接触
検知手段からそれぞれ導出された検知信号出力線が前記
いずれかの接触検知手段で接触が検知されたことを認知
するように接続されて前記いずれかの接触検知手段から
の検知状態に基づき、前記ガントリの傾動または/およ
び天板の移動を制御する制御手段を備えたものである。
【0013】請求項2に記載の発明は、天板に搭載され
た被検体を挿抜する開口部が設けられ、前記開口部の中
心軸周りから前記開口部に挿入された被検体にX線を曝
射するとともに前記被検体を透過した周回方向からの透
過X線を検出するX線撮影機器が内蔵されたガントリを
備え、かつ、前記開口部に挿入された被検体の体軸方向
に前記ガントリを傾動させる傾動機構を備えたX線CT
装置において、前記ガントリの開口部のうち、少なくと
も被検体が挿入される開口部分付近(以下、挿入開口部
分という)と、それと反対側の開口部分付近(以下、対
向開口部分という)が、内側に膨らんだ3次元曲面を有
し、かつ、傾斜部分が内側に窪んだ曲線である台形形状
または扇状形状を有する面状の接触検知手段を複数枚、
それぞれ曲線部分を隣接させて前記挿入開口部分の上方
領域と前記対向開口部分の上方領域とに装着させ、前記
装着された各接触検知手段は、非接触のとき前記各接触
検知手段それぞれから導出されている検知信号出力線が
導通されない状態となり、接触を検知すると前記検知信
号出力線が導通状態となるよう構成し、前記装着された
各接触検知手段からそれぞれ導出された検知信号出力線
が前記いずれかの接触検知手段で接触が検知されたこと
を認知するように接続されて前記いずれかの接触検知手
段からの検知状態に基づき、前記ガントリの傾動または
/および天板の移動を制御する制御手段を備えたもので
ある。
【0014】
【作用】この発明の作用は次のとおりである。この発明
は、ガントリの開口部のうち、少なくとも被検体が挿入
される挿入開口部分と、それと反対側の対向開口部分
が、内側に膨らんだ3次元曲面を有した、市場に多く提
供されているX線CT装置を対象としている。
【0015】この発明に用いられる面状の接触検知手段
は、台形または扇状で、その傾斜部分が内側に窪んだ曲
線を有する形状である。この接触検知手段のガントリ開
口部の挿入開口部分の上方領域への装着は、複数枚の接
触検知手段をそれぞれ内側に窪んだ曲線部分を隣接させ
て行われる。このとき、前記挿入開口部分は、内側に膨
らんだ3次元曲面を有しているので、各接触検知手段の
つなぎ目は擬似的に直線となり、各接触検知手段のつな
ぎ目の隙間が無くなる。また、前記接触検知手段のガン
トリ開口部の対向開口部分の上方領域への装着も、前記
挿入開口部分への装着と同様に複数枚の接触検知手段の
曲線部分を隣接させて行われる。
【0016】そして、断層面の位置決めの際、傾動させ
るガントリの開口部内周面(挿入開口部分の上方領域と
対向開口部分の上方領域)と天板上の被検体とが接触す
れば、上記のようにこれら領域に装着されているいずれ
かの接触検知手段がその接触を検知する。制御手段は、
上記いずれかの接触検知手段からの検知状態に基づき、
ガントリの傾動または/および天板の移動を制御し、こ
の傾動させるガントリの開口部内周面と天板との間に被
検体が挟まれる事故を防止する。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は、この発明の実施例に係るX線CT装
置の構成を示す図であり、図2は、実施例装置に備えら
れたガントリを被検体挿入側から見た外観斜視図であ
る。なお、図1ではガントリを断面図で描いている。
【0018】この実施例装置は、大まかには検査室TR
に備えられたベッド1やガントリ2と、操作室ORに備
えられた制御部3、操作盤4、画像処理部5、出力装置
6などで構成されている。
【0019】ベッド1は、検査室TRの床面に設置され
た昇降自在のベッド基台10と、このベッド基台10の
上部に水平移動自在に支持された天板11などで構成さ
れている。被検体Mはこの天板11の上に載置される。
また、ベッド基台10の昇降や天板11の水平移動は、
後述する制御部3に制御されて行われる。
【0020】ガントリ2は、ベッド1に近接されて設置
されたガントリ基台12の上部に取り付けられている。
ガントリ2の底部にはソリ状の部材13が設けられ、こ
の部材13がガントリ基台12の凹部14に、コロ15
などを介して摺動自在に嵌め付けられている。また、ガ
ントリ基台12に内設されたモータ16によって回転さ
れるスプロケット17aに架けられたチェーン18は、
他のスプロケット17b、17cにも架けられ、その両
端部が、上記ソリ状部材13の両端に連結されている。
モータ16を回動することで、ソリ状部材13がガント
リ基台12の凹部14内を摺動し、その結果、ガントリ
2は図の左右方向に傾動される。この傾動、すなわち、
モータ16の駆動制御も制御部3によって行われる。
【0021】ガントリ2には、上記天板11の水平移動
によって、天板11上の被検体Mを挿抜するための開口
部20が設けられている。この開口部20は、被検体M
を挿入する側の外側に向かって開口が広がっている開口
部分(挿入開口部分)20aと、それと反対側において
外側に向かって開口が広がっている開口部分(対向開口
部分)20bと、その間の円筒部分20cとで構成され
ている。挿入開口部分20aや対向開口部分20bは、
内側に膨らんだ3次元曲面を有して構成されている。ま
た、図では、対向開口部分20bの曲面の外側方向への
曲率は、挿入開口部分20aのそれに比べて緩やかに構
成されている。なお、ガントリの種類によっては、円筒
部分20cが設けられていないものもある。
【0022】上記挿入開口部分20aの上方領域と、対
向開口部分20bの上方領域とには、この発明の要部で
ある面状の接触検知部材21が両面粘着テープなどで貼
り付け装着されている。この接触検知部材21の詳述は
後述するが、この接触検知部材21は外部から押圧され
るとその状態(接触状態)を検知し、この検知状態を制
御部3が検知できるように構成されている。
【0023】ガントリ2には、モータ22の回転がベル
ト22aによって伝動されることで開口部20の中心軸
J周りに回転されるドーナツ状の架台23が内蔵されて
いる。この架台23には、X線を曝射するX線管24
と、X線管24から曝射され、開口部20内に挿入され
た被検体Mを透過したX線を検出するX線検出器25と
が対向配置されて取り付けられている。そしてモータ2
2を駆動して架台23を中心軸J周りで回転させること
で、X線管24とX線検出器25とが対向状態を維持し
つつ、中心軸J周りで回転され、この回転中に、X線管
24からX線が曝射され、開口部20内に挿入された被
検体Mを透過したX線をX線検出器25が検出し、被検
体Mの周回方向からの透過X線を収集する。なお、X線
検出器25には、データ収集エレクトロニクス(DA
S)26が付設され、上記被検体Mの周回方向からの透
過X線データの収集はこのDAS26が行う。収集され
たデータは画像処理部5に送られる。また、X線管24
からのX線曝射は、高電圧発生装置27から高電圧がX
線管24に供給されて行われる。この高電圧発生装置2
7からの高電圧の供給は、X線制御部28によって行わ
れる。なお、架台23(X線管24とX線検出器25)
の回転、すなわち、モータ22の駆動制御や、DAS2
6によるデータ収集の開始の制御、X線制御部28の制
御(X線曝射のタイミングの制御など)は、制御部3に
よって行われる。
【0024】制御部3は、後述する操作盤4からの指示
に従って、ベッド基台10の昇降を制御し、また、ガン
トリ2の傾動や天板11の水平移動を制御して断層面の
位置決めなどを行い、さらに、架台23の回転、DAS
26によるデータ収集の開始、X線制御部28を制御し
て位置決めされた断層面の断層像の撮影を行う。この制
御部3は、例えば、CPUやメモリなどからなるマイク
ロコンピュータで構成される。
【0025】操作盤4は、ベッド基台10の昇降の指
示、ガントリ2の傾動方向や角度の設定と傾動の開始の
指示、天板11の水平移動方向やその移動量の設定と水
平移動の開始の指示、架台23の回転の開始と停止の指
示、DAS26によるデータ収集の開始の指示、X線管
24からのX線曝射の開始と停止の指示などを行うため
のものである。
【0026】画像処理部5は、DAS26から送られた
被検体Mの位置決めされた断層面の周回方向からのX線
透過データに基づき、周知の方法でその断層面の断層像
を再構成して出力装置6に出力する。
【0027】出力装置6は、得られた断層像を表示する
ためのモニタや、フィルムなどに焼き付けて出力するた
めのレーザープリンタなどで構成されている。
【0028】上記構成の実施例装置による断層像の撮影
は、次のような手順で行われる。まず、ベッド基台10
が降下され天板11が下方に下げられた状態で術者は被
検体Mを天板11上に載置する。そして、術者は検査室
TRから操作室ORに移動し、操作盤4からまずベッド
基台10の上昇を指示し、天板11を上昇させ、被検体
Mの体軸をガントリ2の開口部20の中心軸Jに合わせ
るように被検体Mの高さを調節する。
【0029】次に、天板11を図1の左方向に水平移動
させ、被検体Mをガントリ1の開口部20に挿入させ、
被検体Mの所望の断層面をX線管24とX線検出器25
とを結ぶ撮影位置(撮影面)に位置合わせする。この位
置合わせは、例えば、ガントリ1の開口部20の挿入開
口部分20a側部に設けられたスリット29(図2参
照)から照射されるの照射光を指標として行われる。す
なわち、上記被検体Mの開口部20への挿入の際、スリ
ット29から光を被検体Mに向けて照射させる。そし
て、この照射光が、被検体Mの所望の断層面を照射する
と、術者は操作盤4から指示を与える。スリット29か
ら上記撮影面までの距離は既知であるので、上記術者か
らの指示により、制御部3はスリット29から上記撮影
面までの距離だけ天板11を図1の左方向に水平移動さ
せることにより、被検体Mの所望の断層面が撮影面に位
置合わせされる。
【0030】そして、架台23を回転させ、X線管24
からX線を曝射させるとともにDAS26にデータを収
集させて、この断層面の周回方向からのX線透過データ
を収集し、収集されたデータに基づきその断層面の断層
像を得て、出力装置26を構成するモニタに表示させ
る。そして、モニタに表示された断層像を参照するなど
して、次の断層面を決め、次の断層面を撮影面に位置さ
せるように、天板11を所定移動量だけ水平移動させ、
その断層面の周回方向からのX線透過データを収集して
断層像を得る。この操作を繰り返して必要な断層像の撮
影を行い、撮影が終了すると、天板11を図1の右方向
に水平移動させ、被検体Mをガントリ2の開口部20か
ら退出させ、ベッド基台10を降下させて天板11を下
方に位置させ、被検体Mを天板11から降ろす。
【0031】なお、上記断層像の撮影中に、被検体Mの
体軸に対して傾斜した撮影面における断層像を得る場合
には、適宜ガントリ2を傾動させる。
【0032】上記一連の撮影手順は、術者が操作室OR
に居て、操作盤4から種々の指示を与えながら行われ
る。このとき、ガントリ2を傾動させ過ぎると、ガント
リ2の開口部20の挿入開口部分20aの上方領域(ガ
ントリ2を図1の右側に傾動させた場合)、または、対
向開口部分20bの上方領域(ガントリ2を図1の左側
に傾動させた場合)と、天板11との間に、被検体Mが
挟まれる事故が起きる。また、ガントリ2が傾動された
状態で、天板11を水平移動したとき、例えば、被検体
Mの体厚が厚い胸部部分などが、上記挿入開口部分20
aの上方領域や対向開口部分20bの上方領域にぶつか
り、その結果、上記同様に被検体Mが、上記挿入開口部
分20aの上方領域や対向開口部分20bの上方領域と
天板11との間に挟まれることになる。
【0033】この実施例では、上述したように、挿入開
口部分20aの上方領域と対向開口部分20bの上方領
域とに接触検知部材21を装着しているので、この接触
検知部材21が被検体Mとの接触を検知すると、制御部
3は、現在の部材の制御状況に応じてガントリ2の傾動
や天板11の移動を停止する。例えば、ガントリ2を傾
動しているときに上記接触を検知するとガントリ2の傾
動を停止し、また、天板11の移動中に上記接触を検知
すると天板11の移動を停止する。このように動作する
と、術者は操作室TRから検査室ORに行き、ガントリ
2に設けられた操作盤30(図2参照)を操作して、被
検体Mに接触された開口部20の内周面が被検体Mから
離れる方向にガントリ2を傾動させたり、ベッド基台1
0に設けられたスイッチ31(図1参照)を操作して、
被検体Mに接触された開口部20の内周面が被検体Mか
ら離れる方向に天板11を移動させて、被検体Mとその
接触部分との接触を解除させる。なお、操作盤30は、
操作盤4からの操作と独立してガントリ2の傾動などの
操作を検査室TRにおいて行うためのもので、スイッチ
31は、操作盤4からの操作と独立して天板11の移動
を検査室TRにおいて操作するためのものである。な
お、上記制御部3によるガントリ2の傾動や天板11の
移動の停止の後、制御部3が、ガントリ2を逆方向に傾
動させたり、天板11を逆方向に移動させて被検体Mと
上記挿入開口部分20aの上方領域や対向開口部分20
bの上方領域との接触を自動的に解除するようにしても
よい。
【0034】次に、この実施例装置の接触検知部材21
の詳細構成を説明する。この実施例装置に用いられる接
触検知部材21は、図3(a)、(b)の平面図に示す
ように、傾斜部分40が内側に窪んだ曲線である台形形
状、または、図3(c)、(d)の平面図に示すよう
に、傾斜部分40が内側に窪んだ曲線である扇状形状を
有し、2本のリード線41a、41b(図3(a)、
(c)の場合)、または、4本のリード線41c〜41
f(図3(b)、(d)の場合)が導出されている。
【0035】この接触検知部材21は、図4に示すよう
に、面状の電極部材42a、42bが間隙部材(絶縁
体)43を介して間隙を設けて対向支持され、一方の電
極部材(図では42a)にシリコンなどの絶縁物44が
点在されている。そして、電極部材42a、42bが保
護布45に外囲されている。そして、保護布45に物体
(被検体M)が接触し、電極部材42aまたは42bに
外部から力が働くと、絶縁部材44を変形させて一対の
電極部材42a、42bが接触し、これをスイッチとし
て電気的に検知する。
【0036】リード線が2本導出されている場合の接触
検知部材21の電気回路を図5(a)に、リード線が4
本導出されている場合の接触検知部材21の電気回路を
図5(b)に示す。
【0037】図5(a)の場合、電極部材42a、42
bで構成されるスイッチ46がOFFのとき(電極部材
42a、42bが接触されていないとき)、リード線4
1a、41b間は導通されておらず、一方、スイッチ4
6がONのとき(電極部材42a、42bが接触された
とき)、リード線41a、41b間は導通される。
【0038】また、図5(b)の場合、電極部材42
a、42bで構成されるスイッチ46がOFFのとき
(電極部材42a、42bが接触されていないとき)、
リード線41c、41d間は導通されており、一方、ス
イッチ46がONのとき(電極部材42a、42bが接
触されたとき)、リード線41c、41d間は導通され
なくなる。
【0039】この実施例では、図2に示すように、挿入
開口部分20aの上方領域と対向開口部分20bの上方
領域とにそれぞれ、上記接触検知部材21を複数枚ず
つ、各接触検知部材21の傾斜部分40を隣接させて装
着している。なお、図2では、挿入開口部分20aの上
方領域に接触検知部材21が装着された状態のみが見え
ているが、対向開口部分20bの上方領域にもこれと同
様に接触検知部材21が装着されている(図1参照)。
【0040】上述したように、挿入開口部分20aは内
側に膨らんだ3次元曲面を有しているので、各接触検知
部材21のつなぎ目は擬似的に直線となり、各接触検知
部材21のつなぎ目の隙間が無くなる。また、対向開口
部分20bも内側に膨らんだ3次元曲面を有しているの
で、挿入開口部分20aの場合と同様に各接触検知部材
21のつなぎ目の隙間が無くなる。
【0041】例えば、図3の点線で補足した台形形状ま
たは扇型形状の接触検知部材21を内側に膨らんだ3次
元曲面を有する挿入開口部分20aの上方領域や、対向
開口部分20bの上方領域に装着した場合、各接触検知
部材21のつなぎ目に、図6(a)の斜線領域で示すよ
うな隙間が形成される。このような隙間は、外側方向に
曲率が大きい挿入開口部分20aの場合、図6(b)に
示すように、ベッド1側の各接触検知部材21のつなぎ
目の隙間が広くなり、ガントリ2がベッド1側に傾動さ
れたときの挿入開口部分20aの上方領域と被検体Mと
の接触に際して、いわゆるデッドスペースとなる領域
(接触検知しな領域)が広くなり、挿入開口部分20a
の上方領域と被検体Mとの接触検知洩れが発生するなど
の問題がある。これに対して、この実施例のように接触
検知部材21が傾斜部分40を内側に窪んだ曲線である
台形形状または扇状形状で構成することで上記隙間が無
くなる。
【0042】また、例えば、同一形状の接触検知部材2
1を挿入開口部分20aの上方領域と対向開口部分20
bの上方領域とに装着した場合、接触検知部材21の曲
線部分40の曲率が同じであるのに対して、挿入開口部
分20aの曲面の曲率と対向開口部分20bの曲面の曲
率とが相違するが、X線CT装置の構成上、この差異は
極端に大きくないので、この差異は誤差の範囲で吸収さ
れ、従って、いずれの領域においても装着された接触検
知部材21のつなぎ目の隙間は無くなるか、隙間が形成
されても僅かであるので、挿入開口部分20aの上方領
域や対向開口領域20bの上方領域と被検体Mとの接触
を洩れなく検知することができる。従って、開口部20
の形状が異なる種々のガントリ2に対しても同一形状の
接触検知部材21で対応することができる。
【0043】上記挿入開口部分20aの上方領域と対向
開口領域20bの上方領域とにそれぞれ装着された複数
枚の接触検知部材21からの検知状態(リード線41
a、41bまたは41c、41d)は、それぞれ制御部
3に接続されている。この接続状態を図7に示す。制御
部3では、これら複数の接触検知部材21のいずれかが
検知することによって挿入開口部分20aの上方領域や
対向開口領域20bの上方領域と被検体Mとが接触した
場合の上述した制御(ガントリ2の傾動の停止や天板1
1の移動の停止など)を行う。
【0044】このように接触検知部材21を複数に分割
して挿入開口部分20aの上方領域や対向開口領域20
bの上方領域に装着し、いずれかの接触検知部材21の
接触検知により制御部3が所定の制御を行うように構成
しているので、仮に、どれか1個の接触検知部材21が
故障したとしても、その故障した接触検知部材21のみ
を取り替えればよく、従来装置のように、挿入開口部分
20aの上方領域や対向開口領域20bの上方領域に装
着された一体物の面状検出手段自体を取り替えるような
無駄を防止できる。
【0045】なお、リード線が4本導出されている接触
検知部材21の場合、接触を検知していないときには、
リード線41c、41d間は導通されているが、接触検
知部材21が故障すると接触を検知していないにもかか
わらずリード線41c、41d間は導通されないことに
なる。従って、これら接触検知部材21と制御部3との
接続を図7(c)に示すように構成すれば、制御部3は
個々の接触検知部材21の故障を認識することができ
る。例えば、撮影前で被検体Mが開口部20に挿入され
ておらず、挿入開口部分20aの上方領域や対向開口領
域20bの上方領域と被検体Mとが接触することがない
状態において、リード線41c、41d間が導通されて
いないことを制御部3が検知すれば、その接触検知部材
21が故障であると判断できる。制御部3は、この故障
している接触検知部材21を術者に知らせる(個々の接
触検知部材21の故障状態に対応するランプを点灯する
等)ことにより、術者は撮影前に故障した接触検知部材
21を取替えておくことができ、実用上便利にある。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1、2に記載の発明によれば、被検体が挿入される挿入
開口部分とそれと反対側の対向開口部分が、内側に膨ら
んだ3次元曲面を有する開口部が設けられたガントリを
対象とし、傾斜部分が内側に窪んだ曲線である台形形状
または扇状形状を有する面状の接触検知手段を複数枚、
それぞれ曲線部分を隣接させて前記挿入開口部分の上方
領域と前記対向開口部分の上方領域とに装着したので、
前記挿入開口部分の上方領域と前記対向開口部分の上方
領域とには、各接触検知手段のつなぎ目の隙間を無くし
て接触検知手段を装着することができる。しかも、この
ような構成で接触検知手段を前記挿入開口部分の上方領
域と前記対向開口部分の上方領域とに装着したので、前
記挿入開口部分や前記対向開口部分の3次元曲面の形状
が異なった場合に、同一形状の接触検知手段を用いて
も、各接触検知手段のつなぎ目の隙間は誤差の範囲で吸
収される。従って、種々の形状の開口部を有するガント
リに対しても、同一形状の接触検知手段で対応すること
ができ、コストの低減、管理の簡易化を図れ、接触検知
手段の大量生産にも好適に対応することができる。
【0047】また、前記挿入開口部分の上方領域と前記
対向開口部分の上方領域とに装着した接触検知手段は複
数枚に分割されているので、接触検知手段の部分的な交
換にも容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るX線CT装置の構成を
示す図である。
【図2】実施例装置に備えられたガントリを被検体挿入
側から見た外観斜視図である。
【図3】実施例装置に用いる接触検知部材の構成を示す
平面図である。
【図4】接触検知部材の内部構成を示す断面図である。
【図5】接触検知部材による接触を検知するための電気
回路図である。
【図6】接触検知部材の傾斜部分を曲線で構成しない場
合の問題を説明するための図である。
【図7】各接触検知部材と制御部との接続を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 … ガントリ 3 … 制御部 11 … 天板 16 … ガントリ傾動用のモータ 20 … 開口部 20a … 挿入開口部分 20b … 対向開口部分 21 … 接触検知部材 22 … X線管やX線検出器を回転させるモータ 24 … X線管 25 … X線検出器 40 … 接触検知部材の曲線で構成される傾斜部分 J … ガントリ開口部の中心軸 M … 被検体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高村 祥司 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式 会社島津製作所 三条工場内 (56)参考文献 特開 平4−183444(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板に搭載された被検体を挿抜する開口
    部が設けられ、前記開口部の中心軸周りから前記開口部
    に挿入された被検体にX線を曝射するとともに前記被検
    体を透過した周回方向からの透過X線を検出するX線撮
    影機器が内蔵されたガントリを備え、かつ、前記開口部
    に挿入された被検体の体軸方向に前記ガントリを傾動さ
    せる傾動機構を備えたX線CT装置において、前記ガン
    トリの開口部のうち、少なくとも被検体が挿入される開
    口部分付近(以下、挿入開口部分という)と、それと反
    対側の開口部分付近(以下、対向開口部分という)が、
    内側に膨らんだ3次元曲面を有し、かつ、傾斜部分が内
    側に窪んだ曲線である台形形状または扇状形状を有する
    面状の接触検知手段を複数枚、それぞれ曲線部分を隣接
    させて前記挿入開口部分の上方領域と前記対向開口部分
    の上方領域とに装着させ、前記装着された各接触検知手
    段は、非接触のとき前記各接触検知手段それぞれから導
    出されている検知信号出力線が導通状態となり、接触を
    検知すると前記検知信号出力線が導通されない状態とな
    るよう構成し、前記装着された各接触検知手段からそれ
    ぞれ導出された検知信号出力線が前記いずれかの接触検
    知手段で接触が検知されたことを認知するように接続さ
    れて前記いずれかの接触検知手段からの検知状態に基づ
    き、前記ガントリの傾動または/および天板の移動を制
    御する制御手段を備えたことを特徴とするX線CT装
    置。
  2. 【請求項2】 天板に搭載された被検体を挿抜する開口
    部が設けられ、前記開口部の中心軸周りから前記開口部
    に挿入された被検体にX線を曝射するとともに前記被検
    体を透過した周回方向からの透過X線を検出するX線撮
    影機器が内蔵されたガントリを備え、かつ、前記開口部
    に挿入された被検体の体軸方向に前記ガントリを傾動さ
    せる傾動機構を備えたX線CT装置において、前記ガン
    トリの開口部のうち、少なくとも被検体が挿入される開
    口部分付近(以下、挿入開口部分という)と、それと反
    対側の開口部分付近(以下、対向開口部分という)が、
    内側に膨らんだ3次元曲面を有し、かつ、傾斜部分が内
    側に窪んだ曲線である台形形状または扇状形状を有する
    面状の接触検知手段を複数枚、それぞれ曲線部分を隣接
    させて前記挿入開口部分の上方領域と前記対向開口部分
    の上方領域とに装着させ、前記装着された各接触検知手
    段は、非接触のとき前記各接触検知手段それぞれから導
    出されている検知信号出力線が導通されない状態とな
    り、接触を検知すると前記検知信号出力線が導通状態と
    なるよう構成し、前記装着された各接触検知手段からそ
    れぞれ導出された検知信号出力線が前記いずれかの接触
    検知手段で接触が検知されたことを認知するように接続
    されて前記いずれかの接触検知手段からの検知状態に基
    づき、前記ガントリの傾動または/および天板の移動を
    制御する制御手段を備えたことを特徴とするX線CT装
    置。
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