JPH01297051A - Ｘ線ｃｔ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、被検体のＸ線Ｒ影を可能とするＸ線ＣＴ装置
に関する。

（従来の技術） Ｘ線Ｃ−［装置は、偏平な扇状の広がり角を有するファ
ンビームＸ線を曝射するＸ線源と、このＸ線を検出する
複数のＸ線検出はルを並設してなるＸ線検出器とを被検
体Ｐを挟んで対向させ、７’ＦつこれらＸ線管及びＸ線
検出器を前記被検体を中心に互いに同方向に同一角速度
で回転移動′＜５せて被検体断面上の種々の方向につい
てのＸ線投影データを収集し、充分なデータを収集した
後、このデータを電子剖ｔ３機で解析し被検体断面の個
々の位置に対応するＸ線吸収率を締出して、その吸収率
に応じた階調度を与えて前記被検体断面における画像情
報を再構成するようにしたものであり、軟質組織から硬
質組織に至るまでほぼ明確な断層像が得られる。

ところでこのようなＸ線ＣＴ装置においては、被検体を
載置する寝台装置が備えられている。この寝台装置はス
イッチ操作によって寝台の上下動を可能とする上下動機
構を有し、この寝台装置上に載置された被検体は、寝台
装置の上下動によつて架台撮影孔のほぼ中心に位置決め
される。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、−り記寝台装置の上下動による被検体位
置決めは、オペレータの目視判別に委ねられており、必
ずしも架台蹟形孔の中心に位置決めできるとは限らなか
った。実際、目視判別により被検体の位置決めが適切で
おると判断した場合でも、スキャン後に当該被検体の断
層像を見ると、断層像が画面中心からずれていることが
多く、再度寝台装置の上下動調整を行う必要があった。

そこで本発明は上記の欠点を除去するもので、その目的
とするところは、架台撮影孔中心への被検体の位置決め
を適確に行うことができるＸ線ＣＴ装置を提供Ｊること
にある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、被検体を載置する寝台装置と、撮影孔を有す
る架台とを備え、寝台装置上の被検体を前記ｖｉ影孔内
に配置し該被検体に向けてＸ線を曝射することにより該
被検体のＸ線倣影を可能とするＸ線ＣＴ装置において、
光源とこの光源よりの光を受光する受光手段とを、前記
躍彰孔を介して対向配置し、且つ、前記被検体の光源光
遮蔽情報を前記受光手段を介して収集しこの情報に基づ
いて、前記被検体の体軸が＠形孔の中心に位置するよう
に前記寝台装置の駆動制御を行う駆動制御１１手段を設
Ｃプたものである。

（作　用） 光源からの光は被検体によって部分的に遮断されるので
、被検体の光源光遮蔽情報を１１０記受光手段を介して
収集すれば、この収集結果に基づいて被検体の位置把握
が可能となる。本発明では、この光源光遮蔽情報に基づ
いて、被検体の体軸がｌｌｄ影孔形孔心に位置するよう
に前記寝台の駆動制御を行うことで被検体の自動位置決
めを可能とし、オペレータの目視判別による試行錯誤的
位置決めを排除している。

（実施例） 以下、本発明を実施例により具体的に説明する。

図面は本発明に係るＸ線ＣＴ装買の一実施例を示してい
る。

１は架台であり、４は撮影孔である。架台１内には、Ｘ
線を曝射するＸ線管と曝射されたＸ線の被検体透過成分
を検出するＸ線検出器とが眼形孔４を介して相対向する
ように配置されている。

３は光源であり、この光ｄｆ！　ｙ３は被検体Ｐの側方
より該被検体Ｐに向けて所定ビーム幅の光を発するもの
である。５はこの光源３よりの光ビームを受光する受光
手段であり、多数の光電変換素子を一次元的に配列して
成る。この受光手段５と光源３とは前記撮影孔４を介し
て相対向するように架台１に取付けられている。尚、従
来装置における断面位置決め用投光器を前記光源３とし
て用いることもできる。

２は寝台装置でおり、この寝台装置２には被検体（例え
ば患者）Ｐが載置される。この被検体Ｐの体軸方向は紙
面と直交する方向でおる。しかして寝台装置２には矢印
１０ａ、１０ｂ方向に寝台を上下動する上下動機構が設
けられている。この寝台装置２の高さは寝台高検和手段
８によって検知されるようになっている。

また、受光手段５の受光出力（電気信号）は駆動制御手
段７に取込まれるようになっている。この駆動制御手段
７は、前記被検体Ｐの光源光遮蔽情報に基づいて、前記
被検体Ｐの体軸がｌＩｒ１影孔４の中心に位置するよう
に寝台装置２の駆動制御を行うものである。９は寝台駆
動手段であり、この寝台駆動手段９は前記駆動制御手段
７の制御下で寝台装置２の−Ｌ下動機構を駆動するもの
Ｃある。

尚、図面において上記各手段７，８．９を機能ブロック
化しているが、それらは寝台装置２内に具備されている
。

次に上記のように構成された実施例装置の作用について
説明する。

寝台装置２の高さは、被検体Ｐの背面（寝台装置２の天
板面と対向する被検体面）位置の高さにほぼ等しい。従
って寝台高検和手段８の検知結果によって被検体Ｐの背
面の現在位置を知ることができる。

一方、光源３よりの光の一部は被検体Ｐによって遮蔽さ
れる。しかし、この被検体［）の正面側を直進する光ビ
ーム３ａが受光手段５によって検出されるの（°、この
受光手段５の受光結果、換８づれば被検体Ｐの光源光遮
蔽情報より、被検体Ｐの正面位置の高さを知ることがで
きる。つまり、寝台装置２１−１で光源光を遮蔽リ−る
物体（被検体に限らない）の実際の高さとそのときの光
ｆ１Ｍ光遮蔽情報との関係を予め把ＪＰ２　してａ３＜
ことにより、逆に光源光遮蔽情報より寝台装置２−Ｌの
被検体Ｐの正面の高さを知ることができるのである。

被検体Ｐの正面位置と背面位置とのｌ”Ｋ′＜５が解れ
ば、被検体Ｐの体軸位置の高さを求めることができる（
ただし、この場合被検体］〕の水平方向へのずれが無い
ものとする）。そこで駆動制御手段７は、受光子８２５
よりの光源光遮蔽情＋１１と、寝台高検用手段８よりの
寝台高情報とから被検体Ｐの体軸位置の高さを判断し、
この体軸とｖｒｉ影孔形孔中心（この中心位置は既知で
ある）とが合致するように寝台駆動手段９を介して寝台
装置２の上下動を制御り−る。

このように本実施例装置においては、駆動制御手段７の
制御下で被検体Ｐの自動位置決めが行われるので、オペ
レータの目視判別による試行錯誤的位置決めを排除する
ことができ、被検体［〕の適確な位置決めを速やかに完
了することができると共に、オペレータの負担軽減を図
ることができる。

尚、本発明は上記実施例に限定されない。

例えば上記実施例では被検体Ｐの正面側を直進Ｊる光ビ
ーム３ａを受光手段５により検出するようにしたが、被
検体Ｐの背面側を直進する光ビームをも検出するように
すれば（例えば寝台装置２の天板が体軸方向にある程度
移動した俊であれば受光可能となる）、受光手段５より
の光源光遮蔽情報のみで被検体Ｐの体軸位置を知ること
ができるので、この場合には、寝台高検用手段８よりの
寝台高情報は不要となる。

また、上記実施例では被検体Ｐの側方より該被検体Ｐに
向けて光を発する光源３を備えたものについて説明した
が、この光源３を、撮影孔４の中心を回動中心として矢
印１１方向に回動自在に支持し、例えば被検体Ｐの上方
より重力方向に光を発づるようにでれば、被検体１つの
水平方向の位置ずれをも検出することができる。尚、こ
の場合、当該光源と対向し得る位ｊ１にまで受光手段５
を回動させるか、あるいは、当該位置に受光手段５とは
別個の受光手段を設ける。そして、寝台装置２（又は寝
台大板）を左右方向（矢印１２方向）に移動可能に構成
すれば、駆動手段７の制御下で被検体Ｐの水平方向の位
置ずれ柊正をも行い得るので、被検体Ｐの位置決めの完
璧化が図れる。

［発明の効果１ 以上詳）ホしたように本発明にＪ、れば、架台撮影孔中
心への被検体の位置決めを適確に行い（ｑるＸ線ＣＴ装
置を提供することかできる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るＸ線ＣＴ装置の一実施例を承り説明
図である。 ２・・・寝台装置、３・・・光源、４・・・囮形孔、５
・・・受光手段、７・・・駆動制御手段、［］・・・被
検体。 ４壕量多孔

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　被検体を載置する寝台装置と、撮影孔を有する架台と
   を備え、寝台装置上の被検体を前記撮影孔内に配置し該
   被検体に向けてＸ線を曝射することにより該被検体のＸ
   線撮影を可能とするＸ線ＣＴ装置において、光源とこの
   光源よりの光を受光する受光手段とを、前記撮影孔を介
   して対向配置し、且つ、前記被検体の光源光遮蔽情報を
   前記受光手段を介して収集しこの情報に基づいて、前記
   被検体の体軸が撮影孔の中心に位置するように前記寝台
   装置の駆動制御を行う駆動制御手段を設けたことを特徴
   とするＸ線ＣＴ装置。