JP2009254445A - 医用画像診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クレードルの撮影開始位置からの上下方向への移動量を検出する。
【解決手段】回転部102に設けられたポジショニングライト108及び前記受光部109は、空洞部101を挟むようにして配置され、なおかつ前記空洞部101内に位置するクレードル202により前記ポジショニングライト108からの光が遮られて前記受光部109が非受光になる状態と、前記ポジショニングライト108からの光が前記空洞部101内の前記クレードル202によって遮られずに前記受光部109において受光される状態とが、前記回転部102の回転に伴って交互に生じる位置関係になっており、移動量算出部1123が、前記受光部109が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度に基づいて、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置からの上下方向における移動量の算出を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、被検体の医用画像を撮影する医用画像診断装置に関する。
被検体の医用画像を撮影する医用画像診断装置としては、例えばX線CT(Computed Tomography)装置、PET(Positron Emisson Tomography)CT装置などが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記X線CT装置及びPETCT装置は、被検体を撮影するガントリと、ガントリの空洞部へ被検体を搬送するテーブル装置とを備えている。このテーブル装置は、支持台と、被検体を前記撮影空間へ搬送するために前記支持台上に水平方向に移動可能に設けられたクレードルとを備え、被検体を載せたクレードルを支持台から繰り出して、被検体を前記撮影空間へ搬送するようになっている。
特開2007−325853号公報
撮影空間における被検体の撮影は、前記クレードルを支持台から繰り出す方向へ移動させて行なう場合もあれば、前記クレードルを前記支持台へ引っ込める方向へ移動させて行なう場合もある。いずれの場合においても、前記クレードルは、前記支持台からの繰り出し量が大きければ大きいほど、前記クレードルの自重と被検体の体重とを合わせた荷重によって前記クレードルに作用する曲げモーメントが増加して下方への撓み量が大きくなり、逆に繰り出し量が小さければ小さいほど、下方への撓み量が小さくなる。従って、前記クレードルを前記支持台から繰り出す方向へ移動させて撮影を行う場合、スキャン面における被検体の位置が次第に下方へ移動することになる。また、前記クレードルを前記支持台へ引っ込める方向へ移動させて撮影を行う場合、スキャン面における被検体の位置が次第に上方へ移動することになる。このように、スキャン面における被検体の位置が上下方向に移動すると、得られた画像が表示画面上からはみ出るおそれがあり、また断層像に基づいて3次元画像を作成するような場合には、正確な画像を得ることができない。さらに、得られた画像を元に放射線治療などを行うときに支障をきたすおそれもある。
また、前記クレードルの前記支持台からの繰り出し量に応じて、前記クレードルに作用するモーメントが異なるので、前記クレードルを水平方向に移動させるモータの駆動力が一定であると、前記クレードルの加速度が、前記支持台からの前記クレードルの繰り出し量によって異なるものになる。
本発明が解決しようとする課題は、クレードルの撮影開始位置からの上下方向への移動量を検出することである。
また、本発明が解決しようとする他の課題は、クレードルの位置が上下方向に移動しても、その上下方向の移動を補正することである。
さらに、本発明が解決しようとする他の課題は、支持台から繰り出された状態で水平方向に移動するクレードルの加速度を一定にすることである。
この発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、第1の観点の発明は、被検体を位置させる撮影空間を有するガントリと、支持台と、被検体を前記撮影空間へ搬送するために前記支持台上に水平方向に移動可能に設けられたクレードルとを有するテーブル装置と、を備える医用画像診断装置であって、前記撮影空間の周囲を回転可能な状態で前記ガントリに設けられた回転部と、該回転部の回転角度を検出する角度検出部と、前記回転部に設けられた発光部と、前記回転部に設けられて前記発光部からの光を受光可能な受光部と、前記クレードルの撮影開始位置からの上下方向における移動量を算出する移動量算出部とを備え、前記発光部及び前記受光部は、前記撮影空間を挟むようにして配置され、なおかつ前記支持台から繰り出されて前記撮影空間内に位置する前記クレードルにより前記発光部からの光が遮られて前記受光部が非受光になる状態と、前記発光部からの光が前記撮影空間内の前記クレードルによって遮られずに前記受光部において受光される状態とが、前記回転部の回転に伴って交互に生じる位置関係になっており、前記移動量算出部は、前記受光部が受光状態又は非受光状態であることを示す受光情報が前記受光部から入力されるとともに、前記回転部の角度情報が前記角度検出部から入力されるものであり、また前記受光部が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部の回転角度に基づいて、移動量の算出を行うものであることを特徴とする医用画像診断装置である。
第2の観点の発明は、第1の観点の発明において、前記移動量算出部で算出された移動量に基づいて、前記クレードルの上下方向における移動の補正を行なう補正手段を備えることを特徴とする医用画像診断装置である。
第3の観点の発明は、第2の観点の発明において、前記移動量算出部で算出された移動量に基づいて、前記クレードルの上下方向の位置が撮影開始位置に戻るように前記クレードルの上下方向への移動を制御する上下移動制御部を、前記補正手段として備えることを特徴とする医用画像診断装置である。
第4の観点の発明は、第2の観点の発明において、前記補正手段は、得られた画像の表示位置を補正するものであることを特徴とする医用画像診断装置である。
第5の観点の発明は、第1〜4のいずれか一の観点の発明において、前記移動量算出部は、前記受光部が受光状態に変わったときの前記回転部の回転角度と、前記クレードルが撮影開始位置にある場合に前記受光部が受光状態に変わるときの前記回転部の回転角度との差、又は前記受光部が非受光状態に変わったときの前記回転部の回転角度と、前記クレードルが撮影開始位置にある場合に前記受光部が非受光状態に変わるときの前記回転部の回転角度との差に基づいて、移動量の算出を行なうことを特徴とする医用画像診断装置である。
第6の観点の発明は、第1〜4のいずれか一の観点の発明において、前記移動量算出部は、前記受光部が受光状態になっているときの前記回転部の回転角度の範囲と、前記クレードルが撮影開始位置にある場合において前記受光部が受光状態になっているときの前記回転部の回転角度の範囲との差、又は前記受光部が非受光状態になっているときの前記回転部の回転角度の範囲と、前記クレードルが撮影開始位置にある場合において前記受光部が非受光状態になっているときの前記回転部の回転角度の範囲との差に基づいて、移動量の算出を行なうことを特徴とする医用画像診断装置である。
第7の観点の発明は、第1〜6のいずれか一の観点の発明において、前記発光部及び受光部を、スキャン面上に配置したことを特徴とする医用画像診断装置である。
第8の観点の発明は、第1〜7のいずれか一の観点の発明において、前記発光部は、前記撮影空間へ搬送された前記クレードル上の被検体へ可視光を照射して被検体の位置決めを行なうためのポジショニングライトであることを特徴とする医用画像診断装置である。
第9の観点の発明は、第1〜8のいずれか一の観点の発明において、前記移動量算出部は、前記撮影空間内における前記クレードルの上面に沿った水平平面と、前記受光部で受光される前記発光部からの光とが交差しない位置にある状態において、前記受光部が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部の回転角度に基づいて、移動量の算出を行なうことを特徴とする医用画像診断装置である。
第10の観点の発明は、第1〜9のいずれか一の観点の発明において、前記クレードルの水平方向への移動を制御する水平移動制御部を備え、該水平移動制御部は、前記移動量算出部で算出された移動量に基づいて、水平方向に移動する前記クレードルの加速度が一定になるように、該クレードルの駆動力を制御することを特徴とする医用画像診断装置である。
第11の観点の発明は、第1〜10のいずれか一の観点の発明において、前記回転部には、X線発生部と該X線発生部から照射され、被検体を透過したX線を検出するX線検出部とが設けられていることを特徴とする医用画像診断装置である。
本発明によれば、前記クレードルが撮影開始位置と比べて上下方向に移動した場合に、前記移動量算出部が、前記クレードルの上下方向の位置によって相違する、前記受光部が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部の回転角度に基づいて、前記クレードルの撮影開始位置からの上下方向における移動量を算出することができる。
また、前記補正手段により、前記クレードルの上下方向における移動を補正することができる。
そして、前記補正手段として、前記上下移動制御部を備えることにより、前記クレードルが上下方向に移動しても、その移動が補正され、前記クレードルの上下方向の位置を撮影開始位置に保つことができる。
さらに、前記補正手段は、前記クレードルの上下方向における移動の補正として、得られた画像の表示位置を補正することができる。
また、前記発光部及び前記受光部をスキャン面上に配置することにより、スキャン面における前記クレードルの撮影開始位置からの上下方向における移動量を算出することができる。
また、前記クレードルの撮影開始位置からの上下方向における移動量を、前記発光部として既存のポジショニングライトを用いることにより算出することができる。
また、前記移動量算出部は、前記撮影空間内における前記クレードルの上面に沿った水平平面と、前記受光部で受光される前記発光部からの光とが交差しない位置にある状態において、前記受光部が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部の回転角度に基づいて、移動量の算出を行なうことにより、前記クレードル上に載置された被検体の影響を受けずに、前記受光部が受光状態又は非受光状態に変わる。これにより、前記クレードルの撮影開始位置に対する上下方向における移動量を正確に算出することができる。
さらに、前記水平移動制御部を備えることにより、前記支持台から繰り出された状態で水平方向に移動する前記クレードルの加速度を一定にすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る医用画像診断装置の一実施形態であるX線CT装置の概略構成を示すブロック図、図2〜図8は、回転部を回転させたときの受光部の状態を示す説明図、図9は、回転部の回転角度と受光部の状態を示す図である。
図1に示すように、X線CT装置1は、ガントリ(gantry)100、テーブル装置200及び操作コンソール(console)300を有して構成されている。
前記ガントリ100は、撮影空間としての空洞部101を有するドーナツ状の回転部102を備えている。この回転部102は、XY平面、すなわち後述するクレードル202に載置された被検体の体軸方向と直交する平面内を回転するようになっている。また、前記ガントリ100は、前記回転部102の回転角度を検出するエンコーダ103を備えている。このエンコーダ102は、本発明における角度検出部の実施の形態の一例である。
前記回転部102内には、X線を発生するX線管104、このX線管104からのX線の照射範囲を規定するコリメータ105とが設けられている。また、前記回転部102内には、前記X線管104から照射され、患者を透過したX線を検出するX線検出部106と、このX線検出部106により得られた投影データを収集するデータ収集部107とが設けられている。前記X線管104及び前記コリメータ105と、前記X線検出部106及び前記データ収集部107は、互いに前記空洞部101を挟んで対向する位置に設けられ、その関係が維持された状態で前記回転部102が回転するようになっている。
また、前記回転部102には、前記テーブル装置200の後述するクレードル202によって前記空洞部101へ搬送された被検体へ、スキャン前に被検体の位置決めを行なうための可視光を照射するポジショニングライト108が設けられている。このポジショニングライト108からは、X軸方向、すなわち前記クレードル202によって前記空洞部101内へ搬送された被検体の体軸方向と直交する方向に扇面状に広がるレーザ光Lの光束LFが、前記空洞部101内の前記クレードル202へ照射されるようになっている。このポジショニングライト108から照射されるレーザ光Lの光束LFは、スキャン面と一致している。また、前記ポジショニングライト108から照射されたレーザ光Lの光束LFは、前記クレードル202又はこのクレードル202上の被検体に、X軸方向に延びる直線状の光線として投射される。前記ポジショニングライト108は、本発明におけるスキャン面上に配置された発光部の実施の形態の一例である。
さらに、前記回転部102には、前記ポジショニングライト108からの光を受光可能な受光部109が設けられている。この受光部109もスキャン面上に配置されている。この受光部109としては、例えばフォトダイオード、フォトトランジスタ、CCDイメージセンサなどを挙げることができる。前記ポジショニングライト108及び前記受光部109も、その位置関係が維持された状態で前記回転部102が回転するようになっている。
前記ポジショニングライト108及び前記受光部109の位置関係について具体的に説明する。これらポジショニングライト108及び受光部109は、図2〜図8に示すように、前記空洞部101を挟むようにして配置され、なおかつ前記テーブル装置200における後述の支持台201から繰り出されて前記空洞部101内に位置するクレードル202により前記ポジショニングライト108からの光が遮られて前記受光部109が非受光になる状態と、前記ポジショニングライト108からの光が前記空洞部101内に位置する前記クレードル202によって遮られずに前記受光部109において受光される状態とが、前記回転部102の回転に伴って交互に生じる位置関係になっている。
前記ガントリ100は、さらに前記X線管104を制御するX線管コントローラ110と、前記回転部102の回転を制御する回転部コントローラ111とを備えている。これらX線管コントローラ110及び回転部コントローラ111へは、メインコントローラ112から制御信号が出力されるようになっている。このメインコントローラ112は、所定の撮影条件で撮影(スキャン)が行われるように、前記X線管コントローラ110及び前記回転部コントローラ111のほか、前記ガントリ100の各部へ制御信号を出力するようになっている。また、前記メインコントローラ112は、前記ポジショニングライト108の点灯及び消灯を制御するようになっている。
また、前記メインコントローラ112は、上記各種制御のほか、前記テーブル装置200を制御する。具体的には、前記メインコントローラ112は、前記テーブル装置200のクレードル202を水平方向に移動させるための水平移動制御部1121と、前記支持台201を上下方向に移動させることにより前記クレードル202の位置を上下方向に移動させるための上下移動制御部1122とを備えている。
前記水平移動制御部1121は、前記操作コンソール300や、前記ガントリ100に設けられた図示しない操作ボタンからの入力により、前記クレードル202を水平方向に移動させる制御信号を前記テーブル装置200へ出力する。また、前記上下移動制御部1122は、前記操作コンソール300や、前記ガントリ100に設けられた図示しない操作ボタンからの入力があると、テーブル装置200の後述する昇降部203を昇降させる制御信号を前記テーブル装置200へ出力する。
さらに、前記メインコントローラ112は、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置からの上下方向における移動量を算出する移動量算出部1123を備えている。この移動量算出部1123には、前記受光部109からの受光情報として、前記ポジショニングライト108からの光が前記受光部109において受光されているときに、受光状態にあることを示す受光信号が入力される。また、前記移動量算出部1123には、前記エンコーダ103からの前記回転部102の角度情報が入力されるようになっている。ここで、前記クレードル202の上下方向の位置が相違すると、前記受光部109が受光状態又は非受光状態に変わるときの前記回転部102の回転角度は異なるものになる。前記移動量算出部1123は、前記受光部109が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度に基づいて、移動量の算出を行なうようになっている。詳細は後述する。
前記ガントリ100は、さらに記憶部113を備えている。この記憶部113には、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合において、前記受光部109が受光状態に変わるとき又は非受光状態に変わるときの前記回転部102の回転角度が記憶されている。この回転角度としては、スキャンを開始してから最初に前記回転部102が1回転する間(1スキャン目)において、前記受光部109が受光状態に変わるときの前記回転部102の回転角度R2′(図5、図9),R4′(図8、図9)、及び非受光状態に変わるときの回転角度R1′(図3、図9),R3′(図7、図9)が記憶されている。すなわち、本例では、最初の1スキャン目の前記クレードル202の位置を、撮影開始位置という。
前記記憶部113には、前記受光部109が受光状態又は非受光状態に変わったときのスキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置からの上下方向への移動量を算出するためのテーブルが記憶されている。具体的には、このテーブルは、前記受光部109が受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度と、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合に前記受光部109が受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度との差に対する、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置からの移動量を定めたテーブルである。また、前記テーブルとして、前記受光部109が非受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度と、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合に前記受光部109が非受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度との差に対する、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置からの移動量を定めたテーブルが記憶されている。ちなみに、前記記憶部113に記憶されている回転角度の差は、前記クレードル202から被検体がはみ出していない状態のものである。
ここで、後述するように、本例においては、前記受光部109が受光状態又は非受光状態に変わるタイミングは、前記回転部102が1回転する間にそれぞれ2回ずつある。そこで、前記記憶部113に記憶された前記各テーブルとしては、前記回転部102が1回転する間に、前記受光部109が1回目に受光状態又は非受光状態に変わったとき、2回目に受光状態又は非受光状態に変わったときのそれぞれについてのテーブルが記憶されている。また、前記各テーブルとしては、前記クレードル202が上方へ移動したときと、下方へ移動したときのそれぞれについてのテーブルが記憶されている。
前記テーブル装置200は、支持台201と、この支持台201上に水平方向に移動可能に設けられ被検体を前記ガントリ100の空洞部101へ搬送するクレードル202とを有している。前記支持台201は、昇降部203によって上下方向に移動するようになっており、これにより前記クレードル202を上下方向に移動できるようになっている。前記昇降部203の動作は、前記上下移動制御部1122からの制御信号により制御されるようになっている。
また、前記クレードル202は、図示しないモータにより水平方向に移動して、前記支持台201から繰り出され、又は繰り出された状態から引っ込むようになっている。前記クレードル202の水平方向への移動は、前記水平移動制御部1121からの制御信号により制御されるようになっている。
前記操作コンソール300は、装置全体の制御を行なう中央処理装置301、操作者の入力を受け付けるキーボード(keybord)などの入力装置302、前記中央処理装置301によって画像再構成された断層像を表示する表示装置303、プログラム(program)やデータ(data)やX線断層像などを記憶する記憶装置304を備えている。
さて、前記X線CT装置1における撮影動作について説明する。前記X線CT装置1において撮影を行うにあたっては、先ず前記クレードル202の上面202aに被検体を載置する。次に、前記クレードル202が前記空洞部101に位置できるようにその上下方向の位置を調節すべく、前記昇降部203により前記支持台201を上下方向に移動させる。その後、前記クレードル202を水平方向へ移動させて前記支持台201から繰り出し、所定の位置まで繰り出したところで、前記回転部102を回転させスキャンを開始する。
以上の手順は、前記クレードル202を前記支持台201から繰り出す方向へ移動させてスキャンを行う場合である。前記クレードル202を前記支持台201へ引っ込める方向へ移動させてスキャンを行う場合は、予め前記支持台201から前記クレードル202を繰り出して被検体を前記空洞部101内に位置させた状態から、前記クレードル202を前記支持台201へ引っ込める方向へ移動させ、スキャンを行う。
前記クレードル202を前記支持台201から繰り出す方向へ移動させる場合、前記クレードル202の撓み量が次第に大きくなるので、スキャン面における前記クレードル202の位置が、撮影開始位置と比べて次第に下方へ移動する。一方、前記クレードル202を前記支持台201へ引っ込める方向へ移動させる場合、前記クレードル202の撓み量が次第に小さくなるので、スキャン面における前記クレードル202の位置が、撮影開始位置と比べて次第に上方へ移動する。このように、前記クレードル202の上下方向の位置が、撮影開始位置から移動すると、前記受光部109が受光状態又は非受光状態に変わるときの前記回転部102の回転角度が、撮影開始時と比べて異なるものになる。そこで、前記移動量算出部1123は、このように前記クレードル202の上下方向の位置によって相違する、前記受光部109が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度に基づいて、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置からの上下方向における移動量を算出する。
前記移動量算出部1123における移動量の算出について、図2〜図9に基づいてさらに詳細に説明する。ちなみに、図2〜図9において、被検体は図示省略されている。また、図2〜図9において、ONは前記受光部109が受光状態にある場合、OFFは前記受光部109が非受光状態にある場合である。
ここでは、前記クレードル202を前記支持台201から繰り出す方向へ移動させてスキャンを行う場合について説明する。図2〜図8では、前記クレードル202が、撮影開始時よりも前記支持台201から繰り出されて、撮影開始位置と比べて下方へ移動した状態が示されており、二点鎖線が撮影開始時、実線が撮影開始時よりも前記クレードル202が前記支持台201から繰り出されたときを示す。
図2に示すように、前記ポジショニングライト108からのレーザ光Lが前記受光部109で受光されている状態から前記回転部102が所定の角度回転し、回転角度R1になると、図3に示すように、レーザ光Lが前記クレードル202によって遮られ、前記受光部109が非受光状態に変わる。このときの前記回転部102の回転角度R1は、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合に前記受光部109が非受光状態に変わるときの回転角度R1′と比べて、所定の角度RD1ずれたものになっている。
そして、図4に示すように、レーザ光Lが前記クレードル202によって遮られて前記受光部109が非受光である状態から、前記回転部102がさらに回転し、回転角度R2になると、図5に示すように前記受光部109が受光状態に変わる。このときの前記回転部102の回転角度R2は、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合に前記受光部109が受光状態に変わるときの回転角度R2′と比べて、所定の角度RD2ずれたものになっている。
さらに、図6に示すように、前記受光部109においてレーザ光Lが受光されている状態から、前記回転部102がさらに回転し、回転角度R3になると、図7に示すように、レーザ光Lが前記クレードル202によって遮られ、前記受光部109が非受光状態に変わる。このときの前記回転部102の回転角度R3は、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合に前記受光部109が非受光状態に変わるときの回転角度R3′と比べて、所定の角度RD3ずれたものになっている。
そして、前記回転部102がさらに回転し、回転角度R4になると、図8に示すように、前記受光部109が受光状態に変わる。このときの前記回転部102の回転角度R4は、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合に前記受光部109が受光状態に変わるときの回転角度R4′と比べて、所定の角度RD4ずれたものになっている。その後前記回転部102は、前期受光部109が受光状態のまま元の位置(図2)に戻る。
前記受光部109が受光状態にあるとき、この受光部109が受光状態にあることを示す受光信号が、前記移動量算出部1123へ入力される。一方、前記受光部109が非受光状態のとき、前記移動量算出部1123への受光信号の入力はない。従って、前記移動量算出部1123は、受光信号が入力されていた状態からその入力がなくなると(図3,7)、前記受光部109が非受光状態に変わったと判断する。一方、前記移動量算出部1123は、受光信号の入力がない状態から入力有りの状態になると(図5,8)、前記受光部109が受光状態に変わったと判断する。
そして、前記移動量算出部1123は、1回目に前記受光部109が非受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度R1と、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合に前記受光部109が1回目に非受光状態に変わるときの前記回転部102の回転角度R1′との差RD1、及び2回目に前記受光部109が非受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度R3と、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合に前記受光部109が2回目に非受光状態に変わるときの前記回転部102の回転角度R3′との差RD3を算出する。また、前記移動量算出部1123は、1回目に前記受光部109が受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度R2と、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合に前記受光部109が1回目に受光状態に変わるときの前記回転部102の回転角度R2′との差RD2、及び2回目に前記受光部109が受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度R4と、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合に前記受光部109が2回目に受光状態に変わるときの前記回転部102の回転角度R4′との差RD4を算出する。
前記移動量算出部1123は、差RD1,RD2,RD3,RD4のそれぞれから、前記記憶部113に記憶されたテーブルを参照して、撮影開始位置からの前記クレードル202の上下方向における移動量を算出する。
ちなみに、差RD1,RD2,RD3,RD4からそれぞれ算出される移動量は、同じ数値になるはずであるが、仮に両者が相違していた場合、前記移動量算出部1123は、各数値の平均値を移動量として算出してもよい。
前記クレードル202を前記支持台202へ引っ込める方向へ移動させてスキャンを行う場合についても、前記移動量算出部1123は、上記と同様にして、前記クレードル202の撮影開始位置からの上方への移動量を算出することができる。
ここで、被検体が前記クレードル202からはみ出ることがあり、この場合には、前記クレードル202ではなく、被検体によってレーザ光Lが遮られて前記受光部109が非受光状態になるので、正確な移動量を算出できないおそれがある。したがって、前記移動量算出部1123は、前記クレードル202から被検体がはみ出していても、レーザ光Lが被検体によって遮られない状態、すなわち前記空洞部101内における前記クレードル202の上面202aに沿った水平平面と、前記受光部109において受光されるレーザ光Lとが交差しない状態において、前記受光部109が受光状態又は非受光状態に変わったとき(図7,8)の前記回転部102の回転角度のみに基づいて移動量の算出を行ってもよい。
以上説明したX線CT装置1によれば、前記クレードル202が撮影開始位置と比べて上下方向に移動した場合に、前記移動量算出部1123が、前記受光部109が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度に基づいて、前記クレードルの撮影開始位置からの上下方向における移動量を算出することができる。
また、前記クレードル202の撮影開始位置からの上下方向における移動量を、既存の前記ポジショニングライト108を用いて算出することができる。
さらに、前記ポジショニングライト108及び前記受光部109はスキャン面に配置され、前記ポジショニングライト108からレーザ光は、スキャン面に照射されて前記受光部109で受光されるので、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置からの上下方向への移動量を算出することができる。
次に、第一実施形態の変形例について説明する。先ず、第一変形例について説明する。前記クレードル202の上下方向の位置が相違すると、前記受光部109が受光状態又は非受光状態になっているときの前記回転部102の回転角度の範囲が相違する。そこで、前記移動量算出部1123は、前記受光部109が受光状態になっているときの前記回転部102の回転角度の範囲と、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合において前記受光部109が受光状態になっているときの前記回転部102の回転角度の範囲との差を算出し、この差に基づいて、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置に対する上下方向における移動量を算出する。すなわち、前記受光部109が受光状態になっているときの前記回転部102の回転角度の範囲とは、図5に示す状態から図7に示す状態までであり、前記移動量算出部1123は、R2からR3までの範囲A(図9参照)と、R2′からR3′までの範囲A′との差に基づいて、移動量の算出を行う。
また、前記移動量算出部1123は、前記受光部109が非受光状態になっているときの前記回転部102の回転角度の範囲と、前記クレードル202が撮影開始位置にある場合において前記受光部109が非受光状態になっているときの前記回転部102の回転角度の範囲との差に基づいて、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置に対する上下方向における移動量を算出する。すなわち、前記受光部109が非受光になっているときの前記回転部102の回転角度の範囲とは、図3に示す状態から図5に示す状態までであり、前記移動量算出部1123は、R1からR2までの範囲B(図9参照)と、R1′からR2′までの範囲B′との差に基づいて、移動量の算出を行う。
ちなみに、この第一変形例において、前記移動量算出部1123による移動量の算出を行うために、前記記憶部113には、R2′からR3′までの範囲A′、及びR1′からR2′までの範囲B′が記憶されている。また、前記記憶部113には、前記受光部109が受光状態になっているときの前記回転部102の回転角度の範囲と、R2′からR3′までの範囲A′との差に対する、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置からの移動量を定めたテーブルが記憶され、さらに前記受光部109が非受光状態になっているときの前記回転部102の回転角度の範囲と、R1′からR2′までの範囲B′との差に対する、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置からの移動量を定めたテーブルが記憶されている。前記移動量算出部1123は、前記各テーブルを参照して移動量の算出を行う。
次に、第二変形例について説明する。この第二変形例において、前記移動量算出部1123は、前記受光部109が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度に基づいて、前記クレードル202の撮影開始位置からの移動量を直接算出する。すなわち、前記記憶部113には、前記受光部109が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部102の回転角度に対する、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置からの移動量を定めたテーブルが記憶されている。前記移動量算出部1123は、このテーブルを参照して、移動量の算出を行う。
次に、第三変形例について説明する。この第三変形例において、前記移動量算出部1123は、前記受光部109が受光状態又は非受光状態になっているときの前記回転部102の回転角度の範囲に基づいて、前記クレードル202の撮影開始位置からの移動量を直接算出する。すなわち、前記記憶部113には、前記受光部109が受光状態又は非受光状態になっているときの前記回転部102の回転角度の範囲に対する、スキャン面における前記クレードル202の撮影開始位置からの移動量を定めたテーブルが記憶されている。前記移動量算出部1123は、このテーブルを参照して、移動量の算出を行う。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態について説明する。この第二実施形態では、前記移動量算出部1123で算出された前記クレードル202の移動量に基づいて、スキャン面における前記クレードル202の位置が撮影開始位置に戻るように、前記上下移動制御部1122が前記昇降部203を制御する。すなわち、前記上下移動制御部1122は、スキャン面における前記クレードル202の位置が撮影開始位置と比べて所定量Lだけ下方へ移動したときは、前記支持台201をLだけ上方へ移動させるように、前記昇降部203へ指令信号を出力する。一方、前記上下移動制御部1122は、スキャン面における前記クレードル202の位置が撮影開始位置と比べて所定量Lだけ上方へ移動したときは、前記支持台201をLだけ下方へ移動させるように、前記昇降部203へ指令信号を出力する。
すなわち、本例では、前記上下移動制御部1102は、前記移動量算出部1123で算出された前記クレードル202の移動量に基づいて、前記クレードル202が撮影開始位置に戻るように、前記クレードル202の上下方向における移動の補正を行なうものであり、本発明における補正手段の実施の形態の一例である。
前記水平移動制御部1101は、前記移動量算出部1103で算出された移動量に基づいて、水平方向に移動する前記クレードル202の加速度が一定になるように、前記クレードル202を水平方向に移動させるモータ(図示省略)の駆動力を制御する。具体的には、前記移動量算出部1103において、前記クレードル202がLだけ下方へ移動したとき、前記水平移動制御部1101は、水平方向に移動する前記クレードル202の加速度が一定になるように、前記モータの駆動力を大きくする。一方、前記移動量算出部1103において、前記クレードル202がLだけ上方へ移動したと判断されたとき、前記水平移動制御部1101は、水平方向に移動する前記クレードル202の加速度が一定になるように、前記モータの駆動力を小さくする。
この第二実施形態によれば、第一実施形態と同様の効果を得ることができるほか、前記クレードル202の上下方向における移動が補正され、スキャン面における前記クレードル202の上下方向の位置を撮影開始位置に保つことができる。また、前記支持台201から繰り出された状態で水平方向に移動する前記クレードル202の加速度を一定にすることができる。
以上、本発明を前記各実施形態によって説明したが、この発明はこれらに限られるものではなく、本発明の主旨を変更しない範囲で種々変更実施可能なことはもちろんである。例えば、本発明は、PETCT装置等についても同様に適用することができる。
また、第二実施形態では、本発明における補正手段は、前記上下移動制御部1102であったが、これに限られるものではなく、例えば前記移動移動量算出部1103で算出された移動量に応じて、得られた画像の表示位置を上下方向に補正するものであってもよい。
本発明に係る医用画像診断装置の一実施形態であるX線CT装置の概略構成を示すブロック図である。 回転部を回転させたときの受光部の状態を示す説明図である。 回転部を回転させたときの受光部の状態を示す説明図である。 回転部を回転させたときの受光部の状態を示す説明図である。 回転部を回転させたときの受光部の状態を示す説明図である。 回転部を回転させたときの受光部の状態を示す説明図である。 回転部を回転させたときの受光部の状態を示す説明図である。 回転部を回転させたときの受光部の状態を示す説明図である。 回転部の回転角度と受光部の状態を示す図である。
符号の説明
1 X線CT装置(医用画像診断装置)
100 ガントリ
101 空洞部
102 回転部
103 エンコーダ
104 X線管
106 X線検出部
108 ポジショニングライト(発光部)
109 受光部
1102 上下移動制御部
1103 移動量算出部
200 テーブル装置
201 支持台
202 クレードル
202a 上面

Claims (11)

  1. 被検体を位置させる撮影空間を有するガントリと、
    支持台と、被検体を前記撮影空間へ搬送するために前記支持台上に水平方向に移動可能に設けられたクレードルとを有するテーブル装置と、
    を備える医用画像診断装置であって、
    前記撮影空間の周囲を回転可能な状態で前記ガントリに設けられた回転部と、
    該回転部の回転角度を検出する角度検出部と、
    前記回転部に設けられた発光部と、
    前記回転部に設けられて前記発光部からの光を受光可能な受光部と、
    前記クレードルの撮影開始位置からの上下方向における移動量を算出する移動量算出部とを備え、
    前記発光部及び前記受光部は、前記撮影空間を挟むようにして配置され、なおかつ前記支持台から繰り出されて前記撮影空間内に位置する前記クレードルにより前記発光部からの光が遮られて前記受光部が非受光になる状態と、前記発光部からの光が前記撮影空間内の前記クレードルによって遮られずに前記受光部において受光される状態とが、前記回転部の回転に伴って交互に生じる位置関係になっており、
    前記移動量算出部は、前記受光部が受光状態又は非受光状態であることを示す受光情報が前記受光部から入力されるとともに、前記回転部の角度情報が前記角度検出部から入力されるものであり、また前記受光部が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部の回転角度に基づいて、移動量の算出を行うものである
    ことを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 前記移動量算出部で算出された移動量に基づいて、前記クレードルの上下方向における移動の補正を行なう補正手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記移動量算出部で算出された移動量に基づいて、前記クレードルの上下方向の位置が撮影開始位置に戻るように前記クレードルの上下方向への移動を制御する上下移動制御部を、前記補正手段として備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記補正手段は、得られた画像の表示位置を補正するものであることを特徴とする請求項2に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記移動量算出部は、前記受光部が受光状態に変わったときの前記回転部の回転角度と、前記クレードルが撮影開始位置にある場合に前記受光部が受光状態に変わるときの前記回転部の回転角度との差、又は前記受光部が非受光状態に変わったときの前記回転部の回転角度と、前記クレードルが撮影開始位置にある場合に前記受光部が非受光状態に変わるときの前記回転部の回転角度との差に基づいて、移動量の算出を行なう
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の医用画像診断装置。
  6. 前記移動量算出部は、前記受光部が受光状態になっているときの前記回転部の回転角度の範囲と、前記クレードルが撮影開始位置にある場合において前記受光部が受光状態になっているときの前記回転部の回転角度の範囲との差、又は前記受光部が非受光状態になっているときの前記回転部の回転角度の範囲と、前記クレードルが撮影開始位置にある場合において前記受光部が非受光状態になっているときの前記回転部の回転角度の範囲との差に基づいて、移動量の算出を行なう
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の医用画像診断装置。
  7. 前記発光部及び受光部を、スキャン面上に配置したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の医用画像診断装置。
  8. 前記発光部は、前記撮影空間へ搬送された前記クレードル上の被検体へ可視光を照射して被検体の位置決めを行なうためのポジショニングライトであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の医用画像診断装置。
  9. 前記移動量算出部は、前記撮影空間内における前記クレードルの上面に沿った水平平面と、前記受光部で受光される前記発光部からの光とが交差しない位置にある状態において、前記受光部が受光状態又は非受光状態に変わったときの前記回転部の回転角度に基づいて、移動量の算出を行なう
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の医用画像診断装置。
  10. 前記クレードルの水平方向への移動を制御する水平移動制御部を備え、該水平移動制御部は、前記移動量算出部で算出された移動量に基づいて、水平方向に移動する前記クレードルの加速度が一定になるように、該クレードルの駆動力を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の医用画像診断装置。
  11. 前記回転部には、X線発生部と該X線発生部から照射され、被検体を透過したX線を検出するX線検出部とが設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の医用画像診断装置。
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