JP3046612B2 - 低ノイズ化した回転ヨーク型ブラシレスモータ - Google Patents

低ノイズ化した回転ヨーク型ブラシレスモータ

Info

Publication number
JP3046612B2
JP3046612B2 JP16895490A JP16895490A JP3046612B2 JP 3046612 B2 JP3046612 B2 JP 3046612B2 JP 16895490 A JP16895490 A JP 16895490A JP 16895490 A JP16895490 A JP 16895490A JP 3046612 B2 JP3046612 B2 JP 3046612B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
magnet
brushless motor
type brushless
yoke type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16895490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0458752A (ja
Inventor
忠男 山口
尚久 小柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Parts Ind Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority to JP16895490A priority Critical patent/JP3046612B2/ja
Publication of JPH0458752A publication Critical patent/JPH0458752A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3046612B2 publication Critical patent/JP3046612B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、携帯用音響機器に用いて好適な低ノイズ
化した回転ヨーク型ブラシレスモータに関する。
(従来の技術) 従来より、ヘッドホンステレオ等の音響機器に搭載さ
れる偏平な回転ヨーク型ブラシレスモータは、基本構造
として第4図に示すようなものがある。
すなわち、複数個の電機子コイルを有する薄いステー
タ1と、このステータ1を間にそれぞれ空隙を介して配
したマグネット2、回転ヨーク3とからなるロータR
と、このロータRを前記ステータ1の透孔11aに透した
ロータホルダ4を介して支持するシャフト5と、このシ
ャフト5を軸受6、7およびこの軸受6、7を支持する
メタルホルダ8を介して回転自在に支承すると共に、前
記ステータの外周部分を保持したブラケット9からなる
もので、図中10はメタルホルダに配された受板で、シャ
フト5の基端をピボット支承するものである。
(発明が解決しようとする課題) ヘッドホンステレオプレーヤー等の携帯用音響機器の
最近の薄型志向に伴ない、上記のような回転ヨーク型ブ
ラシレスモータも、厚み3mm台の薄型化が要求されるよ
うになると、ステータ1も巻線コイルを一体モールドし
たものより、厚膜ファインパターンコイル等の印刷配線
板が多用されている。
ところが、この厚膜ファインパターンコイルからなる
ステータ1は、厚みが0.4mm程度しかないので、通電時
に全体的に振動してスピーカの役目をしてしまい、比較
的大きな音響ノイズが発生する。この振動の一部は空隙
を介して回転ヨーク3を振動させ、メカニカルノイズと
して外部に放射される。回転ヨーク型ブラシレスモータ
は、図面から判断できるようにオープン型のため、この
メカニカルノイズを閉じ込めることができず、大きな問
題のひとつとしてクローズアップされている。このメカ
ニカルノイズが外方に漏れないようにするには、モータ
全体をカバーで被う必要があるが、完全ではなく高さ面
で不利となる。
この発明は上記のような課題を簡単な構造により解決
し、極めて低ノイズ化した回転ヨーク型ブラシレスモー
タを提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、厚膜ファインパターンコイルのリード引
回しの関係上、効率を落とすことなくステータの透孔が
マグネットの内径よりさらに内側にできることに着眼し
て創成したもので、すなわち、上記従来のような構成の
回転ヨーク型ブラシレスモータにおいて、前記ステータ
の自由端である透孔近傍に高密度金属部材を配したもの
である。
なおマグネットは回転ヨーク側にも配されたツインマ
グネット方式にも応用できる。
(作用) 上記のようにすると、高密度金属部材はステータの通
電による振動を減衰させる働きがある。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図に基づいて説明する
が、従来例である第4図と同等なものは同一符号を記し
てある。
第1図においてステータ11は中央に透孔11aを設ける
と共に、複数個の電機子コイルを印刷配線した厚膜ファ
インパターン板で形成され、外周部分がブラケット9に
一体モールドで設けたステータ保持部9aに固着される。
このブラケットの中央には、含油軸受6、7を嵌着した
黄銅製のメタルホルダ8がかしめ等の手段により固着さ
れる。この含油軸受6、7にシャフト5が回転自在に支
承され、このシャフト5には出力部をプーリーに形成し
たロータホルダ4が前記ステータ11の透孔11aを透して
圧入されており、このロータホルダ4の段部4aには希土
類マグネット2がマグネットケース2aを介して、さらに
ケイ素鋼板製の回転ヨーク3が前記ステータ11を間にし
て、それぞれ空隙を介して装着されている。
このステータ11の透孔11aは、電機子コイルの引回し
リード配置パターン用として、さらにマグネット2の内
径2bより内側になるように設定されてあり、ここに(す
なわち、マグネットケース2aとマグネット2の厚み及び
ロータホルダ4の段部4aで囲まれた空間に)黄銅リング
からなる高密度金属部材12をアクリル系粘着材13で固着
したものである。
第2図は上記実施例のモータの騒音特性を示したもの
で、第3図に示す従来のモータの騒音特性に比べ、大幅
なノイズ減少が得られたことが判断できる。
上記高密度金属部材は、黄銅に限らずSUS304クラスの
非磁性ステンレスや鉛、タングステン等の応用も考えら
れる。
なお、上記実施例では回転ヨークとしてケイ素鋼板の
ような単なる磁性板で構成するものを示したが第1図B
に示すようにマグネット22を薄くして回転ヨーク(マグ
ネットケース22aに同じ)33a側にマグネット33を配した
いわゆるツインマグネット方式にしてもよい。
この場合高密度部材14は両側に配するようにするのが
よい。図中15は取付用としてインサート成形されたボル
トである。
(発明の効果) この発明は、上記のように厚膜ファインパターンコイ
ルからなるステータの透孔近傍に、高密度金属部材を配
するという簡単な構成により、ロータの通電時に発する
ステータの振動によるメカノイズを封じ込めることがで
き、オープン型である回転ヨーク型ブラシレスモータで
あっても低ノイズ化が図られることになる。
なお、上記高密度金属部材は、電機子コイルのトルク
の発生に寄与する部分に配置するものではないので、性
能上特に問題になることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転ヨーク型ブラシレスモータの一実
施例の要部断面図、第2図は本発明の同モータの第一の
実施例の騒音特性図、第3図は従来の同モータの騒音特
性図、そして第4図は従来の同モータの要部断面図であ
る。 2、22はマグネット 3、33は回転ヨーク 4はロータホルダ 5はシャフト 6、7は軸受 8はメタルホルダ 9はブラケット 11はステータ 12、14は高密度金属部材 13は両面粘着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/00 H02K 5/24 H02K 21/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の電機子コイルを印刷配線してなる
    厚膜ファインパターンからなるステータと、このステー
    タの間にそれぞれ空隙を介して少なくとも一側に配した
    マグネットと、このマグネットの磁路を閉じる回転ヨー
    クとからなるロータと、このロータを前記ステータに設
    けた透孔に透したロータホルダを介して支持するシャフ
    トと、このシャフトを軸受及びこの軸受を支持するメタ
    ルホルダを介して回転自在に支承すると共に、前記ステ
    ータの外周部分を保持したブラケットからなる回転ヨー
    ク型ブラシレスモータにおいて、前記マグネットの内径
    部に空間を持たせこの空間部において前記ステータの自
    由端である透孔近傍のロータマグネット側に高密度金属
    部材をアクリル系粘着剤を介して、少なくとも一部が前
    記マグネットの厚み内に食いこむように配着したことを
    特徴とする低ノイズ化した回転ヨーク型ブラシレスモー
    タ。
JP16895490A 1990-06-27 1990-06-27 低ノイズ化した回転ヨーク型ブラシレスモータ Expired - Fee Related JP3046612B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16895490A JP3046612B2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 低ノイズ化した回転ヨーク型ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16895490A JP3046612B2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 低ノイズ化した回転ヨーク型ブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0458752A JPH0458752A (ja) 1992-02-25
JP3046612B2 true JP3046612B2 (ja) 2000-05-29

Family

ID=15877633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16895490A Expired - Fee Related JP3046612B2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 低ノイズ化した回転ヨーク型ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3046612B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9318928B2 (en) 2012-04-03 2016-04-19 Nidec Corporation Brushless motor, disk drive apparatus and brushless motor manufacturing method
US9209656B2 (en) 2012-05-22 2015-12-08 Nidec Corporation Brushless motor and disk drive apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0458752A (ja) 1992-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002262540A (ja) ブラシレスモータ
JP2002159916A (ja) 多機能型音響装置
US6621911B2 (en) Multifunction acoustic device
JP3046612B2 (ja) 低ノイズ化した回転ヨーク型ブラシレスモータ
JP3166757B2 (ja) ブラシレス振動モータ
JP3107118B2 (ja) 小型直流モータ
JP3265906B2 (ja) 小型ブラシレスモータ
EP0911943B1 (en) Motor for driving magnetic disk
JP2572760Y2 (ja) 回転ヨーク型偏平ブラシレスモータ
JP3270381B2 (ja) 扁平コアード型ブラシレスモータ
JPS596135Y2 (ja) 扁平型直流電動機の固定子防振装置
JP3106582B2 (ja) 直流ブラシレスモータ
JP3421886B2 (ja) モータ
JP2001086696A (ja) モータ
JP2864657B2 (ja) 回転ヘッドシリンダ装置
JP2572761Y2 (ja) 回転ヨーク型偏平ブラシレスモータ
JP3530037B2 (ja) 樹脂製ターンテーブルを備えたブラシレスモータ
JP3089840B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2001045702A (ja) 小型直流モータとその使用方法
JP3118053B2 (ja) 周波数発電機を有する直流モータ
JPH022063Y2 (ja)
JP3481137B2 (ja) ターンテーブル部を備えたブラシレスモータ
JPS6211178Y2 (ja)
JPH06335195A (ja) 円筒型ブラシレスモータ
JP3271739B2 (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees