JP3046489B2 - 帯状磁性体の保持装置 - Google Patents

帯状磁性体の保持装置

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JP3046489B2
JP3046489B2 JP6061609A JP6160994A JP3046489B2 JP 3046489 B2 JP3046489 B2 JP 3046489B2 JP 6061609 A JP6061609 A JP 6061609A JP 6160994 A JP6160994 A JP 6160994A JP 3046489 B2 JP3046489 B2 JP 3046489B2
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木 淳 定
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯状磁性体の保持に関
し、例えばライン上を搬送される鋼板の非接触での位置
決めに利用しうる。
【0002】
【従来の技術】例えば、鋼板の製造ラインにおいて、鋼
板を加熱炉,塗装設備,メッキ設備などのような処理設
備に通す場合、処理設備の内部及びその前後では、接触
するロ−ラなどを用いて鋼板を支持することができな
い。しかしながら、長い距離に渡って鋼板の支持をしな
いと、鋼板にある程度張力を与えたとしても、水平に搬
送するラインでは鋼板のたるみと重力によって中央部が
垂れ下がるし、振動や反りなどの変形によって、所定の
パスラインからずれた位置を鋼板が通過することにな
る。このため、従来より、加熱炉のような処理設備は、
鋼板が所定のパスラインからずれた場合でもそれとの接
触が生じないように、鋼板のパスラインとの間に充分に
大きな間隔を設けてある。しかし、この間隔が大きい
と、加熱炉が大型になるし、加熱の効率が低下するため
電力などのエネルギ−の無駄な損失が比較的大きくな
る。
【0003】そこで例えば特開昭53−141113号
公報では、誘導加熱装置を移動装置で支持し、鋼板の幅
方向の位置変化に応じて、それに追従するように誘導加
熱装置を幅方向に移動することを提案している。
【0004】また、例えば特開平2−62355号公報
では、厚み方向に鋼板を挟むように配置された1組の電
磁石を用いて、鋼板の振動を抑制し鋼板が所定のパスラ
インを通るように制御することを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
水平に搬送される鋼板を長距離に渡って接触部材で支持
できない場合には、鋼板がカテナリ状に曲がるので、特
開昭53−141113号公報のように処理設備を移動
する機構を用いても、処理設備と鋼板との間隔はある程
度大きくせざるを得ない。また、特開平2−62355
号公報のような1組の電磁石を設置して、ある位置で鋼
板をパスラインに沿うように位置決めしたとしても、そ
れを設置していない位置では鋼板がパスラインからずれ
るので、やはり処理設備と鋼板との間隔はある程度大き
くせざるを得ない。
【0006】また、鋼板上に生じる様々な変形、即ちロ
−リング,ピッチング,ねじれ等は、単に複数の電磁石
を用いただけでは抑制することはできない。
【0007】更に、製造ラインを通過する鋼板は、一般
に、互いに仕様の異なる複数の鋼板の後端と前端とが溶
接により互いに連結され、それらが連続的にラインを通
過するので、溶接点が設備を通過する時には、鋼板の厚
み,幅,比重等の変化、即ち重力の変化が生じる。従っ
て、鋼板が所定のパスラインを通るように電磁石で制御
する場合に、制御系にステップ状の外乱が加わり、鋼板
がパスラインから一時的に大きくずれる可能性がある。
このような場合、処理設備と鋼板のパスラインとの間隔
が小さいと、それらが接触してしまう。
【0008】従って本発明は、処理設備と鋼板のパスラ
インとの間隔を小さくしても鋼板が処理設備に接触しな
いように、処理設備の位置での鋼板のパスラインからの
ずれを小さくすることを第1の課題とし、鋼板に生じる
ロ−リング,ピッチング,ねじれ等の変形を抑制して前
記間隔を更に小さくすることを第2の課題とし、外乱に
対する鋼板のパスラインからの位置ずれを抑制して前記
間隔を更に小さくすることを第3の課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1および第2
態様の帯状磁性体の保持装置はまず、帯状磁性体(1)の
通路に隣接して設置された処理設備(2);該処理設備の
入側で、帯状磁性体と対向する位置に設置され、少なく
とも1つの電磁石手段を備える第1の保持力発生手段(3
A,3B,3C);前記処理設備の出側で、帯状磁性体と対向す
る位置に設置され、少なくとも1つの電磁石手段を備え
る第2の保持力発生手段(3D,3E,3F);及び前記第1の保
持力発生手段及び第2の保持力発生手段を制御して、そ
れらと帯状磁性体との間隔を目標値に近づける保持力制
御手段(4A,4B);を備える。
【0010】本発明の第1態様の帯状磁性体の保持装置
はそれに加えて、前記第1の保持力発生手段及び第2の
保持力発生手段に、それぞれ、第1軸方向の互いに異な
る位置に配置された複数の電磁石手段(11・12, 13・1
4)、及び第2軸方向の互いに異なる位置に配置された複
数の電磁石手段(11・13, 12・14)を備え、更に、前記第
1軸方向の互いに異なる位置でそれぞれ前記帯状磁性体
の厚み方向の位置を検出する複数の位置検出手段(15・1
6, 17・18)と、前記第2軸方向の互いに異なる位置でそ
れぞれ前記帯状磁性体の厚み方向の位置を検出する複数
の位置検出手段(15・17, 16・18)とを備え、前記保持力
制御手段は、前記第1軸方向の前記複数の位置検出手段
の検出値と、前記第2軸方向の前記複数の位置検出手段
の検出値とに基づいて、前記帯状磁性体の厚み方向の位
置に関する複数モ−ドの変位を検出するモ−ド変換手段
(21)、及び検出されたそれぞれの位置に関する誤差量
を、前記第1軸方向の複数の電磁石手段及び前記第2軸
方向の複数の電磁石手段にそれぞれ配分してそれらの電
磁石手段に対する制御量を決定するモ−ド逆変換手段(2
2)を備える。
【0011】本発明の第2態様の帯状磁性体の保持装置
は上記に加えて、少なくとも前記帯状磁性体の厚みの変
化を認識する外乱検出手段(23)、及び検出した外乱に対
応して前記保持力制御手段の制御ゲインを自動的に修正
するゲイン変更手段(23)を更に備える。
【0012】本発明の後述の実施例では、前記第1の保
持力発生手段が、前記帯状磁性体の進行方向の互いに異
なる位置に複数設置され、前記第2の保持力発生手段
が、前記帯状磁性体の進行方向の互いに異なる位置に複
数設置され、複数の第1の保持力発生手段(3A,3B,3C)の
各々の近傍及び複数の第2の保持力発生手段(3D,3E,3F)
の各々の近傍に、それぞれ帯状磁性体の厚み方向の位置
を検出する位置検出手段(15〜18)が設置され、前記保持
力制御手段は、複数の第1の保持力発生手段及び複数の
第2の保持力発生手段のそれぞれを、各々の近傍に設置
された位置検出手段の検出値に基づいて独立に制御する
ように構成される。
【0013】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であるが、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要
素のみに限定されるものではない。
【0014】
【作用】以上のとおり本発明の第1及び第2の態様によ
れば、帯状磁性体(1)の通路に隣接して設置された処理
設備(2)の入側と出側に、それぞれ第1の保持力発生手
段(3A,3B,3C)及び第2の保持力発生手段(3D,3E,3F)が設
置されているので、処理設備(2)の入側と出側のそれぞ
れの位置で、帯状磁性体が所定のパスラインから位置ず
れしたり、振動したりするのを抑制することができる。
このため、例えば水平な方向に帯状磁性体を搬送しなが
らそれを処理設備に通す場合であっても、処理設備内部
を通過する部分での、帯状磁性体の垂れ下がり等によっ
て生じる位置ずれを最小限に抑えることができる。従っ
て、帯状磁性体のパスラインと処理設備の内壁との間隙
を小さくした場合でも、両者が接触することがなくな
る。これにより、処理設備の小型化が可能になり、また
処理設備におけるエネルギ−の損失が低減される。
【0015】本発明の第1態様ではそれに加えて、複数
の位置検出手段(15,17,16,18)が、第1軸方向の互いに
異なる位置及び第2軸方向の互いに異なる位置に配置さ
れているので、これら複数の位置検出手段の検出値に基
づいて、複数モ−ドの変位を検出することができる。例
えば、図5に示すように互いに異なる位置に配置された
4つの位置検出手段が、ギャップ値変位としてそれぞれ
Δg1,Δg2,Δg3及びΔg4を検出した場合、こ
れらのギャップ値変位のマトリクス計算によって、帯状
磁性体の位置ずれのヒ−ブ成分,ロ−ル成分,ピッチ成
分,及びツイスト成分を求めることができる。従って、
ヒ−ブ成分,ロ−ル成分,ピッチ成分,及びツイスト成
分のそれぞれを抑制するような制御量を生成しうる。ま
た、複数の電磁石手段(11,12,13,14)が、第1軸方向の
互いに異なる位置及び第2軸方向の互いに異なる位置に
配置されているので、これら複数の電磁石手段を独立に
制御することによって、ヒ−ブ成分,ロ−ル成分,ピッ
チ成分,及びツイスト成分のそれぞれを抑制するような
磁気吸引力を帯状磁性体に与えることができる。これに
より、帯状磁性体上の撓みや捩じれのような変形による
部分的な位置ずれまでも抑制されるので、帯状磁性体の
パスラインと処理設備の内壁との間隙を更に小さくする
ことができる。
【0016】本発明の第2態様では上記に加えて、帯状
磁性体の厚み(d)の変化などの外乱に対して、保持力
制御手段の制御ゲイン(K1〜K4)が自動的に修正され
るので、互いに連結された複数の帯状磁性体の連結部分
が通過する場合のように、厚みなどがステップ状に変化
する場合であっても、帯状磁性体の位置ずれが増大する
のを抑制しうる。従って、帯状磁性体のパスラインと処
理設備の内壁との間隙を更に小さくすることができる。
【0017】また、本発明の後述の実施例では、帯状磁
性体の進行方向の互いに異なる位置に配置された、複数
の第1の保持力発生手段(3A,3B,3C)と複数の第2の保持
力発生手段(3D,3E,3F)がそれぞれ独立に制御される。従
って、帯状磁性体が製造ライン上の比較的長い距離(例
えば40m)の間を支持なしで搬送される場合であって
も、第1の保持力発生手段及び第2の保持力発生手段を
設置した複数の位置のそれぞれにおいて、帯状磁性体が
所定のパスラインに沿って移動するように制御しうる。
帯状磁性体を水平方向に搬送する場合には、第1の保持
力発生手段及び第2の保持力発生手段が発生する磁気吸
引力によって、帯状磁性体を浮上させ、それを非接触で
支持することができる。
【0018】
【実施例】一実施例の構成を図1に示す。図1に示すの
は、鋼板1の製造ライン中の、鋼板1を誘導加熱炉2に
通す部分である。誘導加熱炉2は、鋼板1を通す所定の
パスラインを囲むように配置されており、高周波電流が
供給される電気コイルで構成されている。この例では、
鋼板1は左側から右側に向かう方向に水平に搬送され、
誘導加熱炉2の内空間を通過する時に誘導加熱される。
誘導加熱炉2の長さは約2mである。鋼板1は、図1に
示した部分よりも左側の位置、及び図1に示した部分よ
りも右側の位置で、それぞれ図示しないロ−ルによって
支持されている。
【0019】誘導加熱炉2の入側(左側)及び出側(右
側)には、鋼板1のパスラインの上方に、6組の電磁石
ユニット3A,3B,3C,3D,3E及び3Fが設置
されている。これらの電磁石ユニット3A,3B,3
C,3D,3E及び3Fは、各々電磁石を内蔵してお
り、浮上,制振,矯正等のために必要な磁気吸引力を鋼
板1に与える。即ち、鋼板1を長い距離に渡って非接触
で支持するために、電磁石ユニット3A,3B,3C,
3D,3E及び3Fの吸引力によって鋼板1に浮力上を
与える。また、鋼板1に振動や変形が生じると、鋼板1
がパスラインから大きくずれ、誘導加熱炉2の内壁と接
触する。このような接触を防止し、かつ、誘導加熱炉2
の内壁と鋼板1のパスラインとの間隙を小さくするため
に、振動や変形を抑制する力を電磁石ユニット3A,3
B,3C,3D,3E及び3Fが鋼板1に与える。
【0020】電磁石ユニット3A,3B及び3Cはコン
トロ−ラ4Aによって制御され、電磁石ユニット3D,
3E及び3Fはコントロ−ラ4Bによって制御される。
コントロ−ラ4Aは、直流電源5Aから電磁石ユニット
3A,3B及び3Cに供給される電力をそれぞれ独立に
制御し、コントロ−ラ4Bは、直流電源5Bから電磁石
ユニット3D,3E及び3Fに供給される電力をそれぞ
れ独立に制御する。コントロ−ラ4A及び4Bには、こ
の設備を通過する鋼板1の板厚,板幅などの情報が、プ
ロセスコンピュ−タ6から入力される。
【0021】電磁石ユニット3A及び3Bの構成を、図
2及び図3に示す。図2は、図1の一部分を拡大して示
すものであり、図3は、図2のIII−III線から見た状態
を示している。図3を参照すると、電磁石ユニット3A
及び3Bは、それぞれ、互いに異なる位置に配置された
4個の電磁石11,12,13及び14と、これらの電
磁石の各々の近傍に配置された4個のギャップセンサ1
5,16,17及び18を備えている。他の電磁石ユニ
ット3C〜3Fも、電磁石ユニット3A及び3Bと同一
の構成である。
【0022】電磁石11,12,13及び14の各々
は、鉄心11aと電気コイル11bで構成されている。
電気コイル11bに通電すると、それによって生じた磁
束が、鉄心11aの内部−鉄心11aと鋼板1との空隙
部分A1−鋼板1内−空隙部分A2−鉄心11aの内
部、を通るように磁路が形成され、電磁石と鋼板1との
間に磁気吸引力が働く。重力等によって鋼板1に生じる
下向きの力と、電磁石が発生する上向きの磁気吸引力と
を平衡させることによって、鋼板1を浮上させ、所定位
置に静止させることができる。また、磁気吸引力の大き
さを調整することによって、鋼板1に生じる振動を抑制
したり、変形を矯正する力を鋼板1に与えることができ
る。鋼板1の厚み方向の位置を検出するために、ギャッ
プセンサ15,16,17及び18が設置されている。
【0023】ギャップセンサ15,16,17及び18
は、それぞれ電磁石11,12,13及び14に接する
ように配置されており、ギャップセンサ15,16とギ
ャップセンサ17,18とは互いに鋼板1の搬送方向の
異なる位置に配置され、ギャップセンサ15,17とギ
ャップセンサ16,18とは鋼板1の幅方向(搬送方向
と直交する軸の方向)の互いに異なる位置に配置され、
それぞれ固定されている。ギャップセンサ17,18,
15及び16は、それらの各々と鋼板1の表面とのギャ
ップの大きさを示す信号g1,g2,g3及びg4を出
力する。これらの信号g1,g2,g3及びg4が示す
ギャップの大きさとそれらの基準値(鋼板1の位置がパ
スラインと一致する時の値)との偏差をそれぞれΔg
1,Δg2,Δg3及びΔg4とすれば、図5に示すよ
うに、これらの偏差Δg1,Δg2,Δg3及びΔg4
のマトリクス計算によって、その位置での鋼板1の変位
のヒ−ブ,ロ−ル,ピッチ,及びツイストの各モ−ドの
成分を求めることができる。従って、変位のヒ−ブ,ロ
−ル,ピッチ,及びツイストの各モ−ド毎に、それを抑
制するような制御量を生成することができる。
【0024】また、ギャップセンサ15,16,17及
び18と同様に、電磁石11,12と電磁石13,14
とは互いに鋼板1の搬送方向の異なる位置に配置され、
電磁石11,13と電磁石12,14とは鋼板1の幅方
向の互いに異なる位置に配置されているので、ヒ−ブ,
ロ−ル,ピッチ,及びツイストのモ−ド毎に、生成した
制御量を電磁石11,12,13及び14に配分して、
それらが発生する磁気吸引力の分布を調整すれば、ヒ−
ブ,ロ−ル,ピッチ,及びツイストのそれぞれのモ−ド
について、鋼板1の変位を抑制しうる。
【0025】コントロ−ラが電磁石11〜14の各電気
コイルに電力を供給する信号線には、それぞれを流れる
電流のレベルを検出する電流センサC1,C2,C3及
びC4が設置されている。
【0026】コントロ−ラ4Aの機能のうち、電磁石ユ
ニット3A,3B,3Cのうちの1つを制御する部分の
主要部の構成を図4に示す。実際には、コントロ−ラ4
Aには図4に示した要素が3組備わっている。また、コ
ントロ−ラ4Bについては、制御対象の電磁石ユニット
が異なる他は、コントロ−ラ4Aと同一の構成になって
いる。
【0027】図4を参照して説明する。4個のギャップ
センサ15,16,17及び18が出力する信号(g1
〜g4)と、4個の電流センサC1〜C4が出力する信
号は、それぞれ信号処理回路31に入力される。信号処
理回路31は、ノイズ除去回路,波形整形回路及びA/
D変換器を内蔵しており、入力される8種類の信号を、
それぞれ周期的にサンプリングし、それぞれをA/D変
換して、その結果、即ちギャップ検出値(g1〜g4)
及び電流検出値を出力する。
【0028】信号処理回路31が出力する4種類のギャ
ップ検出値はそれぞれ減算部33に入力され、4種類の
電流検出値はそれぞれ減算部34に入力される。減算部
33は、レジスタ25に保持されたギャップ基準値Go
を、4種類のギャップ検出値のそれぞれから減算した結
果を、ギャップ偏差x1(Δg1,Δg2,Δg3,Δ
g4)として出力し、減算部34は、レジスタ25に保
持された電流基準値isを、4種類の電流検出値のそれ
ぞれから減算した結果を、電流偏差i1(4つの値の1
組)として出力する。
【0029】電流偏差i1は、乗算部37に入力され、
ギャップ偏差x1は、積分部32を介して乗算部36に
入力される。またギャップ偏差x1は、モ−ド変換部2
1にも入力される。モ−ド変換部21は、図6に示すよ
うに構成されており、入力されるギャップ偏差x1(Δ
g1,Δg2,Δg3,Δg4)のマトリクス計算を実
施して、ギャップ偏差のヒ−ブxh,ロ−ルxr,ピッ
チxp,及びツイストxtの各モ−ド成分(図5参照)
を生成する。モ−ド変換部21の出力値xh,xr,x
p及びxtは、乗算部39に入力されるとともに、微分
部35を介して、乗算部38に入力される。
【0030】乗算部39では、モ−ド変換部21の出力
(xh,xr,xp,xt)のそれぞれに制御ゲインK
1が乗算され、乗算部38では、微分部35の出力のそ
れぞれに制御ゲインK2が乗算され、乗算部37では、
減算部34の出力のそれぞれに制御ゲインK3が乗算さ
れ、乗算部36では、積分部32の出力のそれぞれに制
御ゲインK4が乗算される。
【0031】制御ゲインK1,K2,K3及びK4について
は、鋼板1の様々な厚みのそれぞれに対応する最適な値
が、予め現代制御理論に基づいた計算処理19により求
められ、それらの全てがメモリ24上に登録されてい
る。これらの値は、板厚dに対応付けたアドレスにそれ
ぞれ登録されており、板厚dに基づいて生成したアドレ
ス値をメモリ24に与えることにより、特定の板厚に対
する最適な1組の制御ゲインK1,K2,K3及びK4を読
み出すことができる。即ち、各電磁石ユニットの位置を
通過する鋼板1の厚みdが変化すると、レジスタ25が
出力する値dに対応するアドレス値がメモリ24に印加
され、そのアドレスに登録されている1組の制御ゲイン
1,K2,K3及びK4の情報がメモリ24から読み出さ
れ、これらがレジスタ26に保持される。レジスタ26
の保持する値が、乗算部39,38,37及び36に制
御ゲインとして入力される。
【0032】乗算部39から出力される1組の値(ヒ−
ブ,ロ−ル,ピッチ,ツイストの各々に対応するS1
h,S1r,S1p,S1tの値)、及び乗算部38か
ら出力される1組の値(ヒ−ブ,ロ−ル,ピッチ,ツイ
ストの各々に対応するS2h,S2r,S2p,S2t
の値)は、それぞれモ−ド逆変換部22に入力される。
モ−ド逆変換部22は、図7に示すように構成されてお
り、入力されるヒ−ブ値S1h,ロ−ル値S1r,ピッ
チ値S1p,及びツイスト値S1tのマトリクス計算を
実施して、4個の電磁石13,14,11及び12の各
々に対応する制御量の値S11,S12,S13及びS
14を生成する。また、入力されるヒ−ブ値S2h,ロ
−ル値S2r,ピッチ値S2p,及びツイスト値S2t
のマトリクス計算を実施して、4個の電磁石13,1
4,11及び12の各々に対応する制御量の値S21,
S22,S23及びS24を生成する。モ−ド逆変換部
22は、S11〜S14及びS21〜S24を出力す
る。
【0033】演算部40は、4個の電磁石11〜14の
それぞれについて、レジスタ25が出力する電流基準値
is,モ−ド逆変換部22の出力値,乗算部37の出力
値,及び乗算部36の出力値を計算し、各電磁石に対す
る4つの制御量e0を生成する。例えば、ギャップセン
サ17のギャップ検出値g1に対応する乗算部36の出
力値と、電流センサC3の電流検出値に対応する乗算部
37の出力値と、モ−ド逆変換部22が出力するS11
及びS21を、電流基準値isから減算した結果が、電
磁石13の制御量e0になる。また、ギャップセンサ1
8のギャップ検出値g2に対応する乗算部36の出力値
と、電流センサC4の電流検出値に対応する乗算部37
の出力値と、モ−ド逆変換部22が出力するS12及び
S22を、電流基準値isから減算した結果が、電磁石
14の制御量e0になる。4つの制御量e0が、チョッ
パ41に入力される。
【0034】チョッパ41は、1つの電磁石ユニットを
構成する4つの電磁石11〜14の各々のコイルの電流
を独立に制御する互いに同一構成の4つの回路で構成さ
れている。その回路の1つを図8に示す。図8を参照す
ると、チョッパ41は増幅器111,三角波発生器11
2,アナログ比較器113,ゲ−トドライバ114,ス
イッチングトランジスタ115,及びダイオ−ド117
を備えている。三角波発生器112は、周波数及び振幅
が一定の三角波信号電圧e2を出力する。アナログ比較
器113は、指令電圧e0を増幅した電圧e1と、三角
波発生器112が出力する三角波電圧e2とを比較し、
e1>e2の時には出力信号e3が高レベルH(オンレ
ベル)になり、e1<e2の時には出力信号e3が低レ
ベルL(オフレベル)になる。従って、信号e3はパル
ス信号になり、パルスのオン時間の比率、即ちデュ−テ
ィ比は、指令電圧e0に比例する。信号e3のオン/オ
フに応じて、トランジスタ115がオン/オフする。ト
ランジスタ115がオンすると、直流電源5Aから電磁
石のコイルに電流が流れ、トランジスタ115がオフす
ると、コイルの電流が遮断される。つまり、コイルに流
れる平均的な電流の大きさは、指令電圧e0に比例す
る。
【0035】なお、図4に示す制御回路のブロック中に
おいて、メモリ24,レジスタ25,26,信号処理回
路31及びチョッパ41はハ−ドウェア回路で構成して
あるが、それ以外の部分はコンピュ−タのソフトウェア
処理で実現してある。
【0036】板厚d,電流基準値is,及びギャップ基
準値Goの情報は、コントロ−ラ5A(又は5B)に内
蔵されたコンピュ−タが実行する処理23によって生成
される。この処理23の内容について説明する。
【0037】鋼板1は、有限長の複数の鋼板の後端と先
端とを互いに溶接することによって連結され、連続的に
ライン上を搬送されるので、その連結位置が通過する時
には、鋼板1の厚み寸法,幅寸法,材質等がステップ状
に変化する。鋼板1の厚み寸法,幅寸法,材質等が変化
すると、その重量などが変わるので、鋼板1を所定の目
標位置(高さ)に維持するために必要な各電磁石の吸引
力もステップ状に変化する。図4に示す制御回路が実施
するフィ−ドバック制御だけでは、このようなステップ
状の外乱に対して、応答遅れが生じるのは避けられな
い。しかし、外乱に対して鋼板1の位置ずれが生じる
と、鋼板1が誘導加熱炉2と接触する可能性が高くな
る。
【0038】プロセスコンピュ−タ6は、鋼板1の各部
の仕様(板幅,板厚,材質等々)の情報を全て保持して
おり、また各溶接点の位置のトラッキングを行なってい
るので、図4に示す制御系に対して外乱を及ぼす板幅,
板厚,材質等の変化を常に把握している。そして、電磁
石ユニット3A,3B,3C(3D,3E.3F)の各
位置を溶接点が通過する時には、プロセスコンピュ−タ
6は、鋼板1上の板幅,板厚,材質等々の変化の情報
を、コントロ−ラ5A(又は5B)のコンピュ−タに送
る。この情報に基づいて、コントロ−ラ5A(又は5
B)のコンピュ−タは、処理23において、板厚d,電
流基準値is及びギャップ基準値Goを更新する。例え
ば、鋼板1の板厚が増大する方向にステップ状に変化す
る場合、その重量が増大するので、電流基準値isを大
きくして、浮上力(電磁石の磁気吸引力)を大きくする
ことによって、位置の変化を抑制することができる。ま
た、鋼板1の厚み方向の中心がパスラインと一致するよ
うに制御する場合には、厚みが増大する時には、ギャッ
プ基準値Goを小さくする必要がある。
【0039】また、板厚dが変化すると、この値がアド
レスとしてメモリ24に印加されるので、メモリ24か
ら読み出される制御ゲインK1〜K4が、最新の板厚dに
応じた適切なものに更新される。
【0040】なお、上記実施例においては、電磁石11
〜14の各々に隣接する位置に、それぞれギャップセン
サ15〜18を配置したが、ギャップセンサは各電磁石
に内蔵してもよい。また、電磁石と鋼板1とのギャップ
変化に対応して電磁石のコイルのインダクタンスが変化
するので、該コイルの電流や電圧からギャップ値を検出
することが可能であり、そのようにすれば、ギャップセ
ンサ15〜18を設置する必要はなくなる。
【0041】
【発明の効果】以上のとおり本発明の第1及び第2の態
によれば、帯状磁性体(1)の通路に隣接して設置され
た処理設備(2)の入側と出側に、それぞれ第1の保持力
発生手段(3A,3B,3C)及び第2の保持力発生手段(3D,3E,3
F)が設置されているので、処理設備(2)の入側と出側の
それぞれの位置で、帯状磁性体が所定のパスラインから
位置ずれしたり、振動したりするのを抑制することがで
きる。このため、例えば水平な方向に帯状磁性体を搬送
しながらそれを処理設備に通す場合であっても、処理設
備内部を通過する部分での、帯状磁性体の垂れ下がり等
によって生じる位置ずれを最小限に抑えることができ
る。従って、帯状磁性体のパスラインと処理設備の内壁
との間隙を小さくした場合でも、両者が接触することが
なくなる。これにより、処理設備の小型化が可能にな
り、また処理設備におけるエネルギ−の損失が低減され
る。
【0042】それに加えて本発明の第1態様では、複数
の位置検出手段(15,17,16,18)が、第1軸方向の互いに
異なる位置及び第2軸方向の互いに異なる位置に配置さ
れているので、これら複数の位置検出手段の検出値に基
づいて、複数モ−ドの変位を検出することができる。例
えば、図5に示すように互いに異なる位置に配置された
4つの位置検出手段が、ギャップ値変位としてそれぞれ
Δg1,Δg2,Δg3及びΔg4を検出した場合、こ
れらのギャップ値変位のマトリクス計算によって、帯状
磁性体の位置ずれのヒ−ブ成分,ロ−ル成分,ピッチ成
分,及びツイスト成分を求めることができる。従って、
ヒ−ブ成分,ロ−ル成分,ピッチ成分,及びツイスト成
分のそれぞれを抑制するような制御量を生成しうる。ま
た、複数の電磁石手段(11,12,13,14)が、第1軸方向の
互いに異なる位置及び第2軸方向の互いに異なる位置に
配置されているので、これら複数の電磁石手段を独立に
制御することによって、ヒ−ブ成分,ロ−ル成分,ピッ
チ成分,及びツイスト成分のそれぞれを抑制するような
磁気吸引力を帯状磁性体に与えることができる。これに
より、帯状磁性体上の撓みや捩じれのような変形による
部分的な位置ずれまでも抑制されるので、帯状磁性体の
パスラインと処理設備の内壁との間隙を更に小さくする
ことができる。
【0043】本発明の第2態様では上記に加えて、帯状
磁性体の厚み(d)の変化などの外乱に対して、保持力
制御手段の制御ゲイン(K1〜K4)が自動的に修正され
るので、互いに連結された複数の帯状磁性体の連結部分
が通過する場合のように、厚みなどがステップ状に変化
する場合であっても、帯状磁性体の位置ずれが増大する
のを抑制しうる。従って、帯状磁性体のパスラインと処
理設備の内壁との間隙を更に小さくすることができる。
【0044】また、本発明の上述の実施例では、帯状磁
性体の進行方向の互いに異なる位置に配置された、複数
の第1の保持力発生手段(3A,3B,3C)と複数の第2の保持
力発生手段(3D,3E,3F)がそれぞれ独立に制御される。従
って、帯状磁性体が製造ライン上の比較的長い距離(例
えば40m)の間を支持なしで搬送される場合であって
も、第1の保持力発生手段及び第2の保持力発生手段を
設置した複数の位置のそれぞれにおいて、帯状磁性体が
所定のパスラインに沿って移動するように制御しうる。
帯状磁性体を水平方向に搬送する場合には、第1の保持
力発生手段及び第2の保持力発生手段が発生する磁気吸
引力によって、帯状磁性体を浮上させ、それを非接触で
支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の設備の構成を示す正面図である。
【図2】 図1の一部分を拡大して示す正面図である。
【図3】 図2のIII−III線から見た平面図である。
【図4】 1つの電磁石ユニットの制御系の構成を示す
ブロック図である。
【図5】 鋼板1に生じる変位の4種類のモ−ドと4位
置のギャップ偏差の向きとの関係を示す斜視図である。
【図6】 図4のモ−ド変換部21の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 図4のモ−ド逆変換部22の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】 図4のチョッパ41の一系統の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1:鋼板 2:誘導加熱炉 3A,3B,3C,3D,3E,3F:電磁石ユニット 4A,4B:コントロ−ラ 5A,5B:直流電
源 6:プロセスコンピュ−タ 11,12,13,
14:電磁石 11a:鉄心 11b:電気コイル 15,16,17,18:ギャップセンサ 21:モ−ド変換部 22:モ−ド逆変換
部 24:メモリ 25,26:レジス
タ 32:積分部 35:微分部 41:チョッパ C1,C2,C3,C4:電流センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 定 木 淳 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株 式会社 技術開発本部内 (72)発明者 梅 津 健 司 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株 式会社 技術開発本部内 (72)発明者 道 岡 力 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株 式会社 技術開発本部内 (56)参考文献 特開 平6−7825(JP,A) 実開 平1−153804(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 54/00 - 54/02 B65H 20/00 - 20/40 B65H 23/18 - 23/198 B05C 7/00 - 21/00 B21B 39/14 B21D 43/09

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状磁性体の通路に隣接して設置された
    処理設備; 該処理設備の入側で、帯状磁性体と対向する位置に設置
    され、少なくとも1つの電磁石手段を備える第1の保持
    力発生手段; 前記処理設備の出側で、帯状磁性体と対向する位置に設
    置され、少なくとも1つの電磁石手段を備える第2の保
    持力発生手段;及び 前記第1の保持力発生手段及び第2の保持力発生手段を
    制御して、それらと帯状磁性体との間隔を目標値に近づ
    ける保持力制御手段; を備える帯状磁性体の保持装置であって、 前記第1の保持力発生手段及び第2の保持力発生手段
    は、各々、第1軸方向の互いに異なる位置に配置された
    複数の電磁石手段、及び第2軸方向の互いに異なる位置
    に配置された複数の電磁石手段を含み、 更に、前記第1軸方向の互いに異なる位置でそれぞれ前
    記帯状磁性体の厚み方向の位置を検出する複数の位置検
    出手段と、前記第2軸方向の互いに異なる位置でそれぞ
    れ前記帯状磁性体の厚み方向の位置を検出する複数の位
    置検出手段とを備え、 前記保持力制御手段は、前記第1軸方向の前記複数の位
    置検出手段の検出値と、前記第2軸方向の前記複数の位
    置検出手段の検出値とに基づいて、前記帯状磁性体の厚
    み方向の位置に関する複数モ−ドの変位を検出するモ−
    ド変換手段、及び検出されたそれぞれの位置に関する誤
    差量を、前記第1軸方向の複数の電磁石手段及び前記第
    2軸方向の複数の電磁石手段にそれぞれ配分してそれら
    の電磁石手段に対する制御量を決定するモ−ド逆変換手
    段を備える 帯状磁性体の保持装置。
  2. 【請求項2】 帯状磁性体の通路に隣接して設置された
    処理設備; 該処理設備の入側で、帯状磁性体と対向する位置に設置
    され、少なくとも1つの電磁石手段を備える第1の保持
    力発生手段; 前記処理設備の出側で、帯状磁性体と対向する位置に設
    置され、少なくとも1つの電磁石手段を備える第2の保
    持力発生手段;及び 前記第1の保持力発生手段及び第2の保持力発生手段を
    制御して、それらと帯 状磁性体との間隔を目標値に近づ
    ける保持力制御手段; を備える帯状磁性体の保持装置であって、 少なくとも前記帯状磁性体の厚みの変化を認識する外乱
    検出手段、及び検出した外乱に対応して前記保持力制御
    手段の制御ゲインを自動的に修正するゲイン変更手段を
    備える帯状磁性体の保持装置。
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