JP3046303U - 携帯用通信機器のベルト取付け具 - Google Patents

携帯用通信機器のベルト取付け具

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JP3046303U
JP3046303U JP1997003107U JP310797U JP3046303U JP 3046303 U JP3046303 U JP 3046303U JP 1997003107 U JP1997003107 U JP 1997003107U JP 310797 U JP310797 U JP 310797U JP 3046303 U JP3046303 U JP 3046303U
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哲雄 田
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哲雄 田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポケットベルや携帯電話等の通信機器を種々
の幅を有する異なったベルトに容易に固定できる取付け
具を提供する。 【解決手段】 前記取付け具は、本体3 と、スライド板
4 と前記通信機器に取付ける折曲げ片5 を備える。前記
本体3 は、この折曲げ片5 を収納するため前側に凹部32
を形成し,2つの対向した後側部に均一に配設した複数
のラチェット歯312 を有する。前記スライド板4 は前記
本体3 の後部に移動自在に収納され、前記ラチェット歯
312 の各々の対に係合する爪部44を一体に形成してい
る。該爪部44間には押圧板43を一体に形成し、後端には
ベルトに当接するフック41を一体に形成する。スライド
板4 をスライドさせ、ラチェット歯312 と爪部44を係止
してベルトの幅に合わせて正確にセットできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、取付け具、特にポケットベル、相互通信機器または携帯電話等の通 信機器を種々の幅を有する異なったベルトに固定するよう形成された取付け具に 関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
通信技術の急速な進歩に伴い、相互通信機器、ポケットベル及び携帯電話が普 及してきた。しかし、これらの通信機器を使用するには、ユーザがその通信機器 をどこに行くにも携帯する必要がある。図5に携帯用通信機器90をベルトに取付 ける従来の取付け装置を示す。該取付け装置は、底部にフック状の突起を有する 本体1を備える。脚部12はこの本体1を通信機器90の後部に連結するよう配設さ れる。この脚部12とこの脚部12上に配設したバネ11を通ってシャフト14が延設し 、これにより本体1が該シャフト14回りに回転可能となりその結果ベルトが通信 機器90と本体1により形成される空隙(符号付さず)に配設される。この従来の 取付け具は、バネ11のテンション・アームが短いため該バネ11の取付けが困難で あると言う短所がある。さらに2番目の短所としては、図7、8に示すように、 上述の空隙が固定されているため、種々の幅を有する異なったベルトを取付ける には不適であると言う欠点がある。
【0003】 図6に携帯用通信機器90をベルトに取付ける装置の別の従来例を示す。該取付 け装置は、底部に係止部23を有する本体2を備える。U字状の折曲片21がこの本 体2を装置90の後部に連結するよう配設される。この本体2はこのU字状の折曲 げ片21の一側を収納するキャビティ22を形成する。この従来装置は、捩じれバネ の組立てが困難であるという問題は解決するが、通信機器90と本体2により形成 される空隙が上記従来例と同様に固定されているため、種々の幅を有する異なっ たベルトを取付けるにはやはり不適であると言う欠点がある。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点を緩和または回避する為、改良された携帯用通信 機器のベルト取付け具を提供することを目的とするものであり、ポケットベルや 携帯電話等の通信機器を種々の幅を有する異なったベルトに固定する取付け具を 提供することを目的とする。また、本考案は、ポケットベルや携帯電話等の通信 機器をベルトに容易に取付けることのできる取付け具を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、携帯用通信機器に取付ける折曲げ片と、前側にこの折曲げ 片を収納するため形成した凹部と後側の2つの対向側部に設けた一対の溝部と開 口部と該開口部の2つの対向した側部に均一に配設した複数のラチェット歯とを 有する本体と、前記本体の一対の溝部に移動自在に収納可能であって前記ラチェ ット歯の各々の対に係合するため前端に一体に形成した爪部と該爪部の間に一体 に形成した押圧体とベルトの下端に当接するため後端に一体に形成したフックを 有するスライド体とを備えたことを特徴とする携帯用通信機器のベルト取付け具 であり、この構成により種々の幅を有する異なったベルトを確実に取付けること ができる。
【0006】 請求項2の考案は、前記折曲げ片が中間部立上がり部を有することを特徴とす る請求項1の携帯用通信機器のベルト取付け具であり、この構成により、ベルト を挿入する間隙が確実に確保できる。
【0007】 請求項3の考案は、前記折曲げ片が対向した2つの側部に複数の係止部を一体 に形成したことを特徴とする請求項1記載の携帯用通信機器のベルト取付け具で あり、前記折曲げ片と本体が確実に通信機器に取付け可能となる。
【0008】 請求項4の考案は、前記本体の凹部が該凹部を形成する上部周縁部の2つの対 向した側部から一体に延設する一対のフランジを有することを特徴とする請求項 1記載の携帯用通信機器のベルト取付け具であり、前記折曲げ片の前部を前記本 体に確実かつ容易に取付け可能になる。
【0009】 請求項5の考案は、前記本体の凹部がさらにその適当な位置から上方に延設す る突起部を有し、前記折曲げ片に該凹部の突起部に対応した孔部を穿設したこと を特徴とする請求項1記載の携帯用通信機器のベルト取付け具であり、前記折曲 げ片を前記本体に一層確実かつ容易に取付け可能になる。
【0010】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図4は本考 の携帯用通信機器のベルト取付け具の一実施例を示す。
【0011】 該取付け具は、矩形状本体3と、スライド体たるスライド板4と折曲げ片5を 備える。前記本体3は、その前部に折曲げ片5を収納する凹部32を形成する。こ の凹部32は、一対のフランジ321 により部分的に形成され、該フランジ321 は、 それぞれ、前記折曲げ片5を載置するため前記凹部32の上方周縁部の2つの対向 した側部から延設する。突起部322 が前記凹部32を部分的に形成する基底部から 上方に向け一体に延設する。前記本体3は、さらに、その後部の2つの対向した 側壁に一対の溝部31を形成し、これにより前記スライド板4が摺動自在にこの溝 部31に収納され前記本体3と連結するようになっている。さらに、前記本体3の 後部は開口部311 をその内部に形成し、該開口部311 を形成する周縁部の2つの 対向した長手方向側部に複数のラチェット歯312 を均一に配設している。
【0012】 上述の通り、スライド板4は前記本体3の一対の溝部31に摺動自在に収納され る。このスライド板4は、各々対になっている前記ラチェット歯312 と噛み合わ せるためその前端に一対の爪部44を一体的に形成し、該爪部44が図4に示すよう に押圧されていない状態にある際は、該スライド板4が前記本体3の前方向だけ に移動可能となるよう形成されている。さらに、押圧体たる押圧板43がこの爪部 44の間に一体に形成される。この押圧板43は、押圧すると前記本体3の開口部31 1 を越えて延設可能になっている。さらに、前記スライド板4は、その後端に、 ユーザのベルトの下端に当接するフック41を一体に形成する。
【0013】 前記折曲げ片5は、前部、中間部の立上り部及び後部(いずれも符号付さず) を一体に形成する。この前部は2つの対向した側部に対になった第1の係止部52 を一体に形成し、この前部が前記本体3の凹部32内に収納される際に該係止部52 が前記本体3のフランジ321 により保持され、これにより、図3に示すように確 実に取付けられるものである。この前部にはさらに、前記凹部32の突起部322 に 対応して孔部51が内部に形成され、この孔部51に前記突起部322 を挿入すること により前記折曲げ片5の前部が前記本体3と係合可能になる。さらに、対になっ た第2の係止部54を、前記折曲げ片5の対向した2つの側部で前記中間部の立上 り部と後部間の接合部分に一体に形成し、これにより、この中間部の立上がり部 と後部がポケットベル、携帯電話等の通信機器に連結する際に、図3に示すよう に確実に取付けることができるものである。
【0014】 図3は、本考案の取付け装置の組立て状態を示し、この組立ての際には、前記 折曲げ片5の中間部の立上がり部と後部が事前に通信装置90の後部に取付けられ 、該折曲げ片5の前部は前記本体3の凹部32内に事前に収納されている。ついで 、前記スライド板4が前記溝部31を介して前記本体3に挿入され、これにより、 前記爪部44が前記ラチェット歯312 と噛み合うことが可能になる。こうして、前 記スライド板4と通信装置90の後部の間にベルトを収納するための一定の空隙( 符号付さず)が形成される。該スライド板4は、前記本体3内に摺動自在に収納 されるため、前述の空隙は、いろいろな幅を有する異なったベルトに適応するよ う調節できる。また、このスライド板4は、前記フック41をベルトに当接させる ために前記本体3の前方向(図3では上方向)にだけ移動可能になる。
【0015】 通信機器90をベルトから取り外す際には、ユーザは前記スライド板4の押圧板 43を背面側から押圧して前記爪部44をラチェット歯312 から離してもよい。従っ て、前記スライド板4は前記本体3からスムーズに引き出すことができ、前記折 曲げ片5は通信機器90の背部から分離可能になる。
【0016】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能であり、例えば本考案の携帯用通信機器のベルト取 付け具を構成する折り曲げ片、本体及びスライド板の形状、寸法、部品の配列等 は適宜選定可能である。
【0017】
【考案の効果】
請求項1の考案は、携帯用通信機器に取付ける折曲げ片と、前側にこの折曲げ 片を収納するために形成した凹部と後側の2つの対向側部に設けた一対の溝部と 開口部と該開口部の2つの対向した側部に均一に配設した複数のラチェット歯と を有する本体と、前記本体の一対の溝部に移動自在に収納可能であって前記ラチ ェット歯の各々の対に係合するため前端に一体に形成した爪部と該爪部の間に一 体に形成した押圧体とベルトの下端に当接するため後端に一体に形成したフック を有するスライド体とを備えたことを特徴とする携帯用通信機器のベルト取付け 具であり、この構成により種々の幅を有する異なったベルトを確実に取り付ける ことができる。
【0018】 請求項2の考案は、前記折曲げ片が中間部の立上がり部を有することを特徴と する請求項1の携帯用通信機器のベルト取付け具であり、この構成により、ベル トを挿入する間隙が確実に確保でき、前記スライド板の挿入により該間隙を異な った幅を有するベルトの収納に適するよう容易に調節可能になる。
【0019】 請求項3の考案は、前記折曲げ片が対向した2つの側部に複数の係止部を一体 に形成したことを特徴とする請求項1記載の携帯用通信機器のベルト取付け具で あり、前記折曲げ片が確実かつ容易に通信機器と取付け装置本体に取付け可能と なる。
【0020】 請求項4の考案は、前記本体の凹部が該凹部を形成する上部周縁部の2つの対 向した側部から一体に延設する一対のフランジを有することを特徴とする請求項 1記載の携帯用通信機器のベルト取付け具であり、前記折曲げ片の前部を前記本 体に確実かつ容易に取付け可能になる。
【0021】 請求項5の考案は、前記本体の凹部がさらにその適当な位置から上方に延設す る突起部を有し、前記折曲げ片に該凹部の突起部に対応した孔部を穿設したこと を特徴とする請求項1記載の携帯用通信機器のベルト取付け具であり、前記折曲 げ片を前記本体に一層確実かつ容易に取付け可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す携帯用通信機器のベル
ト取付け具を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す携帯用通信機器のベル
ト取付け具を示す斜視図である。
【図3】図2で示した本考案の携帯用通信機器のベルト
取付け具の断面図である。
【図4】図2で示した本考案の携帯用通信機器のベルト
取付け具の拡大断面図である。
【図5】携帯用通信機器のベルト取付け具の一従来例を
示す側断面図である。
【図6】携帯用通信機器のベルト取付け具の別の従来例
を示す側断面図である。
【図7】図5の従来例において、幅小なベルトへの取付
け状態を図示する側断面図である。
【図8】図5の従来例において、幅大なベルトへの取付
け状態を図示する側断面図である。
【符号の説明】
3 本体 4 スライド板(スライド体) 5 折曲げ部 31 溝部 32 凹部 41 フック 43 押圧板(押圧体) 44 爪部 51 孔部 52 第1の係止部 54 第2の係止部 311 開口部 312 ラチェット歯 321 フランジ 322 突起部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用通信機器に取付ける折曲げ片と、
    この折曲げ片を収納するために前側に形成した凹部と後
    側の2つの対向側部に設けた一対の溝部と開口部と該開
    口部の2つの対向した側部に均一に配設した複数のラチ
    ェット歯を有する本体と、前記本体の一対の溝部に移動
    自在に収納可能であって前記ラチェット歯の各々の対に
    係合するため前端に一体に形成した爪部と該爪部の間に
    一体に形成した押圧体とベルトの下端に当接するため後
    端に一体に形成したフックを有するスライド体とを備え
    たことを特徴とする携帯用通信機器のベルト取付け具。
  2. 【請求項2】 前記折曲げ片は中間部立上がり部を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の携帯用通信機器のベ
    ルト取付け具。
  3. 【請求項3】 前記折曲げ片は対向した2つの側部に複
    数の係止部を一体に形成したことを特徴とする請求項1
    記載の携帯用通信機器のベルト取付け具。
  4. 【請求項4】 前記本体の凹部は該凹部を形成する上部
    周縁部の2つの対向した側部から一体に延設する一対の
    フランジを有することを特徴とする請求項1記載の携帯
    用通信機器のベルト取付け具。
  5. 【請求項5】 前記本体の凹部はさらにその適当な位置
    から上方に延設する突起部を有し、前記折曲げ片に該凹
    部の突起部に対応した孔部を穿設したことを特徴とする
    請求項1記載の携帯用通信機器のベルト取付け具。
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