JP2000269658A - 携帯機器の保持具着脱機構 - Google Patents

携帯機器の保持具着脱機構

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JP2000269658A
JP2000269658A JP11074809A JP7480999A JP2000269658A JP 2000269658 A JP2000269658 A JP 2000269658A JP 11074809 A JP11074809 A JP 11074809A JP 7480999 A JP7480999 A JP 7480999A JP 2000269658 A JP2000269658 A JP 2000269658A
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JP
Japan
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base
portable device
hook
attaching
detaching mechanism
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Application number
JP11074809A
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English (en)
Inventor
Masaki Ogino
正樹 荻野
Kazumi Naito
和見 内藤
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数が少なく製造コストの安い携帯機器の
保持具着脱機構を提供する。 【解決手段】保持具2を保持する基台1を板金で形成
し、基台1にスライド嵌合部1a、1aと舌片1bを設
け、舌片1bの先端部に絞りによりフック1cを形成
し、携帯機器本体にスライド嵌合部1a、1aを嵌合さ
せてスライドさせることにより舌片1bを一旦弾性変形
させた後基に戻し、フック1cを携帯機器本体に設けた
穴に係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は無線機等を体に付
ける場合等に用いる保持具の着脱機構に係わり、特に、
部品点数が少なく製造が容易な携帯機器の保持具着脱機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線機等の携帯機器に対するベル
トフック着脱機構の例を図10に示す。図に示す基台1
0は板金で作られており、両側にスライド嵌合部10
a、10aが形成され、上面に切起片10b、10bが
形成されている。
【0003】ピン4は切起片10bの穴、ロック用板ば
ね11の穴、捩りコイルばね3およびベルトフック2の
穴を挿通し、止め輪5が係止されることにより、これら
を一体に組み付ける。図11に組み付けられた状態を示
す。この状態でベルトフック2は捩りコイルばね3によ
り右下から見て時計方向に付勢されている。
【0004】このようにベルトフック2が組み付けられ
た基台10を図3に示すような携帯機器本体6の嵌合溝
6a、6aにスライド嵌合部10a、10aを嵌合させ
てスライドさせる。
【0005】このときロック用板ばね11は一旦変形し
た後、元に戻り、ロック用板ばね11に設けられたフッ
ク11aが携帯機器本体6の穴6bに係止され基台10
が携帯機器本体6に固定される。基台10を携帯機器本
体6から外すときはロック用板ばね11を変形させてフ
ック11aを携帯機器本体6の穴6bから外し基台10
を取付時と逆方向にスライドさせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のベルト
フック着脱機構は、ロック用板ばね11等部品点数が多
く、組立てにも時間がかかり製造コストが高くなるとい
う欠点があった。
【0007】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、部品点数が少な
く製造コストの安い携帯機器の保持具着脱機構を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の携帯機器の保
持具着脱機構は、保持具を保持する基台を板金で形成
し、前記基台にスライド嵌合部と舌片を設け、前記舌片
の先端部に絞りによりフックを形成し、携帯機器本体に
前記スライド嵌合部を嵌合させてスライドさせることに
より前記舌片を一旦弾性変形させた後基に戻し、前記フ
ックを携帯機器本体に設けた穴に係止させるものであ
る。
【0009】また、前記携帯機器の保持具着脱機構にお
いて、前記保持具をベルトフックとしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施例である携帯機器
の保持具着脱機構を図面に基づいて説明する。図1はこ
の発明の第1の実施例である携帯機器のベルトフック着
脱機構を示す分解斜視図である。
【0011】図に示す基台1は板金で作られており、両
側にスライド嵌合部1a、1aが形成され、上面に切起
片1d、1dが形成されている。基台1の前方にはスラ
イド嵌合部1aと同一面を前方に延びる舌片1bが形成
されており、舌片1bの先端部には絞りによりフック1
cが形成されている。
【0012】ピン4は切起片1dの穴、捩りコイルばね
3およびベルトフック2の穴を挿通し、止め輪5が係止
される。すなわち、コイルばね3およびベルトフック2
は図2に示すように一体に組み付けられ、ベルトフック
2は捩りコイルばね3により図2において、右下から見
て時計方向に付勢されている。
【0013】このようにベルトフック2が組み付けられ
た基台1を図3に示す携帯機器本体6の嵌合溝6a、6
aにスライド嵌合部10a、10aを嵌合させてスライ
ドさせる。このとき舌片1bは一旦変形した後、元に戻
り、舌片1bに設けられたフック1cが携帯機器本体6
の穴6bに係止され基台1が携帯機器本体6に固定され
る。
【0014】図4はベルトフック2の基台1を携帯機器
本体6に嵌合させる状態を示しており、図5および図6
はベルトフック2の基台1が携帯機器本体6に固定され
た状態を示している。この状態でベルトフック2をベル
トに取付け携帯機器本体6を保持させることができる。
【0015】図7は基台1を携帯機器本体6に着脱する
ときの様子を示している。基台1を携帯機器本体6に装
着するときは図7(a)〜(d)に示すように基台1を
携帯機器本体6に対してスライドさせるだけでよい。フ
ック1cは前方が低くなるように傾斜しているので、舌
片1bは携帯機器本体6により上向きに変形された後、
フック1cが携帯機器本体6の穴6bに入り込み基台1
が携帯機器本体6に固定される。
【0016】基台1を携帯機器本体6から外すときは図
7(c)に示すように舌片1bを上向きに変形させてフ
ック1cを携帯機器本体6の穴6bから外す。舌片1b
の先端は上向きに反っているのでこの部分に指をかけて
舌片1bを容易に変形させることができる。その後、図
7(b)図7(c)に示すように基台1を携帯機器本体
6に対してスライドさせることにより基台1を携帯機器
本体6から外すことができる。
【0017】図8はこの発明の第2の実施例である携帯
機器のバンドストラップ着脱機構を示す斜視図である。
この例では板金製の基台7は、第1の実施例と同様のス
ライド嵌合部7a、7aとフック7cの設けられた舌片
7bが形成されている。基台7の上面には穴7d、7d
が設けられ、これらを挿通するようにしてバンドストラ
ップ8が取付けられている。この基台7を第1の実施例
と同様にして携帯機器本体に着脱することにより携帯機
器本体を保持するためのバンドストラップ8を着脱する
ことができる。
【0018】図9はこの発明の第3の実施例である携帯
機器のベルトフック着脱機構を示す斜視図である。この
例では板金製の基台9は第1の実施例と同様のスライド
嵌合部9a、9aとフック9cの設けられた舌片9bが
形成されている。スライド嵌合部9a、9aおよび舌片
9bは平板状に形成されている。基台9に切起片9d、
9dが設けられ、この部分にベルトフック2および捩じ
りコイルばねが取付けられることは第1の実施例と同様
である。
【0019】この基台9を第1の実施例と同様にして携
帯機器本体に着脱することによりベルトフック2を着脱
することができる。この例ではスライド嵌合部9a、9
aが平板状に形成されているので、剛性は第1の実施例
と比べて小さいが製造コストを安くすることができる。
【0020】
【発明の効果】この発明の携帯機器の保持具着脱機構に
よれば、部品点数が少なく組み立て工数や製造コストが
削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である携帯機器のベル
トフック着脱機構を示す分解斜視図である。
【図2】同ベルトフック着脱機構を示す斜視図である。
【図3】同ベルトフック着脱機構が用いられる携帯機器
を示す斜視図である。
【図4】同ベルトフック着脱機構においてベルトフック
を装着する途中を示す側面図である。
【図5】同ベルトフック着脱機構においてベルトフック
を装着した状態を示す側面図である。
【図6】同ベルトフック着脱機構においてベルトフック
を装着した状態を示す斜視図である。
【図7】同ベルトフック着脱機構において基台の着脱に
おける各途中の状態を示す部分断面図である。
【図8】この発明の第2の実施例である携帯機器のバン
ドストラップ着脱機構を示す斜視図である。
【図9】この発明の第3の実施例である携帯機器のベル
トフック着脱機構を示す斜視図である。
【図10】従来の携帯機器のベルトフック着脱機構の例
を示す分解斜視図である。
【図11】同ベルトフック着脱機構を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 基台、1a スライド嵌合部、1b 舌片、1c
フック、1d 切起片 2 ベルトフック、 3 捩りコイルばね 4 ピン 5 止め輪 6 携帯機器本体、6a 嵌合溝、6b 穴 7 基台、7a スライド嵌合部、7b 舌片、7c
フック、7d 穴 8 バンドストラップ 9 基台、9a スライド嵌合部、9b 舌片、9c
フック、9d 切起片 10 基台、10a スライド嵌合部、10b 切起片 11 ロック用板ばね、11a フック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持具を保持する基台を板金で形成し、
    前記基台にスライド嵌合部と舌片を設け、前記舌片の先
    端部に絞りによりフックを形成し、携帯機器本体に前記
    スライド嵌合部を嵌合させてスライドさせることにより
    前記舌片を一旦弾性変形させた後基に戻し、前記フック
    を携帯機器本体に設けた穴に係止させることを特長とす
    る携帯機器の保持具着脱機構。
  2. 【請求項2】 前記保持具がベルトフックである請求項
    1の携帯機器の保持具着脱機構。
JP11074809A 1999-03-19 1999-03-19 携帯機器の保持具着脱機構 Pending JP2000269658A (ja)

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