JP2558026B2 - 小型端末機器のロック構造 - Google Patents

小型端末機器のロック構造

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JP2558026B2 JP3291510A JP29151091A JP2558026B2 JP 2558026 B2 JP2558026 B2 JP 2558026B2 JP 3291510 A JP3291510 A JP 3291510A JP 29151091 A JP29151091 A JP 29151091A JP 2558026 B2 JP2558026 B2 JP 2558026B2
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一夫 平藤
徳弘 隈部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯可能な無線機等の小
型端末機器のロック構造に関する。一般に、携帯型の小
型端末機器は電源としてのバッテリパックを備えてい
る。そして、このバッテリパックは充電のため、あるい
は交換のため、機器本体に対して着脱可能となってお
り、着脱は頻繁に行われるから、簡略な操作で行なえる
のがよい。
【0002】一方、この種の小型端末機器は携帯される
という性質上、小型、軽量である必要があり、また普及
の観点から安価であることがよい。本発明はこのような
バッテリパック等の機器本体に対する着脱のためのロッ
ク構造を、小型化、軽量化、低コスト化の観点から構成
したものである。
【0003】
【従来の技術】図5乃至図7は従来のロック構造の説明
図であり、図5は要部断面図、図6は要部分解斜視図、
図7は外観斜視図である。
【0004】図7において、21は携帯型の小型端末機
器の本体であり、22は機器本体1の電源としてのバッ
テリパックである。バッテリパック22は機器本体21
の一部を補間する形状に形成されている。
【0005】機器本体21の接合面(上面)21aとバ
ッテリパック22の接合面(下面)22aには、それぞ
れ相対する係合部が形成されており、機器本体21に対
してバッテリパック22を予めずらした状態でそれぞれ
の接合面21a,22aを面合わせし、その後バッテリ
パック22の端子23が形成された側と反対側端部のロ
ック部22bが機器本体21のロック部21bに当接す
るようにバッテリパック22をスライドさせることによ
り、機器本体21とバッテリパック22の相対する係合
部が係合するとともに、図5及び図6に示すロック構造
により、バッテリパック22が機器本体21に係止・装
着される。
【0006】図5及び図6において、機器本体21のロ
ック部21bには、複数のネジブッシュ24aを有する
取付部24が、その近傍には貫通穴25が形成されてお
り、押え金具26によりロック爪27及びロックボタン
28が保持された状態で、取付部24にネジ29により
保持・固定されている。
【0007】ロック爪27はピン27aを有しており、
ロックボタン28は三角形の貫通穴28aを有してお
り、ピン27aが貫通穴28aに挿入されている。ロッ
ク爪27はガイドピン30及びネジ31により押え金具
26に保持されたコイルバネ32により付勢されてお
り、ピン27aが貫通穴28aの斜辺に圧接することに
より、ロックボタン28が上方向に押し上げられ、ロッ
クボタン28の一部が貫通穴25を貫通して僅かに突出
した状態となっている。
【0008】一方、バッテリパック22には、ロック爪
27の先端に係合する爪係合部が形成されており、バッ
テリパック22装着時には、この爪係合部がロック爪2
7をコイルバネ32の付勢力に抗して若干スライドさせ
た後に復元させ、ロック爪27先端が爪係合部に係合す
ることにより、バッテリパック22が機器本体21にロ
ックされる。
【0009】バッテリパック22を取り外すときは、ロ
ックボタン28を押下すると、ロックボタン28の貫通
穴28aの斜辺によりピン27aを介してロック爪27
がコイルバネ32の付勢力に抗してスライドされて係合
が解除され、この状態でバッテリパック22を装着時と
反対方向にスライドすることによりなされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のロック
構造によると、図5及び図6から明らかなように、部品
点数が非常に多く、組み立てに際しての作業工数が多い
等、コスト高になるとともに、小型化、軽量化を図る上
で支障があるという問題があった。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、低コスト化、小型
化、軽量化を図ることができる小型端末機器のロック構
造を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、以下のような構成を提供する。機器本体の一部を
補間する形状を有する補間部材を、該機器本体に解除可
能に係止する小型端末機器のロック構造において、略平
板状の部材の一端部側に、突出するロック爪部及び押圧
ボタン部が、他端部側に該ロック爪部の突出方向に弾性
変形する付勢部が一体的に形成されてなるロック部材
を、該付勢部が前記機器本体に当接し、且つ該ロック爪
部の突出方向に僅かに摺動するように該機器本体に設け
る。
【0013】そして、前記補間部材装着時に、該ロック
部材を若干押下げた後に復元させて該ロック爪部と係合
するように形成された爪係合部を該補間部材に設け、該
ロック部材の押圧ボタン部を押圧することにより、該ロ
ック爪部の該爪係合部に対する係合が解除されて、該補
間部材を機器本体から離脱できるように構成する。
【0014】
【作用】本発明のロック構造によると、ロック爪部、押
圧ボタン部、及び付勢部を一体形成してなるロック部材
を設け、これを機器本体に摺動自在に取り付けて構成し
ているので、従来構造に比較して、部品点数が大幅に減
少する。
【0015】また、ロック部材は形状が簡易であり、例
えば樹脂モールド成形により、容易に形成することがで
きる。さらに、組み立てが非常に簡易化され、全体を小
型に構成しても組み立てに支障を生じることは少なく、
端末機器の小型化、軽量化に寄与するところが大きい。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明実施例の要部構成を示す分解斜視図
であり、図2は同じく外観を示す斜視図である。
【0017】図2において、1は携帯型の小型無線機の
本体であり、2は機器本体1の電源としてのバッテリパ
ック(補間部材)である。バッテリパック2は機器本体
1の一部を補間する形状に形成されている。
【0018】機器本体1の接合面(上面)1aとバッテ
リパック2の接合面(下面)2aには、それぞれ相対す
る溝等からなる係合部が形成されており、機器本体1に
対してバッテリパック2を予めずらした状態でそれぞれ
の接合面1a,2aを面合わせし、その後バッテリパッ
ク2の端子3が配置された側と反対側端部のロック部2
bが機器本体1のロック部1bに当接するように、バッ
テリパック2をスライドさせることにより、相対する係
合部が係合するとともに、図1に示すロック構造によ
り、バッテリパック2が機器本体1に係止・装着され
る。
【0019】図1において、機器本体1のロック部1b
には、一対のレール溝4,4が形成されているととも
に、略コの字状のガイド部材5が一体的に形成されてい
る。ガイド部材5の中央部下側には貫通穴6が形成され
ている。
【0020】7はロック部材であり、ロック部材7は略
平板状の部材の上端部の両側部近傍に上向きに突出する
ロック爪部8,8がその中央部に押圧ボタン部9が形成
されているとともに、下端部にはその一端部側から他端
部側に向かって付勢部10が形成されて構成されてい
る。また、ロック部材7の裏面にはレール溝4,4に摺
動自在に挿入される一対のガイドレール部11が形成さ
れており、正面の中央部にはガイド部材5の貫通穴6内
に遊嵌配置されるスライドストローク規制用の突起12
が形成されている。
【0021】ロック爪部8,8の先端部は斜めに形成さ
れており、付勢部10は先端にいくに従って細くなるよ
うに形成されている。このロック部材7は樹脂モールド
成形により、各部を一体的に形成して構成されている。
材料としては、例えば、ポリアセタール樹脂を用いるこ
とができる。
【0022】そして、このロック部材7は、機器本体1
とガイド部材5の間に、付勢部10を下側にして挿入さ
れることにより組み立てられる。ロック部材7の突起1
2はその下側が斜めに形成されており、ロック部材7挿
入時の支障にならないようになっている。
【0023】また、ロック部材7は付勢部10が機器本
体1の上面1aに当接された状態で、突起12の上側が
ガイド部材5の貫通穴6の上側に当接し、抜け出ないよ
うになっている。これにより、ロック部材7は、押圧ボ
タン部9を押圧することにより、復元自在に僅かにスラ
イドするのである。
【0024】一方、バッテリパック2のロック部2b近
傍には、ロック部材7のロック爪部8,8のそれぞれに
対応する位置に、凸状あるいは凹状の爪係合部13,1
3が形成されており、バッテリパック2をそのロック部
2bが機器本体1のロック部1bに当接する側にスライ
ド・加圧することにより、ロック部材7が若干下側にス
ライドされた後に復元して、ロック爪部8,8先端と爪
係合部13,13が係合し、バッテリパック2が機器本
体1にロックされる。
【0025】バッテリパック2を取り外すときは、ロッ
ク部材7の押圧ボタン部9を押圧して、ロック部材7を
付勢部10による付勢力に抗してスライドさせることに
より、ロック爪部8,8と爪係合部13,13の係合が
解除され、この状態でバッテリパック2を装着時と反対
方向にスライドすることによりなされる。
【0026】図3は本発明他の実施例図であり、ロック
部材の他の構成を示す斜視図である。図1におけるロッ
ク部材7の付勢部10はその一端部側から他端部側に向
かって形成されているが、この例では、その中央部から
一対の付勢部をそれぞれ外側に向かって形成して構成さ
れている。押圧ボタン部9を押下したときのロック部材
7の安定性を向上できるものである。
【0027】尚、本発明者等が本発明をする過程におい
て提案したロック構造を図4に示しておく。図1と実質
的に同一の構成部分については同一の番号が付されてい
る。即ち、ロック部材7に付勢部を一体的に形成するこ
となく、バネ装着部15を形成し、コイルバネ16をこ
の装着部15に装着して構成したものである。
【0028】上記の実施例と機能的には同一のものであ
るが、上記実施例の構成の方が部品点数が少なく、組立
工数の減少、コスト低減、軽量化、小型化の点で優れて
いることが理解できる。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したの
で、小型端末機器の製造工数の低減、コスト低減、小型
化、軽量化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部構成を示す斜視図である。
【図2】本発明実施例の外観斜視図である。
【図3】本発明他の実施例図であって、ロック部材の他
の構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の前提となった構成を示す斜視図であ
る。
【図5】従来技術の構成を示す断面図である。
【図6】従来技術の構成を示す分解斜視図である。
【図7】従来技術の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 機器本体 2 バッテリパック(補間部材) 4 レール溝 5 ガイド部材 6 貫通穴 7 ロック部材 8 ロック爪部 9 押圧ボタン部 10 付勢部 11 ガイドレール部 12 突起 13 爪係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 実 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体(1) の一部を補間する形状を有
    する補間部材(2) を、該機器本体(1) に解除可能に係止
    する小型端末機器のロック構造において、 略平板状の部材の一端部側に、突出するロック爪部(8)
    及び押圧ボタン部(9)が、他端部側に該ロック爪部(8)
    の突出方向に弾性変形する付勢部(10)が一体的に形成さ
    れてなるロック部材(7) を、該付勢部(10)が前記機器本
    体(1) に当接し、且つ該ロック爪部(8) の突出方向に僅
    かに摺動するように該機器本体(1) に設け、 前記補間部材(2) 装着時に、該ロック部材(7) を該付勢
    部(10)の付勢力に抗して若干押下げた後に復元させて該
    ロック爪部(8) と係合するように形成された爪係合部(1
    3)を該補間部材(2)に設け、 該ロック部材(7) の押圧ボタン部(9) を押圧することに
    より、該ロック爪部(8) の該爪係合部(13)に対する係合
    が解除されて、該補間部材(2) を機器本体(1)から離脱
    できるように構成したことを特徴とする小型端末機器の
    ロック構造。
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