JP3046269U - ビニールハウス用止め具 - Google Patents
ビニールハウス用止め具Info
- Publication number
- JP3046269U JP3046269U JP1997007753U JP775397U JP3046269U JP 3046269 U JP3046269 U JP 3046269U JP 1997007753 U JP1997007753 U JP 1997007753U JP 775397 U JP775397 U JP 775397U JP 3046269 U JP3046269 U JP 3046269U
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- Japan
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- groove
- stopper
- greenhouse
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造簡易で、支柱への嵌着が簡単であるとと
もに、ワンタッチで強力かつ確実にヒニールシートを支
柱に固着できるビニールハウス用止め具を提供する。 【解決手段】 ビニールハウス用止め具aは止め具本体
1と回動駒11とから成り、止め具本体1は所要長さの
棒体に正面形状Ω形にして下部の開口幅Wが、ビニール
ハウスに使用する支柱2の直径より僅かに短小な空間3
を前後に貫通して形成するとともに、上部中央には逆T
形の溝4を前後に渡って貫設するとともに、溝4の前後
方向の中央部に逆T形の溝4より広幅の上部溝5と下部
溝6から成る広幅溝部7を形成して成り、広幅溝部7に
T形のツマミ部8とツマミ部8の軸部9の下端に接合し
たカム板10から成る回動駒11を、溝4の前端から軸
部9とカム板10を挿入して嵌着して成る。
もに、ワンタッチで強力かつ確実にヒニールシートを支
柱に固着できるビニールハウス用止め具を提供する。 【解決手段】 ビニールハウス用止め具aは止め具本体
1と回動駒11とから成り、止め具本体1は所要長さの
棒体に正面形状Ω形にして下部の開口幅Wが、ビニール
ハウスに使用する支柱2の直径より僅かに短小な空間3
を前後に貫通して形成するとともに、上部中央には逆T
形の溝4を前後に渡って貫設するとともに、溝4の前後
方向の中央部に逆T形の溝4より広幅の上部溝5と下部
溝6から成る広幅溝部7を形成して成り、広幅溝部7に
T形のツマミ部8とツマミ部8の軸部9の下端に接合し
たカム板10から成る回動駒11を、溝4の前端から軸
部9とカム板10を挿入して嵌着して成る。
Description
【0001】
本考案は農業用ビニールハウス(以下、単にビニールハウスという。)の支柱 へのビニールシートの固着に用いる止め具に関する。
【0002】
ビニールハウスにおけるパイプ製の支柱にビニールシートを固着する止め具は 、Ω形の内周面と該内周面に嵌着する前記支柱の外周面とでビニールシートを挟 持する際に、止め具本体の内部応力で締結するものであるから、支柱への嵌入時 の開口幅が該支柱の直径より小径であるとともに、前記内周面の直径も支柱の直 径より小径であるため、取着時にかなりの労力を要するものである。 そこでその対策としての従来技術の一例は、開口幅を支柱に嵌着し易い幅に拡 幅し、頂部上面に前後に渡ってU状の溝を貫設し、該溝に該溝の溝幅より広い広 幅の嵌入片(挟持片)を嵌入し、前記Ω形の内周面を狭小に変形して該内周面と 支柱の外周間にシートを挟持する固着具が提案されているが、嵌入片自体及び嵌 入片と固着具本体との接合構造が複雑でコストがかさむものであった。
【0003】
本考案は上記に鑑み、構造簡易で、支柱への嵌着が簡単であるとともに、ワン タッチで強力かつ確実にビニールシートを支柱に固着できるビニールハウス用止 め具を提供するものである。
【0004】
第1考案のビニールハウス用止め具は、所要長さの棒体に正面形状Ω形の空間 を前後に貫通して形成するとともに、上部中央には前後に渡って所要の溝を貫設 し、該溝を強制的に拡幅することにより、前記空間を狭小に変形する止め具にお いて、前記溝が前後方向の中央部に断面逆T形の上部溝と下部溝とから成る広幅 溝部を形成し、該広幅溝部に、T形のツマミ部と該ツマミ部の軸部下端に接合し たカム板から成る回動駒を、軸部とカム板において嵌着して成る。
【0005】 第2考案のビニールハウス用止め具は、第1考案において、広幅溝部の下部溝 のいずれか一側の側部に板バネを内設して成る。
【0006】
回動駒におけるツマミ部は板状の蝶形のものから丸形のものまで選択され、ま た、蝶形のものの場合は、カム板の作用時に止め具本体の長手方向に沿って蝶形 が目視されるように、ツマミ部とカム板との取付け位相が選択されるものから、 カム板の作用時に止め具本体の長手方向に直交して蝶形が目視されるように、ツ マミ部とカム板との取付け位相が選択されることもある。 頂部上面の前後に貫設する溝は、逆T形の形状のものから、該逆T形溝の底面 中央に円弧状の凹部を配設するものなどが選択され、また支柱への嵌着面は単に Ω形に形成されるものから、内周面上部の、下部溝の両端近傍に対応する位置に スリットを刻設するものなども選択される。
【0007】
本考案を実施例により説明すると、図2に示すように、止め具本体1は所要長 さの棒体に正面形状Ω形にして下部の開口幅Wが、ビニールハウスに使用する支 柱2の直径より僅かに短小な空間3を前後に貫通して形成するとともに、上部中 央には逆T形の溝4を前後に渡って貫設し、溝4の前後方向の中央部には、上下 方向の位相を等しく断面逆T形に図3に示すような、溝4よりそれぞれ広幅の上 部溝5と下部溝6から成る広幅溝部7を形成して成り、広幅溝部7に図4に示す ような、T形のツマミ部8とツマミ部8の軸部9の下端に接合したカム板10か ら成る回動駒11を、図1に示すように、軸部9とカム板10を前端の逆T形の 溝4から挿入して嵌着して成る。
【0008】 このようにして成るビニールハウス用止め具a(以下、単に止め具aとする。 )は、図1に示す状態で提供され、ビニールハウスにおいて、ビニールシート1 2の上面から開口部13をビニールパイプ製の支柱2に押し込むと、開口部13 は軽く開いて支柱2をビニールシート12と共にΩ形の空間3に収め、その状態 で回動駒11のツマミ部8を指で90°回転すると、カム板10は広幅溝部7の 下部溝6の両側部14を押圧し、その結果、図5に示すように、空間3の内周面 15の中央と下部溝6の底面中央の危険断面を中心にして内周面15が空間3を 狭小に変形し、支柱2に対してビニールシート12を強力かつ確実に固着できる こととなる。
【0009】 ビニールシート12を交換するなどで止め具aを取外す場合は、回動駒11を 逆に90°回転すれば、カム板10による下部溝6の両側部14への押圧が解除 されるから、空間3が広くなり、開口部13が開いて止め具aは簡単に脱却され る。
【0010】 このほか、カム板10による下部溝6への直接的な押圧力に代えて、図6に示 すように、止め具aの一方の側部14に、所要の弾発力を有する山形状の板バネ 16を嵌着し、板バネ16の中央部にカム板10のカム面の嵌着する形状の凹部 17を設け、前記の危険断面への応力の緩和とカム板10の位置決めを図ること もできる。なお、図7に示すように、止め具本体1の空間3の内周面15を広狭 自在に変動し易くするために、下部溝6の底面中央に円弧状の凹部18を配設し たり、空間3の内周面15の上部で、下部溝6の両端近傍に対応する位置にスリ ット19を刻設するなども実施できる。
【0011】
本考案のビニールハウス用止め具によれば、止め具本体及び回動駒の構造が簡 易で、合成樹脂による射出成形品で提供できるから安価なものとなり、また、機 能上では非力な女性、老人でも簡単に脱着可能であり、しかもワンタッチで強力 かつ確実にビニールシートを支柱に固着できる効果がある。
【図1】ビニールハウス用止め具aの斜視図。
【図2】止め具本体1の斜視図。
【図3】広幅溝部7の平面図。
【図4】回動駒11の斜視図。
【図5】ビニールハウス用止め具aの使用状態の正面
図。
図。
【図6】広幅溝部7の他の実施例における平面図。
【図7】止め具本体1の他の実施例における縦断面図。
【符号の説明】 1 止め具本体 2 支柱 3 空間 4 溝 5 上部溝 6 下部溝 7 広幅溝部 8 ツマミ部 9 軸部 10 カム板 11 回動駒 12 ビニールシート 13 開口部 14 側部 15 内周面 16 板バネ 17 凹部 18 凹部 19 スリット W 開口幅 a ビニールハウス用止め具
Claims (2)
- 【請求項1】 所要長さの棒体に正面形状Ω形の空間を
前後に貫通して形成するとともに、上部中央には前後に
渡って所要の溝を貫設し、該溝を強制的に拡幅すること
により、前記空間を狭小に変形する止め具において、前
記溝が前後方向の中央部に断面逆T形の上部溝と下部溝
から成る広幅溝部を形成し、該広幅溝部に、T形のツマ
ミ部と該ツマミ部の軸部下端に接合したカム板から成る
回動駒を、軸部とカム板において嵌着して成るビニール
ハウス用止め具。 - 【請求項2】 広幅溝部の下部溝の側部に板バネを内設
して成る請求項1記載のビニールハウス用止め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007753U JP3046269U (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | ビニールハウス用止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007753U JP3046269U (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | ビニールハウス用止め具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3046269U true JP3046269U (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=43180618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007753U Expired - Lifetime JP3046269U (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | ビニールハウス用止め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046269U (ja) |
-
1997
- 1997-08-15 JP JP1997007753U patent/JP3046269U/ja not_active Expired - Lifetime
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