JP3046166B2 - 壁面移動装置 - Google Patents

壁面移動装置

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JP3046166B2
JP3046166B2 JP4345085A JP34508592A JP3046166B2 JP 3046166 B2 JP3046166 B2 JP 3046166B2 JP 4345085 A JP4345085 A JP 4345085A JP 34508592 A JP34508592 A JP 34508592A JP 3046166 B2 JP3046166 B2 JP 3046166B2
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Japan
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wall
winch
wall moving
tension
moving frame
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誠剛 時岡
博一 稲垣
幸雄 酒井
敏夫 野々山
信哉 石上
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Kumagai Gumi Co Ltd
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Kumagai Gumi Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/005Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00 mounted on vehicles or designed to apply a liquid on a very large surface, e.g. on the road, on the surface of large containers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の壁面の診断等
を行なう装置を搭載して移動する壁面移動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の壁面の診断等を目的とし
た壁面移動装置として、カウンターウエイトを用いる装
置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の壁面移動装
置の場合は、高い建築物における地上近くの壁面に、壁
面移動装置を押付けるために、大きな自重が必要であ
る。また壁面移動装置を地上近くの位置から屋上近くの
位置に移動する場合は、壁面移動装置の壁面への押付力
が大きく変化するため、壁面移動装置が、窓部を通過す
るとき、その窓部を破損させる恐れがある。
【0004】前述の問題を有利に解決するために、本発
明の壁面移動装置においては、壁面診断装置等を固定す
る壁面移動フレーム2に横軸14を介して壁面走行車輪
1を取付け、前記壁面移動フレーム2に中間屈折部を有
するカウンターアーム3の一端部または両端部を枢着
し、前記カウンターアーム3に、建築物5の上部に設け
たウインチ6の巻胴7に巻付けた上側条体4の先端部お
よび、地上に設置したオートテンションウインチ9の巻
胴10に巻付けた下側条体8の先端部をそれぞれ連結
し、前記ウインチ6による上側条体4の張力とオートテ
ンションウインチ9による下側条体8の張力を介して前
記カウンターアームと壁面移動フレーム2に壁面への押
圧力が付勢される構成を特徴とする。
【0005】
【実施例】図面は本発明の第1実施例を示すものであっ
て、壁面診断装置(図示を省略した)等を固定する壁面
移動フレーム2に、上下および左右方向に間隔をおいて
配置された4組の壁面走行車輪1が横軸14により取付
けられ、く字状の一対のカウンターアーム3は左右方向
に間隔をおいて配置され、各カウンターアーム3の基端
部は、前記壁面移動フレーム2に対し左右方向に延長す
る横軸15により枢着され、各カウンターアーム3の中
間屈折部に中間連結杆16が架設固定され、その中間連
結杆16の中間部に条体連結金具17が取付けられ、各
カウンターアーム3の先端部に先端連結杆18が架設固
定され、その先端連結杆18の中間部に条体連結金具1
9が取付けられている。
【0006】前記カウンターアーム3における中間連結
杆16に取付けられた条体連結金具17にワイヤロープ
からなる上側条体4の一端部が連結され、その上側条体
4の他端側は、電動式ウインチ6の巻胴7に巻付けら
れ、そのウインチ6は建築物5の上部例えば屋上に着脱
自在に固定されている。
【0007】オートテンションウインチ9は地上を走行
する台車20に固定され、そのオートテンションウイン
チ9は、トルクモータ11により減速機21を介して回
転ささる巻胴10と、条体繰出し量検出用ロータリーエ
ンコーダ12とを備え、トルクコントロール用スライダ
制御盤13に、前記トルクモータ11および前記条体繰
出し量検出用ロータリーエンコーダ12が接続され、下
側条体8の一端部はカウンターアーム3の先端の先端連
結杆18に取付けられた条体連結金具19に連結され、
その下側条体8の他端側はオートテンションウインチ9
の巻胴10に巻付けられている。
【0008】図6はトルクコントロール用スライダ制御
盤13の制御回路を示すものであって、前記ロータリー
エンコーダ12が、そのロータリーエンコーダ12から
の信号を壁面移動フレーム2の高さに応じた信号に変え
る変換器22の入力部に接続され、その変換器22の出
力部は、前記変換器22の信号を演算してトルク制御信
号に変換するための演算器23の入力部に接続され、そ
の演算器23の出力部はスライダー24の入力部に接続
され、かつ前記スライダー24に電源が電源スイッチ2
5を介して接続されている。
【0009】前記スライダー24の出力電圧を制御する
ことにより、トルクモータ11のトルクを制御して、下
側条体8の張力を、オートテンションウインチ9により
調整する。
【0010】前述のように構成されているので、前記壁
面移動フレーム2がウインチ6により建築物5の壁面2
6を走行した距離を、前記ロータリーエンコーダ12で
検出し、その検出信号を、前記スライダ制御盤13の演
算器23により演算処理を行ない、オートテンションウ
インチ9の張力を、建築物5の壁面の最上部から壁面移
動フレーム2の昇降移動距離に合致するように制御し
て、壁面走行車輪1を有する壁面移動フレーム2の壁面
26への押付力を制御するので、前記壁面走行車輪1を
有する壁面移動フレーム2が、建築物5の壁面26を昇
降走行するとき、その走行途中にある窓ガラス等を破損
することなく走行させることができる。
【0011】図7および図8は本発明の第2実施例を示
すものであって、壁面移動フレーム2に倒V字状のカウ
ンターアーム3の基端部が固定され、そのカウンターア
ーム3の先端部に連結された上側条体4は、前記カウン
ターアーム3から上方に離れるにしたがって、壁面26
に接近するように傾斜し、かつ前記カウンターアーム3
の先端部に連結された下側条体8は、前記カウンターア
ーム3から下方に離れるにしたがって、壁面26に接近
するように傾斜しているが、その他の構成は前記第1実
施例の場合と同様である。
【0012】本発明を実施する場合、トルクモータ11
およびトルクコントロール用スライダ制御盤13につい
ては、オートテンションウインチ9の張力を制御するも
のであるから、これに代えてサーボモータ等のトルク制
御を行なえるものを使用してもよい。
【0013】本発明によれば、壁面診断装置等を固定す
る壁面移動フレーム2に横軸14を介して壁面走行車輪
1を取付け、前記壁面移動フレーム2に中間屈折部を有
するカウンターアーム3の一端部または両端部を枢着
し、前記カウンターアーム3に、建築物5の上部に設け
たウインチ6の巻胴7に巻付けた上側条体4の先端部お
よび、地上に設置したオートテンションウインチ9の巻
胴10に巻付けた下側条体8の先端部をそれぞれ連結
し、前記ウインチ6による上側条体4の張力とオートテ
ンションウインチ9による下側条体8の張力を介して前
記カウンターアームと壁面移動フレーム2に壁面への押
圧力が付勢されるので、壁面走行車輪1を備えている壁
面移動フレーム2すなわち壁面移動台車の壁面26への
押付力を、その壁面移動台車の昇降位置の変化に合わせ
て、ほぼ均一な押付力になるように自動的に調整するこ
とができ、そのため壁面移動台車の走行途中に窓ガラス
等があっても、これを破損することなく走行させること
ができ、さらに壁面移動台車の重量を大きくすることな
く、壁面に対する壁面移動台車の押付力を自動的に調整
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る壁面移動装置を示す
一部切欠側面図である。
【図2】カウンターアームを有する壁面移動台車を示す
側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2の正面図である。
【図5】スライダ制御盤を接続したオートテンションウ
インチを示す斜視図である。
【図6】スライダ制御盤の制御回路を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る壁面移動装置を示す
一部切欠側面図である。
【図8】図7の一部を拡大して示す側面図である。
【符号の説明】
1 壁面走行車輪 2 壁面移動フレーム 3 カウンターアーム 4 上側条体 5 建築物 6 ウインチ 7 巻胴 8 下側条体 9 オートテンションウインチ 10 巻胴 11 トルクモータ 12 条体繰出し量検出用ロータリーエンコーダ 13 トルクコントロール用スライダ制御盤 14 横軸 15 横軸 16 中間連結杆 17 条体連結金具 18 先端連結杆 19 条体連結金具 20 台車 21 減速機 22 変換器 23 演算器 24 スライダー 25 電源スイッチ 26 壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々山 敏夫 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会 社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 石上 信哉 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会 社 熊谷組東京本社内 (56)参考文献 特開 昭62−77514(JP,A) 特開 昭63−14207(JP,A) 特開 昭54−128124(JP,A) 実開 平4−12470(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 23/00 B05B 13/04 B05C 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面診断装置等を固定する壁面移動フレ
    ーム2に横軸14を介して壁面走行車輪1を取付け、前
    記壁面移動フレーム2に中間屈折部を有するカウンター
    アーム3の一端部または両端部を枢着し、前記カウンタ
    ーアーム3に、建築物5の上部に設けたウインチ6の巻
    胴7に巻付けた上側条体4の先端部および、地上に設置
    したオートテンションウインチ9の巻胴10に巻付けた
    下側条体8の先端部をそれぞれ連結し、前記ウインチ6
    による上側条体4の張力とオートテンションウインチ9
    による下側条体8の張力を介して前記カウンターアーム
    と壁面移動フレーム2に壁面への押圧力が付勢される構
    成を特徴とする壁面移動装置。
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CN108499787B (zh) * 2018-04-28 2023-05-26 上海市安装工程集团有限公司 一种喷胶装置及涂胶方法

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