JP3045755B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3045755B2
JP3045755B2 JP27239490A JP27239490A JP3045755B2 JP 3045755 B2 JP3045755 B2 JP 3045755B2 JP 27239490 A JP27239490 A JP 27239490A JP 27239490 A JP27239490 A JP 27239490A JP 3045755 B2 JP3045755 B2 JP 3045755B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシリアル記録を行なう画像記録装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、シリアル記録を行なう画像記録装置は第24図の
ように構成されている。画像記録装置本体1の底部に
は、シート材2が複数枚積載あれたカセット3が配置さ
れている。第24図において、左側には、記録ヘッド4が
搭載されたキャリッジ5が配置され、記録ヘッド4の下
方には、プラテン6が配置されている。
記録ヘッド4はシート材2に記録を行うインクジェッ
ト方式のヘッドであって、インク吐出部15の先端には、
第25図に示すインク吐出口16がm個有り、図示しない
が、内部にインク室を有し、m個の吐出口16から画信号
に応じてインク滴を吐出する。また、キャリッジ5に
は、図示しないが、タイミングベルトを介してキャリッ
ジ駆動モータが連結されており、該キャリッジ駆動モー
タによりガイドシャフト5aに沿って往復移動する。
各行の記録を正常につなぎ合わせるには、搬送下ロー
ラ7によるシート材2の送り精度は高精度が要求され
る。このため、搬送下ローラ7は外径が精度良く仕上げ
られ、又駆動装置としては停止精度の高いパルスモータ
を使用し、回転角度をパルスにより制御している。
記録装置では、給送信号によって給紙ローラ11が回転
すると、シート材2のうち最上部の1枚だけが分離され
て、給紙ガイド9,10の間に送り出される。
次いで、シート材2は給紙ガイド9,10に案内されて、
図示しない駆動モータにより回転する搬送下ローラ7
と、この搬送下ローラ7により従動的に回転する搬送上
ローラ8との間に送られて挟まれる。
次いで、シート材2はさらに搬送下ローラ7、搬送上
ローラ8による搬送力でプラテン6を通って引張り上下
ローラ12,13に導かれ、シート材2の先端が引張り上下
ローラ12,13間に挟み込まれると一旦停止する。
引張り下ローラ12は搬送下ローラ7と連動して回転す
るが、搬送量が若干多く設定され、かつ、シート材2の
狭持力を搬送上下ローラ7,8より弱くしているため、シ
ート材2には適度なテンションが作用して弛まないよう
になる。
この状態において、記録ヘッド4がキャリッジ5によ
り第24図において手前側から奥側に移動しながら画像信
号に応じてインクを吐出してシート材2上に一定幅(記
録幅)の記録を行う。記録幅Wは、ドット直径をd、イ
ンク吐出口の数をmとすると、m×dとなる。
1行の記録が終了する毎に搬送下ローラ7、搬送上ロ
ーラ8によりシート材2が記録幅と同量が搬送下ローラ
7により送り出され、次の行の記録を行う。搬送機構の
詳細を第28図に示す。
以上の動作を繰り返すことによりシート材2上に記録
が行われ、シート材2一枚分の記録が終了すると、シー
ト材2は引張り上下ローラ12,13から排紙トレイ14上に
排出される。シート材2上に記録された画像の一例を第
26図に示す。
また、従来の記録装置の搬送機構の他の例としては、
第27図に示すように、記録ヘッド4に対し、シート材2
の搬送路の下流側に搬送上下ローラ7,8を配置し、上流
側に引張り上下ローラ17,18を配置し、引張り上下ロー
ラ17,18の搬送量を搬送下ローラ7に対して若干少なく
し、かつ、シート材2の狭持力を搬送上下ローラ7,8よ
り弱く設定し、シート材2に適度なテンションを作用さ
せて弛まないように構成した装置が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第28図に示した如き搬送機構では、記
録ヘッド4に対し、搬送路の上流側に搬送上下ローラ7,
8を配置し、下流側に引張り上下ローラ12,13を配置し、
かつ、引張り上下ローラ12,13の搬送量を搬送上下ロー
ラ7,8に対し若干多くしたので、シート材2はその後端
が搬送上下ローラ7,8を抜けた後は、抜ける前よりも引
張り上下ローラ12,13のみにより搬送されるので、(一
定)通常の送りを行う時のモータ回転角と同量のモータ
回転角度ではシート材を多く搬送してしまう。従って、
高精度記録をする場合、シート材2が搬送上下ローラ7,
8を抜けるまでの範囲内に記録しなければならず、第28
図に示すように、シート材2の後端部の余白量xが大き
くなるという問題点があった。
また、第27図に示した如き搬送機構は、記録ヘッド4
に対し、搬送路の下流側に搬送上下ローラ7,8を配置
し、上流側に引張り上下ローラ17,18を配置し、かつ、
引張り上下ローラ17,18の搬送量を搬送上下ローラ7,8に
対し若干少なくしたので、シート材2の先端部が搬送上
下ローラ7,8に掛り、搬送上下ローラ7,8により搬送され
るまでは、シート材の送り量が少なくなる(同量のモー
タ回転角)。従って、高度記録をする場合、シート材2
が引張り上下ローラ17,18のみにより搬送可能な範囲内
に記録しなければならず、第27図に示すように、シート
材2の先端部に大きな余白x′が残るという問題点があ
った。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、高精
度記録が可能な範囲をより広くすることができる画像記
録装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、シート材に画像を記録する記録手段と、該
記録手段を挟んで設けた第1のシート搬送手段と第2の
シート搬送手段とを備え、前記第1のシート搬送手段は
第1ローラ対を有し、前記第2のシート搬送手段は第2
ローラ対を有し、前記第1のシート搬送手段に対する第
2のシート搬送手段の搬送量が異なる画像記録装置にお
いて、 シート材の後端が前記第1ローラ対を抜けるまでの前
記シート材の後端残り量を検出する検出手段と、該検出
手段により検出された後端残り量に応じて前記第2ロー
ラ対による搬送量を変化させる搬送量制御手段とを備え
たことを特徴とする。
本発明は、シート材に画像を記録する記録手段と、該
記録手段を挟んで設けた第1のシート搬送手段と第2の
シート搬送手段とを備え、前記第1のシート搬送手段は
第1ローラ対を有し、前記第2のシート搬送手段は第2
ローラ対を有し、前記第1のシート搬送手段に対する第
2のシート搬送手段の搬送量が異なる画像記録装置にお
いて、 シート材が前記第1ローラ対から前記第2ローラ対に
向けて搬送される場合、前記シート材の先端が前記第2
ローラ対に咥えられた直後に前記第1ローラ対の搬送量
を変化させる搬送量制御手段を備えたことを特徴とす
る。
本発明は、シート材に画像を記録する記録手段と、該
記録手段を挟んで設けた第1のシート搬送手段と第2の
シート搬送手段とを備え、前記第1のシート搬送手段に
対する前記第2のシート搬送手段の搬送量が異なる画像
記録装置において、 前記シート材が前記第1のシート搬送手段と前記第2
のシート搬送手段のうちのいずれかにより搬送されてい
る場合と、前記第1のシート搬送手段と前記第2のシー
ト搬送手段により協働して搬送されている場合とで前記
記録手段の記録領域を変化させる記録領域制御手段を備
えたことを特徴とする。
本発明は、シート材に画像を記録する記録手段と、該
記録手段を挟んで設けた第1のシート搬送手段と第2の
シート搬送手段とを備え、前記第1のシート搬送手段に
対する前記第2のシート搬送手段の搬送量が異なる画像
記録装置において、 前記シート材が前記第1のシート搬送手段と前記第2
のシート搬送手段のうちのいずれかにより搬送されてい
る場合と、前記第1のシート搬送手段と前記第2のシー
ト搬送手段により協働して搬送されている場合とで搬送
量および前記記録手段の記録領域を変化させる制御手段
を備えたことを特徴とする。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明の第1実施例である画像記録装置の概
略構成を示す図である。図中、第24図,第28図と同一番
号を付けたものは同様の構成部材、19−1はセンサアー
ム、19−2は発光部と受光部からなる透過型センサで、
シートの後端を検出するため紙センサ20を構成するもの
である。シート検出中はセンサアーム19−1は実線で示
した如き状態となり、発光部からの光が受光部に到達す
る。またシート非検出中はセンサアーム19−1は破線で
示した如き状態となり、発光部からの光がセンサアーム
により遮断される。この状態変化により紙センサ20はシ
ートの後端検知を行う。
第2図は本発明の第1実施例を示す。
図において、101はアップカウンタで、画素クロック
をカウントアップし、画素ブロッククロックによりリセ
ットされている。画素ブロッククロックは画像データの
有効域を示し、画素クロック128個分に相当する。102は
レジスタで、CPU106により印字ドット位置補正値が設定
されている。103はコンパレータで、アップカウンタ101
のカウント値とレジスタ102に設定された印字ドット位
置補正値とを比較するものである。比較した結果、等し
いか、あるいはカウント値の方が大きい場合、出力Xを
出力するようになっている。104はアンドゲートで、コ
ンパレータ103の出力値、画素クロック、および画素ブ
ロッククロックをアンド演算するものである。100は画
像データを一時的に蓄えるFiFoメモリで、画像データが
画素クロックに同期して書き込まれ、アンドゲート104
の出力信号に同期して読み出されている。第3図に画像
データ、画素クロック、画素ブロッククロックの関係を
示す。105は画像メモリ/ヘッド駆動部で、FiFo100から
の画像データを格納し、格納された画像データに基づき
記録ヘッドを駆動するものである。108は記録ヘッドを
走査するパルスモータ、109は紙送りを行うパルスモー
タである。20は紙センサで、紙の後端量を検知するもの
である。107はモータ駆動部で、紙センサによるシート
材の後端検知により求められた後端量に基づきパルスモ
ータ108,109を駆動するものである。
本実施例では、 ドット直径d:0.0635mm インク吐出口数m:128個 記録幅W(=m×d):8.128mm 記録幅Wだけ送るのに必要なパルス数n :48パルス 1パルスでの搬送ローラによる搬送量 t(=W/n):約0.1693mm/パルス 引張りローラの搬送ローラに対する搬送量 比:1.01 とする。
次に、シート材2の搬送方法を詳細に説明する。
シート材2は記録ヘッド4による一行の記録が終了す
るごとに搬送下ローラ7により記録幅Wと同量送り出さ
れる。しかし、後端残り量xの大きさにより搬送に寄与
するローラが異なる。すなわち、シート材2の後端から
搬送下ローラ7のニップ(シート材2を搬送している部
分)までの長さを後端残り量xとすると、 (1)x≧Wの場合 次のシート材2の搬送も搬送下ローラ7により行なわ
れる。
(2)0<x<Wの場合 シート材2の後端からxまでは、搬送下ローラ7によ
り搬送され、その後、引張り下ローラ12により搬送され
る。
(3)x≦0の場合 シート材2の搬送は引張り下ローラ12により行なわれ
る。
また、nパルスでのシート材2の搬送量lは、 n:搬送下ローラ7によりシート材2を記録幅Wだけ送る
ためのパルスモータのパルス数、 t:パルスモータ1パルスでの搬送下ローラ7による搬送
量、 e:搬送下ローラ7に対する引張り下ローラ12の搬送量比 とすると、 (1)x≧Wの場合 l=nt (2)0<x<Wの場合 l=x+(nt−x)e =−(e−1)x+nte (3)x≦0の場合 l=nte となる。なお、nt=W=mdである。
これらの関係を第5図に示す。
ここで、ntすなわち記録幅Wに対するlのズレ量y
は、 (1)x≧Wの場合 y=0 (2)0<x<Wの場合 y=−(e−1)x+nte−nt =−(e−1)x+(e−1)nt =(nt−x)(e−1) (3)x≦0の場合 y=nte−nt =nt((e−1) となる。
このズレ量yは「0」が望ましいが、搬送量比e等の
値により大きくなってしまい、シート材2の送り精度を
満足できなくなる。
そこで、パルスモータのパルス数をrだけ少なくした
場合、すなわち、n−rパルスでのシート材2の搬送量
lについて考えてみると、 (a)x≧w−rtの場合 l=(n−r)t (b)0<x<w−rtの場合 l=x+{(n−r)t−x}e =−(e−1)x+(n−r)te =−(e−1)x+nte−rte (c)x≦0の場合 l=(n−r)te となる。これらの関係を第6図に示す。
ここで、ズレ量yは (a)x≧w−rtの場合 y=(n−r)t−nt=−rt (b)0<x<w−rtの場合 y=−(e−1)x+(n−r)te−nt =−(e−1)x+nt(e−1)−rte (c)x≦0の場合 y=(n−r)te−nt =nt(e−1)−rte となる。
これはrおよびeの大きさにより記録幅Wに対してシ
ート材2の搬送量lが少なくなる場合があり、yの量だ
け重ね合わされて記録されてしまう。
ここで、重ね合わされたドット数をm′とし、この
m′分だけインクを吐出しないとすれば、記録幅はw−
m′d=nt−m′dとなる。これにより、前述のズレ量
yは y=l−(nt−m′d) で表わされる。
(a)x≧w−rtの場合 y=(n−r)t−(nt−m′d)=−rt+m′d (b)0<x<w−rtの場合 y=−(e−1)x+(n−r)te−(nt−m′d) =−(e−1)x+(e−1)nt−rte+m′d (c)x≦0の場合 y=(n−r)te−(nt−m′d) =nt(e−1)−rte+m′d となる。
これより、ズレ量yは(b)の場合減小したパルス数
rと重ね合わされたドット数m′をxの変化に伴ないズ
レ量yの絶対値が最小になるように選定すれば良い。ま
た、(a),(c)の場合も同様に減小したパルス数r
と重ね合わされたドット数m′をズレ量y′の絶対値が
最小になるように選定すれば良い。
これらの関係を第7図に示す。図からズレ量yの絶対
値を最小にするには、図中実太線の関係となることがわ
かる。ここで、ズレは最大1ドットd(±d/2ドット)
となっている。また、ズレ量yの許容値を±2dドットと
すると、太一点鎖線の関係で良く、補正のパターンも減
小させることができる。
このようにズレ量yに関する式に使用するパラメータ
の値とズレ量yの許容値により、最適の補正を行なうこ
とができる。本実施例では、引張りローラ12,13は搬送
ローラ7,8と連動して回転しているが、各々、独立に回
転(搬送ローラが停止後、引張りローラが回転する場合
など)しても同じである。
次に、シート材2の後端検知方法を説明する。
これは後端残り量xが0〜wの範囲で補正手段が2通
りある例である。
この場合、ズレ量yを±y″以内にするには、第8図
に示す例より、後端残り量xが0<x≦aの場合、y=
−(e−1)x+(e−1)nt−rte+m′d(rパル
ス,m′ドットの補正)でyが最小になり、後端残り量x
がa<x≦ntでは、y=−(e−1)x+(e−1)nt
(従来と同じ補正なし)でyが最小になる。
従って、後端残り量xがaより大きいか、小さいかの
判断が必要で有る。第9図に示すセンサアームの検知位
置をc=aとすることでntパルス順次送り、停止状態
(シート材2を送っていない状態)でセンサアーム19が
第9図に実線で示す位置にある場合、次のステップもnt
パルス送り、停止状態でセンサアーム19が第9図に破線
で示す位置にある場合、次のステップは(n−r)tパ
ルス送りでm′ドット吐出を行なわない補正を行なう。
このようにすることにより、ズレ量は±y″内にするこ
とができる。ここで、第9図よりc=a<w以下となる
ことが分かる。ただし、ntパルスは一定なので、c′=
a+Nnt(Nは正の整数)の位置であっても良い。すな
わち、N回だけntパルスを送り、次のステップで補正を
行なえば良い。
本実施例では後端残り量xに応じて次の2つの制御モ
ードを切り換える。これにより第9図に示すように印字
位置誤差を約d/2すなわち0.03175mm以内に抑えることが
可能となる。
(1)x≧5.927の場合 パルスモータ送り量:48パルス 印字ドット位置補正:0ドット(補正なし) (2)x<5.927の場合 パルスモータ送り量:47パルス 印字ドット位置補正:2ドット 第4図はCPU106による制御手順を示すフローチャート
である。
ステップS201にて、給紙命令を待ち、給紙命令を受け
ると、ステップS202にて、紙を記録ヘッドまで搬送し、
ステップS203にて、給紙終了を待つ。その後、ステップ
S204にて、1行の印字開始命令を待ち、印字開始命令を
受けると、ステップS205にて、記録ヘッド走査モータを
駆動する印字サブルーチンを実行する。そして、1行の
印字が終了した時点で、ステップS206にて、その行が最
終行か否かを判断する。判断した結果、その行が最終行
でない場合は、ステップS207に移行し、ステップS207に
て、紙センサがONか否かを判断する。
(a)判断した結果、紙センサがONの場合、すなわち、
後端送り量x≧5.927である場合は、ステップS208に移
行し、ステップS208にて、紙送り制御(1)ルーチンを
実行する。すなわち、パルスモータ送り量を48パルスと
し、印字ドット位置補正値を0ドット(補正値なし)と
する。
この場合の印字ズレ量yは 0≦y≦0.02201 となる。
その後、次の印字開始待ちルーチンに戻る。
(b)ステップS207にて判断した結果、紙センサがOFF
の場合、すなわち、後端送り量x<5.927である場合、
ステップS209に移行し、ステップS209にて、紙送り制御
(2)ルーチンを実行する。すなわち、パルスモータ送
り量を47パルスとし、印字ドット位置補正値を2ドット
(補正値なし)とする。
この場合の印字ズレ量yは −0.02201<y≦0.03725 となる。
その後、次の印字開始待ちルーチンに戻る。
他方、ステップS206にて、判断した結果、最終行の印
字が終了した場合は、ステップS210に移行し、ステップ
S210にて、排紙サブルーチンを実行する。そして、ステ
ップS211にて、排紙終了まで待機し、排紙が終了した場
合、次の給紙のスタンバイに戻る。
このようにしたので、後端送り量xと誤差yの関係は
第9図に示すようになる。第9図から、印字位置誤差が
約d/2、すなわち、0.03175mm以内に抑えられていること
が分かる。
なお、シートの後端検知用センサとして第13図または
第14図示透過型又は反射型センサを使用しても良い。
第2実施例 これは後端残り量xが0〜wの範囲で補正手段が3通
りある例である。
この場合、ズレ量yを±y″以内にするには、第10図
より、後端残り量xが0≦x≦aでは、y=−(e−
1)x+(e−1)nt−rte+m′d(rパルス,m′ド
ットの補正)でyの絶対値が最小になり、後端残り量x
がa≦x≦bでは、y=−(e−1)x+(e−1)nt
−rte+(m′+1)d(rパルス,m′+1ドットの補
正)でyの絶対値が最小になり、後端残り量xがb≦x
≦ntでは、y=−(e−1)x+(e−1)nt(従来と
同じ補正なし)でyの絶対値が最小になる。従って、後
端残り量xはx≦a,a≦x<b,b≦x≦ntの3種類を判断
する必要があり、判断ポイントはa,bの2ケ所になる。
これより、前述したシート材2が停止している状態
で、後端残り量を判断することは不可能となるの、シー
ト材2が送られている状態で後端残り量を検知すること
になる。
第1実施例と同様に第1図に示すセンサアーム19−1
および透過型センサ19−2を用いた場合、シート材2の
後端がセンサアーム19−1を抜け、センサアーム19−1
が第1図に破線で示す位置になり、透過型センサ19−2
により信号を得てからシート材2が停止するまでのパル
スモータの回転パルス数n″をかぞえる。センサアーム
19−1の位置がcである場合、後端残り量xは x=c−n″t(n″≦n,nt<c<2nt) x=c−Nnt−n″t(n″≦n,2nt≦c,Nは自然数) で表わされる。ここで、c>wであることが必要である
(c<wの場合n″の大きさによりxが負になる)。
しかし、シート材を記録幅分搬送する際のシート材2
の送り速度は第11図のように加速−等速−減速のパター
ンであり、センサアーム19−1が第1図に破線で示す位
置まで回転するのにはある一定の時間(例えば、重力で
物体が0.5mm落下するには約10msecかかる。)がかか
る。そのため、第11図のA点でシート材2の後端がセン
サアーム19−1を抜けても、センサアーム19−1が回転
して第1図に破線で示す位置になった時には(B−A)
時間経過して第11図に斜線で示す量だけ誤差となってし
まい、紙センサ20のシート材後端検知出力に基づいて算
出される後端残り量は実際の後端残り量に対して大きく
異なってしまう。その関係を第12図に示す。
そこで、本実施例では第13図の反射型センサや第14図
の透過型センサを使用して時間による誤差を軽減させて
いる(応答時間は1msec以下)。ここで、センサ位置c
はやはりw<cである。本実施例では、 ドット直径d:0.0635[mm] インク吐出孔数m:128[個] 記録幅W(=m×d):8.128[mm] W送るのに必要なパルス数n:48[パルス] 1パルスでの搬送下ローラによる搬送量 t(=W/n):約0.1693[mm/パルス] 引張りローラの搬送ローラに対する搬送量比e:1.02 で行ない、後端残り量xにより、次の(1)〜(4)の
制御切り換えを行なうことで第15図に示すようにd/2
(=0.03175mm)以内に印字位置誤差を抑えることが可
能である。
(1)x≧W(8.128mm)の場合 パルスモータ送り量:48パルス 印字ドット位置補正:0ドット(補正なし) で、印字ズレ量yは y=0mm である。
8.128>x≧6.985の場合 パルスモータ送り量:48パルス 印字ドット位置補正:0ドット(補正なし) で、印字ズレ量yは 0≦y≦0.02286mm である。
(2)6.985>x≧4.2545の場合 パルスモータ送り量:47パルス 印字ドット位置補正:2ドット で、印字ズレ量yは −0.02286<y≦0.03175mm である。
(4)4.2545>x≧1.0795の場合 パルスモータ送り量:47パルス 印字ドット位置補正:1ドット で、印字ズレ量yは −0.03175<y≦0.03175mm である。
(4)1.0795>x≧0の場合 パルスモータ送り量:47パルス 印字ドット位置補正:0ドット(補正なし) で、印字ズレ量yは −0.03175<y≦−0.01016mm である。
0>xの場合 パルスモータ送り量:47パルス 印字ドット位置補正:0ドット(補正なし) で、印字ズレ量yは y=−0.01016mm である。
第16図は第2図示CPU106による制御手順を示すフロー
チャートである。
ステップ201からステップ206までの制御手順は第1実
施例と同様である。そして、ステップS206にて、最終行
の印字が終了したか否かを判断する。判断した結果、終
了していない場合は、ステップS301に移行し、ステップ
S301にて、1行印字後に前回紙搬送を行なった際に検知
した後端量xがx≧41,40≧x≧25,24≧x≧6、および
5≧xのいずれであるかを判断し、後端量xに応じてス
テップS302ないしステップS305にて、前述の制御(1)
から制御(4)を実行するサブルーチンを選択する。
紙後端量を測定するルーチンは、パルスモータを回転
するためにパルスを発生するタイマ割り込みルーチン内
で行なう。このタイマ割り込みルーチンを第17図に示
す。
ステップS401にて、パルスモータを回転するために前
回の励磁相の次の励磁相を作るパルスを出力し、ステッ
プS402にて、次回のパルスを出力するためのタイマ割り
込みまでの時間を設定する。そして、ステップS403にて
nパルス出力を終了したか否かを判断し、判断した結
果、紙送り制御で設定されたnパルス(本実施例では、
48または47)出力を終えていない場合は、ステップS404
に移行し、ステップS404にてその時点での紙センサから
の入力により紙があるか否かを判断し、判断した結果、
紙がある場合は、ステップS405にて、紙後端量カウンタ
Xを加算し、紙送り制御を終了する。他方、紙がない場
合は、紙送り制御を終了する。
よって、紙送り中にこの紙センサをぬけることによ
り、紙後端量カウンタXの値は0≦X≦48となる。Xの
1単位は本実施例では0.1693mmに相当するので、 紙送り制御1を選択する紙長:6.985mm X≒41 紙送り制御2を選択する紙長:4.2545mm X≒25 紙送り制御3を選択する紙長:1.0795mm X≒6 となる。
他方、ステップS403にて判断した結果、nパルス出力
された場合、ステップS406にて、nパルス出力後はモー
タを停止し紙送り制御が終る。
なお、本実施例では、補正手段が3通りの例を説明し
たが、4通り以上の場合でも同様である。
第3実施例 これは送られて来るシート材2の種類が定形サイズ
(A4,B5等)であり、サイズが判明している、例えば、
カセットにより紙サイズ検知が行なわれる例である。こ
の場合、前述した2例も有効であるが、他の方法につい
て述べる。
特願平1−73033号に示す搬送下ローラ7からわずか
にシート材2の先端を突出させた後、一度、搬送下ロー
ラ7を逆回転させ、シート材2の先端を搬送下ローラ7
および搬送上ローラ8のニップにならわしてから、シー
ト材2を搬送する例では、シート材2を送るためのパル
スモータの回転数は正確に数えることができる。ここ
で、シート材2は定形サイズで大きさが判明している。
シート材2の長さをl、記録をするために最初に送る量
をh(パルスモータの回転数より算出、第18図参照)と
すると、後端残り量xは x=l−h−Nnt(Nは0<x<ntとなる正の整数) で表わされる。これにより、シート材2のサイズが判明
していれば、シート材2の長さlより後端残り量xは簡
単に算出でき、算出された後端送り量に基づき補正手段
を決めることができる。
また、第19図に示すスリップ上下ローラ23,24とレジ
ストシャッタ25の組み合わせ、レジストシャッタ25によ
り、シート材2の送り出すタイミングを一定にすること
により、最初に送り出す量hが一定となる構成で有れば
同様にシート材2のサイズにより補正できる。
第4実施例 これは第27図のシート材2が引張り上下ローラ17,18
により最初搬送される例である。
シート材2の先端から搬送下ローラ7のニップまでの
長さをh、先端残り量をx′とすると、シート材2の搬
送は次の(a)〜(c)の3種類に分けられる。
(a)x′≧Wの場合 次のシート材2の搬送も引張り下ローラ18により行な
われる。
(b)0<x′<Wの場合 シート材2の先端からxまでは引張り下ローラ18によ
り搬送され、その後は搬送下ローラ7により搬送され
る。
(c)x′≦0の場合 シート材2の搬送は搬送下ローラ7により搬送され
る。ここで、搬送下ローラ7に対する引張り下ローラ18
の搬送量比をfとすると、nパルスでのシート材搬送量
l′は、 (i)x′≧wfの場合 l′=ntf (ii)0<x′<wfの場合 l′=−{(1−f)/f}x′+nt (iii)x′≦0の場合 l′=nt となる。これらの関係を第20図に示す。
ここで、l′=ntすなわち記録幅Wに対するズレ量を
y′とすると、y′=l′−ntであるから、 x′≧wfの場合 y′=nft−nt =(f−1)nt 0<x′<wfの場合 y′=−{(1−f)/f}x′+nt−nt =−{(1−f)/f}x′ x′≦0の場合 y′=nt−nt =0 となる。
ここで、f<1より、,の場合、y′<0とな
り、各行間でy′の量だけ重ね合わされて記録されてし
まう。
そこで、パルスモータのパルス数をr′だけ多くした
場合、すなわち、n+r′パルスでシート材2を搬送し
た場合の搬送量l′について考えてみると x′≧wf+fr′tの場合 l′=(n+r′)tf 0<x′<wf+r′tfの場合 l′={(1−f)/f}x′+(n+r′)t x′≦0の場合 l′=(n+r′)t となり、これらの関係を第21図に示す。ここでズレ量
y′は x′≧wf+r′ftの場合 y′=(n+r′)tf−nt =nt(f−1)+r′tf 0<x′<wf+r′tfの場合 y′=−{(1−f)/f}x′+(n+r′)t−nt =−{(1−f)/f}x′+r′t x′≦0の場合 y′=r′t となる。
従って、f,r′の大きさによりy<0となり、シート
材2の搬送量l′は記録幅Wより少なくy′の量だけ重
ね合わされて記録されてしまう。
ここで重ね合わされたドット数をm″とし、このm″
分だけインクを吐出しないとすれば、記録幅はw−m″
d=nt−m″dとなる。これより、前述のズレ量y′
(=l′−(nt−m″d)は x′≧(w+r′t)fの場合 y′=(n+r′)tf−(nt−m″d) =nt(f−1)+r′tf+m″d 0<x′<(w+r′t)fの場合 y′=−{(1−f)/f}x′+(n+r′)t−(nt
−m″d) =−{(1−f)/f}x′+r′t+m″d x′≦0の場合 y′=(n+r′)t−(nt−m″d) =r′t+m″d となる。
従って、の場合、x′の変化にともない増加したパ
ルス数r′と重ね合わされたドット数m″をズレ量y′
の絶対値が最小となるように選定すれば良い。
また、,の場合も、同様に、増加したパルス数
r′と重ね合わされたドット数m″をズレ量y′の絶対
値が最小になるように選定すれば良い。これらの関係を
第22図に示す。
ここで、ズレ量y′の絶対値を最小にするには、第22
図中の太実線の関係となることがわかる。ここで、ズレ
は最大1ドットd(±2/d)となっている。
また、ズレ量y′の許容値を±2dドットとすると、太
一点鎖線の関係で良く、補正手段も少なくなる。
このようにすることにより、ズレ量y′に関する式に
使用するパラメータの値とズレ量y′の許容値により、
最適の補正を行なうことができる。
次に、第27図のシート材2が引張り上下ローラ17,18
を通り、記録後、搬送上下ローラ7,8により送られる場
合の先端残り量x′を説明する。
まず、記録をするために最初に送る量hは、前述の特
願平1−73033号に示す搬送方法や、レジストシャッタ
を使用した方法等により、一定の値とすることができ
る。(本来、記録位置のバラツキを無くすため必要な条
件である。)また、この最初に送る量hに対する搬送上
下ローラ7,8の位置は、装置として決まっているため、
先端残り量x′は装置によって一定となる。これより、
装置の条件から、補正の制御は一通りのみとなる。例え
ば、第23図の制御線が引ける場合で装置の条件から先端
残り量x′がaの場合、シート材2の先端が搬送上下ロ
ーラ7,8のニップに入るステップまでは1ドットの補正
を行なうことでy′の絶対値は最小となる。
しかし、搬送手段により先端位置が一定でない場合、
前述のアームと透過型センサ、反射型センサ、透過型セ
ンサ等の組み合せを状況により選択肢配置しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、シート材が第
1のシート搬送手段と第2のシート搬送手段のうちのい
ずれかによりシフトされている場合と、第1のシート搬
送手段と第2のシート搬送手段により協働してシフトさ
れている場合とで搬送量および/または記録領域を変え
るようにしたので、高精度記録が可能な範囲をより広く
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例である画像記録装置の概略
構成を示すブロツク図、 第2図は本発明の第1実施例を示すブロツク図、 第3図は画像データ、画素クロック、画素ブロッククロ
ックの関係を示す図、 第4図はCPU106による制御手順を示すフローチャート、 第5図は後端残り量xと搬送量yの関係を示す図、 第6図は後端残り量xと搬送量yの関係を示す図、 第7図は後端処理を説明する説明図、 第8図は後端送り量xと誤差yの関係を示す図、 第9図は搬送量を1%増量した引っ張りローラによる後
端処理を説明する説明図、 第10図は第2実施例での後端送り量xと誤差yの関係を
示す図、 第11図はシート材2の送り速度の制御を説明する説明
図、 第12図は後端残り量とセンサ検知量の関係の一例を示す
図、 第13図は第2実施例で用いられる反射型センサを示す
図、 第14図は第2実施例で用いられる透過型センサを示す
図、 第15図は第2実施例において搬送量を2%増量した引っ
張りローラによる後端処理を説明する説明図、 第16図は第2実施例での第1図示CPU106による制御手順
を示すフローチャート、 第17図はタイマ割り込みルーチンでの処理手順を示すフ
ローチャート、 第18図はシート材の送りを説明する説明図、 第19図はスリップ上下ローラ23,24とレジストシャッタ2
5の配設例を示す図、 第20図は第4実施例での先端残り量と搬送量との関係を
示す図、 第21図は第4実施例での先端残り量と搬送量との関係を
示す図、 第22図は先端処理を説明する説明図、 第23図は補正の制御を説明する説明図、 第24図は従来の画像記録装置を示す図、 第25図は第24図示記録ヘッドを示す図、 第26図は記録画像の一例を示す図、 第27図および第28図は従来のシート材の送り制御を説明
する説明図である。 4…記録ヘッド、7,8…搬送上下ローラ、12,13,17,18…
引張り上下ローラ、100…FiFoメモリ、101…アップカウ
ンタ、102…レジスタ、103…コンパレータ、106…CPU。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−139463(JP,A) 特開 平2−196672(JP,A) 特開 平2−273272(JP,A) 特開 平1−253471(JP,A) 特開 平4−133763(JP,A) 特開 平1−258974(JP,A) 特開 平3−264371(JP,A) 実開 平3−116939(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 13/00 B41J 2/51 B41J 11/42

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材に画像を記録する記録手段と、該
    記録手段を挟んで設けた第1のシート搬送手段と第2の
    シート搬送手段とを備え、前記第1のシート搬送手段は
    第1ローラ対を有し、前記第2のシート搬送手段は第2
    ローラ対を有し、前記第1のシート搬送手段に対する第
    2のシート搬送手段の搬送量が異なる画像記録装置にお
    いて、 シート材の後端が前記第1ローラ対を抜けるまでの前記
    シート材の後端残り量を検出する検出手段と、 該検出手段により検出された後端残り量に応じて前記第
    2ローラ対による搬送量を変化させる搬送量制御手段と を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】シート材に画像を記録する記録手段と、該
    記録手段を挟んで設けた第1のシート搬送手段と第2の
    シート搬送手段とを備え、前記第1のシート搬送手段は
    第1ローラ対を有し、前記第2のシート搬送手段は第2
    ローラ対を有し、前記第1のシート搬送手段に対する第
    2のシート搬送手段の搬送量が異なる画像記録装置にお
    いて、 シート材が前記第1ローラ対から前記第2ローラ対に向
    けて搬送される場合、前記シート材の先端が前記第2ロ
    ーラ対に咥えられた直後に前記第1ローラ対の搬送量を
    変化させる搬送量制御手段を備えたことを特徴とする画
    像記録装置。
  3. 【請求項3】シート材に画像を記録する記録手段と、該
    記録手段を挟んで設けた第1のシート搬送手段と第2の
    シート搬送手段とを備え、前記第1のシート搬送手段に
    対する前記第2のシート搬送手段の搬送量が異なる画像
    記録装置において、 前記シート材が前記第1のシート搬送手段と前記第2の
    シート搬送手段のうちのいずれかにより搬送されている
    場合と、前記第1のシート搬送手段と前記第2のシート
    搬送手段により協働して搬送されている場合とで前記記
    録手段の記録領域を変化させる記録領域制御手段を備え
    たことを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記第1のシート搬送
    手段は第1ローラ対を有し、前記第2のシート搬送手段
    は第2ローラ対を有し、前記記録領域制御手段はシート
    材が前記第1ローラ対から前記第2ローラ対に搬送され
    る場合、前記シート材の後端が前記第1ローラ対を抜け
    た直後に記録領域の大きさを変化させるようにしたこと
    を特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記シート材の後端が
    前記第1ローラ対を抜けるまでの前記シート材の後端残
    り量を検出する検出手段を有し、前記記録領域制御手段
    は前記検出手段により検出された後端残り量に応じて記
    録領域の大きさを変化させるようにしたことを特徴とす
    る画像記録装置。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記記録領域制御手段
    は前記シート材が前記第1ローラ対から前記第2ローラ
    対に向けて搬送される場合、前記シート材の先端が前記
    第2ローラ対に咥えられた直後に記録領域の大きさを変
    化させるようにしたことを特徴とする画像記録装置。
  7. 【請求項7】シート材に画像を記録する記録手段と、該
    記録手段を挟んで設けた第1のシート搬送手段と第2の
    シート搬送手段とを備え、前記第1のシート搬送手段に
    対する前記第2のシート搬送手段の搬送量が異なる画像
    記録装置において、 前記シート材が前記第1のシート搬送手段と前記第2の
    シート搬送手段のうちのいずれかにより搬送されている
    場合と、前記第1のシート搬送手段と前記第2のシート
    搬送手段により協働して搬送されている場合とで搬送量
    および前記記録手段の記録領域を変化させる制御手段を
    備えたことを特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7のいずれかにおいて、前
    記記録手段は熱エネルギーを用いてインク中に膜沸騰を
    生じさせ、該膜沸騰による気泡の成長に伴ってインクを
    吐出する方式の記録ヘッドを有することを特徴とする画
    像記録装置。
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