JP3045705U - モジュールカバー及びモジュールハウジング並びにエアバッグモジュール - Google Patents

モジュールカバー及びモジュールハウジング並びにエアバッグモジュール

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JP3045705U
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ジェイ.レオナード ティモシー
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オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
    • B60R21/2171Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters
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    • B60R2021/2172Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together the cover being connected to the surrounding part and to the module, e.g. floating mounts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 付加的な部品を使用することなくクッション
の展開時にカバーがハウジングから外れるのを防止す
る。 【解決手段】 ハウジング10は第一及び第二の側壁2
4,26を有し、各側壁は上側部分34,35と外側屈
曲部分37,38と縁部42,46を備えた第一又は第
二のエプロン部40,44とを有する。各エプロン部は
二つの間隔を隔てた細孔48〜54を有する。カバー1
2はハウジング10上に配置された蓋68と第一及び第
二の指部70〜76とを有する。各指部は、第一部分8
4,85,100,101と、細孔48〜54を通じて
延びている横断部分87,88,103,104と、第
二部分90,91,106,107と、フック93,9
4,109,110とを有する。フックがエプロン部の
縁部によって把持されることにより、指部はハウジング
の側壁に締結される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、エアバッグモジュールの一部として使用するためのモジュールハウ ジング及びモジュールカバーを提供し、特には、モジュールカバーをモジュール ハウジングに取付けるための取付け用指部を提供する。
【0002】
【従来の技術】
エアバッグモジュールは、自動車両が衝突する際に乗員の体を物理的に保護す るために、膨張されたエアバッグクッションを展開することにより、乗員を怪我 から保護するために自動車両内で使用される。搭乗者側エアバッグモジュールは 、通常、膨張装置及びエアバッグクッションを収容している樋状モジュールハウ ジング(又は反応容器)の口に取付けられ、かつその口を覆っているモジュール カバーを有する。モジュールカバーは、少なくとも一つの引裂き継ぎ目又は弱く された部分を有しており、それにより、エアバッグクッションは、車両の衝突に 基づくエアバッグクッションの膨張の際に、カバーを通じて押し進むことができ る。美的な目的のために、引裂き継ぎ目は、理想的には、車両の乗客に面してい るカバーの前面の反対側のモジュールカバーの隠れた側又は後面に配置されてい る。エアバッグクッションは、大きな力で膨張し、かつ展開の際に実際にはモジ ュールカバーを通じて押し進むため、重要なこととして、モジュールカバーは、 展開の際に分離しないように、モジュールハウジングに確実に締結されている必 要がある。すべての自動車両の部品と同様に、モジュールカバーをモジュールハ ウジングに取付ける手段は、簡略でありかつ可能な限り少ない部品で構成される ことが好適である。
【0003】 モジュールハウジングに確実に締結されていることの他に、モジュールカバー は、モジュールハウジングに対して少し移動可能でなければならない。少し移動 可能であることは、下層に位置する車両の構造体に対してモジュールハウジング が固定位置において取付けられた後に、車両のダッシュボード又は内部のトリム に対してモジュールカバーを係合させる補助になる。好適には、モジュールは、 モジュールハウジングに対して、少し上下、左右、前後に移動可能でなければな らない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
現存するエアバッグモジュールの場合、モジュールカバーをモジュールハウジ ングに締結するためにリベット又はボルトが使用されている。そのような取付け 方法により、強力な取付けを行うことができ、引裂き継ぎ目はモジュールカバー の側部に配置され、モジュールカバーは比較的簡単な構成になる。しかしながら 、リベット又はボルトを使用することにより、エアバッグモジュールの部品数が 増加してしまい、エアバッグモジュールの組立が複雑になってしまう。更に、リ ベット又はボルトを使用することは、通常、モジュールカバーがモジュールハウ ジングに対して少し移動することができなくなる。
【0005】 それゆえ、本考案の概括的な目的は、エアバッグモジュールのモジュールカバ ーをモジュールハウジングに取付けるための新しい改良された手段を提供するこ とである。
【0006】 本考案のより特有の目的は、モジュールカバーの引裂き継ぎ目を通じてエアバ ッグクッションが展開される際にモジュールカバーが取付けられたままであるこ とを保証して、モジュールカバーをエアバッグモジュールに十分に確実に締結す ることができる、モジュールカバーをモジュールハウジングに取付けるための手 段を提供することである。
【0007】 本考案の他の目的は、例えばリベット、ボルト、クランプ手段又はバンドのよ うな付加的な部品を必要とせずかつ比較的組立が容易な、比較的構成が簡単な、 モジュールカバーをモジュールハウジングに取付けるための手段を提供すること である。
【0008】 本考案の他の目的は、引裂き継ぎ目をモジュールカバーの隠れた側又は後面に 配置可能な、モジュールカバーをモジュールハウジングに取付けるための手段を 提供することである。
【0009】 本考案の他の目的は、モジュールハウジングに対してモジュールカバーを少し 移動させることが可能な、モジュールカバーをモジュールハウジングに取付ける ための手段を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案を達成するために、少なくとも一つの引裂き継ぎ目を形成しているモジ ュールカバーが提供される。モジュールカバーは、第一の側縁部と第二の側縁部 とを備えた蓋を有し、第一の側縁部は第二の側縁部とほぼ向かい合っている。少 なくとも一つの取付け用指部は、第一の側縁部に隣接している蓋の下部の表面か ら横断部分まで下側に延びている第一の部分を有する。横断部分は、第一の部分 に対してほぼ垂直に、かつ第二の側縁部の側に延びている。第二の部分は、横断 部分から、第二の側縁部から湾曲しつつ離れているフックまで下側に延びており 、更に、終端部まで上側に延びている。少なくとも一つの別個の取付け用指部は 別個の第一の部分を有し、別個の第一の部分は、第二の側縁部に隣接している蓋 の別個の下部の表面から別個の横断部分まで下側に延びている。別個の横断部分 は、別個の第一の部分に対してほぼ垂直に、かつ第一の側縁部の側に延びている 。別個の第二の部分は、別個の横断部分から、第一の側縁部から湾曲しつつ離れ ている別個のフックまで下側に延びており、かつ別個の終端部まで上側に延びて いる。蓋の第一の側縁部に隣接して蓋から延びている少なくとも一つの取付け用 指部と、蓋の第二の側縁部に隣接して蓋から延びている少なくとも一つの別個の 取付け用指部とは、エアバッグモジュールのモジュールカバーをモジュールハウ ジングに締結する。
【0011】 本考案の他の見地に関し、モジュールカバーに形成されている引裂き継ぎ目は 、第一の側縁部に隣接している蓋の下部の表面から下側に延びている少なくとも 一つの取付け用指部に形成されている。本考案の他の見地に関し、モジュールカ バーに形成されている引裂き継ぎ目は、蓋の下部の表面に形成されている。それ ゆえ、本考案は、モジュールカバーの隠れた側又は下部の面に引裂き継ぎ目を配 置可能な、モジュールカバーをモジュールハウジングに取付けるための手段を提 供する。
【0012】 更に本考案は、下部の壁から上側に延びている、第一の側壁と、第一の側壁と 向かい合った第二の側壁とを有するモジュールハウジングを提供する。第一の側 壁は、上側部分と、外側に屈曲した屈曲部分と、第一のエプロン部とを有する。 外側に屈曲した屈曲部分は、上側部分からほぼ垂直にかつ第二の側壁から離れて 延びており、第一のエプロン部は、外側に屈曲した屈曲部分から終縁部まで下側 に延びている。第一のエプロン部は少なくとも一つの主要な細孔を形成している 。第二の側壁は、別個の上側部分と、別個の外側に屈曲した屈曲部分とを有する 。別個の外側に屈曲した屈曲部分は、別個の上側部分からほぼ垂直にかつ第一の 側壁から離れて延びている。第二のエプロン部は、第二の側壁の別個の外側に屈 曲した屈曲部分から別個の終縁部まで下側に延びており、第二のエプロン部は少 なくとも一つの主要な細孔を形成している。
【0013】 更に本考案は、モジュールハウジングと、モジュールカバーと、エプロン膨張 装置と、膨張可能なエアバッグクッションとを備えたエアバッグモジュールを提 供する。モジュールハウジングは、下部の壁から上側に延びている第一の側壁と 第二の側壁とを有する。第二の側壁は第一の側壁とほぼ向かい合っている。第一 の側壁及び第二の側壁のそれぞれは、少なくとも一つの主要な細孔と、少なくと も一つの主要な細孔の下に配置された縁部とを形成している。エアバッグ膨張装 置はモジュールハウジング内に締結され、膨張可能なエアバッグクッションは、 エアバッグ膨張装置上のモジュールハウジング内に折りたたまれて締結されてい る。
【0014】 モジュールカバーは、少なくとも一つの引裂き継ぎ目を形成しており、エアバ ッグクッション上に配置されている蓋を有する。蓋は第一の側縁部と、向かい合 った第二の側縁部とを有する。少なくとも一つの取付け用指部は、第一の側縁部 に隣接している蓋の下部の表面から横断部分まで下側に延びている第一の部分を 有する。横断部分は、第一の部分に対してほぼ垂直に、かつ、第二の側縁部の側 に、かつ、モジュールハウジングの第一の側壁に形成されている少なくとも一つ の主要な細孔を通じて延びている。第二の部分は、横断部分から、第二の側縁部 から湾曲しつつ離れているフックまで下側に延びており、更に、終端部まで上側 に延びている。フックは第一の側壁の縁部によって把持されており、蓋の第一の 側縁部に隣接して延びている少なくとも一つの取付け用指部は、モジュールハウ ジングの第一の側壁に締結されている。
【0015】 少なくとも一つの別個の取付け用指部は別個の第一の部分を有し、別個の第一 の部分は、第二の側縁部に隣接している蓋の別個の下部の表面から別個の横断部 分まで下側に延びている。別個の横断部分は、別個の第一の部分に対してほぼ垂 直に、かつ、第一の側縁部の側に、かつ、モジュールハウジングの第二の側壁に 形成されている少なくとも一つの主要な細孔を通じて延びている。別個の第二の 部分は、別個の横断部分から、第一の側縁部から湾曲しつつ離れている別個のフ ックまで下側に延びており、更に、別個の終端部まで上側に延びている。別個の フックは第二の側壁の縁部によって把持されており、蓋の第二の側縁部に隣接し て延びている少なくとも一つの別個の取付け用指部は、モジュールハウジングの 第二の側壁に締結されている。
【0016】 本考案の他の見地に関し、第一の側壁に形成されている少なくとも一つの主要 な細孔の幅は、蓋の第一の側縁部に隣接して延びている少なくとも一つの取付け 用指部の幅よりも大きい。蓋の第一の側縁部に隣接して延びている少なくとも一 つの取付け用指部の第二の部分の長さは、第一の側壁に形成されている少なくと も一つの主要な細孔と、少なくとも一つの主要な細孔の下に配置されている第一 の側壁の縁部との間の距離よりも大きい。第二の側壁に形成されている少なくと も一つの主要な細孔の幅は、蓋の第二の側縁部に隣接して延びている少なくとも 一つの別個の取付け用指部の幅よりも大きい。更に、蓋の第二の側縁部に隣接し て延びている少なくとも一つの別個の取付け用指部の別個の第二の部分の長さは 、第二の側壁に形成されている少なくとも一つの主要な細孔と、少なくとも一つ の主要な細孔の下に配置されている第二の側壁の縁部との間の距離よりも大きい 。それゆえ、本考案は、モジュールハウジングに対してモジュールカバーが少し 移動できるように、モジュールハウジングに対してモジュールカバーを確実に締 結することができる。
【0017】 本考案の他の見地に関し、モジュールハウジングの第一の側壁は、上側部分と 、上側部分からほぼ垂直に延びている外側に屈曲した屈曲部分と、外側に屈曲し た屈曲部分から終縁部まで下側に延びている第一のエプロン部とを有する。第一 のエプロン部は少なくとも一つの主要な細孔を形成しており、第一の側壁の縁部 を形成している終縁部は、蓋の第一の側縁部に隣接して延びている少なくとも一 つの取付け用指部のフックによって把持されている。モジュールハウジングの第 二の側壁は、別個の上側部分と、別個の上側部分からほぼ垂直に延びている別個 の外側に屈曲した屈曲部分と、別個の外側に屈曲した屈曲部分から別個の終縁部 まで下側に延びている第二のエプロン部とを有する。第二のエプロン部は少なく とも一つの主要な細孔を形成しており、別個の終縁部は、蓋の第二の側縁部に隣 接して延びている少なくとも一つの別個の取付け用指部の別個のフックによって 把持されている第二の側壁の縁部を形成している。
【0018】 本考案、及び本考案の他の目的、特徴、効果及び見地は、添付の図面を参照し て以下の説明から明らかに理解できるであろう。
【0019】 様々な図面を通じて、同一の参照番号は同一の部品を示している。
【0020】
【考案の実施の形態】
まず図1〜図3に示すように、本考案は、搭乗者側エアバッグモジュール14 の一部として使用するためのモジュールハウジング10及びモジュールカバー1 2を提供する。特には、本考案は、モジュールカバーをモジュールハウジングに 取付けるための手段を提供する。更に、エアバッグモジュール14は、膨張装置 16と拡散装置プレート18と膨張可能なエアバッグクッション20とを有する 。エアバッグモジュール14は、通常、搭乗者用座席の前部の車両のダッシュボ ード内に取付けられている。膨張装置16の特有の要素を含む、エアバッグモジ ュール14の他の部品、膨張装置がガスを発生する方法、及びトリガをかけるた めの遠隔センサは、すべて従来の技術から知られており、それら自体本考案の特 徴部分を構成していないため、詳細には説明しない。本考案に関する、モジュー ルハウジング10及びモジュールカバー12に関連するエアバッグモジュール1 4の構成要素のみ、詳細に説明する。本考案は搭乗者側エアバッグモジュールの 範囲内で記載されているが、本考案は、例えば運転者側又は側部衝突エアバッグ モジュールのような、他の型式のエアバッグモジュール内に使用されることも可 能である。
【0021】 (従来の技術では反応容器としても言及されている)モジュールハウジング1 0は、ほぼ樋形状であり、下部の壁22と第一の側壁24と第二の側壁26とを 有する。下部の壁22と第一の側壁24と第二の側壁26とは、一対の開口した 端部と開口した頂部とを形成している。第一の側壁24は第二の側壁26と向か い合っている。各側壁24、26は下側部分28、29を有し、下側部分28、 29は下部の壁22から内側に屈曲した屈曲部分31、32まで上側に延びてい る。屈曲部分31、32は、下側部分からほぼ垂直にかつモジュールハウジング 10内まで延びている。上側部分34、35は、内側に屈曲した屈曲部分31、 32から上側に延びており、それゆえ、下側部分28、29から内側にオフセッ トしている。第一の側壁24は、更に外側に屈曲した屈曲部分37を有し、屈曲 部分37は、上側部分34からほぼ垂直にかつモジュールハウジング10から外 側に延びている。第一のエプロン部40は、外側に屈曲した屈曲部分37から終 縁部42まで下側に延びており、上側部分34に対してほぼ平行である。第二の 側壁26は、更に外側に屈曲した屈曲部分38を有し、屈曲部分38は、上側部 分35からほぼ垂直にかつモジュールハウジング10から外側に延びている。第 二のエプロン部44は、外側に屈曲した屈曲部分38から下側に終縁部46まで 延びており、上側部分35に対してほぼ平行である。第一のエプロン部40は、 第一及び第二の間隔を隔てた主要な細孔48、50を形成しており、第二のエプ ロン部44は、第三及び第四の間隔を隔てた主要な細孔52、54を形成してい る。
【0022】 二つの向かい合った平行な取付け用溝56、57は、それぞれ、第一及び第二 の側壁24、26の内側に屈曲した屈曲部分31、32と一体である。更に、二 つの向かい合った平行な締結具溝59、60は、第一及び第二の側壁の上側部分 34、35と一体である。二つの向かい合った平行な締結具溝62、63は下部 の壁22と一体である。締結具溝59、60、62、63の端部は、ねじを収容 するためにねじ切りされることが可能である。モジュールハウジング10は、例 えば金属又は補強充填物を含む又は含まないエンジニアリングプラスチックのよ うな、適切な軽量かつ堅牢な材料から形成可能である。好適には、モジュールハ ウジング10は、アルミニウムから形成され、押出し成形によって成形される。 主要な細孔48、50、52、54は押出し成形物から打ち抜かれる。あるいは 、モジュールハウジングは、適切なプラスチックから形成され、射出成形される 。
【0023】 モジュールカバー12は、例えば熱可塑性ポリウレタンのような、適切な弾性 変形可能な材料から形成され、更に、蓋68と、四つの一体の弾性的な可撓性の 取付け用指部70、72、74、76とを有する。蓋68は、モジュールハウジ ング10の開口した頂部を実質的に覆い、モジュールハウジングの内容物を隠し かつ保護する。蓋68は、ほぼ長方形であり、更に頂部の表面78と第一の側縁 部80と第二の側縁部82とを有する。頂部の表面78は、車両の搭乗者に向け られている。第一の側縁部80は第二の側縁部82と向かい合っている。
【0024】 第一の取付け用指部70及び第二の取付け用指部72は、それぞれ第一の部分 84、85を有する。第一の部分84、85は、蓋68の第一の側縁部80に隣 接している蓋68の下部の表面83から下側に、横断部分87、88まで延びて いる。横断部分87、88は、第一の部分84、85に対してほぼ垂直に、第一 のエプロン部40によって形成された第一及び第二の主要な細孔48、50のそ れぞれを通じて、第二の側縁部82の側に内側に延びている。第二の部分90、 91は、横断部分87、88から、第二の側縁部82から湾曲しつつ離れている フック93、94まで、第一の側壁24の第一のエプロン部40と上側部分34 との間を、かつそれらに対してほぼ平行に、下側に延びており、更に第一及び第 二の取付け用指部70、72の終端部96、97まで上側に延びている。フック 93、94は第一のエプロン部40の終縁部42によって把持され、第一及び第 二の取付け用指部70、72はモジュールハウジング10の第一の側壁24に締 結される。
【0025】 第三の取付け用指部74及び第四の取付け用指部76は、第一及び第二の取付 け用指部70、72とほぼ向かい合って配置されている。第三の取付け用指部7 4及び第四の取付け用指部76のそれぞれは第一の部分100、101を有し、 第一の部分100、101は、蓋68の第二の側縁部82に隣接している蓋68 の下部の表面83から横断部分103、104まで下側に延びている。第三及び 第四の取付け用指部74、76の横断部分103、104は、第一の部分100 、101に対してほぼ垂直に、第一の側縁部80の側に、第二のエプロン部44 に形成された第三及び第四の主要な細孔52、54をそれぞれ通じて、内側に延 びている。第二の部分106、107は、横断部分103、104から、第一の 側縁部80から湾曲しつつ離れているフック109、110まで、第二の側壁2 6の第二のエプロン部44と上側部分35との間を、かつそれらに対してほぼ平 行に、下側に延びており、更に第三及び第四の取付け用指部74、76の終端部 112、113まで上側に延びている。フック109、110は第二のエプロン 部44の終縁部46によって把持され、第三及び第四の取付け用指部74、76 はモジュールハウジング10の第二の側壁26に締結される。少なくとも一つの 取付け用指部が、蓋68の向かい合った側縁部80、82のそれぞれに隣接して 設けられている限り、四つより多くの又は少ない取付け用指部を設けることが可 能である。
【0026】 取付け用指部70、72、74、76は、終端部96、97、112、113 がエプロン部40、44の終縁部42、46を通過し、かつフック93、94、 109、110がエプロン部40、44の終縁部42、46を把持するまで、終 端部96、97、112、113を引張る又は押動することのみによって、モジ ュールハウジング10に結合される。熱可塑性プラスチックの取付け用指部70 、72、74、76は、主要な細孔48、50、52、54を通じて引張られる 際に弾性的に変形し、続いて、エプロン部40、44上に正確に位置決めされる と、実質的に原型を維持し続ける。
【0027】 主要な細孔48、50、52、54のそれぞれの幅W1は、例えば約4.0m mだけ取付け用指部70、72、74、76のそれぞれの幅W2よりも大きい( W1>W2)ことが可能である。その結果、モジュールカバー12は、モジュー ルハウジング10に対して前後に少しだけ移動可能である。取付け用指部70、 72、74、76の第二の部分90、91、106、107の長さLもまた、例 えば約4.0mmだけ、主要な細孔48、50、52、54とエプロン部40、 44の終縁部42、46との間の距離d1よりも大きい(L>d1)ことが可能 である。その結果、モジュールカバー12は、モジュールハウジング10に対し て上下に少しだけ移動可能である。更に、弾性的な可撓性の取付け用指部70、 72、74、76が屈曲することにより、蓋60は、モジュールハウジング10 に対して少しだけ左右に移動可能である。それゆえ、取付け用指部70、72、 74、76は、蓋60をモジュールハウジングに確実に締結させつつ、蓋60は 、モジュールハウジング10に対して三方向に少しだけ移動可能である。蓋60 は、モジュールハウジング10がダッシュボードの下に横設している車両構造体 に確実に取付けられた後にも、車両のダッシュボード又はトリムと容易に係合可 能である。
【0028】 モジュールカバー12の蓋68の頂部の表面78が車両の搭乗者に向けられる 場合、重要なこととして、頂部の表面は、可能な限り車両のダッシュボード又は トリムと美的に満足されかつ融合しなければならない。それゆえ、蓋68は、ク ラスAの装飾的な頂部の表面78を有することが可能である(クラスは、外観、 表面の質及び他の要因に関する表面の品質を示しており、クラスAは最適な使用 可能な表面の品質である)。一方、蓋68が単にエアバッグクッションの保護用 カバーとして使用され、車両の搭乗者に向けられない場合、蓋は、装飾的なカバ ーを有さない。更にモジュールカバー12は引裂き継ぎ目115、116を有し 、引裂き継ぎ目115、116は、第一及び第二の取付け用指部70、72が蓋 68と合する場所に配置されている。引裂き継ぎ目115、116により、膨張 するエアバッグクッションは、蓋68から第一及び第二の取付け用指部70、7 2を分離することが可能である。その結果、蓋は、第三及び第四の取付け用指部 74、76が蓋と合する位置のまわりに、膨張するエアバッグクッションの通路 から外れて回転する。
【0029】 図6に本考案の他のモジュールカバー180を示す。モジュールカバー180 は、図1〜図3のモジュールカバー12と同様であり、同一の要素には同一の参 照番号を付してある。モジュールカバー180は、第一及び第二の取付け用指部 70、72によって形成された引裂き継ぎ目を有するかわりに、蓋68の下部の 表面184に形成された引裂き継ぎ目182を有する。引裂き継ぎ目182によ り、蓋68は半分に分割可能であり、それゆえ、膨張するエアバッグクッション はその間を通過可能である。
【0030】 再び図1に戻り、エアバッグ膨張装置16は、向かい合った端板118、11 9の間で下部の壁22に隣接しており、かつモジュールハウジングの第一及び第 二の側壁24、26に形成された平行な取付け用溝56、57の下の、モジュー ルハウジング10内に取付けられている。端板118、119は、モジュールハ ウジング10の開口した端部を閉鎖する。拡散装置18は、端板118、119 の間の膨張装置16の上のモジュールハウジング10内に取付けられている。拡 散装置18は、モジュールハウジング10の平行な取付け用溝56、57内に配 置される一対の向かい合った拡散装置の側部の管121、122を有する。エア バッグクッション20は、拡散装置の側部の管121、122内にエアバッグク ッションを結合するクッションロッド126、127によって、拡散装置18上 のモジュールハウジング10内に取付けられる。エアバッグモジュール14は複 数のねじ124によって共に締結され、ねじ124は、モジュールハウジング1 0に形成された締結具溝59、60、62、63内まで、及びクッションロッド 126、127の端部内まで、端板118、119を通じて延びている。注目さ れることとして、モジュールハウジング10は、本考案の範囲及び精神から逸脱 することなく多数の型式をとることが可能である。例えば拡散装置は、モジュー ルハウジングと一体に押出し成形可能である。
【0031】 図4及び図5に関し、本考案の他のモジュールハウジング130が、モジュー ルカバー12と共に使用するために提供される。モジュールハウジング130は エプロン部を有さない。かわりに、モジュールハウジング130は、向かい合っ ておりかつ下部の壁135から終縁部137、138まで上側に延びている、第 一の側壁132と第二の側壁133とを有する。第一の側壁132は、第一及び 第二の間隔を隔てた主要な細孔140、142と、主要な細孔の下に配置された 第一及び第二の間隔を隔てた二次的な細孔144、146とを形成している。モ ジュールカバー12の第一及び第二の取付け用指部70、72の横断部分87、 88は、それぞれ、第一及び第二の主要な細孔140、142を通じて延びてい る。第一及び第二の取付け用指部のフック93、94は、第一及び第二の二次的 な細孔144、146を通じて延びており、二次的な細孔の頂部の縁部145、 147に把持される。第二の側壁133は、同様に、第三及び第四の間隔を隔て た主要な細孔151と、主要な細孔の下に配置された第三及び第四の間隔を隔て た二次的な細孔155とを有する(第三の主要な細孔及び第三の二次的な細孔は 、図示していないが、第一の主要な細孔及び第一の二次的な細孔と同様であり、 それらと向かい合って配置されている)。モジュールカバー12の第三及び第四 の取付け用指部74、76の横断部分103、104は、それぞれ主要な細孔1 51を通じて延びている。第三及び第四の取付け用指部のフック109、110 は、二次的な細孔155を通じて延びており、かつ二次的な細孔の頂部の縁部1 56に把持される。
【0032】 主要な細孔140、142、151のそれぞれの幅W3は、取付け用指部70 、72、74、76のそれぞれの幅W2よりも大きい(W3>W2)ことが可能 である。取付け用指部70、72、74、76の第二の部分90、91、106 、107の長さLは、主要な細孔140、142、151と二次的な細孔144 、146、155との間の距離d2よりも大きい(L2>d2)ことが可能であ る。更にモジュールハウジング130は、図1〜図3のモジュールハウジング1 0と同様に、第一及び第二の側壁132、133と一体の二つの向かい合った平 行な取付け用溝160、161と、二つの向かい合った平行な締結具溝163、 164とを有し、更に、下部の壁135と一体の二つの向かい合った平行な締結 具溝166、167を有する。更に、モジュールカバー12の取付け用指部70 、72、74、76は、交互に内側に面することが可能であり、それゆえ、第一 の部分84、85、100、101はモジュールハウジング130の内側に配置 され、第二の部分90、91、106、107はモジュールハウジングの外側に 配置される。
【0033】 それゆえ、本考案は、モジュールカバーをモジュールハウジングに取付けるた めの新規で簡単な、効果的な手段を提供する。特有の作動要件及び環境に適合さ せるために変形された他の変形例及び変更例は、当業者には従来の技術から明ら かである。本考案は、説明のために選択された例に限定されるように解釈されず 、実用新案登録請求の範囲に記載されている本考案及びそれとの均等物の精神及 び範囲から逸脱しないすべての変形例及び変更例を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のモジュールハウジングとモジュールカ
バーとを含んだエアバッグモジュールの分解斜視図であ
る。
【図2】共に組立られた図1のモジュールハウジング及
びモジュールカバーの側面図である。
【図3】図2の3−3線に沿ったモジュールハウジング
及びモジュールカバーの断面図である。
【図4】本考案の他のモジュールハウジング及びモジュ
ールカバーの側面図である。
【図5】図4の5−5線に沿ったモジュールハウジング
及びモジュールカバーの断面図である。
【図6】本考案の他のモジュールカバーの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…モジュールハウジング 12…モジュールカバー 14…エアバッグモジュール 24,26…側壁 37,38…外側屈曲部分 40,44…エプロン部 42,46…終縁部 48〜54…細孔 68…蓋 70〜76…指部 84,85,100,101…第一の部分 87,88,103,104…横断部分 90,91,106,107…第二の部分 93,94,109,110…フック

Claims (17)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの引裂き継ぎ目を形成し
    ているモジュールカバーにおいて、 第一の側縁部と第二の側縁部とを備えた蓋を具備し、前
    記第一の側縁部は前記第二の側縁部と向かい合ってお
    り、更に第一の部分と第二の部分とを備えた少なくとも
    一つの取付け用指部を具備し、前記第一の部分は、前記
    第一の側縁部に隣接している前記蓋の下部の表面から、
    前記第一の部分に対してほぼ垂直にかつ前記第二の側縁
    部の側に延びている横断部分まで下側に延びており、前
    記第二の部分は、前記横断部分から、前記第二の側縁部
    から湾曲しつつ離れているフックまで下側に延びてお
    り、かつ前記指部の終端部まで上側に延びており、更に
    別個の第一の部分と別個の第二の部分とを備えた少なく
    とも一つの別個の取付け用指部を具備し、前記別個の第
    一の部分は、前記第二の側縁部に隣接している前記蓋の
    別個の下部の表面から、前記別個の第一の部分に対して
    ほぼ垂直にかつ前記第一の側縁部の側に延びている別個
    の横断部分まで下側に延びており、前記別個の第二の部
    分は、前記別個の横断部分から、前記第一の側縁部から
    湾曲しつつ離れている別個のフックまで下側に延びてお
    り、かつ前記別個の取付け用指部の別個の終端部まで上
    側に延びていることを特徴とするモジュールカバー。
  2. 【請求項2】 前記第一の側縁部に隣接している前記蓋
    の前記下部の表面から下側に延びている前記少なくとも
    一つの取付け用指部は、二つの間隔を隔てた取付け用指
    部を具備し、更に前記第二の側縁部に隣接している前記
    蓋の前記別個の下部の表面から下側に延びている前記少
    なくとも一つの別個の取付け用指部は、別個の二つの間
    隔を隔てた取付け用指部を具備することを特徴とする請
    求項1に記載のモジュールカバー。
  3. 【請求項3】 前記モジュールカバーに形成されている
    前記引裂き継ぎ目は、前記第一の側縁部に隣接している
    前記蓋の前記下部の表面から下側に延びている前記少な
    くとも一つの取付け用指部に形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のモジュールカバー。
  4. 【請求項4】 前記モジュールカバーに形成されている
    前記引裂き継ぎ目は、前記蓋の前記下部の表面に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のモジュール
    カバー。
  5. 【請求項5】 下部の壁から上側に延長している第一の
    側壁と第二の側壁とを具備し、前記第二の側壁は前記第
    一の側壁とほぼ向かい合っており、更に前記第一の側壁
    は、上側部分と、外側に屈曲した屈曲部分と、第一のエ
    プロン部とを有し、前記外側に屈曲した屈曲部分は、前
    記上側部分からほぼ垂直にかつ前記第二の側壁から離れ
    て延びており、更に前記第一のエプロン部は、前記外側
    に屈曲した屈曲部分から終縁部まで下側に延びており、
    前記第一のエプロン部は少なくとも一つの主要な細孔を
    形成しており、更に前記第二の側壁は、別個の上側部分
    と、別個の外側に屈曲した屈曲部分と、第二のエプロン
    部とを有し、前記別個の外側に屈曲した屈曲部分は、前
    記別個の上側部分からほぼ垂直にかつ前記第一の側壁か
    ら離れて延びており、更に前記第二のエプロン部は、前
    記別個の外側に屈曲した屈曲部分から別個の終縁部まで
    下側に延びており、前記第二のエプロン部は少なくとも
    一つの別個の主要な細孔を形成していることを特徴とす
    るモジュールハウジング。
  6. 【請求項6】 前記第一の側壁は、前記下部の壁から、
    内側に屈曲した屈曲部分まで上側に延びている下側部分
    を有し、前記内側に屈曲した屈曲部分は、前記下側部分
    からほぼ垂直にかつ前記第二の側壁の側に延びており、
    前記第一の側壁の前記上側部分は、前記内側に屈曲した
    屈曲部分から上側に延びており、更に前記第二の側壁
    は、前記下部の壁から、別個の内側に屈曲した屈曲部分
    まで上側に延びている別個の下側部分を有し、前記別個
    の内側に屈曲した屈曲部分は、前記別個の下側部分から
    ほぼ垂直にかつ前記第一の側壁の側に延びており、前記
    第二の側壁の前記別個の上側部分は、前記別個の内側に
    屈曲した屈曲部分から上側に延びていることを特徴とす
    る請求項5に記載のモジュールハウジング。
  7. 【請求項7】 前記第一のエプロン部及び前記第二のエ
    プロン部のそれぞれに形成されている前記少なくとも一
    つの主要な細孔は、二つの間隔を隔てた主要な細孔を有
    することを特徴とする請求項5に記載のモジュールハウ
    ジング。
  8. 【請求項8】 A)下部の壁から上側に延びている第一
    の側壁と第二の側壁とを備えたモジュールハウジングを
    具備し、前記第二の側壁は前記第一の側壁とほぼ向かい
    合っており、前記第一の側壁及び前記第二の側壁のそれ
    ぞれは、少なくとも一つの主要な細孔と、前記少なくと
    も一つの主要な細孔の下に配置された縁部とを形成して
    おり、更に B)前記モジュールハウジング内に締結されたエアバッ
    グ膨張装置と、 C)前記エアバッグ膨張装置上の前記モジュールハウジ
    ング内に締結された折りたたまれた膨張可能なエアバッ
    グクッションと、 D)少なくとも一つの引裂き継ぎ目を形成しているモジ
    ュールカバーとを具備し、前記モジュールカバーは、 前記エアバッグクッション上に配置された蓋を具備し、
    前記蓋は、第一の側縁部と、前記第一の側縁部とほぼ向
    かい合った第二の側縁部とを有し、 第一の部分を備えた少なくとも一つの取付け用指部を具
    備し、前記第一の部分は、前記第一の側縁部に隣接して
    いる前記蓋の下部の表面から横断部分まで下側に延びて
    おり、前記横断部分は、前記第一の部分に対してほぼ垂
    直に、かつ、前記第二の側縁部の側に、かつ、前記第一
    の側壁に形成されている前記少なくとも一つの主要な細
    孔を通じて延びており、更に前記少なくとも一つの取付
    け用指部は第二の部分を有し、前記第二の部分は、前記
    横断部分から、前記第二の側縁部から湾曲しつつ離れて
    いるフックまで下側に延びており、かつ、前記指部の終
    端部まで上側に延びており、前記フックが前記第一の側
    壁の縁部によって把持されて、前記蓋の前記第一の側縁
    部に隣接して延びている前記少なくとも一つの取付け用
    指部は、前記モジュールハウジングの前記第一の側壁に
    締結され、更に別個の第一の部分を備えた少なくとも一
    つの別個の取付け用指部を具備し、前記別個の第一の部
    分は、前記第二の側縁部に隣接している前記蓋の別個の
    下部の表面から別個の横断部分まで下側に延びており、
    前記別個の横断部分は、前記別個の第一の部分に対して
    ほぼ垂直に、かつ、前記第一の側縁部の側に、かつ、前
    記第二の側壁に形成されている前記少なくとも一つの主
    要な細孔を通じて延びており、更に前記少なくとも一つ
    の別個の取付け用指部は別個の第二の部分を有し、前記
    別個の第二の部分は、前記別個の横断部分から、前記第
    一の側縁部から湾曲しつつ離れている別個のフックまで
    下側に延びており、かつ、前記別個の取付け用指部の別
    個の終端部まで上側に延びており、前記別個のフックが
    前記第二の側壁の縁部によって把持されて、前記蓋の前
    記第二の側縁部に隣接して延びている前記少なくとも一
    つの別個の取付け用指部は、前記モジュールハウジング
    の前記第二の側壁に締結されていることを特徴とするエ
    アバッグモジュール。
  9. 【請求項9】 前記モジュールハウジングの各側壁は、
    前記少なくとも一つの主要な細孔の下に少なくとも一つ
    の二次的な細孔を形成しており、前記少なくとも一つの
    二次的な細孔の頂部の縁部は、前記取付け用指部又は前
    記別個の取付け用指部の前記フック又は前記別個のフッ
    クによって把持されている各側壁の前記縁部を形成して
    いることを特徴とする請求項8に記載のエアバッグモジ
    ュール。
  10. 【請求項10】 前記モジュールハウジングの前記第一
    の側壁は、上側部分と、外側に屈曲した屈曲部分と、第
    一のエプロン部とを有し、前記外側に屈曲した屈曲部分
    は前記上側部分からほぼ垂直に延びており、前記第一の
    エプロン部は、前記外側に屈曲した屈曲部分から前記第
    一の側壁の終縁部まで下側に延びており、かつ、前記少
    なくとも一つの主要な細孔を形成しており、前記第一の
    側壁の終縁部は、前記蓋の前記第一の側縁部に隣接して
    延びている前記少なくとも一つの取付け用指部の前記フ
    ックによって把持されている前記第一の側壁の縁部を形
    成しており、更に前記モジュールハウジングの前記第二
    の側壁は、別個の上側部分と、別個の外側に屈曲した屈
    曲部分と、第二のエプロン部とを有し、前記別個の外側
    に屈曲した屈曲部分は前記別個の上側部分からほぼ垂直
    に延びており、前記第二のエプロン部は、前記別個の外
    側に屈曲した屈曲部分から前記第二の側壁の終縁部まで
    下側に延びており、かつ、前記少なくとも一つの主要な
    細孔を形成しており、前記第二の側壁の終縁部は、前記
    蓋の前記第二の側縁部に隣接して延びている前記少なく
    とも一つの別個の取付け用指部の前記別個のフックによ
    って把持されている前記第二の側壁の縁部を形成してい
    ることを特徴とする請求項8に記載のエアバッグモジュ
    ール。
  11. 【請求項11】 前記モジュールハウジングの前記第一
    の側壁は下側部分を有し、前記下側部分は、前記下部の
    壁から、内側に屈曲した屈曲部分まで上側に延びてお
    り、前記内側に屈曲した屈曲部分は、前記下側部分から
    ほぼ垂直にかつ前記第二の側壁の側に延びており、前記
    第一の側壁の前記上側部分は、前記内側に屈曲した屈曲
    部分から上側に延びており、更に前記モジュールハウジ
    ングの前記第二の側壁は別個の下側部分を有し、前記別
    個の下側部分は、前記下部の壁から、別個の内側に屈曲
    した屈曲部分まで上側に延びており、前記別個の内側に
    屈曲した屈曲部分は、前記別個の下側部分からほぼ垂直
    にかつ前記第一の側壁の側に延びており、前記第二の側
    壁の前記別個の上側部分は、前記別個の内側に屈曲した
    屈曲部分から上側に延びていることを特徴とする請求項
    10に記載のエアバッグモジュール。
  12. 【請求項12】 前記第一の側壁及び前記第二の側壁の
    それぞれに形成されている前記少なくとも一つの主要な
    細孔は、二つの間隔を隔てた主要な細孔を具備し、 前記第一の側縁部に隣接している前記蓋の前記下部の表
    面から下側に延びている前記少なくとも一つの取付け用
    指部は、二つの間隔を隔てた取付け用指部を具備し、更
    に前記第二の側縁部に隣接している前記蓋の前記別個の
    下部の表面から下側に延びている前記少なくとも一つの
    別個の取付け用指部は、二つの間隔を隔てた取付け用指
    部を具備することを特徴とする請求項8に記載のエアバ
    ッグモジュール。
  13. 【請求項13】 前記モジュールカバーに形成されてい
    る前記引裂き継ぎ目は、前記第一の側縁部に隣接してい
    る前記蓋の前記下部の表面から下側に延びている前記少
    なくとも一つの取付け用指部に形成されていることを特
    徴とする請求項8に記載のエアバッグモジュール。
  14. 【請求項14】 前記モジュールカバーに形成されてい
    る前記引裂き継ぎ目は、前記蓋の前記下部の表面に形成
    されていることを特徴とする請求項8に記載のエアバッ
    グモジュール。
  15. 【請求項15】 前記第一の側壁に形成されている前記
    少なくとも一つの主要な細孔の幅は、前記蓋の前記第一
    の側縁部に隣接して延びている前記少なくとも一つの取
    付け用指部の幅よりも大きく、更に、前記蓋の前記第一
    の側縁部に隣接して延びている前記少なくとも一つの取
    付け用指部の前記第二の部分の長さは、前記第一の側壁
    に形成されている前記少なくとも一つの主要な細孔と、
    前記少なくとも一つの主要な細孔の下に配置されている
    前記第一の側壁の縁部との間の距離よりも大きく、更に
    前記第二の側壁に形成されている前記少なくとも一つの
    主要な細孔の幅は、前記蓋の前記第二の側縁部に隣接し
    て延びている前記少なくとも一つの別個の取付け用指部
    の幅より大きく、更に、前記蓋の前記第二の側縁部に隣
    接して延びている前記少なくとも一つの別個の取付け用
    指部の前記別個の第二の部分の長さは、前記第二の側壁
    に形成されている前記少なくとも一つの主要な細孔と、
    前記少なくとも一つの主要な細孔の下に配置されている
    前記第二の側壁の縁部との間の距離よりも大きいことを
    特徴とする請求項8に記載のエアバッグモジュール。
  16. 【請求項16】 前記第一の側壁に形成されている前記
    少なくとも一つの主要な細孔の幅は、前記蓋の前記第一
    の側縁部に隣接して延びている前記少なくとも一つの取
    付け用指部の幅より大きく、更に、前記蓋の前記第一の
    側縁部に隣接して延びている前記少なくとも一つの取付
    け用指部の前記第二の部分の長さは、前記第一の側壁に
    形成されている前記少なくとも一つの主要な細孔と、前
    記第一の側壁に形成されている前記少なくとも一つの主
    要な細孔の下に配置されている前記少なくとも一つの二
    次的な細孔との間の距離よりも大きく、更に前記第二の
    側壁に形成されている前記少なくとも一つの主要な細孔
    の幅は、前記蓋の前記第二の側縁部に隣接して延びてい
    る前記少なくとも一つの別個の取付け用指部の幅よりも
    大きく、更に、前記蓋の前記第二の側縁部に隣接して延
    びている前記少なくとも一つの別個の取付け用指部の前
    記別個の第二の部分の長さは、前記第二の側壁に形成さ
    れている前記少なくとも一つの主要な細孔と、前記第二
    の側壁に形成されている前記少なくとも一つの主要な細
    孔の下に配置されている前記少なくとも一つの二次的な
    細孔との間の距離よりも大きいことを特徴とする請求項
    9に記載のエアバッグモジュール。
  17. 【請求項17】 前記第一のエプロン部に形成されてい
    る前記少なくとも一つの主要な細孔の幅は、前記蓋の前
    記第一の側縁部に隣接して延びている前記少なくとも一
    つの取付け用指部の幅よりも大きく、更に、前記蓋の前
    記第一の側縁部に隣接して延びている前記少なくとも一
    つの取付け用指部の前記第二の部分の長さは、前記第一
    のエプロン部に形成されている前記少なくとも一つの主
    要な細孔と、前記第一のエプロン部の終縁部との間の距
    離よりも大きく、更に前記第二のエプロン部に形成され
    ている前記少なくとも一つの主要な細孔の幅は、前記蓋
    の前記第二の側縁部に隣接して延びている前記少なくと
    も一つの別個の取付け用指部の幅よりも大きく、更に、
    前記蓋の前記第二の側縁部に隣接して延びている前記少
    なくとも一つの別個の取付け用指部の前記別個の第二の
    部分の長さは、前記第二のエプロン部に形成されている
    前記少なくとも一つの主要な細孔と、前記第二のエプロ
    ンの終縁部との間の距離よりも大きいことを特徴とする
    請求項10に記載のエアバッグモジュール。
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