JP3045482U - ベルトコンベア - Google Patents

ベルトコンベア

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JP3045482U
JP3045482U JP1997006323U JP632397U JP3045482U JP 3045482 U JP3045482 U JP 3045482U JP 1997006323 U JP1997006323 U JP 1997006323U JP 632397 U JP632397 U JP 632397U JP 3045482 U JP3045482 U JP 3045482U
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belt
piston rod
compressed air
way clutch
belt conveyor
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JP1997006323U
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English (en)
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捷一 石田
昭人 田中
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捷一 石田
昭人 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間欠送りを安価にして行なう。 【解決手段】 ベルト駆動用ローラ12に一方向クラッ
チ15を介設し、このクラッチ15のスプロケット15
aにチェーン16を巻回する。チェーン16の両端はエ
アシリンダ17のロッド17a及びばね18を接続す
る。エアシリンダ17には射出成形機の金型開閉時に圧
縮空気を同期して流入し、その流入により、ロッド17
aを収縮させて一方向クラッチ15を介しローラ12を
回転させ、ベルト13を走行させる。排気すれば、ばね
18によりロッド17aが伸長するが一方向クラッチ1
5によりローラ12は回転せず、ベルト13は走行しな
い。このため、金型開閉に対応してベルト13が間欠的
に走行して成形品がベルト13上を間欠的に送られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、エアシリンダによって間欠送りするベルトコンベア、さらに、射 出成形機の成形品搬出用ベルトコンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ベルトコンベアを間欠駆動させて、搬送品を間欠送りすると、例えば、その搬 送途中で搬送品を検査する際、その送り停止時に検査を行うことができるため、 便利である。その間欠送りを電動機により行うと、電動機が駆動・停止を繰り返 すこととなり、その制御が複雑となるうえに、電動機の耐久性も問題になる。
【0003】 このため、従来から、エアシリンダにより、一方向クラッチを介して、ベルト 駆動用ローラを回転させ、ベルトを間欠走行させる技術が開発されている。例え ば、特開昭53−71474号公報(公報1)、実開平3−89014号公報( 公報2)、実開平7−936号公報(公報3)などを挙げることができる。
【0004】 また、射出成形機においては、成形品をベルトコンベア上に排出し、その搬送 途中で検査してケースに納めるのが常である。このとき、上述の間欠送りはその 検査に有効であり、さらに、その送りは成形用金型の開閉に対応させることが好 ましい。その開閉に応じて間欠送りさせれば、一回の成形品が間欠的に送られる からである。この間欠送り技術として、実公昭59−41072号公報(公報4 )記載のものがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記各公報1〜3に記載の技術は、エアシリンダの両端に給排ポートを形成し 、その両ポートに圧縮空気を交互に給排してピストンロッドを伸縮し、その伸縮 によって一方向クラッチを介しベルト駆動ローラを間欠回転させるものである。 二ポートへの圧縮空気の給排には高価な切換弁が必要であり、回路も複雑となり 、コストアップにつながる。
【0006】 上記公報4に記載の技術は、成形用金型の開閉動作をワイヤーによってベルト 駆動ローラに伝達しており、その伝達は円滑でなく、作用に問題がある。
【0007】 この考案は、エアシリンダによるベルト駆動ローラの間欠送り機構を簡単にす ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、この考案は、前後のローラに無端ベルトを巻回し 、その一方のローラに一方向クラッチを介して駆動索を巻回し、この駆動索の一 端をエアシリンダのピストンロッドに接続するとともに、他端をコイルばねに接 続し、そのコイルばねによって前記駆動索を常時緊張状態とし、前記エアシリン ダへの圧縮空気の流入又は排出により、そのピストンロッドが収縮又は伸長して 前記駆動索の一方向の走行時のみに前記一方向クラッチを介し一方のローラが回 転してベルトを間欠走行させるようにしたのである。
【0009】 圧縮空気の流入によるエアシリンダのピストンロッドの収縮により、一方向ク ラッチを介して駆動ローラ(一方のローラ)を回してベルトを走行させる場合に は、エアシリンダからの排気により、駆動索を常時緊張状態に維持するばねによ ってピストンロッドは伸長されて、一方向クラッチを介して駆動ローラを回転さ せることなく復帰することとなる。一方、圧縮空気の流入によりエアシリンダの ピストンロッドが収縮しても、一方向クラッチを介して駆動ローラが回らない場 合には、その圧縮空気の流入によるピストンロッドの収縮動作が復帰となり、排 気時のばねによるピストンロッドの伸長動作が駆動ローラの回転となって、ベル トを間欠走行させる。
【0010】 これらのいずれの場合でも、エアシリンダはベルトの一方向の走行のみの動作 を担い、他方向の走行動作はばねによって担う。そのエアシリンダとばねの連結 はチェーンなどの駆動索を採用し、また、エアシリンダへの圧縮空気は一ポート への給排である。このため、このベルトコンベアの構成は従来に比べれば、簡単 である。
【0011】
【考案の実施の形態】
上記考案においては、上記ベルトの停止時は、上記ピストンロッドが伸長して おり、エアシリンダへの圧縮空気の流入により、上記ばねに抗して前記ピストン ロッドが収縮して上記駆動索を引き、上記一方向クラッチを介して一方のローラ を回転させてベルトを走行させ、一方、前記圧縮空気の排出により、前記ばねに より、一方向クラッチを介し一方のローラを回転させることなく前記ピストンロ ッドを伸長させる構成とすることが好ましい。
【0012】 このようにすれば、エアシリンダの駆動によって、ベルトが走行するため、そ の作用が円滑かつ確実となるからである。
【0013】 また、この考案においては、上記ピストンロッドの進退方向に沿い、その所定 位置にストッパを設け、このストッパに前記ピストンロッドの係止突起を係止さ せて、ピストンロッドの伸縮ストロークを規制してベルトの走行量を調整可能に した構成とし得る。
【0014】 エアシリンダであるため、途中でピストンロッドの伸縮度合が規制されても、 構造・作用上で問題となることはない。このため、ストッパを適宜位置に設ける ことにより、任意のベルト送り量を得ることができる。
【0015】 このベルトコンベアは、射出成形機の成形品排出口に備え、そのエアシリンダ への圧縮空気を、前記射出成形機への圧縮空気を分岐したものとし、その圧縮空 気の給排を成形用金型の開閉時に作動する切換弁によりなした構成とし得る。
【0016】 射出成形機には、通常、金型開閉時のごみ除去用圧縮空気の供給切換弁が付設 されており、その切換弁でもって、エアシリンダを駆動させれば、成形品をその 排出に対応させて間欠的に搬送し得る。すなわち、エアホースを成形機に接続す るだけで、このベルトコンベアを駆動し得る。
【0017】
【実施例】
図1乃至図4に一実施例を示し、この実施例は、射出成形機Aの成形品排出口 2にベルトコンベアCを備えたものである。成形機Aからはその成形用金型の開 閉動作ごとに、成形品aがベルトコンベアC上に排出される。その金型の開閉に 応じて、図4に示すように圧縮空気が成形用金型Dに切換弁1を介して給排され て金型Dのごみ除去が行われる。
【0018】 ベルトコンベアCは、平行なフレーム11、11の前後にローラ12、12を 設け、その両ローラ12、12にベルト13を巻回したものである。脚Bは所要 の高さのものを適宜設けて、搬送角度を適宜に選定する。例えば、水平ならば、 図7のように同一高さのものを使用する。ベルト13の張力度合はローラ12の 支持ブロック12aをボルト12bのねじ込み量によって前後に調節して行なう 。図中、14はベルト13の案内ローラである。
【0019】 前側のローラ12には、自転車の駆動軸と同一構造の一方向クラッチ15が組 み込まれており、このクラッチ15のスプロケット15aにチェーン16が巻回 されている。チェーン16の一端はエアシリンダ17のピストンロッド17aに 、他端はコイルばね18に接続されて、ばね18により、ピストンロッド17a は伸長してチェーン16は常時緊張状態となっている。
【0020】 この状態で、シリンダ17に圧縮空気が流入すると、ピストンロッド17aが 収縮して、チェーン16がばね18に抗し走行して、スプロケット18aを回し 、一方向クラッチ15を介してローラ12が回転し、ピストンロッド17aの収 縮量に応じてベルト13が走行する。
【0021】 このとき、図5に示すように、ピストンロッド17aに係止突起19a、フレ ーム11にピンストッパー19bを設ければ、突起19aのストッパー19bへ の当接によってピストンロッド17aの収縮量は規制される。このため、ストッ パー19bの位置を図示の適宜な位置の穴19cに変更することにより、ベルト 13の走行量を調節し得る。また、ベルト13の送り速度は、図4に示すように 、エアシリンダ17への給排気管に流量調整弁3を設け、その開放度によって調 整する。
【0022】 この実施例では、切換弁1によって成形用金型の開閉作用に同期してベルト1 3の間欠走行作用がなされて、ベルト13上に成形品aが間欠的に排出されると ともに、間欠的に送られ、収納ケースEに送り込まれる。
【0023】 この実施例は、駆動索をチェーン16としたが、図6に示すように、紐16’ などに代えることもできる。このとき、クラッチ15のドラムには紐16’を2 〜3回巻回することが好ましい。
【0024】 なお、射出成形機Aのような圧縮空気の給排切換弁1を有しない機械に、この ベルトコンベアCを備える場合には、図8(a)に示すように、電動給排切換弁 1、その開放度を調整する設定器20、その弁1及び設定器20に電源を供給す るスイッチ21を接続し、同図(b)のごとく、それらをボックスG内に収めた 機器をこのコンベアCに付設する。
【0025】
【考案の効果】
この考案は、以上のようにしたので、安価にして間欠送りをなし得るベルトコ ンベアを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の斜視図
【図2】同要部部分拡大図
【図3】同要部部分拡大図
【図4】同実施例のエア回路図
【図5】他の実施例の部分斜視図
【図6】他の実施例の部分斜視図
【図7】実施例の他の作用態様図
【図8】(a)は他の実施例のエア回路図、(b)はそ
の制御器の斜視図
【符号の説明】
A 射出成形機 C ベルトコンベア D 成形用金型 a 成形品 1 給排切換弁 2 射出成形機の成形品排出口 11 コンベアフレーム 12 ローラ 13 ベルト 14 案内ローラ 15 一方向クラッチ 15a スプロケット 16 チェーン(駆動索) 17 エアシリンダ 17a ピストンロッド 18 コイルばね 19a 係止突起 19b ストッパ(ピン)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後のローラ12に無端ベルト13を巻
    回し、その一方のローラ12を回転させて前記ベルト1
    3を走行させるベルトコンベアCであって、 上記一方のローラ12に一方向クラッチ15を介して駆
    動索16を巻回し、この駆動索16の一端をエアシリン
    ダ17のピストンロッド17aに接続するとともに、他
    端をコイルばね18に接続し、そのコイルばね18によ
    って前記駆動索16を常時緊張状態とし、 上記エアシリンダ17への圧縮空気の流入又は排出によ
    り、そのピストンロッド17aが収縮又は伸長して、前
    記駆動索16の一方向の走行時のみに上記一方向クラッ
    チ15を介し一方のローラ12が回転してベルト13を
    間欠走行させることを特徴とするベルトコンベア。
  2. 【請求項2】 上記ベルト13の停止時は、上記ピスト
    ンロッド17aが伸長しており、エアシリンダ17への
    圧縮空気の流入により、上記ばね18に抗して前記ピス
    トンロッド17aが収縮して上記駆動索16を引き、上
    記一方向クラッチ15を介して一方のローラ12を回転
    させてベルト13を走行させ、一方、前記圧縮空気の排
    出により、前記ばね18により、一方向クラッチ15を
    介し一方のローラ12を回転させることなく前記ピスト
    ンロッド17aを伸長させることを特徴とする請求項1
    記載のベルトコンベア。
  3. 【請求項3】 上記ピストンロッド17aの進退方向に
    沿い、その所定位置にストッパ19bを設け、このスト
    ッパ19bに前記ピストンロッド17aの係止突起19
    aを係止させて、ピストンロッド17aの伸縮ストロー
    クを規制してベルト13の走行量を調整可能にしたこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のベルトコンベア。
  4. 【請求項4】 射出成形機Aの成形品排出口2に備えら
    れる請求項1乃至3のいずれか一つに記載のベルトコン
    ベアCであって、上記エアシリンダ17への圧縮空気
    を、前記射出成形機Aへの圧縮空気を分岐したものと
    し、その圧縮空気の給排を成形用金型Dの開閉時に作動
    する切換弁1によりなしたことを特徴とするベルトコン
    ベア。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015098372A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 北川工業株式会社 樹脂成形品用の搬送装置
CN114086297A (zh) * 2021-11-12 2022-02-25 绍兴汀冉纺织品有限公司 一种方便安装的剑杆机纱线辊

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015098372A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 北川工業株式会社 樹脂成形品用の搬送装置
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