JPH0885658A - 連続ウエブ間欠送り装置 - Google Patents

連続ウエブ間欠送り装置

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JPH0885658A
JPH0885658A JP25152594A JP25152594A JPH0885658A JP H0885658 A JPH0885658 A JP H0885658A JP 25152594 A JP25152594 A JP 25152594A JP 25152594 A JP25152594 A JP 25152594A JP H0885658 A JPH0885658 A JP H0885658A
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roller
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downstream
timing pulley
dancer roller
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Mikio Totani
戸谷幹夫
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Totani Giken Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダンサーローラ4によって連続ウエブ4をプ
ールし、これを間欠的に送るとき、連続ウエブの張力が
一定に保たれ、連続ウエブに伸び縮みが生じず、連続ウ
エブが停止したとき、慣性によってダンサーローラが回
転せず、連続ウエブの振動および弛みが生じないように
する。 【構成】 タイミングベルト19が第1可動タイミング
プーリ12、第1上流側および下流側タイミングプーリ
13,14、第2上流側および下流側タイミングプーリ
15,16および第2可動タイミングプーリ17に係合
し、上流側駆動機構21によって上流側ローラ10およ
び第1上流側タイミングプーリ13が駆動され、回転
し、下流側駆動機構23が間欠送りローラ5に同期し、
下流側駆動機構によって下流側ローラ11および第1下
流側タイミングプーリ14が駆動され、回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラスチックフィル
ムなどの連続ウエブを間欠的に送る連続ウエブ間欠送り
装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】たとえば、プラスチック袋を
製造する製袋機では、プラスチックフィルムが2重に重
ね合わされ、間欠的に送られ、シール装置およびカッタ
に導かれ、プラスチックフィルムの間欠送り毎に、シー
ル装置によってプラスチックフィルムがシールされ、カ
ッタによってプラスチックフィルムが切断される。これ
によってプラスチック袋が製造される。この場合、プラ
スチックフィルムは原反から繰り出されるが、原反の重
量および慣性が大きく、プラスチックフィルムを間欠的
に繰り出すことは好ましくない。したがって、プラスチ
ックフィルムを連続的に繰り出し、それを間欠的に送る
ことが要求される。その装置も一般に知られており、使
用されている。
【0003】図2は従来の間欠送り装置を示す。この装
置では、プラスチックフィルム1が原反から繰り出さ
れ、連続繰り出しローラ2に導かれ、駆動モータ3によ
って連続繰り出しローラ2が駆動され、回転し、プラス
チックフィルム1は連続的に繰り出される。さらに、プ
ラスチックフィルム1がダンサーローラ4を通り、間欠
送りローラ5に導かれ、駆動モータ6によって間欠送り
ローラ5が駆動され、回転し、プラスチックフィルム1
が間欠的に送られる。その方向は水平の方向である。
【0004】ダンサーローラ4はプラスチックフィルム
1をプールするためのもので、レバー7に支持され、レ
バー7はリンク8およびエアシリンダ9に連結されてい
る。さらに、間欠送りローラ5へのプラスチックフィル
ム送り経路において、上流側および下流側ローラ10,
11がダンサーローラ4の上流側および下流側に設けら
れ、プラスチックフィルム1が上流側ローラ10、ダン
サーローラ4および下流側ローラ11に導かれ、上流側
ローラ10、ダンサーローラ4および下流側ローラ11
がプラスチックフィルム1に係合し、プラスチックフィ
ルム1が間欠送りローラ5に導かれる。したがって、エ
アシリンダ9がリンク8、レバー7およびダンサーロー
ラ4に作用し、プラスチックフィルム1に張力が与えら
れる。
【0005】さらに、連続繰り出しローラ2によってプ
ラスチックフィルム1が繰り出されると、それが上流側
ローラ10を通り、ダンサーローラ4に導かれる。した
がって、レバー7がその支点のまわりを揺動し、ダンサ
ーローラ4がプラスチックフィルム1への係合方向に移
動し、下降する。それに従って上流側ローラ10および
ダンサーローラ4が回転し、上流側ローラ10およびダ
ンサーローラ4によってプラスチックフィルム1が案内
される。したがって、上流側および下流側ローラ10,
11間において、ダンサーローラ4によってプラスチッ
クフィルム1がプールされる。その後、間欠送りローラ
5によってプラスチックフィルム1が送られるとき、プ
ラスチックフィルム1によってダンサーローラ4が引き
上げられ、上昇し、プラスチックフィルム1が下流側ロ
ーラ11を通り、間欠送りローラ5に供給される。それ
に従ってダンサーローラ4および下流側ローラ11が回
転し、ダンサーローラ4および下流側ローラ11によっ
てプラスチックフィルム1が案内される。したがって、
プラスチックフィルム1を連続的に繰り出し、間欠的に
送ることができるものである。
【0006】しかしながら、この装置において、プラス
チックフィルム1によってダンサーローラ4が引き上げ
られるとき、最初、ダンサーローラ4の慣性がプラスチ
ックフィルム1に作用し、プラスチックフィルム1の張
力が一時的に上昇し、その後、張力はもとの状態に低下
する。このため、プラスチックフィルム1の張力を一定
に保つことができず、プラスチックフィルム1に伸び縮
みが生じるという問題があった。さらに、間欠送りロー
ラ5によってプラスチックフィルム1が送られていると
き、それに従ってダンサーローラ4および下流側ローラ
11が回転するが、特に、プラスチックフィルム1が高
速度で送られるとき、間欠送りローラ5およびプラスチ
ックフィルム1が停止しても、慣性によってダンサーロ
ーラ4および下流側ローラ11が回転し、ダンサーロー
ラ1および下流側ローラ11は即座に停止しない。これ
によってプラスチックフィルム1の振動および弛みが生
じ、プラスチックフィルム1を的確に送ることができな
いという問題もある。
【0007】
【発明の目的】したがって、この発明は、プラスチック
フィルムなどの連続ウエブの間欠送り装置において、ダ
ンサーローラによって連続ウエブをプールし、これを間
欠的に送るとき、連続ウエブの張力が一定に保たれ、連
続ウエブに伸び縮みが生じないようにすること、および
連続ウエブが停止したとき、慣性によってダンサーロー
ラおよび下流側ローラが回転せず、連続ウエブの振動お
よび弛みが生じないようにすることを目的としてなされ
たものである。
【0008】
【発明の構成】この発明によれば、間欠送りローラへの
連続ウエブ送り経路において、ダンサーローラが連続ウ
エブに係合し、その係合方向に移動し、ダンサーローラ
によって連続ウエブがプールされる。さらに、連続ウエ
ブ送り経路において、上流側および下流側ローラがダン
サーローラの上流側および下流側に設けられ、互いにダ
ンサーローラの径に対応する間隔を置いて配置され、連
続ウエブに係合し、連続ウエブがダンサーローラおよび
間欠送りローラに導かれる。さらに、第1可動タイミン
グプーリがダンサーローラに同心に形成され、ダンサー
ローラと一体的に回転および移動し、第1上流側タイミ
ングプーリが上流側ローラに同心に形成され、上流側ロ
ーラと一体的に回転し、第1下流側タイミングプーリが
下流側ローラに同心に形成され、下流側ローラと一体的
に回転する。第1可動タイミングプーリは実質上ダンサ
ーローラと同一の径をもち、第1上流側タイミングプー
リは実質上上流側ローラと同一の径をもち、第1下流側
タイミングプーリは実質上下流側ローラと同一の径をも
つ。さらに、ダンサーローラの移動方向において、第2
上流側および下流側タイミングプーリが第1上流側およ
び下流側タイミングプーリにダンサーローラの移動スト
ロークよりも大きい間隔を置いて対向し、ダンサーロー
ラの移動方向に直角の方向において、第2上流側および
下流側タイミングプーリは互いにダンサーローラの径に
対応する間隔を置いて配置される。さらに、第2可動タ
イミングプーリがダンサーローラの移動路上に位置し、
ダンサーローラに連結され、ダンサーローラと一体的に
移動する。第2可動タイミングプーリは実質上ダンサー
ローラと同一の径のものである。さらに、エンドレスの
タイミングベルトが第1可動タイミングプーリ、第1上
流側および下流側タイミングプーリ、第2上流側および
下流側タイミングプーリおよび第2可動タイミングプー
リに係合し、タイミングベルトによって各タイミングプ
ーリが連結される。そして、上流側駆動機構によって上
流側ローラおよび第1上流側タイミングプーリが駆動さ
れ、回転し、ダンサーローラによって連続ウエブがプー
ルされる。上流側駆動機構によって第2上流側タイミン
グプーリを回転させ、ダンサーローラによって連続ウエ
ブをプーリするようにしてもよい。さらに、下流側駆動
機構が間欠送りローラに同期し、下流側駆動機構によっ
て下流側ローラおよび第1下流側タイミングプーリが駆
動され、回転し、連続ウエブが間欠送りローラに供給さ
れる。下流側駆動機構を間欠送りローラに同期させ、下
流側駆動機構によって第2下流側タイミングプーリを回
転させ、連続ウエブを間欠送りローラに供給するように
してもよい。
【0009】各タイミングプーリに代えてスプロケット
を使用し、エンドレスのチェーンをそのスプロケットに
係合させ、チェーンによって各スプロケットを連結して
もよい。
【0010】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
図1はこの発明の実施例を示す。これはプラスチック袋
を製造する製袋機の間欠送り装置であり、図2の装置と
同様、プラスチックフィルム1が原反から繰り出され、
連続繰り出しローラ2に導かれ、駆動モータ3によって
連続繰り出しローラ2が駆動され、回転し、プラスチッ
クフィルム1は連続的に繰り出される。さらに、プラス
チックフィルム1がダンサーローラ4を通り、間欠送り
ローラ5に導かれ、駆動モータ6によって間欠送りロー
ラ5が駆動され、回転し、プラスチックフィルム1が間
欠的に送られる。その方向は水平の方向である。ダンサ
ーローラ4はプラスチックフィルム1に係合し、その係
合方向に移動し、下降する。これによってプラスチック
フィルム1がプールされる。
【0011】さらに、間欠送りローラ5へのプラスチッ
クフィルム送り経路において、上流側および下流側ロー
ラ10,11がダンサーローラ4の上流側および下流側
に設けられている。上流側および下流側ローラ10,1
1は互いにダンサーローラ4の径に対応する間隔Cを置
いて配置され、連続ウエブ1に係合し、連続ウエブ1は
ダンサーローラ4および間欠送りローラ5に導かれる。
したがって、ダンサーローラ4と上流側および下流側ロ
ーラ10,11間において、そのプラスチックフィルム
1が互いに平行に保たれる。
【0012】さらに、この装置は第1可動タイミングプ
ーリ12、第1上流側タイミングプーリ13および第1
下流側タイミングプーリ14を有し、第1可動タイミン
グプーリ12は実質上ダンサーローラ4と同一の径のも
ので、ダンサーローラ4に同心に形成されている。第1
上流側タイミングプーリ13は実質上上流側ローラ10
と同一の径のもので、上流側ローラ10に同心に形成さ
れ、第1下流側タイミングプーリ14は実質上下流側ロ
ーラ11と同一の径のもので、下流側ローラ11に同心
に形成されている。したがって、第1可動タイミングプ
ーリ12がダンサーローラ4と一体的に回転および移動
し、第1上流側タイミングプーリ13は上流側ローラ1
0と一体的に回転し、下流側タイミングプーリ14は下
流側ローラ11と一体的に回転する。
【0013】さらに、第2上流側および下流側タイミン
グプーリ15,16が固定位置に設けられており、ダン
サーローラ4の移動方向、すなわち下方向において、第
2上流側および下流側タイミングプーリ15,16は第
1上流側および下流側タイミングプーリ13,14にダ
ンサーローラ4の移動ストロークよりも大きい間隔を置
いて対向する。さらに、ダンサーローラ4の移動方向に
直角の方向において、第2上流側および下流側タイミン
グプーリ15,16は互いにダンサーローラ4の径に対
応する間隔Cを置いて配置されている。さらに、第2可
動タイミングプーリ17がダンサーローラ4の移動路上
に位置し、ダンサーローラ4の下側に配置され、ダンサ
ーローラ4、第1可動タイミングプーリ12および連結
板18に連結されている。したがって、第2可動タイミ
ングプーリ17がダンサーローラ4および第1可動タイ
ミングプーリ12と一体的に移動する。第2可動タイミ
ングプーリ17は実質上ダンサーローラ4と同一の径の
ものである。
【0014】さらに、この装置では、エンドレスのタイ
ミングベルト19が第1可動タイミングプーリ12、第
1上流側および下流側タイミングプーリ13,14、第
2上流側および下流側タイミングプーリ15,16およ
び第2可動タイミングプーリ17に係合し、タイミング
ベルト19によって各タイミングプーリ13,14,1
5,16,17が連結されている。したがって、第1可
動タイミングプーリ12と第1上流側および下流側タイ
ミングプーリ13,14間において、そのタイミングベ
ルト19が互いに平行に保たれ、第2上流側および下流
側タイミングプーリ15,16と第2可動タイミングプ
ーリ17間において、そのタイミングベルト19も互い
に平行に保たれる。
【0015】なお、この実施例では、上流側および下流
側ローラ10,11、第1上流側および下流側タイミン
グプーリ13,14および第2上流側および下流側タイ
ミングプーリ15,16も実質上ダンサーローラ4と同
一の径をもつ。したがって、第1上流側および下流側タ
イミングプーリ13,14と第2上流側および下流側タ
イミングプーリ15,16間において、そのタイミング
ベルト19も平行に保たれる。
【0016】さらに、連続繰り出しローラ2とダンサー
ローラ4間において、ダンサーローラ20が特別に設け
られ、これがプラスチックフィルム1に係合しており、
ダンサーローラ20はレバー7に支持され、レバー7は
リンク8およびエアシリンダ9に連結されている。した
がって、エアシリンダ9がリンク8、レバー7およびダ
ンサーローラ20に作用し、プラスチックフィルム1に
張力が与えられる。
【0017】さらに、この装置は上流側ローラ10およ
び第1上流側タイミングプーリ13を回転させる上流側
駆動機構を有する。上流側駆動機構は駆動モータ21か
らなり、タイミングベルト22、上流側ローラ10およ
び第1上流側タイミングプーリ13に連結されている。
したがって、駆動モータ21およびタイミングベルト2
2によって上流側ローラ10および第1上流側タイミン
グプーリ13が駆動され、回転する。さらに、タイミン
グベルト19によってそれが伝達され、第2上流側タイ
ミングプーリ15も駆動され、回転する。その方向は図
1の反時計方向である。
【0018】この実施例では、上流側ローラ10、第1
上流側タイミングプーリ13および第2上流側タイミン
グプーリ15は連続的に駆動され、回転する。さらに、
ダンサーローラ4にポテンショメータが連結されてお
り、ダンサーローラ4が上昇すると、ポテンショメータ
によってそれが検出され、駆動モータ21が速度制御さ
れ、上流側ローラ10、第1上流側タイミングプーリ1
3および第2上流側タイミングプーリ15は高速度で回
転する。反対に、ダンサーローラ4が下降すると、ポテ
ンショメータによってそれが検出され、駆動モータ21
が速度制御され、上流側ローラ10、第1上流側タイミ
ングプーリ13および第2上流側タイミングプーリ15
は低速度で回転する。
【0019】連続繰り出しローラ2の駆動モータ3につ
いても、ダンサーローラ20にポテンショメータが連結
されており、ダンサーローラ20が上昇したとき、ポテ
ンショメータによってそれが検出され、駆動モータ3が
速度制御され、連続繰り出しローラ2は高速度で回転す
る。反対に、ダンサーローラ20が下降したとき、ポテ
ンショメータによってそれが検出され、駆動モータ3が
速度制御され、連続繰り出しローラ2は低速度で回転す
る。
【0020】さらに、この装置は下流側ローラ11およ
び第1下流側タイミングプーリ14を回転させる下流側
駆動機構を有する。下流側駆動機構は駆動モータ23か
らなり、タイミングベルト24、下流側ローラ11およ
び第1下流側タイミングプーリ14に連結されている。
そして、駆動モータ6によって間欠送りローラ5が駆動
され、回転するとき、駆動モータ23がそれに同期し、
駆動モータ23およびタイミングベルト24によって下
流側ローラ11および第1下流側タイミングプーリ14
が駆動され、回転する。下流側ローラ11は間欠送りロ
ーラ5と同一の周速度で回転する。さらに、タイミング
ベルト19によってそれが伝達され、第2下流側タイミ
ングプーリ16も駆動され、回転する。その方向は図1
の反時計方向である。
【0021】この装置において、下流側ローラ11、第
1下流側タイミングプーリ14および第2下流側タイミ
ングプーリ16が停止しているとき、駆動モータ21に
よって上流側ローラ10および第1上流側タイミングプ
ーリ13が駆動され、回転すると、第1上流側タイミン
グプーリ13によってタイミングベルト19が引き上げ
られ、タイミングベルト19は第2可動タイミングプー
リ17、第2上流側タイミングプーリ15および第1上
流側タイミングプーリ13を通り、第1可動タイミング
プーリ12に進行する。したがって、タイミングベルト
19によってダンサーローラ4、第1可動タイミングプ
ーリ12および第2可動タイミングプーリ17が引き下
げられ、下降する。タイミングベルト19、第1可動タ
イミングプーリ12および第2可動タイミングプーリ1
7の関係については、第1可動タイミングプーリ12と
第1上流側および下流側タイミングプーリ13,14間
において、そのタイミングベルト19が互いに平行に保
たれ、第2上流側および下流側タイミングプーリ15,
16と第2可動タイミングプーリ17間において、その
タイミングベルト19も互いに平行に保たれ、その間隔
はダンサーローラ4の径に対応する間隔Cであり、同一
の間隔である。したがって、タイミングベルト19を支
障なく進行させ、第1可動タイミングプーリ12および
第2可動タイミングプーリ17を支障なく引き下げるこ
とができる。
【0022】したがって、ダンサーローラ4がプラスチ
ックフィルム4への係合方向に移動し、下降する。した
がって、プラスチックフィルム1が上流側ローラ10を
通り、ダンサーローラ4に導かれ、ダンサーローラ4に
よってプラスチックフィルム1がプールされる。
【0023】さらに、第1上流側ローラ10および第1
上流側タイミングプーリ13が回転すると、タイミング
ベルト19によって第2上流側タイミングプーリ15が
駆動され、回転し、タイミングベルト19によってダン
サーローラ4、第1可動タイミングプーリ12および第
2可動タイミングプーリ17が駆動され、回転する。第
1上流側タイミングプーリ13は実質上上流側ローラ1
0と同一の径であり、上流側ローラ10はタイミングベ
ルト19と同一の周速度で回転する。第1可動タイミン
グプーリ12は実質上ダンサーローラ4と同一の径であ
り、ダンサーローラ4もタイミングベルト19と同一の
周速度で回転する。したがって、プラスチックフィルム
1がダンサーローラ4に導かれ、プールされるとき、第
1上流側ローラ10およびダンサーローラ4によってプ
ラスチックフィルム1が案内され、プラスチックフィル
ム1は的確に導かれ、プールされる。
【0024】その後、駆動モータ6によって間欠送りロ
ーラ5が駆動され、回転すると、駆動モータ23がそれ
に同期し、駆動モータ23によって下流側ローラ11お
よび第1下流側タイミングプーリ14が駆動され、回転
する。したがって、第1下流側タイミングプーリ14に
よってタイミングベルト19が引き上げられ、タイミン
グベルト19は第1可動タイミングプーリ12、第1下
流側タイミングプーリ14および第2下流側タイミング
プーリ16を通り、第2可動タイミングプーリ17に進
行する。したがって、タイミングベルト19によってダ
ンサーローラ4、第1可動タイミングプーリ12および
第2可動タイミングプーリ17が引き上げられ、上昇す
る。第1可動タイミングプーリ12と第1上流側および
下流側タイミングプーリ13,14間において、そのタ
イミングベルト19が互いに平行に保たれ、第2上流側
および下流側タイミングプーリ15,16と第2可動タ
イミングプーリ17間において、そのタイミングベルト
19も互いに平行に保たれ、その間隔はダンサーローラ
4の径に対応する間隔Cであり、同一の間隔であること
は前述したとおりである。したがって、タイミングベル
ト19を支障なく進行させ、ダンサーローラ4、第1可
動タイミングプーリ12および第2可動タイミングプー
リ17を支障なく引き上げることができる。
【0025】したがって、駆動モータ6によって間欠送
りローラ5が駆動され、回転し、プラスチックフィルム
1が間欠的に送られるとき、タイミングベルト19によ
ってダンサーローラ4が引き上げられ、上昇するもので
ある。したがって、プラスチックフィルム1が下流側ロ
ーラ11を通り、間欠送りローラ5に供給される。
【0026】さらに、下流側ローラ11および第1下流
側タイミングプーリ14が回転すると、タイミングベル
ト19によって第2下流側タイミングプーリ16が駆動
され、回転し、タイミングベルト19によってダンサー
ローラ4、第1可動タイミングプーリ12および第2可
動タイミングプーリ17が駆動され、回転する。第1下
流側タイミングプーリ14は実質上下流側ローラ11と
同一の径であり、下流側ローラ11はタイミングベルト
19と同一の周速度で回転する。第1可動タイミングプ
ーリ12は実質上ダンサーローラ4と同一の径であり、
ダンサーローラ4もタイミングベルト19と同一の周速
度で回転する。さらに、下流側ローラ11は間欠送りロ
ーラ5と同一の周速度で回転する。したがって、ダンサ
ーローラ4も間欠送りローラ5と同一の周速度で回転す
る。したがって、プラスチックフィルム1が間欠送りロ
ーラ5に供給されるとき、ダンサーローラ4および下流
側ローラ11によってプラスチックフィルム1が案内さ
れ、プラスチックフィルム1は的確に供給される。
【0027】さらに、ダンサーローラ4が上昇または下
降すると、ポテンショメータによってそれが検出され、
駆動モータ21が速度制御され、上流側ローラ10、第
1上流側タイミングプーリ13および第2上流側タイミ
ングプーリ15は高速度または低速度で回転する。これ
によってダンサーローラ4が位置制御され、ダンサーロ
ーラ4はもとの位置に復帰する。また、ダンサーローラ
20が上昇または下降すると、ポテンショメータによっ
てそれが検出され、駆動モータ3が速度制御され、連続
繰り出しローラ2が高速度または低速度で回転する。こ
れによってダンサーローラ20が位置制御され、ダンサ
ーローラ20はもとの位置に復帰する。
【0028】したがって、この装置では、間欠送りロー
ラ5によってプラスチックフィルム1が送られるとき、
プラスチックフィルム1ではなく、タイミングベルト1
9によってダンサーローラ4が引き上げられ、上昇す
る。これによってプラスチックフィルム1が供給され、
それはプラスチックフィルム1の張力に影響しない。し
たがって、プラスチックフィルム1の張力が一定に保た
れ、プラスチックフィルム1に伸び縮みは生じない。さ
らに、間欠送りローラ5およびプラスチックフィルム1
が停止すると、それに同期し、下流側ローラ11が即座
に停止し、タイミングベルト19によってダンサーロー
ラ4が制動され、ダンサーローラ4も即座に停止する。
したがって、プラスチックフィルム1の振動および弛み
が生じず、これを的確に送ることができる。
【0029】なお、この実施例では、駆動モータ21,
23を上流側駆動機構および下流側駆動機構として使用
し、駆動モータ21,23によって上流側ローラ10お
よび第1上流側および下流側タイミングプーリ13,1
4を回転させるようにしたものを説明したが、必ずしも
その必要はない。たとえば、駆動モータ21を上流側ロ
ーラ10および第1上流側タイミングプーリ13ではな
く、第2上流側タイミングプーリ15に連結し、駆動モ
ータ21によって第2上流側タイミングプーリ15を回
転させても、タイミングベルト19によってそれが伝達
され、上流側ローラ10および第1上流側タイミングプ
ーリ13を回転することができる。駆動モータ23を下
流側ローラ11および第1下流側タイミングプーリ14
ではなく、第2下流側タイミングプーリ16に連結し、
駆動モータ23によって第2下流側タイミングプーリ1
6を回転させても、タイミングベルト19によってそれ
が伝達され、下流側ローラ11および第1下流側タイミ
ングプーリ14を回転させることができる。さらに、間
欠送りローラ5の駆動モータ6を下流側駆動機構として
使用し、タイミングベルトまたはギヤによって駆動モー
タ6と下流側ローラ11および第1下流側タイミングプ
ーリ14または第2下流側タイミングプーリ16に連結
しても、間欠送りローラ5に同期し、駆動モータ6、タ
イミングベルトまたはギヤによって下流側ローラ11お
よび第1下流側タイミングプーリ14または第2下流側
タイミングプーリ16を回転させることができる。各タ
イミングプーリ12,13,14,15,16に代えて
スプロケットを使用し、エンドレスのチェーンをそのス
プロケットに係合させ、チェーンによって各スプロケッ
トを連結しても、チェーンおよびスプロケットによって
上流側ローラ10、下流側ローラ11およびダンサーロ
ーラ4を回転させることができ、同様の作用効果を得る
ことができる。
【0030】プラスチックフィルム1に限らず、この装
置を他の連続ウエブに使用し、他の連続ウエブを間欠的
に送ることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、間欠送りローラ5によって連続ウエブが送られると
き、連続ウエブではなく、タイミングベルト19によっ
てダンサーローラ4が引き上げられ、上昇する。これに
よって連続ウエブが供給され、それは連続ウエブの張力
に影響しない。したがって、連続ウエブの張力が一定に
保たれ、連続ウエブに伸び縮みは生じない。さらに、間
欠送りローラ5および連続ウエブが停止すると、上流側
ローラ11がそれに同期し、即座に停止し、タイミング
ベルト19によってダンサーローラ4が制動され、ダン
サーローラ4も即座に停止する。したがって、連続ウエ
ブの振動および弛みが生じず、これを的確に送ることが
でき、所期の目的を達成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す説明図である。
【図2】従来の間欠送り装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プラスチックフィルム 4 ダンサーローラ 5 間欠送りローラ 10 上流側ローラ 11 下流側ローラ 12 第1可動タイミングプーリ 13 第1上流側タイミングプーリ 14 第1下流側タイミングプーリ 15 第2上流側タイミングプーリ 16 第2下流側タイミングプーリ 17 第2可動タイミングプーリ 19 タイミングベルト 21,23 駆動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルムなどの連続ウエブ
    を間欠的に送る間欠送りローラと、 前記間欠送りローラへの連続ウエブ送り経路において、
    前記連続ウエブに係合し、その係合方向に移動し、前記
    連続ウエブをプールするダンサーローラと、 前記連続ウエブ送り経路において、前記ダンサーローラ
    の上流側および下流側に設けられ、互いに前記ダンサー
    ローラの径に対応する間隔を置いて配置され、前記連続
    ウエブに係合し、これを前記ダンサーローラおよび前記
    間欠送りローラに導く上流側および下流側ローラと、 実質上前記ダンサーローラと同一の径をもち、前記ダン
    サーローラに同心に形成され、前記ダンサーローラと一
    体的に回転および移動する第1可動タイミングプーリま
    たはスプロケットと、 実質上前記上流側ローラと同一の径をもち、前記上流側
    ローラに同心に形成され、前記上流側ローラと一体的に
    回転する第1上流側タイミングプーリまたはスプロケッ
    トと、 実質上前記下流側ローラと同一の径をもち、前記下流側
    ローラに同心に形成され、前記下流側ローラと一体的に
    回転する第1下流側タイミングプーリまたはスプロケッ
    トと、 前記ダンサーローラの移動方向において、前記第1上流
    側および下流側タイミングプーリまたはスプロケットに
    前記ダンサーローラの移動ストロークよりも大きい間隔
    を置いて対向し、前記ダンサーローラの移動方向に直角
    の方向において、互いに前記ダンサーローラの径に対応
    する間隔を置いて配置された第2上流側および下流側タ
    イミングプーリまたはスプロケットと、 実質上前記ダンサーローラと同一の径をもち、前記ダン
    サーローラの移動路上に位置し、前記ダンサーローラに
    連結され、前記ダンサーローラと一体的に移動する第2
    可動タイミングプーリまたはスプロケットと、 前記第1可動タイミングプーリまたはスプロケット、前
    記第1上流側および下流側タイミングプーリまたはスプ
    ロケット、前記第2上流側および下流側タイミングプー
    リまたはスプロケットおよび前記第2可動タイミングプ
    ーリまたはスプロケットに係合し、前記各タイミングプ
    ーリまたはスプロケットを連結するエンドレスのタイミ
    ングベルトまたはチェーンと、 前記上流側ローラおよび前記第1上流側タイミングプー
    リまたはスプロケット、または前記第2上流側タイミン
    グプーリまたはスプロケットを回転させ、前記ダンサー
    ローラによって前記連続ウエブをプールする上流側駆動
    機構と、 前記間欠送りローラに同期し、前記下流側ローラおよび
    前記第1下流側タイミングプーリまたはスプロケット、
    または前記第2下流側タイミングプーリまたはスプロケ
    ットを回転させ、前記連続ウエブを前記間欠送りローラ
    に供給する下流側駆動機構とからなる連続ウエブ間欠送
    り装置。
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