JP3045305U - 溶接機用ケ―ブル - Google Patents

溶接機用ケ―ブル

Info

Publication number
JP3045305U
JP3045305U JP1997006613U JP661397U JP3045305U JP 3045305 U JP3045305 U JP 3045305U JP 1997006613 U JP1997006613 U JP 1997006613U JP 661397 U JP661397 U JP 661397U JP 3045305 U JP3045305 U JP 3045305U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
stranded
welding machine
stranded conductor
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997006613U
Other languages
English (en)
Inventor
勝二 田辺
Original Assignee
小原株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小原株式会社 filed Critical 小原株式会社
Priority to JP1997006613U priority Critical patent/JP3045305U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3045305U publication Critical patent/JP3045305U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撚線導体と分離片との接触をできるだけ少な
くして、撚線導体の充分な冷却を行い、該撚線導線の使
用寿命が延ばされ得る溶接機用ケ―ブルを提供する。 【解決手段】 トランスと溶接ガンとの間に配置される
溶接機用ケ―ブルにおいて、ケ―ブル1内に、中心部か
ら放射状に等分された分離片9,9…間に正側の撚線導
体10と負側の撚線導体11とを交互に配設した絶縁性
セパレ―タ8を配置し、各分離片の両側面に突起14,
14を形成し、前記撚線導体が隣合う分離片の突起の先
端部と外被ホ―ス13の内面とで支持されるようなケ―
ブルの断面構造とした溶接機用ケ―ブル。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ロボット溶接機等のトランスと溶接ガンとの間に配置される溶接 機用ケ―ブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ロボット溶接機等に使用されるケ―ブルは、その使用時に溶接電流によって過 熱されることから充分な冷却を必要とする。そこで、図5に示すように、ケ―ブ ル21の中心部から放射状に等分(6等分)された分離片22,22…間に正側 の撚線導体23と負側の撚線導体24とを交互に配設した絶縁性セパレ―タ25 を配置し、各分離片22の側面と外被ホ―ス26の内面とで、前記撚線導体23 又は24を保持させ、中心部27からの冷却水を前記撚線導体の外周に供給して 該撚線導体を冷却するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、各撚線導体23又は24は前述の如く、各分離片22の側面と外被 ホ―ス26の内面とで保持されており、特に該撚線導体の外周が分離片22の側 面の略全域にわたって包まれた状態で面接触されているため、撚線導体の保持は 充分になされるが、その分,冷却水との接触面積が減少されて、撚線導体の充分 な冷却ができず、ケ―ブルの長期使用により撚線導体が破損される、という問題 がある。
【0004】 この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、撚線導体と分離片との接触をできるだけ少なくし て、撚線導体の充分な冷却を行い、該撚線導線の使用寿命が延ばされ得る溶接機 用ケ―ブルを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案における溶接機用ケ―ブルは、ケ―ブル内 に、中心部から放射状に等分された分離片間に正側の撚線導体と負側の撚線導体 とを交互に配設した絶縁性セパレ―タを配置し、各分離片の両側面に突起を形成 し、前記撚線導体が隣合う分離片の突起の先端部と外被ホ―スの内面とで支持さ れるようなケ―ブルの断面構造としたことを特徴とするものである。
【0006】 また、ケ―ブル内に、中心部から放射状に等分された分離片間に正側の撚線導 体と負側の撚線導体とを交互に配設した絶縁性セパレ―タを配置し、前記撚線導 体と外被ホ―スの内面とを離間させ、各分離片の両側面に突起を形成し、前記撚 線導体が隣合う分離片の突起の先端部で絶縁性セパレ―タに支持されるようなケ ―ブルの断面構造としたことを特徴とするものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1ないし図2を参照してこの考案の実施例について説明をする。 図1はこの考案に係る溶接機用ケ―ブルの概略配置説明図、図2はケ―ブルの 断面図を示すものである。
【0008】 図において、1はトランス2と溶接ガン3との間に配置されたケ―ブルであっ て、該ケ―ブル1の両側には、それぞれ正電流用の端子4,5及び負電流用の端 子6,7が設けられ、トランス2と溶接ガン3の間に溶接電流の回路が構成され ている。
【0009】 前記ケ―ブル1内にはその略全長に亙って絶縁性セパレ―タ8が配置され、該 セパレ―タ8には中心部から放射状に等分(4等分)された分離片9,9…が形 成され、分離片9,9間には、溶接用の電流を供給する正側の撚線導体10と負 側の撚線導体11とが正負交互に配設されている。そして、これらセパレ―タ8 及び撚線導体10,11の外周は、内部に補強用ブレ―ド12を有する外被ホ― ス13によって保護されている。
【0010】 前記各分離片9の両側面中間部には突起14,14…が形成され、また、各分 離片9の先端部は前記外被ホ―ス13に当接状態になっている。
【0011】 そして、各撚線導体10又は11は、隣合う分離片9,9の突起14,14の 先端部と外被ホ―ス13の内面とで3点支持されている。したがって、撚線導体 10又は11は、両分離片9,9に接触する部分が従来のものに比して著しく減 少されながら、両分離片9,9と外被ホ―ス13とで確実に保持されるようにな る。
【0012】 そして、撚線導体10,11を冷却する冷却水は、ケ―ブル1の一端から外被 ホ―ス13内に供給され、該外被ホ―ス13内で撚線導体10,11を冷却した 後,ケ―ブル1の他端から排出されるのであるが、外被ホ―ス13内では、前述 の如く、撚線導体10又は11は両分離片9,9及び外被ホ―ス13と僅かに接 触しているものであるから、撚線導体10又は11と冷却水との接触面積は著し く増加され、冷却水による撚線導体の冷却効率を著しく向上させることができる 。
【0013】 図3はこの考案に係るケ―ブルの他の実施例のケ―ブル断面図を示すものであ る。この実施例においては、セパレ―タ8の中心部から放射状に等分(6等分) された分離片9,9…が形成され、各分離片9は両側面中間部に突起14,14 …が形成されていると共に、先端部にも突起15,15…を備えている。そして 、その余の構成は前記実施例と実質的に同一であるので、同じ符号を付してその 説明を省略する。
【0014】 この場合、各撚線導体10又は11は、隣合う分離片9,9の突起14,14 ,15,15の先端部と外被ホ―ス13の内面とで支持されている。したがって 、撚線導体10又は11は、両分離片9,9に接触する部分が従来のものに比し て減少されながら、両分離片9,9と外被ホ―ス13とで確実に保持されるよう になる。
【0015】 図4はこの考案に係るケ―ブルの更に他の実施例のケ―ブル断面図を示すもの である。この実施例においては、撚線導体10又は11と外被ホ―ス13とは離 間状態にあり、撚線導体10又は11は分離片9に形成された突起によってのみ 支持されるようになっている。そして、その余の構成は前記実施例と実質的に同 一であるので、同じ符号を付してその説明を省略する。
【0016】 各分離片9は、その両側面中間部に突起14,14…が形成されていると共に 、先端部にも突起15,15を備えており、各撚線導体10又は11は、隣合う 分離片9,9の突起14,14,15,15の先端部で支持されることになる。 この場合も、撚線導体10又は11は、両分離片9,9に接触する部分が従来の ものに比して著しく減少されるものであり、しかも各撚線導体10又は11は両 分離片9,9によって確実に保持されるようになる。
【0017】 そして、撚線導体10又は11は、両分離片9,9と僅かに接触し、外被ホ― ス13とは離間して接触していないものであるから、撚線導体10又は11と冷 却水との接触面積は著しく増加され、冷却水による撚線導体の冷却効率を更に著 しく向上させることができる。
【0018】
【考案の効果】
この考案によると、ケ―ブル内に、中心部から放射状に等分された分離片間に 正側の撚線導体と負側の撚線導体とを交互に配設した絶縁性セパレ―タを配置し 、各分離片の両側面に突起を形成し、前記撚線導体が隣合う分離片の突起の先端 部と外被ホ―スの内面とで支持されるようなケ―ブルの断面構造としたので、撚 線導体は、分離片と外被ホ―スとで確実に保持されると共に、撚線導体と冷却水 との接触面積は著しく増加され、冷却水による撚線導体の冷却効率を著しく向上 させることができて、撚線導線の使用寿命が延ばされ得る溶接機用ケ―ブルとな る。
【0019】 また、ケ―ブル内に、中心部から放射状に等分された分離片間に正側の撚線導 体と負側の撚線導体とを交互に配設した絶縁性セパレ―タを配置し、前記撚線導 体と外被ホ―スの内面とを離間させ、各分離片の両側面に突起を形成し、前記撚 線導体が隣合う分離片の突起の先端部で絶縁性セパレ―タに支持されるようなケ ―ブルの断面構造とした場合には、撚線導体と冷却水との接触面積は更に増加さ れ、冷却水による撚線導体の冷却効率を著しく向上させることができて、撚線導 線の使用寿命が延ばされ得る溶接機用ケ―ブルとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案に係る溶接機用ケ―ブルの概略
配置説明図である。
【図2】図2はケ―ブルの断面図である。
【図3】図3は他の実施例のケ―ブルの断面図である。
【図4】図4は更に他の実施例のケ―ブルの断面図であ
る。
【図5】図5は従来例のケ―ブルの断面図である。
【符号の説明】
1 ケ―ブル 2 トランス 3 溶接ガン 8 絶縁性セパレ―タ 9 分離片 10,11 撚線導体 13 外被ホ―ス 14,15 突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスと溶接ガンとの間に配置される
    溶接機用ケ―ブルにおいて、ケ―ブル内に、中心部から
    放射状に等分された分離片間に正側の撚線導体と負側の
    撚線導体とを交互に配設した絶縁性セパレ―タを配置
    し、各分離片の両側面に突起を形成し、前記撚線導体が
    隣合う分離片の突起の先端部と外被ホ―スの内面とで支
    持されるようなケ―ブルの断面構造としたことを特徴と
    する溶接機用ケ―ブル。
  2. 【請求項2】 トランスと溶接ガンとの間に配置される
    溶接機用ケ―ブルにおいて、ケ―ブル内に、中心部から
    放射状に等分された分離片間に正側の撚線導体と負側の
    撚線導体とを交互に配設した絶縁性セパレ―タを配置
    し、前記撚線導体と外被ホ―スの内面とを離間させ、各
    分離片の両側面に突起を形成し、前記撚線導体が隣合う
    分離片の突起の先端部で絶縁性セパレ―タに支持される
    ようなケ―ブルの断面構造としたことを特徴とする溶接
    機用ケ―ブル。
JP1997006613U 1997-07-14 1997-07-14 溶接機用ケ―ブル Expired - Lifetime JP3045305U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997006613U JP3045305U (ja) 1997-07-14 1997-07-14 溶接機用ケ―ブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997006613U JP3045305U (ja) 1997-07-14 1997-07-14 溶接機用ケ―ブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3045305U true JP3045305U (ja) 1998-01-27

Family

ID=43179691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997006613U Expired - Lifetime JP3045305U (ja) 1997-07-14 1997-07-14 溶接機用ケ―ブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3045305U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102082348B (zh) 连接结构
US11605996B2 (en) Electrical distribution member
ATE258727T1 (de) Elektrischer steckverbinder für drehstrom
ES2094707T1 (es) Terminal conector con lamina de fijacion aislante.
JP2004031049A (ja) バッテリ接続プレート
CN102195217B (zh) 连接器
JP3045305U (ja) 溶接機用ケ―ブル
JPH11121053A (ja) 圧縮型電線接続管
US4868348A (en) Welding cable
JP2004349507A (ja) 太陽電池モジュール用端子ボックス、及び太陽電池モジュールの配線構造
JPH0721096Y2 (ja) かご形誘導電動機の回転子
JP3992184B2 (ja) ケーブル終端接続部
JPH082885Y2 (ja) 水冷ケ−ブル
CN216413845U (zh) 一种具有空心导体的母线槽
CN211788390U (zh) 一种方便拆装的电力绝缘套管
JPH0238343Y2 (ja)
KR100210946B1 (ko) 전지 자동차용 배터리 모니터링 시스템
JPS603749B2 (ja) 多極電気コネクタ−
KR20070037058A (ko) 모터
JPH1083858A (ja) 高電圧用コネクタ
JPH0638331Y2 (ja) 抵抗溶接用ケーブル
JPS58221675A (ja) 回転子の溶接装置
JP3036643B2 (ja) ケーブル接続部
JP3761113B2 (ja) 溶接用ケ―ブル
KR200290248Y1 (ko) 양측에 몰드콘 처리된 연결구를 갖는 슬리브