JPH0721096Y2 - かご形誘導電動機の回転子 - Google Patents

かご形誘導電動機の回転子

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JPH0721096Y2
JPH0721096Y2 JP14244787U JP14244787U JPH0721096Y2 JP H0721096 Y2 JPH0721096 Y2 JP H0721096Y2 JP 14244787 U JP14244787 U JP 14244787U JP 14244787 U JP14244787 U JP 14244787U JP H0721096 Y2 JPH0721096 Y2 JP H0721096Y2
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rotor
cage
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squirrel
conductor
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邦夫 深谷
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、かご形誘導電動機の回転子に係り、特に誘
導電動機の運転時の特性改善に関するものである。
〔従来の技術〕
第１図〜第３図は一般的な二重かご形誘導電動機の回転
子を示し、第１図は正面図、第２図は側面図、第３図は
第１図におけるIII-III線断面図である。
図において、（１）は回転子鉄心、（２）は回転子鉄心
（１）の二重かごの外かご二次導体で、外かご二次溝
（６）に収められている。（３）は内かご二次導体で、
内かご二次溝（７）に収められている。（４）は外かご
エンドリングで、（５）は内かごエンドリングである。
そして上述した外かご二次導体（２）、内かご二次導体
（３）には、外かごエンドリング（４）、内かごエンド
リング（５）と共にアルミ材，銅材などの同一材質で形
成されており、かご形誘導電動機の回転子が構成されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のかご形誘導電動機の回転子は以上のように構成さ
れているので、同一形状，同一溝数の回転子にあっては
その電気的特性はほとんど変えられないので、始動時の
特性を向上させようとすると運転時の効率が低下すると
いう問題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、始動時の特性を損わず運転時の特性，効率の
向上したかご形誘導電動機の回転子を得ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るかご形誘導電動機の回転子は、二重かご
形回転子を有する誘導電動機の回転子において、二重か
ご形回転子の二次導体のうち、外かご導体にアルミ材，
銅材などの導電材を用い、内かご導体に超電導材を用
い、または外かご導体に超電導材を用いたものである。
〔作用〕
この考案におけるかご形誘導電動機の回転子は、内かご
導体，外かご導体をそれぞれ異なった導材を用いたこと
により、運転時の二次損失が減少する。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を一般的な二重かご形誘導電
動機の回転子を示す、第１図〜第３図を用いて説明す
る。
図において、（１）は回転子鉄心、（２）は回転子鉄心
（１）の二重かごの外かご二次導体で、アルミ材，銅材
などの導電材が用いられ、外かご二次溝（６）に収めら
れている。（３）は内かご二次導体で、高温超電導材が
用いられ、内かご二次溝（７）に収められている。
（４）は外かごエンドリングで、（５）は内かごエンド
リングである。
なお、内かごの二次導体（３）は高温超電導材とした
が、高温超電導材は低温超電導材と比べ製造設備、製造
方法の容易性から高温超電導材としたものである。従っ
て二次導体（３）が低温超電導材であっても同等の効果
を奏する。
そして上述した外かご二次導体（２），内かご二次導体
（３）はそれぞれ溶接などにより接合され電気的に一体
となっている。このようにしてかご形誘導電動機の回転
子が構成されている。
上述した構成により二次導体に超電導材を用いること
で、運転時に流れる二次電流に対して超電導材の二次導
体が、抵抗ゼロとして効果を発揮し運転時の効率を大幅
にアップせしめるものである。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば二重かご形回転子の外
かご導体にアルミ材，銅材などの導電材を用いて内かご
導体に超電導材を用いたので、従来の誘導電動機と比べ
始動時の特性を損わずして運転時の特性，効率の向上し
たかご形誘導電動機の回転子を得ることができる。さら
に、内かご導体に超電導材を用いたので、従来の誘導電
動機と比べ特性を低下させることなく二次導体の溝の断
面積を小さくすることができ誘導電動機を小型とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第１図〜第３図は一般的な二重かご形誘導電動機の回転
子に係り、第１図は正面図，第２図は側面図、第３図は
第１図におけるIII-III線断面図である。 図において、（１）は回転子鉄心、（２）は外かご二次
導体、（３）は内かご二次導体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】二重かご形回転子を有する誘導電動機の回
    転子において、二重かご形回転子の二次導体のうち、外
    かご導体にアルミ材、銅材などの導電材を用い内かご導
    体に超電導材を用いたことを特徴とするかご形誘導電動
    機の回転子。
JP14244787U 1987-09-18 1987-09-18 かご形誘導電動機の回転子 Expired - Lifetime JPH0721096Y2 (ja)

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JPS6447565U JPS6447565U (ja) 1989-03-23
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DE10316831A1 (de) 2002-04-15 2003-11-27 Denso Corp Permanentmagnetrotor für eine rotierende elektrische Maschine mit Innenrotor und magnetsparender Rotor für einen Synchronmotor
WO2009084251A1 (ja) 2007-12-27 2009-07-09 Mitsubishi Electric Corporation 誘導電動機の回転子及び誘導電動機及び圧縮機及び送風機及び空気調和機
CN101765961B (zh) 2008-01-25 2013-03-13 三菱电机株式会社 感应电动机以及密闭型压缩机
US8242657B2 (en) 2008-03-18 2012-08-14 Kyoto University Superconductive rotor, superconductive rotating machine and superconductive rotating-machine system
JP5042365B2 (ja) 2008-08-05 2012-10-03 三菱電機株式会社 誘導電動機及び密閉型圧縮機

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JPS6447565U (ja) 1989-03-23

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