JP2004031049A - バッテリ接続プレート - Google Patents
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Abstract
【課題】電気自動車やハイブリッドカーの電源用として多数束ねた電池パックを一括して直列接続するためのバッテリ接続プレートにあって、車種変更で電池パック数が異なる場合でも自在に対応可能な汎用型のバッテリ接続プレートを提供する。
【解決手段】1つのバスバー33bが細長い平板である場合にその長手方向中央部に一段高く曲げ加工してバスバーブリッジ部33cを設け、このバスバーブリッジ部33cに貫通して電気絶縁材で成形された複数の絶縁リング37を固定する。その絶縁リング37に不用な接続単位の正極ポスト3と負極ポスト4を挿通させる。絶縁リング37で電気的に絶縁状態とされたかかる不用な正極ポスト3と負極ポスト4の2つの電極ポストを飛び越して、図2でいう左端の正極ポスト3と右端の負極ポスト4をバスバー33bを介して直結する。それにより、不用な2個の電池パック2を取り外す必要がなくなる。
【選択図】 図2
【解決手段】1つのバスバー33bが細長い平板である場合にその長手方向中央部に一段高く曲げ加工してバスバーブリッジ部33cを設け、このバスバーブリッジ部33cに貫通して電気絶縁材で成形された複数の絶縁リング37を固定する。その絶縁リング37に不用な接続単位の正極ポスト3と負極ポスト4を挿通させる。絶縁リング37で電気的に絶縁状態とされたかかる不用な正極ポスト3と負極ポスト4の2つの電極ポストを飛び越して、図2でいう左端の正極ポスト3と右端の負極ポスト4をバスバー33bを介して直結する。それにより、不用な2個の電池パック2を取り外す必要がなくなる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個の電池パックを束ねたバッテリ集合体において、正負の電極ポストを一括して直列に接続するためのバッテリ接続プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】
大気汚染や騒音など環境に配慮した自動車として、近年、電源バッテリの電力でモータを駆動させて走行する電気自動車が普及し、またエンジンを作動させて発電した電力と電源バッテリの電力を併用してモータを可変速制御しながら走行するハイブリッドカーが普及している。
【0003】
一般に、そうした電気自動車やハイブリッドカーに用いられる電源バッテリは、多数の平たい直方体の電池パックを横並びに重ねて束ね、接続端子である正極(+)と負極(−)の電極ポストを互い違いに配列して直列に電気的接続されている。それら互い違いに配列されている正負の電極ポストを一括して直列に接続するためのバッテリ接続プレートについて、本願出願人をはじめとする多くの提案がなされている。
【0004】
図5は、かかるバッテリ接続プレートの従来構造として、特開2001−57196号公報に記載されたバッテリ集合体(組電池)を示す斜視図である。このバッテリ集合体(組電池)1は電気自動車の駆動電源として使用され、平たい直方体のニッケル・水素二次電池方式によるこの場合20個の電池パック2を、これらの接続端子である正負の電極ポスト3,4を互い違いに横並びに重ねて結束バンドで束ね、束ねた両側にサイドプレート5を取り付けて構成している。正極ポスト3と負極ポスト4はいずれも外周に雄ねじを形成したボルト状になっている。
【0005】
ところで、車種変更に伴って要求される電源バッテリの電気容量によって電池パック2の個数が変更されることが多々ある。それに対応して、バッテリ接続プレート10のプレート長さL(mm)も1個の電池パック2の厚さ寸法tを総計した組電池の全体横幅寸法に合わせて品番ごとに異なる。
【0006】
バッテリ接続プレート10は射出成形されたプラスチック製品であり、その細長いプレート本体11の図でいう左端には1個の電池パック2の例えば正極ポスト3を隔絶するU字枠形の単極ポスト囲い壁12が設けられている。また、隣り合う2個の電池パック2の一方側の正極ポスト3と他方側の負極ポスト4を接続の一単位にして隔絶する楕円形の両極ポスト囲い壁13が横一列に等間隔で設けられている。
【0007】
それら単極ポスト囲い壁12と両極ポスト囲い壁13にはそれぞれ内側にCu(銅)などの導電性金属を平板加工したバスバー15,16が嵌め込み式か、あるいはプレート本体11の射出成形時にインサート成形などして装着されている。バスバー15,16には正負の電極ポスト3,4が貫通する1個もしくは2個の貫通孔が設けてあり、両電極ポストを電気的に直結する。
【0008】
ところで、この図5で例示されたバッテリ集合体1において、試作に使用したり車両に搭載して実機使用する段階で、車種変更により品番が異なると電源バッテリとして電気容量が過分の場合は例えば隣り合う2個分の電池パック2が不用となる場合がある。しかし、製造現場の現状として、車種変更ごとに不用な電池パック2を取り外したり逆に付加したりするのでは、作業が非常に煩わしく組立工数などが高騰する。さらには、そうした電池パック数に応じて長さLがその都度異なる他種のバッテリ接続プレート10を在庫することは、成形金型などに多大な設備コストがかかってしまう。そのため、そうした不用な電池パックをそのまま装着状態にして試作や実機搭載に備えることが多々ある。また、装着状態にしておくことの利点として、他の電池パック2に不良が発生した場合など代用電池パックとして即応できるということもある。
【0009】
そこで、装着されたままの不用な電池パック2の正負極ポスト3,4を他の電池パック2の正負極ポスト3,4から電気的に隔絶して絶縁しておく必要がある。図6は、不用なこの場合隣り合う2個の電池パック2の正極ポスト3と負極ポスト4を二つ飛びにして、図でいう左端の正極ポスト3と右端の負極ポスト4をワイヤハーネス20で電気的に接続する構造を示している。すなわち、ワイヤハーネス20を両端に圧着したLA端子21を介して電池パック二つ飛びで隣り合う正極ポスト3と負極ポスト4に接続し、ナット17を螺合させてポスト座金部3a,4aとの間に結合した構造である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、その飛び越えた電極ポスト同士をワイヤハーネス20で接続する作業はかなり手間を要し、製造ラインにおいて組立工程を1工程増すことになってコスト高を招く不都合がある。
【0011】
以上から、本発明の目的は、電気自動車やハイブリッドカーの電源用として多数束ねた電池パックを一括して直列接続するためのバッテリ接続プレートにあって、車種変更で電池パック数が異なる場合でも組立工数を増やすことなく自在に対応可能な汎用型のバッテリ接続プレートを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にかかる請求項1に記載のバッテリ接続プレート30は、図2に示すように、重ねて束ねた複数個の電池パック2の接続端子である正極ポスト3と負極ポスト4を互い違いに配列し、隣り合う正極ポスト3と負極ポスト4をバスバー33bで直結して接続単位を構成し、それら接続単位を一括して直列に接続するためのものであって、電気容量の品番変更によって接続単位の1つまたは複数が不用になる場合、前記バスバー33bの1つが不用な接続単位を飛び越した両側に位置する正極ポスト3と負極ポスト4を橋渡しによって直結できるよう形成されていることを特徴とする。
【0013】
以上から、この請求項1に記載のバッテリ接続プレートは、第1実施の形態として、1つのバスバー33bに設けたバスバーブリッジ部33cを不用な接続単位である正極ポスト3と負極ポスト4を例えば1個ずつ飛び越えさせることにより、その二つ飛びの両側に位置する他の正極ポスト3と負極ポスト4を橋渡しにして電気的に直結する。それにより、不用な例えば2個の電池パック2を取り外す手間を省き、そのままバッテリ集合体として装着状態にしておくことができる。
【0014】
また、請求項2に記載のバッテリ接続プレートは、第2実施の形態として図2および図3に示すように、1つのバスバー33bが細長い平板でその長手方向中央部に一段高く曲げ加工したバスバーブリッジ部33cを有し、このバスバーブリッジ部33cに貫通させて固定した電気絶縁性の複数の筒体(絶縁リング)37に前記不用な接続単位の正極ポスト3と負極ポスト4を挿通させるようにしたことを特徴とする。
【0015】
以上から、この第2実施の形態のバッテリ接続プレートにおいては、不用な接続単位である正極ポスト3と負極ポスト4の例えば1個ずつを絶縁リング37を介してバスバーブリッジ部33cに挿通させる。そのように絶縁リング37で電気的に絶縁状態とされた不用な正極ポスト3と負極ポスト4の2個を飛び越し、その両側に位置する別の正極ポスト3と負極ポスト4をバスバーブリッジ部33cで橋渡しにして電気的に直結する。したがって、この場合も不用な例えば2個の電池パック2を取り外す手間を省き、そのままバッテリ集合体として装着状態にしておくことができる。
【0016】
また、請求項3に記載のバッテリ接続プレートは、第3実施の形態として図4に示すように、前記バスバー33bの1つが長手方向中央部に一段高く曲げ加工してバスバーブリッジ部33cを有し、このバスバーブリッジ部33cの全長に亘って被覆して電気絶縁性の絶縁部材40を設け、この絶縁部材40で電気的接続を断って前記不用な接続単位の正極ポスト3と負極ポスト4のそれぞれ頭部が前記バスバーブリッジ33cに非接触にしてなっていることを特徴とする。
【0017】
以上から、この第3実施の形態のバッテリ接続プレートにおいては、不用な接続単位である正極ポスト3と負極ポスト4の例えば1個ずつを飛び越えるバスバーブリッジ部33cには、その全長に電気絶縁性の絶縁部材40を被せているので、不用な正極ポスト3と負極ポスト4の頭部がバスバーブリッジ部33cに接触しないように電気的に非導通状態とすることができる。
絶縁部材40としては、例えば電気絶縁材料による熱収縮チューブをバスバーブリッジ部33cの表面を被って密着させる構造、あるいはバスバーブリッジ部33cを溶解ゴム中に浸漬させてブリッジ部全長をゴム被覆した構造などが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるバッテリ接続プレートの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、射出成形された樹脂成形品であるバッテリ接続プレート30を示す正面図である。
【0019】
横並びに重ねて束ねた複数個の電池パック2の個数に対応して細長くプレート本体31が成形され、このプレート本体31の図でいう左端には、ボルトや雄ねじ状に形成した正極ポスト3または負極ポスト4のいずれか一方を取り囲んで他電極と電気的な絶縁を図る単極ポスト囲い壁32が設けられている。また、正極ポスト3と負極ポスト4の2つを接続単位にして取り囲み、隣り合う他の接続単位と互いに電気的な絶縁を図る両極ポスト囲い壁33が横一列に等間隔に設けられている。
【0020】
それら単極ポスト囲い壁32と両極ポスト囲い壁33にはそれぞれCu(銅)板によるバスバー32b,33bが嵌め込み式またはインサート成形によって装着されている。一方のバスバー32bには正極ポスト3または負極ポスト4を挿通させるための貫通孔32aが設けられ、他方のバスバー33bには正極ポスト3と負極ポスト4の2つの電極ポストを挿通させるための貫通孔33aが設けられている。
【0021】
ところで、多数束ねられた電池パック2のうちの幾つかは、車種変更に伴って必要とされる電源バッテリの電気容量から不用となる場合がある。例えば、隣り合う2つの電池パック2の正極ポスト3の1個と負極ポスト4の1個からなる接続単位が不用である場合、バッテリ集合体からそれら不用な2個分の電池パック2を取り外す手間を省き、そのまま装着状態にしておくためには不用な接続単位の両側の他の接続単位と電気的に絶縁する必要がある。
【0022】
図2を参照して、本発明の目的を達成するためには、前記バスバー33bの1つに細長い平板状のものを用い、この長手方向の中央部を曲げ加工してバスバーブリッジ部33cを設ける。このバスバーブリッジ部33cを電気的に非導通状態で上記不用な2個の正極ポスト3と負極ポスト4を飛び越えさせ、図でいう左端の正極ポスト3と右端の負極ポスト4を直結すれば、第1実施の形態として所期の目的を達成できる。
【0023】
つぎに、第2実施の形態について同じく図2と図3に示す。すなわち、バスバー33bの1つはこの場合4個の電池パック2を重ねた横幅寸法にほぼ相当する長さを有し、上記第1実施の形態と同様、その長手方向の中央部を一段高く曲げ加工してバスバーブリッジ部33cを設ける。バスバーブリッジ部33cには不用な正極ポスト3と負極ポスト4に対応して2つの貫通孔33eが設けられている。それら貫通孔33eには本発明でいう電気絶縁性筒体である本例では合成樹脂成形品の絶縁リング37が嵌合して固定されている。この絶縁リング37に不用な正極ポスト3と負極ポスト4が余裕の隙間を設けて遊嵌状態で挿通している。それにより、不用な正極ポスト3と負極ポスト4はそれらに隣り合う他の電極ポストとは電気的に絶縁状態で隔絶される。
【0024】
したがって、この第2実施の形態においては、バスバーブリッジ部33cに絶縁リング37を設けた分、第1実施の形態の場合よりも絶縁性をさらに確実なものとすることができる。このようにして、不用な正極ポスト3と負極ポスト4を他の電極ポストから絶縁することにより、不用な2個の電池パック2を取り外す手間を省き、バッテリ集合体として装着状態のままとされる。
【0025】
なお、図2において、かかるブリッジ部付きのバスバー33bの両端では、それぞれ設けた貫通孔33dに橋渡し直結される他の正極ポスト3や負極ポスト4を挿通させる。それらにナット3bを螺合させてポスト座金部3a,4aとの間に共締めすることで、不用な正極ポスト3と負極ポスト4を飛び越して直結される。
【0026】
つぎに、第3実施の形態について図4に示す。この場合、上記図2と図3の第2実施の形態で示されたバスバーブリッジ部33cの全長に亘ってその表面を電気絶縁材による絶縁部材40で被った構造である。絶縁部材40としては、例えば絶縁材料による熱収縮チューブを密着させることができる。または、バスバーブリッジ部33cを溶解ゴム中に浸漬させることにより、ブリッジ部全長をゴム被覆した構造などが可能である。
【0027】
したがって、この第3実施の形態は、第1実施の形態のバスバーブリッジ部33cを基本にして、この全長を絶縁部材40で被ったことが相違点である。すなわち、不用な接続単位である正極ポスト3と負極ポスト4の1個ずつを飛び越えさせるのであるが、かかる不用な正極ポスト3と負極ポスト4の頭部がバスバーブリッジ部33cに接触して電気的導通しないように、絶縁部材40で導通を断って非接触状態にするものである。この場合も絶縁部材40を設けた分、バスバー33bと不用電極ポストとの間の電気的絶縁性という点では第1実施の形態の場合よりも確実性が一層高められる。
【0028】
以上、第1〜第3各実施の形態について示されたが、別な観点から言い換えると、搭載される電源バッテリの品番変更などの都合のために電池パック2の幾つかが不用となる場合でも、そのままバッテリ集合体として組み込んでおくようにすれば、長さの異なる他種のバッテリ接続プレート30を準備する必要がないということである。すなわち、1つの品番のバッテリ接続プレート30でもって他の品番に転用させて汎用性をもたせることにより、それだけ金型制作費を大幅に節減できる大きな利点が得られる。
【0029】
さらには、不用電池パック2をそのまま装着しておけば、使用時に他の電池パック2に不良が発生した場合でも、それまで不用であった未使用状態の電池パック2を代替えして即応使用できるといった利点がある。代替え使用の際は、バスバーブリッジ部33cを有する1つのバスバー33bが取り外され、図1中円内に示す正規の矩形状平板のバスバー33bが用いられる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる請求項1に記載のバッテリ接続プレートは、束ねられて隣り合う電池パックの例えば2個が自動車の車種変更などによる電気容量面で不用となるような場合、多数のバスバーのうちの1つに設けたバスバーブリッジ部を不用なそれら2個の電池パックの一方側の正極ポストと他方側の負極ポストを飛び越えさせ、その両側に位置する他の正極ポストと負極ポストに橋渡しによって電気的に直結するようにすれば、不用な2個の電池パックを取り外す手間が省ける。
【0031】
また、請求項2に記載のバッテリ接続プレートは、バスバーブリッジ部に固定した絶縁リングに例えば不用な接続単位の正極ポストと負極ポストを挿通させて電気的に絶縁状態とすることにより、それら不用な電極ポストを飛び越して別の正極ポストと負極ポストをバスバーを介して直結できる。
【0032】
また、請求項3に記載のバッテリ接続プレートは、絶縁性の絶縁部材で被ったバスバーブリッジ部で不用な接続単位の正極ポストと負極ポストを飛び越えさせることにより、不用な正極ポストと負極ポストの頭部をバスバーブリッジ部に対して電気的に非接触状態にして、バスバーブリッジ部を介して別の正極ポストと負極ポストを電気的に直結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるバッテリ接続プレートを示す正面図である。
【図2】同バッテリ接続プレートに装着される第2実施の形態のブリッジ付きのバスバーを示す図1中A−A線からの組立断面図である。
【図3】同第2実施の形態のバスバーの装着前を示す分解斜視図である。
【図4】第3実施の形態のバスバーを示す部分断面による正面図である。
【図5】従来例として多数重ねた電池パックの電極を一括して直列接続させるバッテリ接続プレートを装着した状態のバッテリ集合体を示す斜視図である。
【図6】同バッテリ集合体において不用な電池パックを飛び越してワイヤハーネスで接続する態様を示す従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 バッテリ集合体
2 電池パック
3 正極ポスト
3b バスバー共締め用のナット
4 負極ポスト
20 ワイヤハーネス
30 バッテリ接続プレート
31 プレート本体
32 単極ポスト囲い壁
33 両極ポスト囲い壁
33b バスバー
33a 貫通孔
33c バスバーブリッジ部
37 絶縁リング
40 絶縁部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個の電池パックを束ねたバッテリ集合体において、正負の電極ポストを一括して直列に接続するためのバッテリ接続プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】
大気汚染や騒音など環境に配慮した自動車として、近年、電源バッテリの電力でモータを駆動させて走行する電気自動車が普及し、またエンジンを作動させて発電した電力と電源バッテリの電力を併用してモータを可変速制御しながら走行するハイブリッドカーが普及している。
【0003】
一般に、そうした電気自動車やハイブリッドカーに用いられる電源バッテリは、多数の平たい直方体の電池パックを横並びに重ねて束ね、接続端子である正極(+)と負極(−)の電極ポストを互い違いに配列して直列に電気的接続されている。それら互い違いに配列されている正負の電極ポストを一括して直列に接続するためのバッテリ接続プレートについて、本願出願人をはじめとする多くの提案がなされている。
【0004】
図5は、かかるバッテリ接続プレートの従来構造として、特開2001−57196号公報に記載されたバッテリ集合体(組電池)を示す斜視図である。このバッテリ集合体(組電池)1は電気自動車の駆動電源として使用され、平たい直方体のニッケル・水素二次電池方式によるこの場合20個の電池パック2を、これらの接続端子である正負の電極ポスト3,4を互い違いに横並びに重ねて結束バンドで束ね、束ねた両側にサイドプレート5を取り付けて構成している。正極ポスト3と負極ポスト4はいずれも外周に雄ねじを形成したボルト状になっている。
【0005】
ところで、車種変更に伴って要求される電源バッテリの電気容量によって電池パック2の個数が変更されることが多々ある。それに対応して、バッテリ接続プレート10のプレート長さL(mm)も1個の電池パック2の厚さ寸法tを総計した組電池の全体横幅寸法に合わせて品番ごとに異なる。
【0006】
バッテリ接続プレート10は射出成形されたプラスチック製品であり、その細長いプレート本体11の図でいう左端には1個の電池パック2の例えば正極ポスト3を隔絶するU字枠形の単極ポスト囲い壁12が設けられている。また、隣り合う2個の電池パック2の一方側の正極ポスト3と他方側の負極ポスト4を接続の一単位にして隔絶する楕円形の両極ポスト囲い壁13が横一列に等間隔で設けられている。
【0007】
それら単極ポスト囲い壁12と両極ポスト囲い壁13にはそれぞれ内側にCu(銅)などの導電性金属を平板加工したバスバー15,16が嵌め込み式か、あるいはプレート本体11の射出成形時にインサート成形などして装着されている。バスバー15,16には正負の電極ポスト3,4が貫通する1個もしくは2個の貫通孔が設けてあり、両電極ポストを電気的に直結する。
【0008】
ところで、この図5で例示されたバッテリ集合体1において、試作に使用したり車両に搭載して実機使用する段階で、車種変更により品番が異なると電源バッテリとして電気容量が過分の場合は例えば隣り合う2個分の電池パック2が不用となる場合がある。しかし、製造現場の現状として、車種変更ごとに不用な電池パック2を取り外したり逆に付加したりするのでは、作業が非常に煩わしく組立工数などが高騰する。さらには、そうした電池パック数に応じて長さLがその都度異なる他種のバッテリ接続プレート10を在庫することは、成形金型などに多大な設備コストがかかってしまう。そのため、そうした不用な電池パックをそのまま装着状態にして試作や実機搭載に備えることが多々ある。また、装着状態にしておくことの利点として、他の電池パック2に不良が発生した場合など代用電池パックとして即応できるということもある。
【0009】
そこで、装着されたままの不用な電池パック2の正負極ポスト3,4を他の電池パック2の正負極ポスト3,4から電気的に隔絶して絶縁しておく必要がある。図6は、不用なこの場合隣り合う2個の電池パック2の正極ポスト3と負極ポスト4を二つ飛びにして、図でいう左端の正極ポスト3と右端の負極ポスト4をワイヤハーネス20で電気的に接続する構造を示している。すなわち、ワイヤハーネス20を両端に圧着したLA端子21を介して電池パック二つ飛びで隣り合う正極ポスト3と負極ポスト4に接続し、ナット17を螺合させてポスト座金部3a,4aとの間に結合した構造である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、その飛び越えた電極ポスト同士をワイヤハーネス20で接続する作業はかなり手間を要し、製造ラインにおいて組立工程を1工程増すことになってコスト高を招く不都合がある。
【0011】
以上から、本発明の目的は、電気自動車やハイブリッドカーの電源用として多数束ねた電池パックを一括して直列接続するためのバッテリ接続プレートにあって、車種変更で電池パック数が異なる場合でも組立工数を増やすことなく自在に対応可能な汎用型のバッテリ接続プレートを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にかかる請求項1に記載のバッテリ接続プレート30は、図2に示すように、重ねて束ねた複数個の電池パック2の接続端子である正極ポスト3と負極ポスト4を互い違いに配列し、隣り合う正極ポスト3と負極ポスト4をバスバー33bで直結して接続単位を構成し、それら接続単位を一括して直列に接続するためのものであって、電気容量の品番変更によって接続単位の1つまたは複数が不用になる場合、前記バスバー33bの1つが不用な接続単位を飛び越した両側に位置する正極ポスト3と負極ポスト4を橋渡しによって直結できるよう形成されていることを特徴とする。
【0013】
以上から、この請求項1に記載のバッテリ接続プレートは、第1実施の形態として、1つのバスバー33bに設けたバスバーブリッジ部33cを不用な接続単位である正極ポスト3と負極ポスト4を例えば1個ずつ飛び越えさせることにより、その二つ飛びの両側に位置する他の正極ポスト3と負極ポスト4を橋渡しにして電気的に直結する。それにより、不用な例えば2個の電池パック2を取り外す手間を省き、そのままバッテリ集合体として装着状態にしておくことができる。
【0014】
また、請求項2に記載のバッテリ接続プレートは、第2実施の形態として図2および図3に示すように、1つのバスバー33bが細長い平板でその長手方向中央部に一段高く曲げ加工したバスバーブリッジ部33cを有し、このバスバーブリッジ部33cに貫通させて固定した電気絶縁性の複数の筒体(絶縁リング)37に前記不用な接続単位の正極ポスト3と負極ポスト4を挿通させるようにしたことを特徴とする。
【0015】
以上から、この第2実施の形態のバッテリ接続プレートにおいては、不用な接続単位である正極ポスト3と負極ポスト4の例えば1個ずつを絶縁リング37を介してバスバーブリッジ部33cに挿通させる。そのように絶縁リング37で電気的に絶縁状態とされた不用な正極ポスト3と負極ポスト4の2個を飛び越し、その両側に位置する別の正極ポスト3と負極ポスト4をバスバーブリッジ部33cで橋渡しにして電気的に直結する。したがって、この場合も不用な例えば2個の電池パック2を取り外す手間を省き、そのままバッテリ集合体として装着状態にしておくことができる。
【0016】
また、請求項3に記載のバッテリ接続プレートは、第3実施の形態として図4に示すように、前記バスバー33bの1つが長手方向中央部に一段高く曲げ加工してバスバーブリッジ部33cを有し、このバスバーブリッジ部33cの全長に亘って被覆して電気絶縁性の絶縁部材40を設け、この絶縁部材40で電気的接続を断って前記不用な接続単位の正極ポスト3と負極ポスト4のそれぞれ頭部が前記バスバーブリッジ33cに非接触にしてなっていることを特徴とする。
【0017】
以上から、この第3実施の形態のバッテリ接続プレートにおいては、不用な接続単位である正極ポスト3と負極ポスト4の例えば1個ずつを飛び越えるバスバーブリッジ部33cには、その全長に電気絶縁性の絶縁部材40を被せているので、不用な正極ポスト3と負極ポスト4の頭部がバスバーブリッジ部33cに接触しないように電気的に非導通状態とすることができる。
絶縁部材40としては、例えば電気絶縁材料による熱収縮チューブをバスバーブリッジ部33cの表面を被って密着させる構造、あるいはバスバーブリッジ部33cを溶解ゴム中に浸漬させてブリッジ部全長をゴム被覆した構造などが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるバッテリ接続プレートの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、射出成形された樹脂成形品であるバッテリ接続プレート30を示す正面図である。
【0019】
横並びに重ねて束ねた複数個の電池パック2の個数に対応して細長くプレート本体31が成形され、このプレート本体31の図でいう左端には、ボルトや雄ねじ状に形成した正極ポスト3または負極ポスト4のいずれか一方を取り囲んで他電極と電気的な絶縁を図る単極ポスト囲い壁32が設けられている。また、正極ポスト3と負極ポスト4の2つを接続単位にして取り囲み、隣り合う他の接続単位と互いに電気的な絶縁を図る両極ポスト囲い壁33が横一列に等間隔に設けられている。
【0020】
それら単極ポスト囲い壁32と両極ポスト囲い壁33にはそれぞれCu(銅)板によるバスバー32b,33bが嵌め込み式またはインサート成形によって装着されている。一方のバスバー32bには正極ポスト3または負極ポスト4を挿通させるための貫通孔32aが設けられ、他方のバスバー33bには正極ポスト3と負極ポスト4の2つの電極ポストを挿通させるための貫通孔33aが設けられている。
【0021】
ところで、多数束ねられた電池パック2のうちの幾つかは、車種変更に伴って必要とされる電源バッテリの電気容量から不用となる場合がある。例えば、隣り合う2つの電池パック2の正極ポスト3の1個と負極ポスト4の1個からなる接続単位が不用である場合、バッテリ集合体からそれら不用な2個分の電池パック2を取り外す手間を省き、そのまま装着状態にしておくためには不用な接続単位の両側の他の接続単位と電気的に絶縁する必要がある。
【0022】
図2を参照して、本発明の目的を達成するためには、前記バスバー33bの1つに細長い平板状のものを用い、この長手方向の中央部を曲げ加工してバスバーブリッジ部33cを設ける。このバスバーブリッジ部33cを電気的に非導通状態で上記不用な2個の正極ポスト3と負極ポスト4を飛び越えさせ、図でいう左端の正極ポスト3と右端の負極ポスト4を直結すれば、第1実施の形態として所期の目的を達成できる。
【0023】
つぎに、第2実施の形態について同じく図2と図3に示す。すなわち、バスバー33bの1つはこの場合4個の電池パック2を重ねた横幅寸法にほぼ相当する長さを有し、上記第1実施の形態と同様、その長手方向の中央部を一段高く曲げ加工してバスバーブリッジ部33cを設ける。バスバーブリッジ部33cには不用な正極ポスト3と負極ポスト4に対応して2つの貫通孔33eが設けられている。それら貫通孔33eには本発明でいう電気絶縁性筒体である本例では合成樹脂成形品の絶縁リング37が嵌合して固定されている。この絶縁リング37に不用な正極ポスト3と負極ポスト4が余裕の隙間を設けて遊嵌状態で挿通している。それにより、不用な正極ポスト3と負極ポスト4はそれらに隣り合う他の電極ポストとは電気的に絶縁状態で隔絶される。
【0024】
したがって、この第2実施の形態においては、バスバーブリッジ部33cに絶縁リング37を設けた分、第1実施の形態の場合よりも絶縁性をさらに確実なものとすることができる。このようにして、不用な正極ポスト3と負極ポスト4を他の電極ポストから絶縁することにより、不用な2個の電池パック2を取り外す手間を省き、バッテリ集合体として装着状態のままとされる。
【0025】
なお、図2において、かかるブリッジ部付きのバスバー33bの両端では、それぞれ設けた貫通孔33dに橋渡し直結される他の正極ポスト3や負極ポスト4を挿通させる。それらにナット3bを螺合させてポスト座金部3a,4aとの間に共締めすることで、不用な正極ポスト3と負極ポスト4を飛び越して直結される。
【0026】
つぎに、第3実施の形態について図4に示す。この場合、上記図2と図3の第2実施の形態で示されたバスバーブリッジ部33cの全長に亘ってその表面を電気絶縁材による絶縁部材40で被った構造である。絶縁部材40としては、例えば絶縁材料による熱収縮チューブを密着させることができる。または、バスバーブリッジ部33cを溶解ゴム中に浸漬させることにより、ブリッジ部全長をゴム被覆した構造などが可能である。
【0027】
したがって、この第3実施の形態は、第1実施の形態のバスバーブリッジ部33cを基本にして、この全長を絶縁部材40で被ったことが相違点である。すなわち、不用な接続単位である正極ポスト3と負極ポスト4の1個ずつを飛び越えさせるのであるが、かかる不用な正極ポスト3と負極ポスト4の頭部がバスバーブリッジ部33cに接触して電気的導通しないように、絶縁部材40で導通を断って非接触状態にするものである。この場合も絶縁部材40を設けた分、バスバー33bと不用電極ポストとの間の電気的絶縁性という点では第1実施の形態の場合よりも確実性が一層高められる。
【0028】
以上、第1〜第3各実施の形態について示されたが、別な観点から言い換えると、搭載される電源バッテリの品番変更などの都合のために電池パック2の幾つかが不用となる場合でも、そのままバッテリ集合体として組み込んでおくようにすれば、長さの異なる他種のバッテリ接続プレート30を準備する必要がないということである。すなわち、1つの品番のバッテリ接続プレート30でもって他の品番に転用させて汎用性をもたせることにより、それだけ金型制作費を大幅に節減できる大きな利点が得られる。
【0029】
さらには、不用電池パック2をそのまま装着しておけば、使用時に他の電池パック2に不良が発生した場合でも、それまで不用であった未使用状態の電池パック2を代替えして即応使用できるといった利点がある。代替え使用の際は、バスバーブリッジ部33cを有する1つのバスバー33bが取り外され、図1中円内に示す正規の矩形状平板のバスバー33bが用いられる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる請求項1に記載のバッテリ接続プレートは、束ねられて隣り合う電池パックの例えば2個が自動車の車種変更などによる電気容量面で不用となるような場合、多数のバスバーのうちの1つに設けたバスバーブリッジ部を不用なそれら2個の電池パックの一方側の正極ポストと他方側の負極ポストを飛び越えさせ、その両側に位置する他の正極ポストと負極ポストに橋渡しによって電気的に直結するようにすれば、不用な2個の電池パックを取り外す手間が省ける。
【0031】
また、請求項2に記載のバッテリ接続プレートは、バスバーブリッジ部に固定した絶縁リングに例えば不用な接続単位の正極ポストと負極ポストを挿通させて電気的に絶縁状態とすることにより、それら不用な電極ポストを飛び越して別の正極ポストと負極ポストをバスバーを介して直結できる。
【0032】
また、請求項3に記載のバッテリ接続プレートは、絶縁性の絶縁部材で被ったバスバーブリッジ部で不用な接続単位の正極ポストと負極ポストを飛び越えさせることにより、不用な正極ポストと負極ポストの頭部をバスバーブリッジ部に対して電気的に非接触状態にして、バスバーブリッジ部を介して別の正極ポストと負極ポストを電気的に直結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるバッテリ接続プレートを示す正面図である。
【図2】同バッテリ接続プレートに装着される第2実施の形態のブリッジ付きのバスバーを示す図1中A−A線からの組立断面図である。
【図3】同第2実施の形態のバスバーの装着前を示す分解斜視図である。
【図4】第3実施の形態のバスバーを示す部分断面による正面図である。
【図5】従来例として多数重ねた電池パックの電極を一括して直列接続させるバッテリ接続プレートを装着した状態のバッテリ集合体を示す斜視図である。
【図6】同バッテリ集合体において不用な電池パックを飛び越してワイヤハーネスで接続する態様を示す従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 バッテリ集合体
2 電池パック
3 正極ポスト
3b バスバー共締め用のナット
4 負極ポスト
20 ワイヤハーネス
30 バッテリ接続プレート
31 プレート本体
32 単極ポスト囲い壁
33 両極ポスト囲い壁
33b バスバー
33a 貫通孔
33c バスバーブリッジ部
37 絶縁リング
40 絶縁部材
Claims (3)
- 重ねて束ねた複数個の電池パックの接続端子である正極ポストと負極ポストを互い違いに配列し、隣り合う正極ポストと負極ポストをバスバーで直結して接続単位を構成し、それら接続単位を一括して直列に接続するためのバッテリ接続プレートであって、
電気容量の品番変更によって接続単位の1つまたは複数が不用になる場合、前記バスバーの1つが不用な接続単位を飛び越した両側に位置する正極ポストと負極ポストを橋渡しによって直結できるよう形成されていることを特徴とするバッテリ接続プレート。 - 前記バスバーの1つが細長い平板の長手方向中央部に一段高く曲げ加工したバスバーブリッジ部を有し、このバスバーブリッジ部に貫通させて固定した電気絶縁性の複数の筒体に前記不用な接続単位の正極ポストと負極ポストを挿通させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ接続プレート。
- 前記バスバーの1つが長手方向中央部に一段高く曲げ加工してバスバーブリッジ部を有し、このバスバーブリッジ部の全長に亘って被覆して電気絶縁性の絶縁部材を設け、この絶縁部材で電気的接続を断って前記不用な接続単位の正極ポストと負極ポストのそれぞれ頭部が前記バスバーブリッジに非接触にしてなっていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ接続プレート。
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