JP2017016887A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電素子の個数を容易に変更することができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】正極または負極の端子である第一端子を有する第一蓄電素子を備える蓄電装置1であって、第一蓄電素子の第一端子側に配置される端子側配置部材50を備え、端子側配置部材50は、当該第一端子と、第一蓄電素子とは異なる第二蓄電素子が有する第二端子とを接続する第一導電部材を収容可能な第一収容部534と、当該第一端子と、第一蓄電素子及び第二蓄電素子とは異なる第三蓄電素子が有する第三端子とを接続する第二導電部材を、第一収容部534から導出可能な第一導出部535とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、蓄電素子を備える蓄電装置に関する。
蓄電素子を備える蓄電装置において、従来、隣り合う蓄電素子の電極端子同士をバスバーで繋いだ構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−225583号公報
しかしながら、上記従来の蓄電装置においては、配置される蓄電素子の個数が予め定められており、当該個数に合わせて設計されているため、当該個数を変更するのが困難であるという問題がある。つまり、上記従来の蓄電装置では、蓄電素子の個数に合わせてバスバーの配置や当該バスバーを保持する樹脂部材が設計されているため、当該個数を変更するには、当該樹脂部材の形状を変更するなどの必要が生じる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、蓄電素子の個数を容易に変更することができる蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、正極または負極の端子である第一端子を有する第一蓄電素子を備える蓄電装置であって、前記第一蓄電素子の前記第一端子側に配置される端子側配置部材を備え、前記端子側配置部材は、前記第一端子と、前記第一蓄電素子とは異なる第二蓄電素子が有する第二端子とを接続する第一導電部材を収容可能な第一収容部と、前記第一端子と、前記第一蓄電素子及び前記第二蓄電素子とは異なる第三蓄電素子が有する第三端子とを接続する第二導電部材を、前記第一収容部から導出可能な第一導出部とを有する。
これによれば、蓄電装置の端子側配置部材は、第一蓄電素子の第一端子及び第二蓄電素子の第二端子を接続する第一導電部材を収容可能な第一収容部と、当該第一端子及び第三蓄電素子の第三端子を接続する第二導電部材を第一収容部から導出可能な第一導出部とを有している。つまり、第一収容部に第一導電部材を配置すれば、第一蓄電素子に第二蓄電素子を接続することができ、第一導出部に第二導電部材を配置すれば、第一蓄電素子に第三蓄電素子を接続することができる。このため、例えば、第一蓄電素子に第二蓄電素子が接続され第二蓄電素子に第三蓄電素子が接続された状態から、第二蓄電素子を取り外して第一蓄電素子に第三蓄電素子を接続することで、蓄電素子の数を減らすことができる。このように、当該蓄電装置によれば、蓄電素子の取り付け及び取り外しを容易に行うことができるため、蓄電素子の個数を容易に変更することができる。
また、前記第一収容部と前記第一導出部とは、前記端子側配置部材の異なる部分を異なる方向に貫通した開口部であることにしてもよい。
これによれば、端子側配置部材に形成された第一収容部と第一導出部とは、端子側配置部材の異なる部分を異なる方向に貫通した開口部である。つまり、第一収容部及び第一導出部を、第二蓄電素子及び第三蓄電素子の方向に向けて開口させることで、第一収容部を介して第一蓄電素子及び第二蓄電素子を容易に接続することができ、第一導出部を介して第一蓄電素子及び第三蓄電素子を容易に接続することができる。
また、前記端子側配置部材は、さらに、前記第一収容部の外周に形成された壁を有し、
前記第一導出部は、前記壁に形成されていることにしてもよい。
これによれば、端子側配置部材において、第一収容部の外周には壁が形成され、当該壁に第一導出部が形成されているため、第一収容部の外周に壁を形成した場合でも、容易に第一導出部を形成することができる。
また、前記端子側配置部材は、さらに、前記第三端子と、前記第二蓄電素子の前記第二端子とは異なる方の端子である第四端子とを接続する第三導電部材を収容可能な第二収容部と、前記第一導出部よりも前記第二収容部の近くに配置され、前記第二導電部材を、前記第二収容部から導出可能な第二導出部とを有することにしてもよい。
これによれば、端子側配置部材は、第三蓄電素子及び第二蓄電素子を接続する第三導電部材を収容可能な第二収容部と、第三蓄電素子及び第一蓄電素子を接続する第二導電部材を第二収容部から導出可能な第二導出部とを有している。これにより、例えば、第三蓄電素子に第二蓄電素子が接続され第二蓄電素子に第一蓄電素子が接続された状態から、第二蓄電素子を取り外して第三蓄電素子に第一蓄電素子を接続することで、蓄電素子の数を減らすことができる。このように、当該蓄電装置によれば、蓄電素子の取り付け及び取り外しを容易に行うことができるため、蓄電素子の個数を容易に変更することができる。
また、前記第二蓄電素子は、前記第一蓄電素子と隣り合う位置に配置される蓄電素子であり、前記第三蓄電素子は、前記第一蓄電素子と隣り合う位置とは異なる位置に配置される蓄電素子であり、前記蓄電装置は、前記第二蓄電素子を備えることなく前記第三蓄電素子を備え、前記第一導電部材を備えることなく前記第二導電部材を備えていることにしてもよい。
これによれば、蓄電装置は、第一蓄電素子と、第一蓄電素子とは隣り合わない第三蓄電素子とが、第二導電部材によって接続された構成を有している。つまり、通常は、隣り合った蓄電素子同士が接続されるが、当該蓄電装置によれば、隣り合っていない蓄電素子同士を接続することができる。このように、当該蓄電装置によれば、蓄電素子の配置の自由度を向上させることができている。
本発明によれば、蓄電素子の個数を容易に変更することができる蓄電装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電装置を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電素子の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る端子側配置部材の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る端子側配置部材と蓄電素子及びバスバーとの位置関係を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る複数の蓄電素子をバスバー及び導電部材で接続した構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る複数の蓄電素子をバスバー及び導電部材で接続した構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電装置が14個の蓄電素子を備える場合の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電装置が14個の蓄電素子を備える場合の構成を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る蓄電装置について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態に係る構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図は、蓄電装置の説明のための図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
(実施の形態)
まず、蓄電装置1の構成について、説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電装置1の外観を示す斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態に係る蓄電装置1を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。
なお、これらの図では、Z軸方向を上下方向として示しており、以下ではZ軸方向を上下方向として説明するが、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられるため、Z軸方向は上下方向となることには限定されない。例えば、X軸方向が上下方向になってもかまわない。以下の図においても、同様である。
蓄電装置1は、外部からの電気を充電し、また外部へ電気を放電することができる装置である。例えば、蓄電装置1は、電力貯蔵用途や電源用途などに使用される電池モジュールである。中でも、本実施の形態に係る蓄電装置1は、据置用の電源装置として好適に使用される。
まず、図1に示すように、蓄電装置1は、外装体本体100と前壁部200と上壁部300とからなる外装体10を備えている。また、図2に示すように、蓄電装置1は、外装体10の内方に、底面側配置部材20と、蓄電素子40と、端子側配置部材50と、バスバー60と、配線基板70と、計測基板81と、主回路基板82とを備えている。
外装体10は、蓄電装置1の外装体を構成する矩形状(箱型)の容器(モジュールケース)である。外装体10は、蓄電素子40や基板(配線基板70、計測基板81及び主回路基板82)などを所定の位置に配置し、蓄電素子40や当該基板などを衝撃などから保護する。外装体10は、例えば、アルミニウムや鉄等の金属などの剛性の高い材料により構成されている。なお、外装体10は、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)またはABS樹脂等の樹脂材料により構成されていてもかまわない。
ここで、外装体10は、外装体本体100と前壁部200と上壁部300とを有している。外装体本体100は、外装体10の本体を構成する部材であり、矩形状の底壁と、当該底壁から立設した3つの矩形状の側壁とを有している。外装体本体100は、板状の部材を折り曲げた形状を有している。また、前壁部200は、外装体10のもう1つの側壁を構成する矩形状かつ板状の部材である。つまり、外装体本体100と前壁部200とで、有底矩形筒状の部材を形成する。
上壁部300は、外装体10の上壁(蓋)を構成する部材であり、外装体本体100及び前壁部200からなる有底矩形筒状の部材の開口を塞ぐ矩形状かつ板状の部材である。つまり、外装体本体100及び前壁部200の内方に、蓄電素子40や基板(配線基板70、計測基板81及び主回路基板82)等が配置された状態で、当該開口部が上壁部300で閉止される。
底面側配置部材20は、蓄電素子40の底面側に配置される扁平な矩形状の部材であり、蓄電素子40を下方から支持する。つまり、底面側配置部材20は、外装体本体100の底壁に載置されて当該底壁に取り付けられて固定され、蓄電素子40を外装体10に対して所定位置で支持する。
具体的には、底面側配置部材20は、絶縁性の材料により構成されており、上面に形成された凹部に蓄電素子40が挿入されて、蓄電素子40を外装体10内で固定する。このようにして、底面側配置部材20は、蓄電素子40が外装体10等の導電性の部材に接触することを回避するとともに、蓄電素子40等を振動や衝撃等から保護する。
なお、底面側配置部材20は、どのような絶縁性の材料で形成されていてもかまわないが、例えばガラス繊維によって強化されたポリブチレンテレフタレート(GF強化PBT)や、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の耐熱性の高い樹脂で形成されるのが好ましい。これにより、蓄電素子40が発熱した場合でも、底面側配置部材20が損傷して他の蓄電素子40に影響を及ぼすのを抑制することができる。なお、蓄電素子40の絶縁性を確保できるのであれば、底面側配置部材20は、絶縁性の材料で形成されていなくともかまわない。
蓄電素子40は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池(単電池)であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。本実施の形態では、外装体10内に13個の蓄電素子40が収容されているが、空いたスペースにもう1つの蓄電素子40を追加して、14個の蓄電素子40が収容された構成でもかまわない。詳細については、後述する。また、蓄電素子40は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよい。蓄電素子40の構成の詳細については、後述する。
端子側配置部材50は、蓄電素子40の電極端子側に配置される扁平な矩形状の部材であり、蓄電素子40を上方から支持する。つまり、端子側配置部材50は、蓄電素子40の上方に配置されており、底面側配置部材20とともに、蓄電素子40を上下両側(Z軸方向)から挟み込むことで、蓄電素子40を外装体10に対して所定位置で支持する。
具体的には、端子側配置部材50は、絶縁性の材料により構成されており、下面に形成された凹部に蓄電素子40が挿入されて、蓄電素子40を外装体10内で固定する。このようにして、端子側配置部材50は、蓄電素子40が外装体10等の導電性の部材に接触することを回避するとともに、蓄電素子40等を振動や衝撃等から保護する。
また、端子側配置部材50には、バスバー60及び配線基板70が載置される。つまり、端子側配置部材50は、バスバー60及び配線基板70を蓄電素子40に取り付ける際の蓄電素子40に対する位置決めの機能も有する。なお、端子側配置部材50は、どのような絶縁性の材料で形成されていてもかまわないが、コスト面等から、例えばポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)またはABS樹脂等の樹脂で形成されるのが好ましい。なお、蓄電素子40やバスバー60等の絶縁性を確保できるのであれば、端子側配置部材50は、絶縁性の材料で形成されていなくともかまわない。この端子側配置部材50の構成の詳細については、後述する。
バスバー60は、端子側配置部材50の上方に配置され、複数の蓄電素子40同士を電気的に接続する金属など導電性の板状部材である。具体的には、バスバー60は、隣接する蓄電素子40において、一の蓄電素子40の正極端子または負極端子と、他の蓄電素子40の負極端子または正極端子とを接続する。本実施の形態では、バスバー60は、13個の蓄電素子40を直列に接続する。
配線基板70は、端子側配置部材50の上方に配置されている。また、蓄電素子40の電圧を検出するために、配線基板70は、蓄電装置1が備える蓄電素子40のうちの少なくとも1つの蓄電素子40の電極端子(本実施の形態では、全ての蓄電素子40の正極端子)に一端が接続された配線を有している。また、配線基板70は、矩形状を有しており、蓄電素子40の正極端子と負極端子との間に配置される。本実施の形態では、2枚の配線基板70が配置されているが、配線基板70の枚数は限定されない。また、配線基板70に代えて、ハーネス等を用いることもできるが、配線基板70を用いて電極端子と計測基板81とを接続することにより、配線の引き回しが容易となり、組付性が向上する。なお、配線基板70は、サーミスタを実装し、蓄電素子40の温度を検出することができる構成を有していてもかまわない。
計測基板81及び主回路基板82は、蓄電素子40と外装体10の側壁との間に配置され、かつ、蓄電装置1が備える蓄電素子40のうちの少なくとも1つの蓄電素子40と接続されて、蓄電素子40の状態を計測及び制御する基板である。具体的には、主回路基板82は、大電流が流れる主回路部品を実装した基板であり、蓄電素子40の容器の短側面に対向する外装体10の側壁の内面に固定される。また、計測基板81は、小電流が流れる周辺回路部品を実装した基板であり、蓄電素子40の容器の長側面に対向する外装体10の側壁の内面に固定される。
次に、蓄電素子40の構成について、詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子40の構成を示す斜視図である。
同図に示すように、蓄電素子40は、容器410、正極端子430及び負極端子440を備え、容器410は、容器蓋部420を備えている。また、容器410内方には、電極体、正極集電体及び負極集電体が配置されているが、詳細な説明は省略する。
容器410は、金属からなる矩形筒状で底を備える筐体本体と、当該筐体本体の開口を閉塞する金属製の容器蓋部420とで構成されている。また、容器410は、電極体等を内部に収容後、容器蓋部420と筐体本体とが溶接等されることにより、内部を密封することができるものとなっている。このように、容器410は、同図のY軸方向両側の側面に長側面を有し、X軸方向両側の側面に短側面を有する直方体形状の容器である。なお、容器410の材質は、特に限定されないが、例えばステンレス鋼やアルミニウムなど溶接可能な金属であるのが好ましい。
正極端子430は、正極集電体を介して、電極体の正極に電気的に接続された電極端子であり、負極端子440は、負極集電体を介して、電極体の負極に電気的に接続された電極端子であり、いずれも容器蓋部420に取り付けられている。つまり、正極端子430及び負極端子440は、電極体に蓄えられている電気を蓄電素子40の外部空間に導出し、また、電極体に電気を蓄えるために蓄電素子40の内部空間に電気を導入するための金属製の電極端子である。
次に、端子側配置部材50の構成について、詳細に説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る端子側配置部材50の構成を示す斜視図である。また、図5は、本発明の実施の形態に係る端子側配置部材50と蓄電素子40及びバスバー60との位置関係を示す斜視図である。
これらの図に示すように、端子側配置部材50は、複数の蓄電素子40(本実施の形態では、13個の蓄電素子401〜413)の電極端子側に配置される部材であり、上方に、複数のバスバー60(本実施の形態では、11個のバスバー60)及び導電部材61〜64が配置される。具体的には、端子側配置部材50は、導電部材配置部510〜550を有している。
まず、導電部材配置部510及び550について、説明する。
導電部材配置部510は、蓄電素子40の電極端子に接続される導電部材61が配置される部位である。ここで、導電部材61は、複数の蓄電素子40のうちの端部(X軸方向プラス側及びY軸方向マイナス側の端部)に配置された蓄電素子401の正極端子430に接続される導電性の部材である。なお、導電部材61は、本実施の形態では導電線(金属配線)であるが、金属製の棒状部材や板状部材など、どのような形状であってもかまわない。
具体的には、導電部材配置部510は、導電部材61の一端部が配置される矩形状の開口部を有しており、当該開口部内に蓄電素子401の正極端子430のボルト部分が挿入され、ナットによって、当該正極端子430に導電部材61の一端部が接続される。また、当該開口部の周りには上方(Z軸方向)に立設した壁が形成され、導電部材61が他の導電部材と接触するのを防いでいる。なお、導電部材61の他端部は、外装体10の前壁部200に配置された正極側の外部接続端子に接続される。
導電部材配置部550は、蓄電素子40の電極端子に接続される導電部材63が配置される部位である。ここで、導電部材63は、複数の蓄電素子40のうちの端部(X軸方向マイナス側及びY軸方向マイナス側の端部)に配置された蓄電素子413の負極端子440に接続される導電性の部材である。なお、導電部材63は、本実施の形態では導電線(金属配線)であるが、金属製の棒状部材や板状部材など、どのような形状であってもかまわない。
具体的には、導電部材配置部550は、導電部材63の一端部が配置される矩形状の開口部を有しており、当該開口部内に蓄電素子413の負極端子440のボルト部分が挿入され、ナットによって、当該負極端子440に導電部材63の一端部が接続される。また、当該開口部の周りには上方(Z軸方向)に立設した壁が形成され、導電部材63が他の導電部材と接触するのを防いでいる。なお、導電部材63の他端部は、外装体10の前壁部200に配置された負極側の外部接続端子に接続される。
次に、導電部材配置部520について、説明する。
導電部材配置部520は、2つの蓄電素子40の電極端子を接続するバスバー60が配置される部位である。ここで、バスバー60は、複数の蓄電素子40のうちの隣り合う蓄電素子40の正極端子430と負極端子440とを接続する導電部材である。具体的には、導電部材配置部520は、載置部521と、壁部522と、突起部523とを有しており、壁部522によって開口部である収容部524が形成されている。
載置部521は、バスバー60が載置される平板形状の部位である。また、突起部523は、壁部522の内面から収容部524内方に突出した部位であり、バスバー60の上方に配置される。つまり、突起部523は、載置部521とでバスバー60を挟み込んで、バスバー60を収容部524内で固定する。
壁部522は、バスバー60が載置部521に載置された場合にバスバー60の外周を囲う環状の壁であり、上方(Z軸方向)に向けて立設して配置されている。ここで、壁部522は、バスバー60の外周形状に沿って形成されており、バスバー60が他の導電部材と接触するのを防ぐとともに、バスバー60を配置するためのガイドの役割も担っている。
また、壁部522は、上方(Z軸方向)から見て、長方形状の2つの角部が欠けた六角形状を有しており、バスバー60は、外周形状が当該六角形状と同じ形状となっている。つまり、バスバー60は、外周形状が回転対称ではない形状を有しており、壁部522は、当該形状に沿って形成されているため、バスバー60が間違えた向きに配置されるのを防ぐこともできている。
収容部524は、壁部522で囲まれた空間(開口部)であり、バスバー60が収容される。言い換えれば、収容部524の外周に壁部522が形成されている。つまり、収容部524は、上方(Z軸方向)から見て、バスバー60の外周形状と同じ形状を有している。
この収容部524に、隣り合う蓄電素子40の正極端子430と負極端子440とが挿入され、バスバー60が接続される。つまり、収容部524に正極端子430のボルト部が挿入され、ナットによって、正極端子430にバスバー60の一端部が接続される。また、収容部524に負極端子440のボルト部が挿入され、ナットによって、負極端子440にバスバー60の他端部が接続される。
次に、導電部材配置部530について、説明する。
導電部材配置部530は、蓄電素子40の電極端子に接続される導電部材62またはバスバー60が配置される部位である。本実施の形態では、導電部材配置部530には、導電部材62が配置される。
導電部材62は、複数の蓄電素子40のうちのX軸方向プラス側及びY軸方向プラス側の端部に配置された蓄電素子406の負極端子440と、X軸方向マイナス側及びY軸方向プラス側の端部に配置された蓄電素子407の正極端子430とに接続される導電性の部材である。つまり、導電部材62は、隣り合わない2つの蓄電素子40を接続する部材である。なお、導電部材62は、本実施の形態では導電線(金属配線)であるが、金属製の棒状部材や板状部材など、どのような形状であってもかまわない。
ここで、導電部材配置部530は、載置部531と、壁部532と、突起部533とを有しており、壁部532によって第一収容部534が形成されている。また、壁部532には、第一導出部535が形成されている。
つまり、導電部材配置部530は、壁部532に第一導出部535が形成されている点で、導電部材配置部520と異なっているが、導電部材配置部530の載置部531、壁部532、突起部533及び第一収容部534の構成は、導電部材配置部520の載置部521、壁部522、突起部523及び収容部524の構成と同様である。このため、以下では、載置部531、壁部532、突起部533及び第一収容部534の構成の詳細については、簡略化して説明する。
載置部531は、バスバー60が載置可能な平板形状の部位である。また、突起部533は、壁部532の内面から第一収容部534内方に突出した部位であり、バスバー60が載置部531に載置された場合に、バスバー60の上方に配置可能に形成されている。つまり、突起部533は、載置部531とでバスバー60を挟み込んで、バスバー60を第一収容部534内で固定することができる。なお、本実施の形態では、このバスバー60は配置されていない。
壁部532は、バスバー60が載置部531に載置された場合にバスバー60の外周を囲う環状の壁であり、上方(Z軸方向)に向けて立設して配置されている。第一収容部534は、バスバー60を収容可能な、壁部532で囲まれた空間(開口部)である。つまり、第一収容部534の外周に壁部532が形成されており、第一収容部534内にバスバー60を配置可能な構成となっている。なお、上述の通り、本実施の形態では、このバスバー60は配置されていない。
第一導出部535は、導電部材62を第一収容部534から導出可能に形成された矩形状の開口である。具体的には、第一導出部535は、X軸方向マイナス側の壁部532を矩形状に切り欠いて形成されており、第一導出部535内に導電部材62を配置可能な構成となっている。
また、第一収容部534と第一導出部535とは、端子側配置部材50の異なる部分を異なる方向に貫通した開口部である。つまり、第一収容部534は、導電部材配置部530をZ軸方向に貫通して形成された開口部であり、第一導出部535は、導電部材配置部530の壁部532をX軸方向に貫通して形成された開口部である。
なお、第一導出部535は、X軸方向プラス側の壁部532をX軸方向に貫通して形成されていてもよいし、Y軸方向プラス側またはマイナス側の壁部532をY軸方向に貫通して形成されていてもかまわない。また、第一導出部535は、矩形状の切り欠きには限定されず、半円形状などどのような形状の切り欠きであってもよいし、切り欠きではなく矩形状や円形状等の貫通孔であってもかまわない。
次に、導電部材配置部540について、説明する。
導電部材配置部540は、蓄電素子40の電極端子に接続される導電部材62またはバスバーが配置される部位である。本実施の形態では、導電部材配置部540には、導電部材62が配置される。具体的には、導電部材配置部540は、載置部541と、壁部542とを有しており、壁部542によって第二収容部544が形成されている。また、壁部542には、第二導出部545が形成されている。
載置部541は、バスバーが載置可能な平板形状の部位である。壁部542は、当該バスバーが載置部541に載置された場合に当該バスバーの外周を囲う環状の壁であり、上方(Z軸方向)に向けて立設して配置されている。第二収容部544は、当該バスバーを収容可能な、壁部542で囲まれた空間(開口部)である。つまり、第二収容部544の外周に壁部542が形成されており、第二収容部544内に当該バスバーを配置可能な構成となっている。なお、本実施の形態では、当該バスバーは配置されていない。
第二導出部545は、導電部材62を第二収容部544から導出可能に形成された矩形状の開口である。具体的には、第二導出部545は、X軸方向プラス側の壁部542を矩形状に切り欠いて形成されており、第二導出部545内に導電部材62を配置可能な構成となっている。
また、第二収容部544と第二導出部545とは、端子側配置部材50の異なる部分を異なる方向に貫通した開口部である。つまり、第二収容部544は、導電部材配置部540をZ軸方向に貫通し、第二導出部545は、導電部材配置部540の壁部542をX軸方向に貫通して形成された開口部である。
なお、第二導出部545は、X軸方向マイナス側の壁部542をX軸方向に貫通して形成されていてもよいし、Y軸方向プラス側またはマイナス側の壁部542をY軸方向に貫通して形成されていてもかまわない。また、第二導出部545は、矩形状の切り欠きには限定されず、半円形状などどのような形状の切り欠きであってもよいし、切り欠きではなく矩形状や円形状等の貫通孔であってもかまわない。
次に、複数の蓄電素子40(蓄電素子401〜413)を、バスバー60及び導電部材61〜64で接続する構成について、具体的に説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係る複数の蓄電素子40をバスバー60及び導電部材61〜64で接続した構成を示す斜視図である。具体的には、同図は、図1に示された蓄電装置1から、上壁部300及び配線基板70を取り外した場合の構成を示す斜視図である。
また、図7は、本発明の実施の形態に係る複数の蓄電素子40をバスバー60及び導電部材61〜64で接続した構成を示す平面図である。つまり、同図は、図6に示された構成をZ軸方向プラス側から見た場合の上面図である。
これらの図に示すように、導電部材配置部510に配置された導電部材61によって、前壁部200に設けられた外部接続端子210の正極側端子と、蓄電素子401の正極端子430とが接続される。また、導電部材配置部520に配置されたバスバー60によって、蓄電素子401の負極端子440と蓄電素子402の正極端子430とが接続され、同様にして、蓄電素子406の正極端子430まで接続される。
また、導電部材配置部530及び540に配置された導電部材62によって、蓄電素子406の負極端子440と蓄電素子407の正極端子430とが接続される。また、導電部材配置部520に配置されたバスバー60によって、蓄電素子407の負極端子440と蓄電素子408の正極端子430とが接続され、同様にして、蓄電素子413の正極端子430まで接続される。
また、導電部材配置部550に配置された導電部材63によって、蓄電素子413の負極端子440と、主回路基板82とが接続される。また、導電部材64によって、主回路基板82と、前壁部200に設けられた外部接続端子210の負極側端子とが接続される。なお、導電部材64は、本実施の形態では導電線(金属配線)であるが、金属製の棒状部材や板状部材など、どのような形状であってもかまわない。
以上のようにして、13個の蓄電素子40を備える蓄電装置1を構成することができる。ここで、蓄電装置1は、14個の蓄電素子40を備える構成に変更することができる。このため、以下に、蓄電装置1が14個の蓄電素子40を備える場合の構成について、説明する。
図8は、本発明の実施の形態に係る蓄電装置1が14個の蓄電素子40を備える場合の構成を示す斜視図である。具体的には、同図は、図5に対応する図である。また、図9は、本発明の実施の形態に係る蓄電装置1が14個の蓄電素子40を備える場合の構成を示す平面図である。具体的には、同図は、図7に対応する図である。
これらの図に示すように、蓄電装置1は、導電部材62に代えて、バスバー60a及び65を備えている。また、蓄電装置1は、蓄電素子414を加え、14個の蓄電素子40(蓄電素子401〜414)を備えている。
バスバー60aは、バスバー60と同じ形状を有しており、蓄電素子406の負極端子440と蓄電素子414の正極端子430とを接続する。具体的には、バスバー60aは、導電部材配置部530の載置部531に載置され、突起部533によって第一収容部534内で固定される。
つまり、第一収容部534に、隣り合う蓄電素子40の正極端子430と負極端子440とが挿入され、バスバー60aが接続される。具体的には、第一収容部534に、蓄電素子406の負極端子440のボルト部が挿入され、ナットによって、当該負極端子440にバスバー60aの一端部が接続される。また、第一収容部534に、蓄電素子414の正極端子430のボルト部が挿入され、ナットによって、当該正極端子430にバスバー60aの他端部が接続される。
バスバー65は、矩形状のバスバーであり、蓄電素子414の負極端子440と蓄電素子407の正極端子430とを接続する。具体的には、バスバー65は、導電部材配置部540の載置部541に載置され、第二収容部544内で固定される。
ここで、導電部材配置部540の壁部542は、バスバー65の外周形状に沿って形成されており、バスバー65が他の導電部材と接触するのを防ぐとともに、バスバー65を配置するためのガイドの役割も担っている。また、壁部542は、上方(Z軸方向)から見て、長方形状を有しており、バスバー65は、外周形状が当該長方形状と同じ形状となっている。つまり、第二収容部544は、上方(Z軸方向)から見て、バスバー65の外周形状と同じ形状を有している。
この第二収容部544に、隣り合う蓄電素子40の正極端子430と負極端子440とが挿入され、バスバー65が接続される。つまり、第二収容部544に、蓄電素子414の負極端子440のボルト部が挿入され、ナットによって、当該負極端子440にバスバー65の一端部が接続される。また、第二収容部544に、蓄電素子407の正極端子430のボルト部が挿入され、ナットによって、当該正極端子430にバスバー65の他端部が接続される。
このようにして、導電部材配置部530に配置されたバスバー60aによって、蓄電素子406の負極端子440と蓄電素子414の正極端子430とが接続される。また、導電部材配置部540に配置されたバスバー65によって、蓄電素子414の負極端子440と蓄電素子407の正極端子430とが接続される。
以上の構成によれば、蓄電素子406(第一蓄電素子)と蓄電素子414(第一蓄電素子とは異なる第二蓄電素子)とは、隣り合う位置に配置され、蓄電素子406(第一蓄電素子)と蓄電素子407(第一蓄電素子及び第二蓄電素子とは異なる第三蓄電素子)とは、隣り合う位置とは異なる位置に配置されている。
そして、導電部材配置部530の第一収容部534は、蓄電素子406の負極端子440(第一蓄電素子が有する第一端子)と、蓄電素子414の正極端子430(第二蓄電素子が有する第二端子)とを接続するバスバー60a(第一導電部材)が配置可能に形成されている。
また、導電部材配置部530の第一導出部535は、蓄電素子406の負極端子440(第一蓄電素子が有する第一端子)と、蓄電素子407の正極端子430(第三蓄電素子が有する第三端子)とを接続する導電部材62(第二導電部材)が配置可能に形成されている。
また、導電部材配置部540の第二収容部544は、蓄電素子407の正極端子430(第三蓄電素子が有する第三端子)と、蓄電素子414の負極端子440(第二蓄電素子の第二端子とは異なる方の端子である第四端子)とを接続するバスバー65(第三導電部材)が配置可能に形成されている。
また、導電部材配置部540の第二導出部545は、第一導出部535よりも第二収容部544の近くに配置され、かつ、導電部材62(第二導電部材)が配置可能に形成されている。
そして、蓄電装置1が13個の蓄電素子40を備える場合には、蓄電装置1は、蓄電素子414(第二蓄電素子)、バスバー60a(第一導電部材)及びバスバー65を備えることなく、導電部材62(第二導電部材)を備えている。
また、蓄電装置1が14個の蓄電素子40を備える場合には、蓄電装置1は、導電部材62(第二導電部材)を備えることなく、蓄電素子414(第二蓄電素子)、バスバー60a(第一導電部材)及びバスバー65を備えている。
以上のように、本発明の実施の形態に係る蓄電装置1によれば、端子側配置部材50は、第一蓄電素子の第一端子及び第二蓄電素子の第二端子を接続する第一導電部材を収容可能な第一収容部534と、当該第一端子及び第三蓄電素子の第三端子を接続する第二導電部材を第一収容部534から導出可能な第一導出部535とを有している。つまり、第一収容部534に第一導電部材を配置すれば、第一蓄電素子に第二蓄電素子を接続することができ、第一導出部535に第二導電部材を配置すれば、第一蓄電素子に第三蓄電素子を接続することができる。このため、例えば、第一蓄電素子に第二蓄電素子が接続され第二蓄電素子に第三蓄電素子が接続された状態から、第二蓄電素子を取り外して第一蓄電素子に第三蓄電素子を接続することで、蓄電素子40の数を減らすことができる。このように、蓄電装置1によれば、蓄電素子40の取り付け及び取り外しを容易に行うことができるため、蓄電素子40の個数を容易に変更することができる。また、蓄電素子40の個数を変更しても端子側配置部材50や外装体10などの共通化を図ることができているため、低コストで、蓄電素子40の個数が異なる蓄電装置1を構成することができる。
また、端子側配置部材50に形成された第一収容部534と第一導出部535とは、端子側配置部材50の異なる部分を異なる方向に貫通した開口部である。つまり、第一収容部534及び第一導出部535を、第二蓄電素子及び第三蓄電素子の方向に向けて開口させることで、第一収容部534を介して第一蓄電素子及び第二蓄電素子を容易に接続することができ、第一導出部535を介して第一蓄電素子及び第三蓄電素子を容易に接続することができる。
また、端子側配置部材50において、第一収容部534の外周には壁部532が形成され、壁部532に第一導出部535が形成されているため、第一収容部534の外周に壁部532を形成した場合でも、容易に第一導出部535を形成することができる。
また、端子側配置部材50は、第三蓄電素子及び第二蓄電素子を接続する第三導電部材を収容可能な第二収容部544と、第三蓄電素子及び第一蓄電素子を接続する第二導電部材を第二収容部544から導出可能な第二導出部545とを有している。これにより、例えば、第三蓄電素子に第二蓄電素子が接続され第二蓄電素子に第一蓄電素子が接続された状態から、第二蓄電素子を取り外して第三蓄電素子に第一蓄電素子を接続することで、蓄電素子40の数を減らすことができる。このように、蓄電装置1によれば、蓄電素子40の取り付け及び取り外しを容易に行うことができるため、蓄電素子40の個数を容易に変更することができる。
また、蓄電装置1は、第一蓄電素子と、第一蓄電素子とは隣り合わない第三蓄電素子とが、第二導電部材によって接続された構成を有している。つまり、通常は、隣り合った蓄電素子40同士が接続されるが、蓄電装置1によれば、隣り合っていない蓄電素子40同士を接続することができる。このように、蓄電装置1によれば、蓄電素子40の配置の自由度を向上させることができている。
以上、本発明の実施の形態に係る蓄電装置1について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。つまり、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、上記実施の形態に含まれる構成要素を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、蓄電素子414を取り外した場合に蓄電素子406と蓄電素子407とを接続する導電部材62を配置するために、導電部材配置部530に第一導出部535が形成され、導電部材配置部540に第二導出部545が形成されていることとした。しかし、第一導出部535及び第二導出部545の双方が形成されていなくともよく、第一導出部535及び第二導出部545のうちのいずれかが形成されていない構成でもかまわない。また、取り外し可能な蓄電素子は蓄電素子414には限定されず、複数の蓄電素子40のうちのいずれの蓄電素子でもかまわない。この場合、当該取り外し可能な蓄電素子に対応する導電部材配置部に、導電部材を導出する導出部が形成される。
また、上記実施の形態では、第一収容部534と第一導出部535、及び、第二収容部544と第二導出部545は、端子側配置部材50の異なる部分を異なる方向に貫通した開口部であることとした。しかし、第一収容部534と第一導出部535、または、第二収容部544と第二導出部545は、端子側配置部材50の異なる部分を同じ方向に貫通した開口部であってもよい。
また、上記実施の形態では、導電部材配置部530の壁部532に第一導出部535が形成され、導電部材配置部540の壁部542に第二導出部545が形成されていることとした。しかし、第一導出部535は壁部532以外の箇所に形成されていてもよいし、第二導出部545は壁部542以外の箇所に形成されていてもよい。
また、上記実施の形態では、蓄電装置1が備える蓄電素子40の個数は、14個から1個減らして13個に変更可能な構成であることとした。しかし、蓄電装置1が変更可能な蓄電素子40の個数は、特に限定されず、例えば、14個から2個減らして12個に変更可能な構成であったり、それ以外の個数に変更可能な構成であってもかまわない。この場合、端子側配置部材に第一導出部や第二導出部を形成することで、実現することができる。また、減らす前の蓄電素子40の個数についても、14個には限定されず、どのような個数であってもかまわない。また、上記実施の形態では、蓄電素子40は2列(蓄電素子401〜406(及び414)と、蓄電素子407〜413の2列)に配置されていることとしたが、これについても、3列以上配置されていてもかまわない。
本発明は、蓄電素子の個数を容易に変更することができる蓄電装置等に適用できる。
1 蓄電装置
10 外装体
20 底面側配置部材
40、401〜414 蓄電素子
50 端子側配置部材
60、60a、65 バスバー
61〜64 導電部材
70 配線基板
81 計測基板
82 主回路基板
100 外装体本体
200 前壁部
210 外部接続端子
300 上壁部
410 容器
420 容器蓋部
430 正極端子
440 負極端子
510〜550 導電部材配置部
521、531、541 載置部
522、532、542 壁部
523、533 突起部
524 収容部
534 第一収容部
535 第一導出部
544 第二収容部
545 第二導出部

Claims (5)

  1. 正極または負極の端子である第一端子を有する第一蓄電素子を備える蓄電装置であって、
    前記第一蓄電素子の前記第一端子側に配置される端子側配置部材を備え、
    前記端子側配置部材は、
    前記第一端子と、前記第一蓄電素子とは異なる第二蓄電素子が有する第二端子とを接続する第一導電部材を収容可能な第一収容部と、
    前記第一端子と、前記第一蓄電素子及び前記第二蓄電素子とは異なる第三蓄電素子が有する第三端子とを接続する第二導電部材を、前記第一収容部から導出可能な第一導出部とを有する
    蓄電装置。
  2. 前記第一収容部と前記第一導出部とは、前記端子側配置部材の異なる部分を異なる方向に貫通した開口部である
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記端子側配置部材は、さらに、前記第一収容部の外周に形成された壁を有し、
    前記第一導出部は、前記壁に形成されている
    請求項1または2に記載の蓄電装置。
  4. 前記端子側配置部材は、さらに、
    前記第三端子と、前記第二蓄電素子の前記第二端子とは異なる方の端子である第四端子とを接続する第三導電部材を収容可能な第二収容部と、
    前記第一導出部よりも前記第二収容部の近くに配置され、前記第二導電部材を、前記第二収容部から導出可能な第二導出部とを有する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  5. 前記第二蓄電素子は、前記第一蓄電素子と隣り合う位置に配置される蓄電素子であり、
    前記第三蓄電素子は、前記第一蓄電素子と隣り合う位置とは異なる位置に配置される蓄電素子であり、
    前記蓄電装置は、
    前記第二蓄電素子を備えることなく前記第三蓄電素子を備え、
    前記第一導電部材を備えることなく前記第二導電部材を備えている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電装置。
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