JP3045176U - 組立式電子冷却保冷庫 - Google Patents

組立式電子冷却保冷庫

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JP3045176U
JP3045176U JP1997006016U JP601697U JP3045176U JP 3045176 U JP3045176 U JP 3045176U JP 1997006016 U JP1997006016 U JP 1997006016U JP 601697 U JP601697 U JP 601697U JP 3045176 U JP3045176 U JP 3045176U
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JP
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panel
ceiling
panels
door
refrigerator
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JP1997006016U
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Inventor
賢司 小林
隆 水本
一将 舛田
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Nittetsu Hokkaido Control Systems Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Hokkaido Control Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀物、野菜等の貯蔵用で、軽量化、組立て容
易化とともに、庫内の温度制御性を向上し、湿度を所定
レベルに維持し易くする。 【解決手段】 側面パネル1、背面パネル2、底面パネ
ル3、天井パネル4、前記各パネルを接続するための固
定枠7、扉5、側面パネル1に扉5を接続するための蝶
番8、および電子冷却器21からなり、前記各パネルの
端面には段差13が形成され、前記接続時に前記各パネ
ルの段差13が互いに嵌合され、天井パネル4はほぼ中
央部に天井開口6を有し、電子冷却器21は天井開口6
に取付けられる。電子冷却器21は、底板22のほぼ中
央部に吸込口23が、底板22の端部に吹出口24がそ
れぞれ設けられ、かつ内部の吸熱フィン29の下方に水
受皿32を有していることが好ましい。 【効果】 輸送運搬の高効率化。専門家でなくても組立
て可能。庫内の乾燥抑制等。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、穀物、野菜等の生鮮食品、その他の物品等の品質を所定レベルに維 持して貯蔵するための、組立式電子冷却保冷庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、農家等において、玄米等の穀物や野菜等を、所定の長期間にわたり所定 の品質レベルに維持して貯蔵するための保冷庫が普及し始めている。保冷庫の大 きさは、家庭用冷蔵庫よりもかなり大きく、例えば玄米7俵(30kg入りの袋1 4個)用の小型の場合でも、1400mm(間口)×900mm(奥行)×1400 mm(高さ)程度である。
【0003】 庫内温度は、例えば15℃以下であり、0℃以下にはしない。従来の保冷庫に おいて、冷却は家庭用冷蔵庫と同様、冷媒ガスを使用したコンプレッサ方式によ り行われるので、玄米用の場合は庫内湿度を特に調節せず、低湿度でよいが、野 菜用の場合は、乾燥防止のために加湿している。
【0004】 従来の穀物保冷庫の公知例には、特開平7−274707号公報があり、冷風 室の冷気の漏出を防止して開閉扉の結露を防止するために、開閉扉の開口部およ び貯蔵タンクの穀物排出口を冷風室から仕切ったものが開示されている。 生鮮食料品用の公知例としては、例えば特開平4−260772号公報があり 、貯蔵室内に乾燥防止用の加湿器を設けたものが開示されている。
【0005】 また、冷媒ガスを使用しない冷却手段として、導体や半導体のペルチエ効果を 利用する電子冷却方式のものが、小型の冷却装置や保冷装置に採用され始めてい る。本発明者らは、特に制御盤等のボックス内の冷却に適した電子冷却器を、特 開平8−303902号公報により提案している。 さらに、大型化した保冷庫は、設置場所までの輸送効率等の理由から、現地組 立式のものが有利であり、特開平6−201249号公報をはじめ多くの公開特 許公報および公開実用新案公報に、組立式冷却装置が開示されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の組立式冷却装置は、重量の重いコンプレッサ方式の冷却器を天井に乗せ るので、パネル自体も高強度にする必要があって重量が重く、全体として大重量 となっていた。このため、パネル同士の接続も複雑で、組立て作業に熟練を要し た。 またコンプレッサ方式の冷却器では、部分的に過冷状態にして全体の冷却を維 持するので、庫内の水分が過冷部に凝集する結果、乾燥状態になるという問題点 を有していた。
【0007】 本考案は、穀物、野菜等の生鮮食品、その他の物品等の品質を所定レベルに維 持して貯蔵するための組立式保冷庫であって、軽量化し、組立て作業を容易化す るとともに、庫内の温度制御性を向上し、湿度を所定レベルに維持し易くしたも のを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、側面パネル1、背面パネル2、底面パネ ル3、天井パネル4、前記各パネルを接続するための固定枠7、扉5、側面パネ ル1に扉5を接続するための蝶番8、および電子冷却器21からなり、前記各パ ネルの端面には段差13が形成され、前記接続時に前記各パネルの段差13が互 いに嵌合され、天井パネル4はほぼ中央部に天井開口6を有し、電子冷却器21 は天井開口6に取付けられることを特徴とする組立式電子冷却保冷庫である。 そして、電子冷却器21は、底板22のほぼ中央部に吸込口23が、底板22 の端部に吹出口24がそれぞれ設けられ、かつ内部の吸熱フィン29の下方に水 受皿32を有していることが好ましい。
【0009】
【考案の実施の形態】 本考案の保冷庫を図面に示す例により説明する。図1は正面図で、左半分は図 2のB−B矢視断面を示す。図2は側面図で、上半分は図1のA−A矢視断面を 示す。また図3は平面図で、左半分は図1のC−C矢視断面を示し、電子冷却器 21が載置される前の状態である。 図1〜図3に示すように、2枚の側面パネル1、1枚の背面パネル2、1枚の 底面パネル3および1枚の天井パネル4を箱型に接続し、扉5を取付け、電子冷 却器21を載置している。
【0010】 側面パネル1、背面パネル2、底面パネル3および天井パネル4の端面には、 例えば図5に示すように段差13が形成されており、図4に示すように、この段 差13を互いに嵌合させ、固定枠7で各パネルを接続している。10は固定枠7 を各パネル(図4では背面パネル2と天井パネル4)に固定するためのビスであ る。
【0011】 また、図3に示すように、扉5を蝶番8で側面パネル1に接続している。9は 扉5の取手である。天井パネル4は図3に示すように、ほぼ中央部に天井開口6 を有し、図1および図2に示すように、天井開口6に電子冷却器21を取付けて いる。
【0012】 各パネル1,2,3,4および扉5は、図5の天井パネル4の例に示すように 、2枚の断熱材11を段違いにして張り合わせ、段差13を形成している。そし て外側の断熱材11には、表面および端面に外板12を張り付けている。断熱材 11としては硬質ウレタン等を、外板12としては鋼板、アルミ板、プラスチッ ク板等を採用することができる。 なお、扉5と側面パネル1、底面パネル3および天井パネル4との間にはパッ キン(図示せず)を介在させて密封度を高めている。
【0013】 つぎに、電子冷却器21の例を図6〜図8に示す。図6は正断面図で図7のD −D矢視、図7は平断面図で図6のF−F矢視、図8は側断面図で図7のE−E 矢視を示す。 図6のように、底板22のほぼ中央部に吸込口23が、底板22の両側端部に 吹出口24がそれぞれ設けられており、図1のように天井パネル4の天井開口6 に載置して稼働させたとき、庫内の空気を矢印で示すように吸引し、冷却して放 出する。吸引は吸込口23の上に取付けられた天井ファン27で行う。
【0014】 本例の電子冷却器21は、図6および図7に示すように、断熱材25および金 属板26で囲まれた内部の前面側と後面側に、吸込ファン28および吸熱フィン 29が配設されている。天井ファン27で吸引された空気は、図7および図8に 示すように、吸込ファン28により吸熱フィン29に吸込まれて冷却され、図7 に示すように仕切壁30の両側をとおり、図6に示すように、傾斜板31により 方向変換されて吹出口24から吹出される。 吸熱フィン29の下方には、図6〜図8に示すように水受皿32が配設され、 吸熱フィン29に結露した水を受け、排水路33をとおして外部に排出する。
【0015】 吸熱フィン29は、図7および図8に示すようにスペーサ37を経て冷却素子 34に接続している。冷却素子34には、ペルチエ効果による吸熱作用が働くよ うに、電源38(図1)から直流電流を供給している。冷却素子34が吸収した 熱は、図8に示すように放熱フィン35を経て放熱ファン36により外部に放出 している。
【0016】 保冷庫内の温度制御は、サーモスタット等の検出端により、冷却素子34への 供給電流を調節して行っている。電流調節による制御性がよいので、吸熱フィン 29の温度と庫内温度との差を小さくすることができる。したがって、吸熱フィ ン29への結露が少なく、庫内の湿度は、特に制御しなくても、玄米保冷用の低 湿度にも、野菜保冷用の高湿度にも維持することができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案で採用する電子冷却器21は、従来採用されていたコンプレッサ方式の 冷却器の約1/3の重量である。このため、本考案の組立式電子冷却保冷庫は全 体として軽量であり、例えば玄米6俵用のもので約50kg程度、内電子冷却器2 1は約12kgである。
【0018】 したがって、各パネル1,2,3および天井パネル4は、従来のような強度を 要しないので軽量化でき、かつ接続部も簡単な構造で密封度を高めることができ る。したがって、組立て作業が容易であり、専門家でなくても組立て可能である 。また、電子冷却器21は、コンプレッサ方式のように冷媒ガスの配管や充填を 要しないので、専門家でなくても容易に取付け可能である。
【0019】 さらに、電子冷却器21は温度制御性がよいので、吸熱フィン29への結露が 少なく、庫内の湿度は、特に制御しなくても、玄米保冷用の低湿度にも、野菜保 冷用の高湿度にも維持することができる。 その他、軽量であるため部品の輸送や運搬が容易で効率良く、設置後の保守も 容易であるなど、多くの利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案保冷庫の例を示し、図2のB−B矢視断
面を含む正面図である。
【図2】本考案保冷庫の例を示し、図1のA−A矢視断
面を含む側面図である。
【図3】本考案保冷庫の例を示し、図1のC−C矢視断
面を含む上面図である。
【図4】本考案保冷庫におけるコーナー部の接続例を示
す断面図である。
【図5】本考案保冷庫におけるパネルのコーナー部の例
を示す斜視図である。
【図6】本考案保冷庫における電子冷却器の例を示し、
図7のD−D矢視縦断面図である。
【図7】本考案保冷庫における電子冷却器の例を示し、
図6のF−F矢視横断面図である。
【図8】本考案保冷庫における電子冷却器の例を示し、
図7のE−E矢視縦断面図である。
【符号の説明】
1…側面パネル 2…背面パネル 3…底面パネル 4…天井パネル 5…扉 6…天井開口 7…固定枠 8…蝶番 9…取手 10…ビス 11…断熱材 12…外板 13…段差 21…電子冷却器 22…底板 23…吸込口 24…吹出口 25…断熱材 26…金属板 27…天井ファン 28…吸込ファン 29…吸熱フィン 30…仕切壁 31…傾斜板 32…水受皿 33…排水路 34…冷却素子 35…放熱フィン 36…放熱ファン 37…スペーサ 38…電源

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面パネル1、背面パネル2、底面パネ
    ル3、天井パネル4、前記各パネルを接続するための固
    定枠7、扉5、側面パネル1に扉5を接続するための蝶
    番8、および電子冷却器21からなり、前記各パネルの
    端面には段差13が形成され、前記接続時に前記各パネ
    ルの段差13が互いに嵌合され、天井パネル4はほぼ中
    央部に天井開口6を有し、電子冷却器21は天井開口6
    に取付けられることを特徴とする組立式電子冷却保冷
    庫。
  2. 【請求項2】 電子冷却器21は、底板22のほぼ中央
    部に吸込口23が、底板22の端部に吹出口24がそれ
    ぞれ設けられ、かつ内部の吸熱フィン29の下方に水受
    皿32を有していることを特徴とする請求項1記載の組
    立式電子冷却保冷庫。
JP1997006016U 1997-07-10 1997-07-10 組立式電子冷却保冷庫 Expired - Lifetime JP3045176U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015158327A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015158327A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

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