JP3044937B2 - 流体軸受シリンダ装置 - Google Patents

流体軸受シリンダ装置

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JP3044937B2
JP3044937B2 JP4205842A JP20584292A JP3044937B2 JP 3044937 B2 JP3044937 B2 JP 3044937B2 JP 4205842 A JP4205842 A JP 4205842A JP 20584292 A JP20584292 A JP 20584292A JP 3044937 B2 JP3044937 B2 JP 3044937B2
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洋 井上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
ー等の回転ヘッドシリンダ装置に用いることができる流
体軸受シリンダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は,従来の流体軸受シリンダ装置の
断面図である。これを説明すると、1は磁気テープを案
内する固定シリンダ、2は固定シリンダ1に同軸的に固
着した固定軸、3は固定軸2と同軸的に回転し,その内
径に動圧を発生させる溝(図示せず)を有する軸受部
材、4は軸受部材3の上端面にビス止めされ,下端面に
動圧を発生させる溝(図示せず)を有するスラストプレ
ート,5は固定軸2の外周面と軸受部材3の内周面との
微小隙間及び固定軸2の上端面とスラストプレート4の
下端面との微小隙間に介在する潤滑剤,6は固定シリン
ダ1に同軸的に固着した固定側ロータリートランスユニ
ット、7は回転側ロータリートランスコア7aと回転側
ロータリートランスターミナル7bから成り,軸受部材
3に同軸的に固着した回転側ロータリートランスユニッ
ト、7bは回転側ロータリートランスコア7aに固着
し、回転側ロータリートランスコア7aに巻かれた巻線
の端部が処理された回転側ロータリートランスターミナ
ルである。
【0003】以上のように構成された流体軸受シリンダ
装置について,以下にその動作を説明する。この流体軸
受シリンダ装置の軸受部材3,回転側ロータリートラン
スユニット7を含む回転部が回転すると,固定軸2,軸
受部材3,スラストプレート4,潤滑剤5によって構成
される動圧軸受のポンピング作用により,回転部の求芯
性が保たれ,固定側ロータリートランスユニット6と回
転側ロータリートランスユニット7の間で映像信号や音
声信号の伝達が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような構成では,回転側ロータリートランスターミナル
7bは回転側ロータリートランスコア7aに対する高さ
方向の位置規制のため,回転側ロータリートランスコア
7aの上端面にリブ7cを這わす形状となっているた
め,軸受部材3に回転側ロータリートランスユニット7
を固着する場合,回転側ロータリートランスコア7aは
軸受部材3に対して空中固着となり,回転側ロータリー
トランスコア7aの軸受部材3に対するフレ精度に悪影
響を及ぼし,又,軸受部材3に対する回転側ロータリー
トランスユニット7の相対的高さが高くなることより流
体軸受シリンダ装置の小型化を阻害する要因となってい
た。
【0005】本発明は上記のような課題を解決するもの
であって、軸受部材に対する回転側ロータリートランス
コアのフレ精度を向上させ、かつ装置の小型化を実現で
きる流体軸受シリンダ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、筒型ロータリートランスと,固定軸と,固
定軸と同軸的に回転する軸受部材から成る流体軸受シリ
ンダ装置であって,回転側ロータリートランスコアの上
端面側を第1の端面と、第1の端面より大なる径を持つ
第2の端面から成る段付きの形状とし,回転側ロータリ
ートランスコアに巻かれた巻き線の処理を施す回転側ロ
ータリートランスターミナルには,回転側ロータリート
ランスコアの第2の端面でその高さ方向の位置規制をす
る突出部を設け,回転側ロータリートランスコアと軸受
部材は,回転側ロータリートランスコアの第1の端面と
第1の端面と対向する軸受部材の第3の端面が直接接触
するように固着するという構成を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明は前記した構成により,軸受部材に対す
る回転側ロータリートランスコアのフレ精度を向上さ
せ,かつ流体軸受シリンダ装置を小型化することができ
るものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例の流体軸受シリンダ
装置について,図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例に係る流体軸受シ
リンダ装置の断面図、図2は図1の部分拡大断面図であ
る。これを説明すると,11は磁気テープを案内する固
定シリンダ、12は固定シリンダ11に同軸的に固着し
た固定軸、13は固定軸12と同軸的に回転し,その内
径に動圧を発生させる溝(図示せず)を有する軸受部
材、14は軸受部材13の上端面にビス止めされ,下端
面に動圧を発生させる溝(図示せず)を有するスラスト
プレート,15は固定軸12の外周面と軸受部材13の
内周面との微小隙間及び固定軸12の上端面とスラスト
プレート14の下端面との微小隙間に介在する潤滑剤,
16は固定シリンダ11に同軸的に固着した固定側ロー
タリートランスユニット、17は上端面が端面Aと端面
Aより大なる径を持つ端面Bを持つ段付き形状の回転側
ロータリートランスコア17aと回転側ロータリートラ
ンスターミナル17bから成る回転側ロータリートラン
スユニットであり,回転側ロータリートランスターミナ
ル17bには,回転側ロータリートランスコア17aの
端面Bでその高さ方向の位置規制をする突出部17cを
設けている。又,回転側ロータリートランスコア17a
は回転側ロータリートランスコア17aの端面Aとこの
端面Aと対向する軸受部材13の端面Cが直接接触する
よう軸受部材13に同軸的に固着されている。
【0010】以上のように構成された流体軸受シリンダ
装置について,以下にその動作について説明する。この
流体軸受シリンダ装置の軸受部材13,回転側ロータリ
ートランスユニット17を含む回転部が回転すると,固
定軸12,軸受部材13,スラストプレート14,潤滑
剤15によって構成される動圧軸受のポンピング作用に
より,回転部の求芯性が保たれ,固定側ロータリートラ
ンスユニット16と回転側ロータリートランスユニット
17の間で映像信号や音声信号の伝達が行われることは
従来例と同様である。さらに,回転側ロータリートラン
スコア17aの端面Aと軸受部材13の端面Cが直接接
触しているため,軸受部材13に対する回転側ロータリ
ートランスコア17aのフレ精度も良く,又本装置の小
型化も図ることができる。
【0011】以上のように本実施例によれば,回転側ロ
ータリートランスコア17aの上端面側を端面Aと端面
Aより大なる径を持つ端面Bから成る段付きの形状と
し,ロータリートランスターミナル17bには,回転側
ロータリートランスコア17aの端面Bでその高さ方向
の位置規制をする突出部17cを設け,回転側ロータリ
ートランスコア17aと軸受部材13は,回転側ロータ
リートランスコア17aの端面Aとこの端面Aと対向す
る軸受部材13の端面Cが直接接触するようにしたこと
より,軸受部材13と回転側ロータリートランスコア1
7aの固着が安定し、軸受部材13に対する回転側ロー
タリートランスコア17aのフレ精度が向上し,さらに
軸受部材13に対する回転側ロータリートランスユニッ
ト17の相対的高さが小さくなることより、本装置の小
型化も図ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から本発明は,軸受部材に対
する回転側ロータリートランスコアのフレ精度を向上さ
せ,さらに流体軸受シリンダ装置の小型化も図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る流体軸受シリンダ装置
の断面図
【図2】同一実施例の部分拡大断面図
【図3】従来の流体軸受シリンダ装置の断面図
【符号の説明】
11 固定シリンダ 12 固定軸 13 軸受部材 14 スラストプレート 15 潤滑剤 16 固定側ロータリートランスユニット 17 回転側ロータリートランスユニット 17a 回転側ロータリートランスコア 17b 回転側ロータリートランスターミナル 17c 突出部 A 回転側ロータリートランスコア17aの端面 B 回転側ロータリートランスコア17aの端面 C 軸受部材13の端面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒型ロータリートランスと,固定軸と,
    前記固定軸と同軸的に回転する軸受部材から成る流体軸
    受シリンダ装置であって,回転側ロータリートランスコ
    アの上端面側を第1の端面と前記第1の端面より大なる
    径を持つ第2の端面から成る段付きの形状とし,前記回
    転側ロータリートランスコアに巻かれた巻き線の処理を
    施す回転側ロータリートランスターミナルには,前記回
    転側ロータリートランスコアの第2の端面でその高さ方
    向の位置規制をする突出部を設け,前記回転側ロータリ
    ートランスコアと前記軸受部材は,前記回転側ロータリ
    ートランスコアの前記第1の端面と、前記第1の端面と
    対向する軸受部材の第3の端面が直接接触するように固
    着されることを特徴とする流体軸受シリンダ装置。
JP4205842A 1992-08-03 1992-08-03 流体軸受シリンダ装置 Expired - Fee Related JP3044937B2 (ja)

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JPH0650328A JPH0650328A (ja) 1994-02-22
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ID=16513620

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102559776B1 (ko) * 2021-08-17 2023-07-26 넥센타이어 주식회사 타이어용 고무 샘플링 툴

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102559776B1 (ko) * 2021-08-17 2023-07-26 넥센타이어 주식회사 타이어용 고무 샘플링 툴

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