JPH03312A - 動圧型流体軸受装置 - Google Patents

動圧型流体軸受装置

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Publication number
JPH03312A
JPH03312A JP13320689A JP13320689A JPH03312A JP H03312 A JPH03312 A JP H03312A JP 13320689 A JP13320689 A JP 13320689A JP 13320689 A JP13320689 A JP 13320689A JP H03312 A JPH03312 A JP H03312A
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JP
Japan
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bearing surface
bearing
lubricant
dynamic pressure
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP13320689A
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English (en)
Inventor
Nobutaka Maemura
前村 宜孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH03312A publication Critical patent/JPH03312A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は回転によって動圧を発生し、この動圧により
軸受機能を生じる動圧型流体軸受装置、特にスラスト軸
受の潤滑剤の散逸抑制に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図、第4図は例えば実開昭61−124719号公
報に示されたVTR(ビデオテープレコーダ)の回転ヘ
ッドアセンブリに適用した従来の動圧型流体軸受装置の
構成を示し、第3図はその回転ヘッドアセンブリの縦断
面図、第4図はスラスト軸受部材の軸受面を示す図であ
り、(1)は基台としての固定ドラム、(2)は固定ド
ラム(1)の中心部に固定ドラム(1)に対して同軸状
に圧入固定された固定軸であって、その一端(上端)に
固定軸(2)の軸芯に対して垂直な軸受面(201)を
有する。(202)は固定軸(2)の外周面にエツチン
グ等により形成されたスパイラルグループ、(3)は固
定軸(2)を介して固定ドラム(1)と同軸状に支持さ
れる回転ドラム、(4)は固定軸(2)に回転自在に嵌
装される軸穴(401)を有し、回転ドラム(3)に固
定されるスリーブ、(5)は固定軸(2)の軸受面(2
01)に対向してスリーブ(4)の上端面(402)に
固定されかつ軸受面(201)に対向して軸受面(50
1)を有するスラスト軸受部材、(502)はスラスト
軸受部材(5)の軸受面(501)〜にエツチング等で
凹状に形成されたスパイラルグループ、(6)、 を力
は固定軸(2)の外周面のスパイラルグループ(202
)とスリーブ(4)の軸穴(401)の内周面との間の
間隙および固定軸(2)の軸受面(201)とスラスト
軸受部材(5)の軸受面(501)との間の間隙に充填
された潤滑剤、(8)は回転ドラム(3)に固定された
磁気ヘッド、(9)は回転ドラム(3)を回転するモー
タであって、(901)はスリーブ(4)に固定された
マグ卑ット部、(902)は固定ドラム(1)に固定さ
れたコイル部である。また、(10)は磁気ヘッド(力
と固定部の信号処理装置(図示せず)との間で記録再生
信号を無接触で授受するロータリトランスであって、(
101)はスリーブ(4)に固定された回転側ロータリ
トランス、(102)は固定ドラム(1)に固定された
固定側ロータリトランスである。
次に動作について説明する。コイル部(902)に駆動
電流が流れると、回転ドラム(3)は固定軸(2)を中
心に回転を開始する。この回転に伴って潤滑剤(力はス
パイラルグループ(202)。
(502)の作用によって動圧を発生し、スパイラルグ
ループ(202)はラジアル軸受として、スパイラルグ
ループ(502)はスラスト軸受としてスリーブ(4)
を支承し、このスリーブ(4)は固定軸(2)と直接接
触することなく回転を行う。
この間、磁気ヘッド(8)は回転ドラム(3)と共に回
転し、固定ドラム(1)および回転ドラム(3)の外周
面上を螺旋状に案内されて走行する磁気テープ(図示せ
ず)に情報を記録し、または磁気テープに既に記録され
【いる情報をピックアップする。
上記スリーブ(4)の回転が停止すると、潤滑剤(7)
は動圧を発生しなくなる。
ここで上記に示したスリーブ(4)の回転時から回転停
止の状況をスラスト軸受について詳細に述べると、スリ
ーブ(4)の回転時は、スパイラルグループ(502)
での潤滑剤(7)の動圧効果によりスラスト軸受部材(
5)は固定軸(2)の軸受面(201)から約2μ賜浮
上した位置を保っており、この間隙に潤滑剤(力が介在
している。スリーブ(4)の回転が停止すると動圧効果
が無くなり、スラスト軸受部材(5)は固定軸(2)の
軸受面(201)に接する位置まで移動し、軸受面(2
01)。
(501)間の間隙に介在していた潤滑剤(7)は固定
軸(2)の外周面側に移動することになる。再びスリー
ブ(4)が回転すると、固定軸(2)の外周面側にあっ
た潤滑剤(7)はスパイラルグループ(502)による
動圧効果によりスパイラルグループ(502)の中心方
向に引き寄せられる。
このように潤滑剤(7)はスリーブ(4)の回転、停止
により介在場所を大きく変えるものである。
〔発明が解決りようとする課題〕
従来の動圧型流体軸受装置は以上のように構成されてお
り、スラスト軸受部材の軸受面と固定軸の軸受面との間
の潤滑剤が回転ドラムの回転、停止の多数回の繰り返し
により、固定軸の外周面側へ散逸してスラスト軸受部材
の軸受面と固定軸の軸受面との間に戻つ【くる量が減少
してくるので、十分な動圧効果を得ることができず、こ
れら両軸受面間に焼き付きが生じる恐れがあるという問
題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、長期使用においてもスラスト軸受部からの潤
滑剤の散逸が防止ないし抑制され、焼き付きなどの生じ
ない信頼性の高い動圧型流体軸受装置を得ることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る動圧型流体軸受装置は、スラスト軸受部
材の軸受面に、スラスト軸受のスパイラルグループより
外周位置にてスリーブの軸穴に連通して円環状の溝を形
成したものである。
〔作用〕
この発明における動圧型流体軸受装置では、回転中にス
ラスト軸受のスパイラルグループ部で動圧作用を発生し
ていた潤滑剤は、回転停止時には円環状の溝内に毛細管
現象により保持される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図および第2図につい
て説明する。第1図はこの発明の一実施例による動圧型
流体軸受装置を備えたVTRの回転ヘッドアセンブリの
主要部の拡大縦断面図、第2図は第1図のものにおける
スラスト軸受部材を第1図の線II−IIに沿って見た
図であり、上記従来のものと同一部分には同一符号を付
してその説明は省略する。
図において、(5A)は従来のものの(5)に対応する
スラスト軸受部材であり、その軸受面(501)にスパ
イラルグループ(502)が形成されていることは従来
のものと同様である。
(503)はスパイラルグループ(502)より外周位
置において、スリーブ(4)の軸穴(401)に連通し
てエツチング、研削等の適宜の手段で形成された円環状
の溝で、この溝は毛細管現象により潤滑剤(7)を保持
しうる大きさに形成されている。
次に動作について説明する。回転ドラム(3)の回転停
止時は、回転ドラム(3)の自重によりスラスト軸受部
材(5A)の軸受面(501)は固定軸(2)の軸受面
(201)と接触しており、潤滑剤(7)はスパイラル
グループ(502)の外周位置にて円環状に形成された
溝(503)内に毛細管現象により保持されている。
回転ドラム(3)が固定軸(2)を中心に回転(矢印(
11)の方向)を始めると、スパイラルグループ(50
2)の作用により潤滑剤(7)は溝(503)からスパ
イラルグループ(502)の中心方向へ圧送され、スラ
スト軸受部材(5A)の軸受面(501)と固定軸(2
)の軸受面(201)との間で動圧を発生する。この動
圧により、スラスト軸受部材(5A)は固定軸(2)の
軸受面(201)から約2μ譚浮上し、回転ドラム(3
)は固定軸(2)と非接触にて円滑に回転することがで
きる。
回転ドラム(3)の回転が停止すると、潤滑剤(7)の
動圧効果により浮上していたスラスト軸受部材(5A)
は固定軸(2)の軸受面(201)と接触し、上記スラ
スト軸受部材(5A)の軸受面(501)と固定軸(2
)の軸受面(201)との間隙に介在していた潤滑剤(
力は毛細管現象により、軸穴(401)の上端部を通っ
て溝(503)内へ移動して溝(503)内に保持され
る。
なお、上記実施例では動圧型流体軸受装置をVTR(ビ
デオテープレコーダ)のドラムに適用した場合を説明し
たが、例えばディスクスピンドルやターンテーブルのよ
うな他の回転体に適用しても、上記実施例と同様の効果
を得ることができる。また、スパイラルグループ(50
2)はスラスト軸受部材(5A)に形成したものを示し
たが、固定軸(2)の軸受面(201)に形成しても良
い。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば円環状の溝を、スラス
ト軸受のスパイラルグループ外周位置にてスリーブの軸
穴と連通し【形成するという極めて簡単な構成により、
スリーブの回転、停止を多数回の繰り返しも、スラスト
軸受に必要な量の潤滑剤を上記溝内に保持することがで
き、焼き付きなどの問題の生じない信頼性の高い動圧型
流体軸受装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による動圧型流体軸受装置
を備えたVTRの回転ヘッドアセンブリの主要部の拡大
縦断面図、第2図は第1図のものにおけるスラスト軸受
部材を第1図の線■−■に沿って見た図、第3図は従来
の動圧型流体軸受装置を備えたVTRの回転ヘッドアセ
ンブリの縦断面図、第4図は第3図のもののスラスト軸
受部材の軸受面を示す図である。 図において、(1)は基台(固定ドラム)、(2)は固
定軸、(201)はその軸受面、(4)はスリーブ、(
401)はその軸穴、(5A)はスラスト軸受部材、(
501)はその軸受面、(502)はスパイラルグルー
プ、(503)は円環状の溝、(力は潤滑剤である。 なお、 各図中、 同一符号は同一、 又は相当部 分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基台に固定されかつ軸芯に対して垂直な軸受面を
    一端に有する固定軸と、この固定軸に回転自在に嵌装さ
    れる軸穴を有するスリーブと、このスリーブに固定され
    上記軸受面に対向して設けられたスラスト軸受部材とか
    ら構成され、上記軸受面またはこの軸受面に対向したス
    ラスト軸受部材の軸受面のいずれかにスパイラルグルー
    プが形成され、上記の両軸受面間に潤滑剤を配してなる
    動圧型流体軸受装置において、上記スラスト軸受部材の
    軸受面に、上記スパイラルグループより外周位置にて上
    記スリーブの軸穴に連通して円環状の溝を形成したこと
    を特徴とする動圧型流体軸受装置。
JP13320689A 1989-05-26 1989-05-26 動圧型流体軸受装置 Pending JPH03312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13320689A JPH03312A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 動圧型流体軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13320689A JPH03312A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 動圧型流体軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03312A true JPH03312A (ja) 1991-01-07

Family

ID=15099213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13320689A Pending JPH03312A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 動圧型流体軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03312A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5399141A (en) * 1991-07-23 1995-03-21 Koyo Seiko Co., Ltd. Roller supporting structure using a dynamic pressure
EP1061310A2 (en) 1999-06-17 2000-12-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Installation method for indoor unit of air conditioner

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5399141A (en) * 1991-07-23 1995-03-21 Koyo Seiko Co., Ltd. Roller supporting structure using a dynamic pressure
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