JPH04109418A - 回転ドラム装置及びこれを用いたオーディオ・ビデオ機器 - Google Patents

回転ドラム装置及びこれを用いたオーディオ・ビデオ機器

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JPH04109418A
JPH04109418A JP2225045A JP22504590A JPH04109418A JP H04109418 A JPH04109418 A JP H04109418A JP 2225045 A JP2225045 A JP 2225045A JP 22504590 A JP22504590 A JP 22504590A JP H04109418 A JPH04109418 A JP H04109418A
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JP
Japan
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drum
tape
rotating drum
fixed drum
tape guide
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JP2225045A
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English (en)
Inventor
Masaharu Ono
正治 小野
Hiroaki Ono
裕明 小野
Tomomi Okamoto
知巳 岡本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 口産業上の利用分野] 本発明は、業務用並びに家庭用VTRの回転ドラム装置
に関する。
[従来の技術] VTRの回転ドラム装置において、上回転ドラム方式の
回転ドラムでは、上ドラムが回転するため、テープと上
ドラムとの相対速度のためにエアフィルムがその間で形
成される。エアフィルムが形成されることにより、テー
プはドラムと直接密着すすることなく走行しているため
ドラム周りにおけるドラムとテープとの摩擦係数は軽減
され、かつテープにもキズが付きにくくなる。また、回
転ドラムの摩耗も少ない。
しかし、エアフィルムが、ある値以上に大きくなるとド
ラムからのテープの浮上が大きくなり、ヘッドの突出量
が、相対的に小さくなる。テープに対するヘッドの突出
量が小さくなると、ヘッドのテープに対する面圧が小さ
くなり、ヘッドとテープとのタッチが悪くなり、いわゆ
るテープに対するヘッドタッチ不良がおこる。
とくに業務用VTR等においては、高速回転型のドラム
を用いる場合が多い。こうした回転ドラムでは、テープ
とドラム間の相対速度が大きいため、従来技術のままで
はエアフィルムが大きくなり、ヘッドタッチ不良の原因
となる。
このような理由から、回転ドラム装置において、エアフ
ィルムの適正化は重要な課題である。
このようなエアフィルムの適正化技術として、従来から
用いられているものの一つは、例えば特開昭61−21
4271号公報にも見られる。本技術は、同公報第2図
に示されるように、上回転ドラム16の表面に溝17を
設け、その溝から空気を逃がし、エアフィルムを小さく
する方法である、 また、特開昭60−645号公報に示さ九るように、回
転ドラムのヘッド周辺部を切り欠いてなくしたものも提
案されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術では、上回転ドラムの回転数が上がった場
合、増加したエアフィルムの低減のために、溝の本数を
増やしたり、または溝を深くしたりして、溝の断面積を
大きくしなければならない。
しかし、溝の断面積を大きくした場合、空気の層がドラ
ム表面で不均一となり、とくに溝付近でエアフィルムが
急激に低減され、磁気テープはそこで応力を受けて変形
することになる。
磁気テープは、回転ドラム装置に設けた螺旋状のリード
部に沿わせることにより、磁気テープにある角度を持っ
て走行させているが、磁気テープに応力がかかり変形す
るとリード部に沿わせずらくなる。このため、磁気テー
プをリードに沿わせるためには、走行系により、磁気テ
ープをむりやり下方向へ規制しなけガばならなくなり、
その規制力により磁気テープのダメージが増大すること
になる。
また、磁気テープの応力分布が不均一のため磁気ヘッド
4と磁気テープのタッチ状態も安定にならず再生出力の
変化がおきる。
本発明は、高速回転型ドラム装置を二おける磁気テープ
とドラム間のエアフィルムを小さくして磁気ヘッド4と
磁気テープのタッチの安定化を図るとともに、磁気テー
プの急激な磁気テープの変形を少なくし、磁気テープの
保護を行う。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、ドラムのヘッド近傍のテ
ープ走行面を、他の走行面よりもその径を小さくしすな
わち磁気ヘッドの回転中心軸側に近づけた構成にするこ
とにより達成される。
[作用] ベツドタッチ不良はヘッドとテープの接触力の不足によ
って生ずるが、上記のようにヘッド近傍においてドラム
径を小さくすることにより、ヘット近傍において、磁気
テープとドラム間のエアフィルムが小さくなり、磁気ヘ
ッドと磁気テープの接触状態は安定なものとなる。さら
に磁気テープは急激な変形をしなくなる為、磁気テープ
を保護できると共に、磁気テープの走行調整も簡単にな
る。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
業務用VTRにおいては、大口径及び、高速回転ドラム
となることが多く、磁気テープ9と磁気ヘッド4の相対
速度が非常に大きくなるため、磁気テープ走行面におい
て磁気ヘッド4だけが高速摺動する、第1図に示すよう
な、構造の回転ドラム装置がエアフィルム110発生が
少ないため、磁気ヘッド4と磁気テープ9のタッチは有
利となる。
第1図は、本発明による回転ドラム装置の一実施例を示
す断面図であって、下固定ドラム2に軸受5a、5bを
介してシャフト6が取付けられている。このシャフト6
はディスク7に圧入され。
モータ13によって高速回転している。このディスク7
に取付けられた中回転ドラム8上には、磁気ヘット4が
取り付けられており、磁気ヘッド4と磁気テープ9は、
高速摺動をしている。磁気ヘッド4は、磁気テープ9に
記録されている信号を読みだし、ディスク7に固定され
ているロータリトランス]、 5 aから下固定ドラム
2に固定されているロータリトランス15bに信号を通
して、本実施例には記載されていないが信号処理回路に
信号を送る構造になっており、磁気テープ9に記録する
時は逆の流れでおこなわれる。また、下固定ドラム2に
取付けられたアーム10によって、上固定ドラム1が取
り付けられている。
本発明は、ドラムのテープ走行面を、ヘッド近傍に近づ
くに従い径が小さくなるように段差を設け、磁気ヘッド
の回転中心軸方向に対し複数平面で構成することにより
、テープダメージを小さくするものである。
第3図及び第4図に従来構成の場合と本発明の構成の場
合との比較を示す。第3図はテープ走行面を複数下面で
構成してない従来の場合のテープ変形を示した図である
。上固定ドラム1のエツジ部1a及び、下固定ドラム2
のエツジ部2aでは磁気テープ9は急激に変形している
ため、特に。
磁気ヘッド4が回転しない時などは、エアフィルム11
は1発生しないのでドラムのエツジ部1a。
2aに当たりやすくなり、磁気テープ9にキズが付きや
すくなる。
それに対して第4図は本発明の第1の実施例構成を示し
、テープ走行面を、上固定ドラム1と下固定ドラム2の
間にできるすきまに近づくに従い径を小さくしたテーパ
12a、12bを設けることにより、磁気テープ9がエ
ツジ部1a、2aで急激に変化しにくくなるため、エア
フィルム11が発生してない時でも、磁気テープ9はド
ラムのエツジ部1a、2aに当たりにくくなる。
また、本発明の第2の実施例を第5図により説明する。
第4図に示すテーパ12a、12bの代わりに、段差1
4a、14bを設けてやっても同等の効果が得られる。
前述のテーパ12a、12bまたは、段差14a、14
.bは、57.1 m 〜F50μm程度が適当な値で
ある。また、これらテーパまたは段差は、上固定ドラム
1及び、下固定トラム2のどちらか一方にだけ設けた場
合でも上記と同じ効果が得られる。
本発明の第3の実施例を第6図により説明する3上記第
1の実施例との違いは、中回転ドラム8がテープ走行面
に巻装されている点であり、その他は同し構成である。
テープ走行面においては、中回転ドラム8と磁気ヘッド
4が高速で回転している。高速回転している部分の表面
積がテープ走行面に比べて小さいため、エアフィルム1
1もノ]1さくなり磁気ヘッド4と磁気テープ9のタッ
チは有利となる。さらに。
中回転ドラム8の径を、第7図に示すように下固定ドラ
ム2及び、上固定ドラム1より小さくしているため、高
速回転により空気が巻き込まれてエアフィルム11が中
回転ドラム8の表面に発生しても、磁気ヘッド4と磁気
テープ9のタッチは安定となる。
第8図は、第7図の構成において、さらに、」二固定ド
ラム】及び、下固定トラム2のテープ走行面内のエツジ
部la、2aに、テーパ12a、12bを設けたもので
、中回転トラム8が静止しでいても磁気テープ9は上固
定ドラム1のエツジ部1a及び、下固定ドラム2のエツ
ジ部2aに当たらないので磁気テープ9のダメージが小
さい。第9図は、第8図のテーパ12a、12bの代わ
りに、段差]、4a、14bを設けたもので、第8図に
示す構成における場合と同等の効果がある。上記のテー
パ12a、12b及び、l9N1.4 a 、 14b
はどちらか一方につけても効果があり、中回転ドラム8
をテーパにしてもよい。前述のテーパ1.2a、12b
及び、段差14.a、]、4bは5μm〜50μmとす
るのが適当であることを実験的に確認済である。
[発明の効果] 本発明による回転ドラム装置では、ヘッド近傍において
ドラム径が小さいので、従来の回転ドラム装置に対し、
高速回転時においても、ヘッド近傍のエアフィルムを低
減できるため、良好にヘッドとテープのタッチを得るこ
とができる。また、磁気テープへの応力を小さくてきる
ため、磁気テープの走行調整が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例を示す図で5上固定力
式の回転ドラム装置の構造断面図、第2図は、従来例を
示す図で、上回転方式の回転トラム装置の構造断面図、
第3図は、従来の上固定ドラム装置のテープ走行面の拡
大断面図を示す図、第4図は、本発明の第1の実施例の
上固定方式のドラム装置のテープ走行面の拡大断面図を
示す図、第5図は、本発明の第2の実施例の上固定方式
のドラム装置のテープ走行面の拡大断面図を示す図、第
6図は、本発明の第3の実施例を示す図で、中回転方式
の回転ドラム装置の構造断面図、第7図は、本発明の第
3の実施例の中回転方式のドラム装置のテープ走行面の
拡大断面図を示す図、第8図は、本発明の第4の実施例
の中回転方式のドラム装置のテープ走行面の拡大断面図
を示す図、第9同は、本発明の第5の実施例の中回転方
式のドラム装置のテープ走行面の拡大断面図を示す図で
ある。 1・・・・上固定ドラム、2・・・・・下固定ドラム、
7・・デ、スフ、8・ ・・中回転ドラム、12a、1
2し・・・子−パ、14a、14b・・・・・段差。 第1図 7・・・・・・ディスク 第2図 6・・・・・・シャフト 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外表面部に巻装された記録媒体としてのテープに対
    し、回転する磁気ヘッドで信号を記録または再生する回
    転ドラム装置であって、外周面内にテープの走行を案内
    する第1の テープ案内面を有する円筒状の上固定ドラムと、 該上固定ドラムの下方にあって該上固定ド ラムに同心状に配され、上記テープの幅方向の走行位置
    を規制するリード部と、上記テープの幅方向の中間部の
    面が、少なくとも、該テープの幅方向の上端部の面及び
    下端部の面よりも、上記磁気ヘッドの回転中心軸寄りに
    近づいた曲面形状とされて巻装される構成を有する第2
    のテープ案内面とを備えた下固定ドラムと、 を有する構成を特徴とする回転ドラム装置。 2、上記上固定ドラムは、 上記第1のテープ案内面が、上記磁気ヘッ ドの回転中心軸方向に、上側に半径の大きい平面、下側
    に半径の小さい平面が配されて成る複数の平面で構成さ
    れている、請求項1に記載の回転ドラム装置。 3、上記下固定ドラムは、 上記第2のテープ案内面が、上記磁気ヘッ ドの回転中心軸方向に、上側に半径の小さい平面、下側
    に半径の大きい平面が配されて成る複数の平面で構成さ
    れている、請求項1または請求項2に記載の回転ドラム
    装置。 4、上記上固定ドラムと、上記下固定ドラムとの中間部
    にあって該両ドラムに対し同心状に、少なくとも上記上
    固定ドラムの上記第1のテープ案内面と略同一径の外周
    面を備えた回転ドラムを有する構成である、請求項1、
    2または3に記載の回転ドラム装置。 5、上記上固定ドラムは、 上記第1のテープ案内面が、半径の小さい 平面として、上記下固定ドラムの上記第2のテープ案内
    面の配された方向に半径が減縮された形状の第1のテー
    パ面を備えた構成である、請求項2、3または4に記載
    の回転ドラム装置。 6、上記下固定ドラムは、 上記第2のテープ案内面が、半径の小さい 平面として、上記上固定ドラムの上記第1のテープ案内
    面の配された方向に半径が減縮された形状の第2のテー
    パ面を備えた構成である、請求項3、4または5に記載
    の回転ドラム装置。 7、上記上固定ドラムは、 上記第1のテープ案内面が、上記半径の大 きい平面と上記半径の小さい平面とにおける相互間の径
    寸法の差が5μmないし50μmとされた構成である、
    請求項2、3、4、5または6に記載の回転ドラム装置
    。 8、上記下固定ドラムは、 上記第2のテープ案内面が、上記半径の大 きい平面と上記半径の小さい平面とにおける相互間の径
    寸法の差が5μmないし50μmとされた構成である、
    請求項3、4、5、6または7に記載の回転ドラム装置
    。 9、請求項1に記載の回転ドラム装置を用いたオーディ
    オ・ビデオ機器。
JP2225045A 1990-08-29 1990-08-29 回転ドラム装置及びこれを用いたオーディオ・ビデオ機器 Pending JPH04109418A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0600257A2 (en) * 1992-11-30 1994-06-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Rotary head device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0600257A2 (en) * 1992-11-30 1994-06-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Rotary head device
EP0600257A3 (en) * 1992-11-30 1994-12-07 Mitsubishi Electric Corp Device with a rotating head.

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