JP3044934U - 節水効果測定器 - Google Patents

節水効果測定器

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JP3044934U
JP3044934U JP1997005674U JP567497U JP3044934U JP 3044934 U JP3044934 U JP 3044934U JP 1997005674 U JP1997005674 U JP 1997005674U JP 567497 U JP567497 U JP 567497U JP 3044934 U JP3044934 U JP 3044934U
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JP1997005674U
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Inventor
節朗 三輪
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三輪運輸工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 単位時間当たりの貯水量が判るようにし
た透明合成樹脂製の容器1の蓋体3に、節水部品4を装
着した管路と、節水部品4を装着していない管路とを設
けると共に、これら管路に水道水の流出の開始と停止を
行うための水栓8a、8bをそれぞれ取り付け、さらに
水道水の供給を行うための導入ホース11が連結された
元栓9から配管された分岐管10を前記水栓8a、8b
に連結したものとしている。 【効果】 節水部品を装着した管路と装着していない管
路に、実際に通水して両管路における水道水の流動状態
並びに単位時間当たりの流量を容易に対比することがで
きるものとなった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、節水部品を装着した管路と装着していない管路との節水効果を容 易に対比することができるようにした節水効果測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、水道栓における流量を抑制するために、配管内や水栓器具に装着する節 水部品として、例えば実用新案登録第3006950号に掲載されたようなもの が存在する。この節水部品4は、図3、4に示したように、筒状の管の内断面に 内装するように柱状に形成され、流入側の面と流出側の面とをそれぞれ凹面状に 形成し、流入側の凹面部分14aと流出側の凹面部分14bを少なくとも二本の 貫通孔15、15で連通させたものとしている。
【0003】 そのため、前記節水部品4では、筒状の管の内径は二本の貫通孔15、15の 合計の断面積に絞られるので、それに応じて流量が制限されるが、流入側の凹面 部分14aによって貫通孔15、15へ導かれた水流を、流出側の凹面部分14 bによって拡散するようにしているので、見た目には流量が変わらないようにな っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そのため、このような節水部品を配管内や水栓器具に装着しても、見た目には 流量が変わらないが、実際には水流内部の密度が低下して流量が減少しており、 充分な節水効果が発揮されているのに、それを確認することができないという課 題を有していた。
【0005】 そこで、この考案は、上記従来の課題を解決するものであり、節水部品を装着 した管路と装着していない管路に、実際に通水して水道水の流動状態並びに単位 時間当たりの流量を容易に対比することができる節水効果測定器を提供すること を目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、この考案の節水効果測定器は、単位時間当たりの水道水の貯水量が 判るようにした透明合成樹脂製の容器1の蓋体3に、節水部品4を装着した管路 と、節水部品4を装着していない管路とを設けると共に、これら管路に水道水の 流出の開始と停止を行うための水栓8a、8bをそれぞれ取り付け、さらに水道 水の供給を行うための導入ホース11が連結された元栓9から配管された分岐管 10を前記水栓8a、8bに連結したものとしている。
【0007】 さらに、この考案の節水効果測定器は、前記容器1の下部に水道水を排出する ための排水ホース12を取り付けると共に、前記容器1の上部にオーバーフロー 用の排水ホース13を取り付けたものとすることができる。
【0008】 また、この考案の節水効果測定器は、前記容器1または蓋体3に、水道水の供 給時間を測定するタイマーを備えたものとするのが機能的である。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の節水効果測定器の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明 する。
【0010】 先ず、この考案の節水効果測定器は、水道水を貯留するようにした容器1の側 面に、貯水量が一目で判るようにした目盛2が付けられている。前記容器1は、 透明アクリル板等の透明合成樹脂製としており、容器1内を目視できるようにし ている。
【0011】 前記容器1には、蓋体3が被せられている。この蓋体3には、節水部品4を装 着した流出管5aと、節水部品4を装着していない流出管5bとがそれぞれ支持 体6により支持されることにより設けられている。これら流出管5a、5bの先 端部は、前記蓋体3に設けられた通孔7、7から、容器1の内部に差し込まれて いる。また、これら流出管5a、5bの後端部には、水道水の流出の開始と停止 を行うための水栓8a、8bが取り付けられている。さらに、これら水栓8a、 8bには、元栓9から配管された分岐管10が連結されている。そして、この元 栓9には、水道栓(図示せず)に接続され、水道水の供給を行うための導入ホー ス11が連結されている。
【0012】 また、前記容器1の下部には、貯水量を測定した後に、水道水を排出するため の排水ホース12を取り付けたものとしており、前記容器1の上部には、オーバ ーフロー用の排水ホース13を取り付けたものとしている。
【0013】 前記蓋体3は、透明としても不透明としてもよいが、透明にした方が流出管5 a、5bからの水道水の流出具合を目視し易いものとなる。
【0014】 前記節水部品4は、既述したように、筒状の管の内断面に内装するように柱状 に形成され、流入側の面と流出側の面とをそれぞれ凹面状に形成し、流入側の凹 面部分14aと流出側の凹面部分14bを少なくとも二本の貫通孔15、15で 連通させたものとしている。なお、前記節水部品4は、図示した例では流出管5 aに装着したものとしているが、水栓8aの管路内等に装着したものとしてもよ い。
【0015】 さらに、この考案の節水効果測定器は、水道水の供給時間を測定するタイマー (図示せず)を容器1の側面や蓋体3の上面等の適当な個所に備えたものとする ことができる。前記タイマーは、一定時間経過するとブザーが鳴り始めるように して、単位時間当たりの流量を測定し易くしたものとするのが好ましい。
【0016】 以上のように構成されたこの考案の節水効果測定器は、以下に示す手順により 使用される。
【0017】 先ず、水道栓(図示せず)に導入ホース11を接続し、水道水の流出の開始と 停止を行うための水栓8a、8bが閉状態であることを確認して、水道栓を開状 態にする。
【0018】 そして、節水部品4を装着した流出管5aに取り付けられた水栓8aが閉状態 であることを確認して、節水部品4を装着していない流出管5bに取り付けられ た水栓8bを全開状態にする。
【0019】 さらに、容器1の下部に取り付けられた排水ホース12が上方に向けられ止水 状態にセットされているのを確認して、元栓9を開状態にし、例えば一分間経過 後にブザーが鳴り始めるようにセットしたタイマーを同時に起動させる。
【0020】 前記タイマーのブザーが鳴り始めた時点で、元栓9を閉状態にし、容器1内の 貯水量を、容器1の側面に付けられた目盛2で測定し、水道栓からの水道水の一 分間当たりの流量を確認する。
【0021】 前記流量を確認した後、排水ホース12を下方に向けて排水状態にセットし、 容器1内の水道水を排出する。排出完了後、再び排水ホース12を上方に向け止 水状態にセットする。
【0022】 次に、節水部品4を装着していない流出管5bに取り付けられた水栓8bが閉 状態であることを確認して、節水部品4を装着した流出管5aに取り付けられた 水栓8aを全開状態にする。
【0023】 そして、前記節水部品4を装着した流出管5aに取り付けられた水栓8aの場 合と同様の操作をして、容器1内の貯水量を、容器1の側面に付けられた目盛2 で測定し、水道栓からの水道水の一分間当たりの流量を確認する。
【0024】 前記流量を確認した後、排水ホース12を下方に向けて排水状態にセットし、 容器1内の水道水を排出する。排出完了後、再び排水ホース12を上方に向け止 水状態にセットする。
【0025】 このようにすれば、節水部品4を装着した流出管5aと、節水部品4を装着し ていない流出管5bからの見た目の流量が変わらなくても、実際にそれぞれの流 出管5a、5bから流出した水道水の流量を対比することができ、節水部品4に よって充分な節水効果が発揮されているのが確認できる。
【0026】
【考案の効果】
この考案の節水効果測定器は、以上に述べたように構成されているので、節水 部品を装着した管路と装着していない管路に、実際に通水して両管路における水 道水の流動状態並びに単位時間当たりの流量を容易に対比することができるもの となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の節水効果測定器の全体斜視図であ
る。
【図2】節水部品を装着した流出管端部の断面図であ
る。
【図3】水道水の流量を抑制するための節水部品の斜視
図である。
【図4】水道水の流量を抑制するための節水部品の断面
図である。
【符号の説明】
1 容器 3 蓋体 4 節水部品 8a 水栓 8b 水栓 9 元栓 10 分岐管 11 導入ホース 12 排水ホース 13 排水ホース

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位時間当たりの貯水量が判るようにし
    た透明合成樹脂製の容器(1)の蓋体(3)に、節水部
    品(4)を装着した管路と、節水部品(4)を装着して
    いない管路とを設けると共に、これら管路に水道水の流
    出の開始と停止を行うための水栓(8a、8b)をそれ
    ぞれ取り付け、さらに水道水の供給を行うための導入ホ
    ース(11)が連結された元栓(9)から配管された分
    岐管(10)を前記水栓(8a、8b)に連結したこと
    を特徴とする節水効果測定器。
  2. 【請求項2】 前記容器(1)の下部に水道水を排出す
    るための排水ホース(12)を取り付けると共に、前記
    容器(1)の上部にオーバーフロー用の排水ホース(1
    3)を取り付けたことを特徴とする請求項1記載の節水
    効果測定器。
  3. 【請求項3】 前記容器(1)または蓋体(3)に、水
    道水の供給時間を測定するタイマーを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の節水効果測定器。
JP1997005674U 1997-07-01 1997-07-01 節水効果測定器 Expired - Lifetime JP3044934U (ja)

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